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北府中の人気店「中華蕎麦 ひら井」のつけ蕎麦を宅麺でお取り寄せしました。 ずっと気になっていた一杯だったのですが、結論から言えば、これは宅麺の中でも本当におすすめできる一杯。食べ終わったあと、心から「また頼みたい」と思える内容でした。 まずスープ。一般的につけ麺というと魚介系が主流ですが、こちらの一杯は動物系100%のスープ。 一口目からガツンと旨味が押し寄せるのに、全くくどさがない。むしろ、レンゲでスープをすくう手が止まらず、どんどん飲みたくなる後引く旨さが印象的でした。鶏と豚の濃厚な出汁感はあるものの脂っこさはなく、味のキレもよく、完成度の高さがひと口ごとに感じられます。 麺は極太の自家製麺。なんと17〜20分という長めの茹で時間が推奨されており、最初は驚きましたが、その理由は食べて納得。茹で上がりは見事な艶感、しっかりとした噛みごたえ、小麦の香りがふわっと広がり、ただの“太麺”という一言では片付けられないクオリティでした。 水でしっかり締めることで、さらにその弾力と風味が際立ちます。スープとの絡みも抜群で、口に運ぶたびに「この組み合わせ、やっぱりうまいな」としみじみ感じさせてくれました。 付属のチャーシューは柔らかく、肉の旨味がしっかりと広がります。具材のバランスもしっかり考えられていて、宅麺とは思えない完成度でした。 全体として、動物系100%の濃厚スープ、極太でもちもちの麺、全てがしっかりと計算されて作られた一杯。宅麺でいろいろ試している方も、これはぜひ一度食べてみてほしい。万人受けするというより、“ラーメン好き”“つけ麺好き”の心に刺さるタイプの一杯だと思います。 次はぜひお店にも伺ってみたいですし、再度宅麺でリピートも確定。 本当におすすめできるつけ蕎麦でした!
2025/06訪問
1回
巣鴨の住宅街にひっそりと佇む「麺創庵 砂田」さんへ。 2024年ラーメンWalker東京グランプリで銅賞を受賞し、食べログ百名店にも選ばれている実力店ながら、朝8時から営業という珍しいスタイルも魅力的です。 土曜の朝10時ごろに訪問。 並びは5名ほどでしたが、店内はカウンター6席のみ、しかもワンオペ営業。高齢の来客も多いためか、回転はかなりゆっくり。着丼まではおよそ50分ほどかかりましたが、この静かな空気の中で過ごす時間もまた、この店の魅力のひとつだと感じます。 注文したのは「中華そば(麺半分)」。 まず驚かされたのはスープ。 無化調と聞いていたので、もっと淡い味を想像していたのですが、鶏の旨みがガツンと広がり、想像以上に力強い味わい。名古屋コーチンをはじめとする銘柄鶏の旨みがぎゅっと詰まっていて、「うますぎる」と思わず口にしてしまうほどの美味しさでした。焦がしネギの香ばしさが程よく効いていて、淡麗系でありながらインパクトもあります。 麺は自家製の手揉み麺。細めながらももちもちとした食感が心地よく、スープを優しく抱え込みながらするすると喉を通っていきます。麺もスープも、どちらも主張しすぎず、それでいて抜群に美味しい。食べ終わる頃には「また来たい」と素直に思わせてくれる完成度です。 チャーシューは炭火焼きで仕上げた豚肩ロースとモモの2種。香ばしさと肉の旨みがしっかりと感じられ、シンプルなスープとの対比が楽しい仕掛けになっています。メンマも素材の味を大切にした控えめな味付けで、全体のバランスを壊さない。 朝からこんなに丁寧でおいしいラーメンに出会えるなんて、ちょっとした感動です。 回転はゆっくりですが、それを補って余りある価値がある。ここは本当におすすめしたいお店です。
2025/06訪問
1回
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2024 選出店
新大塚、向原、大塚駅前/インド料理、インドカレー
「欧風カレーのほうが好きかも」——そんな自分の中の前提が、音を立てて覆された夜。 東京・新大塚にある人気スパイス料理店「カッチャル バッチャル」で味わったのは、ただのインド料理でもなく、いわゆる“エスニック”の枠にも収まりきらない、“唯一無二のカレー体験”でした。 今回注文したのは、 ● バターチキンカレー ● スパイシーマトンカレー ● チーズクルチャ ● プレーンナン 料理が運ばれてきた瞬間から、香りがもう違う。スパイスの香りが立ち上るのにどこか重たくなくて、期待と興奮が高まっていく。 ⸻ ◆ バターチキンカレー これは…本当にうまい。 いわゆる“濃厚・甘め・クリーミー”なバターチキンとは一線を画していて、マイルドでありながらスパイスの粒立ちが鮮明に感じられる絶妙なバランス。 甘さは控えめなのにコクが深く、奥の方でほんのりトマトの酸味が支えているから、後味がとても軽やか。 そして驚いたのが、鶏肉の存在感。 よくあるパサついた小さな鶏肉ではなく、しっかりジューシーなゴロッとした塊がごろごろ。バターの風味と鶏の旨味、そしてスパイスの香りが絡み合い、スプーンを動かす手が止まらない。定番メニューながら、明らかに“次元が違う”仕上がり。 ⸻ ◆ スパイシーマトンカレー “スパイシー”といっても、ただ辛いだけではなく、じんわりとした温かさと奥深い香りが口の中に広がってくるタイプ。 どのスパイスが主張しすぎるわけでもなく、全体としてバランスが取れていて、ふとした瞬間に「あ、香りが変わった」と気づくような複雑さがあるのが面白い。 そして何より印象的だったのが、マトンの美味しさ。 独特のクセは一切なく、柔らかく煮込まれた肉がごろっと入っていて、噛むごとに旨味がじんわりと滲み出てくる。 マトン=上級者向けというイメージがある方でも、ここなら安心して頼めると思います。 ※なお、パクチーが入っているので、苦手な方は注文時に伝えると◎ ⸻ ◆ チーズクルチャ これは“反則級”。 ふわっと焼き上がった生地に、とろとろのチーズとガーリックの香ばしさがぎっしり詰まっている。 ナンやライスの枠を超えて、もうこれ単体で一品料理として成立しているレベル。 「スパイス×チーズ」の組み合わせってこんなに合うんだと、ひと口目で心を掴まれました。これを目当てにリピートする人が多いのも納得。 ⸻ ◆ プレーンナン チーズクルチャの印象が強すぎて地味に思われがちだけど、このナンも名脇役。 甘みがふんわり香る生地は、どんなカレーとも相性がよく、カレーのスパイスを受け止めながらも主張しすぎない。 シンプルに“美味しいナン”です。 ⸻ ちなみに今回は土曜夜にふと思い立って電話をしてみたら、「1時間だけならOK」とのことで奇跡的に滑り込めました。 その後もひっきりなしに予約の電話が入っていたので、基本は事前予約が必須だと思います。 ⸻ 正直、これまでスパイス系カレーにちょっと壁を感じていた自分が、心から“また来たい”と思えるお店に出会えたことが嬉しい。 素材、火入れ、香り、食感、余韻…どれをとっても“カレー以上”の満足感がありました。 「スパイスって奥深い」「カレーって自由だ」 そんな気づきをもらえる、まさに“体験するカレー店”。 カレー好きにも、そうでない人にも、このお店の名前はぜひ覚えておいてほしい。 食べログ百名店の肩書きは、伊達じゃない。
2025/05訪問
1回
札幌の名店「すみれ」の暖簾分けとして知られる、船堀「大島」の味噌ラーメンを宅麺で注文。札幌で初めて味わったときの感動が忘れられず、今でも味噌ラーメンの頂点だと思っている一杯。その系統の味を自宅で楽しめるとは、なんとも贅沢な体験でした。 まず、スープの一口目から味噌の濃厚なコクがガツンとくる。豚骨や野菜の旨みがしっかりと溶け込んでおり、そこにキレのある味噌が重なり、奥深い味わいを生み出している。味噌ラーメン特有の重厚感はありながら、くどさを一切感じさせない。むしろ、飲み進めるほどに旨みが増し、最後までスープを楽しめるのが特徴的。これぞ札幌味噌ラーメンの王道であり、理想形だと改めて実感しました。 麺はワシワシとした食感が楽しい中太ちぢれ麺。スープとの絡みが抜群で、しっかりと味噌の旨みを引き連れてくる。もちもち感と弾力があり、噛むたびに小麦の香りが広がるのがたまらない。特に味噌ラーメンとの相性を考え尽くされた麺で、スープの存在感に負けない力強さを持っています。王道の札幌味噌ラーメンを求めるなら、この麺の存在は欠かせません。 そして、トッピングの大ぶりなチャーシューもまた印象的。見た目のインパクトがあるだけでなく、一口噛むとほろっと崩れる柔らかさ。味噌スープの風味がしっかりと染み込み、豚の旨みが口の中いっぱいに広がる。ラーメンとの一体感も抜群で、しっかりとした食べ応えがありながら、決して重たすぎない絶妙な仕上がり。 また、すみれ系の味噌ラーメンといえば、表面に厚く浮かぶラードの層が特徴的ですが、大島のスープは油の量が控えめで、比較的食べやすいのもポイント。濃厚なコクをしっかりと感じながらも、スルスルと飲みやすく、最後まで美味しく味わえる。重たすぎず、食べやすさを兼ね備えた「すみれ系味噌ラーメン」として、より万人受けする仕上がりになっていると感じました。 そして、最後に試したのがおじや。ラーメンを食べ終えた後、残ったスープにご飯を投入し、軽く煮込むだけで、味噌のコクとご飯の甘みが絶妙にマッチ。スープの旨みを余すことなく楽しめる、至高の締め。もはや、これを前提にしてスープを少し残しておくべきだと思うほどの美味しさでした。 宅麺でこのクオリティを楽しめるのは、本当に驚き。理想の味噌ラーメンを自宅で味わうという贅沢を存分に堪能しました。すみれの系譜を受け継ぎながらも、油のバランスを調整することで、より食べやすく進化した「大島」の一杯。味噌ラーメン好きなら、一度は食べるべき至高の一杯です。次はぜひ、また現地で出来たての一杯を堪能したいと思います。
2025/02訪問
1回
銀座エリアに佇む「銀座亭」。高級店が立ち並ぶ銀座にあって、気取りすぎない雰囲気と確かな実力で存在感を放つ中華料理店です。"街中華"という括りで言えば、間違いなく最高峰に位置する実力の持ち主。今回は評判の「マーボー春雨丼◎」と定番の「餃子◯」で、その実力の程を確かめてみました。 まず目を見張るのは、マーボー春雨丼の圧倒的なボリューム感。街中華ならではの気前の良さを感じさせる盛り付けながら、その味わいは決して量に頼るだけではありません。たっぷりと盛られたご飯の上に、アツアツの春雨あんが惜しみなくかかり、春雨の滑らかな食感と、ご飯の粒立ちの良さが見事にマッチ。熱々のあんと共に、春雨とご飯が絡み合う瞬間の美味しさは、街中華の枠を超えた完成度です。 特筆すべきは、あんの完成度の高さ。春雨という繊細な食材と相性の良い、絶妙な味付けととろみ加減。ご飯との相性も抜群で、最後の一口まで飽きることなく楽しめます。これだけのボリュームがありながら、完食したくなる美味しさは、まさに職人技といえるでしょう。 サイドメニューとして注文した餃子も見逃せない一品。大ぶりな存在感を放つ餃子は、ニンニクの風味がしっかりと効いた本格派。皮の焼き加減も絶妙で、パリッとした食感が楽しめます。確かにもう少しジューシーさがあってもいいかもしれませんが、これはこれで十分な完成度。街中華の定番メニューとして、十二分の実力を見せつけています。 特に印象的なのは、酢こしょうとの相性。餃子の肉の旨味と、酢こしょうのさっぱりとした風味が見事な調和を生み出し、より食欲をそそる味わいへと昇華されます。この組み合わせは、仕事帰りのビールのおつまみとしても最高の選択となりそうです。 中華料理の定番メニューをしっかりと押さえながら、マーボー春雨丼のような独自メニューにも果敢に挑戦する。そんな意欲的な姿勢は、街中華の新たな可能性を示唆しているようです。気取らない親しみやすさと確かな技術、そして程よい創意工夫。街中華に求められる要素を高いレベルで実現している、まさに理想形といえる存在です。 銀座という立地でありながら、親しみやすい価格帯と雰囲気を保ちつつ、料理の質では妥協を許さない。そんなバランス感覚も、この店の大きな魅力です。ランチタイムはもちろん、仕事帰りの一杯や、買い物の合間の軽い食事にも重宝する、末永く通いたくなる名店です。
2025/02訪問
1回
「ホルモンまさる」。予約なしで30分の待ち時間が発生するその人気は、訪れてみて納得の実力でした。ホルモン焼きの真髄を知り尽くした、そんな確かな技術が光る専門店です。 一品目の「白レバー◎」で、すでにその実力の高さを痛感します。圧倒的な厚みと、見るからにみずみずしいぷるんぷるんとした食感。これほどの大きさでありながら、一切の臭みを感じさせない鮮度の高さは特筆もの。付け合わせのネギは、あまりに存在感が強く主役の味わいを損ねかねないため、素材本来の味を堪能したい方には、ネギなしで食べるのがおすすめ。 続く「シマチョウ◎」も、その実力の高さを証明する一品。脂の甘みが口の中いっぱいに広がり、ぷりぷりとした食感は焼き上がった後も健在。 「まさるホルモン◯」は、シマチョウと比べてより力強い歯ごたえを楽しめます。確かに最初は若干の臭みを感じるものの、その先にある深い旨味は、ホルモン好きを虜にする魅力に満ちています。 「ロース◯」という王道の部位も、決して見劣りしません。さっぱりとした味わいの中にも確かな脂の甘みが宿ってます。そこに卵を絡めることで生まれる濃厚さ、さらにタレの風味が加わることで、一つの部位でも異なる味わいを楽しめる奥深さがあります。 全ての料理を支えているのが、素材の持ち味を最大限に引き出すさらりとしたタレの存在。決して主張が強すぎることなく、かといって存在感が薄すぎることもない、まさに名脇役としての働きを見せています。 本格的な焼肉店らしく煙は結構出るので、お気に入りの服装での来店は要注意。しかし、それすらも本物の証として受け入れたくなる、そんな確かな実力を持つ店です。 特に「シマチョウ」と「白レバー」の完成度は群を抜いており、他店では中々お目にかかれない逸品。しかし、まだ未体験のカルビなど、気になるメニューも多く残されています。予約なしでも30分待ちを納得させる実力は確か。ホルモン焼きの新たな魅力に出会える、そんな期待が膨らむ専門店です。 次回は、今回叶わなかったメニューにも挑戦してみたい。そう思わせる奥深い魅力を持つ、間違いのない実力店といえるでしょう。
2025/02訪問
1回
1回
銀座でひときわ注目を集める「銀座 八五」で、中華そばをいただきました。平日のお昼に訪れましたが、1時間待ちの行列。その人気ぶりに期待が高まりましたが、実際に味わってみてその待ち時間の価値を実感しました。 特筆すべきは、カエシを使わないスープの独自性。鴨や鶏をベースに、貝柱やしいたけ、生ハムの旨味を重ねたスープは、澄んだ見た目以上に深いコクがあり、口の中でじわじわと広がる上品な味わいです。通常のラーメンとは一線を画す繊細さで、「これが中華そば?」と驚きを隠せませんでした。 麺は浅草開化楼と共同開発された細麺で、つるんとした喉越しとコシの強さが特徴的。スープと見事に絡み合い、最後の一口まで飽きることなく楽しめます。 店内は割烹料理店のような落ち着いた雰囲気で、提供される一杯がより一層特別に感じられる空間です。 ミシュランガイドに選出される理由を実感する中華そばでした。銀座を訪れるなら、ぜひ一度その独創的な味わいを体験してみてください。待ち時間すらも価値に変える一杯です。
2022/10訪問
1回
五反田駅から程よい距離に佇む「ホットスプーン」。かつて丸の内店で親しんだ味との再会を果たすべく、今回は「チーズ牛すじ煮込みカレー」を注文しました。そして、この一皿で確信しました―牛すじカレーにおいて、このお店の右に出るものはないということを。 その理由は、まず圧倒的な牛すじの存在感から。ゴロッと迫力のある大きさでありながら、じっくりと煮込まれることで驚くほどトロトロに。箸で軽く触れただけでほぐれる究極の柔らかさは、まさに職人技。時間をかけた丁寧な仕事が生み出す、牛すじカレーの到達点といっても過言ではありません。 カレールーは12種類のスパイスと2種類のカレー粉による重奏。しかし、その複雑な調合でありながら、決して主張が強すぎることはありません。いわゆる欧風カレーを思わせる食べやすさと、スパイスの奥深い風味が見事に調和した絶妙なバランス。中辛を選択しましたが、辛さも程よく、スパイスの複雑な味わいを存分に楽しむことができます。 今回トッピングでオーダーしたチーズが、このカレーの完成度をさらに高めます。濃厚なチーズはカレーと見事に溶け合い、コクと深みを増す名脇役。牛すじの旨味との相性は抜群で、もはや必須のトッピングといえるでしょう。 選んだ十穀米は、カレーの味わいをしっかりと受け止めながら、素材本来の食感と風味も楽しめる嬉しい選択。 店内からは心地よいスパイスの香りが漂い、本格的なカレー店ならではの雰囲気が漂います。かつて丸の内で味わった思い出の味を、五反田で再び楽しめることに深い喜びを感じます。懐かしい味との再会に、思わず笑みがこぼれる一瞬でした。 ビジネス街の中にあって、着実にファンを増やしている理由が分かる一皿。次回は他のトッピングやカレーの種類にも挑戦してみたいと思います。スパイスを知り尽くした店主が作り出す、奥深い味わいとの出会いが楽しみです。 丸の内店での思い出は閉店と共に形を変えましたが、その味と魂は確実に五反田店に受け継がれています。牛すじカレーの最高峰との再会を果たせたことに感謝しつつ、また通いたいと思える一軒です。カレー激戦区の東京で、迷うことなく「牛すじカレーならここ」と胸を張って推せる、そんな確かな実力を持つ名店です。
2025/02訪問
1回
オードリーは、いちごをテーマにしたスイーツブランドで、見た目も味も洗練された洋菓子が楽しめるお店です。今回訪れたのは「グランスタ東京店」。東京駅直結の便利な立地で、多くの人が並ぶ人気店です。朝早くから多くの人で賑わい、特にお土産や贈り物として購入する方が多い印象でした。 購入したのは、オードリーの定番商品「グレイシア」と「ハローベリー」。どちらも見た目が美しいだけでなく、味の完成度が高く、一口食べるごとに幸せな気分になれるスイーツでした。 まず「グレイシア」。その名の通り、花束を模した形が特徴で、贈り物にも最適です。外側のサクサクした食感と、中に詰まったクリームのなめらかさ、そしてベリーの酸味が絶妙なバランスで調和しています。特にクリームは濃厚すぎず、軽やかな味わいで、いちごのフレッシュな風味を引き立てています。このようなブーケ型のスイーツは他にもありますが、これほど美味しいものにはなかなか出会えません。見た目と味の両方で感動を与えてくれる一品です。 次に「ハローベリー」。こちらは小さなサイズながらも、その中に詰め込まれた美味しさが印象的でした。ホワイトチョコレートの上品な甘さと、いちごの粒の自然な甘みが絶妙にマッチしています。一口で食べやすく、それでいて味わいはしっかり。甘すぎることなく、次のひとつに手が伸びる軽やかさが特徴的です。グレイシアと並べて楽しむと、それぞれの個性が引き立ち、食べ比べの楽しさも味わえます。 店頭の華やかなパッケージは、手土産やギフトとしても喜ばれること間違いなし。特に女性への贈り物にぴったりです。並ぶ価値のある商品ばかりで、どれを選んでも間違いないクオリティでした。 オードリーは、味と見た目のバランスが完璧で、特別な時間を演出してくれるスイーツブランド。東京駅に立ち寄った際は、ぜひ訪れてみてください。自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物にも最適です。
2024/12訪問
2回
築地にある「焼うお いし川」で体験したのは、魚の焼肉という新しい食文化。最初は「魚を焼くってどういうこと?」と疑問に思いましたが、その発想の先にあったのは、想像を超えた絶品の一皿でした。 焼き上げられる魚は、まるで肉のようなジューシーさを感じさせながらも、魚ならではの繊細な旨味がしっかりと引き立つ仕上がり。炭火の香りが程よくまとい、魚の脂が焼かれることで生まれる芳ばしい香りが食欲をかき立てます。一切れ一切れに個性があり、まるでコース料理を食べているような感覚で楽しめました。 そして〆のご飯。この炊き込みご飯は、魚の旨味がたっぷりと染み込んでおり、一口食べるたびに幸福感が広がります。米の炊き加減、味付け、そして香りのバランスが完璧で、箸が止まりません。 お店の雰囲気も素晴らしく、静かで落ち着いた空間は、大切な人との食事や接待にぴったり。きめ細やかなサービスが食事の満足度をさらに高めてくれます。 「焼うお いし川」は、ただの焼き魚ではなく、新しい体験を提供してくれる唯一無二の存在。特別な日に訪れたいお店として、自信を持っておすすめします。築地という立地も魅力的で、ぜひ一度その世界観を体験してみてください。
2021/07訪問
1回
日比谷の洗練された商業施設「シャンテ」の中に店を構える「ル・プチメック」を、今回で3度目の訪問。これまでの訪問で様々なパンを試してきましたが、今回もやはり外せないのが「半熟卵サンド⭐️」です。回を重ねるごとに、この店の実力の高さと安定感を実感させられます。 本場フランスの伝統を継承しながら、日本人の繊細な味覚にも応える実力派ベーカリーとして知られていますが、その評価は訪問を重ねるたびに確信へと変わっていきます。 一口目から、いつもの美味しさに安堵します。ふんだんに使用された卵は見事な半熟加減で、その濃厚な黄身が口の中でとろけるような贅沢な食感。素材の質の高さが存分に活かされた逸品です。何度訪れても、その完成度は揺るぎません。 特筆すべきは、卵本来の風味を最大限に引き出す技術の確かさ。シンプルな具材だからこそ、その実力が如実に表れます。サンドイッチの要となるパンも秀逛で、適度な弾力を持ちながら、決して主張が強くなりすぎない絶妙な焼き加減が印象的です。 「サンドイッチ」という、一見カジュアルな食べ物でありながら、その一つ一つに込められた職人の真摯な姿勢が伝わってきます。素材の選定から、火加減、バランスに至るまで、妥協のない仕事ぶりは常に健在です。 日比谷シャンテという好立地にあり、映画館の待ち時間や、オフィスワーカーのランチタイム、観劇前後の軽食など、様々なシーンで利用できる便利さも魅力。しかし、その品質の高さは、単なる立地の良さだけではなく、わざわざ足を運んでも後悔しない価値があります。 これまで様々なパンを食べてきましたが、3度の訪問を経ても、その特別な美味しさは色褪せることがありません。手の込んだ料理でなくとも、素材の質と確かな技術があれば、ここまでの満足度を実現できることを教えてくれる、そんな一品です。 本格的なフランスパンはもちろん、日本人の感性に寄り添った逸品も楽しめる懐の深さ。3度目の訪問を経た今でも、まだ試していないメニューへの期待が膨らみます。日比谷の街に確かな価値を添える、そんな実力派ベーカリーとの、末長い付き合いになりそうです。 日比谷駅直結の「ル・プチメック 日比谷店」に2回目の訪問です。独創的なパンが揃っており、前回購入したパンがどれも美味しかったので、今回も新しい味を求めて3種類購入しました。このお店のパンは、食事としてはもちろん、お酒と合わせて楽しむのにもぴったりなラインナップが魅力的です。 まずは「舞茸デニッシュ」。サクサクのデニッシュ生地に舞茸がトッピングされています。舞茸の香りが控えめで、全体的に風味も大人しめ。チーズ感もほとんどなく、見た目のインパクトに比べて味わいは少し物足りなさを感じました。もう少し舞茸やチーズの存在感が引き立つと、さらに楽しめそうだと感じました。 次に「鎖につながれたオニオンとチェダーのパン〜ひとつの罪で〜」。ユニークなネーミングに惹かれて購入しました。オニオンの香ばしさがしっかり感じられ、塩気のバランスも良く、食べ応えがあります。ただ、名前にあるチェダーの存在感は控えめで、チーズ好きとしてはもう少しチーズの濃厚さを感じたかったところ。それでも、ワインや軽めのお酒と合わせると相性抜群で、ちょっとしたおつまみとして楽しめる一品です。 最後に「カリーヴルスト」。これが今回の一押しです!スパイシーなカレーの風味が生地に練り込まれ、そこに存在感のあるジューシーなソーセージがアクセントになっています。カレーとソーセージという鉄板の組み合わせが絶妙で、ピリッとしたスパイス感が後を引きます。これはぜひビールと一緒に楽しみたいパンです。 全体を通して感じたのは、このお店のパンはお酒に合うものが多いということ。食事として楽しむのはもちろんですが、特にワインやビールのお供としていただくとより一層美味しさを引き立ててくれる印象です。日比谷というロケーションも便利で、立ち寄りやすいのも嬉しいポイント。ちょっとした手土産や、自分へのご褒美にぴったりです。 2回目の訪問でしたが、今回も新たな発見があり、非常に楽しめました。次回はさらに違ったパンを試してみたいと思います!また訪れるのが楽しみになるお店です。
2025/02訪問
2回
東京・本郷三丁目に本店を構える人気店「麺屋 鈴春」。 その看板メニューのひとつである「昆布水つけ麺(牡蠣塩)」を、宅麺でお取り寄せしました。 実は以前、東京を訪れた際に店舗に伺ったことがあるのですが、開店から間もなく完売という人気ぶりに阻まれ、悔しさを胸に帰路についた記憶があります。 そんな憧れの一杯を、自宅で、しかも落ち着いた環境で楽しめるというのは、宅麺ならではの醍醐味です。 まず目を引くのは、美しく艶やかな中太ストレート麺。 しっかりと昆布水に浸された麺は、見るからに上質な質感で、持ち上げるとぬめりとともに上品な出汁の香りがふんわりと立ち上ります。 実際に口に含むと、そのしなやかな弾力にまず驚きます。もちもちとした食感に加えて、小麦の風味がしっかりと感じられ、麺単体でも十分に成立するほどの完成度です。 対するスープは、塩ベースに牡蠣の旨みがしっかりと溶け込んだ重層的な味わい。 塩ラーメンにありがちな軽さとは一線を画し、動物系のコクと貝類の旨味がバランスよく共存しています。 一見あっさりながらも、舌の奥に長く残る旨みが印象的で、昆布水をまとった麺をくぐらせるたびに、じわじわとその魅力に引き込まれていきました。 チャーシューは厚みもあり、脂身と赤身のバランスが良く、しっとりと柔らかい仕上がり。 そのままでも、スープに軽く浸しても、どちらでも満足できる美味しさでした。 気づけば夢中で箸を進めてしまい、あっという間に完食。 普段はあまりやらないスープ割りも試してみたところ、昆布と牡蠣の出汁感がさらに引き立ち、最後の一滴まで味わい尽くすことができました。 名店の味をここまで忠実に再現し、しかも自宅で堪能できるというのは、まさに宅麺の醍醐味。 つけ麺好きはもちろんのこと、昆布水系のラーメンをまだ試したことがない方にも、ぜひ一度体験してほしい一杯です。 これは間違いなく、リピート確定の一品。 次は本店にも再チャレンジして、現地でその感動を味わってみたいと思わせてくれる、素晴らしい体験でした。