2回
2024/01 訪問
こ、、これは!!まさかの思い出の味に酷似!
中洲川端商店街から冷泉公園に繋がる道にある「きりん」さんへ。
この場所は昔「風び」があったところですね。
「きりん」と言う新しいお店になったことは数年前から知っていました。
風びは大好きだったので違うお店になってしまったのが残念だったけど、どうやら大変な人気店のようで気になってました。
しかし、つけ麺があるあたり所謂ニューウェーブ系なのかなと思ったり、いつも行列だし、21時には閉店してしまうのでなかなか予定も合わず積極的に入店したいとまでは思わずに現在まで。
今回、夕方に少し時間が空いたので様子を見に来てみたら6人の並び。どうしようかなと思ってお店に近づいてみると豚骨臭が!おお!この匂いは間違いないなと思い最後尾につく。
待つこと15分ほどで入店できました。
順番が来て案内されたらまずは店前でチケットを購入。
⚫︎味玉豚骨ラーメン 990円
程なくしてラーメン登場。
いただきます!
【ご対面】
噂通りのなみなみに注がれたスープがインパクトあります。持ってきてくれた店員さんもスープがこぼれないように恐る恐る歩いていてなんかかわいい。
当然受け皿にスープが少しは溢れてます。
ちゃんと豚骨臭がしますが、所謂昔ながらの博多ラーメンの匂いとは少し違うような。。。
【スープ】
大きすぎて持ちにくい蓮華でスープをすくってみます。あれ?この香りは、、、?
一口啜ってみると、、、!!
衝撃が走りました!これは!!!
「ぼんしゃん」だ!!!
「九州じゃんがららあめん」の昔の臭かった頃のぼんしゃんの味と香りだ!!
もう2度と出会えないと思っていた懐かしいあの味にそっくり!!
身体が震える思いでした。
蓮華を持つ左手が実際に震えてました。
もう一口じっくりと。
うん。まさに昔のぼんしゃんの味。
甘味が少なくしょっぱさが目立つのもまさにな感じ。
多少背脂が浮いているのが違うのと、おそらく化学のお味も控えめなんだと思いますが、そっくり。
風味で言うと「しばらく」のスープにも似てますが、もっとトロッとするくらいの濃厚さがあります。
ぼんしゃんを狙ってる訳ではないと思いますが本当によく似ている。
旨い。。。この味にまた出会えるとは、、、。並んでみてよかった!!
【麺】
京都の棣鄂(ていがく)製麺。
先日大阪で食べた「バラそば屋」も棣鄂でしたね。
丸切りのストレート低加水で、一般的な博多ラーメンと比べると少し太め。
麺はじゃんがらとは全然違いますね。
ちょっともっちりした噛みごたえがあり、普通の博多麺とは印象が少し違うかも。
小麦の風味も感じ美味しい。
【具】
チャーシュー
薄切りで大きめ。低温調理でしっとり。ハムみたいな食感ですが風味は控えめ。美味しいです。
ネギ
万能ネギじゃなくしっかりとした輪切りでシャキッとして美味しいです。スープと良く合う。
海苔
おまけ程度ですがあるとちょっと嬉しい。
【卓上味変アイテム】
もやしキムチ、おろしニンニク、生ニンニククラッシャー、ゴマ、ラーメンタレ等
からし高菜が無いのが少し寂しいけど充実してます。
スープがあまりにも美味しくてあまり味を変えたくなかったので慎重に蓮華の中だけに投入して楽しみました。
【まとめ】
まさかの昔の「ぼんしゃん」にそっくりな味に出会えて感涙です。あまりにも感激してしまって、替玉をせずにできるだけスープを楽みました。7割くらい飲みました。
つけ麺や軍鶏淡麗そばもあり、気にはなりますがなかなか来られないのでこの先も豚骨一択になりそう。
いやあ、、、お店を出た後もしばらく気分が高まって興奮が落ち着きませんでした。
このお店に出会えたことに感謝です。
そしてこの味が福岡で行列になっていることもなんだか嬉しくなってしまいます。
所謂イニシエ系の味とは違いますが、次から福岡に来た際にはマストのお店となりました。営業時間と行列がハードルを上げてしまいますが絶対また来たい!もう2度と食せないと思ってたあの味が現存すると分かっただけでも物凄い収穫でした。嬉しいです。
いつまでも続いて欲しいお店です!
ご馳走様でした!
2024/01/26 更新
去年(2024年)に初訪問して、かつて大好きだったお店の味と酷似していて感動した中洲川端の「きりん」さんへ。
2度目の訪問です。
いつもは行列で躊躇するのですが、この日は時間帯もあったのか?16時半くらいにお店の前に行ってみるとまさかの並びゼロ、先客の方々もすでに食べている。
この後東京に戻る飛行機があったので、あまり時間がなかったのですが、これは!!と思い思わず入店。
店頭で食券を買います。つけ麺や、淡麗もありますが、やはりなかなか来られないので豚骨一択。
◼︎味玉豚骨ラーメン 1000円
をポチッと。
入店すると先客お二人。これはラッキー。
注文からすぐにラーメンが到着しました!
【ご対面】
スープが波々と注がれ、受け皿にも溢れてます。
ここまで注がなくても良いのにと思いますが、これもココの特徴の一つ。
【スープ】
たっぷりのスープですが、程よい豚骨臭。
一口飲めばやはりかつての「臭かった頃」の「九州じゃんがら」の「ぼんしゃん」のスープとよく似ている!
この味は現在では東京では見つからない。
旨い。
若干トロッとした食感はポタージュの様で、純粋な博多ラーメンのスープともちょいと違いますが、しっかりとした風味がありとっても旨い!
所謂昔ながらの博多スープとは結構違います。
が、僕にとってはあの「じゃんがらのぼんしゃん」に酷似した味でもはや唯一無二。
【麺】
一般的な博多ラーメンの麺と比べるとちょっと太め。加水率の低いストレートで美味しいです。
食感も普通の博多麺と比べるとツルッとしてる感じがします。
※製麺所については追記参照
【具】
◼︎チャーシュー
大ぶりな低温調理と見られるレアなお肉。
見るからに美味そうなのですが結構臭みがあって好みは分かれるかも。
しっとりした噛みごたえで食べやすいのですが、臭みが気になりますね、、。
◼︎ネギ
福岡では珍しいタイプかな。ネギの白い部分が多くて日本蕎麦のネギ風。正直豚骨ラーメンにはあんまり合わないかなあ。
◼︎味玉
これはデフォルトでは乗りませんが、見た目はゆで卵の様に真っ白。味付けはやさしく、やや半熟で普通に美味しいです。
【卓上アイテム】
ニンニク、紅しょうが、キムチ、もやし、胡麻等がありますが、福岡では主流な辛子高菜はありません。
今回は紅しょうがを少々いただきました。
【まとめ】
前回ほどの感動と衝撃はありませんでしたが、やはり美味しく、個人的な思い出の味に似ていて大満足でした!
所謂昔ながらの博多ラーメンとはかなり印象が異なります。せっかく福岡に来たら「だるま」「薬院八っちゃん」等に行きたいところですが、こちらも意外と他では出会えない貴重な味となっているんじゃ無いでしょうか。
また福岡に来る機会があれば是非食べに来たいです!
ご馳走様でした!
※追記
麺ですが、以前は京都の製麺所「棣鄂(ていがく)」でしたが、今回は「製麺所 慶史」となっていました。味や食感の違いは特にわかりませんでした。