raccostarさんが投稿した勢麟(静岡/第一通り)の口コミ詳細

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美味いものは小デブに訊け

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raccostar (60代前半・男性・神奈川県) 認証済

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勢麟第一通り、遠州病院、新浜松/日本料理

2

  • 夜の点数:4.9

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.9

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
2回目

2024/02 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

勢麟よさらば。最期に遠州天然超巨大虎河豚を有難う、の巻

土曜日の夕暮れです。

浜松です。

昨夜に引き続き、ご一緒するのは裏紀香嬢。急な代打を引き受けてくれて、有難うなのだ。
あっ、どっちだったっけな、元峰不二子嬢だっけ、まっ、どっちでも良いや、アハッ(^◇^)

それはともかく、近々お店を閉じられ、フレンチのシェフを迎えてイノヴェーティブに業態変更。親方の長谷部氏は、新たな食の地平を求めて宮古島に旅立たれます。

なんでも焼肉屋さんを開業されるのだとか。涙に濡れたハンカチを噛みながら、爽やかイケメンの腰にすがりつきたい還暦爺さんですが、宮古島はやはり遠いなぁ、遠い。
それに正直に言うと、暑いところは苦手。だってラッコだもんね、故郷は知床沖だもん、グフッ\(//∇//)\

話が逸れました。本題に戻ります。
昨夜の木挽町での暴飲暴食もなんのその。五時半に浜松駅の新幹線改札で待ち合わせ、暮れなずむ浜松の繁華街をお城方面にノテノテノテ。

六時と九時スタートの二回転営業ですが、ラッコ達は六時の会に参加。他には閉店を惜しむ仕事仲間のカップルが二組、いらっしゃいました。

六時チョイと前に暖簾が下がり、イソイソと入店。カウンターのど真ん中に座り、サッポロの小瓶で渇いた喉を潤します。

さてさてそれでは今夜のコース内容のご紹介。
いただいたお皿は以下の通りです。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
この季節、やはり遠州灘の天然虎河豚コースが供されます。炭火で炙る前の巨大白子が目の前に登場。

でっ、デカい\(//∇//)\
聞けば手振りで『このくらいでしたかね』とニコニコ顔の長谷部氏。えっ、それって70cm超えくらいのサイズやん。まるで潜水艦みたいや。

『昔は普通に獲れたのですが、最近は温暖化なのか餌の影響なのか、滅多に揚りません』とのこと。
いやぁ、そのサイズが頬を膨らませると、バスケットボールくらいになんのかな、グフッ。

そんな超巨大天然虎河豚をテッサ、煮凝り、白子炙り、唐揚げ、お鍋で堪能。おまけに鰭酒を四杯ほど痛飲。

いやぁ、こんな虎河豚、初めて。
まさに、真の食べログゴールド!

ああっ、もっと早くから通っていれば良かった。悔恨の念にかられるラッコですが、長谷部親方の宮古島での成功、心より応援しております。

<コース内容>
いずれのお皿にも虎河豚の骨出汁が使われているようです。
取り分け100%虎河豚出汁の茶碗蒸しの透明な味わいには感涙。鰹節だと魚臭が強すぎるのですが、やはり淡白な虎河豚。椎茸の香りとの相乗効果で、アミノ酸が口中で爆発してしまいました。
加えてその唐揚げ。他店のそれより三倍程度の大きさ。ラッコは胸肉をいただきましたが、裏紀香嬢にはカマをご提供。まるでギャートルズの骨付き肉みたい、アハッ\(//∇//)\

⚫︎擦り流し:
 ・蕪
 ・虎河豚出汁
⚫︎辛子和え:
 ・赤貝:三河の一色産
 ・三関せり:秋田
⚫︎茶碗蒸し:
 ・虎河豚出汁100%
 ・椎茸
⚫︎てっさ:
 ・天然虎河豚:遠州灘
⚫︎煮凝り:
 ・身皮
 ・鮫皮
 ・とおとうみ
⚫︎箸休め:
 ・唐墨
 ・大根
⚫︎唐揚げ:
 ・山椒
⚫︎てっちり:
 ・虎河豚
 ・白ネギ
 ・白菜
 ・三関芹:根付き、秋田
 ・椎茸
 ・身皮
⚫︎雑炊:二杯
 ・羽釜のおこげ
 ・卵
 ・ポン酢で味変
⚫︎デザート:
 ・紅ほっぺ:当日朝三時の摘み立て
 ・アイスクリーム:御岳(ウイスキー)掛け

<お酒>
・サッポロ:小瓶
・鰭酒:四杯、開運高天神、特別本醸造、掛川

  • まるでケンタ君です

  • たっぷりのてっさ

  • 虎河豚の白子です

  • 長谷部氏は超爽やかイケメン

  • この薬味がこれまたウンマイ。薬味までお代わりしてしまったラッコ

  • 一色の赤貝と秋田の芹の辛子和え

  • テッサを仕込みます

  • 絶品の茶碗蒸し。100%、虎河豚出汁の透徹した味わいに思わず唸ります

  • 四杯はとれる、とのアドバイスに従い、ひれ酒を所望。掛川の開運の本醸造です

  • このヒレもでっかい\(//∇//)\

  • テッサと自家製ポン酢

  • てっさとドアップ

  • 皮の煮凝りです。このゼラチン、甘味の添加を最小限に抑え、虎河豚の旨みのみで成立しておりました

  • ハート型の白子は女史の手元に\(//∇//)\

  • ラッコの白子

  • スプーンで押すと白子がプニュ

  • 大根と唐墨

  • 胸肉の唐揚げ

  • ひっくり返したところ。ひれ酒の容器と比較するとその大きさが分かるかも?

  • 中の身はこんな感じ

  • もはや鶏肉(^O^)

  • そして骨だけが残った\(//∇//)\

  • てっちりです。これもお代わりしてしまいました

  • 虎河豚の地味を余すところなく吸い込んだ白菜が抜群にウンマイ

  • 身皮です

  • 香の物

  • 〆は雑炊仕立てに

  • 薬味を入れて味変

  • 巨大な紅ほっぺ

  • それにしてもデッカい

  • まるでアルプスや\(//∇//)\

  • アイスクリーム

  • 真剣な眼差しがカッコ良い

  • 二人で雑炊を仕込んでいる絵。仲の良さが見て取れます

  • 二重顎とシミをトリミングしたラッコ

  • 最初は黒ラベル

  • 小瓶より太い白子

  • 鹿児島は西酒造のシングルモルトです。アイラ島から取り寄せた樽で仕込みました。プレミアム付きの希少なジャパニーズウイスキー。アイスクリームに加えました

  • 巨大紅ほっぺに歓喜する裏紀香嬢

  • この手拭い。お土産にいただきました

  • 繁華街のネコ

2024/03/24 更新

1回目

2023/10 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

水窪産松茸と浜松天然海鰻のサンドイッチ責めに、気絶寸前のラッコなのだ、の巻

木曜日のお昼です。

浜松です。

数ヶ月前にお誘いを受け、有休を取ってまでお伺いしたのがこちらの勢麟さん。七名の貸切会です。

コロナ前からそのお噂を耳にし、かと言って自ら予約を取る根性もなく、レビューを拝見しては『ええなぁ、ええなぁ』と、ひとり寂しく呟いておりました。

それがなんと、『果報は寝て待て!』
ラッコ家の家訓が生きていた、グフッ\(//∇//)\

ちょっと早めに到着したので、浜松城で隙間時間を調整し、正午前に暖簾の前に佇みます。程なく残り六名の壮年男子がいらっしゃり、正午丁度に暖簾がかかって入店。

さてさてそれでは本題です。
いただいたコース内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
想像以上にお若い店主。爽やかな笑顔に癒されます。
取りいだしたるは、浜松沖合の天然海ウナギ(上りウナギの名残り:これから川を遡上して下りウナギに変身)の700g?超えと長野県境の水窪産の松茸。
その両横綱を横目に見ながら、大間のルアー釣りの120kgの本マグロの蛇腹が張り出し横綱、といったところ。
日本酒も凄いぞ!
新政No.6のShankaraに伏見の玉乃光の禅利・・・!
懐が気になるけれど、破格のグラス価格でご提供。
これはレビューアーの皆様が絶賛されるわけがよく分かりました。
来年の春夏は移転に向けて一休み。浜名湖そばの弁天の地に新たな暖簾を掲げられるみたい。それを機に値段が上がらないことを祈ります\(//∇//)\

<コース内容>
ウナギは全て天然。
松茸は長野県境の水窪産。笠の開いていない上物です。

⚫︎鰻巻き:浜名湖、天然
⚫︎松茸:塩焼き
⚫︎蛇腹:タタキ、大間、ルアー、120kg
⚫︎お椀:
 ・松茸
 ・もみじ鯛:浜松
⚫︎白焼き
⚫︎鰻ざく
⚫︎アカメフグ:唐揚げ
⚫︎炊き込みご飯:二膳
 ・松茸
 ・地鶏
⚫︎鰻丼:
 ・肝吸い:ニラ

<お酒>
・ビール:小瓶
・正雪:純米吟醸、静岡
・新政 No.6:Shankara、2022, 19/360,純米、秋田
・禅利:玉乃光、生酒、祝100%, 京都

  • この松茸は笠も開いておらず、かなりの上物

  • 仲良く器の上に並びます

  • 最初はサッポロでスタート

  • 鰻巻きです。目の前のまな板で焼き上がりを切り付けると、思わずラッコの低い鼻をとらえるウナギと卵の香気。思わず朦朧としてしまいました

  • ウナギ屋さんの鰻巻きよりウンマイ。だって天然だもんね(^◇^)

  • 大徳寺 塔頭 黄梅院太玄の肉筆。お坊さんって、これで儲けるのかな、アハッ\(//∇//)\

  • 松茸の塩焼き。手で割いて酢橘と塩を振りかけ、アムアムアム\(//∇//)\

  • 松茸の香気が閉じ込められていました

  • 大間の120kgの蛇腹をこれから炭火焼きのタタキに。浜松の知り合いの釣り人がプレジャーボートで大間に遠征し、ルアーで釣り上げたのだそうです

  • 蛇腹が炭焼きで炙られたところ

  • 大間の蛇腹のタタキです。おかわりしてしまいました

  • 脂のスジが強めなので炭火で炙ったのかな?

  • たまらず日本酒にシフト

  • 由比の銘酒です

  • どちらも浜松産の天然海ウナギです。デカい(^◇^)

  • 重そうです

  • 表面のヌルヌルが艶ビカリしています

  • 松茸ともみじ鯛のお吸い物。昆布や鰹の出汁は使用せず。ましてや柚子の香りで誤魔化さず、どストレートな松茸の香りを楽しみます

  • もみじ鯛です。当然、地物です

  • どちらも天然物です

  • 新政のNo.6のShankaraです。これも滅多に見ない\(//∇//)\

  • シリアルナンバー付きです

  • 天然鰻の白焼きです

  • 皮目はもちろん、パリッパリです

  • 京都の玉乃光。非市販品

  • 鰻ざくの鰻が焼き上がりました

  • 天然ウナギの鰻ざくです。モズクと合わせました

  • 池内信介氏からの開店祝いだそうです

  • アカメフグの唐揚げ

  • そしてアカメフグの骨だけが残った

  • 松茸と地鶏の炊き込みご飯。二膳ほどいただきました

  • 鰻丼の準備が整いました

  • 天然の鰻丼なんて、なんと贅沢な、アハッ\(//∇//)\

  • 天然ウナギ丼

  • 山椒を振りかけたところ

  • 肝吸いです。三つ葉ではなくニラ。昔の和食は肝にニンニクの芽を合わせたそうです。そこからニラを使用。確かにレバニラという中華もあるし、相性は抜群\(//∇//)\

  • 二膳目の松茸と地鶏の炊き込みご飯

  • デザートのアイスクリーム

  • 実は鯛の料理がお好きなんだそうです

2023/10/22 更新

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