SUSHI SINGULARITY(2020年OPEN予定)
http://www.open-meals.com/sushisingularity/index.html紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=zNcfQrzMVTcまたなんか凄い物が登場しましたが。
技術面、健康分析面、ビジュアル面でそれぞれパートナーがいて統括は電通。
しかし、肝心の飲食面のパートナーは見当たらず。いくつか考えるべき点があって、
1.味
以前、3Dプリンタ造形による
ネジチョコを食べた経験から言うと、味の面ではまったく
お話にならず。飲食面でのパートナーがいないというのも最初からこの点は放棄して
いるようにも思える。もっとも開発面のリソース投下も大きい3Dプリンタの世界は
日進月歩なので(例えば住宅建設は試作段階から急速に実用化が進んでいる)、
多少は改善されているのかも…。FDMでやっている内は劇的な改善は見込めない気も
するけれど。
2.速度
3Dプリンティングは遅い。通常は数時間、現状の最速でも10数分はかかるはず。
キービジュアルでは後ろに3Dプリンタがあっていかにもリアルタイムで作るように
見えるけれどこれはまず無理なのであらかじめ作っておいたものを提供する形式に
なるだろう。
3.値段
コオロギや培養マグロが言及されているけれど、現状、培養肉はべらぼうに高い。
富裕層向けの価格設定になりそうだ。会員制とかで飢餓感を煽ってくるかも。今でも
この手法は非常に有効で、まんまと予約数ヶ月待ちになっている店もある。
ビジュアル面にこれだけ力を入れているということはもちろん、インスタ映えを狙って
のことだろう。とりあえず話題になればいいや、という短期プロジェクトなのかも?