「つけ麺」で検索しました。
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東京・本郷三丁目に本店を構える人気店「麺屋 鈴春」。 その看板メニューのひとつである「昆布水つけ麺(牡蠣塩)」を、宅麺でお取り寄せしました。 実は以前、東京を訪れた際に店舗に伺ったことがあるのですが、開店から間もなく完売という人気ぶりに阻まれ、悔しさを胸に帰路についた記憶があります。 そんな憧れの一杯を、自宅で、しかも落ち着いた環境で楽しめるというのは、宅麺ならではの醍醐味です。 まず目を引くのは、美しく艶やかな中太ストレート麺。 しっかりと昆布水に浸された麺は、見るからに上質な質感で、持ち上げるとぬめりとともに上品な出汁の香りがふんわりと立ち上ります。 実際に口に含むと、そのしなやかな弾力にまず驚きます。もちもちとした食感に加えて、小麦の風味がしっかりと感じられ、麺単体でも十分に成立するほどの完成度です。 対するスープは、塩ベースに牡蠣の旨みがしっかりと溶け込んだ重層的な味わい。 塩ラーメンにありがちな軽さとは一線を画し、動物系のコクと貝類の旨味がバランスよく共存しています。 一見あっさりながらも、舌の奥に長く残る旨みが印象的で、昆布水をまとった麺をくぐらせるたびに、じわじわとその魅力に引き込まれていきました。 チャーシューは厚みもあり、脂身と赤身のバランスが良く、しっとりと柔らかい仕上がり。 そのままでも、スープに軽く浸しても、どちらでも満足できる美味しさでした。 気づけば夢中で箸を進めてしまい、あっという間に完食。 普段はあまりやらないスープ割りも試してみたところ、昆布と牡蠣の出汁感がさらに引き立ち、最後の一滴まで味わい尽くすことができました。 名店の味をここまで忠実に再現し、しかも自宅で堪能できるというのは、まさに宅麺の醍醐味。 つけ麺好きはもちろんのこと、昆布水系のラーメンをまだ試したことがない方にも、ぜひ一度体験してほしい一杯です。 これは間違いなく、リピート確定の一品。 次は本店にも再チャレンジして、現地でその感動を味わってみたいと思わせてくれる、素晴らしい体験でした。
2025/07訪問
1回
北府中の人気店「中華蕎麦 ひら井」のつけ蕎麦を宅麺でお取り寄せしました。 ずっと気になっていた一杯だったのですが、結論から言えば、これは宅麺の中でも本当におすすめできる一杯。食べ終わったあと、心から「また頼みたい」と思える内容でした。 まずスープ。一般的につけ麺というと魚介系が主流ですが、こちらの一杯は動物系100%のスープ。 一口目からガツンと旨味が押し寄せるのに、全くくどさがない。むしろ、レンゲでスープをすくう手が止まらず、どんどん飲みたくなる後引く旨さが印象的でした。鶏と豚の濃厚な出汁感はあるものの脂っこさはなく、味のキレもよく、完成度の高さがひと口ごとに感じられます。 麺は極太の自家製麺。なんと17〜20分という長めの茹で時間が推奨されており、最初は驚きましたが、その理由は食べて納得。茹で上がりは見事な艶感、しっかりとした噛みごたえ、小麦の香りがふわっと広がり、ただの“太麺”という一言では片付けられないクオリティでした。 水でしっかり締めることで、さらにその弾力と風味が際立ちます。スープとの絡みも抜群で、口に運ぶたびに「この組み合わせ、やっぱりうまいな」としみじみ感じさせてくれました。 付属のチャーシューは柔らかく、肉の旨味がしっかりと広がります。具材のバランスもしっかり考えられていて、宅麺とは思えない完成度でした。 全体として、動物系100%の濃厚スープ、極太でもちもちの麺、全てがしっかりと計算されて作られた一杯。宅麺でいろいろ試している方も、これはぜひ一度食べてみてほしい。万人受けするというより、“ラーメン好き”“つけ麺好き”の心に刺さるタイプの一杯だと思います。 次はぜひお店にも伺ってみたいですし、再度宅麺でリピートも確定。 本当におすすめできるつけ蕎麦でした!
2025/06訪問
1回
奈良の名店「ラーメン家 みつ葉」の看板メニュー「豚CHIKIしょうゆラーメン」を、宅麺で堪能しました。お店の味をそのまま自宅で楽しめるという期待感を胸に試してみたところ、大満足の一杯でした! まずスープについて。豚骨の濃厚な旨味がしっかりと感じられますが、くどさは一切なく、口当たりは非常に滑らかです。醤油のキレが良く、少し感じる酸味が全体を引き締めており、スープだけでも飲み干したくなる美味しさです。説明書に「ブレンダーで撹拌するとお店の泡スープを再現できる」と書いてあったので、少し手間をかけて挑戦してみました。その結果、スープにクリーミーな泡が立ち、まさにお店さながらの完成度に!このひと手間を惜しまなかった自分に拍手を送りたくなるほどの仕上がりでした。 次に麺。中太の縮れ麺で、もちもちとした弾力が特徴的です。スープとの相性が抜群で、縮れがスープをしっかり持ち上げ、一口ごとに濃厚な旨味を楽しめます。麺の茹で加減も絶妙で、スープとの一体感がたまりませんでした。 そしてチャーシュー。薄めのスライスではありましたが、肉の旨味がしっかり感じられ、食感も柔らかく満足感が高かったです。分厚いチャーシューが主流の中で、この薄さが逆に全体のバランスを崩さない良いアクセントになっていました。 「ラーメン家 みつ葉」の味を手軽に自宅で楽しめるので本当におすすめです。特に濃厚スープが好きな方にはぜひ試していただきたい逸品!自宅でここまで本格的なラーメンを味わえるなんて、まさに幸せな体験でした。
2025/01訪問
1回
週末の午後、「桐麺 総本店」を再訪。十三駅から少し歩いた先、住宅街の中にひっそりと佇むこの店は、知る人ぞ知る名店。14:05に到着するとすでに10名待ち。とはいえ回転は早く、20分ほどでスムーズに入店・着席。店外での並びでもストレスが少ないのは、券売機購入後すぐに食券を回収してくれる丁寧なオペレーションのおかげ。厨房も接客もキビキビしており、活気のある空気が心地よい。 今回は「冷やし桐玉」を注文。以前つけ麺を食べて感動した記憶があり、今回は冷やしの実力を確かめたくなってのセレクト。 まず、見た目の端正さに心を掴まれる。涼やかな器に、きれいに並べられたトッピング。透き通るようなスープが印象的で、まさに夏の一杯といった雰囲気。ひと口すすると、「冷たいのに味がしっかりある」ことに驚かされる。奥行きのある味わいが、静かに、でも確実に舌に残る。派手さはなくとも、“静かな本気”を感じる味わい。 そして何よりも「麺」。これが圧倒的に美味い。もちもち、つるつる、小麦の香りがふわっと立ち上がり、歯切れの良さと喉ごしの爽快さのバランスが素晴らしい。冷水で締められた麺はキュッとした弾力を持ちつつ、するすると食べ進められる軽さもあり、ひと口ごとに「この麺、すごいな」と思わせてくる。まさに主役。 印象に残ったのが「味玉」。黄身はねっとりと濃厚で、白身には出汁の味がじんわりと染みていて、一体感がある。温かいラーメンと比べてもまったく遜色のない仕上がりで、この一杯の完成度をさらに高めている名脇役だと感じた。 総じて、「ラーメンを食べ慣れた人ほど、静かに感動する味」だと思う。桐麺のラーメンは、強い個性や奇抜なトッピングに頼らず、ベースの出汁と麺の質でじっくりと勝負してくる。その潔さと技術の高さが、食後の満足感に繋がっている。普段あまりラーメンを食べない人にもおすすめできるが、ラーメン好きならば一度は訪れてほしい。 ちなみに、以前食べたつけ麺も絶品だった記憶があり、今回の「冷やし」でその良さを再確認。次回はまた温かいつけ麺に戻って、その比較も楽しみたい。 「シンプルなのに、忘れられない」。まさにそんな一杯。夏だけでなく、季節問わず求めたくなる冷やしラーメンの完成形です。 「中華そば 桐麺 総本店」を訪問し、迷いに迷った末に選んだ「つけ麺」。食べ終えた後の感想はただ一言――「すべてが最高」。これほどまでに完成度の高いつけ麺にはなかなか出会えません。 まず、麺。極太麺はツヤとコシがあり、小麦の香りが一口ごとに鼻を抜けます。その噛み応えは力強く、それでいてスープとの一体感を損なわない絶妙なバランス。ボリュームも申し分なく、食べ応えたっぷり。1.5玉を頼んでもきっと余裕で楽しめる満足感があります。 そして、スープ。豚骨と魚介の旨みが重なり合った濃厚なつけダレは、麺を絡めるたびに深いコクと香ばしさを口いっぱいに広げます。後味は意外にも軽やかで、最後まで重たさを感じさせない仕上がり。 トッピングも非の打ちどころがありません。チャーシューは厚切りでジューシー、その柔らかさに箸がスッと通ります。スープに浸しても旨みが際立ち、肉好きにはたまらない仕上がり。メンマは歯応えがよく、味玉はとろける黄身が濃厚なスープにさらに深みを加えています。これら全てがハーモニーを奏で、つけ麺の魅力を最大限に引き立てていました。 総じて、「つけ麺」というジャンルの頂点に迫る一杯。次回は「桐玉」にも挑戦して、さらにこの店の魅力を探りたいと思います。つけ麺好きなら一度は訪れるべきお店です。
2025/11訪問
2回
大阪・西長堀にある「カドヤ食堂 総本店」で、今回はつけそばをいただきました。言わずと知れた大阪ラーメン界の名店で、平日でも行列が絶えない人気ぶり。朝10:30開店ですが、確実に入りたいなら開店前の訪問がおすすめです。 まず驚いたのが麺の美味しさ。自家製の平打ちストレート麺は、つるっと滑らかで噛めばもっちり。小麦の香りがしっかり感じられ、「今まで食べた中で一番美味しい麺だった」と断言したくなるほどの完成度。麺だけで食べても成立するほどのクオリティに感動しました。 つけ汁は、鶏と魚介の出汁がベースになっており、ほんのりとした酸味が効いた仕上がり。この酸味は好みが分かれるかもしれませんが、私はとても好みのバランスで、キレのある味わいが印象的でした。スープ単体でも十分美味しく、しっかりと麺と絡めて食べるとさらに旨みが広がります。 トッピングのチャーシューは肩ロースとバラの2種。低温調理された肩ロースはしっとりとしていて肉本来の旨みが活きており、バラはとろける脂が甘みを添えてくれます。味玉も程よい半熟で黄身の味が濃く、どれも一切手を抜いていない丁寧な仕上がりでした。 つけそばという一見シンプルな構成の中にも、食材の選定・火入れ・盛り付けまで妥協のない職人のこだわりが詰まっていて、まさに“つけそばの頂点”と呼びたくなる一杯でした。行列の理由がしっかりと伝わってくる、そんな素晴らしい体験でした。 次回は看板メニューの中華そばも試してみたいと思います。ラーメン好きなら一度は訪れるべき名店です。
1回
ラーメン好きなら誰もが一度は耳にする「らーめん弥七」。ついに訪問し、期待以上の体験を味わうことができました。注文したのは「チャーシュー醤油ラーメン」と「チャーシューご飯」。その完成度の高さに感動せずにはいられません。 まずスープ。醤油ベースながら、ただの「醤油」ではありません。鶏の旨みがじっくりと溶け込んだ繊細かつ奥深い味わい。飲むたびに感じる余韻の広がりがたまりません。あえて言うなら、スープは上品で控えめな味付けですが、これが具材の魅力を際立たせる絶妙なバランスを生んでいます。 そして、特筆すべきはチャーシューご飯。濃い目の味付けがご飯にしっかり絡み、単品でも十分な満足感。さらに、このチャーシューをご飯からラーメンへと“移動”させてみると…!濃厚なチャーシューの旨みがスープに溶け込み、新たな層が生まれる。このマリアージュこそ「らーめん弥七」の真髄を楽しむ秘訣です。 一杯のラーメンにここまでの工夫とこだわりを感じさせるお店は、そう多くありません。行列が絶えないのも納得の一言。大阪ラーメン界の真髄を堪能できるお店です。 「らーめん弥七」、間違いなく“行く価値のある一杯”を提供してくれる名店です。次回は鶏白湯にも挑戦し、さらに奥深い世界を味わいたいと思います!
2023/11訪問
1回
大学生の頃、東京旅行で初めて訪れた「六厘舎」。その時の感動が私をラーメンの世界へ引き込み、「松戸の富田」とともに、ラーメン好きの原点となったお店です。6年ぶりの再訪となりましたが、その味わいは記憶以上で、「やっぱり六厘舎は別格だ」と思わせるものでした。 今回注文したのはつけ麺。まず印象的なのは、スープの完成度。一口飲むと魚介の風味が口いっぱいに広がり、濃厚でありながら絶妙なバランスを保った味わい。強い塩気がありつつも、後味はすっきりと切れが良く、まさに最後の一滴まで楽しめるスープです。 麺は極太でワシワシとした食感が特徴。しっかりとしたコシを持ちながら、噛むたびに広がる小麦の香りが秀逸で、麺自体が主役といえる仕上がりです。麺量を少なめにしましたが、そのボリュームと食べ応えには十分満足できました。濃厚なスープと絡めることで、少量でもしっかりとお腹を満たしてくれる力強さがあります。 さらに、トロトロのチャーシューがスープに溶け込むことで、旨味の層がさらに厚みを増します。脂身と赤身のバランスが良く、口の中でとろける感覚がたまりません。味玉やメンマも丁寧に仕上げられており、どの具材をとっても妥協のない完成度です。 オペレーションにも感心しました。行列必至の人気店ながら、席に着くとすぐに提供されるスピード感はストレスフリーで、さすがの一言。この効率的な仕組みは、多くの来店客に安定した体験を提供しています。 「六厘舎」のつけ麺は、まさに唯一無二の体験。一口目の感動から最後の一滴まで楽しめるその完成度は、つけ麺というジャンルの一つの到達点とも言えます。麺量の調整ができるため、自分のペースで楽しみたい方にもおすすめです。ラーメン好きならば、この特別な一杯を味わわずして語ることはできないでしょう。
2024/12訪問
2回
滋賀・堅田にある「らーめん与七」。今回はとんこつラーメンを取り寄せていただきましたが、その見た目からしてインパクト大。まず目に飛び込んでくるのは、丼の半分以上を覆うように並べられた大判チャーシュー。麺もスープもその下に隠れるほどで、ビジュアルだけで気分が上がる一杯です。 スープをひと口すすると、意外にもまろやかで甘みのある豚骨。豚骨特有のクセや臭みはまったく感じられず、クリーミーで非常に飲みやすい。軽やかさがありながらも、しっかりとコクがあり、バランスの良さが際立ちます。時間が経つとチャーシューの旨味がじわりとスープに溶け出し、全体にとろみと深みが加わっていく変化も楽しめました。 麺は中太のストレート。もちもちとした食感が特徴で、スープとの絡みも良好。細麺では味わえない、食べごたえと安心感があり、ひと口ごとに豚骨の旨味をしっかりと運んできてくれます。 中でも印象的だったのはやはりチャーシュー。脂っこさは抑えられ、しっかりとした肉の旨味が楽しめるタイプ。ほどよい厚みで、噛むたびに豚の風味がじゅわっと広がります。量もたっぷりで、スープとの一体感が後半になるほど増していく構成。脂身が少ない分、最後まで重たさを感じずに楽しめました。 メンマもまた、しっかりと味が染み込んでいて、適度な歯ごたえがあり、全体の中で良いアクセントになっていました。 総じて、ド派手なインパクトで押すラーメンではなく、各要素が丁寧に仕上げられた“じんわりと旨い”一杯。チャーシューのボリュームと質、スープの変化、麺の食感のバランスがしっかりと取れていて、食べ進めるほどに満足感が高まっていくラーメンでした。
2025/11訪問
1回
西大橋駅から徒歩すぐ。週末の昼時、12時ちょうどに到着すると、待ちはわずか2名。だが回転はかなりスムーズで、数分もせずに着席できた。カウンター中心の小さめの店内は清潔感があり、ひとりでも気兼ねなく入れる雰囲気。店員さんも淡々としながらも丁寧な接客で好印象。 注文したのは「和風とりとん」。文字通り、鶏と豚の出汁を掛け合わせたスープで、最初の一口からそのバランスの良さに驚かされる。鶏白湯のようなまろやかさと、豚の持つコクと旨味が融合していて、濃厚すぎず、かといってあっさりでもない、絶妙な塩梅。雑味は一切なく、どこか優しさを感じるクリアな味わい。飲み干してしまいたくなるタイプのスープだ。 麺は中太ストレート。程よいもっちり感がありながら、歯切れもよく、スープとの絡みもちょうどいい。スープが重たすぎないぶん、麺とのバランスも自然で、最後まで飽きずに食べ進められる。奇をてらわず、しかし着実に美味しいと思わせてくれる麺だ。 トッピングもぬかりがない。厚切りのチャーシューは柔らかく、脂もほどよく落ちていて、単品で食べても満足度が高い。味玉は中までしっかり味が染みていて、黄身はとろりと濃厚。青ネギ、海苔、そして鰹節の風味も加わって、スープに和の余韻をもたらしてくれる。全体を通じて、素材の調和と組み合わせに丁寧さを感じる一杯だった。 ボリュームも申し分なく、一杯でしっかり満腹感がある。がっつり食べたい人には少し物足りないかもしれないけれど、この完成度を味わっていると「替え玉したい」というより「このまま余韻を楽しみたい」と思わせる余白がある。 周りを見渡すと、まぜそばやつけ麺を頼んでいる人も多く、つけ麺は特に人気のようだった。まぜそばはニンニク強めのガッツリ系らしく、そちらも非常に気になるところ。ラーメン一杯にここまで満足できたので、次回はぜひ他のメニューにも挑戦したい。 全体を通じて、「派手さ」よりも「丁寧さ」と「完成度の高さ」が際立った一杯。ラーメンの作り手が細部にまでこだわっていることが伝わってくる。西大橋という立地もあって、あまり行列店として取り上げられることは少ないかもしれないが、味は間違いなく本物。食べログでの評価も高いが、実際に食べてみて、その理由に納得した。 個人的には、限りなく★5.0に近い一杯。再訪確定。次はつけ麺とまぜそばのどちらを攻めるか、今から悩ましい。
2025/11訪問
1回
埼玉・上尾に本店を構える名店「寿製麺 よしかわ」。煮干しラーメンで知られるこのお店は、ラーメンファンの間でも一目置かれる存在。今回はその看板メニューのひとつ「煮干しそば白醤油」を取り寄せて味わってみた。 まずスープをひと口。白醤油のまろやかさに包まれつつ、しっかりと煮干しの旨みが広がるのに驚く。エグミや雑味は一切なく、繊細な出汁感がありながらも、芯にはしっかりと魚介の輪郭が感じられる。白醤油の軽やかさと煮干しの深みが高次元で融合していて、強い煮干しが苦手な人でもすっと受け入れられそうな、やさしくて整ったスープだ。 麺は低加水寄りで、噛みしめた瞬間に小麦の香りがふわっと立ちのぼる。ほどよいコシと喉越しの良さを兼ね備えていて、スープとの相性も抜群。見た目は素朴なのに、食べ進めるごとに「丁寧に作られてるな」と感じさせるクオリティで、最後まで飽きることなく箸が進む。 具材も申し分ない。チャーシューは脂控えめであっさりとしていながら、旨みがじんわり広がってくるタイプ。スープを邪魔しないどころか、味の輪郭をよりくっきりと引き立ててくれる。穂先メンマは柔らかく、ほんのりとした甘さと食感が絶妙なバランス。 全体として、スープの完成度、麺の香りと食感、上品な具材の三位一体で構成された完成度の高い一杯だった。飲み干したくなるスープというのはこういうことか、としみじみ実感。 煮干しラーメンと聞くとハードルが高く感じる人もいるかもしれないが、この白醤油の煮干しそばはむしろ“煮干し初心者”や“上品なラーメンが好きな人”にこそ試してほしい。静かな迫力のある、完成された一杯だった。
2025/11訪問
1回
京都・丹波口にある「麦の夜明け」。名前からして詩的で、一度聞いたら忘れられないようなラーメン店です。普段は現地でしか味わえないその一杯を、宅麺で手に取った瞬間からワクワクが止まらなかったのですが、いざ丼を前にしてレンゲを差し込むと、期待はすぐに確信に変わりました。 まず最初に立ち上るのは、帆立を煮出したようなふくよかな香り。海鮮丼で感じる生っぽい甘さではなく、丁寧に火を入れて旨みを引き出した深みのある甘さで、口に含むと自然と頬がゆるむほどです。その後に追いかけるようにふわりと漂ってくる山椒の香り。舌をビリッと刺激するわけではなく、むしろ後味を軽やかに締めてくれるような存在感で、ひと口、またひと口とレンゲが止まらなくなる。しかも食べ進めるうちに印象が変わっていって、最初は帆立の甘さが主役なのに、時間が経つと山椒の香りが強まってきて、最後まで飽きずに飲み干せるんです。 麺は細めながらも、噛むともちっと弾力があり、すすった瞬間に心地よさが広がります。スープとの絡みも抜群で、最初から最後まで一体感が崩れないのは見事。宅麺でありながらこの完成度は正直驚きました。量はやや軽めなので、女性や軽めに楽しみたい人でもスッと食べきれるし、食べ終えたあとも重たさが残らないのが嬉しいところ。 具材も細部まで手が込んでいて、薄切りのチャーシューは肉の旨みを感じつつも主張しすぎず、全体に調和。コリコリとしたメンマは食感のアクセントになり、単調になりがちな中華そばを最後まで楽しくさせてくれる。さらに卵を割ると、とろりとした黄身がスープに溶け込み、帆立の甘みと合わさってぐっとまろやかさが増していく瞬間は思わず唸るほど。 食べ終えたときに残るのは、帆立のやさしい甘さと山椒のすっきりとした香りの余韻。達成感のある満足感がありつつ、心地よい余白を残してくれるので、「もう一度食べたい」「今度は現地で体験したい」と自然に思わせてくれます。宅麺でここまで再現されているのだから、実際にお店でいただいたらどんな感動が待っているんだろう…そんな期待を膨らませる一杯でした。
2025/09訪問
1回
高槻で長年愛される名店「彩色ラーメンきんせい 高槻本店」を土曜の11時に訪問。食べログ百名店の常連ですが、この時間帯は待ちなしで入れ、街の名店らしい落ち着いた雰囲気の中でいただけました。選んだのは看板の「あわせあじ」に味玉トッピング。さらにLINEクーポンでチャーシューを一枚追加できるのも嬉しいポイントです。 スープは一口目から鶏豚の動物系が強く主張し、濃厚でこってりとした厚みを感じさせます。飲み進めても魚介は控えめに寄り添う程度で、前に出すぎず常に動物系を支える脇役に徹している印象。そのため「動物+魚介の二層構造」ではなく、完全に溶け合い一体化した味わいとして口の中に広がります。塩味はやや強めで輪郭をはっきりと打ち出し、後味には油の甘みがしっかり残るタイプ。上品さというよりはインパクトを重視しており、良い意味で“ジャンキーさ”が強調されています。 自家製麺は表面でスープを纏うタイプで、濃厚なスープをしっかりと持ち上げながら、小麦の主張は抑えめ。スープの味わいに寄り添うようなバランスで、一体感のある食べ心地でした。チャーシューは脂身の甘みが際立ち、ご飯と一緒に食べたくなるような濃厚な仕上がり。味玉はタレの染み込みが強めで、黄身が溶け込むことでスープ全体のコクをさらに深めてくれます。 全体として、きんせいの「あわせあじ」は“調和の妙”というより“インパクトの強さ”で魅せる一杯。百名店の看板を背負いつつも、街のラーメン店らしい肩肘張らない雰囲気があり、アクセスも抜群。日常使いしながらも、時折「やっぱりこれだ」と思わせてくれる存在感を放っていました。
2025/09訪問
1回
平日10時45分に到着。この時間帯は幸運にも待ちなしでしたが、開店時にはすでに10名ほどが並んでおり、やはり人気の高さを実感します。席数は多めで、並んでいたお客さんは全員着席できていましたが、確実にスムーズに入りたい方は早めの来店がおすすめです。店内は木の温もりを感じさせる落ち着いた雰囲気で、厨房からは豚骨特有の香りが漂い、食欲をそそります。厨房の奥では寸胴から立ち上る湯気とともに、職人の手際の良い動きが目に入り、「ああ、これは間違いない」と期待が一気に高まりました。 今回注文したのは、口コミで高評価を得ていた「本博多ライト」。麺の硬さは博多ラーメン好きにはおなじみの「コナオトシ」を選択。硬さが細かく選べるのは嬉しいポイントで、その日の気分や好みに合わせられる自由度があります。 まずはスープをひと口。ふくよかな豚骨の香りが鼻に抜け、舌に触れた瞬間、濃厚さとまろやかさが同時に押し寄せます。しっかりとした旨味の奥にほんのりと甘みがあり、後味にくどさが残らないのは長時間丁寧に炊き上げた証拠。脂は控えめで、それでいてコクは深く、飲み進めても重たさを感じさせない絶妙なバランスです。 麺は極細のストレート麺。コナオトシにしたことで芯がしっかり残っており、噛むたびに小気味よい歯切れを感じられます。スープとの絡みも抜群で、すすり込んだ瞬間に豚骨の旨味が一気に広がります。硬さは感じつつも、食べづらさはなく、むしろ軽快なリズムで食べ進められるのが魅力的です。 チャーシューは薄切りながら脂と赤身のバランスが良く、しっとりとした食感。余計な脂っこさがなく、スープの風味を引き立てつつ、肉の旨味をしっかりと主張してきます。トッピングの青ねぎはシャキッとした食感と清涼感を加え、豚骨の濃厚さを程よくリセット。海苔は香りが強く、スープを吸わせて麺と一緒に食べるとまた違った風味を楽しめます。 全体を通して感じたのは、この一杯が非常に計算されているということ。スープ・麺・具材、それぞれが単体でも成立する完成度を持ちながら、組み合わさった時に最も美味しくなるよう設計されている印象です。博多豚骨の王道を貫きながらも、大阪という土地柄に馴染むように絶妙な調整がされているのも魅力的。 今回はライトスープでしたが、次回は太麺仕様の「超博多ラーメン」で、その違いを確かめてみたい。博多豚骨好きはもちろん、普段豚骨をあまり食べない方にもおすすめできる、完成度の高い一杯でした。
2025/08訪問
1回
谷町九丁目駅からほど近く、ラーメン好きなら一度は耳にしたことがある人気店「麺のようじ」。開店時間の11:15に到着すると運よく待ちなしで入店できましたが、そのわずか15分後には店外に8名の行列が。店前には二席ほどのベンチが用意されているので、少し早めに到着して待つのが安心です。店内は木目調のカウンター席を中心とした落ち着いた空間で、スタッフの接客も柔らかく、初訪問でも居心地の良さを感じます。 看板は「鶏節極塩らーめん」ですが、濃厚系が好きな私は迷わず「鶏ドロつけ麺」を選択。提供された瞬間、まず目に飛び込んでくるのは、石鍋の中でぐつぐつと沸き立つスープ。表面から立ち上る湯気と香りが食欲を直撃します。このスープ、見た目の迫力だけでなく、鶏の旨味を極限まで凝縮した濃厚な味わいで、舌に乗せるとまろやかなコクと深い甘みが広がります。それでいて塩分や油分のバランスが巧みに調整されており、飲み進めても重たさやくどさを感じません。 麺は中細でやや硬めの茹で加減。口に含むと、もちもちとした弾力と小麦の香りが立ち、冷水で締められたことでコシが際立っています。この冷たい麺を熱々のスープにくぐらせると、鶏の旨味が絡みつき、ひと口ごとに濃厚な味わいと香りが押し寄せます。石鍋のおかげで最後までアツアツの状態を保つのも嬉しいポイント。具材には低温調理のレアチャーシューが大ぶりに添えられ、しっとりと柔らかく、噛むほどに肉の旨味がにじみ出ます。シャキシャキの白髪ねぎや彩り鮮やかなあられが食感と見た目のアクセントになり、最後まで食べ飽きません。 全体として、ラーメン人生JETを思わせるような濃厚さを持ちながら、くどさを感じさせない計算された一杯。スープ、麺、具材、それぞれの完成度が高く、組み合わせることでさらに旨さが引き立っています。濃厚系つけ麺好きなら間違いなく刺さるはず。次回は人気No.1の鶏節極塩らーめんを試してみたいと思わせる、そんな魅力的な一杯でした。
2025/08訪問
1回
宅麺で「麺処びぎ屋」の醤油らーめんを堪能。口いっぱいに広がる、かつお節の芳醇な香りと奥深い旨味。 ずっと気になっていた「麺処びぎ屋」の一杯が、宅麺で手に入ると知って即注文。ミシュラン・ビブグルマンに6年連続で掲載されていたという実力店の味を、家で再現できるなんて、ラーメン好きには本当にありがたい時代です。 まず着丼して驚くのが、スープの色の濃さ。濃口醤油のインパクトあるルックスですが、ひと口飲むとそのイメージが一変。口の中にふわっと広がるかつお節の香り。動物系の重厚さというより、節の旨味が前面に出た和風寄りのスープで、深みがあるのにキレもある。後味がスッと引くので、飲み干すまでずっと飽きないタイプです。 麺は中細ストレート。加水は中程度で、ぷつんと歯切れよく、小麦の香りが鼻を抜ける。スープとの相性が抜群で、まさに「一体感のある一杯」。具材にはチャーシューとメンマが入り、特にチャーシューは脂の甘みと肉の旨味がバランスよく、シンプルながら完成度の高さを感じました。 あっという間に完食、そして気づけばスープもすべて飲み干していました。それくらい夢中になってしまう味。店にふらっと立ち寄って、このラーメンをさらっと食べられたらどれほど幸せか……。 店舗訪問のハードルが高い人にも、宅麺で味わう価値は十分にあります。次はぜひ店舗で、本物の臨場感を感じながら食べたい、そう強く思わせる一杯でした。
2025/07訪問
1回
高槻にある塩ラーメン専門店「あす流」で、看板の塩ラーメンをいただきました。土曜日の正午というピークタイムにもかかわらず待ちなしで入店できたのは、立ち食いカウンターが用意されているからこそ。回転率が非常に良く、百名店で立ち食いスタイルというのは初めての体験で、これも「あす流」ならではの魅力だと感じました。店内はモダンに整えられつつも、テレビからはお茶の間番組が流れていて、街に自然に溶け込む親しみやすさもあります。 丼を目の前にすると、まずスープの透明感に息を呑みます。一口含めば、鶏と魚介の旨みが見事に調和し、ただのあっさりではなく「奥深さ」を備えた味わい。脂が表面に艶を添え、そこから広がるコクは、塩ラーメンの既成概念を覆すものでした。さらに大葉の清涼感が後からふっと抜けていき、これまで出会ったことのないさっぱり感を演出。まさに唯一無二のスープです。 麺は麺屋棣鄂の中細ストレート。つるつると流れるように喉を通り、スープと一体化する感覚は圧巻。小麦の存在感を前に出すのではなく、スープの流れに自然に寄り添い、まるで計算されたように完成度の高い組み合わせでした。 トッピングも秀逸。ワンタンは肉餡の旨みと滑らかな皮が口の中でとろけ、スープに厚みを加えます。チャーシューは脂の甘みが際立ち、スープに浸すとさらに旨みが増し、ご飯が欲しくなる味わいでした。 さらに特筆すべきは卓上の味変。柚子胡椒を加えるとスープに爽快なキレが生まれ、干し貝柱は旨みを一段と押し上げてくれる。単なる調味料ではなく、ラーメン全体のストーリーを次の章へと進める役割を果たしており、「同じ一杯なのに、まるで二度三度と楽しめる」感覚を味わえました。 「あす流」という店名には、“明日へ流れる”という日常性と、未来を切り拓く革新性の両方が込められていると感じます。ラーメンそのものは未来志向でありながら、提供の仕方や空間は街に自然と溶け込んでいる。この二面性こそが「あす流」の真髄でしょう。 総じて、あす流の塩ラーメンは「塩ラーメンの完成形」と言いたいほどの傑作。透き通ったスープの中に知的なひねりと奥深さを秘め、食べ手を驚かせながらも安心感を与えてくれる。立ち食いでサッと味わえる日常性と、百名店らしい完成度の高さが見事に両立した、まさに特別な一杯でした。