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夜の点数:5.0
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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三茶の煙の向こうに、羊の香りがあった
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2025/10/19 更新
三軒茶屋の夜、細い路地を抜けた先で、じゅうじゅうと肉が焼ける音に足が止まる。そこが「ジンギスカン羊はち」。札幌・すすきの本店の2号店として2023年にオープンした、いま三茶で最も勢いのある羊の店だ。
店内は少し狭くて、煙がもくもく。それなのに嫌じゃない。むしろその熱気が、食欲を煽る。カウンターに腰を下ろすと、スタッフが軽やかに鉄鍋を温め、生ラムを手際よく並べていく。そう、ここの肉は“無冷凍”。その新鮮さが、他のジンギスカンとはまるで違う。ひと口噛めば、脂がとろりと甘く、ラム独特の香りがふわっと広がるのに、後味はすっと消える。
卓上のタレには生姜とニンニクを好みで加えられ、気づけば自分だけの黄金比を探している。定番のラムやマトンロースのほか、ラムタン、塩ハラミなどメニューの幅も広い。どれを頼んでも、焼くたびに笑ってしまうほど旨い。
そして名物「ラムの草原焼き」。たっぷりの春菊とバター塩だれで焼くと、鍋の上が一面の緑に染まる。その上でラムがじゅうじゅう跳ねる様子は、まるで小さな草原。香りが立つたび、心までとけていく。
最後の一皿まで楽しみ尽くしたい人には、「味噌バターコーンつけ麺」や「梅しそ冷麺」もおすすめ。
三軒茶屋の夜に漂う煙の向こうで、羊の香りと笑い声が絶えない理由が、食べてみればすぐにわかる。