5回
2024/08 訪問
蒲焼きだけじゃない 鰻の魅力を最大限に引き出すお店
『鰻英』さんでの土用の丑の日はもう3年連続になる(今年は仕事休みの関係で丑の日当日には来れてませんが…)
ゆっくり懐石もいいけど今回はお昼に軽めのコース
【炭焼鰻の蒲焼・白焼・醤油と鉄釜で炊くご飯】で
このコースでも うざく 白焼き しょうゆ焼き と充分鰻は味わえる
もちろん予約して伺った
日曜日のお昼 営業開始10分前くらいに着き車で待っていようと思ったら お店の人が出てきて「中でお待ちください」と入れてもらえた(暑い日だったので嬉しい気遣い)
元々こちらのお店を初められた〝中田英寿“似の店主は東京にもお店を出店したからそちらに行ってしまったんでしょうね?この日もいらっしゃいませんでした
さてコース料理スタートです
懐石くらいだとペアリングした方が絶対オススメですけどプチコースだとペアリング楽しめるほどの料理の種類はないので今回はペアリング無しで
▪️うさく…季節のフルーツシャインマスカット に土佐酢のジュレ 酢漬けのきゅうり うざくのベースに季節の添え物がこちらの鉄板 一口うなぎを口にすると「美味っ!」そして「コレコレ!」
これぞ鰻英のうなぎ 皮がしっかりパリパリなのになんで身がこんなにしっとりふんわりしているのか理解できない
▪️白焼き 添え物万願寺とうがらし ひとつはわさびで一つは塩でいただきます(以前は鰻の骨から作った魚醤があったけど変わったみたい)
白焼きは変わらず下処理が徹底されてるのでしょう 嫌な臭みなど何も無くうなぎの旨味が最大限に引き出されていて美味!
▪️鉄釜ご飯…南部鉄器で焚かれたご飯 これも鰻英さんでのお楽しみのひとつ タイミング的に白焼きよりも前に出てくると嬉しいのだけど
炊き上がったご飯はまず表面のひとすくいをお椀によそってもらえるんだけと 艶々に米粒が立って超美味 ご飯だけで感動
▪️味噌汁◦香の物•海苔…美味しいご飯が進む湯葉の入ったお味噌汁と漬物 味変にと出された海苔もそんじょそこらの海苔ではない事は食べてみたらわかる
▪️しょうゆ焼き…前回も感じたけど醤油焼きと言っても溜まり醤油のような主張が強い醤油な感じではないです(個人的には魚醤でいただく白焼きを食べたかった ていうのが正直なとこ)
白焼きが好きなので白焼き多めか焼きは白焼きかしょうゆ焼きか選べるコースがあったらいいのにな…(´-`).。oO
▪️柚子のシャーベット…締めのデザートです
柚子のピールかなり入っていて凄い柚子感に柚子好きの相方絶賛!
最後まで満足させていただきました
2人分で17000円
支払い今回はカードで
ごちそうさまでした(^人^)
庭も綺麗に手入れされた趣のある古民家
店舗入り口
店内
店内
メニュー
飲み物メニュー
うざく
鰻の白焼き
南部鉄器で炊かれたご飯
お味噌汁と香の物
ご飯の味変にと 海苔
鰻の醤油焼き
柚子シャーベット
2024/08/20 更新
2023/07 訪問
鰻の概念が変わる『鰻英』
前年の丑の日に続き 今年の丑の日も『鰻英』さん
ただ最近白焼きにハマっているので今回は「鰻英懐石」ではなく
炭火鰻の白焼・醤油焼と鉄釜で炊くご飯コース@8500×2
ティーペアリング3種@2000×2
にしてみた 今回も食べログから予約です
3回目の訪店で初めて中田英寿さん不在でした(^^;)
…ご多忙なのでしょうね
お店のスタッフの方々の感じはとても良いのですが ペアリングとかエンタメ的にはパフォーマンス落ちるかな… と言うのが正直な感想
それでも料理長が変わるわけではないので「鰻英」堪能させていただきました
炭火鰻の白焼・醤油焼と鉄釜で炊くご飯コース
開演
◦
◦
◦
うざく
一重にうざくと言っても こちらは季節ごとに趣向の凝ったものになっています 今回は夏らしくスイカときゅうりと一緒に酢のジュレでいただきます やはりここの焼きは別格!きゅうりやスイカにジュレを絡ませて普通のうざくとは一線を画す
某名店で添え物的に出てきたうざくに残念な気持ちになってたので改めてこちらの鰻料理一品一品への真摯な姿勢に嬉しくなりました
そして最初のペアリングは
「葡萄果皮 KAHI 」というノンアルコール
葡萄の皮を醗酵させ そこからアルコールを抜いて更に果汁を加えたワイン風味の醗酵飲料
甘さも控え目で口当たりも良く料理にも合います
白焼き
つける魚醤は鰻の骨からとったもので 芳醇な風味が未知の味 もちろん美味しい
ペアリングが緑茶の入ったほうじ茶
白焼きはとても丁寧に焼かれて下処理が徹底されてるのでしょう 嫌な臭みなど何も無くうなぎの旨味が最大限に引き出されている
醤油焼
鰻って蒲焼きが代名詞かなって思うけど最近白焼きにハマってる理由 鰻という魚自体の美味しさに気づいたという事(良い鰻を高度にさばける店に限った話)白焼きは普通にあるけど醤油焼きって珍しいですよね? 実際初めていただきました 感想として 醤油焼きと言っても溜まり醤油のような主張が強い醤油な感じではなく こちらの鰻の素材の良さを1番引き立てている料理かもしれません(個人的には魚醤でいただく白焼きの方をたくさん食べたかった ていうのが正直なとこ)
メインを白焼きとするか醤油焼きとするかの選択ができたらMORE GOOD
香の物 汁物
南部鉄器で焚き上げられた佐賀県産『夢しずく』
このご飯の美味しさ 米だけでもイケます
最後のペアリング レモンジンジャー
紅茶ベースな飲料
そして甘味にシャインマスカット
びっくりする程の甘さ 食後にペアリングで口の中をさっぱりとリセット
2人で21000円
以前はPayPay使えたけど使えなくなっていて今回はクレジット決済
ごちそうさまでした(^人^)
館内から望む庭園
お香が香る和モダンの落ち着いた店内
メニュー
メニュー
うざく
ペアリング
鰻の白焼き
ペアリング 緑茶入りほうじ茶
南部鉄器で焚き上げたご飯
汁物
香の物
鰻の醤油焼き
ペアリング レモンジンジャー
甘味 シャインマスカット
2023/08/01 更新
2022/12 訪問
目から鱗の新しい鰻料理
前回 土用の丑の日に 冬の鰻は最高との話を聞き
是非ともそれを味わいたいと相方のリクエストにお応えして 相方happy birthday記念に鰻英さん再訪
(今回も食べログから予約)
今回も鰻英懐石のコースにティーペアリングで
世情を反映して お値段は少し上がっていましたが
それ以上の満足を提供していただきました
夏場に伺った際にも充分過ぎる程美味しかった鰻が
更にそれを超える美味しさ
あまりの美味しさに食べる前に写真を撮り忘れたりな失態を何度も(^_^;)
今回は食べることに集中しすぎて料理の内容メモがほとんど無し(苦笑)
前回も感じたことだが鰻懐石もペアリングも
ここ鰻英さんでしか味わえない
正に 唯一無二
遠方からのお客さんが多いのも納得です
帰り間際には誕生日の相方にお土産までいただき
美味しい料理と合わせてとても素晴らしい誕生日祝いとなりました。
次回訪問が楽しみでしかありません
2人で37000円
PayPay使えます♪
ごちそうさまでした(^人^)
メニュー
karma cola
うざく
カールユング リースリング
水明館 飛騨の初花 完熟リンゴジュース
ピエール ゼロ シャルドネ(ノンアル)
スペシャリテ 鰻と豆乳チーズのはるまき
フィーバーツリー プレミアム ジンジャーエール
コーラルブルー プレミアムジンジャーエール
2023/02/20 更新
2022/07 訪問
唯一無二の鰻屋さん 鰻屋の常識を『ぶっ壊す』
この日のディナーは私のリクエスト
鰻にあまり魅力を感じない相方に ここの鰻は普通の鰻とは違うから と口説いて決定
土用の丑の日で鰻屋という事で念のため予約しておいた(ネット予約可能)
予約してから知った事だけど、こちらは以前 イタリアンをしてみえた中田屋さんが方針を大転換して初められたお店
鰻屋さんの常識を覆す 固定概念にとらわれない全く新しい鰻料理に期待
お店は古民家をリノベした和モダンな空間で
一枚板の立派なテーブルの片側だけに椅子が並ぶ不思議な配置
これはテーブルをカウンターに見立て エンターテイメントを展開するためのもの
予約したのは
鰻英懐石@12000外
そこにペアリングをオススメされ 車で来店なので
アルコール飲めないためteaペアリング@15000外に
このペアリングというのは料理に合ったドリンクを提案してくれるというもの
結果として、ペアリング付けてよかった というより
絶対付けないと勿体無いです
以下、料理とペアリングされたドリンク
•鰻ざく と ザクロのノンアルコール
•白焼 海老味噌 万願寺唐辛子 と 玄米ほうじ茶
•茶そばに鴨 と 赤ワインのノンアルコール
•スペシャリテ 信田巻き と よもぎ茶
•ハモの万願寺とうがらしすり流し と シャルドネ
•鰻の鍋 と ジンジャーエール
•鰻の釜飯(米は佐賀県産 夢しずく)
•わらび餅 黒蜜きな粉
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いきなり最初の料理 鰻ざくから衝撃を受ける
自分の知っている鰻ではない!
白焼きでタレの味でごまかしのきかない料理だけにそれがより一層際立つ
全く臭みのない鰻の旨味 皮はパリッと焼きあがっているのに全く焦げついた感はなく、皮がこれだけしっかり焼かれているのに身はふんわりジューシーな状態 どうやったらこんなふうに焼けるんだろ?
明らかに過去に食べた事のある鰻とは一線を画す
そしてペアリングされるドリンクが料理を更に引き立てる こうゆうのは初めてだけど美味しい料理だけでなくエンターテイメントとしても終始楽しませていただいた
ほうじ茶、よもぎ茶、柚香るジンジャーエール
こちらは香りにもこだわってみえるんだな と感じる
それぞれの素材の良さを最大限に活かしている
鍋は本来2人の懐石には付かないらしいけど
この日は懐石のお客が多くその流れで特別にいただけた♪生姜の効いた出汁にクレソン、ハスイモと意外性と珍しさの食材 そこに湯葉と白焼 実に味わい深い
これにペアリングされたジンジャーエール(相方曰くこの日最高のペアリング)柚が香る濃厚なジンジャーが料理を引き立てる◎
そして釜飯 『佐賀県産の夢しずく』という素晴らしいお米を南部鉄器で炊き上げる
釜飯と書いたが 材料と一緒に炊き込むのではなく実際は白米で炊いたご飯の上に鰻、枝豆、とうもろこしを乗せて混ぜた混ぜご飯
こちらのお店独特のタレを薄くつけられた鰻はもちろん美味しいのだが それを追い越してくる程の米の美味さ!今までに食べたお米の中で一番ですね
極論 『この米と鰻だけあれば それで良い』
そんな風に思える美味しさ
語彙力無いんで伝えきれないが とにかく今までに持っていた鰻料理の固定概念はぶっ壊されました
夏バテ気味で弱ってたので 元気をつけようと伺ったこの日 店主の言葉『この時期はね 鰻も疲れてるんです 冬の鰻が1番』なんだとか
そうなのか 鰻が1番美味しいシーズンに是非また来たい
それを励みにガンバロー
2人で33000円 カード払い
ごちそうさまでした(^人^)
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
趣ある一軒家レストラン
英と書いて『はなぶさ』と読みます
席から見える庭園
古民家をリノベした和モダンな店内
メニューはシンプル
カウンターの様な長机でエンターテイメントを愉しむ
鰻ざく
ペアリング:ザクロソーダ
白焼(自家製海老味噌•万願寺唐辛子)
ペアリング:加賀玄米ほうじ茶
茶蕎麦に鴨
ペアリング:ノンアルコール赤ワイン
スペシャリテ
ペアリング:ヨモギ茶
ハモの万願寺唐辛子すり流し
ペアリング:シャルドネ
鰻鍋
鰻鍋(クレソン•ハスイモ•湯葉)
佐賀県産夢しずくを南部鉄器で炊く混ぜご飯
薄味のタレで鰻本来の味が際立つ
ペアリング:ジンジャーエール
黒蜜きな粉のわらび餅
2022/12/14 更新
もう4年連続になるのか?今回は土用の丑の日ではないけどこの時期には必ず伺いたくなるのがこちらのお店
店名の表記が変わったのは経営者が変わったから?まぁ我々としては提供される味に変わりなければ問題ない
今回ネット予約ができなかったので相方が電話で予約 こちらのお店は外に行列ができるとかそうゆう類のお店ではなく席数より余裕を持って丁寧にお客さんをもてなすスタイル
時間になって伺ってみても先客は2組
雑踏もなくとても静かな空間 普通の鰻屋さんとの価格帯の差とかもあるのだろうがこの落ち着いた雰囲気の中で料理をいただけるのがいい
以前は良くも悪くも圧倒的存在感の店主?によるおもてなしパフォーマンスがお店のカラーだったけどそれも変わった感じ(料理は変わらないなら問題無し)
予約したコースは「炭火鰻の白焼・醤油焼と鉄
釜で炊くご飯」
こちらで絶対いただきたい〝白焼き”と〝鉄釜で炊くご飯”を網羅したものは現状これしかない
(単品で白焼きと鉄釜薪ご飯の両方が頼めたらもっと頻繁に来るかも)
食前にノンアルとお茶を頼みしばし待つ
料理着膳
▪️うざく
こちらのうざくは当初から基本変わること無く四季折々 季節のフルーツと 土佐酢のジュレが定番 この日はスイカでした
初めて伺った際 このうざくで悶絶したのはいまだに記憶に鮮明に残っている ”パリふわ”て一言で表現するのは簡単だけど 物理的にこんなことあるのか?ってくらい皮が完全にパリパリなのに身がが本当にフワフワ 鰻の焼きに関しては最初から最後までこの感動が続く
▪️鰻 白焼き
添えられているのは万願寺とうがらし
山葵と魚醤 好みでいただきます
こちら2切れだけなのですがこの後の醤油焼き(4切れ)との比率が逆とか選べたらもっと良き
鰻自体の味を堪能できる他では味わえない最高の一品です
▪️高山〝大のや”の味噌を使った味噌汁と柚子大根
合わせ味噌 極上の味噌汁◎
東海地区民として個人的に味噌汁は赤だし派ですがこちらのあわせ味噌の味噌汁の優しく深みのある味わいは素晴らしく美味
▪️南部鉄器で炊いたご飯
鉄釜で焚かれることによって米の美味さを最大限に教えてくれる 個人的好みが合うこともあるがやや固めに米粒1つ1つが際立ち米だけで美味い これもこちらのお店に通い続ける理由のひとつ
▪️鰻醤油焼き•有明の海苔
鰻って蒲焼きのイメージしかないけど こちらで鰻をいただくと鰻という魚自体の美味しさを再発見させられる 個人的は白焼きと醤油焼きの比率が逆なら言うことなし
▪️デザート
バニラにきな粉まぶし
料理のスペシャル感からすると普通
2人で18400円
支払い 現金かクレジット
今年も美味しく素敵なひと時をありがとう
ごちそうさまでした(^人^)