tomkagaiさんが投稿したShin Harada(東京/銀座一丁目)の口コミ詳細

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tomkagaiの霊圧が消えた…?

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tomkagai (男性・埼玉県) 認証済

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Shin Harada銀座一丁目、銀座、有楽町/イタリアン

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.7
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.4
1回目

2015/06 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気4.3
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.4
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

魅惑の泡空間

今更語る必要もないアロマフレスカ。と言っても語るようなことは何も知らないんです
けどね(^_^;2015年に入ってランチを拡大したとあるが、元々はランチ営業自体なかった
ようだ。一度、オーセンティックなイタリアンに行っておきたいと思って
ヴォーロ・コズィラ・バリック・トウキョウ辺りを考えていたのだが、いくらなんでも
一人指数が低すぎる。一旦白紙に戻して調べ直したが、まとめにも一人可とあったので
いっそのこと、こちらにしてみた。予約した後でマイレビュアーさんも行っていた
姉妹店のサーラ・アマービレの方が良かったかな?とも思ったが、こちらも一人指数
は低い。

有楽町駅を降りると交通会館50年展というのが目についたので後で見に行く事にして、
高級ジュエリー街を抜けてトレシャスビルへ。12Fに上るとホールの案内は共通で、
左がサーラ・アマービレ、右がアロマフレスカ。泡をテーマにしているらしいが、
エントランスのショーケース(?)には泡が。個人的に重厚クラシックな装飾より、こう
いったものの方が心が浮き立つ。中央の巨大花瓶の上には泡状の照明、壁には泡の
描かれた垂れ布(?)がかかっている。

〇? グラス ¥1800
グラスは¥1000~¥2000ぐらいだったかな。迷っていたら、好みでリストにないものを
持ってきてくれた。ラベルが見切れて読めないが、産地はアルザス隣接のドイツ・
シュヴァイゲン(この辺は長年に渡る独仏の係争地なので帰属はあいまいだ)。
シャルドネにゲヴェルツ、リースリングが少し。やや甘いけれど、ゲヴェルツが
アクセントになった香り。ただ、ピークは短めだった。

・オリーブ2種?
やや強い塩味のみの味付けだが、青い方はさっぱり、色の濃い方は旨味があって
美味しかった。

〇Menu Profumo ¥8500
ランチのコースはこれのみ。パン・水代が¥500、サービス料10%。セコンドのみ
3種のプリフィクス。

✿小さなアンティパスト3種
・アジアの香りの車海老フライ カダイフ巻き
カダイフって巻けるんだ。丸ごとバリバリと。ソースはグリーンカレーの泡とのこと
だったが、特に辛くはない。他にカイエンペッパー(??)と何かのソース。美味しい。
いい出だしだ。

・蛸とヒヨコ豆のカルトッチョ
カルトッチョは包み焼き。耐熱性の紙という説明だったが、触ってみても普通に
フィルムっぽかった。これを開くと店名通りの凄い香りが!と思ったが、そうでも
ない。

・うなぎとキャビア ジャガイモのフィルム
スペシャリテ。野菜のフィルム化は結構枯れた技術だと思うが、自家製だろうか。
うぐっ、旨い…。あんまり旨くて凄みがあると、旨い以外に書くことがなくなる。
アロマフレスカのスペシャリテと言えばアナゴの香草蒸しらしいが、同系統の料理
だろうか。

✿パン3種、グリッシーニ
ゴマのパンはよくある感じとは違っているのだが、かなり美味い。何か混ぜてあるの
だろうか。グリッシーニも美味かった。

✿軽く炙った縞鯵のカルパッチョ仕立て
あ、皿も泡入りだ。縞鯵は高知産。ソースはディルで、下にはキュウリが置いてある
ので一緒に。白身だが脂がたっぷり乗った濃厚な味。ディルも良く効いている。

〇ロエロ・アルネイス“プラ” グラス ¥2000
ピエモント州の土着品種・アルネイス100%。意外と甘くてやや苦みもある。その苦みを
抽出したような香り(分かりにくい)。

✿冷たいパスタを少し
・白海老とカラスミのカッペリーニ
今回、一番印象に残らなかった一皿。カラスミで最強レベルのパスタを経験したことが
あるが、これはカラスミが何だかお上品すぎる。

✿“The ヴォンゴレ・ビアンコ”
「The」と来ましたか。何てことないパスタだが、三重産のアサリがびっくりする
くらい濃厚だ。シンプルに具の美味さでねじふせた一皿。

✿レモンとパッションフルーツのシャーベット
フレンチだとグラニテだけど、イタリアンだと何だろう。かなり酸っぱい味付け。
黒いのはパッションフルーツの種。

〇マリナ・ツヴェティッチ メルロー グラス ¥2000
アブルッツォ州のメルロー。アブルッツォが羊で有名だと初めて知った。重々しい
アルコール?+ちょっと土の香り。でも飲み口はそんなに重くない。

✿メインディッシュ
・仔羊のアッロースト 猟師風
猟師風はアンチョビとヴィネガーソース。これでもか、というぐらい香ばしく焼き
付けてある。う、旨い~。マイ・ベスト・ラム記録更新!付け合わせはチーズを
からめたサツマイモ(?)とねっとりアスパラ。フィンガーボールも出て来たが、ナイフ
できれいに肉がそぎ落とせた。

✿ドルチェ
・コーヒーゼリーとアイスクリーム バイ・マクルー風味
ドルチェは三択。さわやかなソルベ系がいいな、と思ったのだが、バイ・マクルーへの
興味が勝った。偽トム・カーガイ(辛くない)作りには欠かせないバイ・マクルー
(コブミカンの葉)だ(新大久保辺りで買える)。砂糖がまぶしてあって、少しずつ
かじりながら。コーヒーゼリーはしっかりと苦いが、アイスはしっかりと甘い。
結構、人気のドルチェなんだそうだ。

✿カッフェ、小菓子
・メレンゲ、生キャラメル、青リンゴのゼリー、ギモーブ、生チョコ?
茶葉とハーブのプレゼンが楽しかったが、結局いつものようにコーヒー。ゼリーは
ゼリー菓子を柔らかくした感じでいい香り。チョコが激旨だった。窓に向けて席が
セッティングしてあったのでコーヒーを飲みながら外を眺めていると、最上階なので
時折、鳥がビルを越えていくのが見える。コーヒーのお代わりを半分くらい、と
言ったらちゃんと薄く煎れてくれた。ミルクも交換なので折角だから使ってみたが、
温めてあった。

かつては予約が困難を極めたというアロマフレスカだが、今回、私の他に上品そうな
マダムペアが一組だけ。まだ、ランチ拡大があまり浸透していないのだろうか。
#どうやら、あまり宣伝していないそうで…。
おかげさまでゴージャスな空間を半独り占め気分でゆったり出来ました。帰りがけに
カメリエーレ氏から拙い接客で…とあって何故?と思ったが、レビュー書き起こして
みると、一部の説明や間の取り方がちょっと怪しかったかも。

□総評
香りに注目しながら食べてみたが、某ラ・ペほどには印象に残らなかった。でも
かなり満足のいくランチでした。満員の日もあるそうだが、空きがあるのはもったい
ない。ただ、この値段のグラスだと、もう少しスペシャル感が欲しかったかな。

  • 仔羊のアッロースト 猟師風

  • うなぎとキャビア ジャガイモのフィルム

  • 軽く炙った縞鯵のカルパッチョ仕立て

  • “The ヴォンゴレ・ビアンコ”

  • コーヒーゼリーとアイスクリーム バイ・マクルー風味

  • アジアの香りの車海老フライ カダイフ巻き

  • 蛸とヒヨコ豆のカルトッチョ

  • 蛸とヒヨコ豆のカルトッチョ 開けたところ

  • ? グラス ¥1800

  • ロエロ・アルネイス“プラ” グラス ¥2000

  • マリナ・ツヴェティッチ メルロー グラス ¥2000

  • 白海老とカラスミのカッペリーニ

  • オリーブ2種?

  • パン3種、グリッシーニ

  • 小菓子(メレンゲ、生キャラメル、青リンゴのゼリー、ギモーブ、生チョコ?)

  • レモンとパッションフルーツのシャーベット

  • カッフェ

  • 茶葉とハーブのディスプレイ

  • セッティング

  • 小菓子の皿(泡入り)

  • 銘入りリーデルグラス

  • ランチメニュー 15/06

  • 帰りに寄ってみたが、まだ始まっていなかった^^;

2020/03/09 更新

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