2回
2013/05 訪問
『熊本馬刺し』の楽天地(4月25日から営業再開するそうです)・・・
熊本は大地震の被害でたいへんなときですが、速やかな復興をお祈りしています。
お店の方にお聞きしたところ、なんとか明日(4月25日)から営業再開されるそうです。
お店には3年前、熊本への出張帰りに伺いました。熊本駅から路面電車に乗って水前寺公園駅にて下車、目の前にお店があります。
プロフィールにも記載してますが、馬刺しをこよなく愛する小生としては、本当に念願のお店でしたので、楽しみにしてました。
さっそく、馬刺し・馬たん刺しとビールを注文。写真を見ていただければ一目瞭然ですが、この霜降りがこのボリュームで1300円。
牛肉と違って脂ぎってなく、アッサリと旨味が凝縮されてビールに最高でした。
次は、馬ホルモンを注文。これがまた旨い。これもホルモンのこてこての感じがなく、ホルモンの概念が少し変わりました。
馬肉の次は、お店の方のお薦めのもやし炒め。馬ホルモンと一緒にガッツリ頂くとさっぱりしてホルモン自体の味を引き立ててくれます。
馬肉料理といえば、やはり馬刺しですね。馬肉の脂は牛肉に比べると融点が低いため、口の中で甘味のある脂が溶けて旨味を感じます。
それに、馬肉は牛肉や豚肉と比較しても低カロリー、低脂肪、低コレステロール、低飽和脂肪酸、高たんぱく質で、ビタミンやミネラルも豊富なお肉なので、体にもいいんです。
馬肉の産地は、熊本、福島、長野、青森が有名ですが、長野以外は現地で頂きました。また、山形の馬刺しも美味しかったですよ。
どこにいっても、それぞれに美味しく頂きました。
■馬刺し1300円
馬タン刺し1100円
馬ホルモン焼き800円
もやし炒め400円
生ビール(満足するまで)
しかし、この値段でこの満足感。雑然とした馬肉を扱う居酒屋としては、ピカ一でした。
本当に美味しく頂き、ごちそうさまでした。大満足の夜でした。
2019/08/15 更新
熊本、4年ぶりの訪問。震災後に訪問するのは初めてかな。やはり同じ九州人として心を痛め復興を心から応援していたので、なんども銀座の熊本アンテナショップに買い物に伺っていた頃を思い出す。
飛行機の出発時刻ギリギリまで水前寺公園前の五郎八で本場の馬刺し料理を頂くことに。有り難いのはお店のすぐ近くに、阿蘇くまもと空港行きのリムジンバスのバス停があること。実は滞在時間はたった30分ですから、効率よく注文して食べることに集中する。
本当に久しぶりの訪問なので、ワクワク感が止まらない。開店時間前に早めに訪問すると、すでに団体客の幹事さんとおぼしき方がすでに店内で準備中。それであればと、一緒に店内に入りすぐに決めていたメニューを注文。グッドタイミング。
注文は時間がないので、すぐに頂けるよう料理は決めていた。
・馬刺し(1300円)
~霜降りの生馬刺しがこの値段ですから、有り得ないレベル。脂身も嫌らしさがなく、熊本特有の甘くて濃い生姜醤油で頂くと生ビールがぐびぐびと喉ごし爽やかに堪能できる。
馬刺しの下にひいてある玉ねぎスライスもまた秀逸。しかし、本日「かつ美食堂」で頂いた馬刺しの方が、更にワンランク上の馬刺しだったが・・・。
・馬レバ刺し(1100円)
~こちらが本日、最高の逸品。牛肉の生レバーが禁止されて久しいので、馬肉の生レバーもまた負けず劣らずかなり旨い。胡麻油の効いたうねうねの中に浮かぶ生レバーが誘惑してくるので、もう旨くて旨くてたまりません。
馬肉好きの小生にとっては最高の居酒屋さん。飛行機までの時間が少ないなか無理して伺って正解。
・馬ホルモン焼き(800円)
~ああ、この味だったなと思い出しながら馬のホルモンを噛み締める。味噌味風の味付けが濃いだけにモヤシ炒めとの相性は抜群。
「かつ美食堂」のホルモン煮込みとはまた違った旨さがある。牛ホルモンと違ってじわ~っとした厚みのある噛み応えがいいね。
・モヤシ炒め(400円)
~たんに軽く油で炒めるだけだが、他の料理が濃い味だけに胃を休める貴重な逸品。しかしながら、最後には馬刺しの生姜醤油をつけて頂くのが一番美味しかったかな。やはりすべてが濃厚な熊本なんだな。
こてこての生姜醤油や馬ホルモンの濃い味を、生ビールはぐびぐびと流れるように爽やかにしてくれる。そしてまた、胡麻油の効いた馬レバーの繰り返しがエンドレスとなって、満腹中枢を通り越して脳神経を麻痺させる。食べる、旨いの反復行為が止まらない。
やはり、五郎八(いろは)は、熊本最強の居酒屋であった。それに飛行機にも間に合ったし・・・。
ごちそうさまでした。