「うどん」で検索しました。
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そう思っていた。 いろんなお店を巡り、いろんな美味しいうどんにも出逢えた。 しかし私の中では コチラほどの美味しいうどんには とうとう出逢えなかった。 もとい! コチラが一番美味しいと思っていたのだ。 それを覆すお店はなかった、ということだ。 「手打ちうどん 風月」さん。 私が勤務していた一番最寄りのお店でもあるコチラで頂いた「かしわ天ぷら」。 それに合わせた麺とつゆ。 それら三位一体が織り成す味わいは、「うどん県」を自認する香川県での中でも頭1つ抜けた存在だというのが、この出張期間中に24軒のうどん店を巡った私の出した結論だ。 翌日は朝早くからの電車に乗る私。 最後の日は一番思い入れのあるお店で……と決めていた。 そのランチはコチラで頂くうどんにしたかった。 約半年程前に、妻との結婚記念日の旅行先に選んで、同じように高松を離れ神戸に向かう船旅の前に頂いた「かしわ天うどん」。 その時の美味しさを忘れる筈がない。 しかし 贔屓目に見ていた訳ではなく、本当にコチラを凌駕するお店、味わいに とうとう出逢えなかっただけのことだ。 朝のお店の開店時間よりも15分程前に到着した。 狭い路地に面しているが、人は…… いました。 お店の扉の前に、若い女性の観光客と思われる2人が。 小雨模様の空を見上げながら、ギリギリ軒下で待つことになる。 やがてその人数は徐々に増え、開店時間には約10名が並んでいた。 席はカウンターの奥側から詰めて座るシステムで、お品書きは そこに貼り出された物と、ちょうどこの日のように「きまぐれうどん」のような内容もあるようで、私は「かしわ天ぷら」も含まれたこのメニューをお願いした。 先に記載させて頂くが、私の印象としてクイックサービス、安価な商品を求めるならセルフのお店で。 より美味しいうどんを食べたいなら、時間をかけてもコチラのような一杯一杯を丁寧に仕上げてくれるお店を利用するべきだ、との結論に達した。 その「時間をかけてでも食べたい美味しいうどん」が着丼した。 先ずはしばし見惚れてしまった。 その艶やかな麺の美しさといったらどうだ! このピカピカに輝いている麺につゆをぶっかける事が悪魔的な所業に思える程だ。 そのつゆを よく馴染ませてから麺を啜る。 天ぷらの纏った油分がつゆに染みて、つゆが天ぷらに染みて…。 もう えも言われない旨さだ。 更にかしわ天ぷらに箸を伸ばす。 様々なお店で様々な天ぷらを頂いたが、コチラのかしわ天ぷらより美味しいお店にはとうとう出逢えなかった。 微かに香る胡麻の風味。 揚げたての天ぷらは程よいサイズなれど、ひとくちで頬張ると火傷しそうになるのは注意が必要だ。 あぁ、これ程美味しい讃岐うどんに出逢ってしまった私。 明日からの地元の生活で、果たして讃岐うどんを食べて美味しいと思えるのだろうか……。 そんな心配をしなければならない程、「うどん県・香川県」のうどんは全て良かった。 その集大成として選んだ「風月」さん。 ありがとうございました。 また1つ、素晴らしい思い出が増えました……。 結婚記念日に四国・高松に来た旅も、この日は昼過ぎから神戸までの移動日。 午前中に市内の名勝「栗林公園」を散策し、フェリーに乗船する前の最後の昼食に妻と共にコチラに伺った。 妻は今回の旅で未だに本場の讃岐うどんを一度も食べていない。 最初で最後の讃岐うどんのお店にはコチラにした。 セルフのお店とは違い、お店の人が最後まで調理してくれる物を頂くお店だ。 妻には「きちんとした」とまでは言わないが、そのように丁寧に作ってもらえるお店の物を食べてみて欲しかった。 開店時間の5分前にお店に着いたが、行列はしていない。 ちょっと以外に思ったが、なんとお店の好意で早めに店内に入れてもらえた人達が既に6名いらっしゃった。 私達が席につくと、ほぼ満席に近い。ラッキーだった。 メニューを拝見する。 諸兄のレビューによると とり天が人気のようだが、私は最初は純粋にうどんと出汁だけを味わいたいので、妻は「ざるうどん」を、私は「ぶっかけうどん」を選び、別皿で「とり天」を注文した。 やはり人気のとり天を試してみたかったから、妻とシェアすることにしたのだ。 やはり丁寧に仕事をするが故に 提供される迄にはある程度の時間は必要なようで、二人分ずつを作っては提供しているので少々待つことにはなる。 急いでいる時、時間があまり無い時には覚悟した方が良いかもしれない。 ようやく私達のうどんが提供された。 その艶々とした美しさはどうだ! まさに うどんが「輝いて」いる。 箸を伸ばすことすら躊躇いそうだ。 私は先に提供された その美しい麺に「つゆをぶっかける」という悪魔的な所業に出て、しかも それを混ぜ合わせる、という 私に内在しているかもしれないサディスティックな一面を、喜びを引き出されてしまった。 先ずはひと手繰り。 啜る。 感動しかない…… 言葉にならない。 高松に来て、最初の早朝から営業しているお店が とても美味しくて、その後に伺った駅近くのセルフうどんのお店に 本物の讃岐うどんとは… を教えられた気がしていた。 しかし それさえも凌駕する、この美味しさはどうだ! 讃岐うどんとは どれだけ奥が深いのだ。 もしかしたら コチラよりも更に美味しいお店が……。 もう 讃岐うどんにK.O.されてしまった。 ちなみにコチラはとり天も揚げたてで美味しい。 なるほど諸兄が「とり天うどん」を支持するのも納得だ。 高松で讃岐うどんを「満喫した」とは まだまだ言えないだろうが、素晴らしい思い出になった。 ありがとう。ご馳走様でした。 いつかまた……。
2024/05訪問
2回
年の瀬に嬉しい届け物があった。 昨年の春、2ヶ月間の出張に赴いた香川県・高松市。 その赴任先の総支配人から私と、私の後に交代で赴任したスタッフに対しての御歳暮として、銘々にこのうどんが送られて来たのだ。 讃岐うどんの行列が出来る名店「釜揚げうどん 長田 in 香の香」さん。 そちらのお土産用と思われる うどんとツユのセットだ。 私の赴任中、妻が高松まで来てくれた事があった。 その時、私の仕事の休日と重なった日に、2人で香川県の名刹・善通寺に行く途中、コチラのお店に立寄り「釜揚げうどん」を楽しませて頂いた。 そのうどんの美味しさは、思い出として忘れられないものになったのだが、まさか このような形で再会出来るとは思ってもみなかった。 すぐさまお礼のメールを送信し、ありがたく頂戴することにした。 年が明けて新年を迎えた。 古いテレビC.M.のコピーに「おせちもいいけどカレーもね!」という物があったが、この日、おせちと日本酒を堪能した後の私達夫婦は カレーの代わりではないが、この頂いたうどんを〆として食べることにした。 小さめの寸胴にたっぷりの湯を張り、うどんを投入する。 時間にして12~13分、差し水をしながら茹でる。 もう一つのコンロには、小さめの片手鍋に同封されていたストレートツユを投入し、同時進行で温める。 香りが立ってきた。懐かしいアゴだしの香りだ。 それを沸騰寸前に器に移す。 薬味はシンプルに刻みネギとすりおろした生姜のみ。 うどんも茹で上がったようだ。 寸胴のままテーブルへと運ぶ。 さぁ!頂きます! と、うどんを手繰る。 相変わらず麺が長い。 「お店で食べた時、この麺のあまりの長さに手こずったよね(笑)」と、2人で懐かしく思い出しながらも美味しく頂くことができた。 やはり違う。 たとえこのようなお土産用のうどんでさえ美味しいのだから。 いいよなぁ、高松。 総支配人、ありがとうございました。 また是非、今度は遊びに行きますよ! 妻が私の出張先の高松に来ている間に 1日の仕事の休日があった。 ハードな勤務状況ゆえに、ちょっとゆっくり身体を休めたいとは思ったが、せっかく遠方より来てくれた妻の為に、以前から行ってみたかった「善通寺」と「東山魁夷せとうち美術館」を巡ることにした。 またしても雨だ。 ついてない。妻が滞在中の高松地方は雨ばかり。 唯一の晴れ間は この翌日という予報だ。 その善通寺に参拝する前に、まずは1駅手前の「金蔵寺駅」で下車しよう。 「美味しいって評判のうどん屋さんがあるんだよ」 それがコチラ「釜あげうどん 長田in香の香」さんだ。 金蔵寺駅に到着した私達。 傘をさしながらお店へと徒歩で向かう。 時間にして約10分程の距離だ。 やがて大きな看板が見えてきた。 駐車場はかなりの大きさだが、車はあまり停まってはいない。 やはり雨が影響しているのかな……。 しかし私達がお店の、まだシャッターが半開き状態の入り口まで進むと、おのおの自家用車の車内で待っていた人達が続々と集まってきた。 結局 私達は一番に店内へと進むことになる。 初めてゆえに勝手がわからないから、出来れば誰かの後にしたかったが 成り行きだ。 とりあえず予備知識として得ていた「釜あげうどん 特大」を1つお願いし、番号札をもらい、席へと着いた。 一番奥のテーブルに腰を降ろすと、そのすぐ近くにポットと 重ねて置いてある湯呑みがある。 妻がその湯呑みを取り上げ、ポットの中の物を注ぐ。 その時はじめて「異変」に気が付いた。 なんと、そのポットの中身は「冷たいつけ汁」だったのだ。 そして その積み上げられた湯呑みから離れた左側にお茶を注ぐ給湯器があった。 コチラでは湯呑みもつけ汁も同じ器を使用するようだ。 これは解らなかった。 あまり… というより初めての経験だ。 妻はお店の人に謝ってつけ汁の入った器を返却した。 しかし妻を擁護する訳ではないが、この方法は もう少し解りやすい表示をするべきだろう。 私達のような県外からの観光客は まず戸惑うはずだ。 一番最初の客だからか、茹でたてを提供するがゆえに多少の時間がかかったが、特大から使用する桶に入れられた釜あげうどんが 番号を呼ばれながら運ばれてきた。 待ちきれずにつけ汁を早々にスタンバイしていた私達は さっそく箸を伸ばす。 麺が長い! 箸で持ち上げるが あまりにも長いので、持ち上げきれないままつけ汁に。 すると今度は その長い麺をつけ汁に入れると 器からつけ汁があふれそうになる。 私の頭の中はパニック状態だ。 ようやく落ち着いて ふた箸目を手繰る。 その美味しさに 改めて感激する。 麺もつけ汁も文句無しに美味しい。 讃岐に来てから「釜あげうどん」は初めて食べたが、コチラのように もはや専門店並みに出卓するお店の釜あげうどんは他店とは一線を画すのだろう。 妻も大満足のようだ。 朝早くから起きて、わざわざ伺って良かったね。 とても満たされた気持ちで善通寺に参拝できそうだ。 ごちそうさまでした。
2024/12訪問
2回
暑いッ! こう連日連日の猛暑日が続けば体調もおかしくなる。 私の職場でも体調不良者が続出している状況だ。 食欲も湧いてこない。 というよりも、何でもいいから食べないと…と思うのだが、どうしても食事も冷たい物を求めてしまいがちになってしまう。 この日も同様。妻と「ランチは蕎麦でも…」となり、久しぶりにコチラ「八千代」さんに伺う事にした。 コチラは私達夫婦にとっても思い出に残るお店だ。 私が妻にプロポーズをしたのがコチラだったからだ。 お店の扉を開き、右側に進むと小上がりがあるのだが、この日も当時と同じ席にしてもらったので なおさら感慨深い。 コチラの名物「鴨せいろ」を頂いた事も昨日のことのように覚えている。 当時と同じ、先ずはビールを頂こう。 同時に提供された口取りは、コチラのもう1つの名物「五色そば」をプリッツにした物。 様々なプリッツが不規則に含まれ、その味わいの違いが楽しい。 前菜には旬を迎えた蓴菜を頂こう。 私が大好きなこの蓴菜。ツルンとした食感がたまらない。 柔らかい酸味の酢と合わせれば、一服の涼を感じることができる。 思い出の鴨肉も頂こう。 陶板焼きだ。 妻の鴨肉好きも、私の鴨肉好きに感化されて コチラで「鴨せいろ」を頂いて以来の事だった。 甘辛い汁の染みた鴨肉と葱。抜群の相性に酒が進む。 天婦羅の盛り合わせも。 海老、穴子に4種類の野菜が盛り合わされているが、海老好きな私達夫婦、喧嘩しないよう海老はもう1尾追加した。 そろそろ〆にしよう。 いつもなら散々美味しい料理と酒を頂いた後なら〆には「もり」にする事が多いのだが、この日は久しぶりに食べた「車海老」が美味しく、もう一度車海老の蕎麦を食べたくなった。 海老は車海老が一番好きだ。伊勢海老よりも好きだ。 それが昨今では車海老がなかなか流通しないようで、めったにお目にかかれない。 そんな車海老を使用しているのだ。 「One More 」は必然だろう。 対して妻は「ぶっかけそば」を。 料理のネーミングからシンプルな蕎麦を想像したが、それにしてもこの価格。 いったいどんな蕎麦が…と思っていたら、見て驚いた! 「薬味もお楽しみいただけます」とメニューに記載がされてはいたが、それがこの姿! これだけ薬味にまみれた蕎麦、どんな味わいだろう。 更に仕掛けが施されていた! 自家製の胡桃味噌が蕎麦に埋もれるように隠れていたのだ。 それをツユに溶かしながら少しずつ味変も楽しめる。 これは楽しい! さすが我が妻! 良い料理に目を付けたものだ。 最後に蕎麦湯を頂きながら思い出に浸り「美味しかったね。また来ようね」と。 私達夫婦の為にも いつまでも美味しい蕎麦を食べさせて欲しいお店だ。 ご馳走様でした。
2025/08訪問
2回
素晴らしいフラメンコの公演を観賞した私達夫婦。 あまりのパフォーマンスに感激したのだが、その帰り道でコチラに寄り道する事にしていたのは 最初から決めていた。 「讃岐うどん 麦福」さん。 美味しい日本酒と肴を頂き、讃岐うどんで〆るという、私が利用する際のパターンが確立されているお店だ。 その美味しさを愛する妻と共有したくて、帰りの地下鉄を途中下車してでも案内してあげたかったのだ。 お店に到着した。 あらかじめ寒がりな妻の為に なるべく外気の影響を受けない席に…とのリクエスト、わがままを聞き入れてくださった。 先ずは私が今、日本酒で一番好きな銘柄「而今」を頂こう。 入手困難なこの日本酒を、比較的安定供給してくれるのも 私自身のお店に対する評価ポイントを高めている要因の1つだ。 「モツ煮込み」「豚足」「天ぷら盛り合わせ」といったコクの有る肴を「而今」はしっかりと受け止め、そして流してくれる。 しばらくして妻がうどんを注文する事にした。 さて、何を注文するのかな?…… 「うーん… カレーうどんにしようかな」 さすが我が愛する妻よ! 夫も いつかコチラのカレーうどんを食べてみたいと思っていたのだ! やっぱり夫婦の心は1つだなぁ♡(笑) お店が私用に小さな椀を用意してくれたので、少し取り分けた。 うん、やはり最初に来るインパクトは麺の美味しさだ。 嗜好の違いはあれど、私はカレーうどんには 博多うどんのようなフワッとした麺よりもコチラのようなコシの強い麺が合うと思っている。 加えてコチラの美味しい出汁がベースになっているカレースープは、最初はさほどでもないスパイス感が後から追いかけてくる それまた私の好みの味わいだ。 妻がカレーうどんを注文してくれたので、私は讃岐うどんの王道「ぶっかけ」(冷)を。 結構お腹も満たされてきたので、添え物、乗せ物は追加せず、シンプルに。 これもいつもそうだが、冷製のうどんを頂く際には突出したコシの強さがコチラの最大の特徴だろう。 あぁ、高松(讃岐)を思い出す……。 たった2ヶ月の出張期間だったが いろんなお店の讃岐うどんを食べたなぁ。 しかしこの「麦福」さんのうどんは、本場のうどん屋さんにも「負けず劣らず」だと思っている。 やはり私が美味しいうどんが食べたくなったら、これからもコチラに脚を向ける事になるだろう。 ご馳走様でした。 あぁ、また来てしまった…。 昨年の春以来、私の讃岐うどん好きは なかなか収まってはくれない。 そして讃岐うどんと双璧が日本酒のラインナップ。 私が今、日本酒では一番好きな銘柄「而今」も、コチラで入荷があれば飲めるからだ。 わずかな肴をアテに「而今」を飲る。 〆には美味しい「讃岐うどん」……。 あぁ、こんな罪作りな組み合わせって、もはや私には反則だ!(笑) コチラはおでんも天ぷらも美味しい。 海老エビ星人2号(ちなみに1号は金沢の「背の高いサンタ」さんです。笑)の私はコチラの海老の天ぷらを2本、それに少々おでんも頂くのがパターン化している。 そしてコチラの「あり過ぎる」コシを考慮して、この日は「釜揚げうどん」を選び、これまたパターン化している鶏天と一緒に〆れば、My heart will always be in TSKAMATHU.だ。 ご馳走様でした。 今日は釜揚げうどんにして良かった……。 私はつくづくバカだなぁ、と思う。 この日、最初にコース料理の寿司を頂き、〆にと町中華で餃子とラーメンも。 そして最後にバーに寄り、カクテルを飲んだ。 さぁ、明日は仕事だ。無理はいけない…と思い、帰路になる駅への道を歩いていたのに……。 「讃岐うどん 麦福」さんだ。 コチラ、以前に利用させて頂いた時、とても良い印象が残っていた。 昨春、四国・高松市に長期出張していた。 その時の高松での思い出は忘れ難いものだ。 讃岐うどんもしかり。 当地の休日には朝、昼は勿論、夜もうどん、という過ごし方だった。 (勿論、他のグルメもとても良かったが…。) その高松が、讃岐うどんが恋しくなり、コチラに伺った事があった。 「あの時のうどん、美味しかったな…」。 そう思い出したら 脚が吸い込まれるようにお店の扉を開けていた。 「すいませんが うどんだけでもいいですか?」 そう言った私を快く迎えてくれた。 タブレットの画面から注文する。 コチラは当地と同じ、セルフ方式ではないお店なので、注文を受けてから麺を茹で始める。 なので多少時間がかかるのは仕方ない。 当地で勉強したのは「セルフ方式=早い、安い」、それ以外なら「高いが美味しい、時間がかかる」だ。 主に朝食や仕事のお昼休憩時にはセルフ方式のお店、休日には注文してからのお店を…と使い分けていた。 そんな事を懐かしく思い出していると、この日注文した「ぶっかけうどん」が提供された。 相変わらず うどんは艶々、ピカピカと輝いている。 前回は確か「ざるうどん」を注文した記憶がある。 うどん自体を楽しむなら、麺のコシ、艶、小麦の風味等を一番ダイレクトに理解出来るのが「ざるうどん」だからだ。 (ちなみに温かいうどんなら「釜揚げうどん」に限ると思っている) 前回、そうだったのでこの日は「釜揚げうどん」にしよう、とも思ったが、最近の夏めいた陽気が温かいうどんを身体が欲しがらない。 結局、この日は「ぶっかけうどん」のみを注文した。 トッピングには「鶏天」くらいは…とも考えたが、もうさんざん食べた後だ。 揚げ物はやめておこう、と。 そして相変わらずの美味しいうどんに満足した。 最初、大根おろしを混ぜ合わさずに食べたら、若干ツユの味が濃い、と感じたが、大根おろしをよく混ぜ合わせて再び口にすると丁度良く、なるほど、この大根おろしを混ぜ合わて丁度良くなるようにツユの味が調整されていることがわかった。 やっぱり食べ過ぎたよなぁ…。 「バカは死ななきゃ治らない」っていう言葉があったけど、それって丸々私の事じゃん…。 でもいい。 美味しい料理が食べられないなら死んだ方がマシだぃ! (と、全く反省するつもりの無い私…。) 高松に行きたい……。 美味しい讃岐うどんをもう一度食べたい……。 この春、2ヶ月に及ぶ四国・高松での出張期間中、2日に1度は「讃岐うどん」を食べていた。 それぞれが個性的な味わいの讃岐うどんにすっかり魅了されてしまっていたのだ。 名古屋にも「きしめん」「味噌煮込みうどん」など、郷土が誇る麺料理があるが、讃岐うどんの奥深さは その地に行ってみないとわからないと思う程、虜になったのだ。 そんな訳で、名古屋に戻ってからは 「美味しいうどん」を食べていない、いや、うどん屋を避けていたのかもしれなかった。 そんな私が得た情報がコチラ「讃岐うどん 麦福」さんだ。 いつも通り 食べログに掲載されている諸兄の写真を見る限り、コチラは間違い無く美味しそうだ。 しかし 1つだけ懸念材料が。 コチラは夜だけの営業なのだ。 私はうどんを夕食として食べることはない。 しかし その問題もカバー出来そうだ。 美味しそうな酒と肴があるようだ。 更に来店動機の追い風は、この日の夜は妻が都合で岐阜の本宅に帰っており、夕食は私ひとりで、という日だったのだ。 仕事を終え、お店へと向かった。 錦通という大きな幹線道路沿いにあるお店はすぐにわかった。 扉を開き、中に進むと 元気の良いスタッフの声が迎えてくれた。 1名での利用を伝えるとカウンター席を勧められ、5名程が座れるカウンターの、一番手前の席に腰をおろした。 おのおのの席にはタブレットが。 このシステムの普及率には もう驚く事もなくなったが、コチラは会計もセルフレジになっており、いよいよ飲食店が各種サービスに人員を充てる必要性がなくなっていくのだと改めて痛感した。 そのタブレット端末を開き、メニューを見る。 おすすめのフォルダを開くと「ほろ酔いセット」なるものが。 内容はドリンク、ツマミが選べるようで、私はこのセットメニューから始める事にした。 ドリンクは生か瓶のビールが選べ、日本酒も選べるようだ(ただし選んだ銘柄次第で差額が発生する物もあり)。 コチラも瓶のビールはサッポロの「赤星」だ。 私のような世代には、急速に復活している感のある この「赤星」は嬉しい限り。 おでんのネタからは「タコ天ぷら」を。 天ぷらネタからは無条件で海老好きな私は「大エビ天ぷら」を それぞれ選んだ。 先ずはビールに仕事疲れを癒してもらうと、間髪入れずにおでんが提供された。 薄味の、品の良い味わいの出汁のおでん。 先ずはそのままで食べたが、コチラは添え物に辛子ではなく酢味噌が。 高松での出張期間中におでんは食べなかったが、うどん屋さんにはおでんを一緒に提供しているお店が多かった。 向こうでも酢味噌と一緒に食べるのかなぁ…。 続いて天ぷらも。 「大エビ」というからには 海老だけが1本と思っていたが、嬉しい事に野菜も含んだ物になっていた。 海老は「大」の名に恥じないサイズ。プリプリした食感は「もう1本食べたいな…」と思わせるもの。 一緒に添えられたさつまいも、オクラ、ナスの天ぷらも美味しく、先に提供された中瓶のビールで間に合う筈がない。 さっそく次なるドリンクを追加だ。 やはり日本酒だろう、とタブレットを開き、日本酒のメニューを検索すると おぉ!「而今」があるじゃないか! 私が日本酒の嗜好として五指に入る、入手困難な銘酒にココで出逢えるとは! 躊躇することなくお願いした。 (しかし同じ入手困難なら讃岐が誇る銘酒「悦 凱陣」も置いて欲しいなぁ...。欲張りかなぁ…) その嬉しさは瞬時に砕かれた。 「大変申し訳ありませんが、而今がたった先程で売り切れてしまって...」 えぇ⁉ なくなってしまったの? しかし次なる提案に救われた。 「而今でも「愛山」ならございますが…」 何をおっしゃるんですか! そちらの方が良いじゃないですか!(笑) 問題無くそれでお願いします! すると心得たものか、150ml.での注文に対し「200ml.にしておきました(笑)」と。 この辺りがわかっていらっしゃるのは酒好きの心をくすぐられるサービスだ。 ならば、と 私も肴も追加だ。 おでんは「太ごぼう天」「玉子」それに「とろとろとんそく煮」をお願いした。 なるほど、先程の酢味噌は豚足にも相性ピッタリだ。 而今も進む。 ほどよい具合になったと判断して、そろそろうどんをお願いしておこう。 今回は「ざる」にしてみた。 この一番シンプルな食べ方に誤魔化しは出来ない。 素直にうどんそのもの、ツユそのものを味わうことによって お店の実力がわかると思っている。 ただし、追加で「とり天」もお願いした。 最初はシンプルに。後に揚げ物との相性も確かめたかったからだ。 しばらくは待っただろうか。 先ずは「とり天」がサーヴされる。 見た目が初めての、鶏もも肉を薄目にスライスして揚げた物だ。 しっかりとした味わいプラス軽い食感がたまらない。 ほんの少しだけ残っていた而今も コレで飲み干してしまった。 続いてうどんが。 おぉ! 素晴らしい! 名店に共通する「うどんがピカピカと輝いている」状態で提供されれば当然のように期待値も上がる。 そして1本を手繰ってみる。 ほどよい長さだ。 本場・讃岐では「どうしてこんなにも…」と思う程、麺が長いお店があったが、コチラはちょうど食べやすい長さだ。 その手繰った麺をツユに3分の2程つけ啜る。 その時感じたのだ。 「コシが強すぎる...」と。 私の持論だが、うどんは「のど越し」も大事なのではなかろうか。 あまりにコシが強すぎると、啜りあげた後、口中で咀嚼しなければいけなくなる。 それではいけない。 啜ったら、口中ではうどんの踊るような滑らかさ、少しだけの咀嚼による小麦の、ツユの、香り、味わい、それにコシを感じたら、最後にはのど越しを楽しむ。 そのコシが強すぎると、どうしても飲み込む為にある程度の咀嚼が必要になるからだ。 この強いコシをもって「これぞ讃岐うどん!」と評する人もいると思うが、私が讃岐うどんを現地で味わってきた印象では、ここまで強いコシのお店には なかなか出逢えなかった……。 だからといってコチラのお店の評価を駄目出しするつもりなど毛頭無い。 とてもレベルの高いうどんを提供してくれるお店であることは間違い無いと言える。 だから次回は「釜揚げ」を試してみよう。 この感じから推察すると、釜揚げうどんはきっと良い方向を向いてくれると信じている。 それに うどん以外のメニューやお酒の種類も相当レベルが高いのが魅了でもあるのだから……。 ご馳走様でした。また伺わせて頂きます。
2026/01訪問
4回
休日のこの日。 今日は何をしようか……。 そうだ、屋島に行こうかな… となった。 出張先の職場で一番頼りにしている、私と年齢の近い女性社員に「○○さんのお薦めのうどん屋さん」を聞いてみたところ、名前があがった3つのお店のうちの1つが この屋島にあるという。 そこに行ってみよう。 雨がそぼ降るなか、電車を乗り継ぎ「琴電屋島駅」に到着した。 そこから徒歩でも無理ではなさそうだが、この日は土日祝だけ運行するシャトルバスがある。 駅前にあるバス停から乗車して「四国村入口」まで行けば、その近くにお店があるようだ。 雨も降っていることだし、それに乗って行くことに。 バスはすぐに到着した。 満開のツツジに迎えられ辺りを見回すが、沿道ぞいには うどん屋さんらしき看板も建物もなさそうだった。 仕方なく四国村に向かって歩くと、あぁ、この藁葺き屋根がそうなのか、と気付いた。 お店の入り口まで来てみると、その横にお店と四国村の生い立ちが紹介されており、創業者の優しさに心を打たれた。 そして入り口から伸びるスタンションポールの長さが お店の人気を物語っているようだ。 やがて開店時間となり、中へと進む。 その先にあるキャッシャーで注文をして、先に会計を済ませてから席へと案内される。 この日 私が選んだ物は、○○さんお勧めの「釜あげ」と、「天ぷらも美味しいんですよ」との言葉を思い出し、冷たいうどんも試してみたかったので「えび天ぶっかけ」も。 古民家を改築した店内はかなり広く、席数には余裕がある。 案内された そんな風情の残る席の窓越しには青もみじが望め、紅葉の最盛期には一服の画のようだろう。 先に届けられたのは、大きな徳利に入れられた出汁と刻みネギ、おろし生姜だ。 それを自分で器に注ぎ入れるのだが、これが少々テクニックを要する。 詳しくは写真を参照して欲しいが 熱々の出汁ゆえに小さなお子さん等に任せるのは危険と思える程だ。 注意深く注ぎ入れ、薬味を入れて待っていると、先に「釜あげ」が。 麺を手繰り、出汁につけて啜る。 おぉ! 美味しい! 麺はもちろん、つゆが美味しいのだ。 名古屋に生まれ育った私。 こうしたつゆは個人的には少々濃いめが好みだが、コチラは「味が濃い」のではなく「出汁が濃い」のだ。 それが良い。 喉越しの良い麺を胃袋に落とし込んだ後でもイリコの風味が鼻腔をくすぐっている。 ネギと生姜だけを加えた出汁が余計にそれを引き立たせる。 しばらく「釜あげ」を楽しんでいると、もう1つの「えび天ぶっかけ」も運ばれてきた。 なかなか見事なサイズの海老が2本。 そのうちの1本を、先程まで食べていた「釜あげ」のつゆに入れて食べてみる。 サックリと揚がったえび天は、当然のように このつゆに合う。 先程までネギと生姜だけを加えていたつゆに、更に天ぷらのコクを加えられたことによって味変した釜あげのつゆは もう1段ステップアップした美味しさになった。 ぶっかけには残りのえび天と大葉の天ぷらに、別添えの大根おろしを乗せたところへ「つゆは全部入れて」というお店のアドバイスに従い投入。 先ずは麺を啜る。 うーん!これも美味しい! どちらもとても美味しいので、優劣がつけられない。 次にコチラに来店したら、私はどちらにするかを決められず、結局この日のように2種類注文してしまうに違いないだろう。 あえて魅力を精査するなら、つゆが美味しい「釜あげ」、麺が美味しく頂ける「ぶっかけ」か。 海老や野菜、何でも美味しいと思える天ぷらはマストかもしれない。 一月程前に妻と一緒に訪れた、同じ香川県の金蔵寺駅の近くにある「釜あげうどん」の名店で、その美味しさに感激したが、あくまでも私個人の嗜好だが今回訪れたコチラの釜あげうどんの方が美味しいと思った。 もうすぐ任期終了して高松を離れる私。 さぬきうどんの奥深さに触れ、驚き、感激し、喜んだ。 同時に 私は帰ってから、地元にあるうどんのお店で満足することができるだろうか……。 最近、こんなことを感じている。 ご馳走様でした。ありがとうございます。
2024/04訪問
1回
高松に出張中の私。 ようやく任期の4分の1を迎えようとしている。 が、しかし。 「うどん県・香川」にいながらにして まだまだ美味しいうどん屋さんには数軒しか行っていない。 今日は休日。 美味しいうどん屋さんに行くぜぃ! …なんて、意気込みだけは「いっちょまえ」だが、行動が伴っていない。 結局、自転車で行ける あまり遠くないお店を選んだ。 本来ならレンタカーでも利用して 遠くにある美味しいうどん屋巡りでもしたい… と、思ってはいるのだが……(恥) それでも私、コチラのお店を選んだ事を決して恥てはいない! なぜならコチラのお店。 おそらく高松辺りに在住の諸兄と思われる方々のレビューを拝読させて頂けば「観光客が人気を押し上げている店ではなく、香川県民が本当に美味しいと思う店を忖度無しで選んだ際、第1位に選ばれたうどん店」がコチラなのだそうだ! それが本当なら なんと素晴らしい! うどんを知り尽くしている、と言っても過言ではない香川県民が認めるのだ。 そのお店を期待せずに、他のどこを期待しろと言うのだ! 俄然 私は燃えてきた! よし! さっそく自転車で出動だ! 私が投宿しているホテルから自転車で5分程で到着。 既に開店前から5~6名が待っている。 商店街の邪魔にならないよう、注意して自転車を停め、列へと加わる。(それが開店3分前のこと) 時間になり、お店の人が高い場所にあるところに暖簾の竿をかけ、「お待たせしましたぁ。順番にどうぞぉ」の声に、待ちかねた人達が行儀良く進んで行く。 私もトレイと箸、給湯器のお茶を注いでから進んでいく。 最初に揚げ物が並んでいる場所があるが、その辺りで先に注文を聞いてもらい、その後好みで揚げ物や卵を取り、会計へと進む。 私は「かけうどん(小)」と「ぶっかけうどん(ひや・小)」をそれぞれ注文したが、それが後程大変な事になってしまうのだ……。 とにかく(小)といえども その量が凄いのだ! 諸兄のレビューを思い出しても「量が多い…」旨を記載されていた人は多数いたが、実際のうどんを目の当たりにすると、いかに自分が(うどん2杯なら…)と なめてかかっていた事を思い知らされた。 さぁ、どうする……。 食べ残しは失礼極まりないし、私のポリシーにも反する行為だ。 頭の中で今、戦いのゴングが鳴った気がした……。 先ずは「かけうどん」からだ。 さぬきうどんの美味しいお店に総じて言えるのは、かけうどんの出汁がとても上品にまとまっている事だ。 いりこ、アゴ… お店によって様々なれど、私がかけうどんを頂いてきたお店は どこも皆 上品な味わいの出汁を提供してくれる。 コチラもご多分に漏れず、とても美味しい出汁のうどんだ。 麺は手打ちなのだろう。 私は まだまだ他店との比較が出来る程、うどんを食べ込んではいないが、コチラのうどんは とても太く、コシのあるタイプに思えた。 ぶっかけうどんもしかり。 私はやはり うどんだけを比べると、この ぶっかけうどんの方が好きだ。 そして 勿論同じ麺だが、温かい出汁に浸ったうどんと 冷たい水で引き締めた そのままのうどんでは食感が違うのは当然だ。 とても美味しい。素晴らしいうどんだ。 そんな意味でも 今回も私は「ぶっかけうどん」に軍配を上げ……たくても、手を上げるのも大変と思った程、お腹はパンパンだ。 いつもいつも(タヌキみたいなお腹に…)って 気にしてはいるのになぁ。 学習能力も年齢と共に衰えていくんだね……。
2024/03訪問
1回
この日は休日。勝川方面に妻と出かけた。 目的は新鮮な魚介類を扱っているスーパーと、家飲み用のアルコールが不足してきたので、量販店に…と、2軒の買い物だ。 お昼近くになりそうだったので、ランチも周辺のお店で済ませようとお店を探した。 食べログを頼りに検索した結果、コチラを知ることができた。 「手打ちうどん 初海家」さん。 地域に愛されて長く営業を続けていらっしゃるお店のようだ。 お店の前にも数台が停められるが、道の反対側と、その20m程離れた場所にも駐車場があり、やはりこの地域は自家用車が無いと不便なので、店舗の規模に合わせた台数が停められるようになっている。 私達も開店時間ちょうどくらいの時間に到着したが、既に多くの車が停められていて、お店の扉を開いて中に進むと、たくさんの名前がウェイティングボードに記載されており、私達は満席後の2組目になるようだ。 仕方なく待つ事にして改めて店内を見ると、各界の著名人らしき皆さんが残していったサイン色紙が多数飾られてあり、そうした人達も利用するような、いわば「有名店」のようだ。 待つ間にグランドメニューを拝見するが、私が食べログから得た情報にあったメニューが無い。 おそらく各テーブルにあるのだろう…と考えていたら、お店に入ってから約30分後に名前が呼ばれ、席へと着く事が出来た。 そのメニュー、やはりグランドメニュー以外の物が複数有り、その中から私達はお目当ての土日祝限定で、しかも各10食限定の「信長セット」と「家康セット」のうち、「家康セット」を選んだ。 幸いにも まだ売り切れてはいないようで、妻と「良かったね」と一安心だ。 この2つのセットメニューは、内容的に含まれている麺類が「きしめん」か「味噌煮込みうどん」かの違いであり、家康セットの味噌煮込みうどんの具材は卵と蒲鉾、油揚げに葱とかなりシンプルな内容。 故に私達は追加でトッピングに2人共に「えび天」と、私だけ「かしわ」を味噌煮込みうどんに投入してもらう事にし、更に「カキフライ」とビールも一緒にお願いした。 やがて運ばれてきた「家康セット」。 シンプルな具材のものにプラスして追加したトッピングの海老天を加えた味噌煮込みうどんと味噌カツ、それに天むすが2つと、かなり豪華な内容。 これでこの値段かぁ、と しばし見惚れる。 追加した「えび天」も なかなかのサイズで華やかさを添える。 箸を伸ばせば、手打ちならでわの麺の美味しさが伝わってくる。 固過ぎる事も、柔らか過ぎる事も無く、程よく縮れた麺はスープとの絡みも良い。 そのスープも1口啜れば鰹や それ以外の節の風味を感じる事が出来る。 味噌カツは おそらく形成肉だろうが、上質な物を使用しているのか、とても美味しい。 驚いたのは「天むす」。 大きなサイズの、おむすびというよりも手巻き寿司のようなスタイルで、海老は天ぷらに使用している物と同サイズの物だ。 それが2つも並んでいる。 この「家康セット」、私達のような初老の人間なら間違い無く満腹に満腹になりそうだ。 そこへ もう一つ追加した「カキフライ」も登場だ。 その瞬間、「あ~あ、またやっちまったぁ……」(注文し過ぎてしまった…)と思ってしまった。 大粒の牡蠣が5個も並んでいる。 私のいつもの悪い癖だが、美味しそうだと思ったら ついつい余分だと解っていても注文してしまうのだ。 しかし先程の豚カツといい、このカキフライといい、最近の冷凍食品の進化には驚きと共に敬意を表したくなる。 私が今からちょうど10年前に、長男が大学を卒業した後の就職先に悩んでいた時、父親として「これからの時代は冷凍食品の会社が必ず伸びる…」とアドバイスした事を覚えているが、本当にその通りになったと思っている。 このカキフライも大粒の時期に収穫した物を使用しているのだろう。 クリーミーな味わいは十分に堪能出来た。 しかし最終的には2人共に天むすを完食できず、お店の人に持ち帰らせて頂く事を了承してもらったうえでテイクアウト用の入れ物を頂き、家に持ち帰る事にした。 これだけ食べて、ビールの大瓶まで飲んで、それでこの会計は驚きだ。 ご馳走様でした。 また1つ、良いお店と出会う事が出来た。
2025/03訪問
1回
私が愛して止まない「赤ツユ」のきしめんを、お値打ち価格で提供してくれる「どんどん庵」。 妻と「お昼はどうしよう…」とアレコレ話をした結果、コチラに伺うことにした。 なんだか駐車場が凄く混み合っている。 私達の車が最後の一台分のスペースに滑り込めた。 店内も同様。こんなに混雑しているコチラは初めてだ。 それもそのはず。 この日はお店の周年祭の期間中だったのだ。 私達はいつも通りの「きしめん」を、いつも通りの「赤ツユ」で。 しかし この日は私が珍しくトッピングの揚げ物を大量注文することになった。 いつもなら揚げ物はほとんど注文しないのだが、何故だかこの日は…。 しかし「赤ツユのきしめん」が美味しい事には変わらない。 しかも周年祭のプレゼントとして嬉しいサービスとしてクーポン券まで頂いた。 ありがとう、ご馳走様。満足してお店を出た。 高松での出張を終えた後の名古屋めし④ きしめんだ。 特に私が気に入っているのが、セルフサービスのチェーン店の「どんどん庵」だ。 「安い・早い・旨い」の三拍子が揃っている。 味わいとしては、コチラの出汁は2種類あるが、そのうちの「赤ツユ」が断トツに美味しいのだ。 私はいつものように「赤ツユ」で。 妻は「コロ(漢字にすると「香露」と表す)」を。 勿論どちらも美味しいが、私はやはり「赤ツユ派」だなぁ。
2024/10訪問
2回
前回 伺って「釜かけうどん」を頂き、その時とても好印象が残ったコチラのお店に再訪した。 「さか枝うどん 南新町店」さんだ。 この日も休日とあって、高松の出張期間中は 休日の朝は「うどん率」が高いのだが、遠くにあるお店に出向くのも良いが、やはり近くにあって 安くて美味しいお店が一番だ。 そんな意味でも 私のお気に入りは高松駅前にある「めり○んうどん」さんか コチラを選んでいる。 春爛漫のこの日。 温かいうどんもいいが、基本的に私は冷たいうどんの方が好きなので、今回は「ざるうどん」を選んでみた。 諸兄諸氏のご意見は様々あろうが、私は讃岐うどんは そのコシが命であり、それを味わう為には このような冷たい「ざるうどん」「ぶっかけうどん」が一番美味しい食べ方だと思っているからだ。 そんな訳で、前回美味しいと思った「釜かけうどん」は、今回はスルーしたのだ。 果たしてそのお味は… といえば、やはり名店として名高い本店の味そのままを提供してくれた、期待通りの内容だった。 強いコシのある麺の美しさはどうだ! 艶々と輝いても見える。 朝ということもあり、天ぷらは避けたが、少しの天かすと刻みネギ、おろし生姜だけを加えたシンプルなつけ汁で頂く。 私が「うどんの命」としたコシの強さも本店同様だ。 香川県民は羨ましいな…… 朝からこんなにも美味しいうどんでパワーチャージが出来るのだから。 以前 伺った「さか枝うどん」さんの支店がコチラだ。 その時は「かけうどん」と「ぶっかけうどん」を それぞれ頂き、同じお店の、同じ麺なのに これ程の違いがあるのか… と感じたのが正直なところだった。 そして、その経験を踏まえたうえで、再度 支店であるコチラに伺ったのは、確か本店には無かった「釜かけうどん」なるメニューがあるからだ。 釜あげうどんのように、茹で上がったはかりの麺を そのまま丼に移し、そこへ かけうどんの出汁を投入するという、私が今まで食べたことのない工程のうどんを提供してくれるようなのだ。 もとより私は讃岐うどんなら 冷たい「ぶっかけ」、もしくは「釜あげ」が好きだった。 冷たいなら冷たい、温かいなら温かいなりに感じられる それぞれの「コシ」が好きなのだ。 「かけうどん」は通常なら、一度冷水でシメた物を再度加熱する(温め直す)為、私に言わせれば「コシが抜けてしまった」状態になってしまう。 しかし この工程で提供されれば、その「一度冷水でシメる」ことを省けるのだ。 手間も省け、まさに「一石二鳥」ではないか。 こんな事に 何故もっと早く気が付かなかったのだろう。 さっそく朝イチから朝食として頂きに行こう! 本店のように早朝からの営業で、アーケードの繁華街の一角にあるので、行列でもできてるのかな…と覚悟していたが、席数があるからなのか意外にも空いていた。 お店の人に注文を聞いてもらい「釜かけ」の「中」を、とお願いすると、 「ちょっと待ってもらうけど…。5分くらい。」と。 急いでいる訳じゃない。 茹でたてが食べられるのであれば むしろ歓迎だ。 そして待つこと5分。 出来上がった「釜かけ」を運んできてもらった。 「スプーン2杯まで」との制約が書かれた刻みネギと天かすを入れて食してみる。 なるほど! やはりイメージ通りの味わいだ。 茹でたてのコシを残したままの温かい麺に、アゴの効いた出汁が美味しい! 持ってきた「マイ七味唐辛子」をふりかければ、更に引き締まった味わいに大満足だ。 なるほど。 美味しい「かけうどん」が食べたければ こうすればいいのか! ちょっと「目から鱗が落ちる」ような体験だった。 ありがとうございます。ご馳走様でした。
2024/04訪問
2回
この日から 約3ヶ月半ほど前に、プライベートな旅行で妻と一緒に訪れていた金刀比羅宮。 その帰りにJR琴平駅構内のコンビニで販売されていたコチラの生うどん。 自宅に持ち帰り 食べた時の美味しさは記憶に残るものだった。 機会に恵まれたら いつかお店で茹でたてを食べてみたい… そんな事を思っていたが、以外に早く その機会は訪れた。 善通寺を参拝した後、ちょうど良いタイミング坂出駅に到着する電車に乗ることができたのだ。 店内でのイートインはお昼の1時間だけ、という高いハードルもこなすことができる。 まさか朝食と昼食を 讃岐うどんの長い行列ができる名店で連食できることになれたのは、お天気も手伝ってくれたのだろうがラッキーだった。 雨は降り止まない。 お店の営業は始まっている。 今日はこんなお天気のなか、どれだけの行列が出来ているのだろう……。 坂出駅を降り立った私達。 お店までの道順は頭の中に入れてあるが、せっかちな私だ。 雨も降っていることだし、タクシーを利用しよう。 お店の前までタクシーは到着した。 が、律儀にもお店の前まで着けてくれるようで、Uターンするタイミングを待っている。 車窓からはその間にも続々と行列に加わる人が……。 心の中では「あぁ-っ、もうココで降ろして…」と叫ぶ せっかちな自分がいるが、大きな道路のセンターライン上では そうはいかない。 妻には小声で「タクシーが着いたら 支払いをしている私を気にせず とにかく行列に加わって…」と。 運転手さんにお礼を伝え、私もタクシーを降りる。 雨が影響しているのだろう。 思った程、行列は出来てはいないと感じた。 私達も その行列に加わり並んでいると、お店の人と思われる女性が外に出てきて 人数や注文を順番に聞いている。 私達も同様な事を聞かれたが、メニューも何も無いので いったい何があるのか、それの値段は。 何も解らないままお店の女性に 「冷たいの? 熱いの? どうする?」とだけ聞かれ、そう聞かれたら とりあえず両方食べたいから「冷たいのと熱いのを」と答えると、 「小でいいの?」と早口で。 もう頭の中はクエスチョンマークだらけだ。 何を どう答えたら良いのか戸惑っていると、またまた例の女性が 「じゃあお二人さん? こっちに行って」と、別の入り口と思われるところに向かうよう指示された。 扉を開いて中の様子を見るが、まだ席に着いていない人が大勢いる。 しかし お店の人がかたずける訳ではなく、食べた人が その食べ終えた器を下げつつレジに向かい、伝票も何も無いまま自己申告で会計するのだ。 ちょっとしたカルチャーショックだ。 100%お客を信じているのだろう。 この忙しさの中だ。 正解なウォッチングは難しい。器の色や形で判別することは可能だが、あげや卵を食べたのか までを正確に覚えるのは大変だ…。 しかし 先程の入り口前での女性のやり取りには少々閉口した。 何も解らない私達の注文を勝手に決められたからだ。 これには私も抵抗させてもらった。 「冷たい小の人~」と呼ばれたのは私達の注文のようだが、お店の人には 「私達は何も解らないまま注文を決められてコチラに案内されたが、本当に食べたいのは 冷たい中 と、釜たまの中 だった」ことを説明し、改めて作り直してもらうことになった。 忙しいのは解る。 回転率を上げないと行列も捌けない。 ならばメニューを複数枚作製して、行列で待っている間に注文を決めてもらえばスムーズだろう。 メモ用紙も同時に渡す事ができたら、お客自身に注文の種類と数量、氏名も記入してもらえば 更に効率も上がるのでは…。 1時間のイートインスペースの解放は、お店(会社)のご好意であろう事は理解するが、それでも わざわざ来てくれるお客に不快な思いをさせるくらいなら、1日の提供数を限定にするとかの工夫を考えてもらいたいものだ。 確かにうどんは美味しかった。 しかし私達の心に僅かなわだかまりが残ったのも事実だ。 後程、食べ終わり会計をしている私に 入り口前にいた女性の人が私達に声をかけに来てくれたのがせめてもの救いになった出来事だった……。 昨年末に香川県を旅した際、JR 琴平駅の構内のコンビニで販売しているのを発見。 行列が出来る讃岐うどんの名店の生うどんだ。 お店にも行ってみたかったが、この生うどんを買った事で我慢することにした。 帰宅して牛蒡と海老を天ぷらにして、生うどんを茹で、一緒に食べてみた。 つゆは同封されている物を使用したので、結構リアルなお店の味に近くなっているのかな…。 先ず驚いたのは、やはり麺だ! 私のような者が家庭用の小さな鍋で茹でた物でさえ美味しいのだ。 お店の大きな鍋で たっぷりのお湯で茹で、冷たい水で締めた麺ならどれだけ美味しいのだろう。 ツルツルの麺は喉越しも良く、いつか読んだ本には「讃岐の人は うどんは嚙まない。喉で食べるんだ」 と記された一文を思い出した。 さすがに数ある讃岐うどんのお店の中でも指折りの名店のうどんだけはある。 実際のお店には行けなくても これで満足できた。
2024/03訪問
2回
今日から連休だ。 そして大好きな妻が勤務先である高松まで来てくれることになっている。 その為に私は高松駅から岡山駅まで迎えに行き、新幹線口で待ち合わせて 岡山市内で1泊して周囲の観光を楽しんでから高松に向かうことにした。 その出発前。 軽く朝食をとってから向かおう。 それには最適なお店がコチラ「めりけんや 高松駅前店」さんだ。 もう三度目の訪問になるが、やはり立地条件の良さは大きな魅力だ。 私の街、名古屋にもJR名古屋駅のホームにある立ち喰いのお店で名物「きしめん」を、新幹線などで移動する前、特に朝食として度々利用しているが、「めりけんや」さんも私としては同様の利用の仕方をしている。 クイックサービス、リーズナブルな価格、消化の良さ、どれをとっても朝食として最適だ。 もちろん味も言うこと無し。 コシの強い麺はコチラの最大の魅力になっている。 それゆえ私は かけうどんのような出汁の物より、よりコシの強さを楽しむ為に「ぶっかけうどん」の冷製を好んで食べている。 あぁ、今日もとても美味しかった。 間違いなく満足できる高松の玄関口の名店だ。 高松での朝食なら私なら断然うどんだ。 普段は朝食は軽く済ませる私だが、せっかく「うどん県」に来ているのだ。 いつもと同じではつまらない。 そして さすが高松市だ。 早朝から営業しているうどんのお店を探すのには困らない。 そこで3ヶ月前に訪問して とても美味しいと良い印象が残ったコチラを再訪しよう、となった。 この日は日曜日。 私が到着したのは8時頃だった。 外には行列が出来ているのかな…… と心配したが、幸いお店の外には誰もいなかった。 そこで入り口の扉を開くと、その扉越しの店内で行列が出来ていた。 それでも人数にすれば10名程で、コチラのお店のうどんを提供する方法なら、席さえ空いていれば さほど心配することもない。 案の定、すぐに私の順番がやってきた。 前回は「ぶっかけうどんの小(1玉)」を急ぎ食べたので今回は地元の人の勧めもあって「かけうどん」を注文した。 私としては以外だったのが、地元の人達はうどんは「かけうどん」が基本で、ぶっかけうどんや釜玉うどんは「最近の食べ方」だそうだ。 うどんとセットで出汁も美味しいお店が「良いお店」「美味しいお店」なのだ、と教えてもらったのだ。 うどんや蕎麦は「ぶっかけ」や「もり」のように 冷たい状態で食べるのが好きな私としては少々ショックを受けた。 が、「郷に入れば郷に従え」の諺もある。 今回の高松での任期終了までは なるべく「かけうどん」を楽しんでみよう、と考えたのだ。 そこで注文した「かけうどんの大(2玉)」を受け取り会計へと進む途中、私の目を奪う物があった。 それが追加トッピングした「ゲソ天」だ。 写真を見てもらえば理解してもらえると思うが、これ程のジャンボサイズが180円としてある! 思わず手を伸ばしてしまった。 これで うどん2玉とジャンボなゲソ天…。 私の朝食としては若干食べ過ぎだ。 会計を済ませ、自席へと運ぶ。 七味唐辛子は 今回の出張のお供として連れてきた、長野県は善光寺門前に店を構える老舗の名店「八幡屋磯五郎」で、私好みにカスタマイズしたオリジナルブレンドの物を持参したので、さっそくそれを振りかける。 先ずは出汁からだ。 なるほど! 地元の人が勧めたくなるのも理解できる、確かな美味しさだ。 やがて じわじわとゲソ天の油が出汁に溶け込んでいき、その出汁を吸い込んだゲソ天も美味しくなる相乗効果を生み出し始めた。 そこへ持参した七味唐辛子が味を引き締める。 最後の出汁までも飲み干して、お腹はもうパンパンだ。 まだまだ朝晩は冷え込むこの時期、やはり朝食にうどんは正解だろう。 でも、次はうどんを1玉にするか、天ぷらを止めるかしないといけないな…… と、最近 タヌキのようになってきたお腹を擦りながら反省した次第だ(涙)。 結婚記念日旅行で四国・高松に来た。 ここを起点に小豆島や金刀比羅宮などを巡る旅だ。 その「こんぴらさん」を参拝し、丸亀の「一鶴」さんで精進落としをし、その後の宿泊しているホテルまでの帰り道。 JR高松駅を降り立った時、その駅の程近くにコチラの看板が目に入ってきた。 よく見ると、今朝の早い時間(午前5時)に讃岐うどんを求めて訪問したお店の並びにコチラはあった。 故あって今回の旅は朝食を全て讃岐うどんにするつもりが宿泊先のホテルの支配人からの配慮で宿泊プランには無い朝食をサービスしてもらうことになってしまった。 無下に断るのも失礼と思い、頂戴することにしたが、その分讃岐うどんを食べる機会を失ってしまった。 無類の麺料理好きな私。 香川県は高松まで来て讃岐うどんの1杯も食べずに帰ることなど到底できない! そんな私のことを良く理解してくれる妻曰く 「私、隣のコンビニで待っててあげるから食べてきたら? うどんの1杯くらい食べられるんでしょう?」と。 なんと優しい我が妻よ! (*≧∇≦)ノ そうかそうか、ありがとう! ぶっかけうどんの小さいもの1つだけ、サッと平らげて来るから待っててね! という訳で、私の今回の旅で二度目の讃岐うどんはコチラ「めりけんや 高松駅前店」で頂くことに。 扉を開き、中へと進むと お馴染みのセルフスタイルが。 注文を聞かれ、迷うことなく「ぶっかけうどん(小)」をお願いした。 今回も今朝のうどんと比較できるよう、ネギや天かす等のトッピングは極力控えた。 会計を先に済ませ、自席へと運ぶ。 出汁やトッピングの材料とを よく混ぜ合わせ、一気にすすりあげる。 うん! 旨い!! 今朝がた食べたお店のうどんも美味しかったが、コチラのは もう1ランク上のものだ。 単純な比較でもうどんのコシの強さが違う。出汁も旨い。 これが本場の讃岐うどんなのか…… 某チェーン店の「○○製麺」の讃岐うどんでも十分美味しいと思っていたが、これは別物だ。 なるほど、讃岐うどんの名店を巡る旅で1日に何軒もお店を周り食べる人がいるようだが、これだけ美味しいお店が他にも沢山あるのであれば、その気持ちも理解できる。 妻を待たせてしまっているので、いつまでも余韻に浸っている訳にもいかず早々にお店を後にしたが、このお店は高松に再び来る機会に恵まれたら是非とも再訪したいと思った。
2024/03訪問
3回
高松での勤務も残り3日となったこの日。 昼食は悔いの残らないよう、まだ訪問していないお店のうどんを頂くことにした。 それがコチラ「釜あげうどん 岡じま」さんだ。 店名にもあるように、コチラのイチオシは釜あげうどんのようだ。 中でも私が高松で覚えた味の「釜かけ」も頂ける。 これは本当に「目から鱗が落ちる」体験だった。 私が普段暮らす地方の讃岐うどんの某チェーン店ではこの「釜かけうどん」は無い。 一度茹であがってから冷水で締めた麺を もう一度湯にくぐらせてから熱い出汁をかけると、その分どうしてもコシが弱くなる。 しかし この「釜かけ」なら、一度冷水で締める工程を省くから、釜あげのうどんのコシを、熱々の出汁と共に楽しめる。 私としては、どうして今までこの「釜かけ」に気付かなかったのかが恥ずかしくなった。 そしてコチラの「釜かけ」も安価でとても美味しい。 いりこの効いた澄んだ出汁と相まって、「これこそ讃岐うどんの真骨頂なのだろう…」と思わせられた。 高松での勤務先のスタッフ皆が「うどんはかけうどんで食べるもの」と言っていた意味が、この「釜かけ」でわかったつもりだ。 ご馳走様でした。
2024/05訪問
1回
これまた昨年、長期出張していた香川県・高松市での思い出として……。 高松での出張も もうすぐ終わろうとしていた ある日の休日。 行かねばなるまい…… 行かないと きっと後悔するだろうからだ。 それがコチラ「讃岐うどん がもう」さんだ。 お店はG.W.で、1週間以上のお休みだった。 それが明ける5月7日、その日を狙っての訪問だ。 世間様も大概の人達は普段通りの生活に戻るはずで、休日を利用してコチラに来店し、長蛇の列を作ることにはならない、と考えたからだ。 高松駅を7時15分に出発するJRの在来線の普通電車に揺られること約30分。 予讃線の鴨川駅に降り立った。 駅名の由来になった川に架かる橋を渡たり、その川沿いを歩く。 期待と興奮気味の心と身体を鎮めるために 川を渡る風に当たりながらゆっくりと向かいたかったのだ。 やがて歩くこと約20分くらいで次の橋に付き、そこを左折して大きな幹線道路の信号を渡る。 しばらく進むと大きな麦畑も見えてきた。 もう少しでお店だ。 行列は… どれだけ並んでいるだろう……。 はやる心は自然と足の運びを速める。 見えてきた! 良かった! あまり待っている人はいないようだ! 人数にして10名程だろうか。まだ座る場所さえある。 時刻は8時を少し過ぎていた。私の作戦は成功した訳だ。 するとお店は開店時間の15分程前に「どうぞぉ」と声をかけてくれた。 実質、ほとんど待っていたことにならなかったのは、コチラに伺うとすれば奇跡的な事なのだろう。 先に進む人達が注文し、席に着くまでをウォッチングしていると、先ずは麺の温かい、冷たいを伝え、受け取ると、次に天ぷら等を選び、先に会計を済ませる。 その後はそれぞれの麺に合わせた出汁やつゆを丼に注ぎ、刻みネギや生姜を加えて自席、もしくは店外に運んで食べるのだ。 店内はあまり広いとは言えないので、お天気さえ良かったら、いや、むしろ外の空気を入れ込みながらの方が美味しく感じられるかもしれない。 街中にはない、澄んだ空気と風に当たりながらの食事は、外国人がテラスの席を好むことにも似ているように思う。 それほどお店の周りはのどかなのだ。 さて、私の番だ。 いつものように冷たい物、温かい物、両方を頂く。 しかし私の中に潜む悪魔が囁きかけてくる。 (ねぇねぇ、ここの煮揚げ、出汁との相性抜群で美味しいんだってよ。天ぷらも冷たい麺の方に入れようよ。天かすは無いみたいだよ……) あぁ…… この悪魔の囁きに耳を傾けたのがいけなかった。 シンプルなトッピングにして純粋に出汁やつゆを味わいたかったのに、かけうどんの出汁には煮揚げに染みた煮汁がうどん出汁の味を支配してしまった。 セルフのお店の天ぷらは、揚げ置きしてあることが多いので、普段の私なら ほとんど食べることが無いはずなのに……。 時間が経過してしまい固くなったゲソ天は、決して美味しいものではないと知っていながら、なぜそれを加えてしまったのか……。 誘惑の囁きに乗ってしまった事を後悔しても仕方ない。 うどんの麺は確かに美味しいのだ。 しかしながら私の頭の中は その後悔の念に犯され ぐちゃぐちゃになってしまい、うどんを味わう事に専念できない状態になってしまった。 とくに かけうどんの出汁が甘くなってしまった事についてのダメージは大きかった。 食べ終わり、店を出る。 やはりこの日は特殊な日だったのか、この時点でも行列はさほど長くはない。 再度並んで…… と、考えもしたが、止めておいた。 無理をしてはいけない。 そんな事をしてしまったら、この日のこの後がダメになってしまうことがわかっているから……。 ふと顔を持ち上げると、駐車場の脇に売店がある。 そうだ。ここで お店の味を買い求めてしまおう。 聞けば 賞味期限も私が自宅に戻った後でも大丈夫なようだ。 これを6人の子供たちにも分けてあげよう。 とりあえず自宅に宅配便で送り、到着したら それを分散すれば良い。 という事で、一番沢山のうどんが入っている「まんでがんセット」と、うどんに対して数が不足しているつゆも購入した。 美味しいうえに安い、が魅力の「がもう」さんにおいて、私1人が食べて 家族へのお土産も含めておよそ6,000円近く支払うことになってしまった。 まぁいいだろう。 私の後悔が これで多少なりとも安らげば……。
2024/05訪問
1回
高松を離れるまで あと1週間になった。 さぬきうどん。 どれだけのお店に伺ったのかを数えてみた。 自分なりに「こんなにもたくさんのお店に…」とは 思っているが、人間の欲というものにはキリがない。 なにせコンビニの数よりもうどん屋さんの方が多いのが香川県。 (まだまだ美味しいうどんのお店に行きたい) 食いしん坊と自覚はしているが、 欲深い人間だなぁ、私は。 またしてもお昼は新規開拓のうどん屋さんだ。 新規開拓とは言えど、コチラは以前より評判の良いお店であり、それが理由はわからないが現在の地に移転され、営業を再開しているようだ。 移転前に提供されていたメニューは 今のところ無い物もあり、以前を知る人のレビューには おでん等の提供もされていたようだ。 開店時間の5分前にお店に着いたが、ちょうどその時に先に待っていた人達が 早めに開けてくれたお店の案内で続々と中に入っていっている。 何人が待っていたんだろう……。 お店の前に自転車を駐輪し、暖簾を掛けようとしていたお店の人に「1人ですが、入ってもいいですか?」と尋ねたところ「大丈夫ですよ。カウンターでお願いします」と。 良かったぁ。行列は嫌いなのだ。 なんとか一巡目で入ることができた。 お店は少々手狭な感じは歪めない。 高さも形も異なる変形カウンターの、一番入り口扉に近い席に腰を下ろした。 新規開店する飲食店は、その規模の大小に関わらず、タブレットを使用しての注文方法を採用しているお店が増えてきたが、それはコチラも同様だ。 私もさっそく手に取り、海老の天ぷらが乗った冷たいうどんの注文を送信した。 その後「セルフでお願いしています」と言われたお水を汲んで席に戻る。 改めてタブレットを手にし、他にどんなメニューがあるのかを見てみる。 そこで「…!」 気がついたのだ。 私が先程送信したメニューは「えび天ぶっかけ」。 しかし私が本当に食べたかったのは「えび天ざる」だ。 あ~あ、やっちゃったよ……。 これだからせっかちでアナログなオジサンは…。 忙しいのにお店の人を呼び、事情を話して 今更だけど変更は可能でしょうか?と聞いてみたところ「大丈夫ですよ」と優しいお言葉を頂けた。 それに感謝しながら暫く待っていると、美味しそうなうどんが運ばれてきた。 えび天ぷらも程よいサイズが2尾、大葉の天ぷらと一緒に乗っている。 せっかくだから、と揚げたてを口にしたが、サックりと上手に揚がった美味しい天ぷらだった。 うどんは艶々と輝いており、おそらく… と想像して箸で一本だけ手繰ると、その通り とても長い麺が。 さぬきうどんを自家製麺で提供されるお店の多くは、コチラ同様 一本がかなり長い、ということを学習したのだ。 その麺だが、さすがに人気があるだけの実力が理解できる。 もっちりとしたなかにコシも十分にあり、とても美味しいうどんだ。 これも総じて言えると思うが、うどんはコシを楽しむなら「冷」で。出汁を味わうには「温」が良いのではと。 まぁ 個人的な感想なので、一概にはそれが正しいとは言えないかもしれないが、私が今回の高松での出張期間中に食べてみて感じた印象だ。 巡ったお店は2ヶ月半で20軒。 まだまだ さぬきうどんの真髄が理解できた訳ではない。 なんと奥が深いことだろう……。
2024/05訪問
1回
香川県高松市でうどんのお店を検索すると、食べログNo.1 のお店がコチラという結果が出ている 長期の出張中である私。 せっかくだから 美味しいうどんのお店は出来るだけ行ってみたいと思ってはいるが、なにぶん足が無い。 レンタカーを借りてまでの情熱も無く、せいぜい会社の自転車で行くことができそうなお店に限っていた。 が、休日のこの日。 特にやることもない。 こんな日だからこそ、ちょっと諦めていたお店目当ての遠征をしてもいいじゃないか。 ヨシッ!行こう! 出足から躓いてしまった。 会社の会議で、どうしても私の意見が必要らしく、仕方なく顔を出したが、9時30分からの会議はせいぜい1時間程で終わるか… が、甘かった。 結局、お店から最寄りのバス停に向かうバスに乗車したのが ちょうど12時。 お店に到着したしたのが12時20分くらいだった。 そんな時間では… と思っていた通り、お店の扉からは10名程が並んでいる。 私も列に加わり、順番を待つことにした。 その順番は なかなか進まない。 私がお店の扉前にたどり着けたのが、並び始めてから30分程が経過していた。 しかし更なる試練が待っていた。 順番が来て 店内に進むと、その店内にも席が空くまで待っている人が10名近くいる。 店内で待つこと更に約20分。 ようやく席に着くが、麺の茹で上げに17分のタイマーを駆使しているように、すこぶる回転が悪い。 私が注文した「ゲソ天ざる 大盛」に箸を伸ばす事ができたのは、並び始めてから約70分。 午後1時30分になっていた。 更なる試練が私を待っていた。 そんな時間に大量の天ぷらと大盛うどん。 お腹に納める事が出来るだろうか?…… 出来たとしても、果たしてその日の夕食はどうするつもりだ?…… 私の目の前に提供された「ゲソ天ざる 大盛」を眺めながら、ふと そんな先の事の考えが浮かんだ。 それほどのボリュームなのだ「ゲソ天ざる 大盛」は。 特にゲソ天。 うどんよりも先んじて提供されるが、うどんのつけ汁とは別に 天つゆも配られる。 柔らかく、上手に揚がった天ぷらだが、これ程の量は果たして必要なのだろうか…。 私のような初老のオジサンでは、このゲソ天だけでもお腹いっぱいだ。 更には 大盛のうどん。 これも…… 食品サンプルでも使って「普通盛りはコレ、大盛ならコレ」みたいに、その量がわかる術があったなら、私は大盛を注文することはなかったかもしれない…。 いや、なかっただろう。 コチラのうどんの1玉は それほどのボリュームなのだ。 それが大盛…… もう夕食は無理だな。諦めよう。今日はコチラのうどんと心中だ。 肝心なのは そのうどん。 先日、他店のうどんの事を記した際、「美味しいうどんを食べ続けているために、感動する心が麻痺しているのかも…」としたことを思い出したが、今回もまさしく同様の感想を抱いてしまった。 美味しいのだ。 間違いなく美味しいのだ。 しかし なんだろう、この気持ちは。 美味しい!と感動した程の、あの時の心の震えは いったい何処へ行ってしまったのか……。 もう どんな美味しいうどんを頂いても、コチラのような最高評価のうどんでも あの時のような気持ちにはなれないのか?…… 食べ終えて お店を後にした。 もうお腹はパンパンだ。 ちょっと遠いけど、駅まで歩こう。 歩いて… 歩いて歩いて、 それで自分を一度リセットしてみよう。 うどんは美味しかったのだ。 きっと今日という休日は 良い1日だったに違いないから……。
2024/04訪問
1回
高松に来て、仕事は休日になったがやることが無い… 訳ではないが、約3ヶ月前に妻と観光目的で来ているので、金刀比羅宮や栗林公園に再び行くのも…… と、この日の天気のようにグズグズしている私。 そうだ! うどん屋さん巡りをしよう! 思い立ったが吉日!とばかりにサッサと着替えを済ませ、ホテルに自転車を借りて出発だ! 投宿しているホテルから自転車で10分もかからなかった場所にコチラがあった。 コチラを1軒目に選んだのは、お店が朝7時から営業している、というのも決め手になった。 今日の朝食と昼食をうどんにすると、昨夜の〆にも うどんを食べているので3食連続となるが、それは決して嫌ではない。 私は無類の麺好きなので、連食はむしろウェルカムだ。 開店時間の20分後にお店に到着し、自転車を停める。 行列でも出来ているのかな… と店内を覗くが以外と空いている。 前日の雨が残っているかのような はっきりしないお天気のせいだろうか、行列が出来ているのかな…と想像したが、総数の半分くらいしか席は埋まってなかった。 扉を開けて、向かって右手に進み、先ずはレジで注文をして会計を済ませる。 左手に移動して、温かい麺料理を選んだ人は その麺の丼を受け取り、その麺を湯溜めで篭の中に入れて温め直し、水分を切って丼に戻す。 振り返った場所に、注ぎ口が4ヶ所ある大きなタンクに入った出汁を丼に注ぐ。 更に移動して、好みの具材(刻みネギや天かす等)をいれたら準備完了。自席で楽しむのだ。 さて、高松市内のさぬきうどんのお店では 人気のランキングで上位に位置するコチラのうどんは、と…。 先ずは「かけうどん」から。 スープを頂く。 うん、良く出汁が取れた美味しいスープだ。 しかし私の個人的な嗜好で言えば、熱々のスープではないのが少々残念だった。 朝イチだからなのか、それとも これがお店の通常なのかは解らないが。 もっと驚いたのは、麺にあまりコシが無かった事だ。 私の勝手な思い込みかもしれないが、今までのさぬきうどんのお店のかけうどんは どこもコシがある物だったが、コチラの麺は今までの どのお店よりも「やわらかい」麺だった。 更に驚いたのは、ぶっかけうどんだ。 先に食べたかけうどんは麺にコシが無かったが、このぶっかけうどんの麺はどうだ! とてもしっかりとしたコシがある、いわゆる「さぬきうどんらしい」麺だった。 うんうん! とても美味しい! これだよ! このクオリティなら コチラが行列が出来るお店だというのも納得だ。 さぬきうどんのお店には まだまだたくさんのお店に伺おうかと考えているが、まだ数軒しか頂いてないのに これだけ多彩な表情をお店ごとに見せてくれる。 やはり奥が深いなぁ……。 高松市(香川県)での滞在が益々楽しみになってきた。
2024/03訪問
1回
投宿しているホテルのすぐ近くにあるお店。 焼き鳥のお店で晩酌を済ませた後に伺った。 赴任先の皆さんから「うどんは かけうどん」の言葉がまるで呪文のように頭にこびりついて離れない。 〆のうどんを頂こうと扉を開けたが自分の本来の好みである「ぶっかけ」ではなく、かけうどんを注文してしまった…。 閉店時間が近いからか、店内には あまり他のお客の姿は見られない。 そんな時、そんな雰囲気のお店で かけうどん一杯だけを注文するのは正直言って気が引けた。 しかし コチラのホール係の女性。 関心する程 接客が素晴らしいのだ。 私は普段から飲食店は味や価格はもちろんだが、それ以上に接客の応対を気にする。 せっかく美味しい料理を頂いても接客態度が悪かったり、笑顔が無い応対はお店の評価を下げてしまう。 しかしコチラのホール係の女性は、その笑顔といい 言葉使いといい ホスピタリティーといい、どれも非の打ち所の無いものだ。 もう それだけで、コチラのお店の品格が解るというものだ。 運ばれてきたかけうどんも 当然シンプルながら出汁の効いたスープ、コシのあるうどんがとても美味しい。 お酒の後の〆には コレが一番良いだろう。 そうして私がうどんを味わっていると、1組の男女が来店して、席に着いたと思ったら すぐさま立ち上がり、何かを覗いている。 なんだろう…… あっ、おでんだ! おでんを選んでいるのかぁ。 そっかぁ、おでんもいいなぁ。 テイクアウトしてホテルに戻ったらそれで焼酎でも… …って、ちょっと待て! うどんで〆じゃないのか!(笑) しかし その心とは裏腹に足は既におでんに向かってしまった。 先程の素晴らしい接客の女性が「おでんも美味しいんですよ」の言葉が益々拍車をかける。 結局、4種類のおでんも購入した。 ホテルの自室に戻り、焼酎をグラスに注ぐ。 おでんには2種類の味噌(赤味噌と白味噌)が添えてあり、それは好みで使い分ける。 うん。美味しい美味しい。 高松のおでんも なかなかのものだ。 それにしても意志薄弱な私……。 またまたタヌキのようになったお腹が気になるくせに やめられない とまらないんだよなぁ……。
2024/03訪問
1回
今から約3ヶ月前に結婚記念日旅行で訪れた四国は香川県・高松市。 なんと その高松市に、今度は会社の長期の出張で再び訪れることになった。 今回も期間がおよそ2ヶ月になるようだが、その間 私が過去に経験した苦労として一番困ったのが「赤味噌が無い!」ことだった。 生粋の名古屋人の私。 愛すべき「名古屋めし」がしばらく食べられないのは本当に辛い。 あんかけスパゲッティに始まり、きしめん、「スガキヤ」のラーメン… 数々の名古屋めしが大好きな私。 そんな私ゆえに味噌汁を初めとする赤味噌を使用する料理が食べられないのは深刻な問題だ。 そこで 出発前の最後の休日のこの日。 出張の準備も整い、もうすぐ名古屋を離れる…というタイミングでの食事で選んだのがコチラ。 「味噌煮込みうどんをお腹いっぱい食べておこう!」だった。 お店には一番乗りで到着した。 とはいえ開店時間まではあと数分。 入り口辺りで待つことに。 その横にあるメニューやお店の案内を見ると、コチラでもQRコードを読み込み注文するシステムを導入していた。 「人手不足の解消として…」とあったが、今や飲食業界の人手不足の問題は相当深刻な事がうかがえる。 さて、開店時間となり、お店の人に中へと招かれる。 「お好きなテーブルをどうぞ」と言われ、二人で利用するのには一番面積の小さなテーブルに腰を下ろした。 注文は開店前から外に置いてあったメニューから予め決めていた物をQRコードから送信する。 私はスタンダードな「味噌煮込みうどん」を大盛で、追加で「ちくわ天」も。 辛い物が好きな妻は「辛いカレー煮込み」をそれぞれ注文した。 ちょっと不可解だったのは、私達の注文が一番先だったはずなのに、後からの人の料理が先に提供されていた事だった。 私達は三番目に料理を提供されたが、先の2組はいずれも私達と同様の注文と思われる煮込みうどんだ。 私が大盛にしたからか、それとも妻と別々の料理を注文したからなのか…。 理由は聞かなかったが、いずれにしてもガス台が足らないのか、どの料理、どのテーブルにも提供するまでに時間がかかっていたようで、今後利用するには時間にゆとりがある時にしようと思わせられた。 さて、やっと私達の料理が着丼した。 が、「すいませんが ちくわ天はもう少し後から…」と言われ、やはり人手不足は こうした形で影響しているのがわかった。 しかし 待ちかねた分だけ空腹が良いスパイスになったのか、肝心の味噌煮込みうどんはとても美味しく、特に麺はあの大手有名チェーン店の「山○屋」を遥かに凌ぐ出来映えだった。 ちょっと大袈裟かもしれないが、私が今まで食べてきた味噌煮込みうどんのお店の中でも三本の指に入れたいほどだ。 その麺。 先ずは固さが良い! 決して固すぎることなく、程よい弾力がある。 あとは麺の長さ、食べ応え、味噌味に負けない小麦の風味…。 これ程美味しい味噌煮込みうどんの麺はちょっと記憶に無いものだ。 もちろん妻の「辛いカレー煮込み」に使用されている麺も同様、とても美味しい。 コチラも少し味見をさせてもらったが、私も妻も「辛い」という割にはさほど辛味は感じなく、むしろスパイスの風味が立っている。 トッピングの野菜達のルックスと併せて、北海道のスープカレーを想起した。 中心に据えられた卵を割り崩すと、更にマイルドになり、そこへフレッシュなトマトの酸味までもが加わり渾然一体となり、全くの別の料理に変貌する。 これはとても面白い煮込みうどんだ。 お待ちかねの「ちくわ天」も届けられ、揚げたてを少し出汁に潜らせて口にすれば、サクサクに揚がった食感が嬉しく、出汁に入れて時間を置けば、油の染みた出汁になり、煮込みうどん自体が更に美味しくなる。 あぁ、至福だ。 大満足した。 これで後ろ髪を引かれることなく、高松に行くことができる。 味噌煮込みのうどんが食べられなくても 再び本場の讃岐うどんが待っているぜぃ!(笑)
2024/02訪問
1回
休日のお昼。 特にする事も無く、妻とのんびりしていた。 のんびりし過ぎて昼食を作る気分になれず、ダラダラしていたが、それでもお腹は減る。 そこで別宅から徒歩1分にあるコチラで「博多うどんでも食べようか…」と。 寒い日が長く続いたが、この日はうって変わって春本番の陽気に。 私達夫婦もお店迄の距離を考え、久しぶりに薄着での外出だ。 コチラは1度パチンコ店の入り口を抜けないと お店の扉にたどり着けない事から、私は平気だが妻は1人で利用する事には躊躇いがあるようだ。 それでも何度か私と一緒に利用した事があるので、うどんの美味しさはお気に入りのようだ。 さっそく入り口を抜けた券売機でチケットを購入する。 メニューは2人がお気に入りの「ごぼ天うどん」だ。 それに新メニューなのか「海老天丼」があり、それも単品で追加した。 テーブルに着き、チケットをスタッフの女性に渡し、しばし待つ。 やがて運ばれてきた天丼とうどん。 「ごぼ天うどん」は期待通りのルックス。 それに辛い物が好きな妻は、私が「大丈夫なのかょ...」と心配する程の七味唐辛子を振りかけている。 同時に提供された「海老天丼」は、期待を超えるルックスだ。 程良いサイズの海老天が5尾も乗っている。 その他には大葉の天ぷらが、申し訳なさそうに1枚だけ隠れていた。 海老が大好きな私達。 茶碗も持ってきてくれたので、天丼はシェア。 私が3尾でご飯は多目、妻が2尾でご飯は少な目。 心得たものである。 うどんの美味しさは言うまでもない。 この ふうわりとした麺は、せっかちな博多っ子に合わせて1度茹で置き、注文が入ったら直ぐに温め直して提供出来るようにと工夫して、今の姿に至ったそうだ。 そしてトッピングとして人気なのが、この「ごぼ天」と、練り物の「丸天」。 博多のクイックサービスを売りにするうどん屋で、これが無いお店を見たことが無い。 その「ごぼ天」をトッピングした物が私達夫婦のお気に入りなのだ。 天丼の丼汁は控え目にかけてあるが、卓上にも丼汁があり、それを使えば問題無い。 むしろかけ過ぎてしまったら、丼汁の味が際立ってしまい、バランスが悪くなる。 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の例えもあるように、何事も控え目が良いと思っている。 あー、美味しかったぁ! 新メニューの「海老天丼」も、いつもの「ごぼ天うどん」にも2人共に大満足だ。 ご馳走様でした。 近くで飲んだ後、〆として伺った「木村屋」さん。 別宅の目の前にあり、大変重宝していたが、一時期 博多うどんには欠かせないメニュー「ごぼう天うどん」が、何故か提供中止になってしまっていた。 私としては、コチラを利用する際は「ゴボ天うどん」1択だったので、大変なショックを受けてしまった。 以来、コチラには伺っていなかったが、飲んだ後に食べる博多うどんは、アゴ出汁の効いた スッキリとした味わい、それに「シコシコと腰があるうどん」とは真逆の「ふわりとした」麺が 胃腸に優しいのがラーメンとの違い、魅力になっていた。 故に この日は「ゴボ天うどん」ではなくても「かけうどん」でもいい。 ラーメンよりもさっぱりしたうどんで〆よう、と券売機の前に立ち、タッチパネルを見ると、なんと嬉しい事に「ごぼう天うどん」があるではないか! 「いつの間に帰ってきたんだ、この野郎! 連絡くらいよこせよ!」 みたいな心境になりながらタッチパネルに触れた。 しばらくして「ゴボ天うどん」が提供された。 以前なら「ごぼう天は別皿で…」とリクエストできたが、今回は 先ずは帰ってきた「ゴボ天うどん」を堪能しよう。 私の別宅のマンションに用事があり、ついでにそのマンションの目の前にあるコチラで昼食を済ませることにした。 コチラはかなり本格的な博多うどんを名古屋で食べさせてくれる貴重なお店だ。 出汁は勿論アゴを使用。 うどんも悪く言えば腰のない、良く言えば ふうわりとした博多うどん独特のリアルな麺。 トッピングには王道の「丸天」もしくは「ごぼう天」もある。 私の長男は さる企業の博多支店でかれこれ約10年近く働いているので、顔を見に行ったりで、私自身にとっても博多は思い出多い街だが、九州・博多と言えば食べることの好きな諸兄なら真っ先に思い浮かべるのはラーメンだろう。 しかし福岡市民が本当に愛している麺類はラーメンではなく「うどん」なのだ。 なにしろ諸説あろうかとは思うが、九州・博多こそが「うどん発祥の地」だとは皆さんご存知だろうか。 せっかちな博多っ子が うどんが早く食べられるように工夫した二度茹で。故に うどんはふうわりとしている。 それに丸天やごぼう天をトッピングするのがスタンダードな博多うどんのスタイルだ。 アゴ出汁の独特な香りと味わいがマッチした薄味のつゆ。 これこそが博多うどんである。 なかなか九州以外の街で このうどんを食べることができないので そんな意味でも貴重なお店なのだと思う。 今回はフェアメニューの天丼も注文したが、海老は小さなサイズの物を使用しているので、かき揚げの具材と相まってしまい その存在が分かりにくかったが、味自体はまずまずだった。 普段は うどんよりも「きしめん」派の私だが、たまにコチラのうどんが食べたくなることがあるのは やはりこのうどんが「本物」だということかもしれない。 大曽根駅の南、徳川園よりは北に位置するパチンコ店があるのだが、その中にあるテナントのうどん店。 愛知県民にはソウルフードと言えるラーメンの「スガキヤ」が手掛ける博多うどんのお店だ。 本場の味を提供してくれるお店で、出汁は勿論あご出汁を使い、天ぷらはやはり牛蒡か丸天に食指が動く。 この日は牛蒡を選び、別添えにしてもらった。 やがて運ばれてきたうどんは博多うどんならではのふわりとした食感の、とても優しいお味。 あご出汁のつゆと相まって、一緒に牛蒡天ぷらを食べれば気分は博多に居るようだ。 リーズナブルな価格であり、これからも通わせてもらおう。
2025/03訪問
4回
ちょっとした驚きだった。 休日のこの日。 特にする事も無く、妻と「今日は何をしようか…」なんて言っていた。 ふと私に (味噌煮込みうどんが食べたいな…) という思いが芽生え、ランチにどう? と妻に相談したところ「ふーん、 別にぃ… いいよぉ」と食い付きがイマイチ悪い。 それでも付き合ってくれるのが妻の良いところだなw そこで近隣の、自転車でも行けそうな距離で、まだ伺った事が無いお店を探して新規開拓してみる事にした。 それがコチラ「三浦屋」さんだった。 自転車を利用すれば5分とかからない距離にお店はあった。 お店の外観は、私のような昭和世代の人なら親しみを感じる造り。 白い暖簾が掛かる扉を開き、店内へと進む。 たまたまなのか、お昼のピークの時間帯を少し過ぎていたとはいえ、先客は2組3名と少々寂しい。 繁盛店ならこの時間帯は満席、もしくはウェイティングボードに名前を記して順番待ち…というイメージだが……。 (どうだろう?… 美味しいのかな……) 私の心の中では若干不安な気持ちが湧いてきた。 メニューを見る。 きしめんを推しているのかな。 「味噌煮込み定食」とも記してあるが、「うどん」とまでは書かれてはいない。 という事は「味噌煮込み」も「きしめん」の麺を使用しているのかな…。 なんだか訳が解らなくなってしまった。 もし本当に、万が一だろうが「味噌煮込み」が美味しくなかった事も想定して、2人共倒れするのは避けたい。 妻と慎重に審議した結果、私は「カレーきしめん定食」にとんかつをトッピングし、妻は「味噌煮込み」を定食ではなく単品で注文することにした。 やがて着丼。 先ずは私の「カレーきしめん定食・とんかつのトッピング」が。 ルックスに派手さは無い。とんかつのサイズも想定どおり。 しかし1切れ箸に取ってみると、肉の厚みはなかなかだ。 刺激的、とまではいかないまでも、スパイスの効いたカレーが濃く抽出した出汁と相まって、とても美味しい。 その味わいに安堵していると、妻の「味噌煮込み」も運ばれてきた。 土鍋は勢い良くグラグラと煮えたぎり、立ち昇る湯気は視界を遮る程だ。 この光景こそが、名古屋人が愛して止まないものだ。 妻が箸を伸ばす。 「……美味しい! ねぇ、すごく美味しいよ!」 珍しい。妻が炭水化物を喜んで食べている。よほど気に入ったのだろう。 そんな妻を見ていると、私も味見をしたくなるのは当然の成り行き。 私も箸を伸ばしてみる。 麺は某有名店との比較ではコチラは細めだ。 その麺を啜る。 細めではあるが、しっかりとした噛み応えがあり、小麦の風味も楽しめる。 そして何より私を驚かせたのが この出汁だ。 八丁味噌独特の力強い味わいを、しっかりと取り出した節が受け止めている。 鰹だけではなく、ムロ鯵の節、鯖節なども使っているようだ。 この出汁こそが、私が求めているものだ。 私が幼い子供の頃から食べてきた「味噌煮込み」は、このような丁寧で、尚且つ化学調味料などは一切使わない、美味しい麺料理だった。 それをコチラは守り通しているのだろう……。 あまりの美味しさに しばし酔っていた。 しかしコチラもご主人と思われる男性が厨房、その母上と思われる女性の2オペだった。 このようなお店が、後継ぎがいない等々の理由でお店を閉じてしまう例が多く、老婆心ながらコチラは大丈夫なのかな…と想像してしまう。 これだけ美味しい麺料理を提供してくれるお店なのだ。 これからも長く続けてくださる事を願っている。 ご馳走様でした。 また近々伺わさせて頂きますね。