raccostarさんが投稿したカンテサンス(東京/北品川)の口コミ詳細

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美味いものは小デブに訊け

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raccostar (60代前半・男性・神奈川県) 認証済

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カンテサンス北品川、大崎、品川/フレンチ

2

  • 夜の点数:4.9

    • ¥80,000~¥99,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 5.0
2回目

2023/02 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

バスク豚のロースに荒ぶる吐息なのだ、の巻

木曜日の夜です。

高輪です。

今夜はフォロワー様主催の個室食事会にお誘いいただき、カンテサンスさんにお伺いしました。

六名の席ですが、まさかの一人がドタキャン。
主催者のフォロワー様も、諸般の事情で到着が遅れるとのメッセージが届きますが、結局はノーショー。

アイヤァ・・・\(//∇//)\
お店に申し訳ないので、残る四人で六名分のお支払い。
久しぶりに、痺れるお会計と相成りました。

帰りがけに『作っていただいておきながら、まるで来る来る詐欺みたいですいません』と頭を下げますが、そこは人格者の岸田氏。

『いいえいえ、私だったら絶対に許しませんが、皆様が気持ち良くお帰りになれればと、恐縮しております』と、申し訳なさそに呟きます。

おまけに前回と同様、システィナ礼拝堂のミケランジェロよろしく、人差し指を突き合わせて記念撮影。

残念で悲しい出来事では有りましたが、まっ、社会勉強と諦め、大人しく家路につきました。それにしても、ラッコがお誘いしたいつもの壮年男子には申し訳なかった。この埋め合わせは次回の食事会で必ずやお返しいたします。

さてさてそれでは本題。
いただいたコース内容は以下の通り。

ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。


<まとめ>
主催者の『もうすぐもうすぐ』メッセージに翻弄されながら、様子見でコースをスタート。
本来であれば全員揃って感謝の泡で乾杯、という段取りですが、揃っていないので遠慮がちにタンカレーのジントニックで乾杯。

いざお皿が揃い始めると、『アカン、我慢できへん』と男子四人でペアリングを所望。
供される銘醸もののエチケットを眺めながら、ひとり『火傷どころか、こりゃ山火事になってまうな』と虚空を見つめます。

スペシャリテの山羊ミルクのババロア、真鴨のラグーソース海老芋添え、バスク豚のグリルには、ただただ感嘆の溜息。
岸田氏を含め、スタッフさん、ソムリエの方達の接遇も心地良く、不測のアクシデントに見舞われたものの、自力では予約できない名店ですもの、気持ち良くお店を後にしました。

<コース内容>
ペアリングのワインをお願いしました。

◇ジントニック:タンカレー、ライム

●アミューズ:
 ・せいこ蟹と芹

●スープ:
 ・パンチェッタ
 ・タルティーボ
 ・トマト
 ・オリーブシード

●アントレ1:
 ・山羊のミルクのババロア:
  ・ゆり根:京都
  ・マカダミアナッツ
  ・オリーブオイル:ブレンド
  ・塩:ゲランド

●アントレ2:
 ・真鱈白子の冷製仕立て
 ・ピーカンナッツ
 ・ヴィネグレットソース
 ・青唐辛子:ピクルス
◇Condrieu:Chery, ACC, 2020, Andre Perret,
  Viognier

●アントレ3:
 ・焼きクスクス:貝のブイヨン
 ・北寄貝
 ・帆立
 ・黒トリュフ
◇Vire Clesse:AVCC, Quintaine, Domaine de la
   Bongran, Cru du Maconnais, 2017, Char

●アントレ4:
 ・鴨
 ・海老芋
 ・ジロール茸
 ・ラグーソース:白ワイン
◇ChateauNeuf-du-Pape:ACDPC,
Chateau de Beaucastet, Famille Perrin, 2004,
Grenache/Syrah etc.

●ポワゾン:
 ・クエ:グリル
 ・ラビオリ:カボチャ
 ・ソース:コンテチーズ、ブラックオリーブ
◇Champagne:Bollinger, La Grande Annee,
  2014, PN

●ヴィアンド:
 ・バスク豚:ロース
 ・プンタレッラと茸のデュクセル
 ・マデラソース
◇Chambolle-Musigny 1er CRU:ACM, Les Fuees,
2019, Benjamin Roblot

●デザート:
 ・熟成栗:シャーベット
 ・ミニシュー:ヘーゼルナッツムース
 ・焼き菓子:ドライフルーツ
 ・アイスクリーム:メレンゲパウダー、能登の海水

●エスプレッソ
●クッキー

  • おしぼりとプレート

  • せいこ蟹と芹の和え物がトッピング

  • パンチェッタ、タルティーボ、トマト、オリーブシードのスープ仕立て

  • このパンが上手い

  • 山羊ミルクのババロア

  • 真鱈の白子の冷製です

  • ヴィネグレットソースがウンマイ

  • コンドリューです

  • エチケットのアップ

  • この黒トリュフの香りが抜群

  • ヴィレクレッセ、ブルゴーニュです

  • エチケットのアップ

  • 中を割ると貝出汁で煮込んだクスクスを焼き固めた下地が出てきました。北寄貝と帆立も入っています

  • 海老芋の上に鴨がマウンティング

  • ローヌの銘醸。2004年のヴィンテージですが2021年に樽詰めしているようです

  • この焼き立てのパンもウンマイ

  • クエです。上はカボチャのラビオリ

  • このクエはもはや鶏肉

  • どうみても鶏肉、アハッヾ(≧▽≦)ノ

  • クエの皮です。分厚いけど裏側の脂がウンマイ

  • ラビオリを置いていたところがミッキーになっちゃいました

  • ボランジェです。ピノノワ。温度はやや高めです

  • プレミアクリュです

  • デザート、一種目。熟成栗のシャーベットです

  • 下にはプチシューが隠れています

  • 焼き菓子です

  • 中身はドライフルーツ

  • エスプレッソです。シングルです

  • アイスクリームです。能登の塩水がスプレーされています

  • 〆のお菓子まで手抜きなし

  • 二度目のET

2023/02/07 更新

1回目

2022/11 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

父なる神の手がアダムに息吹きを吹き込むのだ、の巻

火曜日の夕暮れです。

北品川です。

分かりにくいタイトルですいません。
答えは岸田シェフとラッコの記念写真に有り。

システィナ礼拝堂のミケランジェロの『アダムの創造』よろしく、岸田シェフの神の手がラッコに長生きしてね、との生命の息吹きを吹き込みます。

還暦まで生きていて良かった。
亡き家内と一緒にこの雰囲気の中で呼吸したかった。
残念ながらこの時間と空間をともに愛でることは叶いませんでしたが、それが唯一の心残りか?

それはさておき、ひとつひとつのお皿の仕立て、スタッフさん達のホスピタリティ、全てが実に心地良く、ラッコの小さなハートを射抜きます。

こちらのような素敵なお店にこれ以上の駄文は不要。

それでは本題です。
ひとつひとつのお皿のコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
火曜日の五時前、そぼ降る雨の中、品川駅よりノテノテノテ。今夜は愛すべきフォロワー様にお誘いいただき、カンテサンスさんでのオフ会の末席を濁します。
参加者は六名。うち、うら若き女子が四名。
思わぬ女子会に紛れ込んでしまったオジサン二人の運命や如何に?

でもご心配無く。
女子のハードトークをものともせす、グフフ節が炸裂。実に楽しい三時間の宴でした。
唯一、フムムの素材も有りましたが、ギリでストライクゾーン。

他のお皿はもうね、まさに神のお皿。
ひと口ひと口を咀嚼しながら、システィナ礼拝堂の天井画に想いを馳せるラッコ。
創世記を主題にしたテーマを九つの場面で表現。一方、目の前に展開するお皿はデザートを除いて八皿。

ひとつ足りない・・・!
意を決したラッコは、最後に岸田シェフとの記念撮影を所望。人差し指を合わせるアダムの創造の場面を借景して最後のピースを嵌め込みます。
シェフの指からラッコの指に伝播するキュイジーヌの神髄。
あっ、そうか。
カンテサンスって、物事の本質や神髄って意味だもんね。
お後がよろしいようで、アハッ\(//∇//)\

<コース内容:白紙>
主菜が八皿。デザートが四皿の構成です。
ワインのペアリングを所望し、かつラッコはチェイサーにライムのジントニックと食後酒にモスカートのグラッパを追加。
当然の成り行きで諭吉六人を超えてしまいましたが、納得の内容でした。

◇Champagne :Delamotte, Blan de Blancs,
  2012, Cha100%
◇Gin Tonic w/lime

●Amuse:
 ・アーモンドパウダーのサブレ:香箱と芹

●Soupe:
 ・丹波栗
 ・グアンチャーレ:豚の頬肉の塩漬け
 ・ホウレン草

●entrée 1:
 ・山羊のミルクのババロア:
   ・ゆり根:京都
   ・マカダミアナッツミルク
   ・オリーブオイル:プロヴァンス
   ・塩:ゲランド
◇Traisentak:DAC, Getzersdorfer Ried Berg,
  Gruner Veltliner, 2019
 
●entrée 2:
 ・白子の冷製仕立て:
   ・ピーカンナッツ
   ・ヴィネグレットソース
   ・青唐辛子:ピクルス
◇Condrieu:ACC, Chery, Andre Perret, 2020,
  Viognier100%

●entrée 3:
 ・ムール貝:モン・サン=ミッシェル
   ・ジロール茸
   ・ヴォルオーヴァン(パイ生地)
◇Beaune Champs-Pimont:Premier Cru,
  Domaine Jacques Prieur, 2018, Cha100%

●entrée 4:
 ・ブーダンノワール:タルト
   ・紅玉
   ・グラニースミス
◇Moulin A Vent:Les Vignes Centenaires,
  Thibault Liger-Belair, 2014, Gamay100%

●Poisson:
 ・鰆:グリル
 ・ラビオリ
 ・ソース:オレンジーピール、トマト、カンパリ
◇Champagne:Vilmart & Cie, Grand Cellier D'Or
  2017, Premier Cru, Cha/PN=80/20

●Viande:
 ・鳩のロースト:ラカン産
 ・蓮根:フリット
 ・ソース:フォンドヴォー、シャントレル茸、トランペット茸
◇Chambolle-Musigny:1er Cru, Les Gruenchers,
  Domaine Benjamin Roblot, 2019, PN100%

●Entremets:
 ・ソルベ:オールドリカール
 ・プロフィットロール:ヘーゼルナッツムース
 ・チュロス:紅はるか、黒糖クリーム

●Cafe/Petite fleur:
 ・ダブルエスプレッソ
 ・クッキー:アーモンドパウダー

●Digestif:
 ・Grappa:Il Moscato di Nonino

  • 入り口です

  • 神髄

  • お手拭き

  • 最初はシャンパンです。2012年のビンテージです。これで大体のコースのお値段が想像できましたヾ(≧▽≦)ノ

  • メニューに書かれたお店の想い

  • メニューは白紙です。別に手を抜いているわけでは有りません

  • メニューの表書き

  • 前菜を置く水平のお皿です

  • アーモンドパウダーのサブレ。香箱と芹が入っています。もちろん、ひとり一個です

  • 温かいスープです。中身は丹波栗 、グアンチャーレ(豚の頬肉の塩漬け)とホウレン草です

  • 胃を落ち着かせるために食前酒としてライム入りのジントニックを所望

  • オーストリアの白です

  • 開店当初からのスペシャリテ

  • 山羊のミルクのババロアです。マカダミアンナッツのミルクが隠し味。トッピングは京都産のゆり根。オリーブオイルはプロヴァンス産、塩はゲランドです

  • 白子の冷製仕立てです。青唐辛子のピクルスがタイの香りを誘います。結構、ラッコには辛かった

  • コンドリューです

  • モンサンミッシェルのムール貝です。パイ生地の中にはジロール茸が潜みます

  • ボーヌの白です

  • ヴォルオーヴァンを崩したところ。すべての混ぜ混ぜしていただきました

  • ムーラン・ア・ヴァン・ヴォージョレーです

  • 豚の血のタルトです。

  • 豚の地とは思えない何の嫌味もない味わいでした

  • シャンパンです

  • 鰆のグリルです。ちょっと皮裏の脂が消えておりました。残念ヾ(≧▽≦)ノ

  • 鰆は今が旬

  • 鳩に合わせるピノノワールです

  • 鳩のローストです

  • 鳩の胸肉。奥は手羽先です

  • このルビー色はヤバイ!

  • コーヒー味のソルベです

  • プロフィットロールとヘーゼルナッツのムースです

  • 小さなんプロフィットロールです

  • 底はチュロス。焼き芋と黒糖クリームがサンド

  • 焼き芋の甘さが際立っておりました

  • ダブルエスプレッソです

  • メレンゲのアイスです

  • モスカートのグラッパです

  • アーモンドパウダーをまぶしたミニクッキーです

  • システィナ礼拝堂のミケランジェロの天井画にインスパイアなのだ\(//∇//)\

2022/12/30 更新

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