「うどん」で検索しました。
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2025/03訪問
1回
食べログ うどん WEST 百名店 2024 選出店
西宮(阪神)、さくら夙川、香櫨園/うどん、親子丼、うどんすき
讃岐うどんの名店「讃歌うどん はんげしょう」。注文したのは看板メニューの「とり天ぶっかけ」。正直、食べる前から期待が高かったのですが、それを遥かに上回る美味しさに驚かされました。 まず、麺。冷たいぶっかけスタイルで提供されるうどんは、ツヤツヤと光り輝き、見た目からして美しい。コシは強く、それでいてしなやかさもあり、一口噛むたびに小麦の香りがふわりと広がります。噛み応え抜群の麺に、ぶっかけ出汁が程よく絡み、喉越しはまさに極上。冷たさがさらに麺の美味しさを引き立てていました。 そして主役のとり天。衣はカリッと軽やかで、中の鶏肉は驚くほどジューシー。一口食べると肉の旨味があふれ出し、口の中いっぱいに幸せが広がります。添えられた大根おろしとレモンの爽やかさが絶妙なアクセントになり、揚げ物の重さを一切感じさせない完成度でした。 さらに、トッピングの青ネギとすりおろした生姜が、全体の味を引き締める役割を果たしています。シンプルながらも計算し尽くされたバランスで、うどん、出汁、とり天、それぞれが互いを引き立て合う一杯に仕上がっていました。 讃岐うどんというジャンルの枠を超えた、もはや芸術品とも言える「とり天ぶっかけ」。これほどの完成度を誇る一杯に出会えるのは、うどん好きとして大きな幸運です。次回訪問時も、迷わず再注文したいと思います。讃岐うどんファンのみならず、全ての麺好きに自信を持っておすすめしたいお店です!
2023/09訪問
1回
1回
食べログ うどん WEST 百名店 2024 選出店
谷町六丁目、松屋町、谷町九丁目/うどん、カレーうどん、おでん
土曜の夕方17時半、待ちなしで入店。落ち着いた照明と木のぬくもりが漂うカウンター席で、「海老天とり天盛ぶっかけ」を注文しました。 まず目に飛び込んでくるのは、その見事な盛り付け。黒く深い器に盛られたうどんは、艶やかに輝く照りと滑らかさを放ち、刻み海苔が上品に彩りを添えています。まるで料理の完成度を視覚から語りかけてくるよう。 一口目は、何よりも麺の個性に驚かされました。コシを強調する讃岐うどんとは違い、きぬ川のうどんは、みずみずしさともちもち感を前面に押し出した独自の存在。水分をたっぷり含んだその麺は、のど越しも軽やかで、食べるたびに口の中で優しく弾けるような印象です。 天ぷらは、どれも揚げたてで、油切れも申し分なし。とり天は衣がさくっと軽く、中はふっくらジューシー。下味は抑えめで、塩を添えるか、ぶっかけのつゆに絡めることで旨みが引き立ちます。舞茸天は香りが濃く、さくさくとした食感の奥からじんわりと広がる旨みが印象的。茄子の天ぷらはとにかくジューシーで、噛んだ瞬間にとろりと広がる甘みが最高でした。個人的にはこの茄子が一番のお気に入りです。 そして、海老はぷりっと弾力があり、衣の香ばしさとのコントラストが絶妙。ししとうもほろ苦さが程よくアクセントとなり、口をリセットしてくれるような役割を担っていました。 全体を通して、特筆すべきはやはり麺の「みずみずしさ」と「もっちり感」。これまでに食べたどのうどんとも違う、記憶に残る一杯でした。天ぷらも一つ一つが丁寧に揚げられており、うどんとともに食べることで完成するバランスの良さも印象的。 「饂飩とお酒 からほり きぬ川」、またふと思い出して足を運びたくなる、そんな余韻を残す一店でした。
2025/07訪問
1回
本郷三丁目エリアで気になっていたうどん屋さんにて、ぶっかけうどん(冷・麺少なめ)+ちくわ天を注文。 まず驚いたのはその価格、ぶっかけうどんがたったの460円という破格の安さ。近年どのお店も値上げ傾向が続く中、これだけのクオリティでこの価格は素直にすごい。そこに、しっかり揚げられたちくわ天を追加してもワンコインちょっとという、驚異のコストパフォーマンスです。 うどんの麺は、つややかで美しい見た目に加え、しっかりと冷水で締められた強いコシと弾力感があり、噛み締めるごとに小麦の香りがふわりと広がります。程よい太さとねじれがあり、つゆとの絡みも良好で、麺好きにはたまらない食感。少なめにしてちょうど良かったのですが、普通盛りでもスルスルと食べ進められそうな軽快さがありました。 出汁はキリッと冷たく、優しい甘みとしっかりした旨みが絶妙に調和した関西風の味わい。そのまま飲み干せるほどまろやかで、薬味との相性も抜群。特にたっぷりの天かすが印象的で、サクサクの食感を保ちつつ、時間とともに旨みを出汁に溶かしていく様子も楽しめます。おろし生姜やネギもフレッシュで、ぶっかけうどんとして非常に完成度の高い仕上がりです。 ちくわ天は揚げたてで提供され、表面はサクサク、中はふんわり。油っこさが全くなく、軽やかな衣と程よい塩気でそのままでも美味しく、うどんの出汁との相性も抜群。大ぶりで満足感があり、追加して正解の一品でした。 店内は清潔感があり、セルフ方式ながら流れもスムーズ。価格を超える丁寧な仕事ぶりが伝わってくる、街の実力派うどん店という印象でした。 シンプルながら一切の妥協なし。安くて早くて美味いを本気で体現している一杯に、気づけばほっと心までほぐされていました。 近所にあれば間違いなくリピート確定、今後も定期的に通いたいお店のひとつです。
2025/05訪問
1回
得正 平野町店で「サービス定食(800円)」の 肉チーズカレーうどん をいただきました。 まず、カレーは得正らしい甘めの味わいで、コクがありながらスパイスの香りも感じられます。最初にふわっと甘みが広がり、後からじんわりとスパイスが追いかけてくるような、クセになる味わいでした。 麺は 太めでしっかりとコシがあり、もっちりとした食感が特徴的。スープとの絡みもよく、食べごたえ抜群です。スープの濃厚さに負けないしっかりとした麺なので、最後まで満足感があります。 肉はカレーの中で旨みを引き出していて、しっかりとした出汁の役割を果たしていました。噛むたびに甘みのある脂がじんわりと広がり、カレーとの相性が抜群です。そこに チーズのコクが加わることで、さらに奥深い味わい になっていました。 ボリュームも十分で、 800円でこのクオリティならコスパはかなり良い と感じました。大阪のカレーうどんは店によって個性がありますが、得正は「甘さ」と「コク」が特徴的で、万人受けしやすい味わいですね。 店内はカウンター中心で、ランチタイムはスーツ姿のビジネスマンで賑わっていました。ワンオペで店主が切り盛りしていて大変そう でしたが、それでも テキパキと動いていたのが印象的 です。並んでいる人もいましたが、席数が多く回転率が良さげなので、それほど待たずに入れるのも嬉しいポイント です。 「がっつり食べたいけど、重すぎるのはちょっと…」というときにぴったりの一杯。 甘めのカレーうどんが好きな人には特におすすめ です。
2025/03訪問
1回
釜たけうどん 明石焼 LINKS UMEDA店で「かすうどん」と「ちくわ天トッピング」を注文しました。 このお店は東京駅でも訪れたことがあり、初めてそのコシの強さに驚き、すっかり好きになったうどん屋さんです。梅田駅の新梅田食堂街にも店舗がありますが、こちらのLINKS UMEDA店はまだ認知度が低いのか比較的空いており、ゆったりと食事を楽しむことができるのもおすすめポイントです。 今回注文したかすうどんは、釜たけうどんならではの関西風の優しい出汁に、油かすのコクと旨味が絶妙にマッチしていて、最後の一滴まで飲み干したくなる味わいでした。うどんは太めでもっちもちで、噛むたびに小麦の風味が口いっぱいに広がり、最高の食感でした。寒い季節にはぴったりの一杯です。 さらにトッピングしたちくわ天がこれまた絶品。揚げたてで外はサクッとしていながら、中はふわふわとした柔らかい食感が特徴的。ちくわ自体の旨味も際立っており、出汁との相性も抜群です。シンプルなトッピングながら、これだけでも満足感の高い一品でした。 ちなみに、お店のおすすめは冷たいぶっかけうどんです。うどん本来のコシや小麦の風味をダイレクトに楽しめるので、初めて訪問する際にはぶっかけがおすすめとのこと。ただ、今回いただいた温かいメニューも出汁の香りやコクがしっかりしており、寒い季節には温かい方も美味しく楽しめます。 釜たけうどんの魅力を存分に感じられる一杯で、次回は明石焼きや他のメニューにも挑戦してみたくなりました。東京駅や新梅田食堂街の店舗とはまた少し違った雰囲気を楽しみながら、絶品うどんを味わえるので、LINKS UMEDA店もぜひ訪れてみてください!
2024/12訪問
1回
物産展で購入した佐藤養悦本舗の「稲庭中華そば」。一見シンプルなパッケージからは想像できないほど、完成度の高い一杯に驚かされました。 まず、スープの美味しさが圧倒的です。鶏の旨味がしっかりと引き出されていて、まるで本格的なラーメン店で味わうようなクオリティ。醤油の香りがふわりと立ち上り、深みのあるコクとともに、後味は驚くほどスッキリしています。飲むたびに旨味が染み渡り、気づけばスープを飲み干してしまうほどの美味しさです。 そして、稲庭うどんの技術を活かした麺の存在感。ツルツルとした滑らかな喉越しと絶妙なコシ、そしてスープとの絡みが完璧です。中太のストレート麺は、まさに「美味しさを運ぶ器」と言えるほどの完成度。インスタントとは思えないほど贅沢な食感に感動しました。 さらに、簡単に調理できる乾麺という点も嬉しいポイント。保存が効くため、特別な日に家でゆっくり楽しむこともできます。「家でこのクオリティを味わえるのか」と、期待以上の満足感を得られる一品です。 物産展で手に取ったのは偶然でしたが、この出会いには感謝しかありません。普段使いのインスタントラーメンを超える特別感があり、一度食べれば虜になること間違いなし。見かけたら迷わず手に取ってみてほしい、秋田が誇る逸品です。
2024/12訪問
1回
「道頓堀 今井 大阪のれんめぐり店」で関西うどん文化の真髄を堪能してきました。今回いただいたのは、「親子丼」と「小きつねうどん」のセット。どちらも看板に偽りなしの味わいで、大満足のひとときでした。 小きつねうどん まず、うどんの麺。程よく太めでもちもちとした食感で、噛むほどに小麦の風味が広がります。そして、このお出汁。昆布や鰹節を贅沢に使った深い旨味と、ほのかな甘みが一体となったスープは、まさに「関西のうどん」のお手本そのもの。お揚げはふっくらと炊き上げられ、じゅわっと甘辛い味が口の中に広がります。どこか懐かしさを感じさせる一杯で、これだけでも満足感が高いです。 親子丼 店内で「9年連続金賞受賞」というポスターを目にして、思わず注文してしまいましたが…これが想像以上の美味しさ!卵の黄身がとろっと濃厚で、ふんわりと仕上げられた半熟の卵全体がご飯に優しく絡みつきます。鶏肉も驚くほど柔らかくジューシーで、出汁の香りと旨味が見事に調和しています。「親子丼」の名にふさわしい、まさに親子が一体となった味わいに感動しました。 全体的に「丁寧さ」が料理から伝わってきて、素材へのこだわりが感じられるお店です。関西らしいお出汁文化を存分に味わいたい方は特におすすめ!
2024/11訪問
1回
食べログ うどん KAGAWA 百名店 2024 選出店
八栗、六万寺、古高松南/うどん、うどんすき、揚げ物
香川県の名店「うどん本陣 山田家 讃岐本店」のお土産用うどんを購入しました。店舗にはまだ訪れたことはないのですが、自宅で気軽に本格讃岐うどんが楽しめるということで、期待を込めていただきました。 まず、太めでしっかりとした麺は、噛むたびにもちもちとした弾力を感じられ、小麦の香りがふわっと鼻を抜けます。コシもほどよく強く、つるりとした喉ごしが気持ちよく、素直に「これは優等生のうどんだな」と感じました。シンプルながら完成度の高い仕上がりで、お店のこだわりが伝わってきます。 つゆは甘みがありながらもすっきりとした味わいで、麺との相性も抜群。家庭でここまでのレベルの讃岐うどんが楽しめるとは驚きです。お土産うどんとは思えないクオリティで、旅先で購入してきた良さがしっかりと生きています。 パッケージも立派で、贈り物や自宅用としても満足度が高い一品。今回は自宅用でしたが、家族にも好評で、「また食べたいね」との声があがりました。旅行の余韻を楽しむにはもってこいのお土産ですね。 次はぜひ現地のお店にも足を運び、本場の雰囲気を感じながら味わってみたいと思います。香川のうどん文化を感じられる、おすすめのお土産です!
2025/04訪問
1回
香川の名店「山下うどん」のぶっかけうどんセットをお土産で購入し、自宅で楽しみました。結果は、感動の一言。これほどまでに美味しい讃岐うどんを自宅で味わえるとは思いませんでした。 麺は茹でた後も圧倒的なコシを保ち、噛むほどに小麦の風味が口いっぱいに広がります。付属のぶっかけ出汁は、まろやかな甘みと旨味のバランスが絶妙で、麺本来の味を引き立ててくれました。 今回は豚肉と玉ねぎを甘辛く煮て「肉ぶっかけうどん」にアレンジしてみましたが、これが大正解!豚肉の旨味と出汁が絡むことで、さらに贅沢な一杯に仕上がりました。 しかし、この美味しさを味わえば味わうほど、「本場の味を直接堪能したい!」という気持ちがどんどん膨らみます。次回はぜひ讃岐の地を訪れ、「山下うどん」の暖簾をくぐり、茹でたての麺と店内の雰囲気を存分に楽しみたいと思います。
2024/11訪問
1回
香川の名店「山下うどん」のぶっかけうどんセットをお土産で購入し、自宅で楽しみました。結果は、感動の一言。これほどまでに美味しい讃岐うどんを自宅で味わえるとは思いませんでした。 麺は茹でた後も圧倒的なコシを保ち、噛むほどに小麦の風味が口いっぱいに広がります。付属のぶっかけ出汁は、まろやかな甘みと旨味のバランスが絶妙で、麺本来の味を引き立ててくれました。 今回は豚肉と玉ねぎを甘辛く煮て「肉ぶっかけうどん」にアレンジしてみましたが、これが大正解!豚肉の旨味と出汁が絡むことで、さらに贅沢な一杯に仕上がりました。 しかし、この美味しさを味わえば味わうほど、「本場の味を直接堪能したい!」という気持ちがどんどん膨らみます。次回はぜひ讃岐の地を訪れ、「山下うどん」の暖簾をくぐり、茹でたての麺と店内の雰囲気を存分に楽しみたいと思います。
2024/11訪問
1回
讃くさんでいただいたのは、温かい「かけうどん」。一口飲んだ瞬間、昆布のやさしい旨味と鰹節の深みが口いっぱいに広がり、心がほっと癒されました。関西ならではの繊細で上品な出汁は、一度飲んだら止まらないほど絶品! 麺は極太でもちもちとした弾力があり、噛むほどに小麦の風味が感じられる贅沢な仕上がり。麺と出汁のハーモニーが見事で、食べる手が止まらなくなります。さらにトッピングの天かすがコクをプラスして、シンプルながらも満足度の高い一杯に仕上がっています。 驚きなのは、これがわずか500円というコスパの良さ。香川でいりこ出汁の讃岐うどんを食べたばかりですが、讃くの昆布と鰹節を活かした出汁は全く異なる魅力を持ち、関西の「だし文化」の奥深さを再認識しました。この価格で、これほどのクオリティを楽しめるお店はなかなかありません。 朝7時から営業しているのも嬉しいポイント。次回は人気の「すだち醤油うどん」を狙ってみたいと思います。このお店は、味だけでなく、価格以上の満足感を提供してくれる素晴らしい一軒です。関西うどんの真髄を知りたい方には、ぜひ訪れてほしいと思います!
2024/11訪問
1回
お土産用の「伝の助うどん」を購入し、自宅で肉うどんを作りました。香川の名店 「うどんバカ一代」 の味を自宅で再現できるということで、期待を込めて調理。結果として、その期待を裏切らない 本格的な讃岐うどんの食感と味わい を楽しむことができました。 まず、 うどんの存在感が抜群 でした。麺は太めで、しっかりとしたコシともちもちの弾力を兼ね備えています。すすった瞬間、小麦の香りがふわっと広がり、噛めば噛むほど甘みが感じられる。お店で食べた時の 力強い麺の食感がしっかりと再現されており、「これが家で味わえるのか」と感動 しました。讃岐うどんの特徴を存分に味わえる、まさに 本格派のうどん です。 さらに、付属の出汁も完成度が高く、優しい甘みとコクがありながら、しっかりとした旨味が感じられます。特に肉との相性が抜群で、牛肉の脂が溶け込むことで、より奥深い味わいに仕上がりました。讃岐うどんらしい シンプルながらも素材の美味しさが活きた一杯 に。家にいながら、本場の味を存分に堪能できるのは嬉しいポイントです。 そして何より 茹で時間の短さ が驚きでした。一般的な乾麺のうどんは茹でるのに10分ほどかかりますが、「伝の助うどん」は 下茹でされているのか、たった2〜3分で茹で上がる という手軽さ。忙しい時でもサッと作れるので、日常使いしやすいのも魅力的です。食べたいと思った時にすぐに本格的な讃岐うどんが味わえるのは、お土産としてだけでなく、ストックしておきたい一品だと感じました。 「うどんバカ一代」で食べたうどんの美味しさが蘇る、 再現度の高いお土産うどん 。讃岐うどん好きには間違いなくおすすめできるクオリティです。香川を訪れた際には、ぜひこのうどんを買って帰り、自宅で楽しんでみてほしいと思います。 香川の名店「手打十段 うどんバカ一代」で、感動の一杯を体験してきました。 まず、名物の「釜バターうどん(小)」をオーダー。運ばれてきた瞬間から漂うバターの香りに心が躍り、一口すすれば、もちもち太めの麺がしっかりと口の中で弾むような食感で、これまで食べたどのうどんとも一線を画す美味しさでした。バターのコクと絡み合い、卵のまろやかさが引き立つ絶妙な一杯。正直「うどんってこんなに美味しかったんだ」と改めて思わせてくれる至高の体験です。 続いて、「肉ぶっかけうどん(小・冷)」を注文。冷たい麺ならではのしっかりとしたコシが楽しめて、温の麺とは異なる満足感があります。甘めに味付けされた肉のタレが出汁と混ざり合い、口の中でじんわりと広がる味わいがたまりません。暑い日にはこの冷たい肉ぶっかけがまた格別でしょう。 人気店ゆえの並びは覚悟していましたが、この日も約60人待ち。しかし、思った以上に回転が早く、30分程度で席に着けました。並んででも味わう価値のある、まさに「十段」の名にふさわしい名店です。また訪れたくなること間違いなしです。
2025/03訪問
2回
大阪・中崎町の人気店「うどん屋 きすけ」へ16:00頃に訪問。このお店は行列が絶えないことで有名ですが、運良く待ち時間なしで入店できました。何度も名前を耳にしていた名店の一杯、期待を胸に注文したのは、看板メニューの「鯛ちくわ天温玉ぶっかけ」。 テーブルに運ばれてきた瞬間、まず目を引くのは鯛ちくわ天の存在感。大ぶりのちくわ天が黄金色に輝き、温玉が美しく添えられたビジュアルは、食べる前から心を掴まれます。 まずは、ぶっかけの出汁からひと口。関西らしい上品な味わいながらも、しっかりとした旨みが感じられ、醤油の角が立ちすぎることなく、丸みのある優しい仕上がり。塩気がちょうどよく、うどんの味を引き立てつつ、最後の一滴まで飲み干したくなるようなバランスの良さが光ります。 麺は、つるつるとした滑らかな喉越しと、もっちりとした弾力が特徴的。讃岐うどんのような強いコシではなく、優しいモチモチ感が楽しめるタイプで、出汁との絡みも絶妙。しっかりとした噛み応えがありつつも、重たさを感じさせない仕上がりが印象的でした。 そして、主役の鯛ちくわ天。これが驚くほどサックサクで、衣は軽く、油っぽさを一切感じさせない絶妙な揚げ加減。噛むたびに鯛の旨みがじゅわっと広がり、出汁や温玉と絡めることで、味わいの変化も楽しめるのが魅力的。天ぷらのクオリティが非常に高く、この一品だけでも食べる価値があると感じました。 全体的にバランスの取れた完成度の高いぶっかけうどんで、特に天ぷらの仕上がりの良さが印象的でした。麺の量も十分で、麺半分でもしっかりと満足感を得られるボリューム感。天ぷらの存在感がしっかりとしているので、小食の方でも満足できる一杯だと思います。 大阪のうどん文化の奥深さを再認識させてくれる名店「うどん屋 きすけ」。行列ができるのも納得のクオリティで、一度は訪れる価値のあるお店です。次回は温かい出汁のうどんや、他の天ぷらも試してみたくなりました。うどん好きなら、ぜひ訪れてみてください。 ■評価基準 5.0 ここ程美味しい店はない 4.5 人に自信を持ってお勧めできる 4.0 美味しいが、機会があれば行く程度 3.5 期待していたほどではなく、普通だった 3.0 可もなく不可もなく 2.5 ちょっと物足りない、期待外れ 2.0 美味しくはない 1.5以下 まずい、二度といかない
1回
1回
日本三大うどんの一つ、水沢うどん。その発祥地とされる群馬県渋川市の老舗「元祖 田丸屋」で、その本場の味を堪能してきました。創業400年以上の歴史を感じる店構えと洗練された佇まいは、訪れるだけで特別感を味わえます。 いただいた水沢うどんは、驚くほど美しいツヤと透明感を持つ麺。箸で持ち上げただけでその滑らかさが伝わり、口に運ぶとツルツルと喉を通り抜ける感覚に感動します。しっかりとしたコシがありながらも、程よい柔らかさとのバランスが絶妙。噛むたびに広がる小麦の自然な甘みが、職人の技と素材の良さを物語っています。 さらに、うどんを引き立てる出汁は、利尻昆布や本枯れ鰹節を贅沢に使用した深みのある味わい。シンプルながらも素材本来の力強さを感じる一杯で、最後の一滴まで飲み干したくなる美味しさです。 店内は広々として落ち着いた雰囲気で、観光客や地元の方々に愛される理由が伝わってきます。特に、伊香保温泉や水澤観世音の観光ついでに立ち寄れるロケーションは便利で、旅の締めくくりにぴったり。 「元祖 田丸屋」で味わう水沢うどんは、歴史と伝統が織りなす特別な一杯でした。これまで食べたどのうどんとも違う、唯一無二の食体験。うどん好きの方にはぜひ訪れてほしい名店です。
2021/06訪問
1回
京都・岡崎エリアにある老舗「京うどん 生蕎麦 岡北」を訪問しました。平安神宮からも近く、観光の合間にも立ち寄りやすい立地ながら、観光客だけでなく地元の方々にも長年愛される名店です。訪れたのは土曜の16時30分頃、夕食には少し早い時間帯だったためか、行列もなくスムーズに入店することができました。 今回注文したのは、名物の天とじうどん、親子丼、そしてきつねうどん。どれも京都らしいやさしい出汁の旨味が感じられる仕上がりで、特に天とじうどんの完成度には感動しました。 まず天とじうどん。一口すすった瞬間に「これは過去一かもしれない」と思わせてくれる一杯でした。まず特筆すべきは、透明感のある関西風の出汁の美味しさ。しっかりと旨味を感じながらも、優しく後を引く味わいで、飲み干したくなるほどの完成度です。細めのうどんはもっちりとした食感で、コシは控えめながらも心地よい歯ざわり。さらに、全体をふわっと包み込むように広がるとじ卵のやさしさ。まるで雪の結晶のようにスープの上に浮かぶ姿は美しく、見た目でも楽しませてくれます。天ぷらも程よく出汁を吸い、サクッとした衣と海老のぷりっとした食感が口の中で調和。京都らしい繊細さと温かみを感じられる、文句なしの一杯でした。 親子丼は、出汁の風味を活かしたとろとろの卵がたまらなく、鶏肉は少なめながらも、しっかりと弾力があり噛むほどに旨みがあふれてきます。ご飯の量が想像以上にしっかりあるので、全体のボリュームも満点。しっとりと炊かれたご飯と卵の半熟具合が相まって、口当たりも非常にやさしいです。見た目の華やかさというより、滋味深さにほっとする、そんな一杯でした。 きつねうどんは、大ぶりの甘く煮込まれたお揚げがしっかりと出汁を吸っていて、噛んだ瞬間にジュワッと旨みが口に広がります。ねぎもほんのりとした甘みがあり、全体としてバランスのとれた味わい。シンプルながらも丁寧に仕上げられていることが伝わってきます。 全体を通して感じたのは、「出汁の力」がとにかくすごいということ。それぞれの料理が、この出汁によって一層引き立てられ、どれも完成度が非常に高いです。なかでも天とじうどんは、見た目・味・香りのすべてが秀逸で、京都を訪れるたびに食べたくなるような逸品でした。 次回は鴨なんばやそば系も試してみたいところ。静かな時間帯にゆったりと食事を楽しみたい方には、夕方の訪問もおすすめです。京都の老舗の味と職人技を体感したい方に、心からおすすめできる名店です。