103回
2025/09 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
平日、午後6時頃に訪問した。
頂いたお料理は以下のとおり。
◯フレッシュ・ポルチーニのグリル
◯秋刀魚と万願寺唐辛子のパスタ(手打ちのタリオリーニ)
◯メインの肉料理は鹿肉のロースト。シャクシャクという歯応えのある赤身でとても美味。
飲み物は、グラスでシャンパン(フランソワ・オルバンのブリュット・レゼルヴ)、グラスで白ワイン(ヴァルジェのサン・ヴェラン・リュー (アンテル) ディ2022年)、ボトルで赤ワイン(プリウレ・サン・クリストフのヴァン・ド・サヴォワ・ルージュ・モンドゥーズ・トラディシオン2006年)。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2025/09/18 更新
2023/12 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
年末の平日、午後7時頃に訪問した。その日はほぼほぼ満席という感じであった。
頂いたお料理は以下のとおり。
◯越湖もち豚のボッリート。イタリアのおでんのようなもの。柔らかく煮込まれた豚肉、それに比して堅めに仕上げられた紫大根。アクセントとなるソースはサルサヴェルデ。
◯リゾットのアルバさん白トリュフ掛け。このお店のスペシャリテの一つがタヤリンの白トリュフ掛けなのだが、リゾットという選択肢もうあるとのことなので初挑戦。タヤリンと同様、鶏出汁とカルピスバターを使ったらリゾットはそれ自体がとても美味。al denteという食感。そして白トリュフをタップリとスライスしてもらう。その日の白トリュフは「いつもに比べると香りが控えめ」とご店主はおっしゃっていたが、それでも十分に凄い香りであった。
◯メインの肉料理は仔羊、背肉のローストを頂いた。分かりやすくて美味しいお料理だ。
飲み物は、グラスでシャンパン(プティジャン・ピエンヌ ブラン・ド・ブラン・レゼルヴ)、ボトルでロアーニャのランゲ・ソレア2015年、最後にグラスで赤ワイン(サン・ダミアン コート・デュ・ローヌ・ラ・ブーヴォー2022年)
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2023/12/30 更新
2023/11 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
平日の午後6時に1名で伺った。アルバの白トリュフが始まったということなので、恒例の「タヤリン+白トリュフ」をいただくのがこの日の目的の一つ。
まずはじめにパリのメゾン・ベロという著名なシャルキュトリーで買ってこられたという生ハム。その後に頂いたのは下記の通り。穴子のお料理は今まではなかったものでシェフの新作のようである。
前菜:穴子と九条ネギのグリル
パスタ:タヤリンに白トリュフをタップリと削ったもの
肉料理:蝦夷鹿
シャンパンはプティジャン・ピエンヌのブラン・ド・ブラン・レゼルヴをグラスで。
白ワインはポルトガルのものをボトルで。ミーニョという産地のエドムン・ド・ヴァルという生産者のワインで、ソルヴェ・リアシュというものの2019年。品種はアルヴァリーニョ100%だそうだ。冷涼な、少しクールな感じのするワイン。
赤ワインはボトルワインで。クロ・デュ・トュエ・ブフという生産者のシュヴェルニー・ルイヨン2005年。実はこの日の訪問の目的はもう一つ、この(自分は知らなかった)ワインを飲むこと。こちらのオーナーさんのインスタ投稿を読んで飲みたくなった次第。とてもエレガントで酸が伸びやか。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2023/11/19 更新
2023/05 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
こちらのお店は2023年6月1日で15周年を迎えた。所用により15周年の当日に訪問することができなかったので、その数日前に伺った。
頂いたお料理は下記の三品。
◯ホワイトアスパラのグリル。こちらのホワイトアスパラはシャキシャキ感を残す感じに仕上げるタイプ。生ハムをグリルしてチップスにしたようなものが砕かれたものを振りかけたもの。
◯パスタは手打ちのタリオリーニ。名残の筍をふんだんに使って、上に木の芽を乗せたもの。
◯メインは蝦夷鹿のロースト。シャクっとした食感を残す肉々しいもの。
ワインは15周年ということで2008年物をお願いしたところ、お店が選んでくださったのはドニ・モルテのジュヴレ・シャンベルタンVVの2008年であった。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2023/06/27 更新
2023/04 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
行きつけのバーでラムとシガーを楽しんだ後、〆のパスタを食べようということで平日の午後9時半頃に伺った。銀座の街には外国人の方々もたくさん。コロナ禍が球速に遠い過去になりつつあるのを感じる。その点はこちらのお店も同様で、カウンターは半分以上埋まっていたし、外国人もいたし、奥のテーブルには賑やかな4人組。
またもや燻製の香る牡蠣のタリアテッレ(自分のお気に入り)をいただき、グラスでシャンパン、白ワイン、赤ワインを一杯づつ頂いた。
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2023/04/07 更新
2023/02 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
平日の11時半頃に伺った。先客は3名。
燻製の香るカキのタリアテッレ(自分のお気に入り)とワインをグラスで白赤1杯ずつ頂いた。
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2023/02/14 更新
2023/01 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
1月下旬の水曜日、午後6時過ぎに1名にて訪問。他には3組4名のお客さん。そのうち2名は女性のおひとり様。このお店は女性のおひとり様が多いのである。
まずはブロカール・ピエールのトラディションをグラスで頂きつつ、メニューを眺める。この日チョイスしたお料理は以下の通り。
◯お気に入りのトリッパトマト煮込み
◯タリオリーニ、シラウオの卵黄和え。初めて食べたお料理。シラウオの苦味が心地よいパスタの一皿。
◯ビゴール豚の肩ロース。甘味と旨みがしっかりとした豚肉。とても美味。
ボトルワインは「リースリングが飲みたい」と事前にお伝えしておいたところ、ツィント・フンブレヒトのヘレンヴェッグ・ド・テュルクハイムの2001年をご用意くださっていた。
サクッと2時間、午後8時頃にはお店を後にした。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2023/01/27 更新
2022/12 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
2022年最後の訪問。この日は肉だらけの選択。
◯馬肉のトンナート
◯鹿肉のサルシッチャのガルガネッリ
◯熊の赤ワイン煮
たまたまだけど馬鹿熊ってか。
ワインはグラスでディケインというメゾンのシャルドネ・ミレジム2015年。知らない作り手のシャンパーニュ。ボトルはDRCのグラン・エシェゾー1976年、実に綺麗な一本。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2023/01/03 更新
2022/12 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
この日のお料理の主役はやはりタヤリン。アルバの白トリュフをたっぷりとスライスしてもらう。この白トリュフの香りが凄い。密閉された瓶の中に入っている保存されているのだが、冷蔵庫を(その瓶を、ではない)と扉を開けただけでフワッと白トリュフの香りがしてくるのである。瓶の蓋を開けるとますます凄い香りだ。
その他には鯖の前菜、そしてメインに青首鴨。内臓を濾したものをベースに作ったソースと共に。
ボトルワインはラ・グランジュ・デ・ペール1998年。青首鴨ともいい相性。このワインを飲むのは人生で二度目。一度目もやはりこのお店で飲んだのだが、2018年に飲んだ1995年であった。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/12/21 更新
2022/11 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
タヤリンxアルバ産白トリュフの鉄板コンビを楽しむべく、深夜に1名にて訪問。価格の高騰が著しいようだが、お値段はともかく、この日のトリュフの香りの凄さは凄まじかった。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/11/24 更新
2022/10 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
昨日食べたタヤリン・白トリュフ掛けが忘れられず、2晩連続でこちらのお店へ。が、なんともう白トリュフは終わっていた。やはり人気なんですなぁ〜
ということで、気を取り直して、秋刀魚とキノコをふんだんに使ったタリオリーニを。
ワインは白ワイン(アンドレ・ステンツのエデルツヴィッカー2020年)と赤ワイン(グロ・フレールのオー・コート・ド・ニュイ)を1杯ずつ。
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/11/07 更新
2022/10 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
ついにアルバ産の白トリュフ入荷!ということで、毎年恒例、タヤリンの白トリュフ掛けをいただくために深夜にお邪魔した。飲み物はグラスで白ワインを2杯(ニコラ・ゴナンのアルテス2016年とバターフィールドのサン・ロマン2019年)、赤ワインを1杯(ラ・テラス・デリーゼという知らない作り手のル・プラデル2013年)。小腹が空いていたので追加でトリッパと白インゲン豆のトマト煮込み。やはりこの2皿は深夜に〆にいただくお料理としては鉄板である。
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/11/07 更新
2022/08 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
8月末の平日、午後7時ころに訪問した。先客はゼロ。
まずはシャンパンをグラスで。プティジャン・ピアンヌという知らない作り手のもので、クール・ド・シャルドネ・エクストラ・ブリュットというらしい。
この日はランチに少しシッカリ食べてしまっていたので、ディナーを控えめにということで、ポリチーニが入荷していたのでそのグリルをいただき、パスタは穴子の赤ワイン煮のタリオリーニ。
ボトルワインはコント・ラフォンのムルソー・クロ・ド・ラ・バール2000年
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/09/12 更新
2022/08 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
木曜日の深夜、0時を回ったころに一人で伺った。一軒目のお店で随分と飲んでしまったのか、ちょっと足元ふらつきながら。〆のパスタを頂くのが目的である。
前客3名(2組)、そして後客1名。
まずは白ワインをグラスで一杯。ニコラ・ゴナンというドメーヌのIGTイゼール・バルム・ドフィノワーズ2016年。作り手も知らなければ産地も分からないまったく未知のワイン。
オーダーしたパスタはウニとトマトをフューチャーした平たいもの(タリアテッレ?)。雲丹の香りが過度ではなくバランスの良いお味、という記憶だが、酔っていただけによく覚えていない。
そして最後に赤ワインをグラスで一杯。これまた知らない作り手、ドメーヌ・ロランのショレイ・レ・ボーヌ2019年。ボトルの写真を撮影するときにフラッシュ焚いてしまい、酔っ払い客は本当に迷惑だろうなぁと思い、30分ほどでそそくさとお店を後にし、大人しく帰宅いたしました。
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/08/26 更新
2022/08 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
土曜日の深夜、三軒目の利用で伺った。パスタ一品、白ワインと赤ワインを一杯ずつ。しっかりディナーをいただくこともできるし、ナイトキャップ的な使い方もできる、そんな便利なお店である。
下記はベース投稿
+++
このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/08/08 更新
2022/06 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
金曜日の午後6時、1時間ほど前に予約して訪問した。他のお客さんは2組4名。
すっかり夏のメニューに変わっていた。この日は過去にも頂いことがあって、かつ美味しかったという記憶にあるもので攻めることとして、頂いたのは、冷前菜に水タコと水茄子のガスパチョソース、パスタが鮎とフレッシュトマトのタリオリーニ、メインにボッリート・ミスト(猪、ホロホロ鳥、牛タン)の3品。
ボトルワインは予約時に「シャルドネ以外の白ワインを」とお願いしていた。こちらのご店主さんは自分が飲んだことのないワインをよく紹介してくださるのだが、この日もそうであった。ジル・ベルリオというドメーヌのシニャン。ジャケール100%。自分の無知を晒すのもどうかと思うが、ドメーヌも知らなければシニャンというAOCも知らなかったし、ジャケールという品種は(自分のワイン記録を調べたところ)過去に一度飲んだことがあるだけであり、なんとその一度というのがこちらのお店にてグラスで頂いたものであった。
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/06/28 更新
2022/05 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
木曜日の午後7時半頃、10分ほど前に電話してから訪問。先客はカップル二組。
この日の一皿目はホワイトアスパラ。下記ベース投稿のとおり、こちらのホワイトアスパラはシャキシャキ仕上げでとても美味。
パスタはホタルイカとイカ墨のパスタ。ホタルイカは適度に火が通っていてフレッシュな感じ。
メインはイノシシのもも肉のロースト。とてもシンプルに調理されているが、それゆえにその肉々しさが際立った。
ワインはグラスで白を1杯(アルザス、ツイント・ウンブレヒトのミュスカ2019年)、その後にボトルで赤を1本。何を飲みたいか、自分の気持ちが定まらないと伝えて「何かおもしろそうなもの」をお願いしたところ、コルドリアーニというシチリアの生産者のパトリモニオ2007年。まったく知らなかった生産者のもの。若かりし頃はタニックでパワフルだったのだろうなと想像させる強い酒質だが、15年経過していい具合にこなれていた。こういう珍しいワインを出してくれるところがこちらのお店の面白さ。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/05/20 更新
2022/04 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
深夜1時頃の訪問。春らしい蕗の薹のタリアテッレ、そして白ワイン1杯、赤ワイン2杯を頂いた。
今回の訪問は、バー・ランプでラムとシガーを楽しんだあと、小腹が空いたので。コロナ禍が席巻する前は、最後の〆にラーメンとかパスタを食べることが多く、それ故にこちらのお店にも深夜に(ラーメンは重いなとか、ワインも少し飲みたいなとか思ったときに)訪れることが何度かあったが、幾度か繰り返された緊急事態宣言の最中、深夜に営業していたラーメン店が見当たらず、〆にラーメンを食べないまま帰宅することが続いているうちに、いつの間にか〆にラーメンを食べなくても大丈夫なカラダになってしまった。そのせいもあって、こちらのお店に深夜に訪れることもなくなっていたが、この日はなぜか急に思い立って。ようやく(自分のカラダも)正常化してきたのであろうか。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前3時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。
2022/04/15 更新
2022/03 訪問
ワインと料理の両輪が見事に噛み合う
この日は4人で訪問。このお店を4人で利用するのは初めてだったが、オーナーの幅さんに相談の上、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、お魚料理、お肉料理を一つずつオーダーし、取り分けて頂いた。大事な師匠を囲んでの会だったので、無事に通過することができて本当に良かった。感謝である。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどことなく家庭的でシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)など。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理は正直言って余り充実していない印象。まぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
2022/03/18 更新
年末の平日、午後6時頃に訪問した。
頂いたお料理は以下のとおり。一品目以外は前回と同じだが、好きなのだから仕方がない。
◯寒鰤のスモーク、くるみソース
◯タヤリンに白トリュフ
◯メインの肉料理は山ウズラのロースト。ソースは心臓やレバなどをブランデーを効かして煮込んだもの。
飲み物は以下のとおり。
◯グラスでシャンパーニュ、ドミニク・マサンという作り手のブラン・ド・ノワール
◯グラスで白ワイン、バターフィールドのブルゴーニュ・レヴォー2023年。AOCブルゴーニュとは思えないクオリティの高さ。
◯ボトルで赤ワイン。カーゼ・バッセのソルデーラ2003年。いまや貴重なワイン。2003年にありがちなエッヂの緩さがなく、カチッとして重厚感のある作りながら、キチンと飲み頃に入っていて、果実感もバッチリ。実に美味しいワインだった。
下記はベース投稿
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このお店の特色は、なんといっても店主であろう。ワイン(とりわけフランスワイン)に対する造詣の深さと愛情が素晴らしい方である。ワインにはかなり一家言ある方なので、キャラ的に合わない人もいるかもしれない(実際、知人の中にそう言っていた人がいる)。委ねて、素直に耳を澄ませれば、とても快適に過ごせるんだけど。
グラスワインはどちらかというと若めなヴィンテージのものが多く、また新進気鋭な生産者のものを積極的に紹介してくださるので、「ワインの今」を知りたい方は店主と色々とお話しされると楽しいと思う。
他方、ボトルワインは豊富にお持ちで、ブルゴーニュのクラシックな生産者の90年代あたりが特に充実している印象。ブルゴーニュだけでなく、アルザスやローヌなどもたくさんお持ちだが、ボルドーには余りご関心がないように見受けられる(勝手なイメージなので間違っているかもしれない)。他の産地のワイン(しかもしっかり飲み頃のもの)もたくさんお持ちで、「自分が呑んだことなさそうなのを出して」とお願いしたこともしばしばあるのだが、いつもそれに応えていただけるだけの懐の深さが凄い(普段自分が呑むワインのスコープが狭いだけだという話もあるが)。
お店のもう一つの重要ポイントはお料理。イタリアンのシェフ、キッチンに籠っていて顔を出されることは殆どないのだが、彼のお料理はどちらかというとシンプルながら、ハズレのない美味しさ。
フードのメニューは見開き2頁、冷たい前菜、温かい前菜、パスタ、魚料理、肉料理、そして軽いおつまみという6部構成。女性2名なら4品オーダーしてシェアする感じ。自分は3品オーダーしてちょうど腹八分目になるという感じ。
前菜は比較的オーソドックスなものが並ぶ。春のホタルイカ満載のサラダ、秋のフレッシュ・ポルチーニのグリルが特に美味しい。夏の鮎のポワレと賀茂茄子焼きもいい。ホワイトアスパラの調理方法は焼きなので、シャキシャキ食感を楽しむことができる。ホワイトアスパラの食べ方としては近藤さんの天ぷらと双璧を為す。
パスタの種類が豊富なのでパスタ好きな方にはオススメだ。シェフはほぼ毎日のようにお店でパスタを打っているそうだ。自分が好きなのは、薫香かおる牡蠣のパスタ、ジューシーに仕上げられた猪のラグーをトルテッリで包んだもの(イタリア版小籠包のような雰囲気だ)、鮎とフレッシュトマトのタリオリーニなど。また、タリアテッレが充実している。フレッシュ・ポルチーニのタリアテッレとか、穴子の赤ワイン煮と合わせたトマトソースのタリアテッレとかが印象に残る。
毎年、秋になると、高級レストランとも張り合えるレベルの大きくて香り高いアルバ産白トリュフを入荷される。これをカルピスバターと少量の鶏出汁で仕上げたタヤリンと一緒に頂く。タヤリンがシンプルに調理されているだけにトリュフの香りが増幅される。鉄板だ。
魚料理はちょっと選択肢が少ないという印象。でもまぁワインバーにはありがちでしょう。
他方、お肉料理はワインバーとは思えない充実度。とりわけジビエがいい。内臓などを裏漉ししたブランデーベースのソースなど、多少しっかりめのお味で頂くことが多い。
実は「軽いおつまみ」のなかに素晴らしき逸品が常駐している。牛の胃袋と白いんげん豆のトマト煮込みだ。トリッパの食感とトマトソースがお好き方には是非オススしたい。豆料理にありがちなボソッとした感じもなくスルリと頂くことができ、前菜としてもとてもいい。
こちらのお店は午前2時までやっているので、一日の最後にこのお店を訪れ、ワインを1〜2杯(と、小腹が空いていればパスタや上述の「軽いおつまみ」のなかから一品ほど)頂くのもよろしいかと思う。