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約二ヶ月ぶりに人気の1000さんへ。 今年に入ってからは、毎月、メニューが変わっていて、短いスパンで訪れても何かしらの変化があって、楽しめる。 今回は十分に金柑が入手できなかった様で、ちょうちんの提供は無かったが、最初にスープが提供されたり、前回のスライダーがミニホットドックスタイルになったり、串がソリレスからスタートになったりと変化を楽しめた。 また、使う高坂鶏の種類や育て方も変わってきているのか、脂がのった白レバーに近いレバーになってきていて、切る前のものもなかなか立派なもの。寒い時期になってきたせいもあるのかと思うが、食感や旨みもなかなか。つくねなどもそうだけれど、シンプルな味付けで素材を以前よりも大切にしている雰囲気は成長を感じさせてくれる。 今回はドリンクはワイン中心でおまかせのペアリング。最近もグレープリパブリックやサローネにいた藤巻さんとの取引で新しいワインも入荷している。久しぶりにフレッシュなオーストラリアワインも楽しみました。 来月も気合いが入った内容だとか、また楽しみに伺いたい。 高坂鶏のスープ ソリレス サラダ ホットドック 高坂鶏の刺身 レバー ささみ ハツモト 砂肝 胸肉 磯辺焼き クリームチーズ 胡瓜 ハツ エルフランス 銀杏 茶碗蒸し シルクスィート つくね せせり つくね 厚揚げ えのき 最中 クリームチーズ みかん レバー 大根おろし 手羽 炊き込みご飯 (追加) ハーフラーメン (追加) クレームブリュレ 有り難い事に二ヶ月ぶりの訪問。 今年に入ってから、毎月コース内容や流れも変わっており、新鮮な気持ちで楽しめます。 ちょっと前までは必ずコースに入ってきた麺の使用が無くなって、新しい試みでスライダー的なミニバーガーや最中が挟まれて、流れ的にも良くなった気がする。今後、定番のメニューになっていきそうだし、色々とアレンジも出来そう。コースの前半に麺が提供されるよりも全然いいと思う。 定番のつくねも仕立てや焼き方も変えてきている。懐かしい感じながら、レア気味の火入れ。 肉の旨みがダイレクトに判るので、以前の卵黄やトリュフを使ったものより、個人的には好み。 〆は色々と選べるが、ラーメンはまたスープが少し変わった。出汁の引き方を変えた様で、旨みをより感じられる。麺も今の方がシンプルで良い。 全体的に鶏や素材の良さを直接表現する様になって来ている気がする。 また次回、どの様な変化を見せてくれるか、楽しみです。 四種きのこのマリネ 胸肉 高坂鶏 刺身 高坂鶏 胸肉 ミニバーガー クリームチーズ いぶりがっこ 胡瓜 ハツ ちょうちん 銀杏 南瓜餅 つくね 松茸 フリット (追加) セセリ 最中 シャインマスカット 無花果 厚揚げ レバー 椎茸 エルフランス 膝周り ハーフラーメン (追加) 秋刀魚 炊き込みご飯 (追加) クレームブリュレ 今回は先月に続けて、1ヶ月ぶりの訪問。以前なら、ほぼ同じ内容のコースだったと思いますが、最近は毎月メニューを変えていて、常に季節感を出したり、ブラッシュアップもされている。その為、短いスパンで訪れても変化を感じられて、面白い。 まず、最初に目につくのが、入り口に飾られている「冷やし中華はじめました」の文字。町中華なら、よく見かける光景ですが、焼鳥専門店では見たことありません。若い店主ならではの遊び心ですが、最近はコースの中にも麺を取り入れたり、〆のオプションのラーメンもクオリティが上がっていて期待度が上がります。 先月までは最初に出されていたクリームチーズが無くなって、生野菜が最初に。盛り付けも以前のサラダやマリネとは大きく異なり、鶏の形に抜かれた大根以外は比較的、クラシックな雰囲気で、これまでの見た目重視の印象とは異なります。 暫くするといつもの胸肉。 前回は比較的、クラシックな印象を受けましたが、今回は皮はしっかりと焼かれていますが、全体としてはバランスの良い感じ。 そしてこのタイミングで大きなウズラの卵をのせた冷製パスタに見立てたキャビアもトッピングされた中華麺。以前のよだれ鶏の出汁で頂く麺よりもクオリティは上がっていて、面白い。卵も全て混ぜて頂くのが良さそう。 更に新しいメニューが続きます。コースが始まる前に雲丹を使うか聞かれていましたが、生つくねにたっぷりと雲丹がのってきます。雲丹はどうやらオプションの様ですが、雲丹が無くても十分に美味しさがわかるつくねでした。 高坂鶏の内臓などを含む鳥刺しはクラシックな仕立て。やっぱりこの食べ方が一番、高坂鶏の味わいを堪能できる。可能なら今後、もう少しポーションも大きめのカットになると嬉しい。 続くタタキも腿と胸肉の食べ比べ。 これも新しい仕立てで、トッピングのスプラウトも広島の有名な梶谷農園出身の方が始めた江戸前ハーブを使っている。これだけ暑かったり、雨の多い時期は難しいハーブ類だが、新しい試みはいいアクセントになっている。 冷製のスープも新しい仕立てと盛り付け。 玉蜀黍の甘さがその前の串からもよくわかる。 串ではレバーやつくねが以前よりも優しい火入れとなっていて、なかなか攻めている。 トータルとして、これまでとは全く異なる印象を受けました。 次回訪問時にはまたどんな変化が見られるのか、今から楽しみです。 コリンキー 水茄子 紅芯大根 枝豆 胸肉 エルフランス キャビア カッペリーニ 生つくね 雲丹 海苔 高坂鶏刺身 タタキ 股肉 胸肉 おろし 江戸前ハーブ 丸ハツ ちょうちん 玉蜀黍 冷製 玉蜀黍スープ せせり 厚揚げ レバーパテ 水茄子 レバー 股肉 ねぎま つくね 冷やし中華 炊き込みご飯 数ヶ月ぶりの訪問です。 最近は意図的に変化をつける様にされている様で、変化の大きかった前回に比べても、新しい点や原点回帰と思える点もあり、全体的にクオリティアップに繋がっていると感じました。 コースの最初は定番になったクリームチーズから、ワインとの相性も良いトリュフのバランス。白和えも旬のフルーツを使う様になっていて、今はアメリカンチェリー。 串は胸肉から。 幾度となく食べているはずだけれど、今回はいつもとは食感も肉質も異なって感じた。若干、火入れが強くなっているのか、素材に変化があったのか、クラシック寄りになった感も。 鳥刺しも黄身醤油はやめて以前の様にシンプルなものに戻ったおかげで、ちゃんと素材の良さや味わいがわかる様になったのは嬉しい原点回帰。 よだれ鶏からの流れはタレが敢えて辛さを出したものではなく、旨みのしっかりとした出汁中心の味わいにされているのはセンスが良いし、ただのマネでは無く、オリジナリティが出ている。 表面的なアレンジだけで無く、素材を大切にし始めているのは、色々と成長もあっての事だし、勉強して、真面目に料理に向かいあっておられるのだと感じさせる。そろそろ大衆ウケする感じからは脱却して、より上のレベルを目指してほしい。 新規で使い始めたエルフランスという大きなウズラの卵には大きさだけで無く、その優しい旨みにも驚かされる。 また、串の最後に提供されたつくねも昔っぽい雰囲気に変わって、シンプルに美味しさを味わえるのは嬉しい。今の形の方が高級感や質の高さを感じられると思う。 〆に頂いたのはラーメンと炊き込みご飯。 コースの途中で麺を頂いているので、被る感じは否めないが、〆のラーメンはスープも麺も以前と比べても質が上がっている。途中で出す麺も何か食感や旨みが際立つ工夫があると相乗効果が出てくる気がする。 季節の変化を出しにくい焼鳥だけれど、毎月、変化をつけてきている様で、頻繁に訪れても面白さを感じられる様になってきている。 焼鳥店が増えてきている関内周辺だが、今後オープンする新しいお店の監修にも関わっている様で、横浜全体として質の高い面白いお店が増える様に頑張っていってほしい。 あとは4周年を迎えられて、そろそろカウンター周りを綺麗にリニューアルされても良いのかなと感じます。予約も埋まっているので、なかなか難しいとは思いますが。 トリュフ クリームチーズ アメリカンチェリー 白和え 胸肉 高坂鶏とアメーラトマト 土佐酢和え 高坂鶏 刺身 高坂鶏 よだれ鶏 雲呑 麺 ハツ ちょうちん 銀杏 春巻き ヤングコーン 鶏そぼろ せせり レバーパテ 厚揚げ 高坂鶏 皮 ホワイトアスパラ レバー エルフランス 手羽先 つくね 大根おろし ラーメン 炊き込みご飯 クレームブリュレ 今回は短いスパンで約1ヶ月ぶりの訪問。 これだけ短期間で何度も伺うのは久しぶり。 先月からあまり内容は変わらないかなと思っていましたが、そんな心配はコースの前半で覆されました。 最近はコースの始まりはクリームチーズと白和えからというのが定番にになっています。 大将おまかせのペアリングでドリンクを頂き、珍しく最初からシャブリが出て来て、その酸にも驚きましたが、チーズを一口食べてからワインを飲むと味わいの変化に驚きました。最初からハマるペアリングは久しぶりで、大将の本気度もうかがえます。 今まではサラダを出していたタイミングで旬の春野菜を使ったマリネ。今までは季節感を出しにくいコース内容でしたが、積極的に旬の素材を使っている。以前にも夏野菜のマリネを出されていましたが、今後は定番になっていくのかな。 まだ過渡期で、味が濃すぎるかなと思っていた鳥刺しの黄身醤油も味わいを変えてきて、少し優しい味わいに。鳥刺しの味わいを邪魔しすぎない様になって来た。更に卵を無駄なく味わえる様にこのタイミングで麺とトリュフを和えて頂く新しい試みも。カルボナーラっぽい雰囲気になりますが、麺もクオリティは高く、いつも〆で出しているラーメンも変化を想像させる。チーズもたっぷり掛けるとより良いけど、コース前半で頂くにはやり過ぎか? 串にも変化はあり、旨みが中心で単調になりがちなちょうちんにも行者にんにくの葉を挟んで良いアクセントを加えている。 これまで茶碗蒸しを出していたタイミングでは、蓮根餅の餡かけ。これまでよりも手が込んでおり、程良く高級感も足された感じ。 最近は〆はマンネリ感もあり、炊き込みご飯しか頼んでいませんでしたが、オススメという事もあって久しぶりにラーメンのハーフも追加。 鴨出汁を加えたり、少しスパイシーな油も足され、麺も少し太くなった感じもあり、トータルのクオリティがアップ。オマケ感が強かったのが、バランスの良い、単体でも十分に満足できる味わいになってきたと思います。 ドリンクのペアリングも面白いワインを積極的に使う様になってきており、今回も貴重なラディコンをグラスで出して頂いた。 次に伺えるのは、また数ヶ月先になりますが、変化や進化を楽しみに訪れたいと思います。 トリュフ クリームチーズ あまおう パールホワイト 白和え 高坂鶏 胸肉 春野菜 マリネ エディブルフラワー 高坂鶏 刺身 黄身醤油 麺 トリュフ 胸肉 磯部焼き ハツ ちょうちん 行者にんにく 銀杏 蓮根餅 餡かけ そぼろ せせり レバーパテ 厚揚げ カリフラワー レバー 大根ジュース 股肉 葱間 つくね ラーメン ハーフ 炊き込みご飯 ティラミス 年末以来、数ヶ月ぶりの訪問です。 旬の食材を意図的に取り入れて、変化をつけている。大きなコースの流れは変わらないのだけれど、最近は高坂鶏の串から始まるのでは無く、クリームチーズから。 食前酒的なドリンクから始める方には串が焼けるまで待つ間に頂くには丁度いいのだろう。 今回、料理の説明で明確に高坂鶏と説明があったのは刺身のみ。元々、内臓など希少部位は別の鶏を使っているが、色々と他の銘柄鶏も取り入れていく事を考えている様子。今年も少しずつ串の方も変化を見せてくれそう。 ペアリングの方もちょっといい自然派ワインを取り入れたり、日本酒の熱燗も出したり、ビールも出したりと少し変化を感じさせた。 相変わらず焼き鳥に合わせてグラスワインを色々と頂ける感じは嬉しい。 また定期的に伺いたいと思います。 トリュフ クリームチーズ あまおう パールホワイト 白和え 胸肉 ねぎ 高坂鶏 刺身 黄身醤油 トリュフ 胸肉 藁焼き 磯部巻き 丸ハツ ちょうちん 銀杏 茶碗蒸し 百合根 月光 つくね 内腿 レバーパテ 茄子 厚揚げ アピオス レバー 股肉 ねぎま つくね 黄身 炊き込みご飯 鰆 ティラミス 約3ヶ月ぶりに訪問。 相変わらずの人気で、コースの流れに大きな変化はありませんが、新しい皿を使われたり、気分転換されているそうです。笑 この日は若干、いつもと流れが異なりましたが、内容的には少しずつブラッシュアップも見られます。 季節的なものもあるのか、高坂鶏以外の串も肉付きが良く、大きいものが目立つ。セセリもハツもここまで大きいものはなかなか無い気がする。 最後のデザートはいつの間にかティラミスになっていた。持ち帰りにさせて頂いたが、味わい的には本格的で美味しかった。 ドリンクはこの日も大将のおまかせで。 最初から新政が出たり、贅沢に。 因みに新店舗の鶏の焼き肉屋は箱が大きい分、難しさはあるし、迷いも見られるが、席数を少し絞って、ここでしか味わえない1000のプロデュースらしさを出していって欲しい。 一方で1000はキャンセルはそれなりに出るものの予約は相変わらず難しいけれど、また、定期的に伺いたいと思います。 クリームチーズ サラダ 股肉 高坂鶏 刺身 胸肉 磯部焼き ハツ ちょうちん 銀杏 茶碗蒸し つくね 牛蒡 せせり 蕪 あやめ雪カブ レバー 手羽先 つくね 炊き込みご飯 ムカゴ 相変わらず人気の1000さんに約2ヶ月を空けての訪問です。 涼しくなってきているとはいえ、コース内容的にはまだ夏メニュー的な内容で、あまり変化は感じられませんでしたが、新銀杏などは少し季節を感じられました。 客層的に飲食店関係者が相変わらず多そうな雰囲気。その分、やっぱり派手さが求められている感じはあり、以前よりもペアリングを頼む方は少なそう。それでも自分のペースで飲み、ワインなどはオススメでペアリングされている方もいる様です。 ワインは自然派ワインは元グレープリパブリックの藤巻さんと取り引きは続いている様で、彼の新しいラインナップなども並ぶ。 また新たなチャレンジとして鶏焼肉のお店を11月にオープンさせるが、ビルには既に看板が付いていた。 そちらもタイミングを見て伺いたいと思います。 クリームチーズ 胸肉 夏野菜マリネ 高坂鶏鳥刺し レバー ささみ 胸肉 磯部巻き ハツ ちょうちん ヴィシソワーズ 二年熟成インカの目覚め 銀杏 せせり レバーパテ 厚揚げ 皮 茄子 レバー 松茸 股肉 つくね 秋刀魚 炊き込みご飯 プリン 今回も有り難いことに約1ヶ月半を空けての訪問。 前回は早い時間帯でしたが、今回はいつもの遅い時間帯に。 最近はやはり、何度かリピートして来られている方が多い印象。 なかなか変化を付けづらい焼き鳥ですし、季節感を出しづらいとは思います。それでも、毎回、何かしらの変化を感じられる様にしているのは流石です。 今回はオープン当初から提供されているサラダを夏野菜のマリネにアレンジ。夏場は定番のメニューになりそう。 その他、茶碗蒸しも冷製ポタージュになったりと。 最近は高坂鶏の刺身は黄身醤油で出されていますが、ちょっと味が濃く、折角の高坂鶏の味わいがわかりづらいと感じていましたが、今回は優しめの味わい。特に何も変えていないとの事ですが、黄身の味わいなどで差が出来るのか、合わせたお酒で感じ方も少し変わるのかもしれません。 今回もドリンクはペアリングでおまかせしましたが、最初から素晴らしいものが続きます。 人気で貴重なRADIKONも。焼き鳥屋さんでRADIKONを頂いたのは篠原さん以来だと思います。 因みにこちらでは全て京都高坂鶏を使われている訳では無い。他の鶏を使った串も知らずに食べて高坂鶏だと勘違いして感動されている客も意外と多いが、この辺はもう少しちゃんと説明された方が良い様に感じる。人気店になったのだから、特に評判を下げることも無いと思うし。 また、近々、関内常盤通沿いに新たに別業態で二店舗目を出されるらしい。 こちらはよりカジュアルに鶏肉を楽しめるお店になる様だけれど、人気店になりそうで、そちらの展開も楽しみです。 胸肉 夏野菜のマリネ 高坂鶏 刺身 黄身醤油 胸肉 磯部 ハツ ちょうちん 銀杏 玉蜀黍 冷製ポタージュ せせり 玉蜀黍 レバーパテ 茄子 厚揚げ レバー 大根おろし 手羽先 つくね 金目鯛 炊き込みご飯 焼きプリン 先月に続き、1ヶ月ぶりに訪問です。 今回はかなり前から予約して、1年ぶりくらいに早い時間帯の一回転目での訪問でした。 コースは大きな流れは変わらないものの、一部の料理は入れ替わっており、工夫も見られます。 色々と焼き鳥専門店も最近は伺わせて頂いていますが、火入れに関しては攻めている方だなとやはり感心します。 また焼きながらでも、客の飲み物や話の内容などに注意を払っていて、今回もドリンクは合わせて出してもらいましたが、良いタイミングで今回はワインを中心に出して頂きました。何も声を掛けなくても自動的に出てくるのは有り難い。 最近は以前、グレープリパブリックやサローネグループにいた藤巻さんが直接、ワインを売り込みに来ている様で久しぶりに頂く生産者のワインもあって、なかなか最初から楽しめました。 早い時間帯は特に予約が埋まっていて、予約はかなり困難ですが、遅い時間よりも最近は客層が落ち着いている様に感じました。 これだけ通っているとなかなか新しい変化は見られませんが、リニューアルした醤油白湯スープラーメンや金柑がのった炊き込みご飯も美味しく頂きました。 また近々、伺いたいと思います。 約3ヶ月ぶりの訪問です。 焼鳥という性質上、なかなか季節感は出せないと思うので、数ヶ月から半年おきくらいの訪問が良いのかなと思いつつ、訪れる度に何か新しいものを取り入れているのは流石だと感じる。 予約が取りづらい状況なのは相変わらずですが、常連が増えている様で、地元の客よりも遠方の客も増えていて、客層的にはお店のスタイルもありますが、若干、洗練された雰囲気から離れてきている様にも感じます。もう少し落ち着いた雰囲気が出てくると良いお店になると思いますがコントロールは難しいのかもしれません。 コース自体はオープン当初よりも値段は上がっていますが、色々と工夫も見られます。 黒トリュフが入手しづらい時期なので、つくねはタレ焼きにして、トリュフをかけなくしたり、その分、鳥刺しにサマートリュフを使ったり。ただ、個人的には今の黄身醤油は味が濃すぎるので、もう少し鶏自体の味わいを活かして欲しい。折角の京都高坂鶏なのだし。 モノ自体は高坂鶏ではありませんが、最近はハツは開かず提供したり、手羽元を串で提供したり、スタッフが増えたせいか、以前よりも仕込みにも手間を掛けている様に感じる。 また新しい変化としては〆にバーミキュラを使った炊き込みご飯が追加された事。炭を最後に入れてスモークしており、ご飯にもしっかりと風味が付いている。新しいパフォーマンスが増えた感じもあり、ほとんどのお客さんがオーダーし、写真や動画も撮られていました。 ドリンクは今回もペアリングで。 最初から貴重な新政が提供されたり、豪華に。全体的にラインナップはこれまでと大きく変わらないのは残念ですが、今後、旨みの強いオレンジワインなども入ってくると面白くなるかなとも思います。値段的に提供できるものも限られるのかもしれませんが。 次は短いスパンでの訪問予定。 大きな変化は無いと思いますが、次回も楽しみにしております。 前回、年末の訪問はかなりイレギュラーだったけれど、今回は元々、予約を持っていた枠での訪問です。 それほど頻繁では無いものの当日キャンセル枠などで滑り込む客もいるので、よほど運が良いか、頑張れば、新規でも訪問は可能な様子。 とは言え、常連客でも次の予約は半年後となかなか厳しい状態が続きます。 焼鳥という性質上、季節でそれほど変化は感じられないし、意図的にコースの流れや内容を変えていかないと流石に数ヶ月おきの訪問でも既視感があり、飽きが出てくる。 なのに、1000さんは短いスパンでも、細かい調整やブラッシュアップが見られる。今回は久しぶりに刺身や〆の焼おにぎりなどでも変化が見られ、新鮮に感じられた。 ドリンクは今回もおまかせでペアリング。 いつもよりスローペースでお願いしたが、こちらが飲んでいる様子を串を焼きながらも常に見ていて、さりげなく次のドリンクを準備するのは流石だなと感じる。 今年も数ヶ月に一度は訪れ、進化を見届けていきたい。 なかなか新規予約は難しく、次に伺うのは数ヶ月先の予定でしたが、急遽、席が空いたとの事で、伺いました。 大きな流れは変わりませんが、短期間でもちゃんとブラッシュアップして微調整してくるのは流石のセンス。 年末の営業という事あって、仕込みや仕入れも難しいところはあると思いますが、きちんとクオリティも維持しながら仕上げてきている感じ。 客層的には相変わらず、シメジというとブナシメジしか知らないので、本シメジを見て驚く感じの方が多いのは不思議に感じ、横浜はやっぱり食に興味がある方は少ないんだなと感じてしまうのは残念。 その分、どうしても派手さを演出しないと、なかなかトップには辿り着けないのだろう。 ドリンクは今回もペアリングで。 さりげなく、こちらの飲むペースをちゃんと見ていて、次の料理のタイミングで合うものを何も言わなくても出してくれるのは、やっぱり凄いなと思う。 〆のラーメンもシンプルになって、美味しくなっていた。もっと鶏出汁を全面に出しても良い気はするけど。 お土産も色々と頂いて、支払いは過去最高記録でした。 また、数ヶ月後に伺いたいと思います。 3ヶ月ぶりの訪問です。 ある程度、定期的に伺えるのはありがたい。 相変わらずの人気店で、omakaseからの予約は3ヶ月先までになりますが、ほぼ新規の予約は困難な状況が続いています。それでも初めて訪れている客も少なからずいて、皆さん頑張って予約しているのだろうなと思う。 今回のコースですが、大きな流れは変わらないものの、味わいや焼き方もブラッシュアップされているのだろうなと感じたり、季節感の感じにくい焼き鳥屋にも関わらず、栗や芋を取り入れ、秋らしい雰囲気も出している。 メニューは見ずに、今回もドリンクはおまかせで合わせて出して頂いていますが、ワインも日本酒も結構一新されていて、こちらでは初めて飲むものも。 KAZU WINEやDOMAINE KUHEIJIなどは、客層的にはハマる方も多そう。 京都高坂鶏に変わってから暫く経ちますが、焼き自体は以前よりもしっかり目になっている気がします。脂がのって来ているのもあるかもしれませんし、大きめの個体も増えているのかもしれません。 仕入れの羽数も以前より増やしている様です。 〆の麺もまた短期間でリニューアル。 元々、魚粉を飼料に使っているせいか、出汁を取ると魚っぽい風味がしていましたが、今回は帆立などの貝系の風味がしており、少し使っている感じ。 醤油の風味や酸味もあるので、鶏自体の風味は弱まっていましたが、これはこれでバランスの良いスープ。横浜ではあっさり系の醤油ラーメンが好まれるので、その系統ではあるが、個人的にはもっと焼鳥屋らしさを出して欲しい。 パツパツの中華系卵細麺に鶏出汁スープは素朴な中国で食べる中華麺っぽい感じで、〆には合う気がする。 オープンから2年半で横浜でも一番に評価されている人気のお店となって、予約も取りづらい状況が続くが、年に数回でも伺って、進化を見届けていきたいと思う。 最近は続けて、色々な方を紹介がてらお連れする機会が増えています。 縁あって、今回は珍しくかなり短いスパンでの訪問です。 コースの流れは大きく変わらない感じですが、いつもより、一つ一つの味わいが塩のせいだけでなく、濃く感じられる気がしました。 意外とこの時期は鶏自体も旨みが増すのかもしれません。 京都高坂鶏になって、しばらく経ちましたが、多少の変化もあるのでしょうか。全ての部位が京都高坂鶏を使っているわけではありませんが、何か食べ比べできる機会があると面白いかもしれません。 同じ料理でも毎回、少しずつクオリティが上がっていたり、変化を感じられ、まだまだ伸びしろを感じさせる。 いつもより、ペースは落として飲んでいるものの、おまかせでワインや日本酒も出して頂きました。最初の一杯が十四代に戻っていたり、日本酒は変化があるものの、そろそろワインはラインナップを一新して、鶏肉の旨みに合わせて自然派も多く取り入れても良い気がする。 次はまた数ヶ月後に伺えるかな? 1ヶ月半ぶりに訪問。 今回もドリンクはおまかせで合わせて出してもらっています。 コースの概要は変わりませんが、串も少しずつ、仕立てが変わっていたり、変化も見られます。 久しぶりに〆で麺も頂きましたが、全体的に完成度が高くなっていました。 今回も約2ヶ月を空けての訪問です。 5月から、おまかせコースの値段が少し上がって、12,500円に。こちらでも物価高騰の煽りを受けているとの事です。 その分、コースの大きな流れやクオリティは変わりませんが、いくつか変化が。 まずは先付けで箸休め的な皿が追加されていて、最初からお盆にのせられています。これも意外とよく出来ていて、日本酒が進む感じ。 以前訪問時にもプリンを出したいと話されていましたが、食後に焼きプリンのデザートが追加されています。しっかりとした容器に入っていて、お持ち帰りで購入も可能です。 更に数量限定で、準備できる日も限られている様ですが、弁当の購入も可能な様です。結構人気な様なので、希望される場合には訪問前に取り置きをお願いした方がいいかもしれません。 既に予約枠を持っているので、今回は特に新規予約の確認はしていませんが、ネットで受付ている7月までは完全に埋まっており、新規は時間帯にもよりますが8月、9月以降じゃないと難しい様です。まだ年内の予約が可能な分、うまくコントロールしている印象です。 次に伺う際には更なる進化を期待します。 ありがたい事に今回は短いスパンでの訪問。 内容的には大きくは変わりませんが、クオリティは少しずつ上がっていると感じます。 特に他の高坂鶏を扱うお店で焼き鳥を頂いた後にこちらに戻ってくると、難しい高坂鶏の火入れを突き詰めているのがよく判る。 今回、すぐにわかる変化は皿が一新されている点。 可愛いアンティークの様なひと昔前っぽい絵柄が目を惹きますが、どうやら一つ一つ手描きだそう。 カウンターに置かれたものは座っていると気づきにくいですが、こっそりと1000の文字が。。ちゃんとオーダーメイドの様です。笑 店主の千田さんは、相変わらず、焼き場を見ながらも、写真写りも含めて客とのコミュニケーションを満遍なく取っていて上手い。 ワインや日本酒もおまかせでお願いすると合うものを客の飲み進み具合を見ながら、タイミングよく出してくれる。ついつい飲み過ぎてしまう客も多そうです。 ワインはそろそろ新しいラインナップは欲しいものの、どれもちゃんと食事や焼き鳥にも合うものを揃えている感じ。あまり頻繁には来れないし、これはこれで大半の客層のニーズには合っていそう。 現状、omakaseで公開されている5月分までは満席。次に予約が取れるのは6月とか7月以降の様ですが、年に数回でも伺えるだけで有り難い。 ますます人気店となっていますが、次回も楽しみにしています。 なかなか新規予約を入れづらい状況が続いていて、予約サイトからの予約は公開されて数分で全て1ヶ月分が埋まる状況。その為、今回は前回から3ヶ月以上空けての訪問です。 ただ、大きなコースの流れの変化は最近は無かったので、まあ良いかなと思っていましたが、実際に訪れてみると、目に見えない仕立てや火入れの変化があり、以前とは印象が異なるものも複数ありました。 鶏だけに素材を絞ると、どうしても季節感の出づらい焼き鳥ですが、それでも野菜の串を挟んだり、茶碗蒸しの素材を変えることで変化は見られます。ただ、一部の常連客は毎月訪れている方もいる様で、よく飽きないなとも感じます。 ドリンクは少し新しいものも入れたりもしていますが、グラスワインのラインナップは大きくは変わらないのは若干、残念。客層的に高級感を求める方も増えているせいか、グラスワインは余程普段から色々試していないと難しく、どうしても有名なものに頼ってしまうのも頷けますが。 次はまた数ヶ月先になると思いますが、また伺いたいと思います。 2ヶ月半ぶりの訪問。 なかなか予約が取りづらい状況が続いており、少しずつ訪問するインターバルが伸びてきています。 常連さんも増えていますが、初めての方々も少しいる感じ。 ただ、以前の様に微妙なワインをボトルで飲み続けたり、ほとんど飲まない方は見られず、ほとんどのお客さんがメニューにも載ってないのにおまかせでワインペアリングを頼んでいるので、このスタイルが認知されて、浸透して来ているのが嬉しい限り。 ただ今回は最初からなかなかのペースでペアリングされたので、いつもより飲んだかも。 焼きの方ですが、またレベルが上がった印象。 以前は神戸高坂鶏に合わせた焼きを模索している感じでしたが、違和感が無くなって来たし、下処理も安定した感じ。食感も風味も良くなっている。 次回、訪問はまた数ヶ月先になりそうですが、また新しい変化も感じられそうで、今後の進化も楽しみです。 今回は3ヶ月近く空けての訪問でした。 サイトからの予約も難しくなっており、次の2ヶ月は満席の状態が続き、貴重な席。 初めて訪れる方もいますが、特に遅い時間は大半は常連さんになりつつある気がします。 いつものおまかせコースにワインをいつもの様にペアリングで出して頂きました。コースの流れは大きく変わりませんが、焼き方や一品料理にも進化は見られ、食べ歩きしながら色々勉強されているのもよくわかります。 この日の鶏は内臓系はどれもいつもより大きく食感も良い。たまたまとの事でしたが、食材的には当たりだった様です。 サマートリュフが出回っており、トリュフの使用も復活していました。 今回驚いたのはサラダの盛り付けも変わって、チーズの風味がワインともよく合った事。ワインとのペアリングは是非、こちらでは試してみてほしい。 追加も含めて、今回は今までで一番食べたし、飲みました。この日は1回転目のお客さんが追加が多く、遅い時間ではあまり残っていなかった様ですが。 ワインもほぼ自動的に出して頂いたのでワインも10杯ほど頂いていました。 その分、支払いも過去最高でした。。。 次はまた数ヶ月後に。 今回は短いスパンでちょうど1ヶ月ぶりに訪問しました。 ただ、次回の予約はかなり難しい状況で、ネットからの予約は2ヶ月先までいっぱいで、貴重な席。 今回もおまかせコースにドリンクもおまかせでペアリングをお願いしました。様子を見ながら、ほぼ自動的にワインが提供されるのは嬉しい。千田さんは焼きながら、こちらの状況をほぼ全て見られて、さりげなく指示を出しているのが、やっぱり凄い。 今回は常連さんが多く、手間が掛かる状況だったのか、コースの流れはほぼ同じものの、以前よりも若干、提供が全て終わるのが遅くなっており、一回転目、二回転目共に2時間半以上掛かっている感じだったのは気になりました。 料理はトリュフの入荷がない時期のせいか、つくねにトリュフをかけないこと以外は、エディブルフラワーの使用や冷製茶碗蒸しへの移行を除いて、ほぼ変わらないが、神戸高坂鶏に合わせた焼き方を模索しているのが感じられる。以前の高坂鶏に比べるとやっぱり柔らかい食感のものが多いが、唯一、手羽元はしっかりとした肉質を感じられた。 ワインの方は、以前よりも日本ワインが多めの構成。若干の偏りはあるが、鶏の旨みや脂には合っている酒質だと感じました。 次回はいつ行けるか判りませんが、また機会があれば伺いたいと思います。 約2か月ぶりにこちらに訪問。 前回、訪問時は予約サイト上でも少し空いてる日があり、予約は難しいもののなんとか取れたのですが、その直後から予約サイト上での空きは無く、予約が開始されても直ぐに満席。たまにInstagram上で当日にキャンセルは案内されるものの完全に予約困難店となってしまいました。 先月から以前より使用されている高坂鶏から神戸高坂鶏にグレードアップ。今月はちょっと贅沢なコースになっている様です。 高坂鶏に関しては以下参照。 http://takasakadori.co.jp/ 実際に頂いてみると肉質が異なるのか、ジューシーさや柔らかさが異なり、以前よりも肉質は優しい雰囲気。 伺ってみると、焼き加減がかなり通常のものより難しいそうで、火が入りすぎると固くなりすぎてしまう様で、じっくりと火を入れているとの事。 篠原さんで頂いた際にも味わいの違いは感じていましたが、焼き方も変えないといけないほど難しい鶏なんですね。 コースの流れや内容は以前とほぼ同じながら、どれも以前頂いた際の高坂鶏とは異なるイメージで面白いと感じました。 ドリンクは今回もおまかせでペアリング。 ワインも隠し球も含めていつもより早いペースで飲んでおり、飲み過ぎました。 自然派ワインだけ、日本ワインだけでもないのに、上手く鶏肉の旨みと合わせており、若いながらもセンスの良さは相変わらず。少しずつ勉強もされていると思いますが、また幅広いワインのラインナップが通常のメニューにも反映されてくると面白いかなとも思います。 なかなか予約が取りづらい状況は続きますが、定期的に今後も伺いたいと思います。 約1ヶ月半ぶりに訪問。 早くも予約困難店の仲間入りをしており、今、予約が取れるのは約2ヶ月後。まだ、予約が取れる分、良いですが。。平日でも都内から訪れる方も多いし、まだまだ初めて訪問という方も多いので、しばらくは今の状況が続きそうです。 それにしても横浜は焼き鳥バブルなのか、今年も独立や新店オープンが続きそうです。 1000さんですが、コースの流れや内容はあまり変わらないものの、確実に少しずつ、改善、進化をされている様です。 新しいスタッフも増えており、サービスも安定。 焼き鳥以外の料理温度も一部、以前は気になる部分がありましたが、全て改善されており、安心して全ての品を楽しめると思います。 客層的に派手でわかりやすいワインや日本酒を出さないといけない様に見えますが、より本格的でクリーンな自然派ワイン、日本ワインを勉強しながら置くようにしていってほしい。 今年オープンされたばかりの1000さんへ。 こちらのビルは以前に今は無き別のお店に数年前に伺ったことがありますが、高級感は無いので、ちょっと怪しさ満載。笑 美鶏で以前に千田さんの焼き鳥は頂いたことがありましたが、独立されて、以前よりも自由にやられている感じ。 まだ20代でお若いですが、ソムリエやSAKEディプロマなどの資格も取られ勉強熱心。 そのおかげで出来たばかりなのに神奈川では少ないOMAKASEにも掲載。早速の人気店となり、連日満席の様です。 現在、おまかせコースのみの二部制での営業。早い時間は場所柄、同伴っぽい方たちも。 基本的には一日で捌いて提供するのは2羽分のみとの事で、それで16人分出されている様。 新鮮な鶏肉を炭火で焼いて提供される焼き鳥はかなり久しぶり。横浜ではここ数年で独立や2号店などかなり焼き鳥屋は増えましたが、一串目から心を奪われてしまうくらい焼き加減絶妙な焼き鳥でした。 おまかせコースのみの料理ですが、お願いするとドリンクもおまかせで合わせて出して頂けます。メニューにもグラスやボトルも載っていますが、載っていないものも含めて、自然派ワインからクラシックワイン、日本酒まで色々と出して頂けるし、たっぷりと大きめのグラスに注いでいただけるのもありがたい。 以前の美鶏でも自由にワインを選んでいて数少ない自然派ワインも出している焼き鳥屋でしたが、その方向性は変わらない様。うまく焼き鳥に合うものを幅広く選ばれている感じでした。
2025/11訪問
32回
京都、二条城近くの住宅街の裏通りの焼き鳥専門店。 御池通から入ってすぐ、昔ながらの三条会商店街からも近いですが、周囲には飲食店は少ない細い路地の割にしっかりとした造りの建物。正面にもスペースがあって、余裕のある造りですが、裏には庭もあり、かなり立派な造りで驚かされます。 元々、大阪北新地の名店、市松さんの出身という若い大将。オープンからまだ一年ちょっとですが、すでにミシュランのセレクテッドに選ばれており、話題のお店。どうやらPOPUPで営業されていたNOMAのスタッフなども訪れて、その影響で一気に世界的にも有名になった様。 現在、16時からと18時半からの二部制で営業されていますが、遅い時間帯は地元の常連さん達の予約でほぼ埋まっているとのこと。 早い時間帯は唯一、ネット予約を開放していて、外国人の旅行客も取りやすい様にされている。その為、実際に狙い通りで、伺った日も9割が海外の方。国籍もバラバラで、英語やスペイン語も飛び交い、隣同士のお客さんも仲良く話す、ちょっと面白い環境です。 そういう部分だけでなく、実際の焼き鳥のクオリティにも驚かされます。 比内地鶏をメインに使い、ポーションも大きめで食べ応えもありますが、火入れや旨み、食感もなかなか。一品料理を挟んでというよりも焼鳥に絞った感じも嬉しい。 ドリンクはワインや日本酒のペアリングも提供。 比較的、クラシックでリーズナブルなものが多いラインナップだけれど、日本ワインや自然派ワインも一部提供されている。大将が選んでいるのか、ペアリングの精度も悪くない。約二本ごとくらいのペースで、こちらの様子を見ながら5杯ほど提供される。 串の追加はかなりの種類があり、海外の方も数本以上頼まれている。希少部位も多いが、なかなか一種類の鶏でここまで用意されるのは大変だろう。 店内奥には熟成庫があり、鶏が何羽もぶら下がっている。派手な演出の裏では、かなり努力もされているのだろう。 最後の驚きが、会計時の請求額。なんと900円。笑 予約時にペアリングも含めて、既に請求が終わっているので、この価格。でも、追加の串だけでも、かなりリーズナブル。 InstagramからDMでの予約も可能とのこと。また、タイミングを見て伺いたいと思います。 胸 ねぎま 腿 ジャーキー マッシュルーム KFC 手羽中 レバー 河内鴨 ユッケ せせり はらみ 砂肝 きりたんぽ つくね 青紫蘇 鶏出汁塩ラーメン ソリレス (追加) ちょうちん (追加) 出汁ご飯 生姜 苺 シャインマスカット 番茶
2025/12訪問
1回
大阪の鳥匠いし井出身、麻布の鳥匠いし井 ひなでは焼き手も務めたという大将が地元の横浜で独立。正統派で現代的な高級焼き鳥専門店がオープン。 近年は焼き鳥専門店の激戦区となってきた印象の横浜。 元々、比較的リーズナブルでカジュアルなお店は多かったですが、昨年くらいから10000円前後のおまかせコースを提供するお店が増えてきた印象。 とは言え、ちゃんとした焼き鳥専門店で修行された方は限られていて、日本料理などの別形態からの転向された親方も多く、試行錯誤されているお店も多い様に感じていました。 そんな中、里葉亭出身者以外での正統派の高級焼き鳥専門店は初めてかもしれません。 オープン前から情報は得ていましたが、ようやくの訪問。訪れる前から、期待も高まります。 場所は横浜中華街の外れ、以前は人気のインド料理店なども入っていたビル。最近はハイアットも近くに出来、そちらが良い目印になるかもしれません。 現在、完全に入れ替えの一斉スタートでの二回転の営業。二回転目は20時45分からと遅めのスタートで、地元の方以外の利用はなかなか難しいかもしれません。それでも、話題になっているのか、比較的、予約は平日でも埋まっている事が多いそう。一応、遅い時間帯はゆったりと利用しやすい感じで無理に席は埋めていないとのこと。 店内は広めのカウンターで八席ほど。 直ぐ目の前に仕切りもない焼き台が設置されていて、焼かれる様子が間近で見られて、臨場感が凄い。 煙は上に吸われる様になっていて、元々、ビルの排気設備もしっかりとしているのか、特に店内が煙くなったり、匂いが気になるという事もほぼありません。 コースはシンプルな具なしの鶏出汁の茶碗蒸しからスタート。卵の風味も強く、滑らかな食感で、まるで玉子豆腐の様に感じます。 その後は直ぐに串に移ります。 1本目は抱き身。皮はしっかりと焼かれ、身はしっかりとした食感ながら、ジューシー。温度感もよく、一気にその世界に引き込まれます。 全体的にじっくりと時間を掛けて、仕上げられていて、少ない席数で集中されている分、一本一本のクオリティは高いと思う。以前のお店では席数が多かった様で、現在は余裕が比較的あるのかもしれません。お客さんたちともコミュニケーションを積極的に取られている。 現在のコースは一品料理は合間にほとんど出さず、串に集中している内容。季節感を出しづらいけれど、またすぐに食べたくなる様な中毒性もある感じ。 串は炭で焼かれているが、炭の香りよりも、まるで薪火で焼いた様な香りや風味がするものも。大将にうかがってみると、どうやら仕込みの段階で冷燻を掛けているとのこと。 大将は閉店後から、次の日の仕込みをほぼ一人で熟されており、なかなか大変そう。質の高い串を提供するための拘りの強さを感じさせる。 〆は久しぶりに正統派の親子丼。 普通サイズでは少なく感じるくらい、もう少し食べたくなる。 グラスワインや日本酒も比較的、豊富なのも嬉しいところ。色々と頂いてもリーズナブルでした。 予約が取りやすい内は、本格的な焼き鳥を食べたい場合には良い選択肢になりそう。これまでは都内に出ないといただけなかった様なクオリティの焼き鳥が横浜でもいただける様になりました。 まだまだ若い大将は横浜の他の飲食店の若い大将たちとも早速、繋がりもできていて、今後の進化も楽しみ。定期的に訪れて見守っていきたいと思います。 鶏出汁 茶碗蒸し 抱き身 山わさび せせり 大なめこ 飛騨 はつ 股肉 肝 オイル煮 手羽中 下仁田葱 砂肝 蒸し鶏と水耕栽培レタスの生春巻き はらみ つくね 親子丼 ソリレス (追加) 肝 (追加) グラニテ
2025/12訪問
1回
兵庫の人気の焼鳥専門店の谷口さんが銀座でコラボレーション。 現在、本店の方はリニューアル改装中との事で、引き渡し直前の忙しい合間に数日に渡っての出張営業。予約の方は直ぐに埋まった様です。 この日も使っている鶏は全て高坂鶏。 なかなか希少部位を頂く機会は少ないので、貴重な体験でした。 先ずは鳥刺しから。 他の焼鳥専門店や高坂鶏を扱うお店でも、高坂鶏のタタキや鳥刺しは頂く機会はありますが、流石の鮮度やクオリティで驚かされます。食感や旨みも格別で、大きめに切られているので、風味もよくわかります。 それがそのまま前半の串に続きます。 前半は比較的、表面はしっかり焼いてる割に中はレアで常温に近い温度での提供。それでも芯温は70度くらいになる様にしているそう。高坂鶏は火入れが難しい事でも有名で、この感じに仕上げているのは凄いと思うし、ここまでレアなものは他では、ほぼお目にかかれない。胸肉や股肉の火入れも絶妙だけれど、更に捏も中心がレアでふわっとした食感には驚かされた。なかなかお店で、この感じで提供するのは勇気もいるだろう。 一方で、後半の串はしっかりジューシー。 それぞれ仕込みや炭の造り方にもコツがある様。 今後はomakaseでのネット予約も受ける様で、予約の幅も拡がりそう。機会があれば、是非、兵庫のお店にも伺ってみたい。 笹身 刺身 肝 ズリ ハツ 胸 わさび 腿 胡椒塩漬け 椀 天然鮎 胡麻豆腐 串 つくね 串 上腿 串 ねぎま 串 トマトダ 手羽 玉蜀黍ムース 藁勲そぼろ 鶏がらジュレ 酢橘 串 ぼんじり 椎茸 茶碗蒸し 串 ふりそで 葱醤油漬け 串 レバー タレ 串 アカ 串 背肝 生姜御飯 ミルクアイス 無花果
2025/06訪問
1回
希少な天城軍鶏を焼き鳥として提供する馬車道の隠れ家、旬季さんへ数ヶ月ぶりに。 訪問時は気付かなかったけど、1周年を迎えられた様。それもあってか、メニュー構成が変わったり、ランチもこっそりと始められている。 以前は水炊きのコースもありましたが、現在は天城軍鶏の焼鳥に絞ったコースとショートコースのみに。また焼鳥の合間に提供される一品料理も日本料理や割烹というよりは焼鳥専門店らしい料理も増え、クオリティも上がっている様に感じます。 一部は有名店などでも提供される料理のオマージュ的なものありますが、味わいや火入れは工夫されており、オリジナルといっても良いし、元のお店のものよりも美味しいと感じられた。また、京都の橘さんの様に野菜を焼鳥の下に敷いて育てるスタイルは継続。冬場はズッキーニから大根など別の野菜に変えていく予定とのこと。 火入れは以前よりも皮はパリッとしっかり、身は優しい感じに。 追加の串は種類は少なめでしたが、色々と堪能させていただきました。 ドリンクはワインや日本酒を中心に。日本酒はメニュー以外にも色々とあるので、聞いてみるのが良さそう。ワインも通常はボトルで出しているものもグラスで提供できる様。ワインを飲む客は横浜では少ないので、難しいとは思うが、気軽にワインを頼める感じは嬉しい。 現在、ランチではコースの〆で提供されている麺を出されているが、以前から専門店以上のクオリティ。 看板など路面に出されていないので、認知は低いけれど、今後、評判になりそう。その内、ランチでも伺ってみたい。 八寸 お椀 鶏つくね きのこ 西京味噌 なめ茸おろし 腿 せせり せん胃 鶏カツサンド 茄子田楽 最中 すり流し ソリレス アカ 銀杏 胸 ハツ 手羽先 追加 ズリ レバー ふりそで そぼろ御飯 鶏そば ババロア 馬車道の隠れ家、旬季さんに約半年ぶりに。 有名フレンチや高級店などでも使われている天城軍鶏を贅沢に焼き鳥にして提供される鳥割烹ともいえるお店。 少しずつ認知度は上がっていると思いますが、まだまだ波はある様子。敢えてなのか、地下のお店なので、目立つ様にはしていないし、宣伝もされていないので、隠れ家的な雰囲気。 以前は一部のコースは予約なしでも利用可能でしたが、基本的には予約のみの対応になっている様で、数日前には予約されて伺うのが良いと思います。 価格的には質の高い一品料理も含んだコースが最近の高級焼鳥専門店の価格の半分くらいで頂ける。貴重なブランド鶏を頂けるだけで無く、季節を意識した料理も以前よりクオリティが上がっていると感じます。 追加の串も天城軍鶏の希少部位を含めて提供。タイミングによっては無いものもある様ですが、特にグループ客には量的にコースでは提供できないものも多い様なので、少人数で通って色々と頂くのが良さそう。 更に最近は新しい試みとして、京都の橘さんの様に野菜を焼き鳥の下に敷いて味を染み込ませ、最後に焼き上げて提供している。野菜の甘みに鶏の旨みものって、美味しい。 〆は麺だけで無く、ご飯なども選べる様ですが、今回は季節限定のつけ麺。これが凄く美味しくて驚きました。小麦の風味が良い麺を出汁に入れて提供。トッピングされたとろろ昆布も香りも風味もよく、これだけでも満足感が高い。つけ汁はしっかり目ですが、脂のバランスなど計算された感じ。これに山椒をしっかりとかけても面白そう。 ドリンクは今回もワインを含めて色々と。 メニュー以外のグラスワインの種類が豊富なのも嬉しい。味わいに厚みのあるものが多く、旨みに強い鶏肉にも、しっかりと合う感じ。 比較的、年齢層は高いと思うけれど、もっと人気も評価も上がって来そうな感じ。 また、季節ごとにでも通いたいと思います。 数ヶ月ぶりの訪問。 前回は予約無しでも頂けるコースでしたが、今回は数日前に予約が必要なコース。天城軍鶏を堪能出来るのは全国的にも貴重。横浜周辺では天城軍鶏自体を扱っているお店は皆無ですし、内臓も頂ける機会は本当に貴重だと思います。 天城軍鶏は本来、都内のフレンチや日本料理などの高級店で使われる事が多く、焼き鳥専門店でも珍しい銘柄鶏ですが、その食感にはどの部位を食べても他では経験した事のない感じで、貴重な体験をさせて頂ける。 基本的には比較的肉質が優しい雌のみを使っているそうですが、新鮮さもあると思いますが、ジューシーで旨みもあり、味わいには驚かされます。 串はほぼ全て天城軍鶏を使っており、その部位ごとに火入れも調整されており、上手く特徴を引き出されている。 シンプルな味付けでも、その素晴らしさが判るが、意外と面白かったのはワインに合わせてブルーチーズを使ったソースで頂くつくね。通常は卵黄と一緒に出されるそうだけれど、こっちの方が好きかも。皿に残ったソースも舐めてしまいたいほど。 上のコースなので、前回よりも一品料理の皿数も増えているが、前回よりもクオリティは上がっている様に感じられた。季節を感じにくい焼き鳥のコースにいいアクセントを与えている。 ドリンクは日本酒やワインなどをグラスで色々と頂いた。ワインは現在、取引先に任せている部分もある様だが、ラインナップを変える予定との事で、楽しみでもある。 少しずつ認知も人気も上がっていると思いますが、また貴重な経験をしに、タイミングを見て伺いたいと思います。 前菜 天城軍鶏 独活 土瓶蒸し 股肉 胸肉 ハツ セセリ 砂肝 天ぷら からすみ 筍 土佐煮 金目鯛 煮付け 白レバー ふりそで 手羽先 つくね ゴルゴンゾーラ せんい 追加 ハラミ 追加 そぼろ丼 抹茶プリン あまおう 馬車道に今月オープンされたばかりの焼鳥店。焼き鳥の串がメインだが、店名にもある様に専門店というよりは日本料理や割烹的な料理も推しになっている様子。 更に鳥は伊豆の銘柄鶏の天城軍鶏を使っているという事で気になって早速、伺ってみる事にしました。 横浜周辺では天城軍鶏を使うお店は聞いた事がない。都内などでも焼鳥店だけではなく日本料理やフレンチなどの名店でも使われており、取引のあるお店はかなり限られている。 お店は勝烈庵の道を挟んで向かいのビルの地下一階。早い時間帯は地下に降りる階段のドアはしまっており、エレベーターで降りるのが良さそう。 外には立て看板も出ておらず、前を通っただけでは気付きにくいだろう。 店内はカウンターに加えてテーブル席もあり、意外と広く、フレキシブルに使えそう。 焼き台の中はカウンター正面からは覗けなかったが比較的大きく、上面にも覆いがあったので上から引き込むスタイルかと思います。 今回は前もって一品料理と串が含まれるコースを予約して伺いました。 料理や串の数にバリエーションがあるコースがいくつかあり、色んなシチュエーションでも使い分け出来そう。 串に使われている鶏は現状、予約もオープン直後で落ち着いている事もあって、希少部位も含めてほとんど100%天城軍鶏という事で、更に貴重な体験が出来そう。 店主は福富町や長者町周辺にこれまでも複数のお店を経営されており、居酒屋や焼鳥も経験がある様だが、その中でもこちらは高級路線。以前に都内で天城軍鶏を食した際に衝撃を受けて、それから5年の歳月をかけて生産者との取引に漕ぎつけたとの事。 一部の一品料理は温度感に疑問を感じるものがあったが、旬も感じさせるもの。比較的、クラシックな標準的な日本料理だが、合格点だろう。 串は固くなりがちな天城軍鶏の肉質を上手く仕立てていると思います。 毎日、伊豆から届くらしいので新鮮な肉のニュアンスを充分に感じられ、生に近いレバーも美味しかったです。逆に皮目はしっかりと焼かれ、部位によって絶妙な火入れとなっています。 また嬉しいのはカウンター上には山椒と黒七味が用意されているところ。山椒自体の提供をされているお店が最近は少ないし、七味も山椒がたっぷりと使われた黒七味と、辛さだけを求めるのではなく、山椒推しなのは有り難い。 ドリンクは比較的、ワインを多く用意されておりグラスでも色々と楽しめます。実際のボトルを見せなかったり、提供には不慣れな部分も見られるが、将来的にはペアリングの提案も出来る様になると面白いかなと思います。 系列店でラーメンも提供しているらしく、〆の鶏そばも美味しかったです。 また、機会を見て伺いたいと思います。 風コース 春菊 あわびたけ 鶏肉 雲丹 なめろう 腿 白子 磯辺揚げ 梅肉 ハツ 膝周り レバー 松茸 土瓶蒸し 砂肝 海老芋 肝味噌田楽 せせり 手羽先 ふりそで つくね 鶏そば
2025/11訪問
4回
麻布台ヒルズのマーケット内にある隠れ家的な造りの焼き鳥専門店。 入り口の造りは敢えて目立たない様な雰囲気になっておりグレー一色で、まるでスタッフの入り口の様。壁の向こうにお店があるとは一見さんには判らないだろう。 オープンしてから半年くらい経つが、平日の昼間は落ち着いている事もある様子。コースの価格帯が鳥しきグループの中でも比較的高額な事もあるかもしれない。それでも目ざとい外国人の訪問も場所柄ある様。 コースの始まりはなんとタコスから。 ちゃんと炭火で焼かれた鶏がのっているが、焼き鳥屋では異色で珍しい。小ぶりのサイズのタコスは海外でも最近、見かけるモダンな雰囲気。更に一口頂くとトルティーヤがとうもろこしを使っている事が判る旨み。最近の国内のタコス店でも小麦粉ではなくマサ粉を使った本格的なお店が増えてきているが、こちらのものもクオリティは高い。 どうやら、大将はメキシコに居られた経験もある様で、納得。見た目だけの盛り付けになっていないのも流石。 串は鳥しきらしい仕立てですが、火入れも含めてなかなかのもの。種類もかなり出てくるので、満足度も高い。 焼き場からカウンターの距離も近いので、大将やスタッフとの会話も楽しめるし、客席をよく見ていて、タイミングよく取り皿も交換してくれる。 最近は山椒や七味などを置かない焼き鳥店もあるが、山椒を自由に使えるのは個人的にも嬉しい。 終わりに近づくとお腹の具合を聞いて、〆の御飯のオーダー。パエリアはコースに含まれるが、親子丼は追加になる。 焼き鳥専門店でパエリアを出すのは珍しいし、少ないスタッフでは大変だと思うが、意外とちゃんとした内容です。サフランの香りが良く、ついつい進んでしまう。おかわりも自由な様ですが、なかなかお腹はいっぱいです。 親子丼は炭火で焼かれた鶏肉をトッピングし、更に黄身を多めに掛けた仕立てとなっており、見た目にも美しい。 カウンター上にはずっとスプーンが置かれていたけれど、この為だったのですね。 ドリンクは種類は少なめながら、グラスでワインを頂けるのは嬉しいところ。 日本酒はメニュー以外にもオススメが色々とある様で、新政なども置いている。好みを伝えるとスタッフが選んでくれるので、お任せしてしまって良いだろう。 高級店の部類にはなるが、また、その内、伺ってみたいと思わせるお店でした。 タコス かしわ 銀杏 ズッキーニ ぼんじり ハツ つくね 砂肝 茄子 胡桃味噌田楽 手羽元 薬研軟骨 椎茸 レバー パエリア 親子丼 水菓子
2024/11訪問
1回
数ヶ月ぶりにランチで東京駅からも程近い京橋のおみ乃 椿さんへ。 小美野さんはこちらのオープン以来、ずっと焼き場に立って自ら串を焼かれていましたが、どうやら最近は新プロジェクトの準備で忙しいらしく、あまりお店には出てきておらず、こちらは押上でも焼かれていた若手の矢澤さんに殆ど任せているらしい。秋頃までは小美野大将の焼く姿を見られるのはかなり稀になりそうで、少し残念。 最近はどの店舗も外国人の利用客は増えている様ですが、こちらはまだ比較的予約も取りやすく、穴場なのは相変わらず。 やはり大将の火入れに比べてしまうと若干、物足りなさはあるものの、伊達鶏と比内地鶏を堪能させて頂いた。 また大将からの心遣いもあり、サービスも。 テンポよく串も提供して頂き、トータルで約一時間半。11時半スタートなら普通に平日利用も可能ではないでしょうか。 新しいお店はカジュアルな感じになりそうで、その分、スタッフも増やしている様。今後の動向も見守りながら、次に小美野大将の焼く焼き鳥を食べられる機会を楽しみにしたい。 比内地鶏 白湯 伊達鶏 ハツ 蕾菜 比内地鶏 砂肝 比内地鶏 内腿 伊達鶏 胸肉 菜の花 比内地鶏 皮 ブロッコリー 伊達鶏 かしわ レバーパテ よだれ鶏 伊達鶏 砂肝 椎茸 手羽先 セセリ 追加 ソリレス 追加 つくね 親子 そぼろ ハーフ&ハーフ キウイ アイス 東京駅からも徒歩圏内の焼き鳥専門店に約半年ぶりに訪問です。 以前からランチ営業されたり、夕方も早い時間からのオープンでフレキシブルに使える感じでしたが、現在、3部制は維持しながら、一斉スタートではなく、ランチだと11時半から12時の間で来店とよりフレキシブルに。 実際に伺ってみると既にスタートしている組がいたり、12時ギリギリの予約で入ってくる組がいたり。どう対応しているのかと思いましたが、ドリンクのオーダーも被らないし、串の順番や間隔調整しながらで、意外とお店にとっても対応しやすいのかもしれない。 今回、訪れて驚いたのは以前よりも外国人旅行客の利用が増えている事。 なかなか英語での対応は難しそうではあるけれど。スタッフも頑張っている。アジア系の客は多いけれど、英語圏の方が多い感じ。 どうやらスタッフもいつの間にか増えていて、親方以外に4人いる様。ほとんど表には出ず、裏方に徹している方もいて、その分、一品料理も手間が掛かっている感じ。また、サービス面ではソムリエ資格を持っている方も居られ、今後、グラスワインも充実させていきたいとの事。 おみ乃グループは3店舗に増えたが、それらをまとめる大将はこちらのお店で焼き台の前に立っていて、元々の本店などに比べても焼きに関してはダントツで素晴らしい。お店全体を見ながら、個別でお客さんとも会話されていて、流石という感じ。 今後、更なる展開も予定されている様で、まだまだグループとしても発展しそう。 予約は比較的、取りやすいと思うので、また定期的に伺いたいと思います。 茶碗蒸し きのこ餡 抱き身 赤 砂肝 刺身 砂肝 加賀蓮根 うずら卵 伊達鶏 もも肉 山かけ 膝周り 茄子 挟み揚げ 銀杏 レバーペースト ソリレス 手羽先 春菊ジェノベーゼ ブロッコリー せせり 比内 (追加) つくね ハツモト 伊達鶏 (追加) 親子 そぼろ 丼 栗 アイスクリーム 東京駅からも徒歩圏内。地下鉄京橋駅の出口の目の前なので、これからの雨の時期や暑い季節でも重宝しそう。 いつの間にかランチ営業を始められたという事で、伺える内に行っておこうという事で、久しぶりに数ヶ月ぶりに訪問です。 押上や神谷町のお店はスタッフに任せて、相変わらず親方はこちらで焼かれています。なので、本来のおみ乃の焼鳥を味わうなら、こちらのお店に伺うのがベストだと思われます。 押上の本店は以前から旅行客や外国人の利用が多いですが、こちらも最近はSNSなどで知ったのか、外国人の利用が増えている様。本店と間違えて予約しているケースもある様ですが、逆にラッキーなのかもしれません。ただ、スタッフは片言の英語でコミュニケーションをとっており、うまく伝わっていない点も多いと思います。またマナーやルールが解っていない外国人も多そうで、若干、雰囲気を悪くしているのは残念。コントロールの仕方は検討した方が良いかもしれません。 さて、コースの方ですが、伺う度に旬の素材を使った新しい料理が入ってくるのは流石というか、素晴らしい。 焼き鳥の方も、若干、仕立てが変わっているものもあるが、やはり、その火入れは凄いというか、完璧。火が入りすぎると硬くなりやすい肉だと思うが、ジューシーで食べ応えがある。 今回、追加では希少なハツモトとフリソデを頂いた。特徴的な食感や味わいは貴重な体験。 追加はしなくても今回はコース自体もしっかりボリュームがあり、〆のご飯の前に若干、お腹はいっぱい。お酒の飲む量が多いと食べ切るのは大変だったかもしれない。 この日もランチでも、ほぼ満席。少しずつ予約は取りづらくなってきているが、また、定期的に伺いたい。 旬菜サラダ 笹身 菜の花 春キャベツ うるい アスパラガス 比内地鶏 モモ肉 抱き身 鬼おろし 伊達鶏 レバー 砂肝 厚揚げ豆腐 ソリレス 新じゃがいも すり流し 薬研軟骨 スナップエンドウ レバーペースト トマトピクルス 丸ハツ レバー 蓮根 はさみ揚げ アスパラガス 京しろ菜 土佐和え 高原比内地鶏 胸肉 抱き身 手羽先 天豆 茄子 ハツ元 追加 つくね 塩 高原比内地鶏 振袖 追加 親子 そぼろ 丼 ハーフ&ハーフ 林檎ミルクアイス おみ乃さんの新店舗に数ヶ月ぶりの訪問です。 16時半と早い時間のスタートでも、ちゃんと席が埋まるのが凄い。 この場所とこの時間帯を選んで営業されているのには、それなりに訳がある様だし、客層的にも狙い通りと言える感じ。 グランドオープンから数ヶ月経つが、オープン当初と比較して大将がきちんと全体を見ながらも、オペレーションとして安定してきており、細かい流れまで、スタッフが理解して、動いている様に見える。それでも足りない部分は大将が客を見ながら、串を焼きながらも即座に対応しており、さすがと言える。 カウンター席は最大7名まで対応できるとの事だが、通常は5から6席で営業されており、それくらいがクオリティを維持するにも最適の様子。 焼き加減は流石という感じで、押上本店の弟子が焼いたモノを頂いた際に感じる安定感の無さや危うさは全く無い。 モノによってはじっくり焼く必要もあり、時間は掛かるが、食べる側としてはそれほどストレスは感じなかった。この日は前回よりもお腹がいっぱいになる感じがあり、頼まなかったが、追加分もスタッフがその日の在庫を把握して一斉に確認する様になっていて、以前よりもスムーズに。〆のご飯も同様。 元々、親子丼もそぼろ丼も人気で、両方食べたいという客が多かった様だが、最近は両方を一度に頂けるハーフアンドハーフを始めた様で、この日は全員がこれを頼まれていた。 ドリンクは日本酒はグラスで色々と頂けるが、オープン当初に用意したものは殆どが売り切れており、今後もラインナップをどう充実させていくかが課題だろう。ワインも同様に高級銘柄に頼らず、面白いものがグラスでも揃う様になってくると、色々な楽しみ方も増えるし、コースとしても流れも含めて、充実してくる様に思う。 また、タイミングを見ながら、定期的に伺いたいと思います。 茶碗蒸し 百合根 きのこ 捏 砂肝 銀杏 高原比内地鶏 鳥刺し レバー 砂肝 腿肉 南瓜 すり流し 白玉 食道 ぽん酢和え レバーペースト 薬研軟骨 合鴨 伊達鶏 飛龍頭 菜花 お浸し 赤茄子 春巻き 丸ハツ 椎茸 レバー 捏 親子 そぼろ ハーフアンドハーフ 安納芋 アイス 人気のおみ乃さんの新店舗。 京橋、宝町駅からも程近く、東京駅からも徒歩圏内の小さな雑居ビルの地下に出店されました。 場所は初めてだとわかりづらく、一階にカフェが入るビルの脇の細い路地を入り、脇の通用口の様な扉を開けて、エレベーターか階段で地下一階へ。ここに焼鳥店が入っているのは場違いな感じだし、店構えも高級感のある感じで不思議な感じですが、以前もこちらには焼鳥店が入っていた様です。 先月のオープンから間もないですが、既に予約困難になりそうな予感。オープン当初は関係者など招待客を中心に営業され、11月中はomakaseで予約リリースされた直後に予約が埋まっている状況で、貴重な席。 現在、16時半からと、19時半からの二回転されていますが、カウンター席は7席あるところに、まだ慣れないところもあり、各回4席程度の営業と更に絞っており、更に贅沢な雰囲気です。 また親方はこちらで焼かれており、高いクオリティーの焼鳥を堪能させて頂きました。こちらのお店のスタッフも2名から3名に最近、増やされた様で、そろそろ全開で営業される準備も整って来ている感じです。 押上や神谷町のお店ともコンセプトや雰囲気は異なっており、料理はおまかせコースのみ。こちらでも伊達鶏を中心に使っており、串は十数本程度で、一品料理がバランスよく間に入り、〆に親子丼、そぼろ丼、卵かけご飯が選べる感じ。 料理も空間も品もある雰囲気で、大人のための焼き鳥店に進化されています。 特徴的なのは焼き台が透き通っていて、炭火で焼いている手元が正面に見られるところ。煙を上から吸っていることもあって、実現出来たとのこと。 その分、親方は煙全て浴びて大変でしょうが。笑 ドリンクは有名銘柄の日本酒を多く用意。料理にも合わせやすい純米大吟醸がほとんどです。 ワインはグラスで提供されている種類は少ないですが、焼鳥や料理にも合いやすいもの。ボトルでは更に多く用意されていて、地下二階は倉庫兼、セラーにもなっており、色々と用意されているらしい。 この雰囲気なら客層的にもペアリングやグラスワインを充実されても良いと思いますし、料理も更に充実させていく様なので、今後の進化も楽しみです。 茶碗蒸し きのこ餡 胸肉 抱き身 大根おろし 新銀杏 南瓜すり流し 砂肝 かしわ もも肉 タレ レバーペースト やげんなんこつ 茄子 飛竜頭 レバー 丹波 本しめじ 手羽 蓮根 餅米 丸ハツ せせり ししとう うづら玉子 つくね 厚揚げ 食道 追加 赤 追加 親子丼 そぼろ丼 安納芋アイスクリーム
2025/03訪問
5回
昨年オープンの西麻布の焼き鳥店。 色々と気になっていましたが、ようやく訪問。 カウンターに10席+個室で2回転。席は比較的余裕のある造りなので、ゆったり。場所的な事や高価なコースということもあり、ほぼ満席ですが、予約は直前でも取りやすい様です。 こちらは東京の焼鳥店では唯一の高坂鶏を専門に扱うお店。横浜では1000が唯一で、そちらで充分に経験してきたつもりでしたが、今回、こちらで頂いて、そのポテンシャルに改めて驚かされました。 今回は早い時間帯に訪問。1日で4羽の鶏を使うそうですが、若干、2回転目はコース内容は変えているそうです。 20種類以上の品数が出るので、かなりの満足感はありますが、次回は遅い時間にも伺ってみたい。 一斉スタートなので、お客さんが揃うまで、生ビールと焼きの前の料理を少しずつ頂きます。 店に入った時から、カウンターの目の前で用意をされていた鳥刺しから本格的にコースがスタート。このタイミングでペアリングをお願いし、まずは純米吟醸の原酒から。甘み、酸味のバランスも良く、味わい、食感もしっかりとした刺身を引き立てます。生でも頂ける高坂鶏ですが、これはなかなか最初から素晴らしいと思える味わい。 直後に串が提供されますが、しっかりと皮目は焼かれていて、身にもそれなりに火が入っていますが、ジューシー。鳥刺しとも、1000で頂いていた感じとも、また異なる新たな高坂鶏のポテンシャルを感じさせる味わいは序盤でかなり驚かされました。 梶谷農園さんの見た目にも美しいハーブサラダはある意味、西麻布らしさもあるのだと思いますが、素材や味わいへの拘りも感じさせるもの。 野菜の串も、焼き加減も絶妙で上手く味わいを引き出しており、外れが全く無い。 エノキも軸の部分だけ使っているのも、ある意味贅沢で、見た目はホタテの様。笑 ペアリングはワインに切り替わっても、産地や銘柄的にもセレクションが上手く、西麻布の客層にも合っていると思われる。 比較的若いものながら、RADIKONをRADIKONグラスで提供するあたりも、流行りの自然派ワイン、オレンジワインをうまく抑えており、蘊蓄を語る声がカウンターの端からも聞こえてくる。笑 コースも中盤。 少しは中だるみというか、だれて来そうなものだが、テンポよく料理が提供される為か、流れも良いせいか、ワインも進むし、串が提供されるごとに驚きもあり、一気に終盤へ。 ちょうちんは3つもぶら下がっているのは、初めて見るし、贅沢なもの。 つくねは加減が難しいと思うが、外側はしっかりと炙られているが、中はかなりのレアで、ジューシー。これは生でも頂ける高坂鶏ならではで、新食感で面白い。 この時にこの焼き台の上から煙を吸う仕組みを覗かせて頂いたが、かなり勢いよく煙を吸っていて、炭の香りが鶏には付くのに周りは煙く無いというのも面白いと思った。 本来ならここで〆となるのだけれど、追加でオススメの串を3本頂いた。 完全におまかせしたが、かなり貴重な食道も頂けた。一本で4羽分との事だったので、一日に一本しか出せないのだろう。この食感も、周りの脂の残し具合も絶妙で素晴らしかった。 〆の炊き込みご飯には旬の空豆。さらに自家製の唐墨。これも日本料理店レベルのクオリティで美味しく頂きました。 更に麺もスープもシンプルながら、鶏の旨みがよく出たラーメンも絶品。醤油も酸味が出過ぎておらず、鶏の脂とバランスも良い。どうしても白湯のスープを出しがちな焼き鳥店とは別格の丁寧に仕込まれた感じは好感が持てる。 最後に名刺を頂いたが、Adoreという変わった名前も店主の本名らしい。なかなか粋な感じである。笑 焼鳥店としてはなかなか高価ではあるが、一流の料理店のクオリティに達していると考えると西麻布ならばリーズナブルとも感じる。 また機会を見て訪れてみたい。
2022/03訪問
1回
和田町にある焼き鳥屋さん。 横浜郊外で、自宅からもそれなりに距離はあるので、実際に伺った事はありませんが、昨年からデリバリーサービスに対応されており、何度か頼んでいます。 横浜には数多くの焼き鳥屋がありますが、自前で捌いていないお店がかなり多いです。これは横浜でも老舗の鶏肉屋の梅やの影響も強い様に感じます。自ら梅やの肉を使ってると言ってウリにしているお店もありますが、そうじゃなくても独特の丸いつくねを見かけると、自前で捌いてないんだなと直ぐにわかります。 そんな中、こちらのお店は横浜の繁華街でもないのに、銘柄鶏を使って、クオリティの高い焼き鳥を提供されている様に感じます。 今のところ、横浜でデリバリーサービス対応の焼き鳥では一番の美味しさです。 若干、遠いので、たまに時間がかかる事があるのが残念なのですが。。 他の料理も美味しいので、色々と落ち着いたら、実際のお店にも是非伺ってみたいと思います。
2022/09訪問
5回
桜木町駅近くの紅葉坂下の焼鳥店、感呼鶏さんに約半年ぶりに訪問。 先日、横浜駅近くにオープンされた中華の上上さんに伺って、同じ経営のこちらのお店の話になって、色々と変化があるという話もあって気になり早速。 昨年10月からコースの値段が1000円ほど上がったせいもあるのか、以前の様な若い客は皆無になっている。年齢層が以前よりも異常に上がって、近所の会社員らしい客が増えて客層も変わった様に見える。 ただ、横浜らしいというか、居酒屋の様に騒がしく、以前よりもグループ客が増えて品は落ちている様に感じられたのは残念。以前は圧倒的に二人組の利用が多かったので、この辺は最大人数の制限などでコントロールして欲しい。 反面、料理の方は客層の変化のせいもあるのか、常連が増えたせいもあるのか、以前よりも落ち着いた塩ベースの味付けの串が増えていて、鶏や素材の味わいを活かした方向性になっており、見た目だけで映える様な料理は減っている。火入れやポーションのサイズ感も良くなっており、味わい的にはクオリティが上がっているのは評価したい。 ただ、見た目的には落ち着きすぎた感もあるので、味わいの方向性は維持しながらも、もう少し遊び心や個性を出されても良いのかなとも感じられた。 それでも、貴重な部位を含めて、色々と出して頂き、以前からの変化を含めて十分に楽しめた。ほぼ一羽分の5個をぶら下げたちょうちんは初めて見る姿で特に驚かされた。 ドリンクは今回はグラスワインを色々。 横浜ではワインを飲む客は相変わらず少ないが、それでもグラスワインの豊富さはありがたいし、頑張っているなと思う。少しドリンクの種類は絞って、ワインのプロモーションをされたり、ペアリング的な要素は取り入れられても良い様に感じる。 客層的な難しさもあって、色々と試行錯誤されている感じは伝わるし、まだまだ過渡期の様にも感じるが、色々と頂いても最近の高級な焼鳥店に比べてもリーズナブルなので、更にコースの価格は上げても良いのかもしれない。 また、定期的に伺いたいと思います。 鶏のタタキ 手毬寿司 鳥刺し 奈良漬 赤茄子 笹身 抱き身 レバー 韮 卵黄 茶碗蒸し グリーンピース ハツ ブラックオリーブ 砂肝 山椒オイル ソリレス ちょうちん ねぎま 青葱辣油 竹炭マカロン レバーペースト せせり つくね 手羽先 そぼろ丼 親子丼 シャンパンのムース マンゴーソース 約2ヶ月ぶりに桜木町近く紅葉坂下の焼き鳥屋さんに訪問です。 相変わらず人気が高く、早い時間帯からほとんどの席が埋まっています。最近はほぼ毎日二回転されており、横浜の大衆的な焼き鳥としてはコースの値段も高い割にはここまで人気なのは新しいお店としても不思議ですが、それだけ内容的にも満足されている方が多いのかもしれません。 とは言え、他の高級焼鳥店に比べると客層の年齢がかなり低く、少し背伸びして訪れる方も多い様に感じられます。 お店自体もスタッフが増えて、一時期、ワインなどを任せていたソムリエとの契約も終了し、ワインやペアリングに関しては過渡期で、今後の変化は見守りたい。 コース内容的には新しいものもあり、常に改善、対策している感じ。 以前から一つのウリであったレバーパテはオープン当初は最初に出していたが、その後、コース後半に。ワインを飲む方には良い品ではあるが、若い客やワインを飲まない客が多いせいか、量的にも多かったのだろう。今回は一口で頂けるマカロン仕立てに変わっていた。 入店直後からスタッフが店内でオーブンで焼いているのを見かけて何を焼いているのか気になっていたが、若干、不恰好なものの焼鳥店で提供する分には食感も含め十分合格だと思います。 串の仕込みも含め、なかなか大変そうだけど、10月からはコースの値段も上げる様で、これが客層のコントロールにも繋がると更なるクオリティアップにも繋がっていくかなと思われる。 あまり若い客に引っ張られず、今後も拘りを持って進化を続けていって欲しい。 -神髓- 鶏うざく 串 赤茄子 漬けレバー 串 ササミユッケ 串 抱き身 茶碗蒸し 串 砂肝 串 ハツ 鶏肉のカルパッチョ 串 うずら 串 ネギマ 鶏レバーのムース 串 あか 串 つくね 串ふりそで 手羽先 そぼろ親子丼 自家製デザート 紅葉坂下の焼き鳥屋さん。 約2ヶ月を空けての訪問です。 リーズナブルな事とクオリティ、隠れ家感もウケているのか、以前よりも早い時間から席が埋まっているし、横浜市内というよりも都内から訪れる方も増えている様子。 コースの流れはあまり変わりませんが、細かい改善は色々と施している。 今回は通常コースに追加で少しずつ変更した感じに。 最初の訪問時は全体的にポーションが小さなカットで焼かれている様に感じ、前回は肉の厚みが薄くカットしている様に感じましたが、今回はバランスが良い感じに。肉の厚みも増しているので、食感やジューシーさも増して、食べ応えも十分。 ただ、その分、コース前半でお腹にも溜まってくる感じも。女性など少食の方にはトータルの量は若干多めかもしれません。色々と提供したい感じも判りますし、大半の客層が年配の男性な事もあるのですが、ハーフコースなどを時間を絞って提供するのも良いのかなと感じました。 季節感を出しづらい焼き鳥ですが、ソースなどには工夫も感じられます。 前回は味付けが若干強すぎるかなと感じましたが、今回はワインと合わせる分には丁度いい様に感じました。若干、残念なのは客層に引きづられて、つくねに掛けるチーズをモッツアレラに変えられていた事。食感を意識した様ですが、味わい的にも食感的にも安っぽさしか感じず、非常に残念。 今後もワインを推していくなら、以前のパルミジャーノに戻すか、ペコリーノやミモレットに変更した方が塩味や旨みのバランスが良いと思う。 これはリーズナブルさを求めるハイボールやレモンサワーなどのドリンクを好む客層のせいかなとも感じます。ドリンクのバリエーションも求める客層に合わせて絞っていった方が良いかなとも感じます。 ワインは現在、手伝われているソムリエのセレクションにほぼ変わって、グラスワインのラインナップも増えている。 クラシックで判りやすいものが多いものの、しっかりとしたワインが好きなオーソドックスな横浜の客層には合っていそう。ただ、客に引きづられずに、ちゃんとペアリングを意識して日本料理や焼き鳥に合うロゼワインやオレンジワインも充実させて欲しいと感じます。 店主さんもスタッフを増やすぜず、色々と一人で大変そうですが、余裕も持ちながら、常にブラッシュアップを続けて、上を目指して欲しい。 定期的に進化を確認しに、今後も伺いたいと思います。 -神髓- shinzui 玉蜀黍 ムース (追加) 串 赤茄子 漬けレバー 串 ササミユッケ 串 抱き身 茶碗蒸し 串 砂肝 串 ちょうちん (追加) 串 ハツ サラダ 串 スナップエンドウ (追加) 串 うずら 串 せせり 鶏レバーのムース 串 ソリレス 串 つくね 手羽先 そぼろ親子丼 自家製デザート 桜木町やみなとみらいからも程近い紅葉坂下の焼鳥屋さん。オープン当初以来、久しぶりに訪問です。 当初は排煙がうまくいっておらず、集客を絞っておられましたが、ダクトを増設して、一度に焼ける量も増え、平日でも席が埋まるくらいに客が入っている様です。 焼きは基本的にガスですが、それでも炭の香りは付かないものの火入れは相変わらずなかなかです。ポーションも以前と比べて若干変えている様にも見えますが、一般的にも満足度は高いのでは無いかと思います。 内容や種類は大きく変わりませんが、提供する順番などコースの流れを変更したり、仕立ても細かい調整をして、よりワインと合わせて楽しめる感じに進化されている様です。 更に毎日では無い様ですが、ソムリエの資格を持つスタッフが入られており、より任せてペアリングを楽しめます。まだ元々の酒屋から仕入れた在庫が多く、ラインナップは変わらない様ですが、今後、このソムリエ中心でワインのラインナップも変わっていく様です。日本ワインやロゼワインも積極的に使いたいとの事。 焼鳥の仕立ても以前と比較して塩やシンプルなものから、タレや醤油の味わいがある串が多くなった様に感じ、白ワインだとどうだろうと思いながらも合わせてみると意外とよく合う感じで、面白い。 どうしてもこちらのお店含めて、横浜ではビールやハイボールを飲む客層が多いですが、こちらでは絶対にワインを飲まないと損だと思います。焼鳥自体もワインと合わせる事を考えての仕立てですし。その辺も考えた集客を今後もしていって欲しい。最初からペアリングのコースが基本のメニュー構成にしていっても良いのかもしれない。 若干、映え重視の料理もあり、味付けも単品では若干、濃く、素材を活かしきれていないと感じるものもありますが、少しずつ進化しているのが良くわかる。 今回、特別なのかタイミングが良かったのか、少しコースの前に鳥刺しを出して頂いたが、新鮮さが良くわかる美味しさで、出来ればレギュラーでコースに入れて欲しいと思う。 〆のデザートも固めの卵の良さを感じられるプリンで美味しく頂きました。 また、数ヶ月以内には訪れて、進化を見届けたいと思います。 串 赤茄子 漬けレバー 串 ササミユッケ 串 抱き身 茶碗蒸し 串 砂肝 串 ハツ サラダ 串 うずら 串 せせり 鶏レバーのムース 串 ネギマ 串 つくね 串 手羽先 串 ソリレス (追加) そぼろ親子丼 自家製デザート 横浜のJR桜木町駅からも程近い紅葉坂の登り口あたりに先週オープンされたばかりの焼鳥専門店。 ネットでたまたま情報を見かけていたので、予め予約をして伺いました。おまかせコースのみの設定ですが、横浜では有名店以外では比較的、高級な部類に入る値段設定です。 伺ってみるとビルの入り口やエレベーターには目立つサインや看板も付いておらず、まだまだちゃんと準備が出来ていないのかなとも感じましたが、話を聞いてみると、排煙設備が不調な様。一度に串を焼くと煙が室内に溜まってしまうとの事で、工事を再度計画しているとの事です。その為、それまでは予約を絞っているとの事です。 あまり宣伝もしていないので、これまでに来た客は全て関係者や知り合いとの事でした。 サクラっぽいレビューがネット上に多いのは、そのせいですね。 今後は炭も使いたいとの事ですが、焼いてる手元は見えませんでしたが、現状はガスで焼いているとの事。 ただ、かなり火入れは上手いし、ガスの香りも水っぽい感じも無く、焼き方は攻めていて、拘りも感じられる。 基本的に比内地鶏を使っているが、特徴的なしっかりとした歯応えもありながら、火入れのお陰か意外と食べやすいし、ジューシーで旨みも感じられる。 どの串も比較的、小ぶりで、若干、物足りなさもあるが、現在の焼き方で制限もあったり、比内地鶏らしさを表現するのにも適度なサイズなのだろう。 コースの流れや一品料理の温度感など、若干、調整は必要ながら、ポーションが小さい割にはちゃんとドリンクを頂いている分にはお腹もいっぱいになって満足度は高い。希少部位など追加でもオーダーは可能なので、この日も二本ほど追加させて頂いた。 旬の野菜も使ったり、フレンチやイタリアンっぽいテイストを足しているのも、横浜ではあまり見かけないスタイル。大将と話していると焼鳥専門店だけでは無く、他の業態でも働かれていたとの事で、その影響もあるのだろう。 その為、あまりメニューには載せていないが、かなりワインを色々と仕入れられている様で、グラスでも多くを提供されている。現在、厳密にペアリングは提供していないが、ペアリングの様に提案して頂けるし、今後、落ち着いてきた際にはペアリングのメニューも正式にできるかもしれないので、楽しみです。 面白い試みは他にもあり、また、落ち着いた頃に改めて伺いたいと思います。 鶏レバーのムース ササミのタタキユッケ 串 抱き身 串 砂肝 串 ホワイトアスパラ 百合根の茶碗蒸し 串 はつ 串 せせり 串 椎茸の詰め物 サラダ 漬けレバー~冷たいレバニラ風~ 串 かしわ 串 長茄子 つくね そぼろ丼 自家製アイスクリーム
2025/04訪問
5回
烏丸御池から少し入った三条通沿いの人気の焼き鳥屋さん。 あまり目立たない感じですが、以前から高坂鶏を使っていたり、焼鳥にワインを合わせていて、自然派ワイン中心のラインナップなのも、ちょっと先を行っている感じ。 そういう点でも海外から注目を浴びやすいのか、この春に京都に来ていたNOMAのスタッフからも人気だった様で、最近リリースされたNoma in Kyotoのフォトブックのオススメ店舗のリストにも掲載。 この日も外国人の利用者が多かったですが、今後も人気が出そうです。 逆に遅い時間は地元の常連客や周辺の飲食関係の方が多い様。その分、安く飲めればという方も多そうなのは若干、残念。 トータルでワインもリーズナブルなラインナップになっているので、もっと攻めた自然派ワインや日本ワインを中心にして客単価も、もう少し上げても良い様にも感じる。例えば、前半はコースのみ、後半はアラカルトなど。 実際、メニューは高坂鶏を扱うお店としては珍しくコースでは無く、アラカルトを中心にしたメニュー構成。8本のおまかせもありますが、高坂鶏以外を使ったものが大半なので、カジュアルなお店だとしても、もっと高坂鶏も頂きたい気がする。 焼きは高坂鶏としては、バランスが良い火入れ。優しすぎず、攻め過ぎず。そういう意味ではタタキが一番、面白いかもしれない。 日によって、混み具合は異なる様だが、また落ち着いていそうな時間帯にゆっくりと訪れてみたい。この日は21時前くらいで一旦落ち着いて、その後、常連さんが、チラホラ訪れている感じでした。
2023/12訪問
1回
神戸から京都に昨年移転された河内鴨を使った鴨料理の専門店。 京都では観光客なども多い繁華街を避けて?二条城寄りの丸太町通沿いの雰囲気のある古民家で営業されています。 カウンター中心の店舗は目の前で大将が鴨肉を捌く姿を見られます。 この日はランチでの利用です。 金曜日だけは昼から夜まで通し営業で、基本はアラカルトでの対応で、気軽に利用してもらいたいとの事。 ただ、前もって予約時にお願いすれば、通常のコース対応も可能との事で、常連さん達はほぼコースを頼んでおり、〆の鴨鍋も人気の様です。  メニューは手元のタブレットから見る感じ。 拡大も出来るので、年配の方にも逆に見やすいのかもしれない。 アラカルトメニューはコースの抜粋みたいな感じで、鴨肉を色々な形で贅沢に頂ける感じ。 天然ではなかなか難しいであろう生肉での提供も新鮮なだけでは無く、飼育や加工もしっかりとされている証拠。 実際に刺身も炭焼もドリップは無く、変なクセも感じられない。 新鮮さを感じさせる食感も良く、食べていて楽しい。 ワインはリストにはかなり高級な銘柄なボトルのみ載っていますが、グラスではリーズナブルなものも多く提供されています。大型のアルゴンガスボンベを使ったコラヴァンで注がれている事もあり、品質管理も万全です。 次は機会があれば、ディナーでコースを頂いてみたいと思います。
2023/12訪問
1回
京都市役所近くの焼き鳥屋さんに約1年ぶりに訪問です。 高坂鶏や梶谷農園さんのハーブを使い、日本料理ベースのクオリティの高いコースは当初から素晴らしく、外国人客も以前から見られていましたが、この春にミシュランガイドに掲載された事もあって、認知も人気も上がっている様です。 コース内容や流れは以前と大きくは変わりませんが、焼きに関しては以前よりもメリハリをつけており、しっかりと焼くものはしっかり、優しく火入れするものは以前と同様にという感じ。 更によく食べる方も多いのか、横浜の1000の様に〆の選択肢が増えて焼きおにぎりやラーメンも用意されています。 最近は客層は外国人が大半という事も多い様ですが、逆に日本人は以前よりも同伴の方や居酒屋と勘違いしている様な方も多い様で残念。東京の有名店に比べてリーズナブルな点も目立っていた事も理由かと思いますが、価格はこの春から上げてコースも一種類のみになった様です。これで客層のコントロールも出来ると良いのですがドリンクの種類も絞っていった方が良いのかなとも思います。 スタッフは増えていますが、一部はあまり慣れていない様に見え、出来ればワインなどに詳しい方が入ってペアリングの提供をするなどクオリティを上げていかないとミシュランなどでの評価もこれ以上、上がりづらいかなとも感じました。 こちらも同様に焼き鳥屋として季節感を出しづらい難点は感じますが、今後もひとつひとつクオリティを維持しながら頑張っていってほしい。 場所柄、大衆感はありますが、今後も進化する余韻は感じられ、大きな変化が有れば、また機会を見ながら伺いたいと思います。 突出し おぼろ湯葉 じゅんさい お造り 砂肝 白肝 昆布締め 胸肉 タタキ 梶谷農園ハーブ ねぎま ささみ 梅肉 脛肉抱き身 柚子 丸オクラ 茶碗蒸し インカの目覚め グラノパダーノ つくね塩 筋膜 内腿 手羽元 醤油麹 生つくね ネギトロ巻き ホワイトコーン 皮 タレ 土鍋御飯 黒舞茸 西瓜 パイナップル 京都市役所からも程近い場所に約一年半ほど前に出来たばかりの焼き鳥屋さん。 地下の目立たない場所にも関わらず、徐々に人気が出てきている様です。 それもそのはず、数少ない貴重な高坂鶏を扱うお店で、カウンター10席程ですが、この日も満席。海外からのお客さんも居られ、女将が流暢な英語で対応されていました。 同じ高坂鶏を使っていても、結構、お店によって方向性や味わい、焼き方にも特徴が出て面白い。 こちらは生に近い食感や味わいを大切にされている様で、特に前半は優しい火入れでレアに近い。ささみもかなり柔らかく、ふわっとした食感。中盤に出てくるつくねも印象的で、中心は柔らかい生の様な仕上げ。最近はタレや卵につけているお店も多い中で、塩だけというのも自身の表れなのでしょう。 焼鳥はなかなか季節感を出しにくいですが、主人は日本料理店出身らしく、途中途中に入る料理も焼鳥屋らしさは残しながらも使う食材や仕上げにはセンスを感じさせる。 なかなか新規の仕入れは難しい梶谷農園さんのハーブやエディブルフラワー、さりげなくパテに使われているバゲットも風味もよく美味しいです。 更に〆は炊き込みご飯。出始めたばかりの筍が使われており、シンプルに塩や鶏の出汁の味わい、木の芽の香りも通常の焼鳥屋にはないワンランク上の上品さを感じる。 食後のデザートも旬のフルーツを出す感じも日本料理らしい感じ。 ドリンクはひと通り何でもある感じですが、ビールや焼酎などは年配の方が好む様な昔ながらのラインナップなのは若干、残念。この辺は客層の感じが現れているのだろう。その中でも古代米を使った日本酒や日本ワインなどもグラスで出されていたのはお店の食や味への拘りやセンスを感じさせる。 これまでは一回転のみの営業でしたが、徐々に週末から二部制での営業となる様です。まだまだ予約は取れますが、今後は人気ももっと出てくると思いますし、予約の取れる内にまた伺いたいと思います。 因みにソフトバンクの携帯だけは中継機があるものの繋がりにくいので注意です。代わりにUSENのフリーWiFiは使える様です。
2024/05訪問
2回
約3年ぶりに伺いましたが、色々と変化があって、進化も感じられました。 元々、リーズナブルな点が評価されていたお店でしたが、コース内容をシンプルにして軽く飲むのにも良いですが、追加串も色々とあり、よりフレキシブルになった感じ。 更に串を頂いて驚いたのが、以前とは焼き方や火入れの変化を感じられ、美味しくなっていたのが驚き。 表面はしっかりと焼かれているのに、中はジューシーでふっくらになった感じ。 一品料理もパテなど盛り合わせはちょっとお洒落で、それぞれのクオリティも高い。普通にワインを飲みながら頂きたい感じ。 ワインもリーズナブルな自然派ワインをボトルで出されているので、またゆっくり飲みに伺いたい。 相鉄線の平沼橋駅からも程近い住宅街にひっそりと佇む小さな焼き鳥専門店。 2018年秋のオープンですが、オープン当初はネット上にはgoogleや食べログなどをはじめ一切情報がない状態が一年ほど続き、まさに知る人ぞ知る隠れ家的な人気店となっていました。 今ではある程度認知度は上がり、リーズナブルに焼き鳥を楽しみたい方などが訪れていると思いますが、店主も奥様もネットなどには疎い様で相変わらずの穴場だと思います。 店主はお若いですが、元々、横浜では人気の老舗、だるまの出身。 日の出町駅前時代では無く移転後のお店の出身な様ですが、古い横浜の焼き鳥スタイルを守っている感じ。 寡黙に焼き台に向かって焼かれている姿はまさに老舗っぽい。 そこに奥様の緩いながらも色々と気がつく感じの温かい雰囲気のサービスがいい感じを出しています。 ドリンクは君島屋さんセレクトのリーズナブルながら季節にあった日本酒などのラインナップも豊富ですが、リーズナブルな自然派ワインの方も色々とボトルで在庫を持っており、自然派ワインと焼き鳥を合わせて頂くのも楽しい感じ。 またその内、ふらっと伺いたいと思います。
2023/03訪問
5回
鶴屋町の地葉さんに、ようやく初訪問。 ビル自体は昨年末に出来ていましたが、なかなかオープンされなかったので、タイミングを見ていたら、オープンから数ヶ月が経っていました。ビル自体は一際目立つ華やかなビルでしたが、数ヶ月たち周りの再開発も進んで来て、ちょっと埋もれ始めている感じは残念ですね。。 目立たない入口のエレベーターを上がると、ビルの中なのにエレベーターを降りると看板もない謎の扉。一見さんはその先に進むのには勇気がいるかもしれませんね。その奥にも空間があり、扉を開けると、ようやく店内へ。 結構、広く贅沢にスペースを取られた店内。カウンター以外にも個室とテーブル席も。 カウンター内の狭い焼き場が目の前に。地葉さんは、馬車道の地葉では無く、こちらで焼かれている様子。 宣伝などは殆どしてないにも関わらず、早い時間帯はカウンターは満席です。 料理はおまかせのみのコースのみ。 ストップするまで、次々と出てきますが、食べるペースも見ながら、焼くペースも調整してくれてます。 どの串も新鮮さと肉の食感がわかる様な絶妙な焼き加減。肉質の柔らかさや旨味を引き出している感じで、優しい味わいです。 結構本数はあり、希少部位を除いても十数本、希少部位も5、6種類は常にある様で、普通に行っても野菜を含めても二十数種類は頂ける様です。 他にも変わった部位は聞くと出してくれたりする様です。なかなか違いは判りづらいかもと話されていました。 一品料理や他の焼き物も色々で、焼き鳥よりもこちらでお腹がいっぱいになるかも。飽きないように口のリフレッシュには良いかもですね。ただ、フレッシュな野菜も少しあると、より良い気もします。 ドリンクは、日本酒もメニューに載らないものも。十四代なども置いていますが、地葉さんも綺麗すぎるものよりは、こっちの方が好きとの事。やっぱり和食には旨味が強いものの方が合うと思います。メニューも一新して、有名なものじゃなく、本当に飲んでもらいたい銘柄を推す感じにした方が良い気がします。 あとはワインも本格的なものが増えると良いですが、横浜は特に雰囲気だけで飲む客層が多そうなので難しいかもしれませんね。どの銘柄も焼き鳥に合う、合わないもありますが、あまり本格的なものが見当たらないのが残念。KENZO推しなのも里葉亭とも繋がりますが、名前だけのワインは、やっぱり時代遅れの感があります。安いものでもモダンで面白いワインは存在するので、ワインは一度、どこかのコンサルを入れても良い気がしました。 横浜の客層は求めてないかもしれませんが、関内の客層よりはフレキシブルだと思いますし、よりレベルアップするには必要な点だと感じました。
2019/09訪問
1回
若い店主が作る和食とワインのマリアージュ
2016/09訪問
1回
横浜福富町の老舗の焼き鳥専門店。 里葉亭や里葉亭系列のお店に伺うのは何年ぶりだろう。 以前は開店前に外で待っている方も見られたが、最近は平日は比較的、落ち着いている様子。 カウンター席も空きがあって、飛び込みの客もいる様。 横浜は新しい焼き鳥専門店も増えたし、その多くが1万円前後のおまかせコースを提供しており、古いスタイルの焼き鳥ではなく、アレンジを加えたモダンなスタイルが増えている印象です。里葉亭出身の1000の影響もあるかもしれませんが、1000には伺いたくても、予約が取れない若い客がSNS映えを意識して訪問しているケースが多いせいかもしれません。 里葉亭自体もクラシックな感じが多いながらも、高坂鶏を取り入れたり、トリュフもつかったりと変化が見られます。それでも古い横浜らしさは残っており、場所柄もあってか、客の年齢層は高め。 年明け後も関内や野毛周辺も客足は疎らで、今なら落ち着いて飲めるのもいい感じ。 店内はスタッフは多めだが、その分、よく気づいてくれる。お酒も好みを伝えて、おまかせすると、串に合わせて色々とタイミングよく出してくれる。 肝心の料理だが、焼き場は弟子に任せている感じ。 その分、通常の古いスタイルの串は美味しいが、高坂鶏は火が入りすぎて、固くパサつきを感じる。元々、固くなりやすい肉質で難しい事もあるが、レア気味な焼きが苦手な年配の客層に合わせているのかもしれない。 ひと通り、横浜のクラシックな焼き鳥を堪能したが、横浜駅前の離れの方よりも落ち着いているし、何年に一度くらいは訪れるのが丁度良いのかなと感じられた。 機会があれば、予約も取りやすいし、また伺います。 ハツ 生姜 手羽先 唐揚げ 和牛タン デミグラスソース 皮 高坂鶏 胸肉 銀杏 鴨 もろみ味噌 椎茸 白レバー 牛タン つくね ちょうちん トリュフ フライライス
2025/01訪問
1回
移転前の頃から、予約困難で数年先まで予約が埋まっていると話題だった薪鳥新神戸さんにようやくの訪問です。 週末は数回転の営業をされている様で、日中の時間帯での訪問です。 赤坂の裏通り、お店の入り口もビルの裏口という隠れ家的な造りで、驚かされますが、ビルに入って更に一段降りた勝手口をそのままお店の入り口にされているのも面白い。 初めて訪れる方は、知らないと相当困惑されるでしょう。 店内に入るとゆったり目に造られたカウンター席。各席の間隔は固定の様で脇には携帯がワイヤレス充電できる様な置き場が設置されて、細かいところまで、配慮されている。 ドリンクメニューはウェブにアクセスしてという感じですが、一部の携帯は電波が入りにくい様で、WiFiも公開されています。 客が揃うとコースがスタートしますが、入店時から薪火を起こして、目の前の焼き台の準備をされていて、その火を見るだけでも気分も上がります。 最初は高原比内地鶏の腿から。 表面の照り具合も炭火で焼いた現代的な焼き鳥とは異なりますが、煙や薪の香りが移り、その香ばしさが肉の食感や旨みとも相まって、焼き鳥の新しい世界を感じさせてくれます。 薪火を使ったお店は他のジャンルも含めて、数年前から都内や国内でも一気に増えましたが、ここまでダイレクトに薪火の効果を感じられるお店は少ないと思います。 そういう意味でも一気にその世界観に引き込まれていきます。 スタッフが多いからこそ、出来ることというのもあると思いますが、この席数分の料理を一度に仕上げられていくのは、通常の焼き鳥の焼き台では難しいでしょう。広さもあり、高さも使える薪火の台は、自由度も広がるのでしょう。 唯一の難点は焼いている間は大将が客席に背中を向けた状態になる事。 薪火の台は、どこのお店でも壁に向かって配置されており、難しいのだとは思いますが、正面に向かえる形が作れたら、また新しい進化を迎えそうとも感じました。 薪火は火入れに時間が掛かるものが多いのか、比較的、合間に串以外の一品が挟まれます。時間調整だけではなく、季節が感じられにくく、変化が少ない焼き鳥のコースでは、良いアクセントにもなりますし、そのクオリティにも驚かされます。 ワインとの相性も考えられていて、甘みや旨み、食感を活かした仕立ては流石。自家製のハリッサもマイルドに仕上げられていて、トータルでの味わいも面白い。 焼き鳥専門店では珍しいグラスワインの豊富さも嬉しいところ。変に高級銘柄に偏っておらず、ドライすぎない厚みのある味わいのものが多く選ばれている様。 厳密なペアリングではありませんが、最初にお願いするとこちらのペースを見ながら、色々なものを出して頂けます。 現在の疋田大将は年内で卒業。来年には独立予定とのことで、ギリギリのタイミングで、伺えたのは有り難い。 こちらの次の予約を入れるとなると、やはり約2年も先になるとのこと。新しい体制で、どういう進化が見られるかは未知数ですが、それでも予約困難な状況が続くのは凄い事だと思います。 なかなか難しいとは思いますが、疋田さんの新しいお店にも出来るだけ早くお伺いしたいものです。 高原比内地鶏 腿 鶏焼売 鰹出汁 長州鶏 レバー マッシュルーム ささみ鶏ぶし 長州鶏 はつ 高原比内地鶏 ふりそで ハリッサ 茶碗蒸し 芹 下腿 赤茄子 大葉 トースト 鶏胸肉のリエット 海老芋 柚子味噌 ソリ オビ 手羽 ねぎま 柿 白和え そぼろ御飯 卵かけごはん シャインマスカット飴 生キャラメル