29回
2020/04 訪問
4月は馬肉
3月以来8回目の訪問。
去年4月に食べた馬肉の感動が忘れられなくて、満を持しての訪問です。
有馬シェフから聞くまでは、馬肉の旬が4月であることなんて、知りませんでした。
世の中はコロナウイルスの影響で、営業自粛や外出自粛要請が出ておりますが、当店はお客の数を絞って、席の間隔をあけての営業。時間も17時~20時に限定です。
奥さんといつもの女性はマスク姿でのサービスです。
お店を営業するのも、訪れるのも気にする雰囲気です。
本日の感想ですが、メインの馬肉は期待を裏切らない旨さでしたが、相変わらずスタートのスープから、最後の〆のパスタまで、全開で旨かった~。
在宅勤務での自炊やコンビニ弁当にすっかり飽きてしまった私の舌には、刺激が強すぎる旨さでした。
本日の内容は以下の通りです。
①チーズのグリシーニ
②タコのスープ
タコの旨味が絶妙なバランスのスープ。スペルト小麦と言う独特の歯ごたえの麦もいいアクセントに。
それにしても、相変わらずこちらの
イタリアンパセリは、他店のそれとは全く別物の香りの強さで素晴らしい。
パラパラっと振りかけられているだけですが、これがあるのと無いのでは全く印象が異なります。
③アンティパスト
・トマトのテリーヌ
・フレッシュトマト
・トマトのジュレ
トマトのテリーヌ?と聞いて半信半疑で食べてみると、これが激ウマ❗
トマトの酸味と旨味のバランスが実に素晴らしい。
聞くと名古屋のトマトと言うことで、有馬シェフいわく、実は夏よりも今がトマトの旬なのだと。
青臭いトマト、スイカなどが苦手な私ですが、このトマトは旨かった~。
その他に
・サクラマスのリェット
・吉田牧場のモッツァレラチーズ
・タイラガイ、アワビ、ホタルイカのマリネ
・クラカケマメ
・タケノコ
・サラダ
これらの素材1つ1つの味は、当然の旨さなのですが、一緒に食べれば更に素晴らしいハーモニーです。
有馬シェフのこのアンティパストは、ホントに毎回楽しみです。
④パスタ
ティンバッロと言われるイタリア南部のお料理とのこと。
これが上手かった~。
甘エビのソースが、辺に甲殻類臭くなくて、当然無くて素晴らしい。
黒トリュフの香りでその旨さは、2段目のロケットに点火されます。
⑤馬肉ハラミのグリル、赤ワインのソース
この時点で結構お腹に余裕のあった私は、このあと追加パスタを考えておりました。
しかし到着したお皿を見て爆笑。
大きなハラミが2切れで、物凄いボリュームであり、どう見ても2人分です。
食べきれるか自信がありませんでしたが、口に入れると優しい旨味が噛めば噛むほどあふれでてきます。
牛のような脂感が無く、一瞬地味な味わいに感じますが、ホントに旨い。
アラフィフの私は、このさっぱりした旨味の塊をガンガン食べてしまいあっさり完食。
かぼちゃと、大和芋のクレープみたいのが、これまた地味に旨い。
⑥ボンゴレ(追加)
やっぱりこちらのパスタでしめたい欲求に我慢できず追加でオーダー。
今回は、アサリやハマグリなど貝類の出汁を使ったパスタ。
具材は一切ありませんでしたが、これが飛んでもない旨味の塊で、激ウマ。
おかわりしたかった(笑)
⑦ティラミス
・リコッタチーズとインゲン豆
・黒トリュフ
・ゆずのシャーベット
・甘夏のマルメラータ
⑧ハーブティ
⑨お茶菓子
今回も感動の連続でした。
ってか、全てホームランでした。
なので、5月の予約を入れる私でした。
2020/04/30 更新
2020/03 訪問
最後のジビエでしょうか。
1月20日以来、7回目の訪問です。
有馬シェフの旬の食材の旨みを限界まで引き出した武骨なイタリアンを食べに通ってます。
本日はオヤジ一匹イタリアン。ジビエの季節もほぼ終わりに近づきましたが、今回も有馬シェフのジビエワールド全開でした。
本日の内容は以下の通りです。
①野ウサギのブロード
『ウサギ』に反応して興奮してしまい、またしても写真を撮り忘れる私でした(笑)
スープには力強い旨みが広がりそれだけでも感動レベル。更に野ウサギのポルペッティ(肉団子)を食べるともう、たまらない旨さが広がります。
更にトラフグの白子との相性も抜群で激ウマです。
②アンティパスト
以下の11種類のテリーヌが登場。最近はこれを食べに来ていると言っても過言ではありません。アンティパスト(前菜)と呼ぶには勿体なく、もはやメインです。1つ1つのテリーヌに臭みは一切無く、またそれぞれ個性を感じる野生味溢れる味わい。
その完成度の高さに毎回悶絶します。
ジビエ初心者でも受け入れやすい味わいであり、ほんとに素晴らしいです。
・エゾシカ
・クエと琵琶湖産ヒウオのテリーヌ
・マガモとフキノトウのソース
・ヌートリアと鹿のアキレスケンのテリーヌに烏骨鶏の卵のソース
・イノシシ、烏骨鶏のタマゴ
・ツキノワグマ、アナグマのテリーヌ
・アライグマのテリーヌ
・アライグマ、アナグマ、ツキノワグマの頭部を使ったコッパディテスタ
・ブロッコリーのソース
・サラダ
③ラディッキオタルティーボというイタリアン野菜とヤマシギのリゾット。黒トリュフ
一口食べた瞬間に、強烈な旨みが口の中に広がり言葉が出ません。ただひたすらその味を堪能するのみでした。
更にひよどりのフリットが。小さいですが、ひよどり独特の肉質と味を堪能。
④アライグマの煮込みと白いんげん豆のピューレ
またしても有馬シェフィールドからの愛情盛り(笑)
巨体な肉塊が登場します。ナイフを入れるとホロホロと崩れる煮込み具合に笑顔になります。
口に入れると、プリプリとした独特の肉質と旨みが広がります。
⑤イチゴ、バニラアイスクリーム、黒トリュフ
⑥ハーブティ
⑦お茶菓子
次回は、昨年春に食べて超~感動した馬肉に再会するために、4月に予約を入れさせて頂きまきした。
桜肉と言われる位、馬肉は春が旬であるとのことです。
2020/03/08 更新
2020/01 訪問
有馬シェフに集まる最高の旬のジビエを、食べる
昨年の12月以来、6回目のパッソアパッソ。
本日は、なんと私の大好きなフレンチのシェフを誘っての訪問です。
昨年、シェフのお店を訪問した際に、『パッソアパッソ』の話をしたらシェフも以前から行きたかったとのことで今回お誘いした次第です。
大好きな有馬シェフのお店に大好きなフレンチのシェフと行く❗
こんなに楽しい一時はありません。
今回の感想ですが、今宵も有馬ワールド全開で感動です。
特に感動したのは、虎河豚の白子。
昨年12月に訪問した際に、1月は河豚の白子が旬なので食べに来なさいとの指令を受けて、本日やって参りましたが、臭みなんか一切ない激ウマの白子にイカスミの旨み、トリュフの香り、五百万石と言う酒米を使用したリゾットの歯ごたえ。
この1皿は反則技の旨さであり、フレンチのシェフも感動しておりました。
ちなみにシェフは河豚の免許をお持ちです。
有馬シェフの真骨頂は、やはり旬の素材を使って、限界までそのそ素材の味を引き出して直球で勝負してくるところでしょうか。
そもそも、その素材が他のお店とはレベルの異なる鮮度の良さと旨さ。
有馬シェフの人柄が今まで気づきあげてきた生産者との信頼関係の中で入手できる日本各地の一級品の素材達。
更にその旬の一瞬を見逃さずに料理にして提供してくれます。こんな料理が旨くない訳がありません。
ここまで通うと、有馬シェフの旬のメニューを全て制覇したくなる私でした。
本日は、フレンチのシェフと盛り上がってしまい、詳細な感想は忘れてしまいましたが、本日のメニューは、以下の通りです。
アナグマの脂を練り込んだグッシーニ
①アンティパスト
・赤ワインとジビエのブロードで炊いたアワビ
・青森県深浦産アイナメのタルタル
・アジとキジの肉
・イノシシの背肉のロースト粒マスタードソース
・ツキノワグマのテリーヌ、リンゴのソース
・キジ
・山鳥のテリーヌ
・ヤマシギ
・アナグマのテリーヌ
・蝦夷鹿サラダ仕立てイタリアンパセリのソース
・オナガガモのレバーペースト
・イノシシのテリーヌ
・石垣島産孔雀のテリーヌ
以上12種類が1皿に盛られて出てきます。この1皿だけでもこのお店に食べに来る価値があるでしょう。全てが力強く個性を放つ味であり、生命力の凝縮した旨みの塊であり、食べていて涙が出てきます。
ジビエの他の魚介類、野菜も半端ない旨さ。
砂肝のフリット(サービス)
鳥取県花御所柿のフレッシュジュース
②パン
③スープ
ヤツガシラとヒヨドリのパサート
青森県深浦の雪ニンジンのすり身
アナグマ、パルメジャーノチーズ
④虎河豚の白子のリゾット、イカスミのソース、黒トリュフ
酒米の五百万石と菜の花のリゾット
⑤イノシシの肉と野菜のラグーソース
このパスタが相変わらずヤバかった。恐らく出汁の入ったスープの中でパスタを茹でていると思われ、パスタだけでも舌に触れた瞬間、その旨みが広がります。さらにイノシシの頬肉がたまりません。力強い旨みの凝縮した味に涙です。
⑥新潟県津南産のマガモの胸肉のロースト
聞くと網で捕まえたマガモとのことで、シェフが一番信頼をおいている生産者のマガモだと。
食べてみると、まずその経験したことのない歯応えに、私のマガモに対する概念を一掃されます。固いのではなく、生きている鴨肉の反発力というか。
更に旨みも強烈です。
赤ワインのソースと付け合わせのマガモのブロードで炊いたレンズ豆、マガモのモツの煮込み、大浦御坊と食べると私の口の中は洪水でした(笑)
⑦追加でアライグマのラグーソースのパスタで〆
語る必要のない安定の旨さ。
⑧イチゴ、ツキノワグマの脂を練り込んだバニラアイスクリーム、チョコレートムース
⑨カフェ
⑩お茶菓子
ビスコッティ
と言うことで、私はいつもの如く感動の味で疲れはてましたが、フレンチのシェフも感動してくれた模様で、お誘いして良かったです。
プロの料理人の方とのお食事は初めてでしたが、さすがはプロだけあって、作り手ならではの目線と鋭い質問をお店のスタッフにぶつけておりました。
また、ここでは書けないいろいろなフレンチ業界の裏話も聞けてとても勉強になりました(笑)
閉店間際には有馬シェフから、彼の料理人人生、料理に対する熱い想いなど様々な話が聞けて益々、有馬シェフの人柄と料理にはまりこむ私と、フレンチシェフでした。
最後に3人で記念撮影して、ホントに楽しい夜は終わるのでした。
2020/01/23 更新
2019/12 訪問
ジビエ10種類以上登場します
10月以来5回目の訪問で、オヤジ一匹イタリアンです。
本日は有馬シェフの真骨頂、ジビエを食べに来ました。
昨年の12月にこちらを初めて訪問し、その時のジビエ料理のインパクトは、今でもはっきりと覚えております。
本日もまたあの感動に会えるのかと、朝からワクワクが止まりませんでした。
6時過ぎに到着すると一番乗りでカウンターに案内されます。
本日も、有馬シェフ、奥様、サービスの女性のいつもの3人であり、他のお客さんが来るまでは、一家団欒的なムードで楽しみます。
早速、本日の感想ですが、相変わらず感動の味でした。冗談抜きで私は食べている最中、ほぼ半泣きでした。(笑)
ここで経験する味は、私には経験したことのない味の領域、深さであり、本日は料理を楽しむと言うよりは、味を勉強に来ているような感じになりました。
本日出てきたジビエの種類は、恐らく10種類以上あり、その全てが1つ1つ力強い生命力を主張する味で、このストレートな旨さに感動が止まりませんでした。
さらに、付け合わせのカラシ菜、ケールなど野菜の葉っぱ1枚や、イタリアンパセリ1とっても、明らかに他店と異なる旨さです。
有馬シェフに何が違うのか、訪ねると一言『ネタだよ❗』と。
ネタと鮮度、そしてそれを生かすシェフの技術とポリシー。最高の組合せです。
本日の内容は以下の通り。
①アンティパスト
・鳥取産本州鹿
・山鳥と舞茸えのきのマリネ
・やましぎのテリーヌ
・いのししのひれ
・甘鯛のタルタル
・青森県産鯵ネギのソース
・穴熊のテリーヌ
・イノシシのテリーヌカブのソース
・ヒグマのテリーヌ
・マガモの砂肝
・カラシ菜、わさび菜のサラダ
ご覧の通り、いきなりジビエの総攻撃です。詳細は割愛しますが、どれも一切臭みがなく、ジビエ初心者でも感動できる1皿です。更にこの鯵がヤバかった。完全に鯵の味ではありませんでした。
②パン、グッシリーニ
③マガモのレバーと砂肝の刺身
初めて、マガモの生のレバーと砂肝を食べました❗こんなの食べられるのこのこのお店くらいでは。
塩だけで食べましたが全く臭みはなく、強烈な生命力を感じる味でした。
④マガモのブロード
大麦の入ったコンソメスープのような1皿で、何とも言えない濃厚な甘味と旨みで激ウマでした。更に岡山県吉田牧場モッツァレラチーズと食べると悶絶します。
⑤アライグマのラビオリ
運ばれてきた瞬間、そのビジュアルと香りにやられます。ラビオリだけでも死ぬほど旨いのに、更にツキノワ熊の煮込みと大浦御坊が載っかっていて、これがヤバかった❗熊の脂身と御坊の甘味のハーモニーは、私の経験値を軽く越えてきます。トドメのトリュフで私はノックアウト。
三ヶ日ミカンのフレッシュジュース
これが、舌触り、甘味、香り、のど越し、どれをとっても凄かった~。ゴクゴクいっちゃいました。
⑥蝦夷鹿股肉
前回の長谷川牧場の豚ロースのボリュームに完敗した私は、スタート時に、今回は気持ち軽めでお願いしたのですが、シェフは完勝をいつも狙っていると(笑)
言われる通りメインの鹿肉のローストは、相変わらずのボリュームで登場。物凄いインパクト(笑)
食べてみると、今まで経験した事の無い鹿肉の柔らかさ。そして何でしょうか、この噛み締める度にとじわじわくる旨みは。鹿肉って結構たんぱくな味だと思うのですが、ここの鹿肉は明らかに違う旨さです。
蝦夷鹿もフレンチでそれなりに食べてきましたが、これがネタの違いと言うことなのでしょうか、とんでもない旨さです。
また付け合わせのケールが激ウマ。私の記憶ではケールって少し苦いように思ってましたが、一切苦味無しそれでいて、独特の味があります。
あまりの旨さに、私はあっさり完食してしまい、更に追加のパスタをお願いすることに。
⑦イノシシとアライグマのラグーソースとペンネ
〆のパスタとして、最高の味でした。豚肉や牛肉とは明らかに異なる、獣の力強い旨みがあります。
⑧フォンダンショコラ
黒すぐりのシャーベット
⑨ハーブティ
⑩ビスコッティ
と言うことで、本日もひたすら感動でした。
次回はいつ来るべきなのか、有馬シェフに訪ねると、河豚の白子の旨い1月に来なさいと言うことことなので、1月に予約を入れさせて頂きました。
2019/12/11 更新
2019/10 訪問
7月以来4回目の訪問。
基本フレンチ好きの私ですが、こちらは、私が唯一定期的に通っているイタリアンです。
イタリアのトスカーナで修行され、イタリア語で『1歩1歩』を意味する『パッソアパッソ』と言う店名を掲げ2002年に門前仲町にオープンしたお店です。
過去3回とも、心身ともに疲れるほどの感動の味であり、ここに来れば他のお店で出会えない料理を、お腹いっぱい食べることができるお店です。
また料理もさることなから、有馬シェフが執筆した本を読んで、すっかり有馬シェフの人柄、素材に対する想いなどに、改めて惚れてしまいました。
私的には、別格のイタリアンになります。
門前仲町駅から歩くこと数分、平日6時過ぎに到着すると一番乗りです。
4回目にして初めて有馬シェフの素敵な奥さまに遭遇しました。その他にいつものように熱意のある料理の説明をしてくれるアシスタントさんも。オヤジ一匹イタリアンだったので、初めて念願のカウンター席に案内されます。
本日も満席であり、80年代に『俺たちひょうきん族』で一世風靡した女性芸能人様ご一行もいましたね。
本日の感想ですが、去年の12月に初めて来て、今年は4月、7月と来て今回で4回目の訪問ですが改めて感動です。ジビエ料理で人気のイタリアンですが、基本的にオールシーズン何を食べても旨いです。有馬シェフの料理は少量多皿ではなく、1皿のボリュームはたっぷりであり、その味は素材の味をストレートに引き出して力強い味。緩急つけることもなく、ひたすら旨いです。
有馬シェフの想いが詰まったそのお料理は、その1皿が食べ終わった後も暫く余韻てヨダレが止まりません。
こちらのお店にはメニューはなく、基本的に一万円のお任せコース一本であり、本日は以下の通りです。
ガバのジュース
①アンティパスト
長崎壱岐産のクエ、青森下北産の真鯛
鮑とキモソース、秋ナスのテリーヌ、
伊東産のパパイヤのマリネ、シイラとジャガイモのマンテカート、石川芋、北海道産ミズダコのマリネ、山梨県桂川でシェフが釣ってきたヤマメのテリーヌ、シャモ
が、1皿に載って出てきます❗
出てきた瞬間に、その豪華さ華やかさにテンションマックス。そして食べれば幸せな気持ちになる旨さ。
②パン、グッシリーニ
栗
③スープ
八幡平サーモンのスープ
旨味、香りが全て濃縮された濃厚なスープで激ウマです。
私の大好きな祖師ヶ谷大蔵の『ズッペリアオステリアピティリアーノ』のスープとはる旨さです。
④パスタ
手長エビのお魚のラビオリ
シェフから2000円アップになるけど、白トリュフいく?と聞かれたので、即答します。ピエモンテ産というその白トリュフの香りは強烈。先週別のお店で出てきた白トリュフよりも更に強く食欲をそそります。そして食べればラビオリだけでも泣きそう旨さなのに白トリュフで悶絶します。
⑤リゾット
イタリアン産のフレッシュのポルチーニ茸のリゾット、羊、香茸
このリゾットも旨かった~。羊は全く独特な香りはなく新鮮なモツのような歯ごたえでした。
⑥セコンドピアット
青森県長谷川牧場の豚肉の肩ロースのロースト、赤ワインソース
出てきた瞬間、そのボリュームにまず圧倒。恐らく300グラムオーバーあるような大きさと厚み。私の胃袋のポテンシャルをつかんでいる有馬シェフからの愛の鞭(笑)
食べてみると、適度な脂身は意外にさっぱりしていて赤身はめちゃめちゃ柔らかい。激ウマでしたが、最後は苦しみながらもなんとか完食しました。
⑦ドルチェ
マスカルポーネと栗のティラミス、洋梨のシャーベット、シャインマスカット
栗を練り込んだティラミスって初めて食べような。激ウマです。濃厚な甘味に、シャーベットとシャインマスカットのアクセントがこれまたグッドです。
⑧ハーブティ
⑨お茶菓子
と言うことで、本日も大満足な内容でした。今回も旨すぎて最後は疲れはてて放心状態に。
11月からいよいよ有馬シェフの代名詞のジビエのコースになります。シェフに次回はいつ来たらいいのか聞くと12月中旬に来なさいとのことで、黙って従うことにします。
2019/10/26 更新
2019/07 訪問
3回目も感動のイタリアン
4月以来3回目の訪問で今回はオヤジ1匹イタリアン!!
こちらは、国領の「ドンブラボー」、自由が丘の「モンド」と並んで私のお気に入りイタリアンの3本指の1つです。
やっぱりお気に入りのお店はせめて、各季節(3か月)毎のメニューを楽しみたいので、早速7月に入ったので我慢できず訪問することに。
1回目は昨年の12月に訪問して、こちらのお店の代名詞であるジビエを堪能して感動
2回目の4月は馬肉のローストに感動
3回目の今回は、果たして・・・
本日に限りシェフの都合で19時~開店とのことで、ワクワクしながら、19時5分前に到着すると一番乗りでした。
感想ですが、本日もスタートのスープから、最後のパスタまで感動の連続でした。
全てのメニューが旨すぎて、ずうっと舌が痺れる感覚でしたね~。
また、本日は月曜日とのこともありすいていたので、ご主人有馬シェフといろいろ話せて楽しかったです。
こちらは1万円のコース1本勝負で内容は以下の通り
①春菊、じゃがいものパン
②沢蟹とポルチーニ茸のスープ
これがなんとも言えないコクと旨味で舌が痺れる旨さ。
スーブドポワソンのようで、そうでない。
③鮎の瀬ごしと鮎のテリーヌ、鮎のリエット、肝ソース
なすのマリネ、和牛のテリーヌ、鳩とシャモのテリーヌ、ブラックオリーブ、パプリカのソース
ご主人が本日山梨県の桂川で、友釣りで釣ってきた鮎なので、新鮮かつプリっプリでした。
毎回必ず出てくるテリーヌ系は、毎回感動します。
付け合わせの一味癖のあるお野菜と一緒に食べると大人の味で旨い。
④空豆のリゾットの上にあいなめソテーと、巨大なオマール海老が鎮座してます。更にサマートリュフがたっぷりと。
テーブルに運ばれて来た瞬間にその香りとビジュアルに、私は思考停止になります。
旨くない訳がない。
⑤ウズラのロースト。
今回一番感動した1品。ウズラのローストも濃厚な旨味なのですが、ミンチにしたウズラが噛み締める度に、旨味が溢れだして来ます。パイ包み焼きのような旨味の塊でした。
またしても舌が痺れました。
⑥鳩のラグーソースのパスタ
『ラーメン二郎』で鍛えた胃袋なので、大食いですとシェフに伝えたところ、締めのパスタは大盛りに。
鴨のお肉がゴロゴロ入っていて、ポルチーニ茸と食べると激ウマでした。
⑦杏とベリーのコンフォート
杏のジェラート
⑧ハーブティー
⑨お茶菓子
と言うことで、こちらはスープ、リゾット、パスタは毎回安定の旨さ。そしてメインの料理は毎回感動。ボリューム満点で毎回幸せにしてくれます。
本日は、有馬シェフの書いた本を買ってしまいました。
その本の肉カレンダーによると
11月~2月はジビエ
3月は鶏と豚
4月は馬
5月は豚とホロホロ鳥
6月はハトとウズラ
7月前半は豚
7月後半~8月は牛肉
8月後半~10月は仔羊
との事です。
また、来ます❗
2019/07/02 更新
2019/04 訪問
門前仲町でイタリアンと夜桜
昨年の12月以来の2回目の訪問です。
あまり知られていないかもですが、門前仲町の南には大横川と呼ばれる川があり、1.3キロに渡って270本の桜並木があり、この季節はライトアップもされています。しかもかなりすいているので、大人の静かな夜桜見物をシッポリするには持ってこいのスポット。
本日はまだ日も沈まない開店直後の6時からまずはこちらで腹ごしらえをして、そのあと夜桜見物をする作戦で。
桜シーズンの金曜日の夜と言うことで、予約は1ヶ月前に入れました。
冬のジビエが超~有名なお店で前回12月に訪問したときの感動は今でも忘れられません。
本日も、ワクワク感で訪れましたが、結果は期待を裏切らない感動の連続でした。
基本的に1万円のコースの1本勝負です。同僚との会話に夢中になってしまい本日はあまり、料理の内容を覚えておりませんでしたが、記憶の有る限り以下の通りです。
①スープ
②パン
③鮑、ホタテ貝類のサラダ仕立てと
きじ、猪、鹿のテリーヌ
④岡山県吉田牧場のチーズと里芋を使用したニョッキ
⑤馬肉のロースト赤ワインソース
⑥貝のラグーソースパスタ
⑦ドルチェ
⑧カフェ
⑨お茶菓子
全て旨かったですが、特に感動したのが、まず馬肉の赤ワインソース。
馬肉がこんなに旨いとは❗赤身は牛肉のような独特な香りはなく、絶妙な火入れによって絶妙な柔らかさに仕上げられ、優しい旨味に満ちていました。
もう一つ感動したのが、貝のラグーソースのパスタ。何の貝か説明はありませんでしたが、貝の出汁で茹でたというパスタとトマトの旨味のハーモニーは、感動もの。パスタの前で結構満腹でしたが、このパスタならおかわりしたかった~❗
と言うことで、全て激ウマでしかもボリュームたっぷりです。こちらのお店のお料理は、明らかに他のイタリアンとは別次元の味でした。
シェフが書いたジビエの本を今日は買っていこうかと迷いましたが、シロートの私には宝の持ち腐れかなぁと、諦めて帰ります。
次回は夏頃お邪魔します❗
2019/04/06 更新
2018/12 訪問
ジビエオールスターズコース
尊敬するマイレビ様から高評価を受けているお店で、ずうっと気になっておりました。
こちらのお店は特にジビエが素晴らしいとの事で、この季節を待って1ヶ月前に、金曜日のディナーで予約をとりました。
18時ジャストに到着すると一番乗り。
店内ですが、派手な装飾はありませんが、真っ白な壁のあちこちにお洒落な絵画が飾られ、なんとなく暖かい落ち着いた雰囲気です。
私は一番奥の一段高くなった所のテーブルに案内されました。
こちらは、基本的に1万円のコースの一本勝負で、各季節に合わせた素材での提供との事です。
そしてこの季節は当然ジビエコースになります。
コース内容は以下の通りです。
①ソフトドリンク
②自家製パン
・赤ワインのパンが、一番印象に残る旨さ。パテと合わせて食べると最高で、前菜からおかわりしてしまいました。
・グッシリーニは、チーズの香りが濃厚
・○○パン。
③アンティパスト
・ひらめ
・くま
・カルガモ
・しか
・いのしし
・穴熊
・やましぎ
・やまうずら
出てきた瞬間は、まずそのビジュアルに驚きでしたが、説明を受けて更に驚きです。詳しい料理名はわかりませんが、物凄い種類のテリーヌ、パテ系のお料理です。
正にジビエの一網打尽です。
私はパテ系はどちらかと言うと苦手な方なのですが、いただいたお料理には獣臭さみたいなものが一切なく、逆に味わったことのない、それぞれ独特な味、素朴な旨味に感動しました。
ジビエ初心者でも、受け入れられる味。鮮度、調理法でこんなに臭みが無いものになるのでしょうか。
④孔雀のスープ
舞茸と雨傘茸がたっぷり入ってます。そもそも孔雀の味を初めて堪能。力強い旨味と茸系の旨味のハーモニーは素晴らしいです
⑤リゾット
ポルチーニ茸とトリュフの強烈な香りと旨味に感動。カボチャ、里芋の甘味の効いたソースと熊肉の煮込み?と併せて食べると、口の中はもう完全に旨味の容量オーバーでした。本日、一番感動しました。おかわりしたかったです(笑)
⑥福井産鹿肉のロースト
こちらも感動。
真っ赤な厚みのある大きめモモ肉でしょうか。例によって獣臭さは一切なく、とても柔らかく、そして絶妙な塩加減と鹿肉本来の旨味は、素晴らしかったです。
⑦ドルチェ
・洋梨のコンポート。ザクロのソースで煮込んだとの事。激ウマです。
・白いんげん豆アイスクリームですが、トリュフの香りと味が利いていて、癖になる旨さでした。
⑧カフェ
エスプレッソ
ハーブティ
⑨お茶菓子
ビスコンティその他
今年から、本格的にジビエというものを食べ始めた私ですが、初心者でも食べやすいお料理でした。こちらは基本的に国内産にこだわり、その時その時の産地、状態で決めているとの事。サービスの女性からは、ジビエ素材の産地、調理法について熱心な説明を受けて、この料理に対する熱意を感じました。お店は当然満員御礼状態でした。
いや~感動しました。
こちらのお店は各季節毎に来なくちゃ行けないお店ですが、年明けからは白子や河豚も出すとの事で、近々に再訪したいです。
2018/12/09 更新
私がほぼ月1で通っているお店は、こちらと赤坂のフレンチ『タンモア』くらいでしょうか。
両店とも旬の食材を使った素晴らしい味を毎月堪能させてくれます。今回で9回目の訪問。
当店の今月の主役は鳩でした。しかも窒息鳩。鴨ではありません。
聞くと北海道産の窒息鳩との事で、この鳩が凄った。
フレンチ好きの私ですが、フランスのビュルゴー家の窒息鴨は食べてきましたが、窒息鳩というのは初めての経験でした。食べてみると胸肉には、しっかり血の風味が感じられる独特な味わいです。
またもも肉がやけに旨かったなぁ。当然ガッツリしゃぶりついてしまいました。
そして付け合わせはシェフお得意のゴボウとの焚き合わせ。このゴボウと一緒に炊いた砂肝、ハツがこれまた素晴らしい。私は野菜の中でゴボウが1番好きかも。
今回も感動させて頂きました。
本日のコース内容は以下の通り。
●イチゴのジュース
❶黒オリーブのパン、グッシリーニ
❷トマトのテリーヌ、ジュレのサラダ仕立て
先月もこのトマトのテリーヌを頂きましたが、激うまだったのでウェルカム。しかも今回はトマトが主役でかなりのボリューム。
愛知県産のこのトマト、ほんとにうま過ぎます。トマトの青臭さが嫌いな私が感動してしまうほどですから、トマト好きの方ならその味に恐らくショック死するでしょう。
6月中旬までのご提供らしいです。これは絶対に食べるべき一皿。
❸アワビとヒラメのラビオリ、大和芋のパンケーキ
出てきた瞬間、誰でも絶対笑顔になるビジュアル。写真を見ていただければ分かりますが、旨そうなソースに大きなラビオリが浮いてます。
食べてみるとラビオリはまるできしめんのようなプリンプリン感が凄い。更に濃厚なソース、アワビの旨味とヒラメとのハーモニーがたまりません。これも美味かった〜。ポーションも十分です食べた感あり。
●甘夏のジュース
福岡県産の甘夏との事。飲んでみると絞っただけで何も入れて無いとの事でしたが、ある意味工場で作ったジュースのような雑味の無さ。
でも、その甘味、酸味は明らかに添加物ゼロを感じさせる天然感で優しい飲み心地で最高に美味い。
❹会津産ホワイトアスパラのソテー赤ワインのソース
フランス産と遜色無い甘味、太さでした。
フレンチと比べてかなり固めの仕上げでしたがこれはこれでありでしょうか。
そして新潟県の新卵と呼ばれる初めて産んだ卵が濃厚。
更に吉田牧場のカチョカバッロチーズが追い討ちをかけます。
それにしてもこの辺からシェフのボリュームが、やけに多い。次のメインが食べ切れるのか、心配になります。笑
❺鳩の胸肉もも肉のロースト、赤ワインとゴボウのソース
●ポールジローと言うフランスのスパークリンググレープジュース
❻メインの鳩を食べた時点でもう十分お腹いっぱいでしたが、有馬シェフのパスタを食べずには帰れないので、追加で〆のパスタを注文。
聞くと本日はアンティパストで使用したトマトのパスタとの事で、大喜び。普通のボリュームでお願いします。
しかし出てきたパスタを見ると明らかにいつもよりも大盛りパスタ。
しかし食べれば、あの激うまトマトの旨味とイタリアンパセリのみのシンプルなパスタですが、激ウマであっさり完食。
❼ヤギのミルクのチーズケーキと柚子とレモンのシャーベット。
ヤギのミルクと聞いて臭いのかなぁと、ビビリましたがそんなことはありませんでした。
そして感動したのが、タンポポ煮詰めて作った蜜。これが凄かったです。蜂蜜と全然違う優しい甘味ですが物凄い存在感でした。
❽ハーブティー
❾御茶菓子
現在はコロナの影響で金曜日、土曜日、日曜日の夜のみの営業となっているようです。常連客でなんとかやっているようでしたが、なんとか頑張って頂きたいと思います。