9回
2024/02 訪問
【再訪】宮崎、驚きのマナガツオにあお鰻『やっぱりお鮨に昼酒は最高・・・♡』
❶鮑椀物
ご主人の空久保さん、ご一緒様との楽しい会話がさらにお鮨を美味しくしてくれます♫
豪華な大鮑
❶春の前菜(タラの芽、コゴミ、芽キャベツ、そら豆、のれそれ、脱水蛤)
③赤貝(大分
⑦太刀魚(宮崎)
❸お造り(真鯛、平目、九絵、縁側)、肝黄身酢+酢飯
❹間人蟹の握り
❻マナガツオの揚げ物、蕗のとう味噌添え
①鯵(宮崎)
②関鯖(大分)
❺焼き虎河豚白子はプリンプリン♡
❺焼き虎河豚白子、唐墨、酢飯
④たいらぎ(熊本)
⑤あお鰻(福岡)
⑥金目鯛(宮崎)
⑧泥障烏賊(宮崎)
⑨本鮪大トロ(壹岐)
⑩本鮪中トロ(壹岐)
⑪車海老(宮崎)
⑪車海老(宮崎)
⑫赤出汁
⑬雲丹(宮崎)
⑭穴子(対馬)、玉
⑰最中
⑯ 細巻き
虎河豚白子
本鮪(壹岐産)
あお鰻ちゃん
脱水蛤(天麩羅)
ご主人の空久保さんと修業中の息子さん
九絵のお造りを塩板にのせて
❸お造り(真鯛、平目、九絵、縁側)、肝黄身酢+酢飯
ハイボール
2024/03/01 更新
2023/01 訪問
【再訪】宮崎、元旦から宮崎の幸を極上ワインで『一心鮨光洋は宮崎の宝・・・♫』
明けましておめでとうございます。
お世話になりました食べ友様、マイレビ様、今年も宜しくお願い申し上げます。昨年は家族を含め手術・入院と色々ありましたので、本年は何とか健康で1年を過ごしたいものです。
再びコロナ禍の為、宮崎帰省は今年もわたくし一人だけ。繁華街は人通りもなく寂しい元旦ではありますが、有り難いことに一心鮨さんだけはお客様を温かく迎え入れて頂けます。流石は宮崎全体のことに配慮された姿勢が素晴らしい。
オーナーの木宮一光さんと空久保さんに新年のご挨拶。お酒は控えめにしようと思ったが、やっぱりソムリエであるご主人のお薦めワインを頂きたくなってしまう。
お任せコースにワインペアリングをお願いして、先ずはシャンパンで新年を祝います。
【お料理】
❶落鮎、筍
〜小ぶりの落鮎と年明け早々の朝取れ筍をサックサクの唐揚げで頂きます。きっと良い年になりそう。
❷白甘鯛、唐墨
〜白甘鯛のお鮨に擦り下ろした聖護院かぶらと塩気を加えた自家製の唐墨で。ふわとろのかぶらは正月らしい雰囲気が白甘鯛と唐墨の相性も良い塩梅♫
❸子持ち落鮎の煮付け
〜霧島山系の天降川の子持ち落鮎はお腹がパンパン。甘目に煮付られ山山葵を削ってパンチが効いてる。
❹お造り
〜炙った20kgアラ、5kgの厚みある平目の縁側に完熟したオレンジ色のヘベスをたっぷりかけて、黄身ポン酢と山葵醤油で。ぷりっぷりのアラと少し寝かせた平目はもちもちとした食感に旨味が凝縮されている。
❺白子寿司
〜丸々としたプルンプルンの虎河豚の白子を軽く焼き目を入れて酢飯にのせて、仕上げは宮崎特産に育てつつある宮崎産キャビアをのせて、岩塩と山葵で。とろっとろの白子はもはや極楽至極。
❻伊勢海老
〜これまたぷりっぷりの伊勢海老を軽く揚げて、馬糞雲丹に絡ませ、削った白トリュフで香りづけ。伊勢海老の火入れが生っぽく絶妙な好みの仕上がり。
❼寒鰤
〜富山産の寒鰤を軽く漬けにしてから、しっかり焼き上げた逸品。パサつき易い寒鰤は焼き上げてもジューシーで焦げ目がつくくらいしっかり焼くと香ばしく美味い。
【握り】
①本鮪中トロ〜宮崎の本鮪かと思ったら、流石に大間産。
②本鮪赤身〜大間産赤身、温度を変えて頂くと食感も変わる。
③本鮪鉄火巻き〜腹身すき身に目葱を添えて。
④小肌〜飾り包丁が美しい、これまた大好きな握り。
⑤鯖〜縦に切り目を入れた、鯖に覆われた握りに。
⑥鯵〜温度3℃落とした鯵はまたいつもと食感が違うかな。
⑦赤貝〜分厚い身は閖上産かと見紛うくらい。
⑧鰆〜宮崎の鰆は定番でいつも安定した味わい。
⑨泥障烏賊〜飾り包丁は控え気味、塩が更なる旨味を加える。
⑩太刀魚〜ドラゴンと呼ばれる超特大の太刀魚。
⑪馬糞雲丹海苔巻き〜北海道の馬糞雲丹。
⑫車海老〜宮崎の車海老は甘いと感じるのは私だけ?
⑬スマ鰹〜旨味の濃いスマ鰹は大好物、醤油に燻製した逸品。
⑭穴子〜ほろほろと柔らかな穴子は歯がいらない。
⑮赤出汁
⑯玉
〆のデザートの栗アイスクリームは、懐かしい栗の味わいが良いですね。
シャンパン『DRAPPIER』
白ワイン『DOMAINE DERA BONGRAN』
白ワイン『SCHE UER MANN 2019』
赤ワイン『VINTAGE NO3 2004』
赤ワイン『Vino Rosso Pied Franco 2015』
白ワイン『MACLE』
白ワイン『VITOVEKA 2012』
赤ワイン『LA CASTELLADA COLLIO2009』
+生ビール
舎利はちょっと甘目の赤酢。驚くべきは種が本鮪の他はほぼ地元宮崎産。白甘鯛から穴子に至るまで、宮崎各地から取り寄せる幅広さが日向灘に面する海岸が如何に長いかを物語る。
やはり一心鮨光洋の特徴は、食材を宮崎産に拘ることと、握りだけでなくお料理も素晴らしいこと。お料理屋さんとしてだけでもやっていけそう。
【PS】翌日には太い鯖寿司の持ち帰り。自宅にて大変美味しく頂きました♫
いつもながら納得の握りとお料理の数々、
それにしても今夜のワインはサイコーでした♫
ごちそうさまでした。
卯年の卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることから"家内安全"。それに新しいことに挑戦するのに最適な年らしい。木宮さんが年男らしい(^^)/
オーナーの木宮一光さんと空久保さんに新年のご挨拶。お二人揃って「キュン❤️です」とは古いけど若いな〜♫
④小肌〜飾り包丁が美しい、これまた大好きな握り。
❺白子寿司 〜丸々としたプルンプルンの虎河豚の白子を軽く焼き目を入れて酢飯にのせて、仕上げは宮崎特産に育てつつある宮崎産キャビアをのせて、岩塩と山葵で。とろっとろの白子はもはや極楽至極。
シャンパン『DRAPPIER』。
❶落鮎、筍 〜小ぶりの落鮎と年明け早々の朝取れ筍をサックサクの唐揚げで頂きます。きっと良い年になりそう♫
丸々としたプルンプルンの虎河豚の白子。軽く焼き目を入れて酢飯にのせて、仕上げは宮崎特産に育てつつある宮崎産キャビアをのせて、岩塩と山葵で。とろっとろの白子はもはや極楽至極。
丸々としたプルンプルンの虎河豚の白子を軽く焼き目を入れると香ばしさが加わり益々美味しくなる。
❷白甘鯛、唐墨 〜白甘鯛のお鮨に擦り下ろした聖護院かぶらと塩気を加えた自家製の唐墨で。ふわとろのかぶらは正月らしい雰囲気が白甘鯛と唐墨の相性も良い塩梅♫
喉が渇いて、暫し生ビール。
霧島山系の天降川の子持ち落鮎はお腹がパンパン。甘目に煮付けられた味付けが懐かし〜い。
❸子持ち落鮎の煮付け 〜霧島山系の天降川の子持ち落鮎はお腹がパンパン。甘目に煮付られ山山葵を削ってパンチが効いてる。
⑩太刀魚〜ドラゴンと呼ばれる超特大の太刀魚。
20kgアラを軽く炙ってお造りで頂きます。
❹お造り 〜炙った20kgアラ、5kgの厚みある平目の縁側に完熟したオレンジ色のヘベスをたっぷりかけて、黄身ポン酢と山葵醤油で。ぷりっぷりのアラと少し寝かせた平目はもちもちとした食感に旨味が凝縮。
白ワイン『DOMAINE DERA BONGRAN』。
宮崎産のキャビア。早く人気となり名産になって欲しいが。
白ワイン『SCHE UER MANN 2019』。
ぷりっぷりの伊勢海老を軽く揚げると、丁度良い加減の生っぽく絶妙な好みの仕上がり。
❻伊勢海老 〜これまたぷりっぷりの伊勢海老を軽く揚げて、馬糞雲丹に絡ませ、削った白トリュフで香りづけ。伊勢海老の火入れが生っぽく絶妙な好みの仕上がり。
赤ワイン『VINTAGE NO3 2004』。
富山産の寒鰤を軽く漬けにしてから、しっかり焼き上げた逸品。パサつき易い寒鰤は焼き上げてもジューシーで焦げ目がつくくらいしっかり焼くと香ばしく美味い。
❼寒鰤 〜富山産の寒鰤を軽く漬けにしてから、しっかり焼き上げた逸品。パサつき易い寒鰤は焼き上げてもジューシーで焦げ目がつくくらいしっかり焼くと香ばしく美味い。
赤ワイン『Vino Rosso Pied Franco 2015』。
大間産の本鮪は美しい。
①本鮪中トロ〜宮崎の本鮪かと思ったら、流石に大間産。
②本鮪赤身〜大間産赤身、温度を変えて頂くと食感も変わる。
③本鮪鉄火巻き〜腹身すき身に目葱を添えて。
⑤鯖〜縦に切り目を入れた、鯖に覆われた握りに。
⑥鯵〜温度3℃落とした鯵はまたいつもと食感が違うかな。
白ワイン『MACLE』。
⑦赤貝〜分厚い身は閖上産かと見紛うくらい。
白ワイン『VITOVEKA 2012』。
⑧鰆〜宮崎の鰆は定番でいつも安定した味わい。
⑨泥障烏賊〜飾り包丁は控え気味、塩が更なる旨味を加える。
⑪馬糞雲丹海苔巻き〜北海道の馬糞雲丹。
赤ワイン『LA CASTELLADA COLLIO2009』。
⑫車海老〜宮崎の車海老は甘いと感じるのは私だけ?
⑬スマ鰹〜旨味の濃いスマ鰹は大好物、醤油を燻製した逸品。
⑭穴子〜ほろほろと柔らかな穴子は歯がいらない。
⑮赤出汁
⑯玉
〆のデザートの栗アイスクリームは、懐かしい栗の味わいが良いですね。
元旦の一つ葉有料道路は爽やかな晴天(*^^*)
宮崎上空も綺麗な青空(^ ^)
屋号『一心鮨光洋』。
2023/01/05 更新
2022/08 訪問
【再訪】宮崎、地魚のシブダイ(笛鯛)は夏がサイコー♫『南九州の高級魚は美味すぎる・・・。』
今夜は宮崎。
いつものように宮崎の夜はこちらのお鮨屋さん。暑くなるこの時期はやっぱりシブダイ。正式名称は笛鯛(フエダイ)。宮崎、鹿児島の南九州が主な産地、事前に仕入れ状況を確認させて頂きます。
南方の魚というと大味と言うイメージだが、このフエダイは脂ものり、締りのある白身は濃厚な旨味ある高級魚。白身に軽い食感の違う筋のような旨味が隠されている。
他にも宮崎各地の漁港に揚がる地物を頂ける嬉しいお鮨屋さん。先ずは、生ビールで喉を潤す。
【お摘み】※基本的に宮崎産
❶渡蟹、自家製キャビア
〜7月から旬を迎える渡蟹の雄。自家製キャビアをのせて。
❷蛸柔らかい煮
〜味付けしない蛸特有の素朴な味わいが秀逸。
❸焼き鮎(天降川)の手巻き
〜鹿児島との県境に流れる天降川で採れた荒々しい天然の鮎を丸々1匹手巻きに。
❹シブダイ、白川のお造り
〜シブダイ、えんがわは岩塩に山葵、白川炙りは黄身醤油。もう美味すぎでしょ♡
❺蒸し鮑
〜半端ない大きさだが柔らかな食感に歯応えも。
❻スッポン(小林)茶碗蒸し
〜酒で炊いてトロトロの餡で仕上げ、揚げ生姜添え。
❼海鰻(青鰻)の山椒実焼き
〜身が厚く、締まっているのでかなりの歯応え。白焼きから実山椒の醤油漬けされている。
❽シブダイ岩塩焼き
〜特別にお願いしたもの。上品な脂がのってスペシャルな焼き物。やっぱり生には敵わないが。
【握り】※基本的に宮崎産
① 炙り金目鯛漬け(静岡)
〜炙りがアクセント。漬けると脂も蕩け具合が変化している。
②槍烏賊
〜飾り包丁でねっとりと濃厚な食感に。
③太刀魚
〜身の厚いドラゴンクラスだが、空久保さんのでかい手に比べると小さく見えちゃう。
④本鮪
〜わりとアッサリした味わい。
⑤新子
〜この時期は夏の風物詩。新子の4枚づけはやっぱり美しい♫
⑥鯵
〜脂を溜め込んだ厚みある根付きの鯵はサイコー♫
⑦ムラサキ雲丹(串間)
〜本日のスペシャリテ。串間産は地元だけでしか頂けない嬉しい逸品。
⑧赤出し
〜これは普通かな。
⑨穴子
〜これまた地元産。蕩けてしまい、崩れ落ちる前に頬張る。
⑩小豆モナカ
〜最後の口直し。
旬のシブダイに新子、串間のムラサキ雲丹、天候川の鮎と宮崎でしか頂けない地物がてんこ盛り。流石は宮崎の迎賓館と呼ばれるお鮨屋さん。いつもながら楽しみに伺う価値のあるお店。
今夜はちょっと遅れて伺ったが、真ん中に座るとカウンターはすでに満席。すっかり以前の賑わいに戻ったようです。個室もあるので木宮オーナーも空久保さんも忙しそう。
そう言えば、今年1月に上村料理長が市内に独立されて、鮨屋『ひとつ』をオープン。明日は、そちらにお伺いする予定。一心鮨光洋との違いがまた楽しみ(*^^*)
ごちそうさまでした♫
⑦ムラサキ雲丹(串間)〜地元でしか流通しないホンマもののムラサキ雲丹。見ただけで濃厚さがわかる。
暑くなるこの時期はやっぱりシブダイ。正式名称は笛鯛(フエダイ)。宮崎、鹿児島の南九州が主な産地。脂ものり、締りのある白身は濃厚な旨味ある高級魚。白身に軽い食感の違う筋のような旨味が隠されている。
❶渡蟹、自家製キャビア 〜7月から旬を迎える渡蟹の雄。自家製キャビアをのせて。
⑤新子〜この時期は夏の風物詩。酢が効いて、やっぱり美しい♫
⑦ムラサキ雲丹(串間)〜本日のスペシャリテ。串間産は地元だけでしか頂けない嬉しい逸品。
一ツ葉有料道路のヤシの木は南国ムードがあります♡
お次は、シャンパン『MUNI』。
❷蛸柔らかい煮〜味付けしない蛸特有の味わい。
❸焼き鮎(天降川)の手巻き〜荒々しい天然の焼き鮎。
❹シブダイ、白川のお造り〜シブダイのえんがわは岩塩に山葵、白川炙りは黄身醤油。もう美味すぎでしょ❤️
大きな鮑、岩に吸い付く面は変色している。
❺蒸し鮑〜丁度良い柔らかさだが、大きさは半端ない。
お薦めの白ワイン『GRAVNER』。
❻スッポン(小林)茶碗蒸し〜酒で炊いて揚げ生姜添え。トロリと甘味ある餡が独特♫
❼海鰻(青鰻)の山椒実焼き〜身が厚く、締まっているのでかなりの歯応え。白焼きから実山椒の醤油漬け。
① 炙り金目鯛漬け(静岡)〜炙りがアクセント。漬けると脂も蕩け具合が変化している。
②槍烏賊〜飾り包丁でねっとりと濃厚な食感に。
③太刀魚〜身が厚い、ドラゴンクラス。
④本鮪〜夏場だからか、わりとアッサリした味わい。
❽シブダイ岩塩焼き〜特別にお願いしたもの。上品な脂がのってスペシャルな焼き物。
⑥鯵〜厚みある根付きの鯵はサイコー。
⑧赤出し。
⑨穴子〜ホロホロと蕩ける穴子、これまた地元。
⑩小豆モナカ。
先ずは生ビールで喉を潤す。
2022/08/20 更新
2021/02 訪問
【再訪】宮崎、久しぶりにメリハリの効いた味わいある宮崎鮨を『やや活気が戻ってきたかな~・・・。』
お久しぶりの宮崎の夜。せっかく暖かい宮崎空港についても相変わらず”がら~ん”としている。この季節になると、プロ野球やJリーグのチームが多数キャンプを張っており、宮崎市内や空港は観光客や垂れ幕で、いつもは賑わいのある時期なのだが・・・(^^;)。
今回は年老いた母親の緊急入院に慌てて帰省することに・・・何とか落ち着いたのでホッとした次第。ようやく帰りにいつもの『一心鮨光洋』さんで慰労会。
いつもながらお店に入ると陽気な明るい雰囲気。「やはり、宮崎は南国だな~。」それに平日ながらなかなかお客さんが入っている。それはそれでソーシャルディスタンスがちょっと心配だが。
本日の握りは、いつものベテラン空久保さん。木宮さんにワインペアリングをお願いして、さっそくスパークリングワイン ♫。
【お摘み】
・蒸し鮑(宮崎)
~一心鮨らしくない薄味の蒸鮑とは。蒸鮑の柔らかさはあるが、ちょっと旨味が抜けているようであり、繊細な蕪の味わいに助けられている。
・揚げ蛤(北浦)
~高温の油で揚げた大きな蛤は旨味が閉じ込められている。「う~ん、歯応えもあり、旨味が濃いな~。」それに空豆はアクセント。
・ヒラメ(宮崎)
〜ヒラメの縁側は脂ののりと寝かせた味わいが好きです。シンプルな山葵醬油が良い。
・虎河豚白子(玄界灘)
〜旬の大きな虎河豚の白子。今回は福岡の玄界灘、宮崎の川南で獲れる虎河豚も絶品なのだが、残念ながらタイミング合わず。なぜか岐阜のキャビア、最近売り出し中の宮崎産キャビアを使わないのかな・・・やっぱり理由がありました(^^;)
・九絵炙り(玄界灘)
〜今夜の九絵は、完熟橙と地鶏黄身のポン酢にぴったり。ようやく濃厚な味わいが特徴の一心鮨らしさが。
・鯨ウネ煮
〜鯨の下顎を煮たもの。味噌と蕗を練って味見の少ない鯨を上品なお摘みに仕上げている。最初は柚木胡椒かと。
・ノドグロの焼き物(川南)
〜脂の濃いノドグロをサッパリとした西洋山葵で頂きます。この相性は抜群だな〜。
【握り】
・サワラ(宮崎)〜アッサリとしたイメージではないかな。日向灘のサワラは身も味わいもしっかりとしている。
・アオリイカ(宮崎)〜飾り包丁がねっとりさを増す。
・大トロ(豊洲)〜先日伺った博多『鮨さかい』での本鮪の筋の美味さの話になると、「さっそく、試してみましょう」と食べ比べることに・・・なんとも有難い。先ずは厚切り肉厚の旨味を堪能。
・大トロ筋周り(豊洲)〜お次は、薄切りの筋の旨味を。「う〜ん、やっぱり筋周りは歯応えと美味みがあるね〜」という結論に ♫
・鰺(宮崎)~根付きの鰺を更に寝かせて脂と旨味がのってます。
・〆鯖(宮崎)〜日向灘の鯖も絶妙な締め具合に、脂ののりがちょうど良い塩梅 ♫
・車海老(天草)~いつもながら、蜂蜜を加えたシャリと車海老の相性は抜群。
・穴子(対馬)~煮穴子は、もうホロホロ。
・ナマコ〜いきなり口休めのナマコちゃん。
・鉄火巻き〜本鮪が美味いからな〜。
・ノドグロ(川南)〜日本海産にも負けてない炙り。
・玉
いつもながら、癒される宮崎鮨を堪能できる愛すべきお鮨屋さん。たまたま宮崎の食べ友さんともお会いできて楽しい夜に。次回は京都のお店でお約束を・・・♫
ごちそうさまでした。
旬の大きな虎河豚の白子。今回は福岡の玄界灘、宮崎の川南で獲れる虎河豚も絶品なのだが、残念ながらタイミング合わず。
鰺(宮崎)~根付きの鰺を更に寝かせて脂と旨味がのってます。う〜ん、満足 ♫
どや顔の空久保さん。宮崎川南のノドグロは、日本海にも負けてませんよ~。
揚げ蛤(北浦)~高温の油で揚げた大きな蛤は旨味が閉じ込められている。「う~ん、歯応えもあり、旨味が濃いな~。」それに空豆はアクセント。
「CHAMPAGNE Ulysse Collin」
蒸し鮑(宮崎)~一心鮨らしくない薄味の蒸鮑とは。蒸鮑の柔らかさはあるが、ちょっと旨味が抜けているようだが、繊細な蕪の味わいに助けられている。
「COS PITHOS BIANCO 2016」
ヒラメのエンガワ〜脂ののりと寝かせた味わいが好きです。ヒラメの縁側は、シンプルな山葵醬油が良い。
今夜の九絵は、完熟橙と地鶏黄身のポン酢にぴったり。ようやく濃厚な味わいが特徴の一心鮨らしさを垣間見る。
なんとも、プルンプルンの虎河豚白子(玄界灘)。
丁寧に焼かれた旬の大きな虎河豚の白子。
何故か岐阜のキャビア、最近売り出し中の宮崎産キャビアを使わないのかな〜・・・やっぱり理由がありました(^^;)
「Reserve T.S Pinot Gris 2003」
鯨の下顎を上品に煮たもの。
鯨ウネ煮~味噌と蕗を練って味見の少ない鯨を上品なお摘みに仕上げている。最初は柚木胡椒かと。
「Vigna del Noce 2007」
綺麗に焼き上げた脂の濃いノドグロ。
脂の濃いノドグロをサッパリとした西洋山葵で頂きます。この相性は抜群だな〜。
「DOMAINE LEON BARRAL 2008」
・サワラ(宮崎)〜アッサリとしたイメージではないかな。日向灘のサワラは身も味わいもしっかりとしている。
「Alerandeo Bain 」
・アオリイカ(宮崎)〜飾り包丁がねっとりさを増す。
「BAROLO ANNUNZIATA 2011」
大トロ(豊洲、大間)。美しく見事な本鮪。
先日伺った博多『鮨さかい』での本鮪の筋の美味さの話になると、「さっそく、試してみましょう」と食べ比べることに・・・なんとも有難い。先ずは厚切り肉厚の旨味を堪能。
「南部美人 雄三スペシャル 木桶純米」
お次は、薄切りの筋の旨味を。「う〜ん、やっぱり筋周りは歯応えと美味みがあるね〜」という結論に ♫
「Dario Princin bianco trebez」
〆鯖(宮崎)〜日向灘の鯖も絶妙な締め具合に、脂ののりがちょうど良い塩梅 ♫
車海老(天草)~いつもながら、蜂蜜を加えたシャリと車海老の相性は抜群。
穴子(対馬)~煮穴子は、もうホロホロ。
「ARBOREUS 2015」
ノドグロ(川南)〜日本海の喉黒にも負けてない炙り。
・ナマコ〜いきなり口休めのナマコちゃん。
鉄火巻き〜本鮪が美味いからな〜。
玉です。
日向夏のシャーベット。
ソーシャルディスタンスは〇。
風格のある建物。
大黒天、福徳開運の神様。
2021/02/25 更新
2021/01 訪問
宮崎、一心鮨謹製の酒肴重・・・「やはり、カラスミと鯖押し寿司は秀逸・・・。」
今年は、正月でありながらどこにも行けない日々。
せめて美味しい酒の肴でもと、宮崎の『一心鮨光洋』
さんにお願いして宅急便で送って頂いたもの。
だが、家族に一番好評だったのは酒の肴ではなく、
肉厚の鯖押し寿司 ♫・・・やっぱり(^^)
わたくしは、日本一早く市場に並ぶ宮崎産ボラの
魚卵から加工された自家製のややレアなカラスミを
縁起物のお酒で、ちびりちびりと頂くのが至福の時。
お腹が空いてから、脂ののった鯖押し寿司を頂きます。
【壱の重】
・伊達巻、黒豆と金箔、昆布巻き、キントン、
タタキ牛蒡酢漬け
・炊合せ(竹の子、くわい、海老芋、瓢箪人参、
原木椎茸、空豆の翡翠、こごみ、絹さや、花蓮根)
・自家製イクラの瓶詰、もち銀杏
・柿釜(小鯛笹漬け、紅白なます)
・紅白かまぼこ、酢漬け、菊蕪
・子持ち鮎、梅煮、車海老
・柚子釜(茶ぶりなまこ)
・アワビのうま煮、数の子
・鰤照り焼き、宮崎牛ローストビーフ、
きんかんのコンポート
【弐の重】
・極 鯖押し寿司
・自家製からすみ、名山きみや謹製 明太子
今年は、ソーシャルディスタンスを意識した何とも
言えない健康第一のお正月。
来年こそは、パ~っと行きたいものです
╰(*´︶`*)╯♡
ごちそうさまでした。
2021/01/06 更新
2020/10 訪問
【再訪】宮崎、笑顔の絶えない和みある宮崎パラダイス『鮨とワインのマリアージュ・・・』
大好きな宮崎NO1のお店。毎回、美味しいお鮨を楽しく頂けて、ホスピタリティ溢れる処なので愉しみ。今夜は市内のホテル宿泊なので、ゆっくりと時間を気にせず楽しめる。
お店に着くと、オーナーの木宮さんにカウンター席に通して頂き、いつもの握り職人さんの顔ぶれが笑顔で迎えて頂くのが嬉しい。握って頂くのは、お久しぶりの空久保さん。いつも笑みを絶やさず一心鮨の握りを支えるベテラン鮨職人。
ネタの魚は日南市目井津漁港の鮮魚店「ねこや商店」さんから。愛称ねこさんと呼ばれる店主の門川さんは、NHKの「プロフェショナル:仕事の流儀」でも取り上げられた地元宮崎の誇り(私だけ?)
ミシェル・トロワグロなど数多くの有名シェフにも信頼され、ShinoiSなどの新店舗にも寄り添う、わたくしの中では、焼津「サスエ前田魚店」前田さんと双璧かな。
【注文】
おまかせ(技信想伝)※奥さまは量少な目
ワインペアリング(ワインのみ)。
【お料理】
・銀杏
~宮崎産の火を入れた銀杏(5~6個)をペースト状にして、また綺麗に成型して軽く揚げ味わいが濃く舌触りも柔らかい。
・お造り
~油津産の伊勢海老と大分産の25kgのあら。へべすを軽く絞った岩塩の板でしゃぶしゃぶして、爽やかな味わい。伊勢海老はぷっりぷり、あらは寝かせた旨味凝縮の味わい。
・鮟肝(余市)、蒸鮑
~じっくり炊き上げた鮟肝と一日蒸して旨味を凝縮した蒸鮑。最上級の白ワインとのマリアージュを実感できる逸品。
・椀物
~出汁は伊勢海老味噌と白味噌を合わせ、宮崎地鶏の卵黄を使った濃厚な椀物。濃いめの宮崎らしいお出汁が地元ならではの嬉しい逸品。もうこれは宮崎パラダイスのお椀ですね・・・\( ˆoˆ )/
・太刀魚(宮崎産)の塩焼き
~ドラゴンと呼ばれる大きな太刀魚だが、実際に頂くのは初めて。とにかく箸で挟む身の厚みに驚くくらいの大きさ。
「お皿がめっちゃ綺麗で魅力的だな〜。」と呟いていると、木宮さんの趣味でもあり、有田焼亮秀窯がお好きなので、この話題には飛び切り嬉しそう。奥から自慢のお皿を持ってきて頂き、さながら有田焼の品評会。
亮秀窯はもともと赤絵屋さんで絵付け専門らしく、赤色が印象的な絵柄はめっちゃ魅力的。葉山有樹もお好きとのこと。勉強になります。「あ〜、また有田の陶器市に行きたいな〜。」
【握り】
・鰆(宮崎)
・アオリイカ(福岡)
・中トロ(宮崎)
・釜下大トロ(宮崎)
・小肌(天草)
・鰯(宮崎)
・車海老(宮崎)
・赤雲丹(大分)
・赤出汁
・煮穴子(対馬)
・玉
・赤雲丹海苔巻き(大分)
※奥さまの雲丹好きにご配慮頂いたもの
・トロ沢(追加注文)
・デザート~栗の渋皮アイスクリーム
以前、お米は黒皮かぼちゃの煮汁で炊き上げていたが、今ははちみつを使っており、艶艶な独自性を持ったシャリ。握りにも、飾り包丁や薬味でニンニク風味を出したりと工夫された宮崎鮨。
木宮さんの本職はオーナーであり、ソムリエ。鮨と欧州ワインの馨しいマリアージュが素晴らしく御指南頂きます。生ハムに合うワインから、まさかBON DABON多田さんと懇意にされペルシューの話題になるとは・・・。
ちょっと酔って興がのってくると、木宮さんはわたくしの高校の後輩であることが判明。「な~んだ、後輩じゃん」と急に偉そうな態度に(笑)
それに、なんとラグビー部。それからはお隣席のゴツい体型のお客様を交えて、懐かしい話のてんこ盛り。高校ラグビーの話題から、娘婿の社会人ラグビーまでラグビー談義で大盛り上がり\(^^)/
年末にはお節料理もお願いしているので楽しみ ♫
楽しい宮崎の夜となりました。
ごちそうさまでした。
椀物~出汁は伊勢海老味噌と白味噌を合わせ、宮崎地鶏の卵黄を使った椀物。宮崎パラダイス╰(*´︶`*)╯♡
車海老(宮崎)漬け~葱と生姜で香辛料のようにニンニクの香りを出す職人の技。
「どやねん(´⊙ω⊙`)」と赤雲丹海苔巻き。ドヤ顔の空久保さんと、こっそり睨んでる変態ソムリエ(オーナー)の木宮さん。
白ワインと緑茶でカンパーイ
銀杏~宮崎産の火を入れた銀杏(5~6個)をペースト状にして、また綺麗に成型して軽く揚げ味わいが濃く舌触りも柔らかい。
MARGUET(CHAMPAGNE)2013
大分産の25kgのあら。あらは寝かせた旨味凝縮の味わい。
お造り~地元油津漁港の伊勢海老と大分産の25kgのあら。へべすを軽く絞った岩塩の板でしゃぶしゃぶして、爽やかな味わい。伊勢海老はぷっりぷり、あらは寝かせた旨味凝縮の味わい。
Sancerre2009
宮崎の大鮑。
Darijan(RIBOLLA GIALLA)2005
鮟肝(余市)、蒸鮑~じっくり炊き上げた鮟肝と一日蒸して旨味を凝縮した蒸鮑。最上級の白ワインとのマリアージュを実感できる逸品。
地元目井津漁港の伊勢海老、ピンピン跳ね回る元気の良さ。
茹でた伊勢海老をそのまま頂きます。
この伊勢海老のぷりぷり感はなんなん?
もうこれは宮崎パラダイスのお椀ですね。濃いめの宮崎らしいお出汁が地元ならではの嬉しい逸品。
ZIENDA AGE2014
ドラゴンと呼ばれる大きな太刀魚だが、実際に頂くのは初めて。
太刀魚(宮崎産)の塩焼き~ドラゴンと呼ばれる大きな太刀魚だが、実際に頂くのは初めて。とにかく箸で挟む身の厚みに驚くくらいの
お皿がめっちゃ綺麗で魅力的。亮秀窯はもともと赤絵屋さんで絵付け専門らしく、赤色が印象的な絵柄はめっちゃ魅力的。葉山有樹もお好きとのこと。勉強になります。
CHASSAGNE-MONTRACHET(BENJAMN LEROUX)2015
鰆の松前漬(宮崎)~鰆は松前漬にして、しゃきっとした米酢のシャリに。
アオリイカ(福岡)~軽く熟成させて、飾り包丁が細かくねっとりさが半端ない。
Genreu-Ghnmbertin2011
ど〜よ。寝かせだ本鮪の塊。
中トロ~色合いが綺麗な本鮪は良い。
釜下大トロ~釜下の身はすぐに脂が解けてくるので、薄く切って数枚重ねて握る。
LACASTELLADA(COLLIO)2010
小肌(天草)~綺麗な銀色の江戸前握りという雰囲気が漂うので大好きだな~。
鰯(宮崎)~青い香りがするトロっとろの鰯はするっとのど越しが良い。
IPADRI2005
赤雲丹(大分)~濃厚な旨味が笑顔にさせる。奥さまの大好物。
GRAVNR
赤出汁~伊勢海老で出汁をとり旨味たっぷり。
煮穴子(対馬)~ホロホロと崩れそうな穴子は頬も蕩ける。
玉~かなり大きめだったな。
栗の渋皮アイスクリームに、栗をたっぷり削って頂きます。若手職人さんも頑張ってます。
CAPPELLANO(BAROLO)2008
トロ沢(追加注文)~とろっとろの本鮪にパリッとした沢庵を刻んだ一品。
デザート~栗の渋皮アイスクリーム。
栗の渋皮アイスクリームにワインを。
お皿がめっちゃ綺麗で魅力的。木宮さんの趣味らしく有田焼亮秀窯がお好きで、この話題には飛び切り嬉しそう。興味ありありで、奥から自慢のお皿を持ってきて、さながら焼き物の品評会のよう。
亮秀窯はもともと赤絵屋さんで絵付け専門らしく、赤色が印象的な絵柄はめっちゃ魅力的。葉山有樹もお好きとのこと。勉強になります。
本日、頂いたワインの数々。どれも秀逸。
カウンター席の全景。鮨料理人とお客様の間にはソーシャルディスタンスの木製間仕切り。
大好きな「風神」・「雷神」
オーナーの木宮さんと空久保さん。いつもながら、明るくて笑わせて頂けます。
真っ青な日向灘。
2020/10/21 更新
2019/12 訪問
【再訪】宮崎、笑顔の絶えない和みある雰囲気『またまた新たな魅力を発見・・・。』
お久しぶりです。年末年始の帰省に合わせて伺いますが、今回も新たな発見があり、楽しませて頂きました。
飛行機の到着が遅れて、更にレンタカーの手続きも手間取りお昼の時間を過ぎてしまった。焦る。焦る。(^_^;)
だが、お店に着くと木宮オーナーから「何時でも良かったのに。」と優しいお言葉。(*^_^*)
オーナーは四男さんで、長男は福岡『一高』、次男は鹿児島『きみや』という料理人の家系。
今回はレンタカーの運転があるので、残念ながらお酒を飲めない。(^_^;)
ですから、お摘みなしの握りに徹した『握り12貫』、奥さまは鮨会席慶(よろこび)。
【注文(お昼)】
握り12貫〜10000円
鮨会席慶(料理、握り7貫)〜8500円
鯖寿司6000円(持ち帰り)、おせち料理(来年予約)
【握り12貫】
・生雲丹のせ、揚げゴマ豆腐、紫蘇の穗ちらし
・アオリイカ(宮崎)
・サワラ(宮崎)の松前漬
・赤貝(大分)
・虎河豚白子(宮崎)、自家製キャビア
宮崎は虎河豚も獲れるという話題から唐墨の話に。宮崎のボラは1番時期が早く高価で有名。
ボラの卵を仕入れて唐墨まで作っているとのこと。試食させて頂きますが、かなり生っぽく仕上げられ、めっちゃ美味い。
さらに、キャビアまで自家製らしく毎年15kg位の卵を仕入れて、2〜3kgのキャビアに仕上げているとのこと。
・中トロ(大間産)
・鯖(宮崎)
・馬糞雲丹
・平目えんがわ
・車海老(大分)
・蟹(境港)
・穴子(対馬)玉
・赤出汁
・デザート〜和栗アイス、和栗スライスかけ
【鮨会席慶】
(季節の御料理)
・生雲丹のせ、揚げゴマ豆腐、紫蘇の穗ちらし
・サンマ、次郎柿、紅芯大根のナマス
・宮崎地鶏の茶碗蒸し、ずわい蟹の餡掛け
・寒鰤の照り焼き、大根おろし
(握り)
・アオリイカ
・サワラの松前漬
・赤貝
・虎河豚白子、自家製キャビア
・中トロ
・平目えんがわ
・蟹
・赤出汁
・デザート〜和栗アイス、和栗スライスかけ
今回は、上村料理長に握って頂きます。めっちゃ明るくてユーモアのあるサービス満点のお方。
お写真はどうですか?「北九州の照寿司のご主人風にやりましょうか。」と、握ったお鮨を手のひらにのせて、グイッと差し出し、ドヤ顔を決めてくれた。♫
今度はお隣のお客様が、上村さんに何かお願いしているようだ。聞こえてきたのは「おせち料理」と「鯖寿司」というキーワード。
そっと上村さんに聞くと、注文できるらしい。当たり前だが、今年のおせち料理は完売。鯖寿司はまだお願いできるとのこと。嬉しい〜。╰(*´︶`*)╯♡
それでは、再来年のおせち料理を予約し、鯖寿司は帰りの飛行機の前に取りに伺うことに。
またまた、充実した『一心鮨光洋』の鮨でした。
ごちそうさまでした。
車海老(大分)の漬け
お摘み〜生雲丹のせ、揚げゴマ豆腐、紫蘇の穗ちらし
上村料理長はめっちゃドヤ顔。(笑)
お正月のお飾り(ネズミちゃん)
秋刀魚、次郎柿、紅芯大根のナマス
お摘み〜生雲丹のせ、揚げゴマ豆腐、紫蘇の穗ちらし
宮崎地鶏の茶碗蒸し、ずわい蟹の餡掛け
寒鰤の照り焼き、大根おろし
寒鰤の照り焼き、大根おろし
アオリイカ(宮崎)
サワラ(宮崎)の松前漬
赤貝(大分)
味見〜自家製の唐墨
虎河豚白子(宮崎)、自家製キャビア
中トロ(大間産)
鯖(宮崎)
馬糞雲丹
平目えんがわ(宮崎)
ずわい蟹(境港)
穴子(対馬)
玉
赤出汁
ガリは粒型。
デザート〜和栗アイス、和栗スライスかけ
鯖寿司〜見事な形
空港で夕食用に切って頂きます。
鯖が2段に重なった豪華な鯖寿司
鯖寿司の入れ物。綺麗な桐箱。
カウンター席の全景。かなりゆったりした作り。
広いカウンター席。
カウンター後ろのテーブル席。
待合スペース。
綺麗な書。
すっきりした玄関スペース。
『一心鮨光洋』
大阪伊丹空港。今から宮崎へ。
宮崎ブーゲンビリア空港。今から大阪へ。
2020/01/12 更新
2019/03 訪問
【再訪】宮崎、ネタ箱の美しさが全てを物語る『丁寧な魚の扱い方が・・・。』
京都に帰る前に、またまたお疲れ様会。今日は帰りの飛行機を遅らせる価値のある宮崎随一のお鮨屋さん。お天気もよく宮崎駅から歩いて15分くらいかな。
開店前に着いたのでカウンターで生ビールを頂きながらベテランの職人さんと暫し歓談。すると「前回、夏のしぶ鯛を気に入って頂いたお客さんですよね。」さすがの記憶力。ちょっと嬉しい。(^_^)
先ずは、生ビールとウーロン茶で乾杯。注文は、握り10貫(8500円)と会席慶『よろこび』(8500円)。
昨年、大将が海外に行かれた後は、ご子息がご主人(ソムリエ)として接客を担当されているようです。いつもながら、大柄な体とは相反する優しい笑顔が魅力的な方。
・Montebruno Pinot Noir 2012
〜ワインの素人ですから、ソムリエのご主人に重めの赤をお願いします。香り良く美味しい。
握り職人さんが準備されてる間にネタ箱を見るのが楽しみの一つ。どれだけ魚を大事に扱われているか流れるような所作が素晴らしい。それに綺麗な木製のネタ箱が美しいですね。
今年のThe Tabelog Award 2019 で『シルバー』から『ブロンズ』になりましたが、更に高みを目指す勢い。宮崎を評価されているようで嬉しいお店。^_^
▪️握り10貫
【お摘み】
〜イイダコの酢味噌、春の山菜、こごみ、菜の花。見た目も渦巻調のこごみが美しく、イイダコの酢味噌が効いてます。
【握り】
・アオリイカ
~分厚いイカの身がねっとりと舌の周りにまとわりつくイメージ。表と裏の包丁の入れ方で食感が変わりますとのことだが、それほど私の舌は繊細ではないようでした。
・真鯛
~皮目を残した真鯛は鯛特有の香りもなくさっぱりとしていい感じ。
・本マグロ中トロ
~戸井産の本マグロ。大間のような一本釣りではなく、延縄漁法だが最近は大間よりも品質が良くなっているとのこと。
・本マグロ大トロ
~宮崎は本マグロの漁獲高3位だが、やはり日本全国の良質な本マグロは豊洲(築地)に集まる。今の時期は戸井産もギリギリ最後らしい。
・コハダ
~奇麗な飾り包丁が食欲をそそります。江戸前のコハダはいいね。
・活き鰺の締め
〜ネタとシャリの間に、生姜と葱でちょっとニンニクの風味をつけてある。ちょっとした工夫が秀逸。
・赤貝
~本場、閖上産の赤貝は美しい。日本人の美的感覚は浮世絵のような赤貝を欲するのであろう。
・本マグロ漬け
~漬けはあまり好みではないが、やはり美味しく感じてしまう。
・サワラ
~こちらはまだ旬の時期ではなさそうだが、かなり脂ものって美味しく頂きました。
・馬糞雲丹の手巻き
~手巻き海苔のシャリにびっちりと敷き詰められた馬糞雲丹は旬ですから旨すぎる。 女房の大好物なので・・。(^_^;)
・漬け車海老
~お店の名物。漬けられた車海老は甘みと醤油から旨味が絞り出されるという感じでしょうか。めっちゃ美味いんです。
・煮穴子
~対馬の穴子。このぷりぷりとして分厚い身が柔らかく、醤油の香りが鼻腔を刺激して花粉症を吹き飛ばしてしまう。
・玉
・赤出汁
・最中の抹茶アイスクリーム
・MONTMARGO MUNI
〜絶対に鮨に合いますとのお話通り。イエローの綺麗な色調で濃厚かつシロップの甘味を感じます。
▪️会席慶よろこび・・・ちょっと味見させてもらう。
【御料理】
・イイダコの酢味噌、春の山菜、こごみ、菜の花
・フォアグラと有精卵の茶碗蒸し
~これは女房のお気に入りなので、試食なし。
・炭火焼きのさわら
~うるい、こうたいさい、芽キャベツを添えて。さわらは味付けの妙かな。こちらのお店は料理にも力を入れているのでお摘みではなくお料理としての美味さ。
・天麩羅
〜車海老、レンコン、椎茸のシンプルな天麩羅。もはや御料理屋さんだな。
・オオニベの蕪蒸し
~オオニベを使うとは大胆な発想ですね。田舎者としては昔から安価な魚として認知しているので、お鮨屋さんの料理として使われているのは初めてかな。
・焼き白子(シャリ)
~これは絶品でしょう。やや醤油の香りを残した焼き目が香ばしくシャリにピッタリ。
【握り】
・真鯛〜皮目残し、歯ごたえあり
・本マグロ大トロ(戸井産)
・本マグロ漬け(戸井産)
・活き鰺の締め
・赤貝(大分)
・赤出汁
・最中の抹茶アイスクリーム
大変美味しく頂きました。
宮崎を代表する鮨屋(御料理屋)さんですから、益々頑張って頂きたいと思います。
ごちそうさまでした。
漬けの車海老は名物?楽しみな一品なんです。
イイダコの酢味噌、春の山菜、こごみ、菜の花。見た目も渦巻調のこごみが美しい。
何気に置いてある人形達が可愛い。
焼き白子の絶妙な醤油の香りが、クリーム状の白子に香ばしさを。
こちらも待合室の棚の人形がなかなかいい感じ。
玄関床に置かれた草花。
フォアグラと有精卵の茶碗蒸し。器が美しい。
フォアグラと有精卵の茶碗蒸し
イイダコの酢味噌、春の山菜、こごみ、菜の花。イイダコの酢味噌が効いてます。
アオリイカ。分厚いイカの身がねっとりと舌の周りにまとわりつく。
さっぱりとしたサワラ?
炭火焼きのさわら。うるい、こうたいさい、芽キャベツを添えて。
炭火焼きのさわら。岩塩で更に旨味をましてくる。
戸井産の本マグロ中トロ。延縄漁法だが最近は大間よりも品質が良くなっているとのこと。
天麩羅まででてくる。もはや御料理屋さんだな。
海老、レンコン、椎茸のシンプルな天麩羅。
戸井産の本マグロ大トロ。薄く切り分け重ねて?
コハダ。奇麗な飾り包丁が食欲をそそります。
活き鰺の締め。ネタとシャリの間に生姜と葱でちょっとニンニクの風味。
・オオニベの蕪蒸し。オオニベを使うとは大胆な発想。
閖上産の赤貝。日本人の美的感覚は浮世絵のような赤貝を欲するのか。
本マグロ漬け。あまり好みではないが。
真鯛。皮目を残した真鯛は歯応えも良くさっぱりと。
・焼き白子(シャリ)。これは絶品でしょう。
トロトロの焼き白子。美味いはずです。
どや顔がキマッテいる。馬糞雲丹の手巻き。
カステラのような大きな玉。
赤出汁の器も綺麗。見どころ満載。
海藻のシンプルな赤出汁。
対馬の穴子。このぷりぷりとして分厚い身が柔らかく、醤油の香りが鼻腔を刺激する。
美味しい漬け車海老。車海老の甘みと醤油から旨味が絞り出されている。
普通の最中?
抹茶と餡子の最中でした。
大通りからのアプローチ。
玄関も広くて威風堂々としている。
スッキリしたカウンター席。
ネタ切り分け中。戸井産の本マグロでした。
Montebruno Pinot Noir 2012。香り良く美味しい。
ワインの素人ですから、ソムリエのご主人に重めの赤をお願いします。
MONTMARGO MUNI。イエローの綺麗な色調で濃厚かつシロップの香りも。
2019/03/14 更新
2018/08 訪問
宮崎、地元の魚に拘る嬉しいお鮨屋さん『夏の王様、シブ鯛とご主人の気配りが素晴らしい・・・』
カウンターのど真ん中に通されると、ご主人にご挨拶。エスコートされているオーナーやスタッフの皆さんは実にどっしりとした方ばかり。高級フレンチのガッチリした外国人のソムリエのよう。だが、料理は丁寧にかつ繊細な感覚でご説明して頂く。
昨夜は魚料理居酒屋「天一」でねこやさんの下拵えした魚を満喫したと話すと、そんなに魚がお好きであればと予定されていたお摘みの料理をちょっと変えますねとのこと。
それに今日は帰りの飛行機までの時間があるので、ゆっくり楽しませて頂きたいとの申し出にもすぐに快諾して頂く。そのお陰で生ビールをたらふく飲み過ぎてしまうのだが。(o^^o)
お客様の立場にたった物言いや臨機応変さが素晴らしい。何方にでも目線を合わせているようだ。
・お任せ「一心」18000円
【お摘み】
・あじめドジョウ(岐阜)
〜泥臭くなくあっさりと焼きに徹した摘みらしい一品。オーナーによると業者さんからの提案らしいが正解ですね。ジャンボナッツ(宮崎)はかなり大味だが生ビールの摘みにはいいかな。
・冷製スープ
~北海道むらかみ牧場のジャガイモ。かなり濃厚なトロトロスープ。お鮨屋さんらしくないお洒落な一品だが夏向きかな。
・シブ鯛お造り
~『夏の王様』シブ鯛は絶品でした。数日寝かせたシブ鯛も2kg以上でないと旨味がでないらしい。ヒマラヤ岩塩の板にサッと晒して山葵で頂く。表面にはヘベスを振りかけてあるから、さっぱりめっちゃ旨い。見た目も綺麗。牛肉の霜降りのような色合いに旨味が凝縮している。
昨日頂いた天一の生のシブ鯛より旨味が増して素晴らしく仕上がっている。(手間がかかってますからね)
ネタは基本的に宮崎の卸売を使うが、ないときは他の処からも。また鮪は地元産もやはり築地に流れるので、やむなく築地になってしまうらしい。
・マグロ、昆布出汁にやまどり茸(日本のポルチーニ茸)とあらの汁物
〜意外に薄味。ちょっとインパクトなしかな。あらは深海魚なのであまり季節を問わないらしい。やまどり茸はトロトロで旨いかな。
大柄なソムリエとご主人のやりとりは、何かヨーロッパの喜劇オペラのような雰囲気で面白い。もちろんボケはサンチョ・パンサ(ソムリエ)。ご主人は突っ込み。
・マナガツオの焼き物
〜白醤油漬けの焼き物、繊細で上品な味わい。九州ではマナガツオは最高級ですよとのこと。醤油炒り上げした辛目の枝豆も生ビールにぴったり。
・シブ鯛のアラ煮
~「ちょっと手を汚しますが是非食べて見て下さい。」
「え〜っ、シブ鯛のアラ煮とは、なんと贅沢な。」酒だけで煮込み、唐辛子でアクセント。これがまた旨すぎる。魚好きと言うと急遽料理のアレンジを変えて頂いたみたいで感謝。感謝。
ぷりぷりと旨味満載の贅沢なカマを頂けるとは本当に嬉しい限り。やはり『夏の王様』シブ鯛は絶品でした。僭越ながら、お客様のニーズを瞬時に判断する感性的なセンスを感じます。
【握り】
・ヤリイカ
〜食感が残るか残らないかの境目にて飾り包丁を入れているとのこと。ねっとりとした旨さ。
先代から引き継いだお店らしくが、もはやオーナーやご主人の力量でここまで来られたよう。ご主人は他店での修業経験はないらしい。
お話を聞いていると、とにかく研究熱心。シャリは米酢だが、ちょっと前までは赤酢も加えていた時期もあり。その前は黒川カボチャを入れてご飯を炊き甘みを加えていたことも。つねに現状に甘んじず挑戦されているようだ。ベースのシャリは固定したいが、ネタも日々変わるので、つねに調整と挑戦らしい。
だが、さすがに宮崎だからといって地元の甘い醤油は使わない。江戸前でなくなりますよね。
・赤身漬け
〜いつもながら赤身の漬けはあまりピンとこないんです。
・本マグロ
〜鮪だけは築地の鮪卸。今日は大間の鮪50kg。やはりまだ走りなので、脂ののりが浅いらしく、大トロを薄く2枚に割いて脂身を浮かせる技法。素早く頂かないとすでに脂が融け始めており旨い。
・締め鰯
〜かなりきつく締めてあり旨味抜群。柔らかい鰯の身がしっかり頂ける。
・鯵
〜これは活きのよさ。シャリとの間に小葱を入れて多少味わいに変化あり。
・黒鮑
〜こちらはちょっと普通かな。
・赤雲丹
〜これは濃厚で旨い。久しぶり九州の赤雲丹なので嬉しい限り。
・漬け車海老
〜生きたまま味つけした醤油漬けしている。そうすると味噌が頭の殻に残らず身に付いてくるらしい。身と味噌を一緒に頂ける凄技。噛み締めるとさらに味わい深い。
・ノドグロ(赤ムツ)
〜川南通り浜産、金沢などの卸に聞くと宮崎でも赤ムツは獲れていると聞き探したら量は少ないが川南で獲れていたもの。確かにボリュームがなければ可能な状態であろう。他にも少ないが虎河豚も獲れるんですよね。
・穴子
〜やはり対馬産の穴子はほろほろと崩れるくらいの柔らかさ。
・玉
〜カステラのようなふわふわの玉子焼き。
帰り際には、他のお客様で秋田の日本料理店の高村さんと親交がある方がいたので、久しぶりに秋田の話題で盛り上がる。秋田も大好きな処なんですよね〜。
想像以上に素晴らしい宮崎のお鮨屋さん。
また伺いますね。(o^^o)
ごちそうさまでした。
2018/09/01 更新
本日は宮崎で鮨ランチ
それにしても、お鮨に昼酒は最高である♡
いつもながら感性に合うお鮨屋さんの"一心鮨光洋"
宮崎の旬を感じながら、魚好きなわたくしの琴線に触れる海の幸が溢れる
出だしの春が香る前菜は、旬の山菜や早春の海の幸である"のれそれ"、地鶏の卵をお酢で割った黄身酢で春だな〜
驚かされたのは"マナガツオ"
薄い衣でレアに揚げられ、軽い仕上がりが弾力ある食感と旨味を引き出している
それに、"あお鰻"
天然のあお鰻は1mを悠に超えて、脂ののった分厚い身は軽い炭の香りを纏い旨味がダダ漏れ
【お摘み】
❶春の前菜(タラの芽、コゴミ、芽キャベツ、そら豆、のれそれ、脱水蛤)
❷鮑椀物
❸お造り(真鯛、平目、九絵、縁側)、肝黄身酢+酢飯
❹間人蟹の握り
❺焼き虎河豚白子、唐墨、酢飯
❻マナガツオの揚げ物、蕗のとう味噌添え
【握り】
①鯵(宮崎)
②関鯖(大分)
③赤貝(大分)
④たいらぎ(熊本)
⑤あお鰻(福岡)
⑥金目鯛(宮崎)
⑦太刀魚(宮崎)
⑧泥障烏賊(宮崎)
⑨本鮪大トロ(壹岐)
⑩本鮪中トロ(壹岐)
⑪車海老(宮崎)
⑫赤出汁
⑬雲丹(宮崎)
⑭穴子(対馬)
⑮玉
⑯ 細巻き
⑰最中
いつもながら、宮崎や九州各地の最高の食材が集まる一心鮨光洋さん。ご主人の空久保さんやご一緒様との楽しい会話がさらにお鮨を美味しくしてくれます♫
ごちそうさまでした。