7回
2020/08 訪問
夏のラカンロ-3:8月はブッ飛びメニューで現店舗の営業を終了。。。
外観1
献立
泡
【鱧、梅】 ★ 鱧出汁コンソメスープ梅風味
白1
【イカスミ、烏賊】 ★ 上から 1段目:キャビア、刻みアオリイカ、アリッサム(花) 2段目:イカスミのジュレ 3段目:イカスミのフラン
赤1
【鮑、緑野菜】 ★ 鮑のワタと肝の擂り身で身を包んだテリーヌ、緑野菜(ブロッコリ、ハラペーニョ、ゴーヤ、セロリ...)、マイクロハーブ(ノコギリソウ、ナスタチウム...)のせ
【鮑、緑野菜】 ★ 鮑のワタと肝の擂り身で身を包んだテリーヌ、緑野菜(ブロッコリ、ハラペーニョ、ゴーヤ、セロリ...)、マイクロハーブ(ノコギリソウ、ナスタチウム...)のせ
白2
【オマールブルー】 ★ ブリュターヌ産オマール海老、鶏+海老殻出汁、ビーフンの担々麺仕立て、挽肉+ヘーゼルナッツ+ローストカシューナッツ、削りコリアンダー種
パン:今回はソースの拭き取りに大活躍
白3
【手羽先、松茸】 ★ 信州黄金軍鶏(軍鶏と名古屋コーチンの掛け合わせ)の手羽先、松茸のピューレ、馬鈴薯ソース掛け
白4
【胡瓜、エストラゴン】 ★ サメガレイのフリット、胡瓜の冷製ソース、エストラゴン(ハーブ)+ タスマニア産粒マスタード+シトロンキャビア、式部茄子、北海道ウニ、ハーブのサラダ
【ピーマン、クレソン】 ★ 熊本アカ牛のハネシタ(肩ロース)、赤ピーマン+筍の餡掛けソース、タイム+韮花掛け
【ピーマン、クレソン】 ★ ルッコラ+ベーコン+トリュフのサラダ
【ジン、ジュンサイ】 ★ 西瓜とジンのスープ仕立て、ジュンサイとパッションフルーツのせ
【ジン、ジュンサイ】 ★ 西瓜とジンのスープ仕立て、ジュンサイとパッションフルーツのせ
【紅茶、カルダモン】 ★ 紅茶とカルダモンのチョコレート
お茶
小菓子
外観2
2020/08/30 更新
2020/07 訪問
夏のラカンロ-2:7月は新店メニューへのプロローグ
再訪
今回も日曜ランチでお邪魔。
入店1300、ラスト入店客で8席全て埋まりました。
単訪オジサンは窓際が指定席となってます...
7月は当初、現店舗での営業のラスト月の予定だったので、新店舗メニューを意識された献立でした。
個人的には、
前半:無国籍創作料理
後半:創作仏料理
の印象で「驚き」を重視する自分には非常に好みでした。
ご登場したお料理は、★ 補足説明
① 鮑、潤菜
★ 鮑、潤菜、ツルムラサキ、キャビア、鮑出汁のジュレ(冬瓜、柚子、バジル入り)
② トマト、帆立
★ 鯛+ハリイカ+帆立+ライム+青唐辛子+赤玉葱のセビーチェ(マリネ)、発酵トマトのエスプーマ、ライムの皮掛け
③ オマール海老、スパイス
★ オマール海老のフリット、干し桜海老+カシューナッツ+カルダモン+コリアンダー+玉蜀黍+山椒の振り掛け、鷹峯唐辛子
④ 鴨、フォアグラ
★ 賀茂茄子の煮浸し、鴨粗挽き肉の冷し餡掛け、冷凍フォアグラテリーヌのスライス掛け
⑤ フェンネル
★ キンキのムニエル、フェンネルピューレとサフランのソース、オキザリス+ノコギリソウ+フェンネル花添え
⑥ ブリー、トリュフ
★ ブリー・ド・モー(白かびチーズ)のラビオリ包み、馬鈴薯ソース煮込み、トリュフ掛け
⑦ オマールバター、ジロール茸
★ ブレス鶏(仏のブランド鶏)モモ+ムネのグリル、オマール海老出汁+バターのソース、ジロール茸添え
⑧ 泡
★ メロン泡+クリーム=メロンクリームソーダ
⑨ 珈琲
★ 珈琲風味のチョコレート
食した所感は、
前半、①:和、②:西(スペイン)、③:越(ベトナム)?or他のエスニック?、④:和+仏
後半、⑤-⑦:創作度の高い仏料理
でした...
毎度、前半:驚き料理、後半:仏スタンダード
でしたが、イイ意味で「驚き度」+「エキセントリック度」がぶっ飛んでます...新店舗メニューが楽しみとなるお料理でした。
その中でも、飛び抜けて楽しかったお料理は、
③ :中華の調理法を取り入れてたの事でしたが、自分にとってはエスニック...見た目はカレー西百名店「コロンビアエイト」を彷彿させる盛付け。鷹峯唐辛子だけかもしれませんが...思わず唐辛子を左手に持って、食してしまいます。
・オマール海老のサクっとしたフリットの食感は、滅多に出逢えそう...
・「越」料理の万能振り掛けを思い出すと、ご飯も欲しくなってしまいます...海老とセットでカレーのバリエーションもお願いしてみたいところ...
食べた後に、口の中に残る山椒のピリピリ感が印象的でした。色んなバリエーションの広がりを感じます。
本日のMVD(皿)です。
④:茄子の煮浸し+フォアグラ....エキセントリック過ぎます...
単品では濃厚な冷凍フォアグラのテリーヌですが、スライスされている事により、想定外に煮浸しへ軽快に絡んでしまう計算し尽くされた日仏連合の一皿です。
準MVD1。
②:一言で表現すると、軽快ですが、
・香り:ご登場時のライムの爽やかさ
・風味:発酵トマトの酸味が口の中で広がります
・食感:マリネの素材のいろんな食感
が絡む楽しい一皿でした。準MVD2。
粒揃いのお料理達でした。
現店舗での営業は、8/30で終了の予定ですが、8月は当初の新店舗メニュー第1弾がご登場との事で、新生ラカンロのお料理を垣間見えそうです...
退店1455、ラスト客でした。
献立
泡
① 鮑、潤菜 ★ 鮑、潤菜、ツルムラサキ、キャビア、鮑出汁のジュレ(冬瓜、柚子、バジル入り)
白1
② トマト、帆立 ★ 鯛+ハリイカ+帆立+ライム+青唐辛子+赤玉葱のセビーチェ(マリネ)、発酵トマトのエスプーマ、ライムの皮掛け
白2
③ オマール海老、スパイス ★ オマール海老のフリット、干し桜海老+カシューナッツ+カルダモン+コリアンダー+玉蜀黍+山椒の振り掛け、鷹峯唐辛子
赤1
④ 鴨、フォアグラ ★ 賀茂茄子の煮浸し、鴨粗挽き肉の冷し餡掛け、冷凍フォアグラテリーヌのスライス掛け
白3
お茶
⑤ フェンネル ★ キンキのムニエル、フェンネルピューレとサフランのソース、オキザリス+ノコギリソウ+フェンネル花添え
白4
⑥ ブリー、トリュフ ★ ブリー・ド・モー(白かびチーズ)のラビオリ包み、馬鈴薯ソース煮込み、トリュフ掛け
赤2
⑦ オマールバター、ジロール茸 ★ ブレス鶏(仏のブランド鶏)モモ+ムネのグリル、オマール海老出汁+バターのソース、ジロール茸添え
⑧ 泡 ★ メロン泡+クリーム=メロンクリームソーダ
⑨ 珈琲 ★ 珈琲風味のチョコレート
ブランデー
小菓子+珈琲
2020/07/27 更新
2020/06 訪問
夏のラカンロ-1:6月は前半に飛ばし過ぎ。。。?
再訪
今回で現店舗でのお食事は最後かな?と思ってましたら7月一杯は、現店舗での営業を継続されるようです...
緊急事態宣言が解ける迄は、Web予約でも空席を示す○が並んでおりましたが、流石に2週間先迄、満席になってきます...
入店1300、先客4組6名様。席間を若干空けての7席運用により満席になりました。
本日も、お茶をチェイサー代わりにペアリングでお願いです。ご登場した【お料理のメニュー】は、
★ 補足説明、☆ 食した所管
【Amuse:白アスパラガス】
★ 白アスパラのブランマンジェ、パルミジャーノレッジャーノのジュレ
☆ ご説明に???こんな調理と組合せってアリなの?見た目はシンプルで涼しげなお料理ですが、チーズの風味を感じた後に、アスパラの風味が鼻から抜ける計算し尽くされた一皿。本日の準MVD-1
【Chaud-Froid:鮎 花ズッキーニ】
★ ① 鮎のフリット、バルサミコ+カシューナッツ+パプリカのパウダー
② 鮎+馬鈴薯+パプリカのズッキーニ蕾詰め煮込みの鮎出汁ジュレでコーティング
☆ ① は内臓の苦味とパウダーの甘味が面白い組合せ。お行儀悪いですが、手に取って頂きました...
② ご説明で相当な手間掛かってんな...との印象。連日でズッキーニの蕾への詰め物でしたが、ジュレでのコーティング等、此方が2手間位掛かってますね。支払い額もですが...本日の準MVD-2
【Oeuf:毛蟹 セルフィーユ】
★ 茹で卵の白身への毛蟹サラダ詰め、キャビア+ ハーブ2種とエルダーフラワーのせ、卵黄ソース
☆ 見た目の細かな盛付けが芸術的で溜め息...30秒程、見惚れてしまいました。濃厚な黄身ソースがキャビアをも凌駕する一皿。本日のMVDです。
【Nouilles:トマト 海老】
★ ビーフン、甘海老、ジン+トマト+セロリのソース
☆ イケメン ソムリエの桑原氏がシェイカーを振ってソースを仕上げて注ぎます。食材の組合せ+演出含め、奇想天外な一皿。
【Poisson:茄子 貝】
★ 白甘鯛のソテー、ツブ貝のタルタル、オカヒジキとコリアンダーの花のせ
☆ 高級食材の白甘鯛よりもオカヒジキの風味が際立ってました..という事で詳細省略。
【Shark Fin:アンチョビ トリュフ】
★ 鱶鰭の鶏と帆立の出汁煮込み、リゾット、トリュフ+エシャロット+ケッパー+アンチョビのソース
☆ 何でもアリのような一皿...ソースは奇想天外で刺激的な仕上りなのですが、メイン食材の鱶鰭の食感が少々、緩いような...
【Viennoise:鶉 スパイス】
★ 鶉のヴィエノワーズ(パン粉付けソテー)、インゲン+ソラマメ+スナップエンドウ+ノコギリソウのサラダ
☆ 過去2回はシンプルでオーソドックスな料理でしたが少々、捻りを入れたような...スパイシーな衣が鶉肉の旨味を際立たせます。
【Passion Fruit:ココナッツミルク マンゴー】
★ パッションフルーツのムース、マンゴー+パイナップル+パッションフルーツの種、ココナッツミルクのゼリー
☆ 杏仁豆腐のような食感にムースというよりはソースのような感じの仕上りです。
【Mousse:チョコレート 薫香】
★ チョコムース+凍らせたチョコのトッピング
☆ ソムリエの桑原氏が、ロイヤルハイボール?(カルバドス:林檎のブランデーのシャンパン割)のカクテルを併せてきました...ボロ舌でも唸ってしまう組合せでした。
小菓子は、省略。
食後の印象としては、前半に好みのお料理が続いてしまい、後半は高級食材の連発ながら、尻つぼみの印象。
毎月、献立の総入れ替え戦では、食べ手の好みも変わってくるとのリスクは致し方なしでしょうね...
退店1505、ラスト客です。
外観1
泡
【Amuse:白アスパラガス】
【Amuse:白アスパラガス】
お茶1
白1
お茶1と白1:間違えそう...
【Chaud-Froid:鮎 花ズッキーニ】
【Chaud-Froid:鮎 花ズッキーニ】 :ズッキーニの蕾を割りました
白2
【Oeuf:毛蟹 セルフィーユ】
パン
白3
【Nouilles:トマト 海老】:ソースをシェイクしてます
【Nouilles:トマト 海老】:ソースを注いでます
【Nouilles:トマト 海老】
白4
【Poisson:茄子 貝】
【Poisson:茄子 貝】
赤1
お茶2
【Shark Fin:アンチョビ トリュフ】
赤2
【Viennoise:鶉 スパイス】
【Passion Fruit:ココナッツミルク マンゴー】
ロイヤルハイボール
【Mousse:チョコレート 薫香】
お茶3
小菓子
外観2
2020/06/22 更新
2020/05 訪問
春のラ・カンロ-3:魅惑のお料理にワインとお茶のペアリング...
再訪:ランチ初訪
本日、二日酔い状態によりお茶のペアリングもお願いしてみました...お料理は夜メニューと同じのようです。
少々、寝坊により入店1230、先客3組6名様で満席...流石です。
単訪オジサンはカウンター奥の席へ通されました。
ご登場したお料理は、 ★は補足説明
【Amuse:毛蟹、ナスタチウム】
★ 毛蟹の冷製フラン、ナスタチウムと浅利のジュレソースと潤菜
【Tartar:サフラン、タイラギ貝】
★ 白海老とタイラギ貝のタルタル、甘手鰈(マコガレイ)包み、サフランソース
【Asperges Blanche:コンテ、トリュフ、チョリソー】
★ ホワイトアスパラガスのフリット、3種のソース(コンテチーズ、トリュフ、チョリソ-)
【Farce:手羽先、鮑】
★ 信州黄金軍鶏(名古屋コーチンと軍鶏の掛け合わせ)の手羽先、鮑とオマール海老、鮑の肝ソース
【Poison:帆立、実山椒】
★ アイナメ、帆立と実山椒のムース、オマール海老のソース、インゲン豆のサラダ
【Curry Noir:烏賊、イカスミ】
★ イカスミのキーマカレー
【Canard:ヤングコーン、茄子】
★ ビュルゴー家のシャラン鴨のソテー、焦がしフェンネルと鴨ブイヨンのソース
【Meringue:グレープフルーツ】
★ メレンゲ生地、グレープフルーツのヨーグルト、グレープフルーツとジンのジュレ
【Burancmanges:苺】
★ ブラマンジェ、濃縮苺ソース
【小菓子+お茶】
★ フィナンシェ、チョコ、キャラメルナッツ、ハーブティー
食した所感は、
・毎月のメニュー総入れ替えに毎回驚かされます...来月のメニューは未だ固ってないとの...
・本日のMVD(皿)は【Poison:帆立、実山椒】。山椒の刺激とオマール海老の濃厚ソースがアイナメの身に絡む逸品でした。
・準MVD1は【Farce:手羽先、鮑】。肉と魚介の組合せは常套のようですが、カリカリに仕上げられた手羽先と濃厚な鮑ソースが絶品の域...
・準MVD2は【Tartar:サフラン、タイラギ貝】。貝好きシェフに共感できる逸品。カワイイサイズのお料理はマイクロハーブや花で彩りされてます。見た目は餅?のようですがネットリしたタルタルを甘手鰈の切身で包んでます...爽やかなサフランソースとの相性も良かったです。
・二日酔い状態でしたので、ティーペアリングもお願いしましたが、美味しいチェイサーとなってしまいました...ガブ飲みです。
・訪問の度に泥沼に引き摺り込まれるような魅力を感じてしまいます...
・複数回、訪問されるのが此方の店舗を楽しむ醍醐味と再認識です。
退店1440、ラスト客...次回のお料理も楽しみ。
お会計は、込31,460円でした。ティーペアリングを絡めるのもオススメかもしれません。
外観1
泡
【Amuse:毛蟹、ナスタチウム】 ★ 毛蟹の冷製フラン、ナスタチウムと浅利のジュレソースと潤菜
【Amuse:毛蟹、ナスタチウム】 ★ 毛蟹の冷製フラン、ナスタチウムと浅利のジュレソースと潤菜
白1
【Tartar:サフラン、タイラギ貝】 ★ 白海老とタイラギ貝のタルタル、甘手鰈包み、サフランソース
お茶1
お茶1
【Asperges Blanche:コンテ、トリュフ、チョリソー】 ★ ホワイトアスパラガスのフリット、3種のソース(コンテチーズ、トリュフ、チョリソ-)
【Asperges Blanche:コンテ、トリュフ、チョリソー】 ★ ホワイトアスパラガスのフリット、3種のソース(コンテチーズ、トリュフ、チョリソ-)
赤1
パン
【Farce:手羽先、鮑】 ★ 信州黄金軍鶏(名古屋コーチンと軍鶏の掛け合わせ)の手羽先、鮑とオマール海老、鮑の肝ソース
お茶2
白2
【Poison:帆立、実山椒】 ★ アイナメ、帆立と実山椒のムース、オマール海老のソース、インゲン豆のサラダ
Curry Noir:烏賊、イカスミ】 ★ イカスミのキーマカレー
Curry Noir:烏賊、イカスミ】 ★ イカスミのキーマカレー
赤2
【Canard:ヤングコーン、茄子】 ★ ビュルゴー家のシャラン鴨のソテー、焦がしフェンネルと鴨ブイヨンのソース
【Canard:ヤングコーン、茄子】 ★ ビュルゴー家のシャラン鴨のソテー、焦がしフェンネルと鴨ブイヨンのソース
お茶3
【Meringue:グレープフルーツ】 ★ メレンゲ生地、グレープフルーツのヨーグルト、グレープフルーツとジンのジュレ
【Burancmanges:苺】 ★ ブラマンジェ、濃縮苺ソース
お冷
小菓子+お茶
内観1:退店時
内観2
外観2
2020/05/17 更新
2020/04 訪問
春のラ・カンロ-2:華やかなお料理の競演は、進化し続ける...
再訪
3月のお料理が楽しめたので、連月でお邪魔してみました。120件以上ある未読メールは放棄、仕事を切上げて入店1845、先客2名様。
本日は、単訪オジサン含め3組5名様のようです。
ペアリングでお願いしました。
ご登場したお料理は、※ ★は補足説明
① Amuse:卵黄 カシューナッツ
★ 卵黄、薫製カシューナッツのクリーム、キャビアのせ
② Farce:蛍烏賊 蕗の薹
★ 茹で蛍烏賊の肝と馬鈴薯のペースト詰め、烏賊墨のサブレ?、菜花とフルーツトマト+烏賊肝のソース
③ Cousuous:赤貝 山葵菜
★ 赤貝と山葵菜のクスクス、ビーツのコンソメジュレ掛け
④ Rouleau de Printemps:オマールブルー マンゴー
★ ブルターニュのオマール海老とフォアグラの春巻、マンゴーとライムのソース
⑤ Poisson:ピゼッリ 白アスパラガス
★ 白甘鯛のポアレ、帆立+アスパラ+グリーンピースの泡ソース(エスプーマ)、木の芽とライム添え
⑥ Curry Vert:鮑 水雲(モズク)
★ 鮑と水雲のリゾット、グリーンカレー風味
⑦ Boef:玉葱 山菜
★ 熊本赤牛ハネシタ(肩ロース内側の部位)の玉葱+山椒+パプリカ+フォンドヴォーのパウダー掛け焼き、ビイヨン+赤ワインのソース、山菜(ウルイ、コゴミ、セリ、ギョウジャニンニク、アスパラ)焼き添え
⑧ Campari:グレープフルーツ
★ グレープフルーツとカンパリのスプモーニ(泡)
⑨ Fraise:バニラ
★ 苺ミルク
⑩ お茶と小菓子
食した所感は、
・毎回驚かされる手間の掛かったお料理のラインナップ。味覚+食感+風味(香り)で楽しめる内容でした。
・今回は、前半:見た目華やか、後半:質実剛健 でメリハリのある内容。
・③:山葵菜クスクス、⑥:グリーンカレー風味 のような変化を織り交ぜているところは、偏屈者の興味を唆る内容。
・本日のMVD(皿)は⑤。全体の流れの中で、地味な見映えながら、帆立をメインとしたお出汁+木の芽+ライムの風味が甘鯛に絡む至極のお料理。
・準MVDは③。赤貝を調理する際に出る赤い血を、ビーツで色付けしたジュレで表現したとの...正に血の海です。山葵菜で味付けされたクスクスの意外性とも、視覚+味覚の相乗効果。
訪問する度に、シェフのお料理に引きずり込まれてしまいます...次回訪問時のお料理が楽しみです。
退店2035、残1組2名様。
外観1
泡
① Amuse:卵黄 カシューナッツ
① Amuse:卵黄 カシューナッツ
ロゼ
② Farce:蛍烏賊 蕗の薹
② Farce:蛍烏賊 蕗の薹
白1
③ Cousuous:赤貝 山葵菜
③ Cousuous:赤貝 山葵菜
パン
白2
④ Rouleau de Printemps
④ Rouleau de Printemps
白3
⑤ Poisson:ピゼッリ 白アスパラガス
赤1
⑥ Curry Vert:鮑 水雲(モズク)
赤2
⑦ Boef:玉葱 山菜
泡2:グレープフルーツリキュール入り
⑧ Campari:グレープフルーツ
白4
⑨ Fraise:バニラ
小菓子
お茶
内観
外観2
2020/04/18 更新
2020/03 訪問
春のラ・カンロ-1
再訪
1ケ月位前に此方の常連レビュアーさんから有難いお誘い。暇なオジサンは勿論、即ok。事前情報では、ご常連様の来店を知ったオーナーシェフが気合いを入れた渾身メニューで待ち構えているとの事で期待が膨みます。
入店1850、先客2組5名様。ご登場した春を感じるお料理(★:補足説明)は、
① Amuse:白アスパラガス、雲丹
★ アスパラ+卵黄+トリュフのブラマンジェ、雲丹、チョリソー+コンソメの餡掛け
② Radis:唐墨
★ 唐墨大根4種
・黒大根と唐墨のビルコナーラ?
・緑大根と鰤のxxx炊き
・青首大根の仔牛出汁炊き、唐墨パウダー掛け
・紅芯大根の白バルサミコ漬けのアオリイカと唐墨のタルタル巻き
③ Gin Rickey:貝、木の芽(貝と山菜のコラボ)
★ 貝:平貝、蛤、赤貝、ホッキ貝、ホンミルガイ、帆立
山菜:コゴミ、ウルイ、セリ
に、鯛出汁+ジン+ライム+木の芽のジュレ
④ Legumes:トマト、ビーツ、人参
★ 3種のソースと春の素材
・黄色:フルーツトマト+ペコリーノチーズ
・赤色:ビーツと燻製茄子
・橙色:オレンジ+クミン+人参
と、蛍烏賊や春野菜を3種の調理(焼、酢漬、出汁漬)乾燥オリーブパウダー掛け
⑤ Risotto:ピゼッリ、毛蟹
★ イタリア産の生グリーンピースから調理した毛蟹のリゾット
⑥ Poisson:馬鈴薯、行者大蒜
★ 太刀魚と馬鈴薯+豚粉+トリュフの揚げ煎餅のソテー、馬鈴薯のピューレと行者大蒜のソース
⑦ Caille:海老、蕗の薹
★ 赤座海老、フォアグラ、コンソメムース、蕗の薹の鶉包み焼き、オマール海老のビスク風ソース、グリーンアスパラ添え
⑧ Kumquat:紅茶
★ 金柑と紅茶のゼリーシート
⑨ Gayesu:苺
★ ブラウニー、苺とオレンジリキュールのソース、メレンゲの苺ケーキ
昨年10月の初訪時と違い、彩り鮮やかなお料理に目を奪われ、素材の組合せの妙技に驚かされました。印象的だったお料理は、
③ 3月の看板料理のようです。色んな貝の食感+風味と何処か和テイストで仄かに甘いジン風味のジュレと山菜が楽しめる、見た目も玉手箱のような逸品。
④ 3種のソース x 3種の調理 x ?種の素材 で美味しさ♾ に楽しめます。乾燥オリーブが食感と風味のアクセント。
⑥ シェフには申し訳ないですが、お料理全体よりも揚げ煎餅の旨味と食感が突出してました。
⑦ 肉と魚介の組合せに驚きです。肉の食感に魚介の濃厚な風味がコーティングされた複雑な味わい。地雷の如く仕込まれている蕗の薹の苦味がアクセントになってます。本日のMVP。
前回以上に楽しめました。
看板料理は月替りで、他のお料理は○年の○月でしか食せないようですので、同月に再訪しない限り、全く違ったお料理が楽しめるという事を考慮すると、リピーターさんが多いのも納得です。
自分も次回の単訪予約してしまいました...
誘って頂いたレビュアーさんに感謝、感謝。
退店2140、最初の退店客。
泡1
① Amuse:白アスパラガス、雲丹
ロゼ
② Radis:唐墨
白1
③ Gin Rickey:貝、木の芽(貝と山菜のコラボ)
パン
泡2
④ Legumes:トマト、ビーツ、人参
④ Legumes:トマト、ビーツ、人参
白2
⑤ Risotto:ピゼッリ、毛蟹
白3
⑥ Poisson:馬鈴薯、行者大蒜
赤1
⑦ Caille:海老、蕗の薹
白4
⑧ Kumquat:紅茶
白3
⑨ Gayesu:苺
⑨ Gayesu:苺
岩茶
小菓子
生ミント、オレガノ、焙じ茶のハーブティー
内観1
内観2
外観1
外観2
2020/03/28 更新
2019/10 訪問
ホスピタリティ溢れる限定8つのプラチナ席
初訪
大阪に居る間にいつかはお邪魔してみようと思っていた店舗ですが、単訪許可が下りない為、行き倦んでおりました。東京のレビュアーさんがワザワザ此方を訪問されるためだけに来阪されるとの事で、有難いお誘いを頂き半休取ってお邪魔です。
到着1755、国道1号線と天満橋筋の交る交差点の近くにありました。想像していたよりもコンパクトな店舗は、カウンター8席のみの洒落たバーのような装い。
シェフ+助手+ソムリエ、男性計3名の硬派な陣容ながら皆さん物腰の柔らかい対応。満席にする事はなく滞在時はMax5名で、顧客へのサービスを大切にしているように感じました。
頂いたのは、別16000円+ペアリングとなります。
テンポよくご登場した【お料理】と★所感は、
【Amuse:秋刀魚 ブーダンノワール】付出
★ ガレット?の上に炭火風に焼かれた秋刀魚でブーダンノワール(豚血入りのソーセージ)を表現?イキナリ意表を突かれました...秋刀魚は風味充分。添えてあるノコギリソウ等のマイクロハーブが見た目のアクセント。一口でパクリ。
【Mayonnaise:伊勢海老 マスカット】前菜1
★ 海老出汁ソース和えられた海老と刻みラディッシュをシャインマスカットのジュレで包み込み、キャビアをオントップです。海老は想定を上廻る大きさでのカット...プリプリ食感に、葡萄の上品な酸味と魚卵の塩気が絡む逸品。本日のMVP。
【Chaud-Froid:鱈と白子】前菜2
★ 鱈身を低温調理後に白子のペーストでコーティング、サフランソース掛け。ビーツ、ビーツ+xxxのピューレ添え。
平たく表現すると魚のケーキでしょうか?恐らく此方のお料理が、一番手間隙掛かってるのでは?
【Cappuccino:キノコ 銀杏】前菜3
★ イロイロ茸(ラッパ、鹿舌、ポルチーニ、杏)、鶏テールのコンフィ、銀杏、馬鈴薯ムース(タイムで香付け)掛け。茸は仏産のようです。茸の風味豊かで秋の味覚満載。
【Fondue:貝 蕪】スープ
★ イロイロ貝(ホッキ、ミル、ツブ、帆立、蛤)のチーズフォンデュ。石鍋?に入ってグツグツした状態でのご登場。この様な調理もあるんですね...貝好きにとっては登場時に邪道のように思えましたが、食感と風味の豊かさにイチコロでした...残ったチーズは丁寧にパンで拭き取りです。本日の準MVP。
【Poisson:香茸 オレンジ】魚
★ 甘鯛、馬鈴薯と香茸のピューレソース、オレンジ風味のオイル添え。
日本人シェフならではのお料理かもしれません。松笠揚げのような鱗の立ちは見事でした。2種のソースとオレンジの風味が淡白な白身魚を際立たせます。
【Pierre Oteiza:バスク豚 玉葱】肉
★ 肩ロースの角煮?ローストカシューナッツ+ハーブ降り、小玉葱とペーストチョリソーの焼上げ添え。
豚出汁で煮込まれたお肉は柔らかく上質な仕上り。ナッツの食感と玉葱の風味と調和します。
【Parfai:洋梨】デザート1
★ 洋梨のコンポート、白ワイン?ソース掛け。
まさかと思いきや、デザートまでペアリングです...酸度の合ったペアリングが光る内容でした。
【Mont Blanc:栗 珈琲】デザート2
★ 珈琲アイス、栗ペースト。
ある意味、正統派なモンブラン。洒落たワインボトルに目が釘付け...
小菓子+お茶
★ 小箱に入ってのご登場。仄かに甘い中国茶(銘柄は忘れました...)が光るペアリングでした。
小菓子のお茶までのペアリングは驚きで、唸る内容です。お料理との相乗効果が楽しめました。
春の花春巻を頂きたくなったので、評価は控えめです...
退店2050、残3名様。テンポよくお料理は、ご登場してましたが3時間近く留まったようです...
お誘い頂いたレビュアーさんへ感謝、感謝。
シェフの手の込んだ調理とソムリエのホスピタリティ溢れる対応の光る店舗です。カウンターながら個室なみに落ち着いて食事の出来る空間でした。
外観1
外観2
内観1
内観2
メニュー
泡
【Amuse:秋刀魚 ブーダンノワール】付出
【Amuse:秋刀魚 ブーダンノワール】付出
白1
【Mayonnaise:伊勢海老 マスカット】前菜1
【Mayonnaise:伊勢海老 マスカット】前菜1
ロゼ
【Chaud-Froid:鱈と白子】前菜2
パン
赤1
【Cappuccino:キノコ 銀杏】前菜3
【Cappuccino:キノコ 銀杏】前菜3
白2
【Fondue:貝 蕪】スープ
白3
【Poisson:香茸 オレンジ】魚
赤2
【Pierre Oteiza:バスク豚 玉葱】肉
ロゼ2
【Parfai:洋梨】デザート1
【Parfai:洋梨】デザート1
【Mont Blanc:栗 珈琲】デザート2
【Mont Blanc:栗 珈琲】デザート2
お茶
小菓子
小菓子
内観3
2019/11/02 更新
再訪
連日で移転ネタです。
現店舗の最終営業日(8/30)のランチでお邪魔。入店1250、この日は全7名様でした。
ご登場したお料理は、過去最強にブッ飛んだメニューで、新店舗で出てくるお料理に期待を寄せられる内容となってます。
※ 元々8月に移転予定でしたので、シェフが新店舗のメニューとして練り上げたお料理です。
以下、【お料理】と★ 補足説明
【鱧、梅】
★ 鱧出汁コンソメスープ梅風味
【イカスミ、烏賊】
★ 上から
1段目:キャビア、刻みアオリイカ、アリッサム(花)
2段目:イカスミのジュレ
3段目:イカスミのフラン
【鮑、緑野菜】
★ 鮑のワタと肝の擂り身で身を包んだテリーヌ、緑野菜(ブロッコリ、ハラペーニョ、ゴーヤ、セロリ...)、マイクロハーブ(ノコギリソウ、ナスタチウム...)のせ
【オマールブルー】
★ ブリュターヌ産オマール海老、鶏+海老殻出汁、ビーフンの担々麺仕立て、挽肉+ヘーゼルナッツ+ローストカシューナッツ、削りコリアンダー種
【手羽先、松茸】
★ 信州黄金軍鶏(軍鶏と名古屋コーチンの掛け合わせ)の手羽先、松茸のピューレ、馬鈴薯ソース掛け
【胡瓜、エストラゴン】
★ サメガレイのフリット、胡瓜の冷製ソース、エストラゴン(ハーブ)+ タスマニア産粒マスタード+シトロンキャビア(フリットの下に隠れてます...)、式部茄子のソテー、北海道ウニ、ハーブのサラダ
【ピーマン、クレソン】
★ 熊本アカ牛のハネシタ(肩ロース)、赤ピーマン+筍の餡掛けソース、タイム+韮花掛け、ルッコラ+ベーコン+トリュフのサラダ
【ジン、ジュンサイ】
★ 西瓜とジンのスープ仕立て、ジュンサイとパッションフルーツのせ
【紅茶、カルダモン】
★ 紅茶とカルダモンのチョコレート
【小菓子+お茶】
★ 省略
食した所感は、
・元々、エキセントリックなお料理が出てくる傾向にありましたが、7月のメニューで更に磨きがかかり、8月でフレンチというリミッターが外れ、スポーツに例えると「ゾーンに入った」という感じです。
・和.仏.中.エスニックの全ての要素を取り入れた、仲嶺シェフのお料理は、フレンチの枠には収まり切れないとの印象。
・1品目:贅沢な鱧エキスの冷製スープ、2品目:直径3cmに満たない器で表現した烏賊とキャビアの凝縮したお料理から徐々に盛り上げていく構成は、溜息モノでワクワク感が抑え切れませんでした。
・よって、全てのお料理が魅力的で、甲乙付けるのが烏滸(オコ)がましく思えますので、MVD等は記載しません。
・要注意は、フレンチと思って訪問する事でしょう...ジャンルは、無国籍料理or仲嶺シェフの料理 位のスタンスで驚きを楽しむお料理かと思われます。フレンチの技法は随所に出てきますが...
新店舗のお料理に期待感が溢れるお料理でした。
9/14から新店舗で再開の予定だそうです。
退店1510、ラスト退店客。
お会計は、ペアリングをお願いして、込30250円です。