ゆうじ88さんが投稿した上海湯包小館 BINO栄店(愛知/栄)の口コミ詳細

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ゆうじ88が訪問したレストラン、と名付けて頂きました

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上海湯包小館 BINO栄店栄(名古屋)、栄町、久屋大通/小籠包、中華料理

2

  • 昼の点数:5.0

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2024/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

冒頭から断わっておくが、今回は特別な食事会での話であり、頂いた全ての料理は普段はお店では提供していない、という事を承知してほしい。


私は還暦を迎え、勤め先でも定年を迎えた。

それを私の6人の子供達が祝ってくれる、という。

それならば… と、私がリクエストしたのが今回の食事会だった。


懇意にさせて頂いている中国料理店「菜の花」のオーナーシェフ・加藤さんの紹介で、店舗をチェーン展開している「上海湯包小館」の、その全ての店舗の総料理長・関シェフの、普段は提供されない特別な料理を頂ける機会を得たが、その食事会を、私への祝いの席にして欲しい、と。

それにスペシャルゲストとして、私と27年もの間 夫婦生活を営み、6人の子供達を育んでくれた前妻も是非誘って欲しい、と言ったところ、喜んで参加させてもらいます、との朗報も嬉しかった。

(前妻が参加する事は今の妻も「勿論そうしてあげて」と快く承知してくれた。心の広い妻にも感謝だ)


乾杯は還暦にちなみ、モエ&シャンドンのロゼで。

第1子である長男の発声で高々とグラスを掲げた。

そして楽しみにしていた関シェフの美食会もスタートだ。


先ずは前菜から。

ヴァリエの1品1品のクオリティが高く、この先の料理への期待が高まる内容だ。

ホタテ貝柱のソースは雲白肉のようなニンニクの効いた味わいだが、甘やかなホタテ貝柱の素材の良さを引き立てる。

クラゲは「こんなに細いのは初めてかも…」と、食感に配慮したものだ。


スープが提供された。

金華ハムで取った出汁が、更に干し貝柱を加える事で、鶏ガラとは別物の深みをもたらしている。

吉切鮫の尾鰭のフカヒレが備えられた器に注がれる。

この料理に言葉は要らない。

ただただ ひたすらに最高峰の美味を味わおう。


シェフがご挨拶と共に大皿を持ってきてプレゼンテーションして頂いたのが、この日 私が最も感銘を受けた料理の食材だった。

(余談だが、関シェフはとても素敵な人で、外見的にも俳優の市村正親さんにとても良く似ているナイスガイだった)


その関シェフが抱えていたのが、最高級クラスの黒毛和牛の、ほぼ生に見える細切りだ。

それを私達の目の前で、熱々なソースと共に 先程プレゼンテーションされた肉と青椒を和えている。

銘々に取り分けられたものを口にすると どうだ!

黒毛和牛の良質な旨味、柔らかさを損なわない為の青椒肉絲という料理の最良の提供方法が「まさにこれだ!」と気付かされた。

「目から鱗が落ちる」とは正にこんな事をいうのだろう。


鮑のグラタン風も。

程よいサイズの蝦夷鮑を、グラタンと言っても火の入れ方からそう呼んでいると思われた内容は、鮑の肝をベースにしたベシャメルっぽいソースと相まって、鮑の美味しさを引き立てる。

殻の周りのクランチの食感も楽しい一品だ。


そして第2の驚きが提供される事に。

北京ダックがプレゼンテーションされた。

焼きたての北京ダックを 目の前で皮の部分だけを削ぎ取り…という お馴染みの作業を行って頂いたが、
なんと関シェフは それをあらかじめ別皿に用意してあった寿司シャリに乗せ、ソースを添えてサーヴしてくれた。

最初は その想像力に圧倒されてしまったが、冷静に食べると「なるほど!」と、またしても「関ワールド」に引き込まれて行く。

見事な北京ダックは勿論 通常の包(パオ)でも食べさせて頂いたが、やはり「寿司シャリで北京ダックを…」というインパクトは強烈だった。


関ワールドの素晴らしい世界は まだまだ広がって行く。

蒸籠が2つ運ばれてきた。

1つは小籠湯包と焼売が。もう1つは椎茸が丸ごと入っている。

「この椎茸はなんだろう?…まさかこのまま?」と思案しながら箸に取り、裏側をみても椎茸だ。

香りも良い…… 良いが、椎茸の香りではない。

すると いたずらっぽい笑顔をたたえた関シェフが登場し、この料理説明があったが「どうぞ。そのまま召し上がってください」とだけ。

すると またしても「関マジック」が炸裂した!

なんと、この どこから見ても椎茸そのものが、そのまま饅頭になっていたのだ!

しかも良い香りは同じ類いの茸が内包されていたことによってもたらされていた。

トリュフだ!

なんとまぁ遊び心に溢れた1品だろう。


冒頭の話から、「菜の花」の加藤さんには
「関シェフは本当に凄いシェフなんです。しかし現職では どうしてもデスクワークも含め、料理人としての力を発揮する機会が無いのがストレスのようで、どなたか自分の料理を食べてもらえる人を紹介して欲しい、と頼まれていたんです」
ということで、私に白羽の矢が向けられた経緯が。

そんな関シェフが、ようやく御自身の実力を発揮する機会を得た結果が、私のような者が この日の素晴らしい料理の数々を堪能することができる光栄にあやかれた訳なのだ。


お祝いの席なので、と伊勢海老の料理も。

素材の素晴らしさ、ソースの素晴らしさ……。

もう私の稚拙な言葉など不要だろう。
「美味しい!」が確定された1品に、家族皆が大満足だ。


最後の麺料理は3種類から選べるようにして頂いた。

これがまた悩ましい…。その3種類、全てたべてみたいと思わずにはいられない。

そんな私の心の中を見抜くように、「お父さんにも少し味わわせてあげるね」と子供達。

私が選んだ「汁無し担々麺」は勿論、「醤油チャーシュー麺」「鶏塩ラーメン」全てが美味しかった。


デザートには杏仁豆腐と桃饅頭が。

桃饅頭は中国ではお祝いに食べるのだ。

こんなところにも関シェフの思いやりが溢れている。


素晴らしい1日になった。

忘れる事など決してないだろう。

関シェフ、スタッフの皆様、ご紹介頂いた加藤さん、この日の為に遠方に居住しているにも関わらず わざわざ集まってくれた子供達、そして その自慢の子供達を共に育み、私のような者を長きに渡り支えて、一緒に歩いてくれた、でも幸せにはしてあげられなかった 大好きだった前の妻……。


全ての人に感謝申し上げます。


ありがとうございました。

  • 先ずはモエ&シャンドンのロゼ・シャンパーニュで乾杯だ。

  • 卓上の設え。

  • 茗荷の酢漬けやナッツは途中の口直し等に…と。

  • 前菜は盛り合わせで。

  • こんなに食感を活かす為の細いクラゲは初めてだった。

  • シャンパーニュの後は紹興酒をロックで。

  • スープが提供された。

  • 金華ハムをベースにしたフカヒレと干し貝柱のスープだ。

  • 赤酢を別添えで。「スープの途中の味変に…」と勧められた。

  • これが この日の「目から鱗」の、最初の料理だ!

  • 客前でのプレゼンテーションで限りなく生に近いレアな牛肉に熱々のソースと青椒(中国語でピーマンの事)を加える。

  • こうする事で、今まで食べた事がない青椒肉絲ができあがる。

  • プレゼンテーションした後は、それぞれに盛り付けてくれる。

  • これ程美味しい青椒肉絲には出会った事がない。

  • 鮑のグラタン風。

  • 程よいサイズの蝦夷鮑の旨味を閉じ込めた技法だ。

  • 北京ダックがプレゼンテーションされた。これを……

  • やはり客前で捌くのだが……

  • 北京ダックの横の皿には包(パオ)ではなく……

  • なんと! 寿司シャリの上に乗せてしまった!

  • 北京ダックをパオではなく寿司シャリで味わうのだ。

  • 寿司だけではなく、本来の本格的な食べ方でも。

  • コチラも勿論素晴らしい!

  • 蒸籠が運ばれてきた。

  • 蓋を開けると小籠湯包と焼売が。

  • 点心が美味しいのは前回の訪問で了承済みだが……

  • もう1つの蒸籠を開けると中には椎茸が。

  • この椎茸丸ごとを食べるのだろうか?……

  • 手触りまで椎茸そのものだが、なんだか香りが……

  • 驚く事に これも点心(饅頭)だった! しかも良い香りは一緒に仕込まれたトリュフのものだ。

  • 伊勢海老の料理も。

  • 伊勢海老のチリソースだ。

  • これがこの日のメイン料理だった。

  • デザートの前の麺料理は3種類から選べるようにして頂いた。

  • 私が選んだ「汁無し担々麺」。

  • 思ったよりも優しい味わいに、コース料理の最後を意識した心遣いを感じた。

  • 麺リフト。

  • コチラは「醤油チャーシュー麺」。

  • 白髪葱とチャーシューのみのシンプルさが麺とスープの美味しさを際立たせていた。

  • コチラは「鶏塩ラーメン」。

  • 澄みきったスープなのだが、鶏の旨味が凝縮され、とても美味しい。

  • デザートには杏仁豆腐と桃饅頭が。

  • 中国ではお祝いに食べるので、ここでも気遣いを感じた。

  • 最後に私達の家族の集合写真を撮ってもらった。一生の宝物だ。

2024/09/21 更新

1回目

2024/09 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

私が懇意にさせて頂いている中国料理店「菜の花」のオーナーシェフ・加藤さんの紹介で、コチラのチェーン店の総料理長を努める関シェフが、コチラのお店のグランドメニューではない、いわゆる関シェフ自身が「本当に作りたい料理」を食べさせて頂く、という機会を作ってもらう事になった。

今からどんな料理を食べさせてくれるのか とても楽しみだが、その席は私の還暦を家族がお祝いしてくれる、という位置付けになっている。

ならば…と、私が関シェフに無理をお願いし、還暦にちなんで「赤」ならぬ「ロゼ」のシャンパーニュで乾杯したかった。

そのシャンパーニュを予め冷やしてもらうために預けに来たのが 当日の会場となる場所の下見を兼ねていた事が、この日コチラでランチを頂く最大の理由だった。


ランチの時間帯に伺ったが、コチラのお店はとても繁盛しているようで、ウェイティングボードにはびっしりと名前が記載され、それが一通り落ち着いたタイミングだったのが幸いし、さほど待つ事なく席へと案内してもらった。

入り口付近に掲載されているメニューを待っている間に眺めていたので、オーダーはすぐにお願いした。

私がセットメニューを。妻がランチメニューだ。

私のはメイン料理とサイド料理2品が選べるもので、メイン料理は海老チャーハン、サイド料理は油淋鶏と麻婆豆腐にした。

妻はメイン料理を五目バリそばにして、サイド料理の小籠湯包は基本の3個に、私も食べられるように追加であと2個を加わえ、デザートは杏仁豆腐に。

もちろんビールも忘れる訳が無い。


そのビールを飲みながら待っていると、最初に小籠湯包が運ばれてきた。

卓上にある食べ方の指南書に習い、細かく刻まれた生姜の入った小皿に卓上の黒酢と醤油を自分好みにブレンドし、その付けダレに浸した小籠湯包を レンゲを使って食べるのだ。

以前、コチラの別店舗で厨房内で包(パオ)を手打ちで伸ばし、餡を包んでいる光景をガラス越しに拝見したことがあったが、なるほど さすがに美味しい訳だ。

このクオリティはチェーン展開している店舗では なかなかお目にかかれない。


妻の五目バリそばが運ばれてきた。

麺は太目の物を使用し、かなりしっかり揚げてある。

五目、というよりは七目も八目もありそうな具沢山の餡をたっぷりと乗せ、食べ応えも美味しさも十分満足だ。


私のメイン料理の海老チャーハンよりも先に サイドメニューの油淋鶏と麻婆豆腐が。


この油淋鶏はいい!

鶏肉は米粉を使って揚げたのかな…と、思えるような ザクッとした食感があり、そこに直接ソースをかけてしまうと、せっかくの食感が台無しになりそうだが、それを意識してだろう、ソースは別添えにしてある。

そうする事で、いつでも美味しいままの状態が保たれる。


麻婆豆腐は 最初の1口目はさほど辛さを感じなかったが、しばらくすると辛味が追いかけてくる。

そのまま食べても勿論だが、ご飯と一緒に食べたくなるような美味しい麻婆豆腐だ。


やがて海老チャーハンがサイドスープと一緒に提供された。

この海老チャーハン、機械が作ったか、あるいは熟年の調理師が作ったか、判断しかねる程のパラパラ感のチャーハンだ。

味は私の嗜好を判断材料にすると やや薄味に思えるが、それがパラパラ感と併せ持って「品が良い」という印象を与えてくれる。

これが脂分が多かったり、味が塩味辛いようだと、いわゆる「野暮な味」になってしまうだろう。


総じて満足できる、とても良いお店だった。

そして この内容とは別物の料理を楽しめる関シェフの料理がとても楽しみになった。

  • お店の入り口。

  • 卓上の調味料など。

  • ランチのメニュー。

  • セットメニュー。

  • 小籠湯包の食べ方。

  • 先ずはビールを。

  • 小籠湯包。

  • たっぷりのスープを含んだ美味しい小籠包だ。

  • それを生姜の細切りの入った小皿に醤油と黒酢を注いで頂く。

  • 妻が選んだ「五目バリそばセット」。

  • 麺は極太の物をパリパリになるまで揚げてある。

  • 私が選んだランチメニューの「油淋鶏」。

  • 米粉を使ったのかな?… ザクッとした食感を活かす為、ソースは別添えにしてある。

  • コチラも私の選んだランチメニューの「麻婆豆腐」。

  • あまり辛くないじゃ… いや、後から辛味が追いかけてきた。

  • 私の選んだランチメニューのメイン「海老チャーハン」。

  • パラパラに仕上がったご飯は上品な薄味だった。

  • チャーハンのスープ。

  • 妻の選んだデザート「杏仁豆腐」。

2024/09/15 更新

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