ゆうじ88さんの行った(口コミ)お店一覧

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これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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120 件を表示 170

酒粋 醍醐

居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

食べログ 居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

酒粋 醍醐

北鉄金沢、金沢、七ツ屋/居酒屋、郷土料理、日本料理

3.71

434

¥6,000~¥7,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:4.5

凄いお店だ。 これだけ多くの入手困難な日本酒、どうやって揃えられるのだろう……。 今回の金沢の旅は、馴染みのお店ばかりを廻る予定だったが、数少ない初訪問のお店の中で一番楽しみにしていたのがコチラ「酒粋 醍醐」さんだ。 私の為の飲み会を催してくれた、当時一番仲良くしてくれた女性が 私が今回宿泊するホテルのロビーまで迎えに来てくれると言う。 ならば… と、私ひとりでも良かったのだが、その女性スタッフも「良かったら一緒に…」と誘ってみると「えーっ、良いですね! 行く行く!」となったのだ。 お昼の15時からの営業というのも都合が良く、「飲み会の前のアペリティフとして…」軽く、極軽く頂く事にしよう。 タクシーで向かったのが、飲み会の1時間半前。 往復の時間を入れると、お店の滞在時間はちょうど1時間程になる。 先ずはお店の外観に圧倒される。 かなりの種類の酒瓶が私達を出迎えてくれた。 扉を開き、店内へと進むと 更に驚く程の名酒がバックバーという役目のガラス窓の冷蔵庫に並んでいる。 十四代、新政、而今…… どんなコネクションがあれば これ程の酒を集められるのだろう……。 いずれも入手困難な日本酒ばかりだ。 しばし見惚れてしまう……。 いやいや、時間がもったいない! 酒は眺める物ではなく飲む物だ。 さっそく注文しよう。 私だが選んだのが「而今」。 今、私が一番美味しいと思っている日本酒だ。 連れの女性スタッフは、地元の「勝駒」を。 お互い切子のグラスに注がれた酒で再会を祝して乾杯した。 軽くとはいえ酒の肴も欲しい。 メニューと、それ以外にも小さな黒板にも この日のお勧めが記載されている。 この後もあるので、あまりお腹に溜まる物は避けたい。 付きだしの南蛮漬けもあるので、他には鮪のタタキと烏賊の肝和えをお願いした。 日本酒を代表するような名酒だ。 酒が旨いのは言うに及ばず、アテの肴も、特に烏賊の肝和えは「塩辛」よりも深い味わいで、これは酒が進んでしまう。 次なるはお互いの酒を交代してみようと。 私が「勝駒」、連れの女性スタッフが「而今」だ、 酒と肴が旨いと会話も弾む。 予定していた1時間はあっという間に過ぎてしまった。 後ろ髪を引かれる思いで会計を済ませ、お店を後にしたが、次回金沢に来ることがあれば…  いや、このお店に来る為に金沢に来たくなりそうだ。 また1つ、良いお店に出会うことができた。 金沢、懐の深い街だ……。

2025/07訪問

1回

一月家

居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

食べログ 居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

一月家

宮町、山田上口、伊勢市/居酒屋、海鮮、日本料理

3.74

393

¥4,000~¥4,999

-

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.5

無謀な連食を経て2日連続で伺った、伊勢を、いや、日本を代表するであろう私の大好きな居酒屋「一月家」さんだ。 もはや私にはコチラに対する賛辞は見つからない。 これ程のお店が私の居住する地域に無いことが悔しくさえなる。 この日にしても、私は10時に「モリスパ」、11時30分に「伊勢うどん」、そして12時一斉スタートの和食料理店で懐石料理を頂いた後の2日連続の再訪…と、まったく「バカに漬ける薬は無い」と揶揄されても仕方ない行動をとっているのだから…。 そぼふる雨のなか、お店にはタクシーで向かった。 この日は土曜日。 昨日、仲良くなったご常連のご夫妻の話では、最近は時間きっちりにならないとお店は開かない、とご教授頂いたので、この日はまさに開店時間の2時に到着するよう予定を立てていた。 しかしどうだ! この賑わいは! 私が扉を開くと、カウンターはおろか、テーブル席まで満席だ。 開店してから5分程しか経過していないにも関わらず この状況…。 いったい何人の人達がお店が開くのを待っていたのだろう。 さすが「げつ家(常連さんは皆、こう呼ぶのだ)」さんだ。 満席ではあったが、なんとかテーブル席の片隅に座らせて頂くことが出来た。 それだけでもありがたい。 注文はお店を焦らす事なくゆっくりとすれば良い。 先ずは酎ハイだ。 私がコチラで酎ハイをお願いするのは極めて珍しい事なのだが、この日は満席で賑わう店内の雰囲気と、今まで一度も座った事のないテーブル席、というシチュエーションがそうさせたのかもしれない。 しかし肴は違う。 私はコチラに来たら必ず注文する「ふくだめ」と「湯豆腐」がマストメニューだからだ。 この2つを注文しなかった日は無い。 酎ハイを飲み干し、これまたいつも通りの日本酒の熱燗をお願いする。 ちょうどこの日は自民党の総裁選をテレビ中継しており、新総裁が初めて女性が選ばれた事を肴にあちらこちらで話題にしていた。 私が着席したテーブルにも 私よりもかなり先輩にあたる男性グループが話しかけてくれて、私も退屈することなく楽しむ事が出来た。 こういったコミュニケーションがコチラでは当たり前なのだ。 1人でじっくりと酒と肴を楽しむも良し。 このようなコミュニケーションを楽しいと思えるも また良しだ。 あぁ、やっぱりココはいい……。 私が「伊勢に、伊勢に…」と通いつめる最大の理由であり、楽しみなのだ。 いつもありがとうございます。 ご馳走様でした。 大好きな居酒屋さんだ。 私にとっての「伊勢」とは「伊勢神宮」ではなく、コチラ「一月家」さんだ。 正直、私が「伊勢に行く」のは伊勢神宮にお詣りするのは二の次で、あくまでもコチラに来る為の理由付けに過ぎないのかもしれない。 「天照皇大神にご挨拶して来るから…」と理屈をこねるが、私が伊勢に向かう日は 必ずコチラの定休日である水曜日を避けているのも それを表す行動パターンの1つだ。 この日も本来なら先に二見輿玉神社に参拝し、その後「外宮」、そして「内宮」と巡る予定だったが、それだとコチラの開店時間に間に合わない。 翌日が雨模様の天気予報では、尚更避けたいと考え、この日は二見輿玉神社は翌日にしてしまったのだ。 (本来、それでは二見輿玉神社に参拝する意味が無くなってしまうのだが…) その意味を理解してでもコチラを優勢するのは、私が「伊勢 イコール 一月家」だからだ。 満席になり、カウンターに座れないのは、お一人様の私には辛い。 開店時間の30分前にお店に着いた。 それでも私よりも先に2人の先客がいる。 しかも ご夫婦とお見かけしたその2人は、用意周到に折り畳み式の椅子まで持参していた。 私が その2人を横目にお店の扉に手を掛けるが開かない。 すると先客のご夫婦が「まだ2時(開店時間)前だから開かないよ」と話掛けてくれた。 私が「以前来た時は2時前でも開けてくれたんですが…」と返すと「以前はそうだったけど、今は2時にしか開かないよ」と。 どうやら相当なご常連客のようだ。 それなら仕方ない。開くまで待たせてもらおう。 しばらく待っているうちに、やはり他の客がどんどん来店してくる。 結局 2時にお店が開いた頃には10数名の客が待っていた。 私は先程のご夫婦に続き、その隣の席に腰を下ろしたが、後からの客は銘々自分の好きな席にバラバラに座っている。 こうした人気店は カウンターなら奥から詰めて座って...と言われる事があるが、コチラはそうした制約のようなものは無いようだ。 まだ暑さが残っていた。 外で待っている間に喉が渇き、先ずはビールを所望した。 肴をメモ用紙に記入して渡す。 刺身の盛り合わせに「ふくだめ」だ。 私はコチラの「ふくだめ」が大好物。 鮑と言っても過言ではないサイズが2貫乗っていて、食べ応えもある。 それに熱燗を合わせる。 コチラの徳利はオリジナルで、1つひとつが手書きの物だ。 故に 1本1本のデザインが微妙に違うので、その違いを見つける為を屁理屈に「もう1本」「あともう1本…」となるのだ。 先出のご常連のご夫婦が、お店の人とのやりとりのなかで「昨日の烏賊の塩辛は美味しかったけど、まだ残っているのかな…」と。 「あるけど もう残り少ないから たぶん今日で終わりやな」  「けど、あれだけ美味しかったから、今日はもっと美味しくなって…」 そんなやりとりを聞かされてはたまらない。 「それ、私も頂いてもいいですか?」 これがきっかけとなり、ご夫婦との話に華が咲いた。 こんなふれあいが楽しい店なのだ。 この人達がどんな人なのか… なんて事に興味は無い。 ただただ この「一月家」が好きで集まった人達が隣合わせただけの事だ。 美味しい肴と美味しい酒。 気の置けない会話がそれを進ませる。 やはりここは素晴らしい! ミシュランガイドの三つ星のように、そのために旅行する価値のある卓越した料理、時間を提供してくれる名居酒屋だ。 2024年の初詣に夫婦二人で伊勢神宮に参拝した。 外宮から内宮へと周り、おはらい町やおかげ横丁を巡り、その後の精進落としは私のお約束のお店で。 それがコチラ「一月家」さんだ。 不謹慎だが私にとっては伊勢神宮への参拝よりもコチラが営業している曜日・時間に合わせて行動する事の方が優先事項になる。 故に伊勢神宮の参拝はお店が開店する迄に済ませ、精進落としをコチラで…というのが私の行動パターンになる。 妻も前回連れていって以来のファンになってしまい、今回の再訪を楽しみにしてくれていた。 開店時間の14時よりも5分前にタクシーで到着するが、まだまだ暖簾は掛かっていない。 どう見ても まだ営業しているとは思えない外観だ。 それでも常連よろしく躊躇無く扉を開けると おぉ! カウンターは開店前だというのに既に満席じゃないか!(笑) 細長いコの字型の席は全て埋まってしまっている。 これではコチラの魅力が半減してしまう。 なんとか空いている椅子はないものか… と探したところ、1つ詰めてもらえば なんとか二人座れるスペースが! そこでご常連とおぼしき紳士にお願いし 席を譲って頂いた。 やれやれ、良かった。 こうしたやり取りができるのは、私が執念深い男だからなのだろう(笑) ご常連の紳士にお礼申し上げ、席に着いた。 先ずはビールだ。 銘柄も選べるので、いつもなら「キリン」派の私だが、この日は先程の紳士が飲んでいたものに合わせて「赤星(サッポロラガー)」を。 やはりこうした居酒屋さんには赤星が良く似合う。 苦味の効いたラガービールで夫婦で「いやさか!」だ。 開店直後とあってお店はバタバタ忙しくしている。 しばらくして やっと女将さんが紙と鉛筆を渡してくれて、そこに注文する物を書き込み手渡す。 私が何をさておいても必ず注文する「刺身の盛り合わせ」と「ふくだめ」、妻のリクエストの「鰤の照焼き」、私が食べたかった「エビフライ」からスタートだ。 刺身の盛り合わせはマグロ以外は全てこの地域の近海で水揚げされた物を使用している。 写真は既に妻が1切れ手をつけている三重県・答志島のサワラの刺身が抜群に美味しく、勿論その他もとても良い。 それに「ふくだめ」だ。  (「ふくだめ」については前回の投稿を参照して欲しい) いつも思うのだが、これはもう鮑と言っても過言では無いサイズと思う。 肉厚な切り身を頬張れば、「あぁ、コレだよなぁ…」と思わず呟いてしまいそうになる。 妻のリクエストの鰤の照焼きが。 これまた肉厚にカットされた脂の乗った鰤を上手に焼いてくれてある。 照焼き、と言ってもタレは添えては無く、甘くどさの無いソレが かえってそれが酒を進ませる。 ご飯のおかずならタレはあった方が良いのだろうが、そこは流石! 酒飲みの心を掴んでくれている。 エビフライが到着だ。 コチラのエビフライ、懐かしい洋食店のスタイルだ。 海老が半分に開いてあり、それに衣をつけて揚げてある。 「ここのエビフライは海老が大きいから 開いてあってもちゃんと海老がプリプリして美味しいでしょう」とお隣の、席を譲って頂いた紳士から声が掛かる。 これをきっかけに私達と紳士の会話の交流が始まった。 紳士はもう随分前からの常連客のようで、お店が現在の佇まいに改装するよりも前から通っていらっしゃったようで、先代の大将の事、2代目の大将とは年の差1つの旧知の間柄の事、お店で使用している徳利は全て有田焼の特注品で、手書き故に1つひとつの絵柄が微妙に違う事、等々を御教授して頂いた。 私もさっそく赤星から日本酒の熱燗に切り替えていたので、徳利を見比べてみる。 なるほど、確かにおっしゃる通りだ。 楽しい会話はお互い「差しつ、差されつ」の間柄へと発展していった。   そして会話はさらにお隣の横浜からおみえのご夫妻にまで飛び火して、五人の仲間になってしまった。 そう。 これが この「げつや」(常連さん達は店名の最初のひと文字のイチを略してそう呼ぶ)の魅力なのだ。 「袖すり合うも多生の縁」というが、まさにそれを体現できる場所なのだ。 酒の肴に欠かせないもう一品。 湯豆腐だ。 かの「居酒屋の達人」太田和彦氏曰く「日本三大湯豆腐」と言わしめた、これも欠かすことが出来ない肴だ。 あまりの美味しさに、前回は豆腐好きの妻と取り合いになり、おかわりを所望した程だ。 熱燗徳利は二本、三本と倒れていく…。 この後も「生若芽」「鶏肝の煮付け」伊勢志摩地方の郷土料理「鮫たれ」と、どれも美味しい肴をアテに、会話も進み、酒も進む。 この日も楽しく過ごすことができた。 タクシーを呼び、会計を済ませ、お店の大将やお隣の紳士、ご夫妻にお礼申し上げ、お店を後にした。 程よく酔った身体に冷たい空気が心地よい。 これからも伊勢志摩方面に出かける際には また是非立ち寄らせて頂こう。 ご馳走様。ありがとうございました。 伊勢志摩への結婚記念日旅行。 宿泊した「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」は、ホテルの玄関口から他の近鉄グループのホテルを数ヶ所廻り、その後は伊勢神宮の内宮前まで直行してくれる便利な「パールシャトル」というリムジンバスがある。 私達はそれを利用して今年最後になるであろう伊勢神宮詣りに向かった。 参拝を済ませた後は精進落とし、とばかりに まだ陽も高い時間だが14時から営業しているコチラ「一月家」さんに向かった。 タクシーでお店に到着したのは14時を少し過ぎていたのだが、まだ暖簾は掛かっていない。 どうしたものか…と思案していると、妻が勝手にお店の扉を開いて店の中を覗いている。この行動力が妻の魅力の一端だ(笑) すると「もう入ってもいいって! 誰か先にいるみたいだよ!」 その声に導かれ私も扉を開けると、確かに二人の地元のご常連と思われる方がカウンターに座っている。 カウンターの中から姐さんが「ゴメンねぇ~!どうぞ好きな席に座って!もう大丈夫(開店する)だから。」 こんな一面も老舗の居酒屋らしくて私は好きだ。 勝手知ったる我が家ではないが、事情をよく理解しているご常連は たとえ暖簾が掛かっていようが いなかろうが 構わず自分好みの席に腰をおろす。お店の支度が間に合わなくてもいいのだ。 私達もご常連のお邪魔にならないような席を選んで腰をかけ、とりあえずのビールを飲みながら待つことに。 すると姐さんが 「さぁ、お待たせ!何にする?今日はね、鰯が美味しいんょ。それにね、若芽。これも美味しいわ。ねっ、鰯、食べるでしょ? 姐さん(妻の事)は?飲む?ご飯にする?ご飯あとにしようか?」 と、こんな調子で話しかけてくれる。 「うん、それじゃあ鰯と、あとは「ふくだめ」と、刺身は盛り合わせにしてもらおうかな。それとね、湯豆腐もお願い。」 「いやぁ兄さんわかってはるわ!ふくだめ、美味しいんょ。それと湯豆腐もね。名物なん。ほんなら ちょっと待っててな!」 このノリが好きなのだ。 気取らず、飾らず、笑顔を交わしながらのやり取り。 これこそが居酒屋の醍醐味だ。 それでいて お店やご常連に甘えることなく、邪魔することなく ほんの少しだけ背筋を伸ばして 酒に溺れることの無いように… 先ずは鰯から。 酢で〆られた鰯はスターターとしてふさわしい物。 脂の乗った鰯がさっぱりと頂けることで、胃袋が活性化する。 刺身の盛り合わせは この日は五種類の魚介で。 いずれも伊勢湾で水揚げされた物。脂の乗ったカンパチの腹身や戻り鰹がとても美味しい。 ふくだめ。 伊勢では「福多目」とも記される縁起物としても重宝される。 鮑と とてもよく似ているが、穴の数が違うことで見分けることができる。しかし味は鮑と遜色ない。大きなサイズの物を炊いた ふくだめは、鮑です、と提供されてもわからない程 美味しい物だ。 そして湯豆腐。 かの太田和彦氏曰く「日本三大湯豆腐」と言わしめた逸品だ。 盛岡の「とらや」、横須賀の「大衆酒場ぎんじ」、それに伊勢の「一月家」が 日本三大居酒屋豆腐なのだと。 その湯豆腐、とてもシンプルな物。温められた豆腐が皿に盛られ、タレをかけ、刻みネギと鰹節が添えてある。 たったそれだけ。しかしその滋味深い味わいはどうだ! 確かに見た目には さほどの工夫があるようには見えない。 しかし美味しさは ただの湯豆腐という物ではないのだ。 これは確かに美味しい。その「とらや」や「ぎんじ」の湯豆腐とも食べ比べてみたくなってしまった。 そうなれば おのずと酒は燗酒だ。 二合徳利から盃に熱燗を注ぎ、湯豆腐を口に運ぶ……。 なんと日本人として幸せなことよ! いつの間にか隣の席には自由業と思われる御仁が座り、更に その隣のご夫婦と私達の五人がカウンターのL 字の部分での会話が始まり、それがまた酒の肴になる。 (そして自由業とおぼしき御仁は 私達が帰宅した後に 某有名なグループのミュージシャンだと知ることになる。大将に聞いたところ、コンサートツアーで東海地方に寄る度に来店するそうだ。) たとえそんな出逢いがあっても、何の気取りも飾り気も無い、ただの居酒屋で酒を楽しみ会話を楽しむ客同士だけなのだ。 それがいいのだ。 その後も牛スジの煮込み、姐さんのお勧めの若芽、妻のリクエストの唐揚げと進み、それに併せて熱燗も進む。 私は湯豆腐があまりにも美味しいので おかわりをした。 お品書きには値段の記載が無いことを心配するなかれ。 私達のこの日の支払いは 明細はわからないが8,000円でお釣りがあった。 これだけ飲み食いして この支払い。かえって「安過ぎない?」と逆に心配になってしまう程だ。 さすがは「伊勢に ゲツヤあり!(常連客は店名から「イチ」を省いて「ゲツヤ」と呼ぶ)」と日本中から呑兵衛が集まる訳だ。 この名店、いつまでも続いて欲しいと心から願っている。

2025/10訪問

4回

そ~れ

栄(名古屋)、栄町、矢場町/パスタ、居酒屋、郷土料理

3.49

576

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
日曜日

昼の点数:4.5

最近、勤務の都合でなかなか伺えなかったが、私が「あんかけスパゲッティではNo.1」と思っているのがコチラ「そ~れ」さん。 「名古屋めし」は様々あれど、私が「一番好きな名古屋めしは…」と尋ねられたら「"そ~れ"の あんかけスパゲッティです!」と答えるだろう。 それほど大好きなだけに、訪問出来ない事は相当なストレスになっていた。 この日、従業員用の食堂メニューが全く食べたいと思えない内容に意を決して、休憩時間内に食べられるかわからないリスクを抱えながら再訪することにした。 まだ正午前。 人気店故に混み具合はどうだろう…。 そんな心配をよそに なんとか席に着く事が出来た。 そして私が毎回呪文のように唱える言葉。 「イチハン、クラシックソース多目で」と……。 それはいつも変わらないので、さして金額を気にした事はなかったが、どことなく店内の雰囲気に違和感が…。 何気に見上げると、ランチのこれまでのメニューの価格が変わっている事に気が付いた。 (なるほど。諸物価高騰の影響は避けられないよな…) それでも私の好きな、店名を冠した一番スタンダードなメニューの「そ~れ」の1.5倍が、値上がりしたとはいえ税込850円は、お店の努力…と言ってかたずけてはいけない事に思った……。 このメニューならクイックサービスが可能なのだろう。 さほど待ったとは思えないスピードで「イチハン、クラシックソース」が提供された。 この味わいに、更に卓上のブラックペッパーを嵐のように振りかけて頂くのが私流。 「あんかけスパゲッティはソースを食べる料理」「食べる際、啜る事を許される唯一のロングパスタ」 と嘯く私の流儀だ。 提供されてから約10分強の時間で完食出来た。 パワーチャージ完了だ! さぁ! 後半の仕事も頑張ろう! ……って、腹パンで眠くなりそうだな(笑) 高松での出張を終えた後の名古屋めし③ 「そ~れ」さんの「あんかけスパゲッティ」。 実は私、多種多様な名古屋めしの中でも一番好きな料理は? と聞かれたら、真っ先に挙げるのが この「そ~れ」さんの「あんかけスパゲッティ」なのだ。 手羽先でもなく、ひつまぶしでもなく、天むすでもない。 一番は「あんかけスパゲッティ」の元祖であるコチラがNo.1 だ。 先にレビューした 私の大好きな居酒屋「たから屋」さんと肩を並べる11度目の再訪の「そ~れ」さん。 名古屋めし という物は様々あれど、中でもコテコテの名古屋人の私が「決して他県には無い、受け入れてもらいにくい、しかしながら孤高の存在でもある!」と、No.1 の評価をする「あんかけスパゲッティー」の発祥のお店であり、味わいもNo.1評価のお店だ。 もう何度もレビューしたので、今回は再訪したことだけを記載させて頂くことにした。 もう数えきれない程伺っている「あんかけスパゲッティ」の名店「そ~れ」さん。 私が名古屋をしばらく離れることになると、戻ってきたら真っ先に伺うのがコチラだ。 もうコチラの賛辞は書き飽きたので割愛させていただくが、今回はいつもの「イチハン、クラシックソース」に加え、白身魚フライをトッピングすることにした。 珍しくそんな事をしたのは、いつも会計時にお釣りと一緒にお店のサービス券をもらうのだが、お店の人に「このサービス券、貯めてくれているならかなりの枚数がありますよね? たまには使ってくださいね」と言われたからだ。 確かにたくさん貯まってはいた。が、一度の使用が5枚が限度で しかもトッピングを選ぶサービスだ。 私は常々「あんかけスパゲッティはソースを食べるもの」とうそぶいているように、麺とソース以外は興味が無い。 それでも会計する度に渡されるサービス券を無碍にするのも申し訳ない。 そんな思いで今回は使わせて頂くことにしたのだ。 うん。やはりトッピングはどうでもいい。 私にはこの麺とソースさえあれば満足だから……。 宮古島での勤務を終えて内地に戻り、真っ先に向かった名古屋めしのお店はなんと言ってもコチラ「そ~れ」さんだ。 私が 数ある名古屋めしの中でも一番好きな料理はこの「あんかけスパゲッティー」だが、その中でも頭1つ抜けて美味しいのがコチラだと思っている。 なにせ発祥のお店だ。 間違い無い美味しさはクラシックソースでこそ、と思う。 そのクラシックソースに、更に追い討ちをかけるがごとくブラックペッパーの雨を降り注がせるのが私流の楽しみ方。 そこへダメ押しのガーリックパウダーを加えると完璧だ。 宮古島では絶対に味わうことができなかったこの愛すべきあんかけスパゲッティー。 いつも、いつまでも大好きだ。 金沢での長期出張から帰った私。 会社に報告に行くより何より前に、先ずはコチラ「そ~れ」さんで 私が様々な「名古屋めし」でも一番好きな「あんかけスパゲッティ」を食べてからにしよう! あんかけスパゲッティは何故か他の土地には無い。 何故だろう……。 受け入れてもらえないのが不思議に思える。 私は今もこの書き込みをしながら「そ~れ」さんに向かっている途中だ。 もはや中毒とも思う。 そして数あるあんかけスパゲッティのお店の中でも やはり一番美味しいと思わせるのはコチラ「そ~れ」さんだ。 この日も美味しく頂いた。 この変わらぬ美味しさ。いつまでも守り続けてほしい。 大好きな大好きな名古屋めしの中でもベスト5に入る「あんかけスパゲッティー」。 その元祖であり名店なのがコチラ「そ~れ」さん。 私の勤め先のすぐ裏側にあるので 従業員食堂のメニューが気にいらなければ すぐにコチラで食事をしてしまう。 しかも注文するメニューも毎回同じ。 そう、「イチハン、クラシックで」と呪文のように唱えるのだ。 イチハン、と言えば一番シンプルであり基本でもある、店名を冠したメニュー「そ~れ」の1.5倍の事。 あんかけスパゲッティはソースを食べるパスタだ。 私にとっては具材やトッピングなど どうでもいい。 ソースとパスタが合っているか、美味しいのか が大事なのだ。 したがって常連客で注文の際に分量だけを唱えることは このメニューを指していることになる。 ソースもスタンダードとクラシックがあるので、クラシックソースが好きな私はいつもコレ 一択。 この ただでさえスパイシーなクラシックソースに土砂降りの雨の如くブラックペッパーをふりかけ、更にガーリックグラニューで仕上げるのが私流なのだ。 私が勝手に「たった1つの 啜りあげることを許されるロングパスタ」と言っている この「そ~れ の あんかけスパゲティー」 もはや中毒だな、こりゃ……。 コテコテの名古屋人の私が、あえて一番好きな「名古屋めし」を一つ挙げるとするならば、それがコチラ「そ~れ」さんの 「あんかけスパゲッティー」だ。 それも他のお店のではなく、この「そ~れ」さんのが一番美味しいと思っている。 他の有名店もたべあるいたが、コチラにはかなわない。 そう思うほど この味に惚れ込んでいるのだ。 最近まで静岡県の下田で仕事をしていた時も、思い出すのは赤だしの味噌汁と「そ~れ」のあんかけスパゲッティーだった。 この日は その下田から帰還してから最初の訪問だった。 待ち焦がれた味。 やはり「そ~れ の あんかけスパゲッティー」は名古屋の誇りだ! いつもいつも通いつめている、私の大好きな名古屋めしの中でも筆頭格の位置付け、あんかけスパゲッティーの元祖「そ~れ」さん。 単に勤め先から近いという理由だけでなく、やはり創業当時の味を復刻するべく現在のご主人の努力からリボーンした「クラシックソース」は他のあんかけスパゲッティーの追随を許さない不動のNo.1だ。 この日、最近の私はいよいよ「イチハン(通常の1.5倍の量)」が食べられなくなってしまったので「イチニ(1.2倍)」を注文した。 以前より私は「あんかけスパゲッティーはソースを食べる料理」と言い続け、また「唯一すすり上げて食べることを許されたロングパスタ」とも言ってきた。 今回も私はソースに更なるブラックペッパーを雨のように降りかけ、加えてガーリックパウダーも。 これこそが私も含めた名古屋人の「コテコテ大好き文化」の極みだと思いながら、今日も美味しく頂いた。 いつもお世話になっている会社近くの「あんかけスパゲッティ」の名店。 今日は私の中で異変が起きた。 いつもなら判で押したように「イチハン、クラシックソースで。」と注文する私が今回は「イチニ(1.2倍)、クラシックソース」に「変更」したのだ! これは明らかに私の異変だ。お昼のサービスで「イチハン」は普通の量の物と同額なので、あんかけスパゲッティ大好きな私は決まってイチハンにしていたが、今回は何故かイチハンを止めてみようと思った。 これは私が最近、特に妻から言われる「タヌキみたいなお腹だよ」と言われる言葉を気にしているからに他ならない。 なにより私は分別をわきまえた大人だ。 いつまでも若い頃のような訳にはいかないということを自覚せねばなるまい。 ビールが大好きな私としては、それが止められないなら食事をコントロールするしかないのだ。 やがて運ばれてきたスパゲッティは、ルックスだけならイチハンとさほど変わらない。 「これで本当にイチニなのか?……」 食べ終えた個人的な感想は (イチハンもイチニもさほど変わらないんだなぁ…。)だった。 味は勿論同じだから、これからはためらいもなく、 「イチニ、クラシックソースで!」と注文しよう。 「ゆうじ、お前も大人になったなぁ。偉いぞぉ!」 と思える私の自己満足を得る為にww いつもお世話になっている、私的には名古屋で一番美味しいと思っている「あんかけスパゲッティ」のお店。 今回も相変わらず「イチハン、クラシックで」と注文する。 これで通用するのだ。前稿した際と同じくあんかけスパゲッティはソースを楽しむ物。余分なトッピングは必要無いと思っているので。 そして相変わらず旨い!もはや私は中毒患者かもしれないw 私が名古屋人として最も愛してやまないB級グルメが こちらの「そ~れ」さんの「あんかけスパゲッティ」である。 諸説ある あんかけスパゲッティ発祥のお店の事を私は 「この そ~れ で働いていた横井氏なる従業員があんかけスパゲッティのレシピを考えだした」ので、こちらの そ~れ さんが発祥のお店だと認識している。 同じようにあんかけスパゲッティの人気店の「ヨコイ」さんは「自分たちが元祖」と主張しているようだが、私の説が正しいのであれば、考案したのは横井さんでも、当時は そ~れ の従業員であったのであれば、そのレシピは個人の物ではなく、お店に帰属する物であるからだ。 難しい話はさておき、こちらのお店のあんかけスパゲッティのソースは、これまでの物でも十分美味しいのだが、勉強熱心な現在のシェフは、その創作された当時のレシピを掘り起こし、新たに「クラシックソース」として再販したのである。 その味たるや見事な物で、スパイスがより効いた味は他にもいろんなあんかけスパゲッティのお店の中でもアタマひとつ抜けているように思う。 私の好みは このクラシックソースをチョイスした、一番シンプルな「そ~れ」という店名を冠したスパゲッティが大好きだ。 「ミラカン」とか、トッピングがある人気のメニューの物も悪くはないのだが、私はこのあんかけスパゲッティはあくまで「ソースを食べるスパゲッティ」であり、唯一「すすり上げて食べることが許されるロングパスタ」だと勝手に考えている。 故にこの「そ~れ」という一番シンプルなメニューは、常連客はオーダーの際、量しか言わない。 だから私も「イチハン(1.5人前)クラシックソースで」と言うだけだ。 出てくるスパゲッティはおそらく400~500gはあろうか、という量で、これをたいらげることで至福の満足感を得ることができるのだ。

2025/06訪問

12回

たから屋 本店

大曽根、森下、ナゴヤドーム前矢田/焼き鳥、居酒屋、もつ焼き

3.38

71

¥2,000~¥2,999

-

定休日
日曜日、祝日

夜の点数:4.5

コチラ「たから屋 本店」さんには、もう何度伺った事だろう。 私のホームグラウンドとさえ言える存在は、もう言葉が見つからない程「楽しい」「美味しい」「素晴らしい」等々の賛辞を贈らせてもらったので、コチラに対しては もう何度か伺う度のレビューを遠慮していた。 しかし今回は記載したかった! この日、コチラが開店70週年&ママさんの○○歳の誕生日になるそうだからだ! 私とコチラの出逢いは、私が前妻と離婚をし、新しく新居を求めて この大曽根に住まう事になって以来の付き合いだ。 当時の私は当然のように心に深い傷を負い、悲しさ、寂しさにまみれていた。 そんな頃にコチラで過ごす時間、カウンター席で隣り合わせた人達との出逢い、会話は当時どれほど私の慰めになった事だろう……。 それに当時はまだ生前の大将が焼台に立ち、大ママがにこやかな笑顔で応対していたが、今ではお二人共にご逝去され、今は当時の私がそう呼んでいた「若」が焼台を任されており、この日誕生日を迎えた「ママさん」が 今や「大ママ」として店内を取り仕切っている。 「若」の奥方もフルタイムではないが、店内で明るく振る舞い、やがて「ママさん」として夫婦で更なる歴史を作っていくのだろう。 そんな「大ママ」が大好きなワインを誕生日プレゼントにして手に持ち、妻と一緒に伺った。 普段はめったに飲まない生ビール(私は出来るだけビールは瓶にこだわっている)だが、この日はお店の開店記念として1杯70円が、1人3杯まで飲めるイベントを開催していた。 プレゼントを2つの意味を込めて手渡し、夫婦で生ビールで乾杯し、いろんな肴をたらふく食べ、ボトルキープした焼酎を飲み、独特な形状をしたカウンター越しに、来店していた人達との会話を楽しんだ。 やはりここはいい。 私の実家も家業として三代、75年続いた居酒屋を兄夫婦が営んでいるが、あと二年後に店は畳むつもりのようだ。 しかしコチラには立派な後継ぎがいる。 元気な顧客が支えている。 まだまだ長く続けてもらい、100周年を、それを越える歴史を迎えて欲しいと願っている。 改めて心より言わせて頂こう! 「弥栄!」と。 もう何度目だろうか……。 私にとってのホームグランドと言える「たから屋 本店」さん。 いつも通りの瓶ビールから始まり、いつも通りの芋焼酎へと移行していく。 大概は「必食」としている、うずら卵を落とした刻みネギにおろし生姜、それに卓上の七味唐辛子をまるで嵐の時の雨の如く振りかけて食べる「コブクロ(無い時はガツ)刺し」は、もはや私のルーティンとさえ言える。 これに その日の気分次第で串物を焼いてもらったり…と肴を追加していく。 今更ながら、コチラでは喫煙がO.K.なのが、イマイチ私の妻の付き合いが悪い要因になっているものの、この昭和の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気は、まさしく「文化遺産」とまで呼んでいいのではなかろうか。 独特な形状のカウンター。 店内にはテレビが置かれ、番組が流されている。 日本酒の熱燗は「チロリ」で提供され…。 この風景は 私の実家である大須で両親が営んでいた頃の居酒屋、もしくは その街にあった様々な いわゆる「センベロ酒場」を思い出さずにはいられない。 そう。 そのコチラの風景が、私を「My Home Town 」としての郷愁にいざなうのだ。 勤めを終えたサラリーマン諸氏が、上着を脱いでワイシャツの袖を捲り上げ、外したネクタイをハチマキのように巻きつけ、煙草を燻らせながら、当時の酷い安酒を煽り、千鳥足で帰路についた、あの頃の、あの街に……。 そんな魅力を湛えたココ「たから屋 本店」に、私はこれから先も通い続けていくのだろう。 コブクロをツマミながら、焼酎を煽り……。 もう何度も何度も通っているので、レビューする「ネタ」が無くなってしまった(笑)。 年末に年明けにも脚を運んだが、この日は珍しく妻と一緒に伺うことにした。 仕事の休日、美味しいランチを頂いた後 映画を観に行き、夕食の材料を買ってから大曽根に帰って来て、その家までの帰り道の途中に寄らせてもらったのだ。 映画の余韻に浸りながらビールの瓶を傾ける。 妻はワインをママさんと「半分ずつしましょうよ!」と。 「楽しかったね、映画も良かったね」。 こんな話から今日という1日を振り返り、ちょっとした幸せを感じることができる会話が夫婦には大切なんだよなぁ。 そんな話をしながら酒を楽しめる、人と触れ合うことができるお店がコチラ「たから屋 本店」さんだ。 ただいまぁ~っ。 …って、もはや「帰省本能」と言ってもいいくらい、旅行に出かけた後、大曽根の別宅に帰ってくると 真っ先に向かうのがコチラ「たから屋」さんだ。 名古屋に生まれ育った私にとって、無くてはならない赤味噌(八丁味噌)。 今回の旅で 沖縄の久米島産の味噌で作られた味噌汁がとても美味しく感激したのだが、それはおそらく旅先での体験、出来事であり、毎日同じ味噌汁が それでもいいのか、と問われたら 答えは「NO」だ。 他府県の人には「トラゴンズファンの私の身体の中には 青い血が流れている」とお話しする事があるが、場合によっては その血は「赤味噌のドロドロの…」や「ス○キヤラーメンのスープが…」と表現する事が しばしばある。 そんな生粋の名古屋人の私にとって、どうしても欠かせない、譲れない物。 それが赤味噌なのだ。 その赤味噌を使用して、コク深い味わいに仕上げる「どて焼き(モツ煮込み)」。 お店毎に豚のモツであったり、牛スジであったりという違い(個性)はあれど、古くからの居酒屋では その煮込みが名物になっている店が多いのが名古屋だ。 (ちなみに私の実兄が三代目を引き継ぐ居酒屋では、牛スジを使用しており、幼い頃から「どて焼き」とは牛スジで出来ている、と信じ込んでいた…) 老舗と言える たから屋さんも勿論例外ではない。 コチラの名物の1つが やはりこの「どて焼き」だ。 それに例外無く たっぷりの刻みネギと共に七味唐辛子を嵐のように振りかけて頂くのが私流だ。 それに串カツを一緒に注文。 たから屋さんの串カツは注文する際、味噌かソースかを聞かれる。 この日の私はソースだ。 先に提供された「どて焼き」には たっぷりの味噌が残っている。 「ソースで…」と言っておけば、卓上のソースをかけるだけなので、どちらにでも転ぶ事が出来るからだ。 あくまでも所説あるが、私が一番有力だと思える「味噌カツ」誕生の話は、名古屋の街でも終戦後の飲食店は屋台が多く、私の実家も最初は串カツと どて焼きを提供する屋台店が始まりだったと聞かされている。 当時の庶民の酒は いわゆる「カストリ」と呼ばれた焼酎が主流で、終戦直後は清酒などを製造すり酒米よりも普通の米飯向けの米を作らなければならず、強いアルコール度数の「カストリ」を飲む酔客が多かったようだ。 その酔客の誰かが 串カツをソースが入ったバットの中に入れるのを、間違えて味噌おでんの鍋に入れちまった! あぁ、やっちまったょ……。  まぁいい。もったいないから喰っちまおう! ……ん? なんだなんだ? 旨めぇじゃん、コレ! おばちゃん! もっかい串カツ、入れてもいい? ……が、味噌カツ誕生の説である。 故に たから屋さんで串カツを注文する際は、この「どて焼き」を先に提供されていれば 先ずは「ソースで…」がお勧めだ。   すると両方が、その時の気分次第で食べられるから。 最近、昔から好きだった読書に再びハマりだした私、 今宵はレイモンド・チャンドラー著「ザ・ロング・グッドバイ」。 フィリップ・マーロウに話相手になってもらいながら「どて焼き」と串カツを楽しもう。 最近、母親の介護をする都合上、別宅寄りに住まいをシフトしている私達夫婦。 おのずと通うお店は近くにあるお店になりがちだが、その代表格と言えば「My Homeground、 たから屋」さんだ。 この頃はもっぱら「まずはたから屋で食前酒でも…」と思っている時に伺っているが、この日もそうだった。 コチラの後に別のお店に行く予定があり、軽く1杯…と。 まだまだ残暑が厳しく残るこの頃。 最近覚えた「芋焼酎のソーダ割り」という洒落臭い飲み方で幕を開けた。 こう暑くては、どうしても喉ごしの爽やかさが欲しくなるものだ。 以前なら「芋焼酎をソーダ割りで飲むなんて…」と否定的な私であったが、周りの皆があまりにも注文するものだから ちょっといたずら気分で試そうと。 すると 「あっ... えぇっと…  以外と美味しいんだなぁ…」 と、それまでの私の概念を覆す体験が。 これには いつもの「たから屋らしい」肴をアテに。 シグニチャーメニューの「とん焼き」をはじめ、様々な肴を注文して……  って、この先 他のお店はどうするつもり? というツッコミが聞こえそうな、相変わらずの「美味しい」「楽しい」たから屋での晩酌だ。 「お久しぶりです! ただいま戻りました!」 と、こんな挨拶で始まることが多くなってしまったのは、私が長期出張に赴く事が多くなってしまったからだ。 今回は妻を連れだっての久々の再訪となった。 お土産の、大行列が出来る讃岐うどんの名店の半生うどんを手渡した後、先ずはビールで乾杯だ。 その後はコチラの名物を肴に酒を楽しんだ。 しかし また夏が来たら どこかに行くことになるのかなぁ……。 そんな事を思いながらの酒席になった。 私の愛すべきお店。 もう11度もレビューしたので、今回は伺ったことだけを記載することにさせていただく。 この日はコチラに伺った後、食べログで仲良くなった 「背の高いサンタ」さんとの初めての会食を控えていたので、ちょっとした勢いをつけようと立ち寄らせてもらった。 口開けの時間だったので私が最初の客だ。 とりあえずビールと豚ねぎま、それに厚揚げを焼いてもらった。 本当にサッと寄ってサッと帰えるつもりだったので、今日はここまで。 「またゆっくり来ますわ」とお店を後にした。 我が愛する「たから屋」さんに、今年最後になるであろうご挨拶を兼ねた訪問だ。 夕方の開店前の時間に偶然お店の近くで車を運転していたママさんを見かけ、「後程伺うからね」と声をかけておいたのだ。 いつもいつも賑やかな、私が愛して止まない居酒屋さん。 いつものようにビールから始めた。 ツマミはコチラの名物の「コブクロの刺身」に串焼きを。 実はこの日は一時間後に友人達との忘年会が控えていた。 そんなわけで あまり飲み過ぎてもいけない。 時間が迫り、会計をする。 アルバイトの兄さんに 「未成年だな?ソフトドリンク付けておけよ。仕事が終わってから飲むんだぜ。ついでにママさんにはワインのハーフ、ケント君(若)にはハイボールも付けて、それで勘定してくれ」と。 今年もお世話になりました。 春は金沢に、夏は沖縄・宮古島に行ってたから あまり寄れなかったけど、来年また来るから その時は宜しくお願いしますね。 さぁ! 明日からの仕事は多忙を極める二週間になる。 気合い入れていくぜぃ!! 「ただいまーっ!」とでも言おうか。 宮古島や石垣島から帰ってきて、約2ヶ月ぶりのマイホームグラウンド「たから屋」さんに。 ママさん、若、皆さんお元気そうで何よりだ。 土産物を渡して 先ずはビールだ。 コチラの瓶ビールは大瓶。 正しい居酒屋の瓶ビールはこれでなくては! お隣の紳士の生ビールは大ジョッキ。 お見かけするに私よりも先輩のようだ。ヤるなぁ……。 肴は串カツ。コレを味噌で。 いつもならソースが好きな私だが、この日は久しぶりに赤味噌の味噌串カツが恋しかった。 それに「とり肉」を。 なんのことはない。コチラでの鶏もも肉の焼き鳥の事だ。 それと一緒に「とん焼き」も。 こいつはタレが旨いんだなぁ! 串焼きには共に七味唐辛子をたっぷりふりかけて食べるのが私流。 この「たから屋」さんの人気メニューが勢揃いしたところでキープボトルの焼酎に移る……。 いつもの「たから屋」だ。 いつも温かく迎えてくれるママさん、賑やかなご常連さんの笑い声、若の焼き物、タバコの匂い……。 私が着ている鎧を、仕事の制服を脱ぎ捨て、心からリラックスできる場所……。 そんな大好きな「たから屋」さん。 いつまでも宜しくお願いしますね。 久しぶりの「たから屋」さんだ。 私が金沢に長期出張するので、暫くご無沙汰することになります、と伝えたのが約3ヶ月前になる。 それ以来になったが、お店の人もご常連も相変わらずで安心した。 「まさか切ったりしてないよね?(笑)」と冗談交じりに預けてあった黒霧島を水割りで準備してもらう。 その前に先ずはビールだ。 アテは名古屋人が愛して止まない「どて焼き」を。 それに串カツも一緒にお願いした。 どて焼きはお店によって多少の違いがある。 たから屋さんのどて焼きは豚モツを使用しているが、私の実家のどて焼きは、牛肉のスジを使用している。 コチラのように肉だけを煮込んで提供するお店もあれば、私の実家は味噌おでんと一緒に煮込んでいる。 それぞれの個性が溢れるのが それぞれのお店のファンを獲得する要因だ。 串カツは あえて「何もつけずに…」と注文した。 名古屋めしとして知られる「味噌カツ」のルーツはこれにある。(勿論諸説様々だが、私はこう思っている) 戦後の、まだまだ立ち直り途上の街には店の代わりに屋台が多く、様々な屋台が商売をしていた頃の話だ。 1人の酔っぱらいオジサンが、注文した串カツにタッパーに入ったソースをつけるつもりが、酔っぱらっているので間違えてタッパーの奥にある味噌おでんの鍋に串カツを突っ込んじまった! そんな事はなんでもないとばかりにオジサン、構わずその味噌おでんに突っ込んだ串カツを食べたところ 「おぉっ?!  何これ?! 旨めぇじゃねぇか!」 と相成ったのが味噌カツの始まりと言われているのだ。 私も その酔っぱらいのオジサンよろしく串カツを先ほど注文したどて焼きの中に入れて、その味噌味の串カツを食べる。 少し露出した串の先端を使って添えられたキャベツも一緒に食べる。 あぁ、名古屋に帰ってきたんだなぁ……。 やっぱり味噌は八丁味噌が一番旨いわ!www 今回も私のホームグラウンド「たから屋」さんに伺った。 ママさんに報告があったからだが、近々北陸は金沢に長期出張することになり、しばらく来れないということを伝えたかったのだ。 そして珍しいことにこの日は私が口あけの一番乗りの客だったことだ。 しかしその後、立て続けにお客が来店し、あっという間に忙しくなったのはさすが人気店だ。 さて、忙しくなる前に注文は済ませておこう。 私にしては珍しくファーストドリンクは瓶のビールではなく生ビールから。 それと一緒にコブクロの刺身、揚げ出し豆腐も注文した。 このコブクロの刺身、勿論本当の生ではない。 軽く湯通ししたものを冷まして、そこにお店のオリジナルのタレをかける。 更に大量のネギと生姜、それに生の鶉卵が添えてある。 それらをよく混ぜ合わせてから頂くのだ。 これがなんとも旨い! 特に焼酎との相性は抜群だ。 ただし人気メニュー故に早い時間帯で売り切れてしまうこれがしばしばあるのが…。 揚げ出し豆腐は普段は注文しないメニュー。 どちらかといえば厚揚げを焼いた物の方が好きなのだが、この日はとても寒い1日になり温かい出汁と一緒に食べる豆腐料理にしたかった。  ボトルキープしてある焼酎も湯割りにしたほど寒かった。ちょっと濃い目の出汁は居酒屋メニュー故なのか、それともこの地方の嗜好に合わせたのだろう。 そして「とん焼き」。 お店が「ウチの串焼きといえばとん焼き」という程の お店もお勧めの一品だ。 きれいに掃除された豚モツを串焼きにして、自慢のタレに潜らせる。 そこに卓上の七味唐辛子を振りかけて頂くのが私流。 これがまた焼酎に合うのだ。 この日から新しいアルバイト君も働いてくれているらしくそのアルバイト君の就任祝いと先輩のバイト君2人にソフトドリンクをプレゼントした。 ママさんにはワイン、ケント君(大将)にはレモンチューハイをそれぞれ差し入れ、みんなで新人君に乾杯だ! これからたから屋のために頑張ってくれよ! 私はちょうどキリが良くキープしてある焼酎が空になったこともあり、「今日新しいボトルを入れておくけど、空けるのは金沢から帰ったらね」とママさんに了解をしてもらい会計した。 次に来る時にはこのニューボトルを空けて安着祝いをしてもらおう……。 年明け最初の訪問先は ご挨拶も兼ねて「たから屋」さんに行くことにした。 新年の最初が大好きな居酒屋さんで、いつもと変わらないメニューで いつもと変わらない酒を飲む…。 皆様、本年もどうぞ宜しくお願い致します。 久しぶりの「たから屋」さんだ。 下田に行っていたので約3ヶ月ぶりになってしまった。 コチラは私のホームグラウンドと思っている、昭和の香りが色濃く残る名店だ。 ママさんも相変わらず元気で良かった。 最初のビールと一緒にママさんとケント君(若。大将亡き後は息子のケント君がたから屋のご主人)にも一杯飲んでもらった。 この日もお店は賑わっていて「ご繁盛でいいね」と言ったら、「最近は客層が変わりつつあって、若い人達が来てくれるようになった」と。 結構なことだ。 そうやってお店は代々繋がっていくのだ。 この日はご常連の面々のご尊顔を拝することが出来ず残念だったが、それも仕方がないことだ。お客も替わっていくのだ。 変わったといえばメニューにも新たな顔ぶれが。 日本酒が最近好きになった、とおっしゃるママさんが、美味しい日本酒を置いてくれるようになっていた。 さっそく「春霞」の、山田錦の ひやおろし を。 肴にも新メニューの 秋刀魚の竜田揚げを合わせてみる。 繊細な味わいの春霞。力強さよりも優しさを感じる酒だ。 秋刀魚は俳句の季語にもなる、今の季節、日本人には欠かせない魚だ。 それを焼くのではなく、竜田揚げにして 大分県産のカボスをしっかりと絞りかけて頂く。 秋刀魚の脂、カボスの香りと酸味、春霞のひやおろし……。 まさに三位一体、至福の時だ。 あぁ、日本人に産まれて良かった……。 ママさん、ケント君、ごちそうさまでした。 益々のご繁盛、お祈りします。 いつものお店で仕事終わりに軽く一杯引っかけて帰ろう。 そんな気分にしてくれる私のホームグランドだ。 いつもは串カツはソースで食べるのだが、この日はたまには名古屋人らしく味噌串カツにしてもらった。 すると 良く見ると少し「どて煮(この地方ではモツの味噌煮込みをそう呼ぶ)」が乗っけてある。 なるほど、ちょっとしたことだが嬉しいサービスだ。 こういった心使いがチェーン店のような居酒屋にはないんだよなぁ。 芋焼酎の水割りと一緒に今夜も乾杯だ。 あぁ……    なんと私の意思の弱いことよ! 千種駅の立ち飲みで「一杯だけだぞ!」と念を押したのに 「あぁ、ちょっと寄るところが出来たから、先に始めていて。……うんうん、小一時間くらいだから。」 嘘はついていない。 ただ、表現の仕方によって個々人の解釈に相違が…。 (植木 等さん。あんたの時代は良かったぁ……。) 「ちょいと一杯のつもりで飲んで、いつのまにやらはしご酒…」 わかっちゃいるけどやめられねぇ! あっ それ! スィスィスーダララッタァスラスラスィスィスィ~……。 人間(日本人)はいつまでそんなに働かなければならないのだろうか……。 植木等さん、アンタの時代に帰りたいなぁ…。 追記。 私が親しんでいた「お母さん」は、天国のご主人を追いかけるように天に召されたそうです……  合掌。 今夜は最近すっかりご無沙汰していたコチラ「たから屋 本店」に。 私の別宅から徒歩で3分の場所にあり、今の妻と再婚する前には何度か足を運んだ居酒屋だ。 私は産まれも育ちも下町だったので、コチラのような昭和の香りが色濃く残っているお店が大好きなのだ。 昨今の諸事情で、今や飲食店のほとんどがきちんと分煙をしているお店以外は店内での喫煙はN.G.なのに、コチラは 当然のようにカウンターに灰皿が置いてある。 私も今は煙草は吸わないが、過去は喫煙者だったので隣で 喫煙されてもかろうじて大丈夫なのだが、妻は全くダメなので、あまりついて来たがらない。 故に まだ訪れたことがない人は、上記したことを参考にして頂きたい。逆に愛煙家の人には貴重なお店だと思う。 そんな私が焼酎のボトルをキープしてまで通い続けているのは、1にも2にもお店の雰囲気が大好きだからだ。 家族経営のお店故に、上はいつも優しい笑顔で迎えてくれる齢80ン歳のお母さんと、焼き場には大将(残念ながら数年前に他界)が腕をふるい、元気一杯のママさん、その息子のケント君(大将亡き後は彼が焼き場で頑張っている)と、 今や珍しく貴重な三世代でお店を廻していた。 最近はお母さんもご健在とはいえ、お店で立ち続けるのが 少々厳しいらしく、そのお顔を見る機会がなくなってしまった。 そしてご常連の諸先輩の方々。私が1人で来店した時など 気さくに声をかけてくださる。 こういったことを最近の人は疎ましく思われるようだが、 私は全くそうは思わない。むしろ大好きだ。 見知らぬ人と、いろんな話ができるのだ。ためになる話も あれば、くだらない話で大笑いしたり。 性別、年代の枠を外したコミュニケーションは、言い換えれば異業種交流の場でもあり、自分の知識、経験をより豊かなものにしてくれる。 おもわずビジネスチャンスになることも…。 酒の肴は私が必ず注文する物がある。 その1つが写真の「コブクロ(又はガツ)の刺身」と、 「ニラレバ炒め」だ。 コブクロやガツはもちろん生ではなく、一度湯通しした物を冷している物だが、それをたっぷりの刻みネギと卸し生姜、生のうずら卵と自家製のタレ。これらを混ぜ合わせて食べるのだ。 いずれも数に限りがあるので、売り切れてしまっていることもある人気メニューだ。 ニラレバ炒めもこの店独特で、いわゆる町中華で見かけるような味付けの物とは違い、塩味がベースの非常にさっぱりした味付けの物だ。ニラやもやしの他に卵が入っているのもコチラの特徴だ。それがこのニラレバ炒めに優しさを添えている。 モツ焼きももちろん美味しい。亡き大将の跡を継いだケント君が頑張っている。 こうしたアットホームな雰囲気のお店は今後は貴重な存在になると思う。チェーン店の居酒屋が増え、跡継ぎがいない家族経営のお店がなくなっていってしまうなか、そもそも居酒屋とは…ということをもう一度思い起こさせてくれる。 私にとってたから屋本店さんとは、そんな大切な居場所だ。これからも末永く宜しくお願いします。

2025/05訪問

16回

とくさん

徳島/居酒屋、海鮮、天ぷら

3.52

262

¥4,000~¥4,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:4.4

高松に出張に来て、初めての連休。 徳島に遊びに来ていた。 その日の夜。 私は市内での観光名所を堪能できたが、もう1つのお楽しみがコチラに伺うことだった。 「とくさん」。 食べログで「徳島 居酒屋」のキーワードで検索しても、その順位は第19位。 これだけだと「コチラ、果たしていかがなものか…」と疑心暗鬼になるとお思いだろうが、私がお店を選ぶ際の決め手は全て諸兄が投稿された写真を参考にしている。 手前味噌だが、私は自分の目利きには少々自信がある。 諸兄によるコメントもいいが、お店がカメラマンに編集用に依頼し撮影した美しい写真よりも、実際に客に提供された写真こそが日常の姿だと思う。 その写真を見れば、その店の良し悪しが解るからだ。 そんな意味で、今回食べログ19位の居酒屋さんを訪問することは とても楽しみであった。 先程まで降っていた雨もあがり、雨宿りに利用させて頂いたお店を出てコチラには良いタイミングで到着した。 (この日はどんな料理を食べさせてくれるのだろう…) そんな想像を膨らましながら入り口横にあるお勧めのメニューに目をやる。 そこには 一目で「今日のお勧めはコレ!」と判るように記載された「本クエ」の文字が躍っている。 今日はコレに箸をつけない訳にはいかないな…。 暖簾をくぐり、お店の扉を開く。 ホール係の人に予約した旨を伝えると「コチラへどうぞ」とカウンターの奥側の席へと案内して頂いた。 先ずは飲み物を。 寒さが残ったこの日。 先程のお店と同様 熱燗からスタートだ。 正直、私は日本酒の銘柄にはまだまだ疎い。 しかし たった一点「これだけは…」と譲れないポリシーがある。 純米の酒しか飲まないことだ。 「大吟醸」と言えど、醸造用アルコールが添加された物は口にしたくないのだ。 入り口横のこの日のお勧めに、「本クエ」と併せて「川西屋酒造店フェア」というお店お勧めの日本酒もあるようで、その純米を燗してもらった。 付きだしは地元産のしらすに大根おろしを添えて。 スダチが添えてあるのが徳島らしく良い。 やがて運ばれてきた、本日最初にして最も楽しみな「本クエの造り盛り合わせ」だ。 重量感のある、しっかりとした朱泥の器に盛り付けられた3種類のクエ。 写真で、左から「造り」「炙り」「冷しゃぶ」だ。 勿論 ケチなどつけられる筈もない。 ただただ  「……旨い。」 と心の中で呟きながら日本酒をあおる。 造りを口にしては、炙りを口にしては、その度に… の繰り返しだ。 最初からちょっと飛ばし気味の私。 ちょっと気持ちを落ち着かせるべく「鳴門の生わかめ」の酢の物をお願いした。 志野だろうか…。 またまた味のある陶器の器に入った徳島産の生わかめの酢の物が提供された。 酸味の物が続いたが 構わない。 良い箸休めだ。 地元が誇るもう1つの名産品。 「阿波尾鶏」もオンリストされている。 その串焼き。 様々な部位の中でも 先ずは「ハツ」を。 いつもなら 迷わず「塩」で焼いたハツが好きだが、コチラの店のタレも試してみたい。 あっさりとしたタレなのか…と期待したが、私には少々甘い味わいの物だった。 それでも決してしつこい訳ではなく、七味唐辛子を振りかければ美味しく頂けた。 「ムネ」も。 しっとりとした焼き加減ながら、皮目はパリッとしていてとても美味しい。最近 口にしたムネでは一番だ。これは塩焼きにしたのが正解だった。 徳島は椎茸も良い物が採れる。 地元産の肉厚な椎茸と、大豆の風味豊かな豆腐を揚げ出しで頂いた。 日本酒も進む。 川西酒造の酒は確かに食中酒としてふさわしい味わいだ。 そこへ この日のクエの料理の中で、最も興味を惹かれた「珍味の盛り合わせ」を、別の日本酒と共に追加した。 そして この料理がまたまた感動を呼ぶのである! スクエアな陶器の皿の上には、3種類の小皿と1種類の揚げ物が乗っている。 小皿には「胃袋の酢味噌和え」「皮のおろしポン酢」「肝を胡麻油と塩」が、揚げ物は鱗が盛られていた。 そのどれもが旨いこと旨いこと! クエは大好きな私だが、刺身や寿司、鍋といった、いわゆる「上身」の部分や「アラ」しか食べた事がない。 しかし これら珍味として提供された料理の美味しさはどうだ! クエという魚が秘めた美味を余すことなく引き出しているではないか。 この時ふと、入り口横のメニュー表にあった「本クエ贅沢コース」と表記してあったのを思い出した。 それにしておけば まだまだクエを存分に楽しめたのに……。 「後悔先に立たず」とはまさにこの事だ。 いやはや 大変満足することができた。 これ程のお店だとは、私の期待値をはるかに越えた内容だった。 この分だと お店にはまだまだ美味しい料理がたくさんあるのだろう。 徳島に来たら… ではなく、もう一度コチラを訪問するために徳島に来るべき。 それほどまでと思えるお店に出逢えたのは久しぶりの事だ。 ありがとうございました。 いつかきっとまた伺わせて頂きます。

2024/03訪問

1回

開陽亭 すすきの店

居酒屋 百名店 2021 選出店

食べログ 居酒屋 百名店 2021 選出店

掲載保留開陽亭 すすきの店

すすきの(市電)、すすきの(市営)、資生館小学校前/居酒屋、海鮮、かに

3.58

869

¥6,000~¥7,999

-

定休日
-

夜の点数:4.4

妻と相談して 全国旅行支援の期間中に妻の誕生日のお祝いを前倒しにして北海道に旅することにした。 もとより私が金沢に出張しているうちに妻の誕生日が来てしまうので、どうせなら…と相成ったのだ。 私達の居住する街から中部国際空港を朝早く出発する飛行機に乗るには相当な覚悟が必要なので、特に初日の宿泊地である札幌では観光する目的も無く、ゆっくりとした時間のフライトを選んだ。 そうなると宿泊するホテルにチェックインする頃には陽も傾いている。 それも計算しての夕食はコチラに18時に伺った。 昨年に一度、コチラの支店にも行ったことがあって、その時は単品で蟹やウニや刺身を堪能したのだが、今回は宿泊するホテルの立地を考慮してコチラにしたのだ。 その時の良い印象から今回はお腹を空かして1人一万円のコース料理でお願いをしておいた。 事前調査から品数といい内容といい満足出来そうだったからだ。 雑居ビルの地下にお店はあり、階段を下りて扉を開ける。 イカが泳いでいる水槽のお出迎えを受けて中へと進む。 四名掛けのテーブルに案内されたのは、後から思えば料理の品数が要因なのだろう。 先ずはドリンクからだ。 注文は今どきのタブレットによる注文だ。 私は宿泊するホテルで既にビールを飲んできたので、最初から日本酒を。妻はレモン酎ハイだ。 そして驚くことに、前菜三種盛りと刺身の盛り合わせが同時に出てきた。 特に刺身は9種類もあり、全て北海道で水揚げされた物。 特に別盛りになって提供されたボタン海老は今まで食べたことの無いクオリティ! 殻を剥いた身は赤みを帯びて透き通って見える程だ。 正直、私が今まで食べてきた甘エビやボタン海老はいかに鮮度が落ちていた物だったのかを教えられた気分がした。 次に茹でたらば蟹。これも素晴らしく美味しい! 茹で加減が絶妙だ。茹で時間はこれ以上でも以下でもいけない。しっとりとした質感を損なうことなく旨味を閉じ込めている。 肩肉を先に食べてそう感じたので、前回のコチラの支店で食べた「焼きたらば蟹」の美味しさが忘れられず、またそのたらば蟹を楽しみにしていた妻に 私の脚の部位は「良かったら食べる?」と聞いてみたら 「わ~い!いいの?ありがとう!」と嬉しそうだ。 だって誕生日祝いの前倒しだもんねwww 次には「活イカのお造り」だ。 水槽から出したばかりのイカだ。まだ下足が動いている。 「この下足は後程火を入れてお持ちしますので。」と。 透き通る身の美しさ。生姜醤油でさっぱりと頂けば、コリコリとした食感と身の甘さがたまらない。 そして「活毛ガニ」が。 先ずは刺身で登場だ。身の甘さは言うに及ばず。食べ易いように剥き身にしてある脚を賞味し、少しおいて茹でた肩肉と甲羅が。 この茹でた肩肉を無言で集中しながらほぐし、達成した暁には甲羅の中へと投入し、味噌と和えて食べれば刺身とはまた違った魅力が楽しめる。 この日の焼き物はキンキと金目鯛だ。 食べやすい切り身の方は妻に。カマの部位は私が食べることにしたが、私はそれで大満足。 カマの方が美味しいと思っているから 悔しいのではなくむしろ「当たり」だ。 肴が旨いと酒も旨い。 日本酒を結構なピッチで飲んでいたので、この辺りから焼酎のお湯割りに切り替えた。 すると先程のイカの下足が天ぷらになって再登場だ。 これをサッと塩だけで食べれば また違った魅力を見せてくれた。 アワビの焼き物だ。 シンプルに殻ごと若芽と一緒に焼き上げるから、鼻腔が目一杯の磯の香りに喜んでいる。 先程は刺身で。今回は焼き物で。 それぞれのアワビの美味しさを堪能した。 メニューには「サイコロステーキ」とあった肉料理だが、今回はローストビーフをサラダ仕立てにして提供された。 使用している牛肉は道内で飼育された短角牛。 レア気味に仕上げられた、美味しい牛肉だった。 まだまだ料理は続く。 次なるはカニクリームコロッケだ。 ベシャメルよりもほぐした蟹の身の方がが目立つほど ぎっしりと詰まったコロッケだ。 これは女性にウケるのではなかろうか。 勿論男性の私でも十分に美味しいと思える一品だ。 料理の最後に登場は厚岸産の牡蠣だ。 生牡蠣として食べるか、焼き牡蠣として食べるかが選べるので、私は生牡蠣を、妻は焼き牡蠣を選んだ。 3月の牡蠣だ。雪融け水が流れ込んだ海の牡蠣は養分を蓄えて最高に大きく育ち、美味しくなっている それは例えどんな料理方でも間違いなく美味しいはずだ。 お酒も進み、〆に入る。 お店の名物「うにぎり」だ。 敷いた海苔の上にご飯を乗せ、その上に雲丹とイクラが添えてある。 それを自身で巻いて食べるので、おにぎりならぬ「うにぎり」なのだ。 新鮮な雲丹やイクラでこのような食べ方はある意味贅沢なのだが、これに行き着くまでに美味しい料理を沢山頂いているので これくらいが丁度良い。 デザートのミルクアイスも北海道の農家さんの牛乳を使用しているので、風味豊かでとても美味しい。 コクがあるのにあっさりとして、もう少し食べたいと思ってしまうほどだった。 さすが北海道! 懐の深さは他府県を圧倒する。 これだけの食材に恵まれた土地には何度来ても飽きることが無い。 また今夜も素晴らしい料理に夫婦共に満足させて頂いた。 ありがとうございました。

2023/03訪問

1回

旬庵

高山/創作料理、居酒屋

3.60

56

¥6,000~¥7,999

-

定休日
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夜の点数:4.4

前日からの大雪警報が発令中のこの日。 前泊していた下呂温泉から高山に向かう予定を切り上げて引き返そうか…とも考えたが、その前日の雪が思った程ではない。 それならば… と、再度予定を変更して高山に向かった。 私達夫婦の入籍記念日の旅行にどうしても華を添えたかったのだ。 その「華」こそは、コチラ「旬庵」さんだ。 私達は高山で2泊する際のディナーはコチラと、もう1軒はフレンチレストラン「ル・ミディ」さんで…と決めている。 浮気はしないから新規開拓する必要は無い。 それだけ魅力あふれるお店達なのだ。 その「旬庵さんありき」でホテルを取り直したので、丁度タイミング悪く 外は吹雪になっていたが、それでも徒歩数分圏内だったのが救いとなった。 ホテルから借りた傘が強い風に折れそうな中、なんとかたどり着いた私達を大将が笑顔で迎えてくれた。 先ずは飲み物だが、私は夕食前にホテルの温泉に浸かり、湯上がりにビールを飲んできたので、最初から熱燗を所望した。 この吹雪だ。こんな夜には熱燗が良く似合う。 珍しく妻も「私も一緒に…」と、夫婦仲良く徳利を傾けることに。 さて、酒の肴だ。 刺身の種類は驚く程豊富なので、大将にお任せで盛り合わせてもらうようお願いした。 するとどうだ! 前回、私1人で伺った時に出して頂いた10種類の刺身の盛り合わせ。 その豪華さに感嘆の声をあげたが、この日は更にパワーアップしたヴァージョンが! その数13種類! 品目は写真を参照して欲しいが、いずれも鮮度の良いネタばかり。 一手間加えた物もあり、これでは1合徳利を2人で飲んでいては間に合わない。 いきなり日本酒を追加だ。 肴は他も魅力的な物ばかり。 おぉ!私の大好物「ぐじ(甘鯛)の若狭焼き」だ。 この、鱗を上手に焼いてもらったパリパリ感がたまらなく美味しいのだ。 この「鱗を上手に…」とは簡単にはいかない。焼き手は修練を積まないと難しい技術が必要になる料理だ。   見事な焼き具合は、それこそ「外はパリパリ、中はしっとり」としており申し分無い仕上がりだ。 「鴨ロース」は2人が大好きな料理。 真冬の、良く肥えた真鴨の胸肉。 しっかりとした味わいの胸肉の皮目を、軽く炙りを加え香ばしさを出している。  日本酒も進む。 大将にお任せで日本酒を選んでもらい、「初緑」や「裏天領」などの、土地の酒と共に料理を楽しむ。 「海老を美味しく食べたいな…」との私のリクエストに答えるべく、様々な海老を使った料理の中から「海老のオランダ焼き」を。 それに一手間、チーズを加えたスペシャルヴァージョンで提供してくれた。 やはりコチラは素晴らしい。 高山での食事には外せない名店だ。 会計を済ませ、帰り支度をすると雪が吹くなか、店の外まで大将や皆さんが見送ってくださった。 ありがとうございました。 また、また是非伺わさせて頂きます。 先月、妻と共に初めて訪れた際、一度で「次から高山の夜なら…」と、お気に入りになってしまったコチラ。 この日は非常に多忙だったようで最初は予約が出来なかったのだが、諦めきれずに「何時になっても構いませんので、ご迷惑にならなければ近くにおりますので…」と、先客が帰った後に電話をしてもらえることにして頂いた。 19時30分を過ぎた頃、先客がお帰りになったようで電話が鳴った。 「無理を言ってすいませんでした」と先ずはお詫びを申し上げ席に着いた。 さっそくお品書きに目を落とす。 相変わらず魅力的な料理が列記され、刺身などは全部食べたくなるほどだ。 ほどなくお通しが出てきたが、前回は自家製のよもぎ豆腐がとても美味しく「これだけで酒が一合飲める!」とコメントしたが、今回出してもらった胡麻豆腐はそれを更に上回る物!  すりおろさない、粒のままの白胡麻をわざと加えることでプチプチした食感がなめらかな胡麻豆腐に加わりとても楽しい、美味しい。 この時点で「やはりここは良い!」と改めて思った。 さて、迷っていてもしょうがない。ご主人に「今日のお勧めの刺身」を伺うと「今日は全部いいんですよ!」と。 うわぁ~、どうしよう……と思っていたら、ご主人が 「なんなら全部を少しずつ盛り合わせにしましょうか?」と申し出てくれた。 そんなわがまま言っていいんですか!? と驚いていたら、出してもらった刺身はなんと10種類! すべて天然物の魚ばかりで とらふぐ、真鯛、赤貝、縞アジ、本マグロ……。 逆に「何から食べよう……」とかえって迷ってしまった。 前夜の長野の「ひろ喜」さんのご主人と同じく コチラのご主人も料理、お酒に限らずいろんな分野に博識で、お話も上手で楽しく時間が過ぎていく。 何か野菜の物を所望すると「今日はアスパラに良い物があります。」と。 さっぱりと食べたいので…とリクエストしたら、外連味もなく素焼きで出してくれた。 日本酒のお勧めは飛騨金山の酒蔵の「初緑」。 杜氏が「十四代」と同じ作り方で醸した、スッキリとした飲み口の酒だ。これも料理との相性がとても良かった。 最後に「ご主人が今日はコレで〆て…と考えてくれる料理を何でも良いので作ってください。」とお願いし、出して頂いたのが飛騨牛の焼きシャブだった。 コレがまた旨い!下味を付けた飛騨牛の薄切りをギリギリのレアで仕上げることで、なんとも言えない旨味が溢れ、その柔らかさに素材の特徴を引き出す術を心得ていらっしゃることがわかる。 この日も満足する夜を過ごすことができた。 ご主人、ありがとうございます。また寄せて頂きますね。 妻と春の高山を訪れる旅⑨ 2日目の夜は妻から「このお店、良さそうじゃない? 行ってみたいな」とリクエストされた「旬庵」さんだ。 前日はフレンチ、翌日は中華のお店の予約があるので和食はちょうどいいかも…と私も賛同した。 当日のお昼に下呂で食べた仲佐の蕎麦があまりに美味しかったので、ちょっと期待値のハードルはおのずと高くなってしまう。 初めてのお店でもあり、どんな料理を食べさせてもらえるだろうか…。 扉を開けて予約した旨を伝えると、カウンター席に案内してもらった。 私達夫婦は二人とも聴力が弱いのでカウンター席はむしろ大歓迎だ。 先ずは飲み物を選ぶ。日本酒でお勧めの物を、と所望したが他県の日本酒を勧めてくれるのでそれは丁重にお断りして、旅の者なのでこの辺りの日本酒を、と言ったら早速高山の地酒を勧めてくださったのでそれを頂くことにした。 アテは…とお品書きを拝見するが、非常に多彩なラインナップで あれもこれもとなかなか絞りきれない。 とりあえず刺身は鰆を。それに出汁巻きでお店を測る物差しにしようと思ったが、普通のでは面白くないのでう巻きにしてみた。 最初はお通し。「よもぎ豆腐です」どうやら自家製の物らしいが、これがボクシングに例えると開始のゴング早々に 1発喰らわされた感じ! 旨いのだ! 上に添えられた山葵の小技も効いている。 このお通しだけで日本酒一合いけると思う。 妻に「コレ、単品で追加できないかなぁ…」と言った程。 第2ラウンドも鰆の焼霜造りの横に「右端は大将からのサービスです」と、桜鯛と鰤が! このワンツーでダウン寸前に! 魚は勿論美味しい物だ。 このワンツーを喰らい意識が朦朧としていたので名前を失念してしまったが、刺身の真ん中に柑橘が載せてある。 なんでも宮崎県辺りのだったかなぁ……   「この柑橘に山葵と醤油をつけてそのまま召し上がってください。良い口直しになりますから」と言われ、その通りにしてみる。 すると不思議なことに、これまた旨いのだ! 柑橘に醤油をつけてそのまま など考えもしなかった…… 以上、まぁ私の拙い紹介などより高山に来ることがあればお薦めしたいお店になったので、一度訪ねてみてはいかがだろうか。何を食べてもすべて美味しく、大将やお店のスタッフさん、果てはご常連の方まで皆さんの人柄まで素敵なんだよなぁ。 ご常連とおぼしきご夫妻など「なんだかカッコいい人が入って来たなぁ、って。 芸能人かなぁと思って緊張してたんだょ!」 「いやいや、私ごときがそう見えるなんて先輩!相当早い時間からお楽しみでしたね!」 こんな打ち解けた会話もできるのもお店の良い不思議ゆえだろう。 ……なんて言いながら私の大好きなカウンター席は決して広くはないので、予約が取りにくくなるのが心配だなぁ。 人に勧めておきながらそれもないよなぁ……。

2025/02訪問

3回

ちゅらさん亭

旭橋、県庁前、壺川/海鮮、沖縄料理、居酒屋

3.48

382

¥6,000~¥7,999

-

定休日
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夜の点数:4.4

私が常宿としているホテルから徒歩数分。那覇市では一番好きな居酒屋「ちゅらさん亭」だ。 もう何度訪れたろう。 コチラの魅力は とにかく新鮮な県産の魚介類が楽しめる事だ。 真っ赤なアカマチ、ミーバイに、真っ青なイラブチャー等の県産の魚は、見た目で敬遠する内地の人もいるが、それらをブラインドテイスティングで内地の魚と食べ比べてみてほしい。 いかに美味しい魚なのかが きっと解ってもらえると信じている。 他にも少々お高くつくが、セミエビやヤシガニ等の、沖縄県内の他の飲食店でも なかなか食べられない肴まである。 サイズが大きく、1人、2人では他が食べられなくなりそうで、いつも指を咥えて見るだけだが…(涙) そして それ等を食べる際に用いられる、お店自家製の激辛調味料。 私は刺身にワサビも添えてくれるが、それはほとんど使わない。 この激辛調味料で食べる刺身こそがお店最大の魅力なのだ。 その好き度合いは、私はコチラを訪れたら 必ずこの激辛調味料を分けて頂く事にしている程で、小さな容器に入っている、1つ300円を支払うと購入出来る物なのだ。 ちなみに本当に辛いので、入れすぎ、使い過ぎには要注意して欲しい。 この日は 後に伺う予定のレストランでの予約があるので、軽く食前を楽しむ程度になってしまったが、そんな予定があっても素通り出来ない魅力があるのが このお店なのだ。 今回の再訪で、前回無理を聞いて激辛調味料を分けて頂いたことを覚えて頂いており、当時のお礼を改めて申し上げ、今回も2つの調味料を購入し、お店を後にした。 帰りがナイトフライトになるので、那覇市で夕食を済ませてから飛行機に乗り込むことにした。 コチラ「ちゅらさん亭」さんは もう何度も伺った、私達夫婦のお気に入りのお店だ。 ゆいレールの旭橋駅から近く、飛行機の時間も計算しやすいのに加え、なんと言っても扱っている魚介類の鮮度の良さと多様さは群を抜いていると思う。 夜光貝やシャコ貝、ヤシガニやセミエビなど、コチラに来れば 沖縄の入手が難しかったり、希少な魚介類が食べる事ができるのだ。 開店時間の17時に予約をお願いしたので、フライト時間の20時近くまで ゆっくりと沖縄最後の食事を楽しむ事ができた。 先ずは刺身だ。 メニューには無いが、お願いして盛り合わせにしてもらった。 いろいろ食べたいので、特定の魚ばかりを食べる事になるのは避けたかった。 その盛り合わせにしてもらった刺身は全て県産の魚ばかりで、イラブチャーやミーバイといった白身や、生マグロだ。 それとは別に、この日のお勧めの車海老も。 沖縄は車海老の養殖が盛んなのだ。 これも刺身で頂いたが、頭の部分は一緒に素揚げにしてもらった物も盛り込まれていた。 前回利用させて頂いた際、その美味しさとお値打ちさに感嘆した「県産魚の切り落としミックス天ぷら」。 この日も注文可能なようで、今回ももちろん注文だ。 切り落とし、とはいえ新鮮な県産の魚の天ぷらだ。 ミックスというのも、様々な味わいが楽しめて、この内容、このボリュームで500円は私には考えられないことだ。 同じような内容になってしまったが、この後頂いたカラシ酢味噌和えも さっぱりとさせてくれ、酒も進んでしまう。 オリオンビールの後はバラエティーに富んだ泡盛を。 昨年夏の思い出から、宮古島の多良川を選んだ。 美しいブルーの琉球ガラスの一合瓶に入れられた泡盛を、いつものように水割りだ。 もう少し肴が欲しくなり、グルクンの唐揚げを。   サックリと揚がった身はもちろん、中骨までしっかりと揚げられ、それがまた良い肴になってくれる。 もう かなりお腹も満たされたところで、そろそろ〆の一品を頂こう。 以前に頂いたイカ墨チャーハンにしようかとも思ったが、この日は そのイカ墨を使用したソーメンチャンプルーにした。 これは妻のリクエストだが、最近妻は このイカ墨を使用した料理がとても好きで、この日のお昼もイカ墨汁を頂いたばかりなのに…(苦笑)。 濃厚なイカ墨を纏ったソーメンチャンプルーは 私も勿論大好きだ。 さて、そろそろ会計をして空港に向かおう。 と、その前に いつものようにコチラのオリジナルの辛味調味料も頂いて…… と思い、2つ程をわけて下さい、とお願いしたところ 「申し訳ありません。ちょうど今 切らしておりまして、明日仕込む予定だったんですよ」と。 「えぇ~っ!……」  滅茶苦茶ショックだった。 コチラの辛味調味料、とても美味しくて、いつもいつも沖縄土産として自宅使いに購入しているのに…。 かなり落ち込んでいた私達に店長と思われる男性が 「せっかくだから ほんのわずかな量ですが、これを持ちかえってください」 と、容器に少しだけ入れてくれた辛味調味料を持たせてくれた。 これなんだ! こんな優しさを 沖縄の人達は皆さん持っている! だから私達は沖縄が好きなのだ。 島の人達は皆さん どうしてこうも優しいのだろう…。 私達は感謝と共に、僅かな気持ちを込めたポチ袋をお渡し、ありがたくそれを受け取った。 ありがとうございます。 また秋に沖縄に来るんです。 その時にまた 改めて伺わせて頂きますね、と約束し、嬉しい気持ちに包まれながらお店を後にした。 妻との入籍記念日に沖縄を訪れた。 二人で初めて沖縄に来た際、その最初の夕食に利用させてもらった思い出のお店の1つがコチラ「ちゅらさん亭」さんだ。 その時に頂いた美味しい魚の数々は今でも鮮明に記憶の中にある。 ある人に言わせれば「沖縄の魚って美味しいの? なんだか真っ青や真っ赤な熱帯魚みたいな魚なんでしょう?」という概念があるようだ。 それはある意味正解。 確かに色彩に関してはそう認めざるを得ないが、肝心の味に関しては譲れない。 そう、とても美味しいのだ。 私達夫婦が沖縄が好きな理由の1つに この豊かな自然の恵みがあるからだ。 派手なネオンが輝く店頭には生け簀があり、その中にはセミエビや夜光貝、伊勢海老などいろんな魚介類がいる。 それらのお出迎えを受けながら扉を開く。 すぐ前にあるカウンター席に着くと、目の前のネタケースには沖縄らしい魚介類が並んでいる。 先ずは県民の誇り、オリオンビールで乾杯だ。 一緒に提供されたもずくがまた旨い。 同時に刺身の盛り合わせを注文し、他に脱皮した車海老の唐揚げ、いろんな県産の魚の天ぷらも。 刺身は二人前で7種類の魚が。 マクブやミーバイ、アカジンといった、内地では見かけない、見かけても呼び名が違う魚達が並んでいる。 そして そのどれもが美味しいのだ。 そして私達が一番コチラを気に入っている理由の1つに お店の自家製の辛い薬味があり、それを刺身でいうと山葵の代わりに少量付けて食べるのだ。 ただし付けすぎてはいけない。とても辛いのだ。 しかしこの辛みは病みつきになる辛さで、盛り合わせの皿には山葵もあるが、私達は見向きもせずにこの薬味を使うほどだ。 (ちなみにこの薬味は希望者には1つ300円で譲って頂けるので、私達は毎回購入して自宅でも使用している) 沖縄県は車海老の養殖も盛んな土地だ。 今回は脱皮したばかりの車海老を唐揚げに。 大きく成長した車海老は刺身にしてもらった。 唐揚げにした車海老は脱皮したばかりなので勿論頭から全て食べられる。 なかなか食べる機会に恵まれない貴重な体験た。 刺身の美味しさはいうに及ばす。甘やかで強い歯ごたえのある刺身は私の嗜好としては伊勢海老以上の評価だ。 お酒は無論泡盛だ。 種類もまずまず揃っており、十分楽しめる。 その中で最初の1杯目には「久米仙 ブラック」を水割りで所望する。 次にはお値打ちメニュー「いろんな県産の魚の天ぷら」が。 これを天つゆ等は無く、最初からの味付けのみ、もしくは少量の塩を振りかけて頂く。 これもまた旨いのだ! 魚はおそらく刺身に使用する魚の切り落としだろう。 しかしそれゆえに鮮度の良いネタなので、しかも4、5種類の魚を揚げてあるので、微妙な味の違いも楽しめる。 しかも安い! それが一番いい! 安くて旨い、それに勝ることはないだろう。 全てに満足した私達は次に行くお店を決めていたのだが、 予約をした訳ではないので 「どうする? このお店で沈没してもいいよねぇ…」とまで考え方を方向転換させられてしまいそうになってしまった。(しかし結果、次のお店に行くことになる…。) やっぱり沖縄は素晴らしい! コチラでは県産の魚介類に特化して料理と泡盛を楽しんだが、その他にも野菜も豚肉も牛肉も鶏肉も、その全てが美味しいのだ。 もう間もなく定年を迎える身として本気で沖縄に移住する気持ちを考えている……。

2024/11訪問

3回

博多もつ鍋 やま中 赤坂店

食べログ ホットレストラン 2025 受賞店

食べログ ホットレストラン 2025 受賞店

博多もつ鍋 やま中 赤坂店

赤坂、天神、西鉄福岡(天神)/もつ鍋、居酒屋、日本料理

3.68

1847

¥4,000~¥4,999

-

定休日
-

夜の点数:4.4

1回

滝寿司

鶴舞、矢場町、上前津/寿司、日本料理、居酒屋

3.26

48

¥4,000~¥4,999

¥1,000~¥1,999

定休日
水曜日

夜の点数:4.4

昼の点数:4.3

女性の同級生から「○○君、この次の○○日に一緒に飲みの行こうよ」とのお誘いが。 私の同級生なのだから相応の年齢の女性なのだが、若い頃は可愛らしいルックスで人気を博した女性だった。 私は妻を愛しており、浮気をするつもりは毛頭無いのだが、1人の男性として悪い気はしない。 それでも妻には後ろめたい事はしたくないので、正直にこの事を話し、了解を得た。 会場も女性の同級生も知らない店ではなく やはり別の同級生が営んでいるコチラ「滝寿司」にしようと提案した。 このオヤジ(笑)は「徳」があるのか、黙っていても人が集まってくれる人物で、今回お誘いしてくれた女性も「滝寿司? いいね!」となった。 時間ピッタリよりも少しだけ早く到着した私。 もう先に来ているかな…とも思ったが、どうやら私が一番乗りのようだ。 彼女は家が経営している会社の仕事を手伝っているようで、それに手がかかり少々遅れるらしいよ、と同級生のオヤジが。 そんな時は、このオヤジが話し相手になってくれるのが同級生の良いところだ。 付き出しのジャコおろしをチビチビつまみながら先ずはビールだ。 その後、これもいつも通りのパターンでオヤジにお任せの刺身の盛り合わせを、預けてある芋焼酎と一緒に味わっていたら、ようやく同級生の女性のご到着だ。 (愛嬌のある笑顔は昔のままだね…) なんてことを思い出しながらの楽しいひとときとなった。 やはり友は良いものだ。 いつもいつもコイツ等との酒を酌み交わしての語らいは若かった頃を思い出させてくれ、明日からの元気をもらえる。 この店を介して いつまでもいつまでも皆と一緒にバカ騒ぎがしたいものだ。 ご馳走さん。 またな。 この日は同級生の友人の寿司屋で、同じく他の同級生と「昼飲み」だ。 もう何度も訪れているからレビューは無し(笑)。 真っ昼間から寿司屋で寿司を食べずに酒ばかりを飲みながら…… まったく私達は「いい迷惑な客」だ。 この日は刺身を適当につまみ、ビールから焼酎へと移っていたら、普段は無い 良い肴が目に入ってきた。 渡り蟹だ。 「なんだなんだ? 今日は渡りがあるじゃん! どうすんだ、それ。 ムキムキしてくれるなら食べてやるぜぃ(笑)」 と、まったく遠慮が無い。 それじゃあ、とムキムキしてくれた蟹が益々私達の酒を進ませる。 結局この日もランチの閉店時間ギリギリまで飲んだにもかかわらず、寿司は無し(笑)。 でも そこそこの金額は置いていくから、これからも俺達の老後の楽しみとして、死ぬまで店は続けてね(笑) 「お~いっ! ただいま!」 同級生の営む寿司店に、高松からの土産を持って向かった。 コチラは私達同級生がよく利用するお店なので、お土産もコチラで纏めて預けておけば、あとは皆が来た際に渡してもらえば良い。 いくらなんでも その役割だけを押し付けるのは申し訳ない思いも手伝って、寿司を食べていく事にした。 いつもなら「なにか適当に出して…」とおまかせするのだが、今回はちょっと意地悪して「並・上・特上」の違いを見てみたくなってしまった。 それがコチラ。 やはり遠慮することなく過ごせるコチラはいい。 皆のよりどころとして死ぬまで頑張ってくれ!(笑) 宮古島、石垣島とおよそ2ヶ月程行ってきた私。 帰ってきたことを報告がてら昼飲みに友人の寿司店を訪れた。 この友人、交際範囲が広く、他の友人達からの信頼も厚い。この友人に伝えておけばアッという間に他の友人達に広げてくれる。 私が帰ってきたことも またしかり。 それに久しぶりに顔も見たかったのだ。 ランチは忙しくしているだろう、と気を遣って13時頃に店に行くことにした。  扉を開けて中に進む。お客さんは誰もいない。 ちょうどランチ利用の人達が落ち着いた頃合いなのだろう。 これなら他のお客さんに迷惑をかけることもないかな。 私なりの気遣いが功を奏した訳だ すると友人の大将、ちょっと驚いたようにこう言った。 「いらっしゃい‼️  って、……なぁ~んだ。 ○○かぁ。 何しに来たんだ? いつの間に帰って来とったんだ?」 おぃ!(笑) そりゃねぇだろ!(笑)  一応客として来てんだぞ!(笑) すると奥から大将の美人奥様が出てきて 「あら! ○○君! 帰ってきたんだ! えっ? お土産まで? それでわざわざ来てくれたの? 嬉しい! ホントありがとうね❤️」 これだょ!  この美人奥様でこの店はもっているようなモンだな!(笑) 友人よ。わざわざお前の汚い顔を見に来てやったんだぞ。 まだ陽は高いんだから労働者諸君はもっと汗して働け(笑) で、俺はビールと刺身ね❤️(笑) 「今日は生の本鮪が手に入ったんだわ。」と大将の友人。 おぉ!コレ、旨いじゃん! 先島諸島は鮪の水揚げが盛んだけど、キハダなんだよね。 やっぱり本鮪は旨いや❤️ ひとしきり先島諸島での話に花を咲かせ、追加のビールと一緒に…… 「なぁ~ まぁちょこっとなんかツマミちょ~」と私。 (すいません。もう少し何かツマミを頂けますか、の意味) (私は地元に帰ると名古屋弁がひどくなる傾向がある……) 「何ぃ~? まだ飲むのぉ? 寿司はぁ? 食べるんか? 早ょ喰えって! ツマミ、穴子でいいだろう? お~い、○○(美人奥様の事)、こいつに穴子やって!」って…… おぃ!(笑)   いくら他に客がいないからって そりゃねぇだろ(笑) まだ営業時間内じゃねぇか(笑) 何ぃ? 穴子ぉ? そりゃアンタの仕事じゃなくて、○○ちゃん(奥様)の仕事じゃん! ……ったく、めんどくさがりやがって!(笑) こんな会話や提供の仕方、され方も お互い同級生という間柄だからこそ。 大将の名誉の為に付け加えておくが (もうとっくに傷つけてるよ!ってか?) 普段はきちんとした仕事、元気の良い挨拶、気持ち良い受け答えをする好漢だ。 私という人間に対してかしこまった態度はかえって気持ち悪い。 これでいい。これがいいのだ。 「じゃあ さっさと帰るから寿司、握ってよ。 あっ、赤出しもね! 美味しいヤツね 赤出し、宮古島や石垣島には無かったからさ。」 「おぅ! 早ょ喰って帰れよ。 何ぃ? 休憩だがや。 俺には休憩ってモンが必要なんだよ。お前みたいに真っ昼間から酒かっ喰らってプラプラしとる人間と違ってな。」 ハイハイ、耳が痛いこと言いやがる。 ごっそさ~ん! おあいそしてちょ! ○○ちゃんありがとね❤️アンタに会いにまた来るわ❤️  じゃあな大将! また来るでょ!  「来るな!」って言っても来たるでな! それまで精進しろよ!(笑) 同級生の友人の寿司店に出かけた。 名古屋市の金山駅の商業施設で、大好きな二人の演奏家のミニライヴを聴かせてもらい、その後にコチラで私が金沢での長期出張から帰った事を報告しておこうと訪れた。 人徳に恵まれたこの友人は、他の友人達からの人気があるというか信頼されているところがあり、私が帰ってきた事は自然とこの店を通じて広めてくれる事になるだろう。 ただ顔を出すだけでは面白くもなんともない。 勿論 一杯飲ってから帰ろう。 しばらく向こう(金沢)での話をしたが、酒があれば何かアテが欲しいのが私。 「お任せでいいから何かツマミを出してよ」 との私のリクエストに応えてもらったのが写真の刺身の盛り合わせだ。 鮮度の良いネタに舌鼓を…… と ならないのが子供の頃からの友人同士www 刺身よりも、寿司よりも、話がネタになってしまった。 またまた寿司までたどり着けず。 いい迷惑客なんじゃね? ワシ等……。(苦笑) 大曽根にある私の行きつけの居酒屋さんに寄ってから、同級生が営むコチラにも寄って〆の寿司をつまもうと暖簾をくぐった。 平日の夜、閉店時間が近かったからか店内はノーゲスト。 そこへ私が電話することもなく突然訪問したので 同級生の大将と美人の奥様はちょっと驚いていたwww この日コチラに立ちよったのは 私がしばらく金沢に長期出張することになるので、人柄が良く、同級生の間にも慕われているこの店の大将にそのことを言い残しておこうと思ったからだ。 そんな訳で〆の寿司をつまんだら帰るつもりだったのに、 話こんでいるうちに……  「なんだか口さみしいなぁ… ちょっと刺身でも出してよ」 と 口走ってしまうと、すると奥様が 「○○君、焼酎は水割りだよね?」と……。 おいおい! 寿司だけつまんだら帰るんじゃなかったのかよ! これじゃあ「薮をつついて蛇を出す」じゃねえか! ……って、使い方違うか?www    「ちょっと…」と言ったのに、結構な量の刺身が盛り合わせで出てきた。 焼酎も1杯では終わらない。 結局、このキープしてあった焼酎が空になったこともあり、ようやく寿司を握ってもらうことに。 寿司と一緒に提供される赤だしには 普段はお目にかかることの無い蛤が。 「○○君だから……  特別に、ね❤️」だって! おいおい○○ちゃん(大将の奥様)、旦那よりも俺に惚れちゃったんじゃない!www いつもの同級生の寿司店。 この日は下田の土産の「特上真アジの干物」を渡したついでに 酒のアテとしても一枚焼いてもらった。 こんな無理、わがままを聞いてくれる同級生はありがたいことだ。 焼き上がる前に刺身を少し出してもらった。 おっ? 私の好きな新子があるじゃん! なかなか良いぞぉ www アジもさすがの美味しさ。 下田では一番人気のある「小木曽商店」さんの干物だけある。 この日もお昼から ろくに寿司をつままず 酒ばかり飲んでしまった。 いやぁ、いつも 申し訳ない! 毎度お馴染みの同級生の寿司店。 この日は妻とバンテリンドームに野球観戦に行くので、 せっかくだからお昼はコチラで、となった。 いつもは何かの肴をアテにビールや酒を飲んでいるが、 今回は珍しく寿司だけに……  なるわけ無いわなぁ。 ネタケースを覗いたら美味しそうな白身が。 「なぁ、それなぁに?」 「伊勢湾で上がった天然のスズキ。つまむ?」 「うん!ちょーだい!ついでにビールも!」 と、まぁいつもの展開に。 妻は糖質を気にしているのでシャリは小さめに、と。 一通り頂いた後、最後に手洗いを済まそうとしたら、 「おぉ!なんじゃこりゃ!?」 まさに昭和の遺構のような和式トイレが最新式のトイレと内装に変わっていた! まぁ良いことだ。トイレが綺麗ということは、食事を提供するお店としては基本中の基本だ。 ようやく腰を上げて改装したか。偉いぞぉ!笑 今夜は小中学校時代からの友人達との小規模な飲み会。 この飲み会は話に花が咲き過ぎて、あまり肴に手が伸びない。というか、寿司屋の友人の店なのに売り上げに貢献しているのはビバレッジがほとんど…という迷惑極まりない客になってしまうのだ。 店主である友人はもはや諦めの境地らしく、私達には小言の一つも言わない。 しかしそれに甘えては、と私は何かしらの肴を注文する。 いや、私は何かしらの肴が無いと酒が進まないのも理由のうちだ。 この日は金目鯛の炙りを。 その後は穴子を塩でつまみにした。 〆の寿司はお任せにして、ほどよくお腹も満足。 さて、飲み会もお開きとなり、会計を……と奥方に声かけすると「今日はね、もうM君からみんなの分も頂いているんだよ」とのこと。 なんでも昼間の競馬でちょっとした臨時収入があったらしい。 ばっかやろう! それならこの日に空けちゃった焼酎のボトルも新しくしておけよ! ……って、ゴチになっても悪態をつける間柄なのが私達なのだ。 ありがとう。ごちそうさま。また当ててね(笑)。 師走になり世の中が忙しくなってきた。 年末ではお互いにゆっくり話もできないであろうと思い、 挨拶代わりに訪問した。 ビールを飲みながらアテを「何か適当に…」と言ったら「フグでいいか?」と言われた。 いつからこの店はそんな高級食材を扱うようになったんだろうw 「いいねぇ!それでいこう! 酒もついでに熱燗で!」と。 専門の職人ではないので鉄刺のような美しい盛り付けとまではいかないが、多少厚めになっている方が私好みだ。 〆には「そんなに沢山じゃなくていいからお任せで」と 寿司を握ってもらった。 うん。旨い。なかなか良いネタを使っている。 これなら他のお客さんにも納得してもらえるだろう。 同級生のお店だけにこれからも繁盛して欲しいものだ。 中学校からの友人のお店。 この日はランチで利用。この上寿司で1,800円。(貝汁付き) やはり友人とはいえ職人が握ってくれる寿司は回転する寿司とは比べ物にならない良さがある。 友人である大将は先代からの2代目になるのだが、地域の住民や企業に愛されているのが長く続けていられる理由だろう。 奥様はとても気が優しく愛想の良い人で、友人達はこの奥様と結婚した大将を羨ましく思ったものだ。この奥様がお店を、大将を支えている。 同級生だけに長く元気に営業を続けて欲しいものだ。

2026/01訪問

12回

鴨魚ん

東別院、金山/日本料理、居酒屋

3.35

49

¥5,000~¥5,999

¥1,000~¥1,999

定休日
日曜日

昼の点数:4.3

母親がお世話になっている施設に面会をしに来た。 その施設のすぐ近くにコチラはある。 「鴨魚ん」さん。 その母親の件の絡みで偶然見つけたコチラは、私が今まで食べて来た鴨せいろ、鴨南蛮などの、鴨肉を使用する蕎麦ではNo.1と言える。 前回の初訪問で頂いた「あいち鴨出汁蕎麦 極」の美味しさは、まさに衝撃的な出逢いとなり、私の心に深く刻まれた。 なので母親の面会に訪れるなら再訪は必至と思っていた。 以外な程、面会に時間がかかり、コチラを訪れたのはお昼の少し前。 つまりランチタイムのピークを迎える時間帯だっただけに、予約せずとも席に着けたのは幸いだった。 前回の訪問で得た知識としては、ミニ海鮮丼を一緒に注文するよりも、もっと蕎麦自体を堪能するべきだ、ということを覚えていた私。 注文は勿論「あいち鴨出汁蕎麦 極」。 この「極」に添えてある鴨胸肉の美味しさが最大の魅力だからだ。 蕎麦も今回は大盛にしてみよう。 妻は普通の盛りなので、その違いをちょっと比べてみたくもなったのだ。 その妻は私が「極」を勧めても「最近、貴方に付き合ってると私の体重が…」と。 今回は「極」ではない、普通の鴨出汁蕎麦で良いそうだ(苦笑)。 着丼。 前回も思っていたが、使用する器にもご主人のセンスの良さを感じる。 蕎麦には海苔だ、山葵だの余分な薬味は無い。 あえてなら、卓上にある山椒の風味がやや勝っている七味唐辛子を少し… それだけで十分だ。 やや太めの蕎麦を手繰る。 つけ汁にはドップリと。 鴨出汁の濃厚なつけ汁に合うよう やや太めにしてあるのだろう。 啜る。 ……旨い! やはりNo.1だ!  文句のつけようがない、問答無用の味わいだ。 今回の再訪でそれを確かめられた私達。 次回…いや、寒くなりだしたら「鴨南蛮」のようなメニューも考えて頂けたら登場することもあるのだろうか。 益々楽しみなお店である。 ご馳走様でした。 偶然、とんでもなく素晴らしいお店を見つけた。 私が今まで食べてきた鴨蕎麦ではNo.1 の味わい。 「鴨魚ん」さんだ。 この日、母親の認知症が進んでいる昨今、そろそろお世話にならざるを得ない施設を妻と2人で探していた。 その候補の1つである施設で説明を受け、館内を見せて頂いた後の事だ。 もうお昼時になっており、どこでもいいから食事が出来るお店に入ろう、となり コチラにたどり着いた。 隣には これまた美味しそうなラーメンのお店がある。 しかし連日の猛暑が続いているこんな日に、妻に熱々スープのラーメンを食べよう、とは言えなかった。 お店には真白な暖簾が掛かっている。 私の勘だが、こういう暖簾を掛けているお店は 大概美味しいお店が多い。 余分なアピールをしなくても、味に、サーヴィスに、十分な自信があるからかもしれない。 妻はやはり「コチラにしましょうよ」と。 それには私も異論はなかった。 近くまで寄って入り口横のメニューを見て、お店が蕎麦のお店だとわかった。 しかも鴨せいろ蕎麦のお店のようだ。 扉を開いて店内へと進む。 予約していなかったが、幸い席には着く事が出来そうだ。 ちょうど1回転目が終わったのか、ご主人がワンオペで忙しそうに動いている。 メニューはお昼時は限られており、私達は共に「あいち鴨出汁せいろ蕎麦 極」を。 加えて私だけが「お試し」的に海鮮丼も付けてもらうことに。 先ずは冷えたビールで喉を潤そう。 蕎麦屋でせっかちはいけない。 美味しい蕎麦とは時間がかかるものだ。 しばらくして運ばれてきた蕎麦。 鴨ロースが付いた物にして良かった、と思えるビジュアル。 先ずは少しだけ蕎麦を、何も付けずにそのまま食べてみる。 蕎麦の風味が鼻腔をくすぐる。 ちょっと太めにしてあるのは、鴨肉との相性を考えての事だろう。 その鴨ロースが素晴らしく美味しかった! おそらく低温調理器を用いているのだろうが、それにしても火入れ加減は素晴らしく、脂の部分を炙ったことでこうばしさも加わった。 つけ汁も濃厚な鴨出汁が効いており、しっかりと蕎麦のひなびた風味にマッチしている。 これは美味しい! 私の記憶において、蕎麦のカテゴリーで 鴨せいろ、鴨南蛮のような鴨肉を使用した蕎麦では過去No.1と言ってもいい。 これ程美味しい鴨せいろは初めてだ。 感激に浸っている間に海鮮丼も運ばれてきた。 コチラはいかにもサイドメニュー的なボリュームで、美味しいことに間違いはないのだが、これを食べるなら蕎麦を大盛にしても良かったと思った…そう思える程、蕎麦が美味しいのだ。 蕎麦湯が提供される。 濃厚な、トロミがある程の蕎麦湯は鴨出汁のつけ汁にちょうど良い。 偶然とはいえこれ程美味しいお店を見つけられたのは本当に嬉しかった。 鴨せいろがたべたくなったら迷うことなくコチラに伺おう。

2025/08訪問

2回

おき野

居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

食べログ 居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

おき野

近鉄四日市、あすなろう四日市、四日市/居酒屋、日本料理、海鮮

3.73

139

¥3,000~¥3,999

-

定休日
日曜日

夜の点数:4.3

この日は次女とその旦那さんも一緒に 久しぶりに食事を…と約束していた。 しかし台風の影響をモロに受けてしまい、私の住まいから約束しているお店にたどり着く為には、果たして電車が動いてくれるのかを心配しなければならない程の悪天候になってしまった日だ。 当初、私はコチラで娘達と会食を…と思い、電話で予約をお願いしてみたが、相当な人気店のようで、その時は「すいません、満席です」と、あっさり断わられてしまっていた。 しかし当日の この悪天候だ。 予約していた人がキャンセルしていたら…。 一縷の望みを抱いてお店に電話する。 すると「大丈夫ですよ。この天気でキャンセルばかりなので...」と。 これぞ「不幸中の幸い」! まだ16時を少し過ぎた頃で、娘達との約束の18時までかなりの時間がある。 それまで1人でのんびり、ゆっくりさせて頂くことにした。 そんな上記の時間に伺ったにも関わらず、カウンターの1角には女性ばかりの3人が、はやばやとグラスを傾けていた。 私はお邪魔にならないように、そのグループとは一番離れた席に着いた。 ご主人に、先に飲み物を尋ねられ、ビールを所望する。 私は ある理由の為、普段から生ビールは飲まないのだが、コチラは瓶のビールは扱っていないようだ。 その生ビールを飲みながら、とりあえず…と刺身の、それもマグロとカンパチだけで盛り合わせを、とお願いした。 いつもなら、もう1人スタッフが居るらしいが、この日はこんな天気だったので、仕方なくご主人1人で営業しているのだ、と教えてもらった。 そんな話を聞いたら、次々にオーダーするがためらわれてしまったが、まぁ時間はある。 雰囲気を読んで流れにみをまかせてみよう。 提供された刺身はどちらも美味しかったが、マグロの赤身に対してカンパチはトロ(お腹の脂が多い部位)で提供してくれた。 その組み合わせが良いのだ。 これでマグロまでトロだったら、ちょっとくどい気がするだろう。 また、刺身のツマはご主人が大根を桂剥きにした物。 市販のツマ等は使用しないことに職人気質を感じるのだ。 ビールをとっくに飲み干していた私。 次なるツマミに「銀ダラの西京焼き」を注文していたなら、当然流れ的には日本酒だろう。 何をもらおうか…。 するとご主人が「十四代、ありますよ」と。 なるほど、入り口のオーパスワンしかり、飲み物も充実している。 刺身と銀ダラで日本酒を楽しみ、次なるツマミは「コチラに寄らせてもらったら…」と考えていた「カニクリームコロッケ 紅ズワイ蟹のソース」を。 それに合わせて白ワインも。 グラスで分けてもらえる物で…とご主人にお任せでお願いする。 提供して頂いた白ワインは「俳優の川島なお美さんの披露宴で提供されたワインです」 なるほど。 濃厚な紅ズワイ蟹のソースをシャルドネが受けとめてくれる、良いマリアージュだ。 なれば、と 次のツマミもコチラで食べたかった一品「アワビのウニソース」も頂こう。 続けて同じ白も。 うん! 美味しい! まるでフレンチのビストロに来たようだ。 余談かもしれないが、食事中のご主人との会話から、ご主人はこの辺りで飲食することがあまり無く、いつも名古屋まで出かけているそうだ。 そんなご主人が「一度伺いたい憧れのお店が中区の大須にあるんですよ」と。 「ちなみに そちらは何という店名ですか?」と尋ねたところ、なんと私の実家だとおっしゃるのだ! 「私、実はそこが実家で、今は兄が家業を継いでおりますが…」との返事には ご主人も大層驚いた様子だった(笑) いやいや、ご縁とは どんなところにあるかわからないものだ。 「あの大◯◯さんが実家だなんて、これも台風が来なかったら…」 などと話をしながらの、思わぬ楽しい食事と語らいの席となった。 私の名刺をお渡しし、「もし行って頂けたら、この名刺を見せてあげてください。兄も今日の事はとても驚くと思います」と申し上げ、会計を済ませた。 ご主人、ご馳走様でした。 また四日市に来たら、是非とも再訪させて頂きます。

2024/08訪問

1回

美山の味 勝手屋 東桜店

高岳、新栄町、栄町/居酒屋、海鮮、鳥料理

3.54

87

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.3

コチラのお店には確か4年程前に一度伺ったことがある。 しかし当時の私は先妻と離婚した為、恥ずかしながら再婚する相手を探していた頃であり、その頃お付き合いさせて頂いていたお相手と一緒に来た覚えがあったからだ。 故に料理は何を食べたのかさえ正直よく覚えていないありさまだ。 なぜコチラを再訪することになったのか、という理由は 単純に私が鴨肉料理が好きで、どこか美味しく食べさせてくれる、なおかつ勤め先から近くにあるお店を探していたところ、コチラにたどり着き、思い出した訳だ。 この日、秋雨のそぼ降るなか傘を差し、懐かしさと恥ずかしさが入り交じった状態で 到着したお店の扉を開けた。 予約した旨を伝えると、カウンターの真ん中に案内してもらった。 目の前に立て掛けられたメニューから、この日のお楽しみにしていた鴨料理をひとしきりお願いする。 「お飲み物は…」と尋ねられ、日本酒を所望すると、立て掛けられたメニューの物以外のご用意があるようだ。 しかし せっかくだがそれは後程お願いするとして、先ずは我が地元・岐阜県が誇る辛口の銘酒「三千盛」の純米大吟醸から頂くことにしよう。 このキリリと引き締まった辛口の酒が、今夜の私の なよなよした心に喝を入れてくれるに違いない。 いつもながらせっかちな私。 何か早く出してもらえそうな物は…… と、何!? 「セコガニ」がある!? しかも北海道産だ! ネタケースの中でかくれんぼをしていた「セコガニ」は、鬼さんの私が「見ぃつーけた!」 もう逃げられないよぉ!笑 北陸で、立冬(今年は11月8日の水曜日)の解禁日までセコガニは我慢しなければならないと思っていたので、このフライングの出逢いは相当嬉しい。 しかも北海道産は初めてだ。 それまでは金沢辺りで「香箱ガニ」と呼ばれている物しか食べたことがなかった。 三千盛では少々切れ過ぎるかもしれないが、このセコガニとのマリアージュには日本酒以外考えられない。 カニ面に仕上げられたセコガニ。 内子も外子もたっぷりとある。 先ずは別々に味わい、後に混ぜ合わせて食べる。 日本酒が更に旨味を膨らませてくれる。 ……あぁ、至福だ。 お待ちかねの鴨肉の登場だ。 先ずは「たたき」から。 ポン酢とは別に紅葉おろしとニンニクのすりおろしが添えてある。 それらを溶かして細かく刻んだ薬味葱と一緒に口にする。 うん。 期待通りの美味しさだ。 でも何かが…… 失礼ながらお店の人に「この鴨は以前に頂いたことのある美山(京都の奥座敷)の鴨ですか?」と尋ねてみたところ「いえ。以前は美山の鴨を扱っていましたが、養鴨業者さんが廃業してしまって…。」 そうなんですか。皆さんいろいろ大変なんだ……。 「鳥インフルエンザや円安による飼育費用の増加、様々な理由があったそうです。 しかし私共は幸いにも青森県で養鴨をしている生産農家さんがみつかりまして。勿論 鴨もフランスのバルバリー種を飼育したものですので……」 との説明を受け、安心した。 以前食べた鴨は確かチェリバレー種だったのでは…と記憶していたので、品種は違えど美味しい鴨肉なら大丈夫だ。 その肉付きが良く、脂肪分の少ないバルバリー種の鴨なら たたきにはもってこいだ。 あまりの美味しさに日本酒も進む。 次なる日本酒は宮城県「平孝酒造」の「ひやおろし」だ。 米の旨味が広がり 余韻も心地よく、兵庫県産の山田錦を100%使用した、この時期ならではの美味しい日本酒だ。 鴨肉の串焼きが追いかけて来てくれた。 塩でお願いした砂肝と ねぎ串焼き。 それに 卓上にある京都・原了郭に伝わる一子相伝のブレンド「黒七味」をふりかける。 その独特の風味が美味しい鴨肉の味を更に引き立てる。 ねぎたまり焼きだ。 私は普段、串焼きは断然「塩派」だが、このたまり焼きは良い。 やはり たまり醤油が焼け焦げる香りは日本人にはたまらない。 うなぎもしかり、だ。 こちらも黒七味を添えて頂く。 いけない……。  あまりに美味しい料理に日本酒が止まらなくなってきた。 そういえば お店のもうひとつの顔とでも言うべき「牛タン」料理を まだ味わっていないではないか。 では… と調子に乗ってきた私。 「牛タンどて煮」を、次なる日本酒の奈良の銘酒「春鹿」の ひやおろしと一緒に追加だ。 どて煮は赤味噌を使用し、牛タンをしっかりと煮込んだ まるで洋食のタンシチューのような濃厚な味わい。 牛タンも噛む力が必要ない程柔らかだ。 これだけを食べていると赤ワインが合いそうなイメージも沸いてくるが、さすが「春鹿」。  この濃厚な味わいにも負けない、むしろ料理を食べ尽くして疲れてきた舌をリフレッシュしてくれる。 今回の訪問で頂いた料理は居酒屋さんのようなメニューが中心になったが、その他のメニューは高級割烹料理店のような物が主のようだ。 スタッフの皆さんの接客レベルも非常に良く、安心して食事、酒席が楽しめそうだ。 また是非再訪させて頂きます。ありがとうございました。

2023/10訪問

1回

大衆酒場 ゑびす

居酒屋 百名店 2022 選出店

食べログ 居酒屋 百名店 2022 選出店

掲載保留大衆酒場 ゑびす

近鉄四日市、あすなろう四日市、川原町/居酒屋、日本料理、海鮮

3.74

225

¥4,000~¥4,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.3

四日市で食べ歩き、二軒目。 コチラもとても楽しみにしていた「大衆酒場 ゑびす」さんだ。 元が名古屋の大須という下町生まれの下町育ち。 実家が赤提灯という環境だった私だ。 私が幼少の頃は大須にはコチラのようなお店がたくさんあり、こうした気取りの無い雰囲気のお店が大好きなのだ。 マイレビュアーさんによる投稿が来店を決めるきっかけとなった。 先程まで骨付き鶏の素晴らしく美味しいお店で下地を作っておいたので、新鮮な魚介類がウリのコチラでは それと日本酒を堪能するつもりだ。 暖簾をくぐり扉を開く。 既に半分程の席が埋まっているなか、カウンター席に案内され腰をおろす。 先ずは飲み物から、と促され、先程のお店で飲めなかった国産4社の「普通のビール」を頂くことに。 次に肴を選ぼうと目をやると、そのメニューの豊富さに驚く。 そして 何より値段が安いのだ。 「安かろう 悪かろう」を心配したが、それも杞憂に終わることになる。 さすが刺身はどれも鮮度が良く、なるべく地元産の物を使っているのが嬉しい。 その他の肴も全て美味しく「ハズレ」が無い。 湯葉の刺身は妻が大好きだが、「これも美味しいよ」と喜んでいる。 鯛のカブト焼きは、頭に加えてカマの部分まで一緒に提供され、このサイズ、このクオリティで350円はもはや利益を度外視しているのでは……と私達の方が心配になる程だ。 日本酒のラインナップがまた素晴らしく、地元の酒の優良な銘柄を揃えている割には安価なのだ。 おっ!「而今」があるじゃないか! それも1人1杯までの限定での提供だ。 さっそく頂くことにしよう。 うん。素晴らしい! どこまでも透明な、雑味などまるで感じない酒だ。 最近は年齢を重ねる毎に日本酒がしみじみと美味しく感じるのだが、この而今は私が今まで飲んだ日本酒でもトップクラスの逸品だと思わせる物だ。 第二次世界大戦から高度経済成長期まで、日本酒は質の良くない物を作り続けた事で多くのファンを失った。 「日本酒は悪酔いする」「翌日、頭が痛くなる」等々、 様々な悪評を招く事になる。 が、しかし昨今の日本酒の素晴らしさはどうだ! これこそが日本が世界に誇る「Japanese SAKE」だと胸を張れる醸造酒だ。 酒が旨いと肴も旨い。肴が旨いと酒も旨い。 いつかのテレビC.M.で聞いたようなコピーが頭に浮かぶ。 その後もどんどん美味しい肴、酒を追加した。 しこたま飲んで食べて会計が8,000円は四日市市民が羨ましくなった。 また来よう。 わざわざ遠方からでも足を運ぶ価値がこの店にはある。

2023/01訪問

1回

焼肉 はやしや

大曽根、森下、平安通/焼肉、居酒屋、韓国料理

3.09

29

¥3,000~¥3,999

-

定休日
火曜日

夜の点数:4.3

この日は別宅のある大曽根界隈での七夕祭りだ。 連日の猛暑にも関わらず、大勢の人が祭りを楽しむなか、私達夫婦は会場の中心になっている「オズモール」にあるコチラ「はやしや」さんで予約をしていた。 私は人混みが嫌いなので、こうしたイベントにはあまり興味が無い。 故に ちゃんと店内で落ち着いて食事ができる方を選んだのだが、それでもわずかな誤算が生じた。 なんと「はやしや」さん自身が店頭でフードやドリンクを販売しているではないか。 その影響もあってか、お店の入り口扉は店頭での注文を店内のキッチンで作っているので 出入りの為に開けっ放し。 店内のエアコンの効きにも影響している状態だ。 加えて店頭のブースが多忙なので、なんだか落ち着かない。 それもまた仕方ないね…と妻と納得しての食事となった。 私達が愛して止まない「ナムルの盛り合わせ」から始まり、この日も様々な部位の肉や料理を堪能した。 ドリンクも最近の私なら韓国料理ではソジュばかりだが、この日は妻も「私も飲もうかな...」となり、焼き肉には珍しく赤ワインをボトルで注文した。 まぁ、祭りの日だ。 こんな賑やかな日があっても良かったと思いながらの食事になった。 ありがとうございました。ご馳走様。 焼き肉を食べに行きたくなった。 もとい。焼き肉店にある、あのメニューを思い出したから焼き肉店に行きたくなったのだ。 あの「これは日本一美味しい!」と思わせた、あの料理を……。 お店は別宅から徒歩5分の場所にある商店街の一角。 入り口の赤い扉が印象的な「焼肉 はやしや」さんだ。 その扉を開き、中へと進み 予約してある旨を伝え、席へと案内してもらった。 しばらく伺っていなかったが、いつの間にかコチラもタブレットからの注文になったようだ。 しかし このタブレットからの注文方法には少々難がある。 細かいリクエストが伝えられないのだ。 したがって そのリクエストがある以上、お店の人を呼ぶ事になる。 その私達のリクエストが「肉でなるべくサシが少ない物を…」というお願いだ。 するとアルバイトの女性がお店のご主人と相談してくれて、「ロースを注文して頂けたら、なるべくサシが少ない物で提供させて頂くそうです」と。 ありがたい。 が、やはり先記したように、こうしたやり取りが必要な場合は 客とお店のコミュニケーションが無くては成り立たないと思う。 飲食店で、人の手によるサービスは、この先の時代でも不可欠だと思いたい。 先ずはビールで乾杯だ。 この日は徒歩で訪問したので、いつもハンドルキーパーを努めてくれる優しい妻も 一緒にお酒を楽しむ事が出来るのが私も嬉しいのだ。 やがてキムチ等の料理が運ばれて来たが、その中に私達のこの日の最大の楽しみであり、目的でもある「ナムルの盛り合わせ」も。 このキムチやナムル。 全てコチラの米寿を迎えたご主人のお母様の手作りによるものだが、これがものすごく美味しいのだ! 私のアンテナの範囲が狭い事もあろうが、今のところ日本一美味しいナムルだと思っている。 誤解が無いように最初から断っておくが、私も本場・韓国でも幾度かいろんなお店のナムルを食べたが、そうした本場の味とは真逆の味だ。 コチュジャン等の調味料は極力控え目に…もしくは物によっては使用していないのかもしれない、と思える程「優しい味わい」なのだ。 あまりに優しい味わいに「これはナムルと言って良いものだろうか…」という疑問すら湧いてきそうな程だ。 しかし この孤高の存在は、私達夫婦にドンピシャだったのだから仕方ない。 そうしているうちに肉も届けられた。 ロースはリクエスト通りにサシがほとんど無い、赤身の肉。 お勧めのハラミも同様。 ハラミの場合は一緒にハサミが届けられ、ブロックのまま焼いて、その後ハサミで切り分けて食べるようだ。 ビールの後はキンミヤのロックと共にホルモンや鶏の砂肝などの焼き物を堪能した。 先記したご主人のお母様は、とても米寿には思えない程ご健勝で、いろんな話を聞かせて頂き、楽しい時間を過ごす事も出来た。 ありがとうございました。 ご馳走様です。 いつまでもお元気で この美味しいナムルやキムチを食べさせてくださいね。

2025/07訪問

2回

茗圃

中国料理 EAST 百名店 2024 選出店

食べログ 中国料理 EAST 百名店 2024 選出店

茗圃

伏見、大須観音、矢場町/中華料理、居酒屋、飲茶・点心

3.58

409

¥10,000~¥14,999

¥3,000~¥3,999

定休日
月曜日

昼の点数:4.3

私がお世話になっている生命保険会社の担当者の人に 「どこか美味しい料理を食べさせてもらえるお店は…」と 尋ねたところ、コチラを紹介して頂いた。 ランチに行かれるなら飲茶がメインになるので男性客よりも圧倒的に女性客が多いと思いますよ、とも。 男性1人ではアウェー感がたまらないので、妻と一緒に行ける機会を探していたのだ。 そしてこの日、バンテリンドームの野球観戦に妻を誘い、せっかくだからランチも名古屋で頂こうとなり、コチラに初訪問となった。 野球はナイトゲームなので あまり早く行っても… との理由からお昼の13時に予約をしたのだが、それまでが かなり忙しかったようで、お店の人は 扉を抜けて入り口に佇んでいる私達にまでは気がまわらない様子だ。  私達から声をかけ、やっと席へと案内してもらった。 メニューを渡され、それに目を落とす。 もうお昼をとうに過ぎているので、私達は二人共に軽い内容のメニューを選択することにした。 飲茶は香港にあるような本格的なお店と同じ注文方法で、昔懐かしいワゴンを引いた人が店内を巡り、出来立ての物を売るスタイルは今はほとんど見かけない。 コチラのように、専用の紙に記入した物をスタッフに手渡す方法だ。 妻は中国茶、私はビールで喉を潤していると、さっそく蒸し上がった焼売と餃子が到着した。 肉焼売には飛び子がトッピングしてあり、色目を添える。 粗挽きと言って差し支えない餡は実に肉々しく美味しい。 フカヒレ餃子は豪華なルックス。 細く削がれたフカヒレの食感がたまらない。 スペアリブの黒豆蒸しは私が一番楽しみにしていた料理。 香港で食べた、あの美味しさに再会出来た。 他に数種類の飲茶を楽しんだが、元来食いしん坊の私達夫婦は この軽めのコースだけでは止まらない。 あまりの美味しさに後の野球の事は考えず構わず追加だ。 屋台風香港焼きそばと楊州炒飯をお願いする。 焼きそばは麺が独特で、日本には馴染みの薄い極細麺を使用した物。 香港焼きそばを標榜するだけのことはある。 最後の炒飯は「これが日本のお店とは違うんだよなぁ…」と思わずにはいられない、タイ米を使用したパラパラの仕上がり。 これを〆にすることで、このお店での食事が非常にレベルの高いことを証明してくれた。 妻の杏仁豆腐を横目で見ながら、名古屋という地方都市で本場の味が楽しめる幸せを噛みしめていた……。

2023/05訪問

1回

神馬

居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

食べログ 居酒屋 WEST 百名店 2025 選出店

神馬

北野白梅町、円町、二条/居酒屋、郷土料理

3.65

348

¥8,000~¥9,999

-

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.3

京都の紅葉を巡る旅に出た。 その日の夕食はコチラ「神馬」さんに伺うことにした。 もうコチラには何度目の訪問になるだろう。 私が「おそらく西日本ではNo.1の居酒屋さん」だと言って憚らない、私が愛して止まない名店だ。 その度に送る賛辞はもはや必要無いだろう。 今回よりも前に伺った時のレビューと同じことを繰り返すだけだ。 それほど素晴らしいお店なのだ。 今回予約を入れたタイミングは運良く開店時間の17時から18時30分までの時間帯なら…と無理を聞いて頂いたものだ。 故にコチラに伺うことを最優先に、この日のスケジュールを組んだ程だ。 一通り京都の紅葉を満喫した後、お店に到着したのは ちょうど開店の二分前。 暖簾をくぐり、扉を開けて中に入る。 予約をした旨を伝え、カウンターの「つの字」でいう ほぼ真ん中、折り返しにあたる位置に腰をおろす。 さっそく付き出しが提供される。 コチラの付き出しは よくある適当な物とは違い、一品一品が丁寧に作られた立派な料理の盛り合わせだ。 この日も自家製と思われる「烏賊の雲丹和え」「鯛の子と才巻海老の炊いたん」など、どれも素晴らしく美味しい。 これに合わせるのはコチラのオリジナルブレンドの日本酒だ。 季節に合わせて、その時の肴に合わせて数種類の酒をブレンドしているのだが、なるほど確かに選ぶ肴と相性も良く、飲み飽きない。 肴のお品書きの種類も全てが魅力的で、何にしようか真剣に悩んでしまう程だ。 そんな中で選んだこの日の肴。 クエの刺身から始めて ぐじ(甘鯛)の塩焼き サワラの焼霜 鴨ロース 天然うなぎの白焼きを堪能し、日本酒は徳利を三本倒した。 約束した時間を迎えたので まだまだこの名店を楽しみたかったが、後ろ髪を引かれる思いで腰を上げた。 私だけでなく、この名店の酒に 肴に酔いしれたい御仁は大勢いらっしゃるだろう。 そういう皆さんに気持ち良く席を譲らないといけない。 そんな皆さんに愛されている「神馬」さんを 私もこれから愛し続けていくだろう。 大将、これからも宜しくお願い致します。 毎年恒例の京都の桜を愛でる旅④ この日の夕食は これまた先月に来た時も伺った大好きな居酒屋「神馬」さんだ。 妻は未だ利用した事が無く、先月の料理の写真を見せたら 是非連れていって欲しい!と言われたからだ。 大袈裟ではなく、私個人は西日本でも有数の名店だと思っているが、そんな触れ込みをしたからだろう。 カウンターに腰掛け、先ずはなによりビールを注文した。 この日はランチでもアルコールを我慢していたので、全身がビールを欲しがっていた。 お通しはこの日も5種盛り。 珍しく刺身の盛り合わせは妻の為の注文。いろんな魚を食べて このお店の名刺代わりととらえて欲しかった。 もちろん私も食べたが、どれも素晴らしいネタだ。 この日はぐじ(甘鯛)、穴子、牛テール、天然鰻の白焼などを頂き、妻は最後に目の前に置かれた押し寿司が気になっていたようで、この日の3種類の寿司を1貫ずつ盛り合わせにして頂いた物を食べて、どれもが美味しい!と喜んでいた。 相変わらずの繁盛店。これから大好きな京都に来る度にお世話になることだろう。 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 京都への旅、二日目の夜。 実は今まで何度も訪れている京都では五指…  いやNo.1と言っても過言ではない居酒屋「神馬」さん。 こちらに伺う毎度のパターンは北野天満宮に参拝した後に訪れる、というものだ。 私には6人の子供がいる。 故に皆が受験などを迎えた際、いつも菅原道真公には家族の健康に感謝をお伝えしていた。 そういえば神様には参拝をする際、お願い事をしてはいけない(しなくてもよい)ことを諸兄はご存知であろうか。  先ずは参拝に訪れた際、鳥居をくぐる前にお辞儀をする。 鳥居から先は神域だ。拝殿までは道の真ん中を歩いてはいけない。真ん中は神様がお通りになるので人間は脇を進まなくては。 手水舎で身と心を清める。 拝殿に向かい 二拝、二拍手、一拝。 この時、先ずは自分の住所と名前をお伝えし、自分が何者かを神様にご理解頂く。これが大事。 そうすることで、どこの、誰が来たのかをお伝えするのだ。 そのうえで自分自身、家族が健やかに暮らしております、ありがとうございます、と感謝だけをお伝えする。 御心の深い神様は、そうするだけで その者が何に苦しみ、何を望んでいるのかを理解してくださる。 何をしてほしいと望んでいるのかを解ってくださるので、あとは神様の御意思に身を委ねれば良いのだ。 神様が定めた運命にお導きくださるのだから…。 いつものように余談が長くなってしまった。 そうして参拝を終えた後に北野天満宮から千本中立売まで延びる北野商店街を散策したり、ちょっと遠回りして上七軒の花街を巡りながらお店に向かうのだ。 お店の構えには風格さえ感じる。 赤提灯、縄暖簾、その上には「酒仙境」の文字が…。 (仙境とは古代の中国で仙人が棲むと伝えられた場所の事。) 扉を開いて予約した旨を伝えると、この日はカウンターの角の席に腰をおろすことに。 先ずはビールで喉を潤し、じっくりとお品書きに目を落とす。 コチラはいわゆるグランドメニューよりも日替り、季節替りのお勧めの方が圧倒的に種類が多い。 よほど好みが決まっている物以外はこのお勧めの中から肴を選ぶことを私も薦める。最初に付きだしが出てくるので焦ることはない。 と言っても私のなかでコチラのグランドメニューからの きずし(酢サバ)は外せない。 そしてこの日は天然のクエ(九州、博多では「アラ」とも呼ぶ。)を選ぶ。煮付けか酒蒸しかは迷ったが、今回は酒蒸しに。 ビールの後は日本酒を。 コチラでは特定の銘酒以外の日本酒は、灘の日本酒を数種類ブレンドした後に徳利に注ぎ入れる方法で、どこの蔵の物をどういう配合にしているかは秘密だそうだ。 きずしは毎度文句のつけようのない美味しさ。鯖の鮮度、〆加減が抜群だ。 天然のクエも酒蒸しとはいえ出汁も入っているようだ。 一緒に蒸した大黒しめじ、原木椎茸、菜の花が添えられ、それをポン酢で食べる。 アラばかりでなく上身も入っているので、さながら小さなクエ鍋の気分だ。旨味の出た汁も勿論飲み干した。 さて、もう1品。 特大サイズの「うずらの付焼」を頂こう。 特大サイズの付焼き故に時間が かかったが、多彩な付きだしのおかげで凌ぐことができる。 自家製の塩辛、三種類の煮付けは琵琶湖の本モロコ、ツブ貝、鯛の子だ。それに野菜の胡麻和え…。 付きだしだけで日本酒一合はいけそうだ。 やがてうずらが焼き上がった。 焼き鳥の時のような感じとは全く違う、よくフレンチで うずらのファルスとして食べることがあるが、その時に使用するうずらと同じ、いや、それよりも大きなサイズかもしれない。 肉感がしっかりと味わえるうずらをヅケにしてじっくりと焼き上げれば、ヅケダレが焼ける香ばしさ、鶏肉とは別物の筋肉質な食感が相まってとても美味しかった。 私が食べ終わりそうなタイミングで1人の男性客が扉を開いて入って来たが予約をしていなかったようでお店の人に 「すいませんが只今満席で……」と断られていたので 「大丈夫です! ここ空けますよ!」と手を挙げた。 僅かに残っていた日本酒を飲み干して会計をする際、 大将に「どうもすみません。心遣いありがとうございます」と。 いやいや、居酒屋の銘店「神馬」で飲りたい人は皆同じ。 大将、今夜も美味しい酒と肴をありがとうございました。

2023/11訪問

4回

イタリア食房 TAVERNA VISCONTI

庄内緑地公園、小田井/イタリアン、パスタ、居酒屋

3.36

63

¥4,000~¥4,999

¥1,000~¥1,999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.3

昼の点数:4.3

久しぶりのヴィスコンティさんだ。 最近は私よりも妻が気に入っているようで、ランチでパスタを食べるならコチラがいい、とまで言うようになった。 プロのオペラ歌手として活躍している奥様は、ご自身が出産、子育てを経験し、その愛息の為とご自身の教育理念の為、ぺーちゃん(コチラのオーナーシェフのこと)と離れ、現在は鹿児島県の与論島で生活をしているという、私達にすれば考えられない異色のご夫婦だ。 (私は妻が大好きなので離ればなれなどあり得ないと思うw) 料理は当初 妻が大好きなパスタランチを、と思っていたが、前日までの予約制のコース料理が食べたくなった。 ダメ元でぺーちゃんに聞いてみたら、 「今日は予約無しでも大丈夫ですよ」と。 妻も了承してくれたのでメニュー内容はお任せになった。 先ずは前菜から。 戻りカツオのタタキをカルパッチョで。 2種類のヴィネグレットがまだ残暑が厳しいこの日は嬉しい爽やかなスターターだ。 プリモには珍しいロングパスタを。 南イタリア辺りの「ジータ(ズィタ)」という穴あきの、聞いた事の無い名前のロングパスタだそうだ。 後で調べたが、メーカーの「ディチェコ」の日本向けサイトでは紹介が無い。 どうやって入手したんだろう…。 このパスタはシンプルにボロネーゼを合わせてくれた。 セコンドはスパゲティー二で。 サーモンと白菜のクリームソースだ。 これまたシンプルな、でもぺーちゃんがお得意のソース。 上から散らしたミニョネットが良いアクセントだ。 メイン料理の魚は ぺーちゃんが「エビフライです」と冗談交じりで提供してくれた、海老のガダイフ包み揚げだ。 肉料理は豚肩ロース。秋らしい茸をあしらったソースはポルチーニのオイルを使用しているのだろう。 豊かな香りを鼻腔が喜んでいる。 デザート。 華麗さ、繊細さ、とは かけ離れてはいるが、逆にぺーちゃんの人柄が出ている 手作り感満載のアシェットだ。 林檎のシフォン、ティラミスにマロンペーストを挟んだマカロンは、どれも武骨な男が作った優しい味がした。 ダブルのエスプレッソで完結したコース料理。 突然の申し出にも快く応えてくれたぺーちゃんに感謝だ。 ありがとうね、ぺーちゃん。 奥さんと離れてても頑張ってね! 以前なら自宅からさほど遠くなかったこともあり、しばしば通っていたお気に入りのイタリアン。 タヴェルナだけあって、お値打ちに お手軽に美味しい料理を食べることができる愛すべきお店だ。 ちなみにタヴェルナとはイタリア語で大衆食堂、もしくは居酒屋のようなお店のことで、トラットリアとは少し解釈に相違がある。 日本的に言うならタヴェルナは居酒屋、トラットリアは割烹、リストランテが料亭と理解している。 もう1つ加えるなら、上記のお店ではピザは出さないのが本来のはずで、ピザはピッツェリアという専門店が扱う物だ。 勿論 ヴィスコンティもピザはメニューには無い。 さて、話しはこの日の事に戻る。 ぺーちゃん(加藤シェフの事)には素晴らしい奥様と素敵な仲間達がいる。 マダムの優子さんはプロのソプラノ歌手で、お子さんを出産後も様々な公演をこなしている。 そしてアコーディオン奏者のアンジェロ アクィリーニさん。 この二人がコラボしてミニコンサートを行うことは ヴィスコンティさんの名物企画。いつも楽しみにしていた。 今回はクリスマスにちなんだメニュー内容に加え、コンサートではマダムの優子さんが 夢を追いかける為に沖縄の離島に転居するという告白が発表された為、しばらくお目にかかれないことになってしまうので、なんとか時間を作って伺いたかった。 ぺーちゃんの料理は本当に優しい。 今回頂いた料理は 全てにぺーちゃんの思いが、優しさが込められていると感じる物ばかりで、この飾らない人柄が作り出す味は 他ではなかなか出会えない。 いつ食べても 心の中が温かくなるのだ。 この日頂いた料理も そんな料理だった。 コンサートはいつものように食後のグラッパを片手にアンジェロさんの伴奏と優子さんのソプラノ、あるいは「アンジェロタイム」と優子さんが紹介する、アンジェロさんのソロの演奏を楽しんだ。 満足したクリスマスディナーだったが、しばらく優子さんと会えなくなる寂しさもあり、ちょっとセンチメンタルな気分になってしまった夜だった……。 ごちそうさまでした。 ぺーちゃん、寂しくないよな!頑張ってくださいね! もう何度も訪れているイタリア料理のタヴェルナ「ビスコンティ」さん。 タヴェルナとはイタリア語で「大衆食堂」という意味の、きわめて庶民的なお店の事だが、コチラはまさにそういったお店で私は1人でも家族とでも何度か訪れている。 コチラのお店の魅力は料理はもちろんだが、それ以上にオーナーシェフの「ペーちゃん」(この呼び名はマダムの優子さんが「主人の苗字が加藤さんなの。加藤さんならカトちゃんペーでしょ?w」なる由来からそう呼ばせて頂いているw)と、マダムの優子さん(優子さんはプロのソプラノ歌手で、しばしば公演等でお店を離れることもある)の人柄がとても素敵なのである。 また、コチラのお店を通じて様々な人達と素晴らしいご縁を結ばせて頂くことが出来た。 私にとってはとても大切な、大好きなお店と大好きな人達なのである。 この日は妻が私の誕生日のお祝いをしてくれるようで、どこに行く?とリクエストを求められたので、気楽に楽しめて財布にも優しいコチラを選ばせてもらった。 料理は全くのお任せ。何を食べてもペーちゃんの料理はその人柄の滲む物だ。 グランメゾンのような料理とは違う、温かさを感じる料理を頂いて素敵な誕生日を過ごすことができた。 ペーちゃん、いつもありがとう!

2023/09訪問

4回

骨付鳥 一鶴 高松店

鳥料理 百名店 2025 選出店

食べログ 鳥料理 百名店 2025 選出店

骨付鳥 一鶴 高松店

瓦町、片原町(高松)、高松築港/鳥料理、居酒屋、郷土料理

3.68

1857

¥2,000~¥2,999

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.3

テイクアウトの点数:4.2

高松のラストナイトだ。 2ヶ月半に及んだ出張もこの日で終わる。 その「トリ」を飾るのは もちろんコチラ「一鶴」さんだ。 私が大好きな「骨付鳥」の元祖であり、数ある鶏肉料理では一番好きなのがコチラの骨付鳥だからだ。 元々は同県の丸亀市に本店を構えるコチラだが、その美味しさと人気ぶりは広く知れわたり、いつしか同じような料理を真似て提供するお店が増え続け、今や立派な香川県を代表する名物料理としての地位を確立するに至っている。 今回の出張期間中に、丸亀の本店には伺ったし、コチラもテイクアウトで利用したこともあった。 しかし、というか やはり高松の、香川県のラストナイトだ。 コチラ以外には考えられなかった。 早い時間帯は全て予約で埋まっていることは事前に承知していたので、その方々が帰った後の時間帯を狙って訪問した。 それでも「席はお取り出来ますが、今から1時間後になりますが それでもよろしければ…」と。 さすがに絶大な人気店だけのことはある。 私も快く承諾した。 さて、それから指定された時間に再訪すると、なるほど確かにチラホラと空席があるが、それでもたいへんな混雑ぶりだ。 私は迷うことなく注文しようとしたが、先にお店のスタッフの人から「申し訳ありませんが、本日は「おや」は売り切れになりました…」とのアナウンスが。 やれやれ、高松に来てからというもの「おやどり」の美味しさに目覚めてしまった私。 残念だがいつもの「ひな」を、ビールと一緒にお願いした。 やがて運ばれて来た「ひな」。 いつもながらニンニクの香りを纏った骨付きの肉が食欲をそそる。 「ひな」なら遠慮はいらない。 そのまま掴み取り、大きな口を開けて頬張る。 焼きたての熱々の肉と戦いながら、頃合いをみてビールを流し込む……。 あぁ……   このスパイラルが永遠に続けばいいのに……。 ビールも一杯では足りない。勿論追加だ。 合間に挟むざく切りのキャベツが また良い口直しになっているのも ビールが進む大切な要因だ。 あっという間に食べ終わってしまった。 これで高松に思い残すことは無い。 ありがとう「一鶴」さん。 ありがとう高松。 いつかまた……  いつか、また……。 私は鶏肉が大好きだ。 焼き鳥をはじめ、唐揚げ、鍋料理…。 「チキンのトマト煮込み」は、休日の私が食事を用意する時の家族の人気メニューだった。 そんな様々な鶏肉料理の中でも、私が知る限りのNo.1 と思えるのがコチラ「一鶴」さんの「骨付鳥」だ。 それまでは北海道・小樽の「なると屋」の「半身揚げ」が一番と思っていた。 今でも それは「一鶴」さんと双璧をなす程だと思っているが、私の最近のジャッジではアタマ1つ… いや、ハナ差で「一鶴」さんに傾倒している。 コチラの「骨付鳥」の魅力は 何と言ってもアルコールとの相性の良さだろう。 おそらくは何にでも合うが、私が一番と思っているのはやはりビールだ。 他にも このインパクト大の強烈な味わいには、酎ハイやハイボールのような炭酸入りの物が良い。 この日は仕事が終わった後、我が愛する中日ドラゴンズの試合が 高松に居ながらにしてテレビ中継されるとあって、コチラの「ひな」をテイクアウトして ホテルのテレビ観戦を楽しもうと考えたのだ。 デパートの物産展などで購入する機会以外でテイクアウトするのは初めてなので、出来立てを急ぎ持ち帰った。 ホテルの部屋に戻り、渡された包みを覗き込むと、本体とは別に 小さな袋に入れられたキャベツも同封されてあった。 これは嬉しいサービスだ。 少しでもお店で食べている感覚になれる。 さっそく… と焦る心を落ち着かせ、先ずはビールをグラスに注いでおかないと…。 さぁ!準備万端だ! 食べるぞぉーっ! 私は「ひな」の時にはナイフ・フォークは使わない。 「骨付鳥」の魅力は、その豪快さにもあるからだ。 かなり前のアニメ番組のように、骨付きの肉を丸かじりで食べるのは、狩猟で得た獲物を食む、という人間の持っていた野生味が呼び戻されるからかもしれない。 手にしてかぶりつく。 旨いッ!  ビールが追いかける。再びかぶりつく…。 無限スパイラルの幕開けだ。 野球観戦もそこそこに、この美味しさにどっぷりと ハマッてしまう。 その野球の試合も終始優勢な展開に益々酒量も上がってしまった。 やっぱりコチラの「骨付鳥」は最高の鶏肉料理だ。 まだまだ高松に滞在しなくてはならないので、再訪は近いうちにもさせて頂きます。

2024/05訪問

2回

アイアン タイガー

近鉄四日市、あすなろう四日市、四日市/居酒屋、イタリアン、海鮮

3.55

76

¥4,000~¥4,999

-

定休日
月曜日

夜の点数:4.2

妻と一緒に三重県は四日市に来ていた。 御在所岳に登り、ロープウェイからの紅葉の景観を楽しみ、冷えた身体を温泉に浸かり温めた。 その後のもう1つの楽しみは次女夫婦と久しぶりの食事会だ。 選んだお店がコチラ「アイアン タイガー」さん。 フレンチのような、イタリアンのような… ジャンルにこだわらず美味しい料理やドリンクで楽しませてくれるお店のようだ。 次女の旦那さんはアルコール大好きで、それも私とウマが合うのだが、彼は大のビール党で、どんな時でも どんな料理でもビールを飲み続ける事が出来る人物だ。 そして こうしたシチュエーションなら料理も焼肉を望んでいる事も承知している。 が、いつもそれではコチラが面白くない。 「今日はちょっと美味しい料理を食べさせてくれるお店を予約してあるからね」 さて、私の面目を保つ為にもアイアンタイガーさん、期待していますョ!w 待ち合わせのお店でアペリティフを飲んだが、やはり次女夫婦はそこでもビール。 そしてコチラに移動してもファーストドリンクはビール、と徹底している、というか解りやすい。 私はコチラのハウスの白ワインを所望した。 それが面白く、私の目の前にグラスが置かれると、そこへスタッフの人がナミナミとワインを注いでくれる。 まさにナミナミと、表面張力を利してまで。 これは飲んべえの私には嬉しいサービス。 口から迎えにいかないと溢れてしまうだろう。 アミューズは小さなカップに仕込まれたスープだ。 私はこのスタイルは嫌いではない。 スープという料理は人の心に優しさを届けてくれる。 そもそもレストランとは、誰かが路上で一杯のスープとパンを一緒に売りはじめた、という行為が始まりと言われている。 いろいろと料理を注文した。 その全てがとても美味しく、次女夫婦も私の妻もとても喜び、そのおかげで会話も弾み、当初考えていた時間も、予算も、どちらもオーバーしてしまった(笑) 中でも特に印象に残っているのは魚料理が美味しかった事だ。 これには次女夫婦も、特に肉好きな旦那さんも目を丸くして「こんな美味しい料理、久しぶりです!」と喜んでくれた。 たくさん食べて、たくさん飲んだ。 楽しい時間はあっという間だ。 「それじゃあ。元気で頑張りなさい」と2人を送り出した。 うん。 いいお店だ。 次女夫婦との会食なら また来たいと思った。 ご馳走様でした。    2025年11月  追記 写真の最後、日曜日の夜9時から始まるドラマ「ロイヤルファミリー」の第3話の1シーンだが、その馬に乗っている男性こそが私の次女の旦那さんです(笑)

2025/11訪問

1回

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