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2026/02訪問
1回
京都市内にあるベーカリー・焼き菓子店。派手な打ち出しはないものの、ひとつひとつの完成度が非常に高く、分かる人にはしっかり刺さる実力派。パンだけでなく焼き菓子にも強く、特にカヌレは「ついで買い」ではなく、これを目当てに足を運びたくなる看板的存在。日常使いというより、“わざわざ行く理由がある店”という立ち位置で、京都のパン・焼き菓子好きの記憶に残り続けるタイプ。 ■ 洛中カヌレ ⭐️⭐️ 外側はカリッと力強く焼き切られ、中はとろりと溶けるような食感。このコントラストがとにかく鮮烈で、ひと口目から「別格」と分かる。 4年前に初めて食べた時に「カヌレって、こんなに美味いものなのか」と価値観をひっくり返されて以来、いろいろな店で食べ歩いてきたけれど、正直ここを超える一品には出会えていない。 久しぶりに食べても印象はまったく変わらず、やはり圧倒的。香ばしさ、甘さ、どれもが過不足なく噛み合っている。一個500円と安くはないが、この完成度なら納得どころか、むしろ良心的に感じる。 「カヌレが好き」ではなく、「このカヌレが好き」と言いたくなる存在。京都で焼き菓子を語るなら、間違いなく外せない一品。
2026/01訪問
1回
高槻の名店「丹青」。 土曜日の朝9時20分に到着した時点で、すでに8人待ち。開店前から行列ができると聞いて早めに来たものの、ここまで並ぶパン屋は関西でも初めて。10:15にようやく入店。外は暑く、日傘は必須でしたが、お店の方が並ぶお客さんに傘を貸してくださるという心配りも。出る頃にはすでに20人待ち。人気の高さを肌で感じました。 まず真っ先におすすめしたいのが「うめ明太(⭐️)」。これはもう、絶対に食べてほしい一本。たっぷり詰まった明太子が香ばしいフランスパンの塩気と抜群に合い、中はふわふわ。さらに大葉の爽やかな香りがふっと抜け、旨みと香りの波が押し寄せてきます。惣菜パンという枠を超えた完成度で、丹青の実力を感じさせる逸品。 「黒豆とヘーゼルナッツのタルト(⭐️)」は、見た目からして宝石のよう。黒豆がゴロゴロと入り、タルトはサクサク、生地はふわふわ。ヘーゼルナッツの香ばしさが甘みを引き締め、上品でいて満足感のある味わいでした。焼きの香りが本当に良い。 「自家製ショコラティーヌのパンオショコラ(⭐️)」も衝撃的に美味しかった。サクサクと軽快なのに、決して軽すぎない食感。濃厚なチョコレートが層の間にしっかりと溶け込み、口の中でカカオの香りがゆっくり広がります。これまでのパンオショコラの中でも、間違いなくトップクラス。 惣菜系で最も印象に残ったのが「舞茸とベーコンのクロックムッシュ(⭐️)」。 香ばしいベーコンの香りが鼻を抜け、そのあと舞茸の芳醇な香りが追いかけてくる。くるみのカリッとしたアクセントも効いていて、まるで一皿料理のような完成度。これほど香りと旨みのレイヤーが重なった惣菜パンはなかなか出会えません。 「クロワッサン アラクレーム(◎)」は、見た目のずっしり感に反して繊細な口どけ。カスタードと生クリームがたっぷり入っているのに、クロワッサンの香ばしさがしっかりと主張してくる。バターと小麦の香りが立ち上がり、満足感の高い一品。 「クリームチーズレザン(◎)」は、なめらかなチーズとジューシーなレーズンのマリアージュ。噛むたびにレーズンの旨みがじゅわっと広がり、チーズの酸味と見事に調和しています。おやつにもワインにも合いそうな、万能の美味しさ。 そして「ノアレザン(◎)」。 くるみの香ばしさとレーズンの自然な甘みが共演する、クラシックでありながら完成度の高い一品。レーズンは大粒でたっぷり。ほのかな渋みがアクセントになっていて、噛みしめるほどに深い味わいを感じます。生地はギュッと詰まっており、しっとりとした口当たり。パンとしての完成度が高い一方で、素材の力をストレートに感じさせてくれるのも魅力。 一方「レーズンちぎりパン(⭐️)」は、もっちもちの柔らかいパンにジューシーなレーズンがこれでもかと詰まった一品。レーズンの粒が大きく、噛むたびに果汁のように甘みが広がる。レーズンが苦手な人でも思わず「これは美味しい」と言ってしまうほどの出来。素朴だけど忘れられない味わいでした。 「自家製ラムトマトカレーのパニーニ(◎)」は、ラム・ナス・カボチャなど具材が豊富で、噛むたびに味が変化。スパイス感よりも素材の旨みが際立つタイプで、丁寧に作られた“料理系パン”という印象です。 「ダブルトマトとイベリコベーコンハラペーニョ(◯)」は、ベーコンの脂がしっかり旨みを出し、ハラペーニョの辛さは控えめ。ナッツの食感がアクセントになる一方で、少し好みは分かれるかもしれません。 「クロワッサン(◎)」は、シンプルで王道。甘さ控えめでバターの香りが心地よく、朝食にぴったりの一品。 そして最後に「丹精のドーナツ(ショコラ)(◎)」。ふわふわでもっちりした生地に、甘さ控えめのショコラソースがとろりと広がる。派手さはないのに記憶に残る、まさに“丹青らしい上質な余韻”を感じました。 どのパンをとっても香り高く、構成が緻密。素材を生かしながらも、驚きと楽しさを兼ね備えている。 関西でこれほど完成度の高いパン屋は本当に稀です。開店前に並ぶ価値、間違いなくあります。高槻に行くなら“丹青で朝を迎える”――それだけで一日が特別になる、そんなお店です。
2025/09訪問
1回
岐阜市・東鶉にある地元密着の人気店「うずらベーカリー」さんに初訪問。 明るくて可愛らしい外観と、焼きたての香ばしい匂いに誘われ、思わずいろいろ買いそうになる中、今回は看板商品のひとつでもある「けいちゃんカレーパン◯」と「パニーニ◎」を購入しました。 まずはけいちゃんカレーパン。これは文句なしに美味しい。外側はカリッというよりはもっちりとした独特の食感で、噛んだ瞬間に中からたっぷりのカレー餡がじゅわっと広がります。中の具材も手抜きなしで、ゴロっとしたお肉や玉ねぎがしっかり入っており、食べごたえも十分。岐阜名物の“鶏ちゃん”をベースにした甘辛さとスパイス感のバランスも絶妙で、「ご当地×本格カレー」の掛け合わせがしっかり成功している一品です。 そして、パニーニ。こちらも想像をはるかに超えてきました。まず驚いたのは、溶け出すほどたっぷりと入ったチーズの量。焼きたてだったこともあり、トロトロとしたチーズのコクと旨みがパン全体に染み渡り、パンの香ばしさと相まって極上の仕上がり。具材とパンのバランスも良く、最後の一口まで満足感が続くクオリティでした。 どちらも“想像以上においしい”というのが率直な感想で、ローカルなベーカリーとは思えないレベルの高さ。ラインナップも豊富なので、今度はスイーツ系や食パンなども試してみたくなりました。 岐阜近郊に立ち寄る際には、ぜひチェックしてほしい名店です。
2025/05訪問
1回
桃山台の人気パン屋「ア・ビアント 桃山台店」で、4種類のパンを購入しました:パンオショコラ、あん塩バター、ツウィーベル・ホワブル、おさつショコラ。どのパンもクオリティが高く、それぞれに個性が光る美味しさでした! ◎パンオショコラ 外は驚くほどサクサクで、バターの香りが一口食べた瞬間にふわっと広がります。中のビターチョコレートは濃厚ながら甘さ控えめで、生地とのバランスが絶妙。本当に美味しく、クロワッサン系が好きな方にはぜひ一度食べていただきたい一品です。朝食や軽食にぴったりで、ついリピートしたくなる完成度の高さでした。 ◎あん塩バター これには感動しました。たっぷり詰まったあんこの濃厚な甘さと、塩味が効いたバターがクロワッサン生地と見事に調和。外側の生地はさっくさくで、これまで食べたどの「あんバター」よりも美味しく、間違いなく“過去一番”の一品です。一口食べるごとに「また食べたい」と思わせてくれる特別なパンでした。 ◯ツウィーベル・ホワブル 外はサクッとした食感で、中は噛み応えのあるハード系の生地。焼き立てならではの香ばしさとともに、玉ねぎの香りがふわっと広がります。濃厚なチーズの塩気が生地に染み込み、ブラックペッパーがアクセントとなって全体の味を引き締めています。玉ねぎの甘み、チーズの旨味、ブラックペッパーのスパイシーさが絶妙にマッチし、シンプルながらも深い味わいが楽しめます。スープやワインと合わせるとさらに美味しさが引き立つ、食べ応えのある一品です。 ◯おさつショコラ 柔らかい生地の中には、さつまいもとビターチョコが程よいバランスで入っており、そこに加わったしっとりとしたくるみが絶妙なアクセントになっています。くるみの香ばしさと優しい食感が、さつまいもの自然な甘さとチョコのほろ苦さを引き立て、全体的に甘すぎず、ちょうど良い仕上がりでした。スイーツとしても軽食としても楽しめる一品で、くるみが加わることでより深みのある味わいに仕上がっています。 どのパンも、素材の良さと丁寧な作り込みが際立ち、「ア・ビアント」ならではのクオリティを感じられるものばかりでした。店内の雰囲気も明るく、焼きたてのパンの香りに包まれながら選ぶ時間が楽しいのも魅力です。 桃山台エリアを訪れる際には、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。次回は新作パンや季節限定商品にも挑戦してみたいと思います!
2024/12訪問
1回
阪急「中津駅」から徒歩圏内に位置する「カンテ・グランデ ベーカリー」。前回の訪問でその完成度に感動し、再訪しました。大阪の中で「パネポルチーニ」と並んで何度も通いたくなる、他の人にも自信を持っておすすめしたい名店です。特に、驚くべきはコスパの良さ。これほどのクオリティのパンが200円台から楽しめるなんて驚きです。 今回試したパンはどれも個性豊かで、丁寧な作りが伝わる逸品ばかり。 クロワッサン◯ 大きめサイズで存在感抜群。外側はサクサク、中はしっとりした空洞感があり、噛むたびにバターの芳醇な香りが広がります。職人技が光る、美しく香ばしい一品。 あんバターサンド◯ サクサクの生地にたっぷり詰まった餡とバターが絶妙なバランス。控えめな甘さの餡と塩味の効いたバターが調和し、素朴ながら飽きない美味しさです。 大葉とハーブソーセージ◯ ふんわり香る大葉とハーブソーセージが絶妙にマッチ。軽い味わいで朝食やランチにぴったりです。 きのことソーセージ・グラタンパン◯ 濃厚なクリームときのこの香り、ソーセージの旨味が詰まった一品。リッチな味わいで、寒い季節に温めて食べるとさらに美味しさが引き立ちます。 クルミはちみつベーコン◎ はちみつの甘さとベーコンの塩気がバランスよく調和した絶品パン。甘じょっぱい味わいがクセになり、一度食べるとリピート確定です。 クランベリーとクルミクリームチーズ◎ 今回のイチオシ!外側はサクサク、中はふんわり柔らかく、クリームチーズの濃厚さ、クランベリーの酸味、クルミの食感が絶妙なバランス。これだけでも訪れる価値がある完成度の高い逸品です。 クルミのバトンショコラ◯ 濃厚なチョコレートがぎっしり詰まったバトン型のパン。甘さ控えめで、スイーツ感覚で楽しめます。チョコ好きにはたまらない一品です。 ダッチーズフランス◎ 外はサクサク、中はチーズの塩味が絶妙で、パン自体も噛むほどに自然な甘味が広がります。シンプルながら奥深い味わいで、食べ応えがあります。 クロックムッシュ◯ 上に乗ったチーズがサクサクで香ばしく、控えめなソースが特徴的。全体的に軽めの仕上がりで、食パンにハムとチーズを合わせたシンプルで親しみやすい味わいが楽しめます。朝食や軽食にちょうど良い一品です。 どのパンも素材の良さが際立ち、丁寧に作られているのが伝わります。これほどのクオリティと価格のバランスを両立させたパン屋はなかなかありません。大阪でパンを買うなら、ぜひ一度足を運んでみてください。次回も新しいパンを試すのが楽しみです!
2025/01訪問
1回
食べログ スイーツ WEST 百名店 2023 選出店
梅田、大阪梅田(阪神)、大阪梅田(阪急)/スイーツ、ケーキ、パン
阪急うめだ本店「エシレ・マルシェ オ ブール」で、クイニーアマン(無塩)を購入。フランスA.O.P.認定のエシレバターを贅沢に使用したスイーツが並ぶ中、今回はシンプルながらも職人技が光る一品を選びました。 まず、見た目からして美しい黄金色の焼き色。手に取ると表面はカリッとした質感で、期待感が高まります。一口かじると、周りがサクサクッと心地よい食感で、バターの香りが一気に広がる。このサクサク感がありながら、中はほんのりしっとりとしていて、食感のコントラストが絶妙でした。 そして、何より驚いたのがこのシンプルな美味しさ。余計な装飾や奇をてらったアレンジは一切なく、まさに「王道を突き進んでいる」と感じる一品。使われているのは、バター、小麦粉、砂糖といった極めてシンプルな材料。それなのに、ここまで奥深い味わいになるのは、素材の質と職人の技術のなせる技。 エシレバターの持つナチュラルなコクが、噛むたびにじんわりと口の中に広がり、甘すぎず、でも満足感のある仕上がり。バターの風味はしっかりと感じられるのに、しつこさや脂っこさが全くなく、いくらでも食べられそうな軽やかさがある。 一般的なクイニーアマンはカリカリとしたキャラメリゼが特徴ですが、この無塩バージョンはより生地本来の美味しさを際立たせた印象。シンプルだからこそ、素材の質がそのまま味に直結する。そんなことを改めて実感させてくれる、完成度の高い一品でした。 バターの旨みをしっかり味わいたいなら、これは間違いなくおすすめ。次回は他の焼き菓子や、バターそのものも試してみたくなりました。エシレの魅力が存分に詰まったクイニーアマン、バター好きなら一度は食べるべき逸品です。
2025/02訪問
2回
1回
日比谷の洗練された商業施設「シャンテ」の中に店を構える「ル・プチメック」を、今回で3度目の訪問。これまでの訪問で様々なパンを試してきましたが、今回もやはり外せないのが「半熟卵サンド⭐️」です。回を重ねるごとに、この店の実力の高さと安定感を実感させられます。 本場フランスの伝統を継承しながら、日本人の繊細な味覚にも応える実力派ベーカリーとして知られていますが、その評価は訪問を重ねるたびに確信へと変わっていきます。 一口目から、いつもの美味しさに安堵します。ふんだんに使用された卵は見事な半熟加減で、その濃厚な黄身が口の中でとろけるような贅沢な食感。素材の質の高さが存分に活かされた逸品です。何度訪れても、その完成度は揺るぎません。 特筆すべきは、卵本来の風味を最大限に引き出す技術の確かさ。シンプルな具材だからこそ、その実力が如実に表れます。サンドイッチの要となるパンも秀逛で、適度な弾力を持ちながら、決して主張が強くなりすぎない絶妙な焼き加減が印象的です。 「サンドイッチ」という、一見カジュアルな食べ物でありながら、その一つ一つに込められた職人の真摯な姿勢が伝わってきます。素材の選定から、火加減、バランスに至るまで、妥協のない仕事ぶりは常に健在です。 日比谷シャンテという好立地にあり、映画館の待ち時間や、オフィスワーカーのランチタイム、観劇前後の軽食など、様々なシーンで利用できる便利さも魅力。しかし、その品質の高さは、単なる立地の良さだけではなく、わざわざ足を運んでも後悔しない価値があります。 これまで様々なパンを食べてきましたが、3度の訪問を経ても、その特別な美味しさは色褪せることがありません。手の込んだ料理でなくとも、素材の質と確かな技術があれば、ここまでの満足度を実現できることを教えてくれる、そんな一品です。 本格的なフランスパンはもちろん、日本人の感性に寄り添った逸品も楽しめる懐の深さ。3度目の訪問を経た今でも、まだ試していないメニューへの期待が膨らみます。日比谷の街に確かな価値を添える、そんな実力派ベーカリーとの、末長い付き合いになりそうです。 日比谷駅直結の「ル・プチメック 日比谷店」に2回目の訪問です。独創的なパンが揃っており、前回購入したパンがどれも美味しかったので、今回も新しい味を求めて3種類購入しました。このお店のパンは、食事としてはもちろん、お酒と合わせて楽しむのにもぴったりなラインナップが魅力的です。 まずは「舞茸デニッシュ」。サクサクのデニッシュ生地に舞茸がトッピングされています。舞茸の香りが控えめで、全体的に風味も大人しめ。チーズ感もほとんどなく、見た目のインパクトに比べて味わいは少し物足りなさを感じました。もう少し舞茸やチーズの存在感が引き立つと、さらに楽しめそうだと感じました。 次に「鎖につながれたオニオンとチェダーのパン〜ひとつの罪で〜」。ユニークなネーミングに惹かれて購入しました。オニオンの香ばしさがしっかり感じられ、塩気のバランスも良く、食べ応えがあります。ただ、名前にあるチェダーの存在感は控えめで、チーズ好きとしてはもう少しチーズの濃厚さを感じたかったところ。それでも、ワインや軽めのお酒と合わせると相性抜群で、ちょっとしたおつまみとして楽しめる一品です。 最後に「カリーヴルスト」。これが今回の一押しです!スパイシーなカレーの風味が生地に練り込まれ、そこに存在感のあるジューシーなソーセージがアクセントになっています。カレーとソーセージという鉄板の組み合わせが絶妙で、ピリッとしたスパイス感が後を引きます。これはぜひビールと一緒に楽しみたいパンです。 全体を通して感じたのは、このお店のパンはお酒に合うものが多いということ。食事として楽しむのはもちろんですが、特にワインやビールのお供としていただくとより一層美味しさを引き立ててくれる印象です。日比谷というロケーションも便利で、立ち寄りやすいのも嬉しいポイント。ちょっとした手土産や、自分へのご褒美にぴったりです。 2回目の訪問でしたが、今回も新たな発見があり、非常に楽しめました。次回はさらに違ったパンを試してみたいと思います!また訪れるのが楽しみになるお店です。
2025/02訪問
2回
京都の住宅街に溶け込むように佇む フリップアップ。派手さはないけれど、気づけば地元の人にしっかり愛されている、そんな空気をまとったパン屋さんだ。観光の途中に立ち寄るというより、少し歩いてでも「今日はここに行こう」と目的地にしたくなるタイプのお店。 ■ベーグル チョコレート ◎ 噛んだ瞬間にわかるレベルでもちもち。むぎゅっと歯を押し返してくるような密度もあり、これまで食べてきたベーグルの中でもかなり印象に残る食感だ。チョコレートは甘さ控えめでビター寄り。個人的にはもう一段甘さがあっても嬉しいが、この大人っぽさが生地の旨さを引き立てているとも言える。 ■ベーグル チーズ ◎ よりストレートにこの店の実力が伝わる一品。余計な装飾はなく、ベーグル特有のもっちり感と小麦の風味、そこにチーズのコクが素直に重なる。噛むほどに「シンプルにうまい」という言葉がしっくりくるタイプで、食事にも合わせやすそうだ。 ■レーズンぱん ◎ 一枚が極厚で、断面を見るとレーズンがこれでもかというほど詰まっている。正直、レーズンが得意ではない人もいると思うが、これは別。甘みと酸味のバランスがよく、生地との一体感があるので、気づけばすっと食べ終えてしまう。レーズンパンの印象を少し変えてくれる存在だ。 全体を通して感じたのは、奇をてらわず、素材と食感を大事にしているお店だということ。どれも派手な味付けではないのに、しっかり記憶に残る。毎日食べても飽きなさそうで、近くにあったら間違いなく通ってしまうタイプのパン屋だ。 ここはシンプルにおすすめ。京都に行く理由が一つ増える、そんな一軒。次は別のベーグルや食事系のパンも試してみたくなる、再訪前提のお店でした。
2026/01訪問
1回
神戸・元町に本店を構える老舗ベーカリー、イスズベーカリー 元町店。1946年創業という歴史を持ち、地元では知らない人がいない存在だ。観光地・南京町からもほど近く、日常使いと観光の両方に溶け込む立地。赤と金のロゴが入ったパッケージを見るだけで、神戸のパン文化を感じさせる。 その中でも名物級の存在が「トレロン」。 ■トレロン ◎+ 外側はカリッとした軽快な食感。噛んだ瞬間の歯切れの良さが心地よい。そしてすぐに、中のジューシーなソーセージの旨味が広がる。このコントラストが非常に完成度高い。 パン生地は軽やかでありながら、ソーセージの塩味を受け止めつつ、全体をまとめ上げている。派手さに頼らない、王道のバランス。だからこそ強い。 日常の延長線上にあるのに、食べると確実に満足できる。こういうパンがある街は強い、と素直に思わせてくれる一品。イスズベーカリーを語るなら、まずはトレロンから。神戸らしい普遍的な美味しさがここにある。
2026/02訪問
1回
HANAKAGO は烏丸エリアにある人気のパン屋で、地元でも評価が高い一軒。クラシックなタッチと風味のバランスを大事にしていて、軽さと深さを両立させたパン作りが特徴。 ■ 塩パン ⭐️ うますぎる。もっちもちの生地で、噛むほどにふんわりとした甘みが感じられる。塩の効かせ方も絶妙で、しっかり塩気を感じつつも角が立たない。過去食べた塩パンの中でも頭ひとつ抜けていて、これは素直におすすめできる一品。 ■ ブルーチーズと蜂蜜 △ これだけは正直苦手だった。ブルーチーズの香りが鼻にストレートに抜けてきて、好みの方向性ではなかった。好きな人にはたまらない組み合わせだと思うが、自分の舌には合わなかった。蜂蜜の甘さと塩気のコントラスト自体は面白い発想。 ハナカゴのパンはどれもサイズ感がしっかりしていて、一つで満足感があるタイプ。素材の香りや味を丁寧に引き出す設計で、塩パンのようにストレートにうまいものもあれば、ブルーチーズのように個性が強いものもある。全体の印象としては、「シンプルに旨いパンを上質な形で食べたい時に選びたい店」。烏丸界隈でパンを選ぶなら、塩パン目的で訪れる価値は十分ある。ブルーチーズ系などの変わり種も、ハナカゴらしい挑戦として捉えられるので、好みを広げたい人にも楽しい一軒。
2023/01訪問
1回
西梅田・ハービスプラザに入る、東京発の実力派ブーランジェリー。オフィスが集まる落ち着いたエリアらしく、比較的ゆったりしていて、商業施設内でも少し大人びた空気感がある。 立地はあくまで便利な場所だが、パンのクオリティは「ついで買い」で済ませるレベルではなく、明確に実力派。ヴィエノワズリー、ハード系、惣菜パンまで一通り揃い、どれを取っても作りの丁寧さが伝わってくる。“ハービスにあるから寄る店”ではなく、“ここにあるから安心して買う店”という立ち位置。 ■ パン・オ・ショコラ ⭐️ 何層にも折り重なった生地は、表面がサクッと割れ、中はふわっとほどける理想的な食感。その中に、量も質も妥協のない濃厚なチョコレートがしっかり入っていて、最後まで主役で居続ける。 甘さ、ビター感、ボリューム、そのすべてが高い水準でまとまっていて、パン・オ・ショコラというジャンルの中でもトップクラス。これはぜひ買ってほしい。 ■ クロワッサン・パリ ◎ 層の立ち方が美しく、噛んだ瞬間のパリパリ感が心地いい。バターは上品で主張しすぎず、食事にも合わせやすい仕上がり。個人的にはもう少し甘さがあっても好みだが、完成度は非常に高い。 ■ セーグル・フリュイ ◯ レーズンやオレンジが入ったフリュイ系。ライ麦の酸味は控えめで、フルーツの甘みが前に出るタイプ。フリュイ好きにはおすすめだが、自分の好みではなかったため評価は控えめ。 ブルディガラは、改めて安定感が強い店だと感じる。特にパン・オ・ショコラは、ハービスという立地を抜きにしても十分に目的買いする価値がある一品。落ち着いた空間で、確実に美味しいパンを買いたいときに思い出したい一軒。西梅田エリアでの信頼度はかなり高い。
2026/02訪問
1回
三宮・生田ロード沿いにある、神戸を代表する老舗ベーカリーの一軒。観光客も多い立地だけど、地元の人が普段使いしている感じも強く、朝から夕方まで途切れず人が入る。ハード系から総菜パン、甘い系まで守備範囲が広く、「今日はどれを買っても外さない」という安心感がある店。 ■チョコドーム ⭐️ これは、見た目からしてもう勝ち。ずっしりとしたボリュームで、手に取った瞬間に満足感がある。 表面はサクッと軽く、何層にも重なった生地がほどよく香ばしい。その中に詰まったチョコはしっかり濃厚で、甘さもコクも遠慮がない。だけど、生地が軽い分、重たくなりすぎず最後まで気持ちよく食べ切れる。 チョコが主役ではあるけれど、生地の存在感もきちんとあって、単なる甘いパンで終わらないのがさすがイスズベーカリー。 「今日は甘いのいきたいな」という日に、迷わず手に取っていい一品。初訪問ならまずこれを選んでほしいし、分かっていてもついまた買ってしまうタイプのパン。素直に、美味しい。おすすめ。
2026/02訪問
1回
食べログ パン WEST 百名店 2022 選出店
大阪、大阪梅田(阪神)、西梅田/パン、サンドイッチ、ベーグル
デ・トゥット・パンデュース エキマルシェ大阪店。大阪駅直結でサクッと買える立地が強く、パンデュースの味を日常に落とし込んでくれるありがたい存在。 ■パンデュースのシナモンロール ⭐️ これはうまい。まず見た目からして王道の渦巻きで、艶のあるグレーズがしっかり主張。ひと口目で感じるのは、シナモンの香りの立ち方が上品なこと。効いてはいるのに強すぎず、鼻に抜けるスパイス感と甘さのバランスがちょうどいい。 生地はふわふわで、軽いのにパサつかない質感。噛むたびにほどけていく柔らかさがありつつ、層の重なりでちゃんと“パンの食べ応え”も残る構成。甘さも十分で満足感があるのに、後味が重たくなりすぎないのが良いところ。コーヒーでも紅茶でも成立する万能さ。 シナモンロールって好みが分かれるジャンルだけど、これはど真ん中の王道をきれいに仕上げた一品。駅ナカでこの完成度が買えるのは強い。とりあえず一個買っておけば間違いない枠。
2026/01訪問
1回
京都・まっしゅ京都は、素材感のある菓子パンとデニッシュに定評のあるベーカリーで、観光客向けというよりは地元に根付いた実力派という印象の店。この日はその中でもマロンデニッシュを購入。 ■マロンデニッシュ ⭐️⭐️ 見た瞬間に目を引くのが、中央にどんと乗った栗の存在感。まるで主役のように鎮座していて、周囲を囲むマロンペーストと粉糖をまとったデニッシュ生地の層も美しい。 ひと口かじると、まず外側のデニッシュがザクッと音を立てるほど香ばしく、バターの風味がしっかり広がる。その後に続くのが、ねっとりとしたマロンペーストの濃厚な甘さ。ムースのような軽さではなく、和栗寄りのコクがあり、「栗を食べている」という実感がはっきりあるタイプだ。 中央の栗も食感のアクセントとしてよく効いていて、ほくっとした歯ざわりが全体を単調にさせない。甘さはしっかりあるが、粉糖のキレとデニッシュのバター感で重くなりすぎず、最後までバランスが崩れないのが見事。 サイズ感も思ったよりしっかりしていて、軽いおやつというよりは満足感のある一品菓子パン。これは店の看板級だと思える完成度で、正直かなり印象に残る。 まっしゅ京都は、奇をてらったパンではなく、素材と作り込みで勝負してくるタイプの店だと改めて感じた。特にこのマロンデニッシュは、デニッシュ好き・栗好きのどちらにも刺さる完成度で、わざわざ選ぶ価値のある一品。次回は他のデニッシュや菓子パンも色々試してみたくなる。
2026/01訪問
1回
京都のパン好きなら一度は名前を聞く、ファイブラン。ハード系の小麦感と、甘い系の完成度を両立させる実力派という立ち位置。店に入った瞬間から焼き色の美しさが目に入ってきて、パンの表情だけで期待値が上がるタイプの一軒。見た目だけが派手なパンではなく、香りと食感でしっかり勝負してくる構成。買って帰ってからも満足感が伸びるパン屋という印象。 ■パティシエール(クリームパン) ⭐️ 外はカリッと、中はふわっと。ここまではよくあるようで、決定的に違うのがクリームの密度。たっぷり入っているのに甘さは重くならず、バニラも過剰に主張しない設計。口に入れた瞬間の“ちょうどよさ”が綺麗にまとまっていて、最後まで崩れない完成度。クリームパンの中でも上位に食い込む実力。素直に強い一品。 ■パン・オ・ショコラ ⭐️ サクサク感がまず強烈で、層の立ち上がりが気持ちいい。中のチョコは量がしっかり多く、甘さも濃厚寄りで満足感が高いタイプ。バターの香りとチョコの厚みが噛むたびに重なって、テンションが落ちない仕上がり。定番なのに雑さがなく、完成度で押し切ってくる強さ。迷ったら買うべき枠。 ■ジャンボソーセージ - マスタードソース ◎ ソーセージが極太で、噛んだ瞬間に肉の香りが広がる本格派。脂の旨みとスパイス感の出方が明確で、パンに負けない主役の迫力。パン生地は柔らかめで一体感があり、噛み切りやすさも含めて計算済みの構成。食べ応えがありつつ、雑に重くならないまとまり。惣菜パンで満足感を取りに行くならこの一本。 ■ハニーミルクドーナツ ◎ 表面はカリッと、中はもちもち。ここに蜂蜜系の甘さがきちんと乗って、シンプルに強い。変に香料で盛るのではなく、生地と甘さのバランスで勝負するタイプ。口当たりが軽くて、食後に重さを残さないのも良いところ。気づいたらなくなる系の危険なドーナツ。 ■明太フランス ◯+ 焼き色と形がまず綺麗で、手に取った瞬間の香ばしさが強い。小麦感が濃く、噛み締めるほど旨みが出る生地の説得力。食感もかなり強めで、歯を使って食べるタイプの一本。ただ、明太子はもう一段“主役感”が欲しくなるバランス。生地の存在感が勝つぶん、明太の量か塩気の押し出しが増えるとさらに化ける余地。 総じて、甘い系と惣菜系のどちらにも芯があり、パンの“噛む楽しさ”をしっかり残してくる店。万人向けに寄せすぎず、でも尖りすぎず、その中間で完成度を積み上げたライン。京都のパン屋巡りの一軒として入れておく価値。しっかり記憶に残る強さ。
2026/01訪問
1回
烏丸駅からほど近い場所にあるベーカリー「RUFF」。繁華街のど真ん中というよりは、少し路地に入った落ち着いたエリアにあり、買い物や用事の合間にふらっと立ち寄れる使い勝手の良いパン屋だ。店内はコンパクトながらも焼きたての香りがしっかり漂っていて、ハード系から惣菜パン、甘い系まで幅広く並ぶタイプで、日常使いにも向いている印象を受ける。 今回購入したのは「あんバター」と「チーズフォンデュフランス」。どちらもフランスパンをベースにしたパンだが、方向性がまったく違っていて、RUFFの懐の広さがよくわかる組み合わせだった。 ■あんバター ◯+ 見た目のインパクトがとにかく強い。フランスパンに対して、あんことバターの量が遠慮なく挟まれていて、持った瞬間にずっしりくる重量感がある。かぶりつくと、まずあんこの存在感が一気に広がり、しっかり甘くて豆の風味も濃い。バターも厚切りで、口の中でじわっと溶けてコクを足してくる。ただ、このバターの塩気がやや強めで、あんこの甘さを引き締めるというより、少し主張しすぎている印象もあった。パン自体は表面がザクっと、中はほどよく歯切れがよく、サイズ感や食べ応えは文句なし。甘いものをがっつり食べたいときにはハマるタイプだが、バランス面では好みが分かれそうだ。 ■チーズフォンデュフランス ⭐️ 正直、名前からはよくあるチーズ系のパンを想像していたのだが、いい意味で完全に裏切られた。中に入っているチーズがとにかくたっぷりで、しかもとろとろ。よくある「焼いたら固まってしまったチーズ」とはまったく違い、口に入れるとクリーミーに伸びて、パンと一体化する感覚がある。塩気もきつすぎず、乳のコクと旨味が前に出てくるタイプで、フランスパンの小麦の香りとも相性が良い。パン生地は外が香ばしく、中はもっちりしていて、噛むほどに小麦の甘さが出てくる。その上でこのチーズの量と質なので、シンプルながら満足度が非常に高い一品だった。これは確実にリピートしたい。 全体を通して感じたのは、RUFFは「見た目のボリューム」だけでなく、「中身の作り込み」で勝負しているパン屋だということ。あんバターのような王道系でしっかりインパクトを出しつつ、チーズフォンデュフランスのような、食べて初めて良さがわかるパンも用意している。この振れ幅があるのは強い。烏丸周辺でパンを買うなら、甘い系も惣菜系もまとめて試せる店として、覚えておいて損はない一軒だと思う。
2026/01訪問
1回
三宮エリアを代表する老舗ベーカリーで、神戸土産としても定番の一軒。店内には惣菜パンから菓子パンまで幅広く並び、時間帯によっては次々と焼き上がりが補充される活気のある雰囲気。本店らしく品数も多く、地元客と観光客が入り混じる空間は、神戸のパン文化そのものを体現している印象。 ■牛すじ煮込みカレー ⭐️ これは文句なしにうまい。手に取った瞬間からずっしりとした重量感があり、期待値は自然と上がる。表面はサクッと軽やかに揚がっていて、噛んだ瞬間に心地よい音が立つ。 中のカレーは欧風寄りで、牛すじの旨みがしっかり溶け込んだなめらかな口当たり。辛さはほとんどなく、コクと甘みで押してくるタイプなので、万人受けしつつも満足度が高い。牛すじも存在感があり、単なる「カレーパンの具」に収まらず、きちんと主役を張っている。 油っぽさが前に出すぎないのも好印象で、最後まで重たさを感じずに食べ切れる。この完成度なら、自分の中では“カレーパンのベスト候補”と言っていいレベル。 総じて、イスズベーカリーらしい「分かりやすく美味しい」をしっかり突き詰めた一品。派手さよりも完成度で勝負してくるタイプで、初めての人にも、何度も通っている人にもおすすめできる。次に来た時も、結局またこれを手に取ってしまいそう。