12回
2025/12 訪問
「新潟ガストロノミー」に必須、渡辺大将の一流割烹とトーク力!
料理時は真摯な態度を欠かさない渡辺大将!
新潟産の鴨焼き(自家製にら醤油和え)
佐渡の雌蟹の素焼き(もとやき)
新潟の豚さんと自家製5年熟成赤味噌、すずきとカリフラワーの和えもの、自家製漬け物(土鍋ご飯のおかず)
名物土鍋ご飯
佐渡のアオリイカ醤油漬け、十日町の天然なめこ蕪菜、ファアグラのテリーヌ
割烹渡辺自オリジナルお椀
上越の米粉麺、新潟の豚さん、セロリ、にんじん和えの白味噌椀物
鰆の皮目炙りの刺身と地元野菜、自家製柚子胡椒、蕪と香辛大根和え
佐渡のマハタの春菊ペースト和え(松の実トッピング)
佐渡産の鮑と肝の酒蒸し(のり醤油和え)
佐渡のずわい蟹饅頭、南蛮海老の生姜とかんずりの椀物
静謐なカウンターと窓辺に映る借景
佐渡の雌蟹の素焼き(もとやき)
佐渡産の海老しんじょとビスク(大葉オイル和え)
土鍋を開ける前のドキドキ感がたまりません
土鍋解放!
写真では全く伝わらない「汗をかいた」ピカピカ土鍋ご飯!
自家製味噌汁
佐渡のおけさ柿
さつまいものアイス
八海山ビール
白ワイン
高千代のこうりゅうおりがらみ生酒(新潟)
夏子物語(新潟)
越後鶴亀の割烹渡辺スペシャルマイナス5度(新潟)
越後鶴亀の割烹渡辺スペシャルマイナス5度(新潟)
想天坊(新潟)
シンタカチヨ(新潟)
割烹渡辺さんはカウンター一択
ここから提供されるコースにイメージが膨らみます
店舗看板①
店舗看板②
店舗外観
2026/01/03 更新
約2年ぶりの訪問。
ミシュランやゴ・エ・ミヨ御用達の一流カウンター割烹です。
料理の完成度はもちろんのこと、渡辺大将はトーク力も一流。そのためリピーターが絶えません。かくいう私も然り。
問題は、決してアクセスが良いとは言えない点(苦笑)。新潟駅から車も電車も40〜50分程度の時間を要します。
とはいえ、巻駅から徒歩5分程度なので不幸中の幸いかもしれません。電車の本数は劇的に少ないですが(笑)。お酒飲んで新潟駅に戻れます。
本来であれば「鴨料理のフルコース」を注文したかったのですが、近年は鴨の狩猟が不安定なため、フルコースでの提供は難しいとのこと。
鴨の捕獲数が少なく、どうしても単品での提供になってしまうそうです。鴨は渡り鳥のため、温暖化など環境変化に敏感なのかもしれません。この数年でここまで状況が変わるのかと、切なさと感慨深さを覚えました。
地元の猟師たちが、伝統的な「無双網」と呼ばれる仕掛けで捕獲した野鴨を使用。
猟銃で撃ち落とされることが多い野鴨ですが、この独特の網猟により生け捕りにされた個体を直接仕入れ、丁寧に血抜きをしてから調理するため、非常に新鮮で臭みがありません。
近隣の長吉さんをはじめ、全国から新潟に鴨を食べに訪れるのも納得。個人的には「ジビエ最強は鴨」と思っているほどです。
しかし、それを補って余りあるのが、新潟県(とくに佐渡、そして渡辺さんの自家製農園)の食材力と、渡辺大将の技術。
過去の訪問時よりも「新潟オリジナリティ度」が明らかに増しており、日本酒を含め、その土地性がより強く表現されていました。
とくに印象に残った料理は、以下の品々。
割烹渡辺でしか味わえない、唯一無二の体験となりました。
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佐渡の雌蟹の素焼き(もとやき)
余計な味付けは一切せず、火だけで仕上げる潔さが、この雌蟹の真価を最大限に引き出しています。
身はしっとりと甘く、内子・外子は濃密。噛み締めるたびに旨味が増幅します。
安易な調味に頼らないからこそ、「佐渡の海そのもの」を食べている実感があり、素材の良さと火入れの精度が如実に伝わります。
訪問が12月だったため、ギリギリ間に合いました。
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新潟産の鴨焼き(自家製にら醤油和え)
香ばしく焼き上げられた鴨は、火入れが実に見事。
外は香り高く、中はしっとり柔らか。そこに合わせる自家製のにら醤油が秀逸で、鴨の脂と溶け合いながらも主張しすぎず、後味をきれいに引き締めます。
濃厚でありながら重くならず、酒が進み、箸も止まらない完成度。
正直、もっと鴨を食べたかった(笑)。
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新潟の土鍋コシヒカリ+おかず各種
コース終盤に供される土鍋ご飯は、まさに“締めの主役”。
蓋を開けた瞬間に立ち上る香り、粒立ちの良さ、噛むほどに広がる甘み。米どころ新潟の矜持を感じさせる炊き上がりです。
派手な具材は不要。白米そのものがご馳走であり、ここまで積み重ねてきた料理すべてを受け止める包容力があります。
新潟に来たなら、新米は必食です。
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新潟は観光資源が決して多い県ではありませんが、偶然にも割烹渡辺さんの近隣には、
「グルメ」「日本酒・ワイン」「温泉」「サウナ」「伝統工芸」
といった魅力が凝縮されています。
割烹渡辺さんをメインに据えた“ハイブリッド旅行”を、ぜひ組み立ててみてください。
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〈近隣のおすすめ〉
・観光:弥彦神社(新潟最大のパワースポット)
・グルメ:レストラン ウオゼン(新潟No.1カウンターフレンチ)
・日本酒・ワイン:カーヴドッチ・ワイナリー ほか
・温泉:岩室温泉 ほか
・サウナ:Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS
(スノーピーク運営の日帰りサウナ・温泉施設)
・伝統工芸:燕三条周辺の各種伝統工芸品
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【頂戴したメニュー】
1. 佐渡のアオリイカ醤油漬け、十日町の天然なめこ蕪菜、フォアグラのテリーヌ
2. 上越の米粉麺、新潟の豚、セロリとにんじん和えの白味噌椀物 ★
3. 鰆の皮目炙り刺身と地元野菜、自家製柚子胡椒、蕪と香辛大根和え
4. 佐渡のマハタの春菊ペースト和え(松の実トッピング)
5. 佐渡産鮑と肝の酒蒸し(のり醤油和え) ★
6. 佐渡のずわい蟹饅頭、南蛮海老の生姜とかんずりの椀物
7. 佐渡の雌蟹の素焼き(もとやき) ★
8. 佐渡産海老しんじょとビスク(大葉オイル和え)
9. 新潟産の鴨焼き(自家製にら醤油和え) ★
10. 新潟産豚と自家製5年熟成赤味噌、すずきとカリフラワーの和えもの、自家製漬物(土鍋ご飯のおかず)
11. 新潟の土鍋コシヒカリ ★
12. 自家製味噌汁
13. 佐渡のおけさ柿
14. さつまいものアイス
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【飲み物】
1. 八海山ビール
2. 白ワイン
3. 高千代「こうりゅう」おりがらみ生酒(新潟)
4. 夏子物語(新潟)
5. 越後鶴亀 割烹渡辺スペシャル −5℃(新潟)
6. 想天坊(新潟)
7. シンタカチヨ(新潟)