29回
2018/09 訪問
9月限定の周年メニューは、絶品料理ぞろいでした!!
「アピシウス35年目の物語」と題するお便りを頂戴し、9月限定で供される35周年記念メニューをいただくため、早速にお邪魔しました。
アニバーサリーメニューは、初代シェフ、高橋徳男氏のスペシャリテだった「オマールエビの冷製」やノドグロを使ったお料理、そして現シェフ、岩元学さんのエッセンスが詰まった短角牛のメインと続きます。ここでも新旧の融合が図られていると、勝手に解釈しました。
アミューズは、「アユのフリット(パセリソース)、ハモとハイビスカスのジュレ」。定番ですね! 晩夏を感じさせるメニューですが、高橋シェフは四季ではなく「三季」=初春から初夏(3-6月)、夏から初秋(7-10月)、秋から冬(11-翌2月)と、4カ月サイクルで考えていたとのこと。温暖化と技術革新で季節感が急速に変化しているなか、苦心が絶えなかったでしょうね。
注目の前菜は
・「ブルターニュ産オマールエビとキャビアのコンソメゼリー寄せ」
クラシカルなお料理とはいえ、小皿に盛られた似たようなものを他のお店でもいただきますが、レベルが違います。カナダ産のオマールを使うこともあるようですが、ブルターニュ産オマールの旨さとイランのベルーガ、そしてオマールの味が滲みこんだコンソメゼリー・・・これは、間違いないでしょう! 美味すぎます! 是非とも定番メニューとしてリストにのせて頂きたいですね。
このメニューは『贅沢の応用』(中央公論新社刊)という高橋氏の本に記載されているスペシャリテだそうですが、あいにく読んだことはありません。ただ、同氏が柴田書店から出版した(月刊「専門料理」の連載をまとめたもの)『メニューの設計図』を読むと、いかに食材選びで苦心していたか、また新たな食材を探究し続けたいたかがよく分かります。なにしろカラス(ハシボソガラス)まで試したそうですから・・・。
さて、続くノドグロを使ったお料理ですが
・「ノドグロのガレット仕立て 季節の木の実を添えて 1986年」
出てくるまで想像がつきませんでしたが、驚きました。ノドグロの切り身をホタテのムースで巻き、蒸して焼き付け、フォンドヴォー+フュメドポワソン+ヴェルモットのソースで頂きます、クラッシュドナッツがトッピングされています。事前のお便りでは「季節の果物添え」となっていましが、木の実になったようです。
和食でいただくノドグロとは全く違い(素材の良さは当然ですが)、実に濃厚なお味です。うーん、これも絶品です!
ここまでで、かなり圧倒されていたのですが、メインが、
・「北海道産短角牛サーロイン 熟成肉のポワレとそのシンプルなジュのソース」
二カ月熟成させて経産牛のポワレです。お肉の焼き汁(ジュ)のソースで「シンプル」に、とのことですが、付け合わせのスパイスが効いたラタトゥイユ、リードヴォーと一緒に食べると、やはり最高ですね。
その後は通常通り、デザートをチーズに差し替えてもらい、ハード系を頂戴しました。ミニャルディーズにアールグレイティーと、最後まで堪能しました。
ワインはアニバーサリーメニューに合わせて「Luxury by the Glass」と銘打ったグラス3杯の特別企画があります。
アンリオのアンシャンテルール2000年、2004年のシャトー・マルゴー、2005年のシャトー・デュケムの三つですが、お肉の時のみマルゴーを頂戴し、他のメニューではスタンダードのシャンパーニュ(ボトル)で合わせましたが、やはり?アンシャンテルールが欲しくなり、1 for 2でいただきました(ソムリエ様、失礼いたしました!)。
35周年企画は、これで打ち止めなのか・・・年末にかけ食材の豊富な秋冬に、また開催されるという噂もあります・・・次回もあれば、必ず伺います!
ご馳走様でした!!!
【番外編 2018_11_04】
「第16回 東京グランメゾン チャリティカレー」に参加しました。
今年(2018年)11月で16回目となるチャリティカレー。例年にもまして大災害が多かった年だけに、なぜか災害の起きない東京で開催される意義は、ますます高まっていますね。
今回のアピシウスさんのメニュー「十六穀米と南部高原豚カツカレー」。鶏ガラ+牛スジのブイヨンを効かせたポークカレーで、ロースと豚足などカツがのっています。いまや「定番」となった感のある組み合わせですが、やはり美味しいです! スパイスオイルも最高で、ついつい、かけすぎてしまいます。
皆さま、本当にご苦労様でした!!!
ブルターニュ産オマールエビとキャビアのコンソメゼリー寄せ
ノドグロのガレット仕立て 季節の木の実を添えて 1986年
北海道産短角牛サーロイン 熟成肉のポワレとそのシンプルなジュのソース
アユのフリット(パセリソース)、ハモとハイビスカスのジュレ
2004年のシャトー・マルゴー
アンリオのアンシャンテルール2000年
2018年9月限定メニューです。
十六穀米と南部高原豚カツカレー
2019/01/25 更新
2018/05 訪問
久々の「アピランチ」を堪能しました!
日ごろから何かとお世話になっている長老とご一緒に、アピシウスさんのランチにお邪魔しました。予定を入れる前には分からなかったのですが、奇しくもチャリティカレーの前日でした(本レビューの末尾に感想を記しました)。
アピシウスさんのランチはCPが良いのが特徴で、一番お安い5000円台のコースでも十分に堪能できます。
本日(2018年5月)の「MAI」コースは、前菜が「カマスのディアブル風とカプレーゼ」「冷製フォアグラのフラン」からの二択、メインは「甲殻類のショーソン」か「鶏のジャンボネットコンフィ」を選択でした。
シャンパーニュで乾杯後、アミューズはヒラメのビネガー風味。その後の前菜は「冷製フォアグラ」をチョイスしました。たしか何度か頂戴した記憶もあるのですが、フォアグラのフランの上に敷き詰められたココナッツが香ばしく、パイナップルとも絶妙にマッチして実に美味でした。最近のように春の期間が短く、いきなり初夏を感じさせるような陽気にはピッタリです。パートナーはカマスを、長老は特別にホワイトアスパラのオランデーヌソースを召し上がり、メートル・ドテルさんとのアスパラ談義も楽しそうでした。
メインは全員「甲殻類のショーソン」。アピシウスさんの、この手のパイ料理は絶対に外さない大本命ですね。小ぶりに見えますが、ボリュームもたっぷりです。
最後のワゴンデザートやアイスクリーム(オーダーを受けてから調理)も長老は召し上がり、大満足でした。
昔、長老がアピシウスさんにお邪魔していたころは、昼も夜もお客さんが少なかったとのこと。一時そういう時期もあったようですが・・・現在の盛況振りを喜んでおりました。また、お料理に関してもお墨付きを頂戴し、安心いたしました。メートル・ドテルさんの接遇は改めてさすがですね!
ご馳走様でした!!
<2018.5.27 第15回東京グランメゾン・チャリティカレー>
●アピシウスさんの「短角牛ビーフカレー」
岩手産短角牛の赤ワイン煮込みを添えた、オーソドックスなカレーでしたが、安定感があります。美味しかった!
冷製フォアグラのフラン パイナップルのグラニテとゼリー
甲殻類のショーソン 甲殻類のクゥーリ
ワゴンデザート全部盛り
カマスのディアブル風 カプレーゼ
アミューズのヒラメ
(チャリティカレー)短角牛ビーフカレー
岩元シェフのイラストが可愛い!
2018/06/03 更新
2018/04 訪問
35年の歴史を刻み、永遠の世界へ
今年(2018年)35周年を迎えたアピシウスさん。昭和から平成、そして新たな時代へと前進を続けている、街場のフレンチとして稀有な存在でしょうか。経営母体のアペックスさんは、かつて「福臨門魚翅海鮮酒家」東京店も運営なさっていたそうですが、残念ながら撤退なさっています。アピシウスさんにはさらなる繁栄を期待したいですね
さて、35周年の「プレミアムディナー」は4/16-4/21の1週間限定メニューとのことで、早速にお邪魔しました。30周年と同様、初代シェフ高橋徳男氏と三代目・岩元学氏のメニューの二通りです(ちなみに二代目シェフは小林定氏)。食材はホワイトアスパラガス、オマールエビまでは同じで、「ノスタルジー」(高橋氏)では黒毛和牛、「エピキュリアン」(岩元氏)は仔鳩がメインです。相当に悩みましたが、ノスタルジーを選択しました。
アミューズは、「ヒメジのフリット(内臓+身)とキャビア」。パンケーキの上に載ったベルーガは5グラム、さすがに30周年の時と同じとはいきませんでした。ヨーロッパで珍重される「ルージェ(rouget)」は西ヒメジといい、この仲間だそうです。日本では総菜やかまぼこで使われますね。なかなかに美味でした。
前菜は「ホワイトアスパラガスとカモの燻製パイ重ね焼き マルテーズソース」。マルテーズソース=オランデーズソース+オレンジジュースですが、たしかにオレンジの風味が効いています。アスパラはもちろん、当然ですがカモの燻製とも抜群の相性です。このマルテーズソースは高橋シェフの十八番で、さかんに使っていたそうです。
「エピキュリアン」メニューではカモに代わってアオリイカで、ピスタチオナッツオイル+マデールソースでした。
お魚は、「ブルターニュ産オマールエビのポワレ ウニとアサツキのブールブランソース」。うーん、クラシカルですね! 最近のフレンチではなかなかメニューの上らないかもしれません。ソースをなくしたフレンチが流行る時代に貴重です。
「エピキュリアン」の調理法はヴァプールでイチゴのブールブランソースでした。
メインのお肉は、「国産黒毛和牛ロース肉とロニョンドヴォーのポワレ ベルシーソース」。どのお料理もソースが絶妙ですね。ロニョン=仔牛の腎臓は好き嫌いが分かれるかもしれません(小生は大好きですが)。パートナーは苦手だったので、「エピキュリアン」の仔鳩に差し替えてもらいました。こちらはドーンとフォアグラがのっており、なかなかのボリュームでした。
食後のコーヒーは通常マンデリンのところ、コスタリカ・ブラックハニーが供され、お土産の紅茶まで頂戴しました。裏面に「アピシウス35周年を記念してブレンドした世界で1つだけのオリジナル紅茶です」と表記されていて、味わうのが楽しみです。
当日は、恵比寿の有名店から研修におみえになっているソムリエさんや、今年の新入社員の方もいて、フレッシュマンとベテランが融合して、見ていて気持ちが良いですね。今後のさらなる発展を祈念します。
なお、例年のチャリティカレーが5月27日に開催されます。新装なったレカンさんも戻ってきました。楽しみですね!
当日は大満足でした。
ご馳走までした!!
ヒメジのフリットとキャビア
ホワイトアスパラガスとカモの燻製パイ重ね焼き マルテーズソース
ブルターニュ産オマールエビのポワレ ウニとアサツキのブールブランソース
国産黒毛和牛ロース肉とロニョンドヴォーのポワレ ベルシーソース
フランス産仔鳩のグリエとポシェ クスクス仕立て
お土産の特製紅茶
2018/04/22 更新
2018/02 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
ワイン会イベントに参加しました。
情野シェフソムリエを囲むワイン会イベントに参加しました。当日はシャンパーニュから、ロワールの白、シェリー、オー・メドックの赤、をそれぞれアミューズ、前菜、スープ、メインのお肉料理とマリアージュするスタイルでした。情野シェフソムリエの該博な知識と軽妙な語り口を堪能いたしました。
まず、アミューズは、キクイモのヴルーテ、ハマグリのジュレ、ヒラメのフリットの三点盛り。ヒラメはブルターニュ産だそうです。キクイモが美味でした!
前菜は、「パテドカンパーニュとリヨン産ドライソーセージ」、付け合わせのクリームで変化を楽しみます。私は頂戴した記憶がないのですが、盛んにランチでお邪魔しているパートナーに言わせると、ランチメニューでよく出ている、とのこと。
次が定番、「アオウミガメのスープ シェリー酒風味」で、当然、合わせるのは、シェリーの「デル デューク アモンティリャード」。久しぶりに頂戴しましたが、寒い日が続く中、元気が出そうでした。3-5月までがウミガメの漁期なので、これからでしょうか。
メインの「和牛ほほ肉の蒸し煮 赤ワインソース」は、一見ブッフブルギニヨンのようですが、蒸し煮にした後に赤ワインソースをかけているので、通常の赤ワイン煮と違い、牛肉の質が端的に表れます。さすがに美味な牛肉でした。
「クレームダンジュ」も素晴らしく、ミニャルディーズはいつもと違い、少々寂しいのですが、コーヒーが絶品でした。「True Blue」というマンデリンで、有名なコーヒー豆なのですね。さすがにコーヒーへのこだわりを感じました。
今年はアピシウス創業35周年記念とのことで、4月16日から21日までの6日間、プレミアムディナーが開催されます。
初代シェフとして、また「クラブ・デ・トラント」会長としても活躍した、高橋徳男氏の味を継承するコースと、モダンに進化させた現シェフ、岩元学氏のメニューが楽しめるというものです。30周年でも堪能しましたが、35周年も楽しみです。
今回の「レジェンドウイーク」も見逃せませんね!
ご馳走様でした!!
キクイモのヴルーテ、ハマグリのジュレ、ヒラメのフリット
パテドカンパーニュとリヨン産ドライソーセージ
アオウミガメのスープ シェリー酒風味
和牛ほほ肉の蒸し煮 赤ワインソース
クレームダンジュ
マンデリン「True Blue」
ミニャルディーズ
2018/02/25 更新
2017/08 訪問
夏季休業前に2017年夏メニューを頂戴しました!
8月14日から17日までの夏季休業に入る直前に、今年の夏メニューを頂戴に伺いました。最近、お盆休みに入る前の最終営業日にお邪魔させていただいております。
数年前まで、夏恒例でシャンパーニュ数種類とのペアリングを愉しむメニューがあったのですが、いまでは実施されていません。ただ、やはり「酷暑には泡!」なので、前菜、メインに合うシャンパーニュをシェフソムリエさんに選んでいただきました。前菜にはブラン・ド・ブラン、メインにはロゼシャンパーニュ。実に良いマリアージュでした。
さて、7月7日に更新されたHPを拝見して、メインはやはり?「シストロン産仔羊背肉のオーブン焼き クレソンソース」に決定。その後、8月8日のHP更新で「焼尻島産仔羊入荷」の記事を見て心が揺らいだのですが、初志貫徹。焼尻島産は以前いただきましたが、シストロン産(フランス・プロヴァンス)は記憶では初めてです。
メートル・ドテルさんによると、狂牛病の影響で日本への供給がストップしていたが、今回十数年ぶりの輸入だそうで、各地のフレンチレストランで競って使っているとのこと。そう聞くと、食べないわけにはいきません。
前菜に悩んだのですが、「アユ・タコ・ハモ・ラディッシュ(和名ハツカダイコン)の冷製ア・ラ・ナージュ」をチョイス。アユはワイン蒸し、タコは煮て、ハモは薄い衣のフリットで、ラディッシュスープの中で泳いでいます。上にミョウガがトッピングされているのがポイントでしょうか。岩元シェフはアユやハモなど和のお魚の際、日本特有の香味野菜であるミョウガをよく使われるそうです。爽やかで何とも夏向きのメニューですね!。付け合わせのアユの肝ペーストは結構、塩味がきついかもしれません。
「シストロン産仔羊背肉」は脂を取り除いた上品なお味で実に美味です。クレソンソースを若干、懸念していたのですが、まったく苦味がなく上品なソースに仕上がっていました(お代わりまで頂戴しました)。流石です!
最後はメートル・ドテルさんに選んでいただいたラングルチーズなどを、パートナーは「チョコレート・バーボン・ハーブの三重奏」をいただきました。
当日は撮影クルーが入っていたり、昔のエグゼクティブソムリエさんがお見えになったりと、ちょっといつもと違う雰囲気でしたが、充実したディナーを堪能しました。次回は秋冬メニューで再度、「シストロン産仔羊」の美味しい脂を堪能したいと思います。
ご馳走様でした!!
アミューズ:パプリカの冷製スープ・カンパリ風味と仔牛のパン粉揚げ
アユ・タコ・ハモ・ラディッシュの冷製ア・ラ・ナージュ
付け合わせのアユの肝ペースト
シストロン産仔羊背肉のオーブン焼き クレソンソース
クレソンソースをお代わり。
チョコレート・バーボン・ハーブの三重奏
2017/08/13 更新
2017/04 訪問
2017年春、肉と魚の「サクラ」を頂戴しました!
買物客でごった返す、オープン間もない「GINZA SIX」を「見学」したのち、久々に(今年になって初めて)アピシウスさんに伺いました(同伴者はランチでお邪魔していましたが)。それにしても、GINZA SIXのエノテカさんはなかなかすごいですね! 危うくアペリティフを頂きそうになりました。さて、今回はHPで開示された春メニューのうち、写真で紹介されている二品を頂くために訪店しました。
いつもシャンパーニュを二本、場合によっては三本頂戴するのですが、健康に留意して?ブルゴーニュ一本と決めていました。悩んだのは食前酒で、一瞬、ビールとも思ったのですが、爽やかなロングカクテルをお願いしました。フランスから帰国したばかりのシェフソムリエさんからアイラ島のドライジン「Botanist」を使ったジンソーダを薦められましたが、さすが!アピシウスさんのカクテルは絶妙です!
アミューズはフキノトウのフリッター+リヨン産サラミ、それにイサキのマリネ、下にクスクスのタブレ(サラダ)が敷かれています。いかにも春らしいメニューですね。
前菜は「馬肉のタルタル仕立て」。肉の生食問題が大きく取り上げられるなか、焼肉屋さんでも馬肉のユッケが出ることが多いですが、アピシウスさんで馬肉とは驚きです。もともと馬肉は好きなので、HPを拝見して前菜はこれ、と決めておりました。
ロース、上モモ、タテガミ(白い部分)の三種のタルタルで、マスタードオイルソースが効いています。付け合わせのアボガドやモッツアレラで変化をつけます。うーん、なかなか新鮮なお味でした。
メインは、「サクラマスと甲殻類のテリーヌ」。サクラマスのフリッターや菜の花、ソラマメなど春の食材が添えられています。お肉のテリーヌと違い、魚なので、どうしてもはんぺん風になりますので、若干、好みが分かれるかもしれません。ミモレットチーズ風味でいただくのですが、オレンジのアクセントが絶妙でした。同伴者は「燻製カモ肉のブレゼ」で、こちらも絶妙です。
ブルゴーニュを飲み切った後、食後酒は、やはり?カルヴァドスで〆なければと思い、マルチヴィンテージの「ルコント」をメートルドテルさんお任せのチーズと一緒に頂きました。ラングル・ロックフォール・ミモレット(18カ月)・コンテ(30カ月)・エジーサンドレと、いずれもルコントと絶妙ですね。ついお代わりしたくなったのですが、ストップがかかりました。
春は食材の関係で、秋冬に比べ、どうしてもメニューが難しくなるかと思うのですが、さすが!岩元シェフ、チャレンジが続いています。本日のお肉とお魚、二つの「サクラ」は絶妙でした。
大型連休中も日曜日を除いて営業、さらに5月14日(日)には「第13回東京グランメゾン チャリティカレー」も開催と、大変かと存じますが、期待しております。
ご馳走様でした!!
アイラ島のジン「Botanist」
ジントニック
アミューズ(下):フキノトウのフリッター、リヨン産サラミ
アミューズ(上):イサキのマリネ、クスクスのタブレ
馬肉のタルタル
燻製カモ肉のブレゼ
サクラマスと甲殻類のテリーヌ
カルヴァドス「ルコント」
(手前から)ロックフォール、ミモレット、コンテ、エジーサンドレ、ラングル
ハーブティーも絶妙です!
2017/04/23 更新
2016/12 訪問
2016年最終日にお邪魔しました!
毎年12月には年の締めくくりとしてアピシウスさんに伺うのですが、予約のタイミングが悪く、最終営業日(12月30日)にお邪魔しました。今年は12月25日が日曜日で、休日営業もなさっていたので、皆さん大変ですね。
さて、本日はHPの写真にあった「魚介類とキヌアのリゾット」をメインに、シェフおススメの「紋別・中津川産キノコのパイ包み焼き」を頂戴しようと考えておりました。パートナーは早々と「狩猟鴨(茨城産?)のサルミソース」を予約時、確保をお頼みしており、前菜に私がメインにした「魚介類とキヌアのリゾット」をオーダーしようとしたため、ワインに困りました。そこで、「キノコのパイ包み焼き」をメインに変更して合わせようとしたのですが、あいにく北海道と岐阜のキノコがなく、トリュフに差し変わるとのことなので、急遽、オーストラリア産仔羊をメインに変更。結果的に、これは大成功でした。
本日のアミューズはエスカルゴ(プティグリ)とクロムツ(コウタケ風味)で、どちらもソースのお味が絶妙です。最近のアミューズの中でも秀逸ではないでしょうか。
前菜は、前述のように「魚介類とキヌアのリゾット」。アワビ、エビ、キンメ、ホタテなど実に盛りだくさん! キヌアの食感もいいですね。ボッタルガ(カラスミ)が振りかけられ、カブのクーリのお味といい、大満足の一品でした。
メインは、「オーストラリア産の仔羊背肉のロティ」。以前に頂戴したときはミント風味でしたが、今回は胡椒のソース(ポウヴラードソース)でした。何度か書かせていただいておりますが、岩元シェフのスパイスの利かせ方は絶妙ですね。ボリューム感もたっぷりで、こちらも大満足でした。
パートナーのメインは「狩猟鴨のサルミソース」。サイドでもも肉とセロリのピュレとかが付いていました。サルミソースとはいえ、結構、軽快なソースでしたね。ブルゴーニュとよく合ったようです。
当方は、大好きなコンテなどチーズの盛り合わせ(たっぷりでした!)、パートナーは「丹波栗のモンブランと温かいフォンダンショコラ」。お気遣いいただき、デザートを二皿に分けていただきましたが、パートナーが二皿ともペロリと平らげました。
これから1週間ほどのお休みとのこと、また来年もお邪魔いたします!
ご馳走様でした!!
【番外編】第12回 東京グランメゾン♥チャリティカレー
第12回となったチャリティカレーに参加しました。回を重ねるごとに、皆さんの出足が早く、私どもは午前9時10分ごろ並んだのですが(午前11時開始)、それでも52番・53番、1時間前だと長蛇の列でした。気温はそれほど低くなかったのですが、風が冷たく、皆さん大変でしたね。列が長くなると、お客様の健康上・警備上でしょうか、いつも15分くらい前倒しの開始になるのですが、本日(2016年11月6日)もそうでした。常連さんの方々も、数多く参加なさっていたようでした。
さて、今回のカレーは「海老カツカレー」。最初、Facebookで拝見したとき、どんなものかと興味津々でしたが、さすが!岩元シェフ! 期待通りの一品でした!
海老を豚肉と熊本県山都町のレンコンミンチで包んだカツに、エビのダシが効いた野菜とキノコのデュクセルカレー・・・うーーん、美味しい!! これまでのカレーの中で、最大のヒットではないでしょうか。もう一度並ぼうかと真剣に考えました。
皆さま、お休みのところ、ご苦労様でした!
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2016年夏季休業前のディナー
アピシウスさんには、例年、夏季休業前にお邪魔することにしています。ここ数年、各種シャンパーニュと愉しむ特別メニューがあったのですが、今年は「夏の賞味会『食卓の歓び』」と題した8月限定メニューで、シャンパーニュとのマリアージュメニューはなし、とのこと。少し残念でした。
HPのメニューから予定していた前菜+メインを、メートル・ド・テルさんの意見であっさり却下し、前菜は「フォアグラ・キジ・クラテッロのテリーヌ」と「甲殻類のタルタル風」に、メインは「スズキのポワレ」と「本日の鮮魚 シェフスタイル」をオーダーしました。
アミューズはカンパリオレンジ風味のニンジンのムース。カンパリオレンジはアミューズの定番ですね。島インゲンとサラミがついています。
前菜の「フォアグラ・キジ・クラテッロのテリーヌ」は想定通り、ねっとりとした食感とボリューム感でたまりません。3種の食材が実にうまく融合していました。パートナーの「甲殻類のタルタル風 モッツアレラチーズ添え」もそそられましたね。岩元シェフお得意のお料理ですね。
メインの「スズキのポワレ」は香ばしいスズキとブーレット(お団子)をアルマニャックソースでいただきます。付け合わせが「キャビア・ドーベルジーヌのノワゼットオイル風味」。「キャビア・ドーベルジーヌ」はナスの種をキャビアに見立て、ペーストにしたナスをいただく家庭料理ですが、アピシウスさんはナスの上に本物のキャビアが載っています。ノワゼットオイル(ハシバミ。メニューの英文表示ではヘーゼルナッツ)でいただきます。うーん、さすがに美味しい!
パートナーの「本日の鮮魚 シェフスタイル」はブイヤベースと並んで、岩元シェフのスペシャリテですが、さすがお休み前!盛りがいいですね!!
通常はチーズを頂戴した後、デザートは食べないのですが、当日はついつい、ブルーベリーのタルトをオーダーしました。というのも、シャンパーニュの3本目がまだ残っていたためです。3本目のロゼは絶品でした。
また、お邪魔いたします!
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2016年大型連休のランチは、素晴らしかったです!
5/2(月)と5/6(金)の両日を休めば10連休となる今年(2016年)の大型連休、久しぶりにランチメニューをいただきにお邪魔しました。ランチメニューは通常、HPで月曜日に公表されるようですが、大型連休中のランチ、とくに「PRINTEMPS」は魅力的だったので、迷わずオーダーさせていただきました。そういえば、支配人さんから指摘されたのですが、イスが新調されていましたよ!
アミューズは春の定番、「タンポポのサラダ」。いつもの北海道・紋別産のタンポポですが、ベーコンとマスタード風味、そしてナッツオイルが効いて、相変わらず絶妙でした。
続く前菜、「ロワール産ホワイトアスパラガスの冷製スープ」--絶品でした!! 実はこれを目当てに伺ったのですが、期待は裏切られませんでした。濃厚なゼリーコンソメの上に、精妙なホワイトアスパラの味わい--私は高橋シェフ時代からのスペシャリテ「ウニとキャビア カリフラワーのムース」よりも美味に感じました。
お魚は、「サワラのヴァプール ハイビスカス風味」。パスタの土台の上に、スチームしたサワラ、さらにホタテの半生が乗っかり、ウニとキャビアが添えてあります。ハイビスカスのビネガー風味が絶妙ですね! さすが岩元シェフ! パンできれいお皿を掃除してしまいました。
お肉は、「本日の三種類の肉のブロシェット焼き」。三種類のお肉は、鹿児島産の牛肉、フランス産の仔牛、オーストラリア産の羊でした。ボリュームもたっぷり、肉質や焼き加減は、もちろん最高です。
きょうはランチだから抑えようと思っていたのですが、ついついシャンパーニュ二本を空けてしましました・・・。続くチーズはお任せにしたのですが、ベストチョイスでした。
6月5日(日)には、「第11回 東京グランメゾンチャリティカレー」を開催なさるそうです。今回は熊本地震義援金として被災地支援団体に送金なさるとのことです。大型連休中もお休みなく営業なさり、引き続いてチャリティカレーの準備、本当にご苦労様です。
また、お邪魔したします!
追伸:「岩手短角牛のメンチカツカレー」、ボリュームもたっぷりで、美味しかったです! 皆さま、ご苦労様でした!!
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黒トリュフのガレット 2016年バージョン
アピシウスさん伝統の味、といわれる黒トリュフのお料理を頂戴するため、今年(2016年)になって初めてお邪魔しました。
本日のアミューズは、ヒラメのフリット バジルソースと聖護院カブのスープでした。
さて、お目当ての黒トリュフですが、本日は「黒トリュフ、オニオン、ポテトのパンケーキとベーコンのガレット」を頂戴しました。何度かいただいているのですが、やはり絶品ですね!! 元々は、ジョエル・ロブションとアラン・シャペルの料理に触発された高橋シェフが、二代目の小林シェフと一緒に今の形にしたそうですが、現在の岩元シェフはその伝統を受け継ぎ、進化させているそうです。このお料理のために、遠方から来られるお客様も多いとのことで、1月から2カ月間ほどの短い期間ですが、外せないメニューですね。フルポーションを、1/2にきれいにカットして供していただきました。
メインは、「キンメダイのヴァプール イカスミソース」で、キンメダイノ下にブロッコリーとかぼちゃのエキストラバージョンオイル風味が敷いてあります。かぼちゃの種も香ばしいですね。HPの写真で見るよりもボリュームがありました。パートナーは、今が旬のクロムツのポワレで、厚岸のカキも添えられています。うーん、そちらも美味しそうでした!
本日もご馳走様でした! またお邪魔いたします!
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2015年12月のベカス、年々進化します!
昨年(2015年)12月に今冬シーズンのベカスを頂戴しに伺いました。毎年、この季節、アピシウスさんのベカスをいただかないと、落ち着きません。
当日のアミューズは写真の通り、ボリューム満点です。とくに、岩元シェフがお作りになった「自家製カラスミ」は絶品ですね! 前菜は、トリュフにしようと考えていましたが、一押しの「パンケーキ」はまだ準備できる段階ではないとのことで、「旬の魚介類 フェンネルのサラダ」「海の幸のエチュベ」をオーダーしました。もちろん、さすがに美味! いいお魚でした。
今季のベカスは個体差のせいか、若干風味が違ったように感じます。おとなしい印象でしょうか。いずれにせよ、たっぷりのったトリュフとともにいただく至福感は最高です。
遅ればせながら、今年もよろしくお願い申し上げます。
またお邪魔させていただきます!
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2015年秋メニューの前に、絶品の「北海道焼尻産仔羊」をいただきました!
前回、夏休み前にお邪魔した際に「北海道焼尻産仔羊」のことをお聞きし、ぜひとも食したいと思っていたところ、再度入荷したとの報せを頂戴し、お邪魔しました。
記録的な猛暑のあと、急に涼しくなりましたが、9月上旬は秋メニューにはまだ早く、夏メニューの名残りのなかでのディナーでした。
さて、本日のアミューズは、ホタテとキノコのテリーヌ、カモのパテ・マスカット添えです。ホタテのテリーヌがなんともいえず、いいですね。
キノコはコウタケでしょうか。人によってはマッタケよりも美味しいとのことですが、アピシウスさんではよく出ますね。
続く前菜は、冷製フォアグラのフランを頂戴しました。うーーん、やはり美味しい! 実は「本日の食材」として、北海道産のキノコをお見せいただき、美味しそうだったのですが、今日は肉系で統一するつもりだったので、我慢しました。次回の秋メニューでは是非にいただきたいです。
そしてメイン、「北海道焼尻産仔羊」の登場です。北海道留萌振興局のHPによると、2008年の洞爺湖サミットでも、各国首脳に提供されたメニューの食材として使われたそうです。日本海に浮かぶ焼尻島で育てられている羊「焼尻サフォーク肉」ですが、フランス料理店で取り合いになっているそうで、アピシウスさんといえども簡単に入荷しないとのこと。そう聞かされると食べないわけにはいきません。
驚きました! 初めて食べる羊の食感でした。まったく羊臭さのない部位と野性味を若干感じる部位とがあるのですが、全体に素晴らしいお味で、認識して食べないと、まず羊肉とは思えません。ジビエもいいですが、まだまだ美味しい食材がいっぱいあるのだと改めて感動しました。
ちなみに、「北海道焼尻産仔羊」はSW(シルバーウイーク)前のランチに出るようです! 皆さま、ぜひともお試しください。
それでは、また伺います。ご馳走様でした!!
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毎年恒例のシャンパーニュの宴、2015年バージョン
毎年、夏の定番であるシャンパーニュを味わうイベントも、今年は趣向を変えて、8月いっぱい、どの料理とでも合わせられるようになりました。以前は夏期休業に入る前の一定時期に、決まったコースメニューと味わうものでした。またシャンパーニュも、プレステージでなく、以前よりもお安くなりましたね。
ただ、実はこれが曲者でした。
ちなみに、5種類のシャンパーニュは以下の通りです。
1.Agrapart &Fils Terroirs Blanc de Blancs Grand Cru Extra Brut
2.Huré Frères L'lnattendue 2006 Blanc de Blancs Brut
3.J.Lassalle 2006 Blanc de Blancs Premier Cru
4.Pierre Moncuit Non Dose 2005 Grand Cru
5.R&L Legras Cuvée Hommage
昨年までのメニューに合わせてシャンパーニュをいただくのではなく、自分で選んだアラカルトに応じて飲んでいくので、足りなくなるのです!(単に飲みすぎでしょうpか?)。
上記5種類のブラン・ド・ブランを「試した」のち、また前に戻って1番から5番の中から好みのシャンパーニュをチョイスし、それでも足りず、挙句にグラスで赤ワインまで頂戴しました。うーん、術中にはまったような気がします・・・。
さて、本日のアミューズは、「ナガラミ」という巻貝をエスカルゴバターで味わうものと、赤ピーマンスープ(カンパリ味)です。山口産の「ナガラミ」は初めて頂戴しましたが、やはりエスカルゴ風なのですね。赤ピーマンのスープは夏らしい一品でした。
オードブルは、シャンパーニュに合うよう、岩元シェフが選んだもので、本日はフォアグラのパテ(フランでなく)、キャビアと水ナス、チーズ、ウナギにサーモンとシマアジでした(HPではカモでした)。
メインは、夏メニューの定番、長良川の郡上アユをホタテと一緒に味わいます。クスクスも良いお味でした。パートナーはラングスティーヌとハモで、これまた夏らしい一品でした。
例年通り、夏休み前でみなさん、イキイキとしていました。今度は、北海道焼尻産仔羊を頂戴しにお邪魔します。
ご馳走様でした!!
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2015年夏、ある日のランチ--スズキのパイ包み焼き 胡椒オイルが絶品です!
2015年夏メニューをディナーで頂く前に、たまたまですが、ランチでお邪魔しました。久しぶりの平日のランチなのですが、夜とはやはりかなり趣が異なります。しかし、5000円台のお手頃ランチは、CPは抜群!でした。
アミューズの「ウニのフラン」に始まり、前菜を「海の幸のサラダ パッションフルーツヴィネガー」に。夏らしい、爽やかな一品です。パートナーがオーダーした「鴨のフォアグラ」も捨てがたかったのですが・・・。
メインは、「スズキのパイ包み焼き オランデーズソース 胡椒オイル風味」
写真のように、たいやき?を思わせるような姿で登場します。それにたっぷりのオランデーズソースをかけて味わうのですが、胡椒オイルの風味がたまりません! 私には、なぜか松茸の香りを感じました。
「スパイスの魔術師」(スミマセン、勝手に命名させてもらいました)の岩元シェフならではの技ですね。シェフは胡椒に凝っていらっしゃるようで、ずいぶん研究なさった成果なのでしょう。他店ではなかなか味わえないソースのお味でした。
追加でソースをかけていただき、パンにつけて食べていると、ランチでも満腹になりすぎました。
ご馳走様でした!!
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2015年春メニューも絶品です!
2015年春メニューが4月頭にHPにUPされてから、なかなかお邪魔できなかったのですが、大型連休中にやっと伺えました。
聞くところによると、連休中は同業者のお客様が多いそうです。日本を代表するグランメゾンとして、また多くの方々のお手本として、今後も活躍していただきたいですね!!
さて、今年の春メニューですが、前菜は決めていたのですが、メインのチョイスに悩みました。結局、魚づくしのオーダーにしました。
本日のアミューズは、「タンポポのサラダ」。この季節の定番ですが、毎年、趣向を変えているそうです。北海道・紋別のタンポポだそうですが、独特の苦みとベーコンの香ばしさがマッチした一品です。結構、ボリュームがありました。
前菜は、「漁師風魚介類のマリネサラダ」。これが実に絶品でした!! キャビアがのったウニに、タイなどの白身魚、エビなど実に盛り沢山で食べごたえがあります。さらに、ワカメと海苔!がトッピングされ、黄色いトマトのソースと実に良い塩梅です! フレンチにイタリアン、さらに和風のテイストが加味され、素晴らしかったですね。これだけで、本日も満足しました・・・。実はランチではよく供されている趣向のようなのですが、私にとっては新鮮でした。
春の定番、ロワール産ホワイトアスパラガス+モリーユ茸のアンサンブル(ほかにホタテとラングスティーヌ)ももちろん素晴らしいです。フレッシュなモリーユ茸はいまだけの贅沢ですね。
メインはサクラマスとヒラメで、かなり迷ったのですが、結局、サクラマスを選びました(「サクラマスのムニエル」)。これも、アピシウスさんの春の定番ですね。メニューにある、桜エビオイルのソースをブールノワゼットソースに差し替えてもらいましたが、よかったです。鉄板メニューのブイヤーベース、春の魚も美味ですね。
チーズはウオッシュ4点盛りで、堪能しました。美味しいシャンパーニュと白ワインも愉しめ、今夜も充実したディナーでした。
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春メニューが始まる前に伺いました
2015年3月下旬、4月頃からスタートする春メニューの前に、お邪魔しました。都内の桜が開花する少し前のタイミングで、当日も満席でした。
まず、シーズンもそろそろ終わりの厚岸の牡蠣を頂戴した後、本日のアミューズです。牡蠣のフランとイイダコのマリネなのですが、イイダコは久しぶりです。
本日は、オマール海老をメインに、それにジャックセロスを合わせる、というのまでは決めていたのですが、前菜に悩みました。当初、「海の幸のゼリー寄せヒースの香り」にしようかと考えていたのですが、ボリューム的にさびしいかと思い、「フォアグラのテリーヌ」をチョイスしました。ずいぶん久しぶりに食べたのですが、やはり絶品でした!
そのままでは、何の味もしない紅茶のムースが添えられているのですが、プラリネ、キャラメルソースと合わせてフォアグラを頂戴すると、マッチングの良さに驚きます。実に美味です。
メインの「オマール海老のポシェ」ですが、メートルさんのお薦めで、ブルターニュ産とカナダ産を半身ずつ頂きました。味を比べる趣向ですが、やはりブルターニュ産に軍配が上がりますね(当然でしょうか)。
サンマルセランのチーズとジャックセロスも実に良い塩梅で、本日も納得の一夜でした。
次回は、春メニューを頂きに伺います!!
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黒トリュフ2015年バージョン--今年も絶品でした
昨年(2014年)に引き続き、2月に黒トリュフを頂戴しに訪店しました。
今年の黒トリュフも、以前アピシウスさんの厨房でお勤めの後、フランスのレストランで活躍中のシェフから入手した上質なものだそうで、塊は実に立派ですね!
さて、今季のクールで人気が高いという「温かい黒トリュフのスモール・パン・ドカンパーニュ サンドイッチ」を、リヨンソーセージ、ホタテと白身魚のテリーヌのアミューズと一緒にいただきました。フォアグラを加味したトリュフバターを塗った上に厚切りしたトリュフをはさんだ一品で、濃厚な味わいです。人気があるのがよくわかります。美味しいですね!
続いて「フレッシュ黒トリュフの丸ごとパイ包み焼き」。黒トリュフの食感を、トリュフが贅沢に入ったペリグリーソースでいただくのですが、ソースが実に美味です。情野シェフソムリエに選んでいただいたブルゴーニュとの相性も抜群でした。
メインはこの季節の定番、「奈良県吉野産 猪のシヴェ アピシウス風」です。昨年も同じ料理を頂戴したのですが、進化していました。煮込み(シヴェ)が絶品なのは言わずもがななのですが、十分に堪能しました。
通常と比べると、量が少ないかなと心配していたのですが、帰るときにはいつものように、充実感200%でした。
また、お邪魔します!!
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2014年クリスマスにベカスを。今年2回目のベカスでした!
毎年、クリスマスシーズンは避けるのですが、今年は都合で23日の祝日にお邪魔しました。
クリスマスメニューも魅力的だったのですが、HPの「Becasse(ベカス)が入荷しました」(12月3日更新)というコメントに惹かれて、今年2度目のベカスを頂戴しに伺いました。クリスマスシーズンとはいえ、やはり年配の常連さんが多いですね。
今シーズンのベカスですが、2月にいただいた時よりもフレッシュさを感じました。それはそれで、私にとってはOKでした。どうしても個体差があるでしょうから、難しいですね。シェフソムリエさんに見立ててもらった赤ワインとの相性も抜群でした。
12月20日HP更新で「黒トリュフが入荷しました」とのこと。白トリュフも美味ですが、これからの季節、やはりトリュフ料理に期待ですね。
2015年、またお邪魔します!!
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2014年秋冬メニューを食す! 岩元シェフ、絶妙なスパイスの技!
HPで秋冬メニューが発表されたので、早速、伺いました。通常はアラカルトなのですが、一番お安いコースのメニューが素晴らしく、それだけだと足りないかと思い、前菜とメインを1品ずつ追加しました。少し多かったかな・・・。
さて、アミューズのマグロのタルタルと鴨のヒュメ(燻製)に続き、アピシウスさんの冬の定番「厚岸のカキ」を頂きました。うーん、やはりうまい! エシャロットビネガーとピッタリで海草入りバゲットともよく合います。
コースの前菜は、白子と鮮魚のパナッシェ・フリットで、本日のお魚は、キンメとマダイでした。キンメのほうがよかったですね。ライム風味のオランデーズソースとの相性が抜群です。
ムール貝のスープは、絶妙なスパイスの技が光る一品です。きょうは岩元シェフのスパイスの妙を堪能いたしました。
メインの甲殻類のリゾット仕立ては、ボリュームたっぷりです。追加のメイン、黒ムツのポワレ、ここでもまた厚岸のカキを頂きました。生ガキとは違った赤ワインソースで、ここにもまたスパイスが効いています!実に美味なソースで、黒ムツも最高に美味しかったですね。
これから本格的なジビエの季節、また伺います!!
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「海の幸とシャンパーニュのオート・クチュール」2014年版
毎年、築地市場がお盆休みになる時期に合わせ、アピシウスさんは夏期休業となります。お休み前の3日間、「海の幸とシャンパーニュのオート・クチュール」が開催されます。いつも行きたいと思いながら、なかなか仕事の都合で行けなかったのですが、今年は念願が叶い、参加しました。
「リヨン産サラミソーセージ スズキの燻製 カクテル仕立て」
「ハモとケンサキイカのエスカベーシュ マンゴーのエーグルドゥース」
「長良川郡上鮎のポーピエット キャビア添え シャンパーニュ風味のサフランクリームソース」
「タラバガニのクロカン アワビのベニエ ヨーグルトソース」
「オマールエビのポッシェ チーズフォンデュとペリグーソース」
「フルーツを盛り込んだ季節のガトーのセレクション」
うーーん、どれも素晴らしかったです!
ケンサキイカがこんなに美味しかったとは、不覚にも知りませんでした。タラバガニのクロカン、アワビのベニエも絶品です。
合わせるシャンパーニュ5種は、写真の通りですが、すべてブラン・ド・ブランでした。ふくよかでしたね。
スタッフの皆さんも、これからの休みを前に、いつにもましてテンションが高かったような・・・。
誠に有り難うございました!
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2014年7月10日から夏期グランドメニューがスタートしました!
第37回隅田川花火大会の開催された7月26日(土)、夏期メニューを頂戴しにお訪ねしました。さすがのアピシウスさんといえども、「花見」と「花火」の二つの「花(華)」には弱いそうでお客様の出足が鈍いそうです。とはいえ、今夜もしっかり満席でした・・・。
さて、本日は「夏期グランドメニュー」をシャンパンと合わせる目的でお邪魔しました。お盆の夏期休業前に例年行われる「シャンパンと海の幸のオート・クチュール」とかぶらないようにと思ってオーダーしたのですが、難しかったかな?
私は、「海の幸のモザイク仕立て」と「太刀魚のピカタ」を、同伴者は、シェフのお薦め料理から、「ズッキーニのファルシ」と「魚介類のメリメロ」をチョイスしました。
「海の幸のモザイク仕立て」は、キャビア・ウニとナスのキャビア風、それにサーモンやオマールのモザイク仕立てですが、見た目も美しい一品でした。
「ズッキーニのファルシ」は、花ズッキーニにホタテ、鶏肉、トリュフのムースが詰められ、マデラ酒につけたトリュフとベーコンが添えられています。
同伴者は、お魚料理をオーダーするつもりが、「これはベーコンを食べる料理です」と指摘され、一瞬迷いましたが、そのまま注文。アピシウスさんでベーコン料理?は初めてでしたが、さすがに美味でした。
「太刀魚のピカタ」はその名の通りなのですが、太刀魚のボリュームに驚きです。複雑な味のソースもさすがです。
そして、「魚介類のメリメロ」--写真のように魚介類が盛りだくさんです。ハモ、イサキ、スズキ、カサゴ、アオリイカ、カニ、ホタテ、それにアワビ・・・うーん、見た目も圧倒的、味も絶品です! 調理法も、蒸したり、焼きつけたり、フリットにしたり・・・と、さすがシェフのお薦め料理です。
皆様もぜひ、召し上がってください!
今夜のディナーも満足度100点以上でした!
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第7回東京グランメゾン チャリティカレー(2014年6月1日11-15時)
今回、初めて「アピシウス」「レカン」「シェ・イノ」の三店を制覇しました!
各店のカレーは、それぞれ、
「五穀味鶏のチキン南蛮カレー」
「田村牧場短角牛のハンバーグカレー」
「オムレツカレー」
です。
しかし、いくらなんでも、いい歳をして、食べすぎだったと反省しております・・・。
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2014年春メニューを食す!
アピシウスさんのメニューは、年3回変更されます。
4月10日に発表になった春メニューを拝見し、早速ディナーにお邪魔しました。アピシウスさんといえども、消費増税の影響があるのでは、と心配したのですが、さすがに土曜日の夜は満席で、昔からの常連さんも多かったようです。
さて、本日はあるワインを軸に、春メニューと組み合わせようと目論んでいたのですが、シェフソムリエの情野博之さんにご相談し、あっさり作戦を変更しました。
同伴者がどうしてもブイヤーベースを、ということで、それをメイン(私は仔羊肉をメイン)に前菜とのバランスを当初、考えていたのですが、ブイヤーベースを逆に前菜にし、メインは二人とも肉にしました。私は、初志貫徹で「オーストラリア産仔羊背肉のパイ包み焼き ミント風味」を、同伴者は「埼玉県産A5級牛ヒレ肉のポワレ」をチョイスしました。
まず、ブイヤーベースですが、ソースの素晴らしさに驚きです。しかもソースはお代わり付き! 季節によって、中に入る魚の種類でブイヤーベースの味は当然変わりますが、春メニューのブイヤーベースも絶品です。ぜひ皆様、ご賞味ください。
メインの、仔羊のパイ包み焼きは、ミントを巻き込んだもので、風味が絶品です。牛ヒレ肉のポワレは、ボルドレーズソースでいただくのですが、このソースもまた素晴らしかったです。
今夜も満足度200%のディナーでした。
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ジビエ料理を堪能しました!
関東地方で記録的な大雪となった2014年2月8日。先週のディナー予約を体調不良のため、1週間先延ばしたのですが、想像以上の大雪情報に、急遽、ディナーからランチへの差し替えをお願いしました。土曜日のランチは、常に満席でしょうが、雪によるキャンセルもあったようで、幸運にも席が確保できました。
さて、本日は冬のジビエ、猪とベカス(山鴫)、そして毎年この季節のお楽しみ「黒トリュフ」をいただこうと計画していました。とはいえ、それだけでは寂しいかな?、ということで、まずは厚岸の牡蠣を頂戴しました。レモンでもよいでしょうが、ワインビネガーで食べたほうがよいでしょう。
次に、待望の「黒トリュフのガレット」です!!(写真はやや小さめに作ってもらったものです)。正しくは「黒トリュフ、オニオン、ポテトのパンケーキとベーコンのガレット」。毎年黒トリュフ入荷のお知らせを見ては注文していますが、やはり絶品ですね。黒トリュフのレベルの高さは当然ですが、パンケーキの美味しさが秀逸です。素材的にはじゃがいも、玉ねぎ、ベーコンとありふれているわけですから、シェフの力量そのままが演出されています。
さて、メインである猪とベカスのどちらを先に食すべきか? シェフソムリエ情野さんと、メートル・ド・テル阿出川さんとで意見が異なったようですが、
情野さんのご意見通りに猪から。通常ですと、軽め?の鳥からとなるのでしょうが、ベカスの強さでラストになったのでしょう。
写真の猪のシヴェは同伴者と取り分けたものなので、ご注意を。食べれば食べるほどに、味わい深く、豚肉では味わえない食味ですね。
続いて、ベカス(山鴫)!! この滋味あふれる素晴らしさは、アピシウスさんでなければ頂けないものではないでしょうか。岩元シェフに感謝です。こちらも写真は取り分けたものです。
魚を食べているような香りに、野鳥ならではの食味・・・まさに魚を食べて生きてきたベカスの命、そのままを味わえるわけですが、凡庸なシェフだと、この味は引き出せないですね。一度食べたら病みつきになる、アピシウスさんのベカスです。また、今年のベカスは、いつにもまして素晴らしかったです。
4時間近い食事が終わり、外に出ると、吹雪がさらにひどくなり、東京都心の光景とは思えませんでしたが、ランチのあまりの素晴らしさで、身体中に力がみなぎっていました。
アピシウスさんのジビエ料理に、あらためて感謝いたします。
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創業30周年イベント第2弾!
2013年4月に続き、11月に再度開かれた創業30周年イベントに参加しました。今回も前回同様、「Anniversaire」(アンニヴェルセル)と「Epicurien」(エピキュリアン)の2メニューです。週末のアピシウスさんは、個室も含めて満席でした。
さて、それぞれのメニューを列記すると(アミューズ・デセール・ミニャルディーズを除いて)、
Anniversaire
「エスカルゴのパイ仕立て ブルギニヨンヌ」
「鴨のフォアグラのポワレ グリーンペッパーソース」
「九絵(クエ)のエチュベ 貝類のジュ」
「和牛ロース肉のビトック トリュフ風味」
Epicurien
「真牡蠣のソテーと鴨胸肉の燻製 エストラゴン風味」
「鴨のフォアグラのポワレ 白トリュフオイルとパルミジャーノレジャーノの香るパルマンティエ」
「九絵(クエ)と甲殻類のカプチーノ仕立て」
「北海道産蝦夷鹿肉のパネ ポワヴラードソース」
私は4月と同じくAnniversaireを、同伴者はEpicurienをオーダー。メートル・ド・テルさんに「どちらが人気ですか?」と質問すると、意味深な笑いが・・・。食後の感想としては、Epicurienのほうがよかったかな。
30周年の温故知新イベントですが、現在の岩元シェフの力量が高橋シェフのそれを凌駕している、ということの証でしょうか。
さて、季節物の白トリュフをチョイスして、ビトックやフォアグラにスライスしてもらいましたが、これがまた絶品でした。フォアグラといえば、それに合わすように推されたシャトーデュケムとの相性もさすがに素晴らしかったです。
すべてのお皿について、相変わらず、何も文句の付けようもないのですが、特筆すべきは、和牛ロース肉のビトックでしょうか。
2011年に発生した焼き肉チェーン店での集団食中毒事件に端を発した法規制のあおりを受けて、メニューから遠ざかっていたものですが、さすがに良いですね。メニューに復活してもらいたいものです。
そうそう、蛇足ですが、テーブルクロスとナプキンが変わったことをお気付きですか?
これから、ベカスなどジビエの季節、またお邪魔します!!
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創業30周年イベント!
2013年4月、創業30周年イベントにお邪魔しました。ちなみに創業は1983年4月18日。東京ディズニーランド開園の数日後です。今年は東京ディズニーリゾートでも30周年イベントを開催していましたね。
最初に伺ったのは20年程前で、高橋シェフのころでした。バブルが弾けた後にもかかわらず、景気のよさそうなお客さんが多く、たばこの煙がモウモウと立ち込める独特の雰囲気に驚いたものです。
さて、周年メニューは「Anniversaire」(以下A)と「Epicurien」(以下E)と銘打った豪華なもので、30年前=高橋シェフ(A)vs.現在=岩元シェフ(E)のレシピ対決、という趣向です。食材はキャビア、フォアグラ、平目までは同じ、メインが仔羊もしくは鴨となります。
最初に供された「キャビアのカクテル」(オシェトラ)はなんと30グラム! オーナーさんが30周年なんだから30グラムでしょ、とのことだそうで、その太っ腹に大感謝!!です。このキャビアにジャック・セロスを合わせて、さらに満足度UPでした。
続く「鴨のフォアグラのポワレ」「ブルターニュ産平目のロースト」「仔羊と野菜のミジョテのパイ包み焼き」(A)/「シャラン産鴨胸肉のロティ」(E)といずれも素晴らしく、「A]と「E」のどちらに軍配が・・・などという野暮なことは申しませぬ。どちらも30周年を飾るにふさわしいお料理でした。
フォンダンショコラ
丹波栗のモンブラン
絶品チーズの盛り合わせ
狩猟鴨のサルミソース
オーストラリア産仔羊のロティ 胡椒のソース
魚介類とキヌアのリゾット
2016年12月30日のアミューズ(エスカルゴとクロムツ)
海老カツカレー(2016.11.6、チャリティカレー)
カンパリオレンジ風味のニンジンのムース、島インゲン、サラミのアミューズ
フォアグラ・キジ・クラテッロのテリーヌ。右にはホオズキが
甲殻類のタルタル風
スズキのポワレ
本日の鮮魚 シェフスタイル(2016.8)
おススメチーズの盛り合わせ
ブルーベリーのタルト
桃のタルト
「岩手短角牛のメンチカツカレー」(2016.6.5チャリティカレー)
本日のデザート
チーズの盛り合わせ(2016年5月)
三種類の肉(仔牛・牛・羊)のブロシェット焼き
ブイヤベース マカデミアナッツ風味(2016年5月)
卵のパルフェとフォアグラのグラタン仕立て 黒トリュフのクゥーリ
鰆のヴァプール ハイビスカス風味
春の定番 ロワール産ホワイトアスパラのオランデーズソース
【絶品!!】ロワール産ホワイトアスパラの冷製スープ
2016年5月のアミューズ(ランチ)タンポポのサラダ
クロムツのポワレ
キンメダイのヴァプール
黒トリュフのパンケーキとベーコンのがレット(2016年2月バージョン)1
黒トリュフのパンケーキとベーコンのがレット(2016年2月バージョン)2
2016年2月のアミューズ(ヒラメのフリット、聖護院カブのスープ)
2015年9月のアミューズ(ホタテとキノコのテリーヌ、カモのパテマスカット添え)
冷製フォアグラのフラン
絶品!北海道焼尻産仔羊!
メロンとアーモンドのクープ
郡上アユ、クスクス
ラングスティーヌとハモ
日替わりオードブル(フォアグラ、キャビア、チーズ、ウナギ、サーモン・シマアジ)
アミューズ(山口産ナガラミのエスカルゴバター、赤ピーマンのスープ カンパリオレンジ)
祝30周年!鴨のフォアグラのポワレ
祝30周年!和牛ロース肉のビトック
赤ピーマンとデコポンのスープ
阿蘇赤牛フィレ肉のパイ包み焼き シャンプノワーズソース
鮎のオーブン焼き アオサ入りピストゥーソース
なんと! 30グラムのキャビアのカクテル!!
黒トリュフのガレット
黒トリュフのガレット
厚岸の牡蠣
猪のシヴェ
猪のシヴェ
ベカス(山鴫)
ベカス(山鴫)
本日のアミューズ
ブイヤーベース
仔羊背肉のパイ包み焼き
A5級牛ヒレ肉のポワレ
2014年6月のチャリティカレー
鰈のマリネとパプリカのスープ
海の幸のモザイク仕立て
ズッキーニのファルシ
太刀魚のピカタ
圧巻!魚介類のメリメロ
オマールエビのポッシェ
タラバガニのクロカン アワビのベニエ
ハモとケンサキイカのエスカベーシュ
リヨン産サラミ スズキの燻製 カクテル仕立て
長良川郡上鮎のポーピエット キャビア添え
南部高原ローストポークカレー 豚足コロッケ添え(2014.10.12チャリティカレー)
マグロのタルタル、鴨のヒュメ
厚岸の牡蠣 エシャロットビネガー
白子と鮮魚(キンメ、マダイ)のパナッシュ・フリット
ムール貝のスープ
甲殻類のリゾット仕立て 白トリュフオイル風味
黒ムツのポワレ 厚岸のカキシヴェ仕立て 赤ワインソース
2014年クリスマスバージョンのテーブルセッティング
ベカス 2014年12月バージョン
黒トリュフのサンドとアミューズ
大きい!立派な黒トリュフ2015年2月
フレッシュ黒トリュフの丸ごとパイ包み焼き
黒トリュフのパイ包み焼き(1/2にカットした状態)
猪のシヴェ 2015年バージョン
厚岸の牡蠣 2015年
アミューズ「牡蠣のフランとイイダコ」
フォアグラのテリーヌ
オマール海老のポシェ
アミューズ「タンポポのサラダ」
漁師風魚介類のマリネサラダ 黄色いトマトのクゥーリ
ロワール産ホワイトアスパラガス、ホタテ、ラングスティーヌ、モリーユ茸のアンサンブル
サクラマスのムニエル ブールノワゼットソース
ブイヤーベース 2015年春
第9回チャリティーカレー(2015.5.31) 鹿のキーマカレー 牛ハツのタンドリー添え
アミューズ「ウニのフラン」2015.6のランチ
アピシウス風 夏のスープ・ド・ポワソン
ルッコラとクラテッロのサラダ
太刀魚と帆立貝のグリエ、トリュフバターソース
ウニのフラン
海の幸のサラダ パッションフルーツヴィネガー
鴨のフォアグララヴィオリ包みと鴨肉の燻製
スズキのパイ包み焼き オランデーズソース 胡椒オイル風味
2015年12月のアミューズ
旬の魚介、ファンネル(フヌイユ)のサラダ仕立て
海の幸のエチュベ
2015年12月のベカス
2016/12/31 更新
2018年12月29日(土曜日)、最終営業日のアピシウスさんにお邪魔しました。以前も何度か、最終日に伺ったのですが、今回はいつもの常連さん?のお顔を拝見しなかったような・・・個室でしょうか?
さて、しばらくご無沙汰だったので、メニューをどうしようかと悩みました。季節感が重要とは思いつつ、やはり好きなものを食べたい(パートナーの記念日なので)、ということで、事前にメニューをお伝えし、素材がなくならないよう、ご配慮いただきました。
アミューズは、「カボチャのスープ、キンカンのシャンパーニュジュレ」。独特の甘みがシャンパー二と合います。
前菜は「黒トリュフのスクランブルエッグ」。この季節、黒トリュフは欠かせません。トロトロ、濃厚で実に美味です! シャンパーニュと合うのは当然ですが(黒ブドウ比率の高い銘柄を選んで頂きました)、メートル・ド・テルさんから「パンに合う」というサジェスチョンを頂戴したので、パンにたっぷりつけて頂きました。うーーん、少々、パンを食べすぎてしまいました・・・。
続いてスープ。スープは通常、あまりオーダーしないのですが、「芋セロリ(根セロリ)」がパートナーの好物なので、「芋セロリと甲殻類のヴルーテ」をチョイス。上品な野菜のお味とクオリティーの高い甲殻類、いいですね! この段階で、不覚にもかなり満腹感が増してきました。
メインは、「狩猟マガモのロティ サルミ風ソース」。いつものサルミソースよりも穏やかな印象です。写真の手前から「ササミ」「胸肉」「モモ肉」と各部位を楽しめます。霞ヶ浦の青首ガモだそうですが、充実感がありました。栗のペーストともよく合います。
最後のチーズは、「ブリー・ド・ムラン」「コンテ」「ラミ・デュ・シャンベルタン」(シャンベルタンと合わせませんでしたが)。スタンダードのシャンパーニュとサンテミリオンの2本で、CP良く仕上がりました。
日曜日が休業日とはいえ祝日営業のため、暦の影響で12月後半はお休みなしの状態だったとのこと。メートル・ド・テルさんもお疲れのご様子で、いつもよりサービススタッフの数が少ない印象で、ソムリエの方々がサーヴなさっていましたが、流石になかなか様になっていました!
「平成最後の」という言葉が巷にあふれていますが、来年(平成31年)4月末までに、「平成最後のアピシウスさん」にお邪魔したいとと考えています。
本年も誠に有り難うございました!
ご馳走様でした!!!