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国立競技場そばの明治公園内に、この春オープンされたお店。 ハワイワイキキに本店があるnatuReさん。RED U-35でGOLD EGGを獲得し、世界で活躍される小川シェフがプロデュース。東京店は国内で色々と多様なレストランをもつZETTONが運営されている様です。 今回は外苑前から歩いて向かいます。 平日の夕方は比較的、静かですが、公園内の他のカフェなども多くの方が利用されている様です。近所の方々は散歩がてら伺うかたも多い様。 こちらは公園の外れの一棟を丸ごと使ったレストラン。テラス席もあり、雰囲気も良いことから、涼しくなってくるとグループでの利用も多い様子。 店内はキッチンが目の前のカウンター席もありますが、二階には更にテーブル席があり、席数は多い。 この手のお店の割にはキッチンもサービスもスタッフが多いなという印象でしたが、二階もあるなら納得。 この日はこの後に他の予定もあった為、1時間ほどの利用です。 メニューからアラカルトでいくつかオーダー。 一部のメニューはワイキキ店でも人気のメニューをそのまま提供されている様ですが、多くのメニューは日本の素材を使ったもので、更に秋の期間限定メニューは小川シェフのプロデュースではなく、東京店のシェフが考えたもの。ただ、これが意外とクオリティが高い。 ハワイっぽい雰囲気は乏しいものの、素材の組み合わせなど最初は女性シェフっぽいと勘違いしてしまうほど。 トータルとしてはバランスの良いモダンフレンチビストロ っぽい雰囲気で、場所的にも客層的にもウケは良さそう。 ワインはグラスで色々と用意されており、女性のソムリエがナチュラルワインを自ら選んで提供されています。リーズナブルながらもバランスの良いセレクションです。 若干、気になったのは臨場感はあるものの、カウンター周りのキッチンはもう少し片付けた方が雰囲気は更に良くなるかなと感じたのと、若いスタッフが多いせいで危うさは感じてしまうこと。 ただ、コースの利用も予約無しで当日でも可能だったり、色々とフレキシブルな利用が可能で、またタイミングを見ながら伺いたい。 小川シェフも定期的に来日して、お店にも顔を出される様。またもっとハワイらしい料理や、和の要素も入った違った雰囲気の料理も頂きに伺ってみたいと思います。
2024/10訪問
1回
銀座四丁目交差点のGINZA PLACE、まさに銀座の一等地、都内でも最高の場所に約2年前のコロナ禍の中オープンされたL’ARGENT。 以前のsublime時代にもミシュランで星を取られていた加藤シェフがエグゼクティブシェフを務めるこちらのお店。こちらでも早速、星を取られており、評価が上がっています。 以前からずっと伺いたかったのですが、なかなか機会が無く、今回は時間が出来たのでランチでの訪問。 フロアスペースはもう少し広いかと想像していましたが、テーブルの間隔はそれなりにあるものの、満席のせいもあると思いますが、若干、息苦しさを感じます。 それでもバーやテラスを含め、かなり贅沢なスペースの造りをしていると思います。 料理はどれも北欧のニュアンスや以前のお店の雰囲気も残しながら、レベルが上がっている様に感じます。ランチのショートコースにも関わらず、加藤シェフの料理のエッセンスを存分に味わえる内容。 発酵マッシュルームのスープもかなり久しぶりに頂きましたが、以前よりも濃厚な味わいになっていると感じました。フレッシュマッシュルームの香りもよく、良い素材を使っているのも判ります。 どの皿も素晴らしいのですが、鹿肉が切った瞬間にワイルドな香りが一気に上がってくるのですが、口に入れるとクセが無く旨みが広がる感じは流石。酸味とのバランスも良く、ワインとのペアリングも素晴らしく、進化を感じられました。  ペアリングはクラシックなフランスワイン。熟成した貴重なワインも惜しまず提供されているのは素晴らしいですが、銀座という立地の客層向けには合っているのでしょうが、もう少し幅広いワインも扱うと北欧っぽいニュアンスや素材を活かしたモダンなスタイルにもより合うし、世界観が拡がると感じました。 若干、気になるのはスペースや席数の割にはスタッフ多めですが、サービス面で危うさを感じる部分があり、もう少し自信を持って、客が望むであろうものをより丁寧に提供してほしいと思いました。 次はディナーででもゆっくり訪れたいと思います。
2022/10訪問
1回
鎌倉駅のほど近くの裏通りにある自然派ワインを扱うお店。 一階は表通りで明るい雰囲気のピルグリムさん。一階の奥からも2階にも上がれますが、直接の入り口は薄暗い路地沿いの裏口です。扉を開けて現れる急な階段を上がると古民家の雰囲気そのままのお店が。まさに隠れ家と言った雰囲気がいい感じです。 一階でも自然派ワインは提供されますが、2階の方がより本格的なものが提供されている様です。 今回は横浜のおか田さんとのコラボ。週末限定のイベントとして、寿司と自然派ワインのペアリングで提供されていました。 どちらのお店も最近は自然派ワイン好きな方には有名で人気のお店。この日も両方のお店に何度も通われている方が複数おられました。 この日に提供されたワインもかなり貴重なものばかり。寿司に合わせる事も、きちんと計算されていました。 ペアリングの一杯目からボーペイサージュの貴重な限定ボトル。その後もオレンジワインを日本酒で割ったりと、なかなか斬新な試みも。 お寿司以外にもお店の惣菜も寿司の合間に提供され、こちらも美味しく頂きました。 最初から最後まで、本当に楽しい会でした。 また、普段の営業の際にも伺いたいと思います。
2019/08訪問
1回
福岡市地下鉄の空港線、赤坂駅からも程近い隠れ家的なワインバー。 自然派ワイン好きの間では以前から人気のお店で、地元の方だけではなく、都内など遠方からもわざわざ訪れる方が多いお店です。 福岡では比較的、ここ数年は自然派ワインを提供するお店が増えていて、その多くが、都内などではなかなかいただけない様な人気の生産者のワインを普段からグラスで提供されていることも多く、マニアの間では聖地的な扱いにもなっている気がします。 こちらもかなりの隠れ家ながら、認知も人気も高いお店。 週末や遅い時間帯は満席のことも多い様です。 ただ初めて訪れる際はかなり迷うと思います。 一階に赤坂こみかんが入るビルはマンションになっていて、普通にマンション入り口から入って二階へ上がります。そのまま通路に沿って205号室へ。 ここまで明確なサインは有りません。 今回は食事前の訪問だったので、軽く数杯、頂きました。 泡はいくつか並べて頂き、気になるものを開けて頂きました。 泡、白、ロゼ、赤など好みを伝えるとオススメを出して頂ける感じです。 店員さんと色々とワインやお店の話なども楽しく、あっという間に時間が過ぎました。 次回はゆっくりと訪問したいと思います。
2023/07訪問
1回
熊本の繁華街、藤崎宮前近く、藤崎宮の参道の鳥居の目の前の隠れ家的なお店。周辺にはなぜか以前から多くの自然派ワインを扱う飲食店が集まり、熊本市内でも面白い場所になっている。 古い建物の小さな扉を開けて、階段を上がり二階へ。 小さなカウンターと奥にはテーブル席がいくつか。 基本的にはおまかせコースで要予約。 その日の予約時間に合わせて、オープンされる様です。 平日は比較的、静かな日もありますが、週末などは満席の事も多い様なので、早めの予約をオススメします。 今回はInstagramからメッセージを送っての予約です。 お一人で営業されているので、お忙しいことも多いので、電話よりもメッセージなどの方が良いと思います。 特に営業中の電話はこちらに限らず、小さなお店の場合には避ける方が、お店に対しても、お客さんに対しても良いと思います。 料理は5品ほどで、流れは変わりませんが、前菜、肉、パスタの組み合わせ。デザートは含まれませんが、場所柄、二軒目に向かうお客さんも多いのだと思いますが、シンプルながら、色々と考えられた構成。 旬の素材を使った、素材を活かしたフレンチ、イタリアンがベースの料理。細かい拘りが見られる料理はどれも凄く美味しくて、旨みや自然の味わいをうまく使われている。かなり満足度は高く、熊本市内のお店でもトップクラス。 更にドリンクはワインをペアリング的におまかせで出して頂きました。 国内外のクオリティの高い自然派ワインを色々と出して頂き、どれも単体でも凄く美味しく、料理と合わせてもワインのポテンシャルを引き上げ、更に料理の味わいも引き出し、厳密なペアリングでは無いと思うが、店主のセンスをかなり感じられる。 使っているワイングラスだけを見ても拘りが感じられるセレクション。 近所にあったら、頻繁に通いたいと思えるほど素晴らしいお店だと思います。
2023/07訪問
1回
軽井沢駅前から旧軽井沢方向に向かう大通り沿いに今年オープンされたお店。 若干距離はありますが、駅からも充分に徒歩圏内です。 外観は目立つ看板も無く、海外の高級レストランといった感じで、普通に前を通っても何のお店かはわからない。 よく日本国内で見られる立て看板やメニューをのせたスタンドも置かず、入り口脇のガラス張りのケース内にシンプルなコースと営業時間の説明を書いた紙一枚を貼っているだけというのも海外のお店っぽくて良い感じです。 建物自体は古い様ですが、それを感じさせないモダンな雰囲気。落ち着いた大人の空間になっていて、店主の色々なこだわりが感じられ、コストも掛かっているなと想像できる。 料理は奥様が担当されていますが、以前はIT業界におられたとの事ですが、海外での飲食経験が余程ないと、これだけ色んな国の料理の要素を入れながらも、ちゃんとここまで纏めた感じに仕上げるのは難しいだろうなとも感じるし、センスも感じさせる。 まだまだ進化の余地も感じられ、また季節が変わった頃にでも、次はディナーも頂いてみたい。 ワインはペアリングで今回は頂きましたが、こちらもフランスだけではなく、世界中からラインナップ。クラシックながらも自然派の要素も入り、うまく地元や都内からのお客さんのニーズにも合っていそう。ペアリングの精度も要点を抑えていて、好感がもてる。 器や食器も拘りが感じられるセレクションで、認知度が今後上がって来れば、かなり人気も出そうです。 夜はバーカウンターで飲むこともできる様なので、落ち着いた大人の場所になっていそうです。 また、レシートも海外でよく使われている厚紙のもので、支払い後にPAIDのスタンプを押されている。国内で一般的な薄い感熱紙のレシートでは無く、アナログな感じも海外の高級店の様な雰囲気を感じさせ、最後の瞬間まで、細かいところまでセンスが良いと感じさせる。 都内からも一時間程度の場所ですし、機会があれば、また伺ってみたい。
2022/10訪問
1回
東日本橋に今年の春に出来たばかりのフレンチです。 料理はビストロ風ですが、黒板のメニューを見るだけでも、こだわりを感じるお店です。 お一人で営業されている事が多いようなので、席が空いていても断ったりする事もあるようで、あらかじめ予約して伺うのが良さそうです。 ワインは自然派ワインを多く置いていて、札幌の円山屋さんが入れてるものが目立ちました。 料理はどれも本当に美味しくて、素材だけではなく、調理法や盛り付けもクオリティの高さを感じます。クラシック過ぎず、モダン過ぎず、下手な高級店の偏った感じもなく、シンプルかつ、素材の良さ、組み合わせを活かした料理でした。 パンも酸味の強いビーバーブレッドのものを使っており、こだわりを更に感じます。料理やワインに合わせやすい酸味の強いパンは日本ではあまり見かける事がありませんが、このバランスのパンは自分で作らないと日本では見つからなかっただけに、少し感動しました。 近所であれば、本当に何度でも通いたくなるお店です。
2019/08訪問
1回
食べログ ステーキ・鉄板焼き EAST 百名店 2025 選出店
二重橋前、有楽町、日比谷/ステーキ、ダイニングバー、ワインバー
なんだかんだ言ってもやっぱりアメリカの高級ステーキハウスの雰囲気を日本で味わえるのは素晴らしい。 ステーキは熟成肉ブームの火付け役らしいクオリティ。脂はありますが、かなり落ちてはいるし、赤身肉の美味しさを堪能するには丁度良い感じで意外とペロッと頂けます。 付け合わせもアメリカらしいですし、前菜も美味しいです。 入り口付近に飾られたサイン入りの高級ワインも気になります。
2015/08訪問
1回
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店
二重橋前、東京、大手町/イタリアン、フレンチ、ワインバー
場所も雰囲気も最高のリストランテ
2015/05訪問
1回
意外と本格的な料理に驚き
2015/03訪問
1回
目黒、不動前のKabi。 どの駅からもまあまあ距離がある古い建物をそのまま活かして作られたお店。 都心にありながら、わざわざここを目指して伺うという雰囲気。 数年前にオープンした際には、まだ発酵という調理方法がまだ日本国内のフレンチやイタリアンでは一般的ではなく、モダンな調理方法のひとつとして特化したレストランとしてパイオニア的なお店。 しばらくこちらのお店にはコロナなどもあり、なかなか伺えていませんでしたが、超久しぶりに訪問。ランチで伺ったのは初めて。 SCALLOPS AND LILIES 帆立と百合根 表面をしっかりと焼いた帆立の貝柱に、(多分)アレッタ、百合根、芽キャベツなどの苦味、旨みのある野菜を合わせた一皿。 ペアリングはブルゴーニュのピノノワール100%のスパークリング。なんとデゴルジュまで77ヶ月も寝かせており、旨みも風味もしっかり。初めて頂きましたが、これは素晴らしいワイン。 オープン当初はCross Winesさんの扱うワインを多く使っていた印象ですが、最近は幅広く使っている感じ。 ROASTED WINTER VEGETABLES 冬の野菜のロースト 白菜のソース カブをメインに旬の野菜のロースト。ハーブを使ったソースにナスタチュームの葉。 ペアリングはLaurent Bannwarthのgewurztraminer。ドライな造りですが、華やかさはよく出ており、面白い。 因みに少しずつワインは注いで頂けますが、足りないときは、直ぐに注ぎ足して頂けるので、ペアリングですが、ついつい飲み過ぎてしまいます。 TROFIE トロフィエ 手打ちの食感がよく出たトロフィエ。 比較的、トマトソースと合わせて頂く事が多い気がするトロフィエですが、オイルベースで人参やカラスミと合わせるのも面白い。 合わせられたワインはサルデーニャのメイガンマ。メイガンマは久しぶりで、白ワインを頂くのは初めて。醸しをしっかりとしていますが、それ以上に塩味もしっかり。ボッタルガといえばサルデーニャですが、お互いの塩味が別の旨みを引き立てます。 ROASTED CHICKEN 鶏のロースト メインは鶏。 しっとりジューシーで柔らかく仕上げられています。 ワインはブルゴーニュですが、ピノノワールでこんなにタンニンが強いものはカリフォルニアやオーストラリアのものを含めても飲んだことはない。日本人のイメージとしてはブルゴーニュはエレガントだしそうあるべきと考えていますが、生産者を含めてフランス人の多くは実は濃いワインを好んでおり、これが彼らの理想のスタイルなのかもしれない。 このタンニンがうまくソースやケールの苦味を抑えて、旨みを引き出している様です。 OJIYA おじや 〆はおじや。 少量だけど満足感のある味わい。 ペアリングは醍醐のしずく。比較的、ベーシックでストレートなペアリング。Kabi では比較的、寺田本家をよく使ってる気がする。最近の醸造のものだが、醍醐のしずくにしてはアルコール高め。味わいはいつもの乳酸、チーズ感。 これだけ甘みもあるので、ちょっとおじやにもスパイスを使っても面白いと思う。 BLACK BEAN ICE CREAM 黒豆のアイスクリーム チョコレートや牛蒡など甘みと苦味の絶妙な組み合わせ。 ペアリングされた黒糖焼酎ベースのコーヒーを使ったカクテルは上手いバランスで仕上げられている。 この薄いグラスに氷を入れる勇気もさすが。笑 全体的に以前よりも発酵調理っぽい感じは減っており、ワインペアリングも攻めすぎておらず、一般ウケも良い方向になってきている感じがする。その分、面白さは若干、減っている様にも感じる。 目黒駅からも少し離れているこちらのお店。 発酵を取り入れた料理と自然派ワイン、古民家をリノベーションしたお洒落な雰囲気もあり、連日満席で人気の様です。 若いスタッフ中心で、料理もワインペアリングも改善の余地はありますが、これからまだまだ伸びる可能性を感じさせるお店です。 ノンアルコールペアリングもあり、それもなかなか面白い感じに出来上がってると思いました。 料理の方は、それほど強く発酵を感じるものではありませんが、うまく素材の味わいや旨味を引き出すことは出来てると思いました。海外でも最近は日本の調理法や旨味、発酵を意識したモダンフレンチは増えていますが、こちらはさらに日本的に進化させている感じがします。 定期的に通いたいと思わせてくれるお店です。
2022/01訪問
2回
オープン当初は頻繁に伺っていたのに、今回、伺ったのはなんと5年ぶりでした。 なかなか表参道周辺に伺う機会がないのもありますが、コロナの影響もありました。 その間にソムリエもシェフも変わったし、コロナ禍中では、UberEats対応もされていたりしたので、表参道ヒルズの中でもかなり大きめのフロア面積を持つお店ですし、結構、大変だったのだろうと思います。 以前は頻繁にオーストラリアの本店から訪れていたオーナーも、ようやく数年ぶりに先日、来日されていたそうです。 久しぶりに伺ってまず気づくのは、QRコードからアクセスしたWebからのオーダーになった事。比較的、客層は若者が多いと思いますが、ワインや雰囲気を求めて訪れる年配の客も多そうなので、メリットもデメリットもありそう。 メニューを見ていると以前よりも定番メニュー以外は少し絞った感じになっているなと思いました。 ただコースメニューは維持している様ですし、オーダーもサービスの方などとも相談して、直接することも可能な様です。 ワインも基本的にはWebからのオーダーですが、種類は少なめなので、ソムリエさんに直接相談して出して頂くこともできます。 他にも色々とフレキシブルに対応して頂けるのも以前と変わらずで、ホスピタリティに溢れている感じはそのまま。 近々、シェフなどがシドニー本店に訪れる機会もある様で、より本店に近いメニューなども増えるかもしれません。 今後のブラッシュアップにも期待します。 遅い時間から、特別にワインは持ち込みで、伺いました。 基本的にナチュラルワインが中心のお店ですので、料理も素材を生かしながらも旨味が効いたものばかり、持ち込んだワインともよく合いました。 料理は定期的に季節によって変わるので、少なくとも数ヶ月に一度は通うとモダンオーストラリア料理の雰囲気を十分に感じられるお店です。 夕方ごろに伺って、軽く一杯いただきました。 日本では珍しいアーティチョークを丸ごとフライにしたものなどもあり、なかなか面白い料理もいただけました。大きめのアーティチョークは外側はパリパリでチップスの様な食感。中心はアーティチョークコアの柔らかい食感も残っており、楽しめました。 ワインは最近、流行りのオレンジワインを。華やかさもあり、良かったです。 グラスワインの種類はプレオープンの際よりも限られるようになりましたが、相変わらず、珍しいワインやここでしか飲めないワインの一部もグラスで提供されています。 食事もランチでもコース以外に一通りはアラカルトでも注文出来るとの事です。コースのカプレーゼサラダはトマトも彩りよく、自然派ワインの酸味ともよく合いました。手打ちのパスタも歯応えが良く美味しかったです。 この日は撮影も入っていたので、他の料理の写真もまとめて撮って来ました。 昼から夜まで通し営業なので、行けるなら、平日の14時くらいに時間をずらして行くのが、ゆっくり出来て、オススメです。 プレオープン中のシドニー発の自然派ワイン中心のイタリアンに行ってきました。 こちらは本来はイタリアワイン中心のお店ですが、日本に出店するに当たって、古くから交流のあるオーストラリア、アデレーード郊外の自然派ワインの生産者たちの協力を得て、シドニーの本店でも飲めない東京店の為に特別なワインを大量に準備。あのルーシーマルゴーだけでも4種類もあり、どれも他の一般リリースされてるワインとはラベルも中身も異なり、特別な味わいがあります。それも、ボトルではなくグラスで頂けるという素晴らしい心意気です。 5/8のグランドオープン以降もこの形でワインは提供したいとの事です。また、可能な限りイタリアワインだけでなく、オーストラリアワインも増やしていきたいということです。 今回は簡単なおつまみだけ頂きましたが、オーストラリアらしい素材を活かした料理を頂けそうですし、その分、自然派ワインとも合う味わいを出していると思います。 プレオープン中はオーナーも来日中ですし、シェフも本店で長く経験がある方、チーフソムリエもオーストラリアのワイナリーや他のオーストラリア料理のお店で働いた経験があり、自然派ワインを提供していく上でかなり強力なチームとなっています。 グランドオープン以降はアラカルトメニューも充実させる様ですし、気軽にバーで一杯という感じの利用も可能になりそうです。 今後のお店の進化発展に期待が膨らみます。
2023/06訪問
8回
リニューアル以降、予約も取りやすくなっており、涼しくなってきた事もあり、約2ヶ月ぶりに訪問。 相変わらずグループ客の利用も多いけれど、少人数でワインを楽しむ方も増えているのは良い傾向。 今回もアラカルトで頼んでいます。お店の推奨は冷菜、温菜、メイン、パスタから1種類ずつ頼むことの様ですが、ちゃんと楽しむならもう一種類くらい前菜を頼んでもいいと思う。 量はメニューのデフォルトは2人前ですが、グループの人数に合わせて自動的に調整してくれます。 旬の食材は使われていますが、たまたまなのか、チーズをかけた料理が多く、仕立てが被ったのは残念。 若干、以前の様に雑さも目立ち始めているし、忙しい時期はクオリティを更に上げる様に頑張ってほしい。 ただ相変わらずのホスピタリティは流石に感じられた。また、定期的に伺って応援していきたい。 メカジキとオレンジのカルパッチョ 仏産マッシュルームのサラダ仕立て スモークした穴子と天然マイタケ フリット 仏産仔牛のグリル 手打ちオレキエッテ 伊産ズッキーニのクレマ 定番のティラミス 約1ヶ月ぶりに訪問。 リニューアルしてから、客層がワインを飲む方ばかりになった為か、予約も取りやすくなった様に感じられる。ウォークインも可能だけれど、暑い時期は予約した方が安全。 この日も早い時間帯からキッチン前のカウンターは満席。1〜2人の少人数で訪れる方が増えているのは気軽に食事とワインを楽しむ客が増えている証だろう。 料理は時期的に素材も限られるが、バリエーション的にはいつもと同様。いつもより映える感じは乏しく、現地の素朴な料理をgoffo流にアレンジしている感じ。その為、どの料理も一人前としては結構多め。アラカルトだと4種類くらいの料理を頼むのが量的にはオススメですが、それでもしっかりとお腹がいっぱいになるので、少食の方は頼みすぎない様にお店と相談するのが良いと思います。 味わい的にはいつもより、酸味が強めに感じられます。使う素材の組み合わせに合わせてだと思いますが、暑い時期だし、出されるワインとも相性が良い。 その分、ワインを飲まない方には更に塩味や酸味が強すぎるかもしれませんが。 ワインはグラスで前回同様に合わせて提供してもらいました。タイミングよく合いそうなものを持ってきてくれるので、こちらとしては有り難い。久しぶりにドメーヌモンのシードルを頂きましたが、以前よりも格段に良くなっている。他のワインはフランスやイタリアを中心に。 お腹いっぱい過ぎて、デザートまでは辿り着けませんでしたが、次回はデザートも楽しみたいと思います。 ホタテのマリネとガスパチョ タコと白インゲンの豆のクロスティーニ フィレンツェ屋台モツ煮 ランプレドット ポルケッタ ポルチーニ茸 リゾット 9周年を迎えて、一旦、お店を閉めてリニューアルする事を発表していた人気のイタリアン、goffoが約1ヶ月半の休業期間を経て再始動。 先日、工事中にお店の前を通ると外観は変わっておらず、工事が遅れているのかなとも思っていましたが、中はしっかりと変わっていました。 オープン当初は自然派ワインは絶対に置かないと言っていたお店は、コロナ禍以降、素直に素材を活かしたスタイルの料理と自然派ワインがSNSなどでも話題になって一気に人気の予約の取れないお店に。 その分、客層的に若い方やワインを飲まない客も増えて、本来、目指すお店の雰囲気とは乖離していたと感じます。 今回のリニューアルを経て、テーブル席を削って、カウンターが増えていました。 元々あったカウンターは目の前の壁が無くなって、キッチンが丸見えに。調理の様子が覗ける様になり、目の前で盛り付けるので、臨場感も増し、料理への期待感も増します。その分、店内の壁いっぱいに書かれていたワイン生産者のサインは減ってしまったのは残念ですが、シェフは過去は振り返らない主義とのこと。笑 更に入り口側のカウンターは予約無しでも利用できる専用席。席が空いていれば、ウォークインで使える様になって、気軽にワインを飲みたい方々がアラカルトで料理を頼んで、楽しめる。 まだ再開してから日にちは経っていませんが、全体的に客層の変化もある様に感じられ、フレキシブルに大人がワインを楽しめる雰囲気に。 料理は今回はアラカルトで。量的には冷菜、温菜、肉料理、パスタのカテゴリーから一品ずつ選ぶのがオススメとの事。基本的には2名でシェアするくらいの量ですが、1名の場合はハーフサイズでもオーダー可能とのこと。一部の肉料理は調整出来ませんが、色々と頂けるのは嬉しいところ。コース料理ではデザートを含めて全6品との事で、その時のオススメを色々と頂けるのは嬉しい。とは言え、一皿のポーションは比較的多めでしっかりとあるので、お腹は空かせて伺うのが良いと思います。 ワインは以前からのナチュラルワインのラインナップに加えて、北海道中心の日本ワインも追加。日本ワインの在庫はレアなものも含め、結構ある様で、通って色々頂いてみたい。 グラスワインでも常時、色々と開いているので、ボトルで頼むよりもグラスで楽しむのが、皆んなで貴重なワインをシェアしている感じで自然派ワインの楽しみ方にはあっていると思います。 サービスの方も料理に合わせて、その都度、提案してくれるので、ほぼ自動的にペアリング状態に。ワインと合わせるには難しい素材もうまく風味を支えてくれる感じで合わせて頂きました。 全体的にグループで大騒ぎして飲むというよりは、少人数で料理とワインを楽しめる大人のお店になったと思います。是非、1〜2名でクオリティも上がった料理とワインを大人の雰囲気で楽しんで欲しいと思います。 藁焼きカツオとガスパチョ 自家製アンチョビ リコッタチーズ パン スモークした穴子ととうもろこし フリット 帯広牛ビステッカ ニョッキ ゴルゴンゾーラ 無花果 ティラミス 今回は遅めの時間帯、22時くらいにふらっと訪問。 予約無しで、平日夜で、本来なら「20時だよ!」の時間帯で当日の電話予約の争奪戦となるのですが、落ち着いた感じの日も曜日によってはある様です。 メニューは基本アラカルトですが、メニューは豊富なので、肉やパスタも含めて、コースの様にも組み立て可能。一部、素材が重なるメニューもあるので、じっくりと考えながら選びます。 店内は比較的、のんびりとした雰囲気で、落ち着いている。じっくりと飲みたい方、当日、フレキシブルに予定を組める近所の方にはオススメです。 慌ただしくないので、シェフや店員さん達ともゆっくりとコミュニケーションも取れる。 オーダーは通常2人前くらいの量ですが、人数によってや、メニューによっては量の調整もして頂けるので、ついつい頼みすぎてしまう感じ。 最初に一度にオーダーしても、ちゃんとタイミングを見ながら、出して頂けるので、ゆっくり飲みながら、色々と頂ける感じは横浜駅周辺では貴重だと思います。 ワインも開いているものをいくつか。最近リリースされたものが多めですが、まだ飲んでいなかったりもしたので、試しに頂く感じで良いと思います。それでも良いセレクションになりました。 早い時間帯の雰囲気とは異なり、少人数で大人の方には遅めの時間がオススメ。 またタイミングを見ながら訪れたいと思います。 約2ヶ月ぶりの訪問。 先日、7周年を迎えられましたが、相変わらず、早い時間は予約困難な人気店。 たまたま移動中に予約開始だったのですが、繋がるタイミングがあったので、予約を取りました。 予約開始時間からアクセスし始めると、混雑時はサイト側で制限をかけてしまうので、まともに繋がるのはほぼ1時間後。 この辺の印象で予約困難になってるし、その分、ワインを飲まない人達にまで、変な人気になっている。 アラカルトにしようかなと思いましたが、今回もコースで。どのくらいのタイミングで内容が大きく変わるか判りませんが、旬の素材を使っているので、前回とは大きく異なる感じ。 スタート前にシェフがわざわざ席まで挨拶に来てくれて、前回は敢えて多めの量で出したので、もし多かったら今回は2/3くらいの量で調整しますとのこと。でも、折角なので、若干、少なめの量でと伝えましたが、まあまあの量。笑 普通の方で同じくらい飲みながらだと苦しくなるかもしれません。 料理は冷製のスープから。こういう感じのも出すんだなと少し印象が変わりました。 次の烏賊のパン粉焼きはしっかりとした味わいで、オレンジワインをオススメされましたが、折角なので、提案された2種類を両方合わせて頂きました。どちらも異なる特徴ですが、どちらもまた異なる感じで料理の良さを引き出していました。 更に驚いたのは鮎のコンフィ。 季節が始まったばかりですが、比較的、大きなサイズ。苦味は意外と優しい感じで、美味しい。頭や骨まで、丸ごと頂けます。ドライすぎるワインと合わせると難しいかなと思いましたが、酸味も甘みも適度にあるワインを提案して頂いて、これも良いペアリングとなりました。 メインの鴨は食感もよく、皮目のしっかりと焼かれた感じも良い。 〆のパスタは予め量を聞いてくれたので、30gでお願いしました。普通のコースだと適量だと思いますが、こちらでは若干少なく感じるかも。しっかりと食べたいなら50から80g程度が適量かと。 今回も見ていると17時からの予約は少なめで静かに飲めるし、料理もテンポよく出して頂けるので、予約するなら早い時間が良さそう。 18時には席も埋まって騒がしくなってきます。 ただ、やっぱり、ワインを飲んでいない客は多いですし、アラカルトで頼む客が大半、中には肉も頼まない客もいて、1時間ほどで帰る客も。 やっぱり予約を取れない店に来ることだけが目的なのか、何しに来ているのか意味不明な客が多いのは、相変わらず残念。やはり、早い時間帯はペアリング込みのコースのみの提供にすべきだと思う。 平日なら20時以降に訪れるのが、落ち着いていて、ワインを飲む客も多そうで、横浜では珍しいちゃんとした自然派ワインを楽しむなら、大人な方や以前からの常連には良いのかもしれません。次回は当日予約で伺ってみたいと思います。 また、近日、今のお店の側にジェラートのお店をオープンされる様で、既に話題になっています。また行列が出来る様になると大変ですが、コントロールしながら、頑張ってほしい。 横浜西口、浅間下交差点に程近い裏通りの人気のイタリアン。オープン当初は何度か伺っていましたが、数年ぶりに訪問しました。 以前もボリュームのある前菜や肉料理などで人気で、ランチも営業されていましたが、実際に何がきっかけだったのか判りませんが、コロナ禍の中、異常な人気店となり若者で溢れる感じに。ランチ営業時は長い行列ができる事もあり、異常な感じになっていました。 更に以前は「うちは絶対に自然派ワインは置きません」と明言していたお店が、若いスタッフの影響なのか、ソムリエが変わったせいなのか、自然派ワインしか無いお店に変貌。元々の料理も自然派ワインには合う感じだったので、勧めていた事もあり、個人的にはちゃんとした自然派ワインを扱うお店がようやく横浜にも出来たのは嬉しいですが、あまりの方向転換には驚いています。 また、以前の雰囲気から、かなり変わってしまった事で、元々の常連さんはほとんど離れてしまっていると思いますし、色々な問題点は色々な人から聞いていたので、実際のところどうなのだろうと思っていました。 まずはスタッフが以前よりも多く、若い方ばかり。頑張っていますが、実際に対応も若干、危うさは感じます。そのせいか、ネットやSNSなどでは更に酷い対応も目立つので、営業中以外のところでも、もう少し気を付けた方が良い気がします。 ただ一番の問題は客層の悪さ。SNSでの人気に加え、予約が取りづらい事もあり、料理の見た目が重視の若い客が多く、ワインもほとんど飲まないのに騒がしい店内は居酒屋の様。これは客側の問題もありますが、店側が客層をコントロール出来ていないところが大きい気がします。この連鎖が全ての問題を生み出している様に感じます。 まずワインを飲ませたいなら、ドリンクのバリエーションを減らして、ビールなども無くしてグラスワインの提供だけにすべき。ボトルワインの方が安上がりだからとボトルを頼む様な客もいなくなると思います。 また、コースのボリュームが多すぎ。食べきれない事もありますが、一見リーズナブルな価格設定でも、若者達には充分高いし、アラカルトメニューが多いのもあり、数皿を数人でシェアして一人数千円以内で済ませる客が多い原因になっていると思います。 毎日、予約で埋まっているのだから、早い時間帯の営業は、一部はプリフィックスにしても良いけれど、2、3割ボリュームを削った上で、コース一本に絞って、ワインペアリング込みにするだけで、ほとんどの問題点は解決すると思います。そうする事で、ある程度の金額を出せる客層だけにもなります。 どうしてもアラカルトを出したいなら、20時以降のみ提供すれば良いし、現在は20時以降も当日の予約合戦になっているのはやはり微妙な客を惹きつける要因になっており、まずは早い時間をちゃんとした客が予約を取りやすい様にして、遅い時間はウォークインも可能になる様にコントロールすべきです。 それでも、オープン直後の早い時間帯は比較的、落ち着いていて、大きな問題点は気づきませんでしたが、ほぼ満席になる頃には、サービスの遅れやクオリティも微妙な感じが出てきますし、料理の方も若干、味わいや盛り付けにも雑さが出てきてしまっているのは非常に残念に感じました。 それでも、こういうお店は横浜ではまだまだ貴重なので、また通いたいと思うし、頑張っていって欲しい。 パンも自家製のサワードウだったり、フリットもスモークを掛けてから揚げていたり、ホタルイカもちゃんと下処理されていて、旬の素材を美味しく頂ける様に仕込みもちゃんとしており、拘りも見られるので、残念なところが目立つのはより残念に感じる。 器もさりげなくmushimeganebooksのものを使ったり、グラスも全て脚の短い木村硝子店のものに変わっており、自然派ワインを扱うお店らしい雰囲気も出ていた。 追加になりますが、店内が手狭なのだと思うが、店の前が物置きの様になっており、一見、廃墟の様に見えてしまうのが残念に感じる。乱雑にお店のものやスタッフの自転車や傘なども置かれており、これだけで、お店の雰囲気を台無しにしており、現在のお店の状態を物語っている様にも感じる。 かなり久しぶりに訪問。夜は初めてかも。 ひと昔前は、月曜に開いてる店を探すのが大変でしたが、最近は日曜に休みのお店が多い気がします。横浜も観光客や地元住民よりもビジネス客目当ての店が増えてるのかな? goffoさんはオープン当初からガッツリだったけど、肉メニューやコストパフォーマンスも良い前菜なども健在。でも、アラカルトは量の調整もしてくれて、丁寧なサービスも素晴らしい。 料理はボリュームだけでなく、素材の良さや組み合わせもセンスを感じます。比較的しっかり目の味付けだけど、素材の良さも引き出していて、ワインにも合わせやすいと思います。グラスワインは色々ありますが、もう少しバリエーションを拡げても良い気がします。リーズナブルで美味しいものを多く置いていますが、料理の味わい的には、クラシックなものだけでなく、もっとモダンなものや、オレンジワイン含めたクリーンナチュラル系のものは置いても良い気がしました。 店内は、ほぼ満席なのに、客の食するペースや状況も常にしっかり見ていて、テンポ良く料理やワインも提供され、サービスも調理もスタッフ多目ではありますが、心地良さを感じました。帰るときも外まで見送りしてくれるのも、また来ようと思えるので良い感じですね。 アラカルトメニューはかなり沢山あるので、また、ゆっくり伺いたいと思います。 ランチから前菜もメインもガッツリ頂けるイタリアンです。 横浜駅みなみ西口からは5分ちょっと歩くでしょうか? 岡野町の交差点から浅間下方面に向かい路地を少し入ったところです。 ワインもグラスで頂けるので、のんびりランチにも最適です。
2025/10訪問
8回
鎌倉の隠れ家イタリアン、コマチーナさんへ。 移転前から存在は知っていますし、移転後もその内、来ようと思いつつも、なかなかタイミングが合わず、初めての訪問。 小町通りなど、駅周辺は昼間は平日でも近年は異常に混む様になった鎌倉ですが、この一角は裏通りのせいか、比較的、落ち着いていて、周辺のカフェもそこまで混んでいるイメージがありません。こちらも夜は賑やかなイメージですが、昼は静かなこともある様で、鎌倉では穴場かもしれません。 こちらは比較的、老舗のイタリアンですが、自然派ワインが好きな方達の間では昔から知られているお店の一つ。 ランチでも、パスタなどのランチセットではなく、前菜などをアラカルトで頼み、豊富なグラスワインを色々頂くのがオススメの楽しみ方だと思います。 実際、パスタのメニューも多いですが、数分で出来そうな乾麺のメニューも最低60分掛かると書いてあり、明らかに客をフィルターに掛けて、見定めている様にも感じます。そういう意味でも、よほど〆にもう一品食べたいという様な場合を除いて、パスタを頼んでも良いことは無さそうなメニュー構成で、こちらでパスタをメインに頼む方がいるのは不思議に感じるほどです。 という事で、アラカルトのメニューから、いくつか頼み、ワインをグラスで。 ワインは古くからイタリアの自然派ワインを扱うヴィナイオータのものが中心のラインナップ。他ではなかなか飲めない様な貴重なワインもグラスで出されているのは素晴らしい。オレンジワインはラディコングラスで提供されるのも嬉しい。 お店の方に料理に合わせてオススメを聞いても良いと思いますが、豊富なラインナップから自分で選ぶのも楽しい。一杯目からvodopivec、近年、ヴィナイオータに移ったオーストラリアのショブルック、続いてDarioPrinčičなども楽しみました。 食事の方は最初のポテトサラダは温度感含めてイマイチでしたが、他のメニューはタイミングよく作って頂き、出来立てが楽しめました。二名くらいでシェアして丁度くらいの量ですが、一名でもひと通りコース仕立てで食べてもいけそうな感じです。ワインとも合うので、食事もワインも進みます。 時間のある時には、また、ゆっくり伺いたいと思います。 - サバのポテトサラダ - 炙りカツオのカルパッチョ - イカとマイタケのソテー - キハダマグロのカツレツ
2025/10訪問
1回
四条通りから入ってすぐの隠れ家ワインバーのBRUNさんへ。 大丸やAppleストアなどもある大通りから堺町通を脇に入ると、一気に喧騒を離れて落ち着いた雰囲気に。 階段を上がって入るバーの中は更に静かですが、一杯だけでもという感じで訪れる海外の方もいたりと、オープンからまだ半年ですが、既に認知は上がっているのかもしれません。 今回は早めの時間帯に訪問。 一品、つまみを頂きながら、おすすめのグラスワインをいただきます。KOKEのソムリエ時代から大山さんのセレクションは評価が高く、海外のトレンドも抑えていた感じ。最近はクリーンナチュラルに特化し、よりクオリティの高いものを提供されている。 狭い店内だが、食事メニューも増えてきている。切り立ての生ハムとフルーツの感じもワインとよく合う。 更にデザートとしてもありだが、最近は力を入れているブルーチーズも使ったバスクチーズケーキもワインに合う味わい。まだまだ調整中の部分もある様だが、目指す感じの方向性は流石だなと感じた。以前にSNSに投稿されていた、中央部分がとろける感じが良く、国内のスペイン料理やデザート店でも、なかなか見ないクオリティ。今後も進化されていきそう。 ぷりんの出来栄えも上がっていて、キャラメルの濃さや固さも調整されているそう。 京都に来た際はまたゆっくりと訪れたい。 京都の繁華街、四条通から堺町通を少し下がった裏路地に七月に出来たばかりの隠れ家BRUNさんへ。 居酒屋さんの脇の急な階段を上がると正面にドア。 ドアを開けると意外とゆったりとした造りのカウンター。カウンターの中には一人でお店を切り盛りする若い雰囲気の店主。 こちらは人気のKOKEの立ち上げから携わられていた大山さんが独立して始められたお店。 店内の造りにも色々と拘りを感じられる。カウンターもゆったりとしていて、落ち着ける雰囲気。 ドリンクはワイン以外も揃えていますが、やはりグラスワインを色々と楽しむのが良いと思います。 KOKEの頃から、そのセレクションには定評があり、センスが良い感じでしたが、こちらではペアリングをそこまで考える必要がない分、より自由に質の高いワインを提供されている感じ。 基本的にはクリーンナチュラル系のワインが多いと思いますが、貴重なワインも色々と隠し持っておられそう。 あまり料理のイメージが無かったのですが、おつまみになる様なものから、しっかりとした牛頬肉のワイン煮込みまで幅広く提供されている。なんとバゲットも自家製との事。 今回は他で食事をしてからの訪問でしたが、次回は色々と頂いてみたい。 ゆっくりとワインを飲みながら、軽めのディナーを頂く目的での利用もアリだと思う。 更にデザートのプリンも理想を追求したものを形にされており、甘口ワインとも合う感じで仕上げられている。 また、以前のお店では長く話す機会はあまり有りませんでしたが、こちらではゆっくりと話すことも出来、以前から大山さんのファンだった方や周辺の飲食店関係者なども既に常連さんになられている様。 まだまだ手探りで今後も進化していきそうですが、京都に訪れる際には、またワインを楽しみに訪れたいと思います。