「とんかつ・揚げ物」で検索しました。
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2025/09訪問
1回
神楽坂、午後のご褒美は、あじフライ。
2025/05訪問
1回
目黒の老舗「とんき」は、昭和14年創業。長い歴史の中で、多くの食通たちを虜にしてきた名店だ。作家の池波正太郎や山口瞳も愛したというこの店は、目黒で「とんかつ」といえばまず名前が挙がる存在。のれんをくぐると、清潔感あふれる店内とともに、職人たちの見事な手仕事が目の前に広がる。 コの字型のカウンターに腰掛けると、揚げ、切り分け、盛り付け、すべての調理工程が目の前で繰り広げられる。その動きには無駄がなく、まるで舞台のような緊張感と美しさが漂う。ラード100%の油を使い、低温でじっくり20分かけて揚げられるとんかつは、衣がサクサクで中の肉はジューシー。余計な脂っこさを感じさせず、揚げ物でありながら上品な味わいがある。 ロース、ヒレ、串かつの3種類から選べるメニューは潔いシンプルさ。秘伝のソースが肉の旨味を引き立て、ふっくらと炊き上げられた羽釜ご飯や極細の千切りキャベツとの相性も抜群。豚汁は具材の旨味が凝縮され、温かさと優しさが染み渡るようだ。キャベツとご飯はお代わり自由、豚汁も一杯追加可能というサービスの気前の良さも、老舗ならではの心意気を感じさせる。 1階カウンターの特等席では、揚げたてのとんかつが職人の手から直接運ばれてくる。清潔に磨き上げられた白木のカウンター越しに感じるのは、食材への敬意と職人の誇り。カウンターに座るだけで食欲だけでなく、五感そのものが満たされる。 この店はただの食事処ではない。とんかつというシンプルな料理をここまで昇華させ、食べる時間そのものを特別な体験にしてしまう力がある。並んで待つ価値がある店、それが目黒の「とんき」。昭和から令和へ受け継がれたこの味と空間を、一度体感してみるべきだ。
2023/12訪問
1回
あらかわ遊園の帰り道で出会う、やさしい定食