2回
2019/05 訪問
個室でいただく京懐石
葵祭の当日、祇園末友さんで夫婦で夕食。
今回で3回目だが、二階の個室を利用。
出来立てのホヤホヤという感じのお部屋で、畳や壁が目に眩しいほど。床の間には、なんと魯山人のお軸と花器❣️ご亭主の歓迎を実感させます。
さてお料理は、写真の通り。
まずはウェルカムの梅ジュース。
前菜に子持ち渡り蟹の黄身酢餡、蕗と菜の花添え。
八寸は、奥から反時計回りに、
伊勢海老のキウイソースがけ
新もずくの土佐酢ジュレ
葵祭に掛けて、鯛の笹寿司粽
ゴリの甘露煮
きぬかつぎ
アマゴの唐揚げ
蕗の煮物
切子には蛸の柔らか煮、木の芽味噌添え
そして手前の小さな器には、姫筍とじゃこの炊き合わせ
趣向は「八つ橋」。何時もながら、ここの八寸は何かドカンという演出で客の目と胃袋を掴みにくる。
椀物はアブラメとうすい豆腐。器も素敵❣️
お造りは、瀬戸内のサヨリと沖縄のマグロ。醤油にも一工夫。サヨリが美味しい❣️
お造りを楽しんでいると、次の間で何やらごそごそ。
板さんが炭を入れて、焼き物の準備。
琵琶湖産の生き鮎と、伝助穴子の炭火焼。
まずは穴子を柚子胡椒醤油で。続いて鮎を蓼酢より優しい木の芽酢で。
焼き物が終わった次の間では、また何かごそごそと準備が…
次は煮物。松坂牛のしゃぶしゃぶ、花山椒のせ。
これもお出汁が効いてすこぶる美味しい❣️
お食事は、川海老の炊き込みご飯。香ばしくてとても美味しい❣️お漬物も水茄子や山椒昆布など、好物が並ぶ。
味噌汁は丸十の赤だし。
デザートは、レモンのババロア、酒粕のアイスとバナナのアイス、これらにウォッカのジュレとはちみつのジュレが添えてある。そして私が一番好きなさくらんぼ。
それに黒糖わらび餅とお薄。
もうお腹はちきれそう。
年に一度は来たいお店ですねー❣️
2019/05/15 更新
茶懐石を基本とした、大将の熱い心意気がうれしいお店。
2018/06/24 更新