1回
2025/07 訪問
吉祥寺で出会う上質な寿司体験 鮨 といろ
鮨 といろ
2025/10/01
この度は「鮨 といろ」へご来店いただき、誠にありがとうございます。
また、お料理一品一品に丁寧なご感想と温かいお言葉をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。
お召し上がりいただいたコースが、ご期待に添えるものとなり、大将はじめスタッフ一同、大変嬉しく拝読いたしました。
ムラサキウニとバフンウニの手渡しから始まるひととき。
“甲乙つけがたい極上の味”とのご表現に、仕入れから仕立てまでこだわる私どもの思いが届いたようで、光栄でございます。
また、細部にわたってお料理の構成や味わいを感じ取っていただき、一皿一皿に目を留めていただけたこと、料理人として大きな励みとなりました。
空間や器、照明にも温かいご感想をいただき、五感で楽しんでいただけたことをとても嬉しく思います。
大将の料理説明も安心材料として受け取っていただけたこと、何よりの評価でございます。
今後も、季節や仕入れに合わせてその日一番の味をご用意し、皆さまの特別なひとときに寄り添えるよう努めてまいります。
またのご来店を、心よりお待ち申し上げております。
この度はご来訪、誠にありがとうございました。
2025/07/12 更新
井の頭公園近くに佇む完全予約制の高級寿司店「鮨 といろ」。
写真映えする美しい照明と器使い、そして洗練された空間。すべてに上質さが感じられる、大人のための寿司店です。
この日はカウンター席で、大将の目の前にご案内いただきました。
まずはヱビスビールで乾杯し、至福のコースがスタート。
【印象に残った料理】
■ウニの食べ比べ(ムラサキウニ&バフンウニ)
大将の手渡しで供され、塩でシンプルに味わうスタイル。ムラサキウニのクリーミーさ、バフンウニの濃厚な磯の香り。いずれも甲乙つけがたい極上の味。
■子持ち昆布・ゲソと生ワカメの酢味噌和え
ぷちぷち食感の昆布、やわらかなゲソ、磯香る生ワカメを、まろやかな酢味噌が包み込む一皿。
■茶碗蒸し(鴨と梅肉)
鴨の旨味と梅肉の酸味が溶け合い、ふるふる食感が至福。和のスイーツのような逸品。
■南京そうめんとじゅんさい
涼しげな見た目。カボチャの優しい甘みとじゅんさいのつるんとした舌触りが心地良い。
■イカの握り(炭塩)
やわらかくほどけるイカに、炭塩の香ばしさが加わり、シンプルながら奥行きのある味わい。
■小肌の握り
締め加減、酸味、厚み。すべてが絶妙なバランスで、口溶けの良さが印象的。
■カマスの炙り(ガーリックオイル)
炙られた香ばしさに、ほのかなガーリック。脂の乗った身と好相性。
■白身魚の昆布〆握り
昆布の旨味がじんわりと染み込んだ白身。噛むほどに味わい深く、上品な仕上がり。
■しまえび
自家製エビパウダーがふわっと香る。ぷりぷりとした食感と濃厚な甘みが印象的。
■うなぎの小丼
香ばしく焼かれたふっくら鰻。タレと酢飯のバランスも秀逸で、満足感の高いミニ丼。
■すずきの竜田揚げ
外はカリッと、中はふんわり。ジューシーな白身に濃いめの味付けがよく合い、日本酒が進む味。
■ホタテの磯辺焼き
甘みのあるホタテと焼きのりの香りが融合。一口ごとに磯の風味と旨味が広がる。
■香の物
小さめの大根の漬物で、爽やかさと素材の旨みが際立つ仕上がり。
■蒸しアワビ(肝ソース)
やわらかく蒸されたアワビに濃厚な肝ソースが絶妙に絡む、大人の味わい。
■干物ソースで食べるリゾット
香ばしく、出汁の旨味が凝縮されたコースの締めにふさわしい逸品。
■いさき
美しい包丁使いで、口当たりがなめらか。脂の乗りも上質。
■本マグロ赤身
しっとりした口当たりに、噛むほど広がる旨味。赤身の良さが堪能できる一貫。
■本マグロ中トロ
とろける脂と赤身のコクのバランスが絶妙。まさに贅沢な味わい。
■アナゴ
ふわふわでとろけるような口当たり。甘めのツメが優しく全体をまとめる。
■たまごのつまみ
ほんのり甘く、しっとり。寿司屋の玉子の美味しさに、店の技術力を感じます。
■エビの赤だし
えびの出汁がしっかりと感じられる温かな一杯。ほっとする締め。
■デザート(牛乳寒天と季節のフルーツ)
みずみずしい果物と、さっぱりとした寒天で爽やかにコースを終えられます。
【店内・サービス】
照明や器の美しさ、清潔感のある上質な店内。
接客も丁寧で、大将の料理説明があるため、初心者でも安心して楽しめます。
日本酒ペアリングコースもあり、お酒好きの方にもおすすめです。
【まとめ】
吉祥寺で特別な食体験を求めるなら「鮨 といろ」は間違いなし。
素材の質、職人の技、構成すべてがハイレベル。落ち着いた空間で、五感で味わう寿司時間を堪能できます。
完全予約制のため、訪問の際は必ずご予約を。