raccostarさんが投稿した牛銀本店(三重/松阪)の口コミ詳細

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美味いものは小デブに訊け

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raccostar (60代前半・男性・神奈川県) 認証済

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牛銀本店松阪/すき焼き、鍋

2

  • 昼の点数:4.9

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.5
2回目

2025/04 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

特産松阪牛の”ゆりえ”嬢と”ふじひめ7”嬢のリブロースに、荒ぶる鼻息吐息に溜息の連続だったのだ、の巻

日曜日のお昼です。

松阪です。

お爺ちゃんの遠足最終日のお昼は、およそ一年ぶりのこちら、【牛銀】さんにお伺いしました。

事前に特産松阪牛にリーチしていたラッコ。
でもその枝肉が入荷するか否かは、直近になってみないと分からない。

ツモれるかな・・・・?!
ご一緒する【とも樹の会】の面々を落胆させたくはない。

ウフフフフッ、やはりラッコは持っていた。

世話をしてくださる仲居は前回と同じく、関西ご出身の”あさ”さん。
恐る恐るお聞きしてみると、『はいいいいいっ、大丈夫ですよぉ。ゲットしておきました』と、胸の前でガッツポーズ。

キュン、とするやないかい、アハッヾ(≧▽≦)ノ

それはともかく、よっ、良かったぁ。
だって特産松阪牛なんてめったに口に入らないモン。

二枚の証明書に記載された個体番号を確認すると、いずれも特産の条件(但馬雌牛、月齢38か月以上、肥育期間900日以上)を満たした”ゆりえ”嬢と”ふじひめ7”嬢のお二人。

歩留まりは”A“等級だけれど肉質は”3-4”等級。
巷では”A5”を自慢するお店が多いけれど、そんなの関係なし。
だって肉質って言うけれど、所詮は単なる見た目。サシが多ければウンマイなんて、たんなる都市伝説。

肉のもつ旨味は肉質等級では表現できないもんね。

さてさてそれでは本題です。
いただいたのは特産リブロースすき焼きコース(70g×二枚)と追加で汐チリ(70g)。
いずれも野菜や豆腐、葛切り、ごはん、赤出汁、香の物がついておりました。

ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
食べ比べて良く分かりました。特産松阪牛の実力を。先々週にいただいた神戸牛よりはるかに洗練、清冽、清純な脂。
リブロースの一枚目でその肉質の旨味に目覚め、野菜炒めで休憩。鉄鍋に溶け出した一枚目の脂と野菜の甘味を絡めた二枚目をアムアムアムッ。

桃色の柔肌に視覚を刺激され、静かに囁くシズル音に聴覚が反応すれば厳かに漂う匂いに嗅覚まで覚醒。舌に乗せると味蕾が味覚を爆発させれば、上顎に桃色娘を押し付け、その柔らかな触覚まで楽しませます。

ううっ、タマラン!
極めつけは、その脂身。
仲居の”あさ”さんがおっしゃるには、『今日のこの脂は特別ですね。毎日触っていますけれど、これは、チ・ガ・ウ、グフッヾ(≧▽≦)ノ』

二枚目のリブロースを焼き上げた後、鉄鍋に残ったその脂身。
まったく型崩れしていない・・・
菜箸を延ばす”あさ”さん。
切れるのかなぁ、とガン見していたけれど、アイヤァ、簡単に千切れるよん、この脂身。
『肌理細やかでスジがございませんでしょう。こんな脂身は滅多に出てきません。一口、お食べになってみてくださいな』とニコニコと呟きます。

恐る恐る口に運ぶと、おおっ、おおおおおっ、何やこの食感、というかと、舌の上で溶ける。でも全然くどくない。
これでシングルモルトのダブルが呑めちゃいそう、アハッヾ(≧▽≦)ノ

フウウウウウッ、味覚のみならず、視覚、聴覚、触覚、嗅覚の五感すべてを駆使して、余すところなく特産松阪牛の魅力と魅惑にどっぷりと浸ったラッコ。
前夜のお鮨も好きだけれど、やはり牛肉も好きヾ(≧▽≦)ノ

<いただいたお皿>
⚫︎特産松阪牛:すき焼き
 ・リブロース:70g×二枚
⚫︎特産松阪牛:汐ちり
 ・リブロース:70g
⚫︎野菜焼き:
 ・玉葱、人参、分葱、エノキ、三つ葉
 ・豆腐、葛切り、白菜、椎茸
⚫︎ご飯:
 ・一膳目:白飯
 ・二膳目:TKG
⚫︎赤出汁
⚫︎香の物

<お酒類>
・ハイボール:神路
・緑茶


3.73

  • 特産リブロースです(特撰ではありません)

  • 撮影タイムです

  • 8mmぐらいの厚さだったかな?

  • 野菜はこんな感じ

  • 特産の証明書。個体番号で娘さんの履歴が分かります

  • 特産松阪牛リブロースのドアップ

  • 鉄鍋が温まる前にリブロース四枚を並べます。焦がさないコツです

  • 上白糖を初霜程度にフリフリフリ

  • お醤油を一枚10cm程度、回しかけます

  • ゆっくりと熱が入ってきました

  • 焼き上がりに近づいてきました

  • 一枚目のリブロース

  • 二枚目を焼く前に野菜を炒めます

  • 二枚目の投入

  • おっあーーー、目眩がしてきた\(//∇//)\

  • 二枚目のリブロースです

  • 肉が好き(^◇^)

  • リブロースの旨味を豆腐に余すことなく吸収させます

  • 上から二個目が脂です。これが抜群にうんまい

  • すき焼きの締めです。残った玉子はこの後、ご飯に乗っけていただきました

  • この脂身が特産松阪牛の中でも滅多に無い脂質でした。舌の上で溶けて消えました

  • すき焼き用の卵をTKG風にしていただきました

  • 汐ちり用のリブロースです。70g相当が四枚

  • リブロースのドアップ

  • 汐ちりの準備が整いました

  • 汐ちりのお鍋はアルミに変更

  • 汐ちりです。お肉の旨味をダイレクトに堪能できます

  • 汐ちりです。牛銀さんのオリジナル

  • 汐ちり後の野菜スープです。昆布出汁を加えた白出汁と細挽き白胡椒でいただきます。油滴は特産松阪牛の脂、\(//∇//)\

  • この脂身がうんまい。味覚と食感が爆発しました

  • 寿の文字を模してる衝立

  • 畳敷きは膝がつらい

  • この下足番の爺様が当代だったりして、グフッ\(//∇//)\

  • 記念撮影です

2025/04/21 更新

1回目

2024/05 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

特産松阪嬢の柔肌に悶絶したのだ、の巻

日曜日のお昼です。

松阪です。

目的はそう、言わずとも分かる松阪牛。
ラッコは魚も好きだけれど、四つ脚のお肉はもっと好き。

そんな肉好きラッコの狙いは、肥育期間900日以上(月齢38ヶ月以上)の特産松阪牛。

都内では、成城石井の本店精肉売り場でしか出逢ったことのない黒髪の似合うお嬢様。それも常備されているわけではなく、運が良ければ遭遇するかも、ってなぐらいな、まさに見島牛並のマボロシ!

そりゃそうだ。

松阪牛全体の4%だもん。
こちらの【牛銀】さんにしたって、予約は不可。
『前日になってみないとお約束できないんです・・・』との御託宣。

フムゥ、やはりハードルは棒高跳び並みに高い!

それが前日、『ラッコさん、特産、ゲットォ!』と、喜びに震えるLINEが届きます。

『ええっ、ホンマかいな。嬉しいっす。そいでは特産のリブロースすき焼きで決まり!』と即返。
その夜、伊勢のお鮨屋さんで垂涎の握りをつまみながらも、脳内では特産松阪娘の桃色の柔肌が品を作ります。

ああっ、実に艶めかしい。
出来るものなら、その柔肌に顔を埋めて窒息したい、グフッ\(//∇//)\

アイヤァ、お鮨の味が頭に入ってこんやないかい、なんて嬉し涙を流しながら、そして翌朝、伊勢から近鉄で松阪まで移動。早めに着いたので、松坂城跡を散策してから【牛銀】さんにノテノテノテ。

肥育農家の方達が手塩にかけて育てた、超箱入り黒髪処女牛の味わいや如何に、アハッ(^◇^)

<まとめ>
記念に、特産松阪牛のGIシールと個体識別番号をいただきます。
松阪食肉公社のホームページで検索すると、お嬢のお名前は”ただみや”と判明。色気の無いお名前やな、グフッ\(//∇//)\
でも月齢は、なんと42か月。
月齢38か月以上が特産の条件なので、それより四か月も長く手塩にかけていただくなんて、肥育農家の谷岡畜産の皆様、有難うございます。

それはさておき、全体的な印象ですが、近くの【和⚫︎⚫︎】よりも伊賀の【金⚫︎】さんよりも【牛銀】さんが好き。
そりゃあ、特産はこちらだけだし、【金⚫︎】さんは伊賀牛だから肉質の単純比較は詮無いけれど、お客を迎える姿勢がそもそも違う。

玄関に近づくと、下足板のオッチャンが声をかけたのか、奥から若女将が登場。板間に正座して『おいでやす』とお声がけ。

個室に入り、ピッカピカに磨かれたすき焼き用の鉄鍋と汐ちり用のアルミ鍋を目にしただけで、特産を仕入れられる特権にふんぞり返っているだけじゃ無い、というのが明らか。
きっとお客には見えないところで、多くの汗をかいていらっしゃるんでしょうね。

それに仲居(ラッコ部屋は大阪生まれの”あさ”)さんや配膳のスタッフさん含め、皆さん、心からの素敵な笑顔。
それに加えて若女将の所作の美しさ。
いやいや、所作だけでは有りません。流行り言葉でたとえるならば、まさに、美しすぎる若女将!

【和⚫︎⚫︎】は大箱だし、何だか風情を忘れた旅館のような雰囲気。全てが炭火焼きなので、それはそれで良い点も有るけれど、やはり玄関から始まるこの昭和感が何事にも変え難い。

次回、お伺いするチャンスが有れば、仲居さんおすすめの水炊き(シャブシャブ)を愛でたいものです。

<特撰寿:すき焼きコース>
いきなりのリブロース三枚焼き(二人前です)からスタート。
近くの【和⚫︎⚫︎】さんのように、無駄な前菜が無いのが嬉しい。だって松阪牛を食べに来てるんだもん、グフッ\(//∇//)\

肝心の肉質ですが、すき焼きも汐ちりも5mm程度の厚切り。この厚さが特産の旨味を更に引き立てるのか、ホントにもう、何も言えねぇ〜!

すき焼きは、上白糖と濃口醤油のみで焼き上げ、全卵に絡めていただきます。汐ちりは塩胡椒と白出汁醤油のみで、そのままお口の中に直行。
汐ちりの方が、鰹節のイノシン酸が牛肉のグルタミン酸と反応するのか、良い意味で四つ脚の獣臭を感じて、この食し方もアリアリのアリ。

〆の白飯は、すき焼きで残った全卵のつけ汁を回しかけて即席のTKGに。
ひと口、ハムッ。おおっ、お袋が運動会で作ってくれた、甘目の卵焼きの香りやないかい!

ううっ、ホントにうんまいよぉ〜(^◇^)
涙が出てきちゃった。

⚫︎特産松阪リブロースすき焼き:70g
⚫︎野菜焼き:
 ・人参、豆腐、白葱、エノキ、三ッ葉、玉葱
⚫︎特産松阪リブロースすき焼き:70g
⚫︎追加:特産松阪リブロース汐ちり:70g
⚫︎野菜焼き:
 ・人参、椎茸、白葱、三ッ葉、白菜、マロニー
⚫︎ご飯:
 ・すき焼き卵
 ・香の物
 ・お味噌汁

<お酒>
・プレミアムモルト:中瓶
・半蔵:純米大吟醸、伊賀


3.74

  • 外観です。ちょうどお客さんが出ていらっしゃるところ

  • 靴を脱いで上がります

  • 掘り炬燵じゃないので膝が苦しいけれど、我慢なのだ\(//∇//)\

  • 個室の内装。昭和感満載ですが、コロナ禍での休業中、耐震工事を施されました

  • 特産の証

  • 特産リブロースです。これで四枚280gの二人前。二回に分けてすき焼きに。

  • 左前方斜め30度から撮影。他店の倍はありそうな厚切りです。お肉の旨味が一番楽しめそう\(//∇//)\

  • 最初の三枚のリブロースを焼いた後、その肉汁を絡めながら、玉葱、ニンジン、エノキ、豆腐などの野菜を炒めます

  • 右前方斜め20度から撮影。どの角度からも、ただ一言、エロい\(//∇//)\

  • 最初はプレモルの瓶ビール

  • ガスを点火してすぐに、三枚の特産リブロースを敷き詰めます

  • 上白糖をこのくらい

  • 濃口醤油を回しかけます

  • しばしグツグツグツ。触ってはいけません

  • 仲居さんがお肉をひっくり返します

  • これが肉リフト(≧◇≦)

  • 全卵に浮かぶ特産松阪嬢

  • 悶絶です。箸でちぎれます

  • 最初に焼いた肉のエキスを残さず吸収した野菜たち

  • 第一陣を焼き終えると水を投入し、鍋肌の旨味をこそげ取ります。火を止めて自然乾燥すると旨味の塊が鍋の中に残ります

  • 第二陣用の玉子。追加料金は有りません。標準で二個付けです

  • 第二陣を鍋に並べ上白糖と濃口醤油を投入したところ

  • この匂いをお届けできないのが残念(≧◇≦)

  • マグロの大トロより素敵な柘榴色

  • 仲居さんがひっくり返します

  • ただただ鍋を見つめるラッコ達

  • 玉子ツユが第一陣のお肉と野菜の旨味を残しているので、これはいわゆる旨味のサンドイッチ攻めか?

  • 伊賀の純米大吟醸です

  • 特撰とあるけど、特産のことです

  • 汐ちり用のアルミ鍋。ピッカピカに磨き上げられています

  • 追加の汐ちり用の一人前

  • 汐ちり用の新しい野菜です

  • このしなり具合がエロい

  • 厚みが分るかなぁ?

  • 5mmくらいの厚さでした

  • ガスに火をつけて鍋が温まる前に牛肉を投入し胡椒を振りかけます

  • 白だし醤油を回しかけて暫しグツグツグツ

  • 次第に火が入ってきました

  • 仕上がりはこんな感じ。このまま何もつけずにいただきます

  • 汐ちりの牛肉を焼き上げた後。これからこのお汁で野菜を炒めます

  • 汐ちりの〆の野菜焼き。牛肉や野菜の旨味をマロニーが全て吸い込みました

  • 〆の即席TKG。卵がこれまでのお肉や野菜の旨味を吸い込んで、美味い、美味すぎるヾ(≧▽≦)ノ

  • 二膳目です。オフクロが運動会や遠足で作ってくれた甘めの玉子焼きの香りに思わず落涙(≧◇≦)

  • 一膳目です

  • 職人さんの技って素敵っす

  • 他にも歴史ある写真が玄関に飾られておりました

  • どや、まさに美しすぎる女将!

  • お店n前でしばらくお見送りいただきました

2025/04/21 更新

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