koyfgan588さんの行った（口コミ）お店一覧

池袋で旬と一杯を味わう、居酒屋「えんざ」

梅田、昼のごちそうはうなぎの香り。

巣鴨でひととき、焼鳥とイカスミペンネ、日本酒に酔う夜

目黒の夜に、もつの香りを辿って

恵比寿の隠れ家「軍鶏丸」は、軍鶏の真髄を堪能できる唯一無二の名店だ。入口の趣ある佇まいを抜けると、控えめな照明が灯る落ち着いた空間が広がる。ここでは、究極に新鮮な軍鶏と丁寧に仕上げられた料理が、食通たちを虜にしてやまない。 名物のコース（4,950円）は、焼き物、揚げ物、そして鍋の三幕構成。最初に運ばれる焼き物は、ササミや手羽先といった部位の旨みを極限まで引き出した逸品ばかり。手羽の風味揚げの香ばしさには、思わず笑みがこぼれる。続いて登場する軍鶏鍋は、ガスコンロではなく炭火でじっくり仕上げられ、鶏肉の繊細な旨味とコクがたっぷり溶け出したスープに驚かされる。店員が鍋を仕切り、食べ頃を見極めて提供してくれるので、すべてが最高の状態で味わえる。 鍋の主役は、ふわふわでコク深い自家製つくねと新鮮な軍鶏肉。その出汁が溶け込んだスープで作る〆の雑炊は絶品そのもの。大根おろしがたっぷり添えられた優しい味わいが、体にじんわり染み渡る。「こんな雑炊、二度と出会えない」と思わせるほどの感動がそこにある。 さらに注目すべきは、お酒との絶妙なペアリング。生ビールや厳選された日本酒が、料理の味をさらに引き立てる。どれだけ楽しんでも一人あたり1万円以内という異次元のコストパフォーマンスも魅力だ。 「軍鶏丸」はただの鍋屋ではない。食材、技術、サービスのすべてが一流のエンターテインメント。予約困難な理由も納得のこの名店、一度訪れたら心を掴まれること間違いない。恵比寿で“美食の夜”を過ごすなら、この店を選ばない理由が見当たらない。

目黒の路上に漂う煙と香ばしい匂い、それが「もつ焼き ひろや」の合図だ。この店は、蒲田の名店「いとや」系列の姉妹店。山手通り方面へ駅から歩くこと10分、見上げるとそこには吞兵衛たちの楽園が広がっている。 扉を開けると、目に飛び込むのはカウンター席とテーブル席がギュッと詰まった活気あふれる空間。大衆酒場らしい温かさと心地よい喧騒が、自然と「一杯やるか」という気分にさせてくれる。 ここの名物は、何と言っても鮮度抜群のもつ焼き。内臓肉の仕入れから下処理まで丁寧にこだわり、その日のうちに使い切る徹底ぶり。おかげで、もつ特有の臭みは皆無で、肉質はしっとり滑らか。串はどれも一本から注文でき、迷いながら少しずつ頼む楽しさがある。 串に添えられるのが、紅生姜に七味、味噌を合わせた通称“赤いの”。これをたっぷりつけて頬張ると、肉の旨味にピリッとした刺激が重なり、舌が踊り出す。歯切れの良いナンコツ、むっちりとした弾力のレバー、ジューシーなハラミ…どれを食べても思わず酒が進む。 そして酒場を語る上で欠かせないのがドリンク。特におすすめは「シャリキンレモンサワー」。シャリシャリのキンミヤ焼酎にレモンの爽やかさが加わり、串との相性は抜群だ。この一杯が串の脂を程よく流してくれる。 「ひろや」の魅力はその味だけではない。明るく活気ある雰囲気が、初心者から常連まで誰もが肩肘張らず楽しめる空間を作り出している。大衆酒場デビューにはもってこいだし、どっぷりと酒場文化に浸かりたい人にも最高の居場所だ。 目黒の夜、熱気の中で、焼きとんを頬張り、酒を飲む喜びを。もつ焼き「ひろや」は、そんな日常の贅沢を味わえる特別な場所だ。

東京都台東区、北上野の静かな街角に佇む「brochette Namioka」は、純系名古屋コーチンを極上の焼鳥として堪能できる隠れ家。扉を開けると、まるでおしゃれなカフェのような落ち着いた雰囲気の店内が広がり、奥へと伸びるカウンター席が温かく迎えてくれる。ご主人と奥様のお二人で切り盛りするこの店は、温かなもてなしと、忘れられない味の焼鳥を提供してくれる至福の空間だ。 ここで使用される鶏肉は、愛知県春日井市の稲垣種鶏場から届けられる純系名古屋コーチン。抗生物質や動物性タンパクを一切使用せず、のびのびと育てられたこの鶏は、肉そのものの旨味とコクが別格。鉄製の矢串で丁寧に焼き上げられた串は、外はパリッと香ばしく、中はふんわりジューシー。焼鳥の概念を覆す、極上のひと串がそこにはある。 お任せ7種コースを選べば、油つぼ、わさび焼き、背肝、せせりといった珍しい部位も含まれたラインナップに出会える。どの串も歯ごたえが絶妙で、臭みが全くなく、後味が驚くほどさっぱりしている。特につくねは、ふわっとした食感に名古屋コーチンの濃厚な旨味が際立ち、一口で虜に。結果、コースだけでは物足りず、野菜を中心に追加でさらに7本頼んでしまった。 焼鳥に合わせる日本酒やワインも、店主が厳選したものばかり。塩加減の絶妙な串とのマリアージュが、さらにお酒の味を引き立てる。そして、最後に提供されるデザートの名古屋コーチンを使用したアイスやカステラで、締めくくりまで感動が続く。 静かな空間で極上の焼鳥とお酒を堪能し、心も体も満たされる時間。「brochette Namioka」は、焼鳥好きなら一度は訪れるべき特別な場所だ。次の特別な夜、この店で心と舌を解き放つ極上のひとときを味わってみてほしい。