無料会員登録/ログイン
閉じる
携帯電話会社の提供IDはこちら
食べログ
すし和食探究中
メッセージを送る
すし和食探究中 (男性・福岡県) 認証済
この口コミは、すし和食探究中さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する
1回
夜の点数：4.2
2023/05 訪問
祇園丸山出身の、武闘派懐石
卒業生に誘われて、恵比寿のくろいわさんに初訪問。こちらのお店にも今年卒業した学生が活躍中。恵比寿から徒歩10分くらい、街の喧騒から離れた路地裏にあるお店。入り口には見事な植栽があり、その奥の玄関には、我々の到着を待つお出迎えの方が待機されている。玄関を入ると小さな待ち合いがある。この辺は京都風のおもてなし。1階が個室とお茶室、2階がカウンター席と炉の切られた小さな小上がり席、3階は大きめの個室がある。本日はカウンターで大将と活躍する卒業生とお話ししながらお料理をいただく。（カウンターのみ写真NGのため、本日はコメントのみの投稿です）カウンターの向こうには立派なおくど（竈門）が三口置かれており、その存在感が際立つ。大将の黒岩氏と脇板さんお二人とも祇園丸山の出身とか。さすが武闘派丸山の薫陶よろしく、全ての料理に大将の熱い思いが込められており、その拘りの強さに脱帽。銀座の会席とはまた一味違ったお店で、まさに恵比寿の地に店構えする意味と必然性を感じる。【献立】まず冷製梅蜜茶を一服前菜 鯉の洗い黄身酢味噌、鴨炙り、蕗豆腐、伽羅蕗*見事な蕗の葉を器にして椀物山菜とアマゴの炙り、姫筍を甘みの強いマグロ節の一番出汁で。調味料を一切使わない拘り*紫陽花模様の漆椀を使った漆器が美しい 水も大将の地元、群馬の水と滋賀の水をブレンドして使っているとか造里鳥貝の煎り酒かけと赤草シュレがけ甘鯛のお造り、蕨を叩いた粘りのあるタレと、クランチーな皮の素揚げを添えて *端午の節句の流鏑馬に因み、鳥貝は馬の目を描いた唐津の手捻り、甘鯛は馬上杯で揚げ物稚鮎の酒粕漬け、山菜、虎杖の天ぷら * 稚鮎を酒粕で２日ほど味をつけるのは、大将が最近凝っているという普茶料理の影響が強く現れているお凌ぎ鱧の湯引き牡丹造り、山葵を使った銀餡かけに大徳寺納豆、台は道明寺* 器にも見事な牡丹が描かれている塩盆八寸煮栄螺 蛸 へしこ 蟹真丈 オレンジゼリー などの数々を、塩で枯山水を演出した黒盆に配置した見事な八寸煮物小茄子 菊芋 野芹 などの冷やし鉢*全てのお野菜を違うお出汁で煮染ませる拘り 野芹はとても力強い味食事コシヒカリ 自家製糠漬け 赤出汁の辛子添え*目の前のおくどを使い土鍋で炊いたコシヒカリを煮えばなからサービスしてくれる。器は塗りの生地のような薄くて軽い白木造り。自家製糠漬けもごぼう、きゅうりなど、どれもおいしい。お代わりをいただくと、ちりめん山椒をかけてくれたり、卵かけご飯にさそってくれたり…甘味抹茶をふんだんに使ったわらび餅 きな粉の代わりに香ばしく炒って粗めに潰した大豆 餡を使わない上用饅頭、すはまのカタツムリ など* 甘味は女将さん担当。紫陽花を模したガラスの盆に梅雨の走りが見事に表現されている因みに食べログ口コミに投稿されている写真を見ると、どれも全て違う料理が掲載されており、大将の毎回のこだわりがよく感じられました♪
2024/11/16 更新
エリアから探す
開く
このエリアを地図で見る
ジャンルから探す
指定なし
ランチ
夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
始発まで営業
朝食
カード可
個室
貸切可
駐車場
飲み放題
食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
卒業生に誘われて、恵比寿のくろいわさんに初訪問。こちらのお店にも今年卒業した学生が活躍中。
恵比寿から徒歩10分くらい、街の喧騒から離れた路地裏にあるお店。入り口には見事な植栽があり、その奥の玄関には、我々の到着を待つお出迎えの方が待機されている。玄関を入ると小さな待ち合いがある。この辺は京都風のおもてなし。
1階が個室とお茶室、2階がカウンター席と炉の切られた小さな小上がり席、3階は大きめの個室がある。本日はカウンターで大将と活躍する卒業生とお話ししながらお料理をいただく。（カウンターのみ写真NGのため、本日はコメントのみの投稿です）
カウンターの向こうには立派なおくど（竈門）が三口置かれており、その存在感が際立つ。
大将の黒岩氏と脇板さんお二人とも祇園丸山の出身とか。さすが武闘派丸山の薫陶よろしく、全ての料理に大将の熱い思いが込められており、その拘りの強さに脱帽。
銀座の会席とはまた一味違ったお店で、まさに恵比寿の地に店構えする意味と必然性を感じる。
【献立】
まず冷製梅蜜茶を一服
前菜
鯉の洗い黄身酢味噌、鴨炙り、蕗豆腐、伽羅蕗
*見事な蕗の葉を器にして
椀物
山菜とアマゴの炙り、姫筍を甘みの強いマグロ節の一番出汁で。調味料を一切使わない拘り
*紫陽花模様の漆椀を使った漆器が美しい 水も大将の地元、群馬の水と滋賀の水をブレンドして使っているとか
造里
鳥貝の煎り酒かけと赤草シュレがけ
甘鯛のお造り、蕨を叩いた粘りのあるタレと、クランチーな皮の素揚げを添えて
*端午の節句の流鏑馬に因み、鳥貝は馬の目を描いた唐津の手捻り、甘鯛は馬上杯で
揚げ物
稚鮎の酒粕漬け、山菜、虎杖の天ぷら
* 稚鮎を酒粕で２日ほど味をつけるのは、大将が最近凝っているという普茶料理の影響が強く現れている
お凌ぎ
鱧の湯引き牡丹造り、山葵を使った銀餡かけに大徳寺納豆、台は道明寺
* 器にも見事な牡丹が描かれている
塩盆八寸
煮栄螺 蛸 へしこ 蟹真丈 オレンジゼリー などの数々を、塩で枯山水を演出した黒盆に配置した見事な八寸
煮物
小茄子 菊芋 野芹 などの冷やし鉢
*全てのお野菜を違うお出汁で煮染ませる拘り 野芹はとても力強い味
食事
コシヒカリ 自家製糠漬け 赤出汁の辛子添え
*目の前のおくどを使い土鍋で炊いたコシヒカリを煮えばなからサービスしてくれる。器は塗りの生地のような薄くて軽い白木造り。自家製糠漬けもごぼう、きゅうりなど、どれもおいしい。お代わりをいただくと、ちりめん山椒をかけてくれたり、卵かけご飯にさそってくれたり…
甘味
抹茶をふんだんに使ったわらび餅 きな粉の代わりに香ばしく炒って粗めに潰した大豆 餡を使わない上用饅頭、すはまのカタツムリ など
* 甘味は女将さん担当。紫陽花を模したガラスの盆に梅雨の走りが見事に表現されている
因みに食べログ口コミに投稿されている写真を見ると、どれも全て違う料理が掲載されており、大将の毎回のこだわりがよく感じられました♪