2回
2018/05 訪問
五感で魅せる鮨
オープン当初から気になっていたのに、ちょっと様子見をしていたらあれよあれよと言う間に予約が取れなくなってしまい、やっとのことで伺うことができた。
天本の鮨は五感に訴えかけてくる。
五感とは、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を指す。
アイランドキッチンのような焼き台で鰹を藁焼きすると、パチパチと炎が上がり、香ばしい香りが漂う。
そしてとろける舌触りと、深い味わいに客は心を掴まれ
天本に魅せられてしまう。
ツマミから最後の卵焼きまで大きなストーリーの中で緩急つけながら的確に客の心を突いてくる仕掛けが散りばめてある。
これでは予約が取れないのも頷ける。
そう、五感で魅せる鮨、そんなお店。
2019/01/25 更新
東麻布は今日もしとしと雨。
不思議と雨が似合う町でもある。
約8ヶ月ぶりの天本。
今回も最初から最後まで拘った素材に仕事を施し、
客の五感を巧みに刺激しながら魅せていく。
のれそれから始まり、大将が今期一番と推す鰹はフワフワと柔らかでいてキッチリと赤身の美味さを蓄えている絶品。
細魚の特に大きなものを閂と言うそうで、その握りは細魚にはない噛みごたえがある。春子鯛も小鰭も絶妙な締め具合で、口の中に広がる旨味は無限大だ。
そして東京湾で取れた最高級海苔で巻いた雲丹の手巻きには驚いた。口に入れた瞬間に海苔の風味が立ち上がって、雲丹の濃厚さに負けないインパクトを生む。
天本の鮨は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚の全てを使って楽しむ鮨だ。
そう、五感で魅せる鮨、そんなお店。