4回
2024/12 訪問
カウンターで奏でられるフライの美音とライブ
京都で年始の食材買いましょかという話になり、どうせなら一泊しましょか、それならすずきさん予約しましょか、という流れで12日前に予約。
食事最中も、何度も予約なしで来られていましたが、こちらは予約必須かなと思います。
お店ではジャズが流れているのですが、フライのパチパチという音がパーカッションのように聴こえて、カウンター越しに店主さんの鮮やかな仕事は見応え抜群。素晴らしい空間です。
1️⃣聖護院かぶらのすり流し
京都の年末にしては暖かい夜でしたが、それでも冬の夜には京野菜の温前菜は欲しい。お勧めいただき、まず注文。
ふんわり滑らか。綺麗な色となんとも優しい仄かな甘味に癒されます。和食万歳。
2️⃣ 純米吟醸あらばしり松の司
※蔵元松の司さんHPより
そもそも“あらばしり”とは醪(もろみ)を搾った際、一番最初に垂れてくる清酒のこと。その後、段階的に呼び名が変わりますが、この純米吟醸“あらばしり”は搾りの段階からではなく、その年の酒造りの最初に蔵出しされる清酒ということから名付けられました。
通常商品の純米吟醸の繊細な“バランス”はそのままに、生酒らしい旨味とフレッシュ感、そしてリンゴなどを思わせるさわやかな果実味がスッと口の中に染み渡ります。上品で透明感のある味わいと香りをお楽しみください。
3️⃣ 「初日の出」 純米生原酒 あらばしり無濾過直詰
※販売店日本酒市場さんHPより
京都の酒米「京の輝き」を60%まで磨き上げ、醸し上げたこだわりの季節限定酒です。 同じ純米生原酒の新酒バージョンとなります。米と米麹のみで醸した生原酒。「新酒無濾過」ならではの濃厚なのど越し、すっきりキレの良さが特徴です。
4️⃣5️⃣舞鶴の鮮魚より、造り イシダイ、ハギ(ウスバハギ?)
すみません、名前を失念してしまいました。どちらも熟成された旨みがとても美味しい。山葵と生七味が添えられており、ハギは肝醤油と合わせて。お酒がすすむすすむ。肝醤油と生七味だけでもお酒がすすむすすむ。
#生七味は天塩皿に取っておいたよ(*´Д`*)
6️⃣ セコ蟹
茹で方も教えていただく•ू(ᵒ̴̶̷ωᵒ̴̶̷*•ू) )੭ु⁾
(ただ一般家庭ではちょっと大変かな(^^;;
ポン酢にも蟹の出汁入り。そしてこの何気なく添えられているのが璃の香(りのか)。リスボンレモンと日向夏の交配種とのこと。ジューシーで香りは強すぎず、品よく料理に香りを纏わせる良さがあります。どこで手に入るのかわからないけど、見かけたら買いたい。
#延々とお酒をいただくw
7️⃣ 富翁 山廃仕込 山田錦純米酒
※サケワールドさんHPより
兵庫県産特A地区産山田錦100%で仕込んだ純米酒。山廃仕込特有の力強く幅広い味わいのお酒です。程よい酸味が食欲を刺激し、食中酒として最適です。冷や、または人肌燗から上燗で召し上がれ。
8️⃣ 加茂錦 美郷錦 純米大吟醸 氷温熟成 火入れ
※販売店とどろき酒店さんHPより
秋田県の高級酒米「美郷錦」で醸した荷札酒。
メロンのような穏やかな吟醸香、フレッシュでピチピチとした口当たりで、優しくミルキーな旨みとマスカットのような果実味が魅力的です。爽やかでスッキリとした酸味で、後口サッパリ!
9️⃣自家製からすみ
ねっとりとした旨みが美味しい。日本酒好きにはたまらんでしょ。
#少し前寒さが来たからこの美味さがあり
#寒くてもいいことあるもんだ
#お酒が止まらない(´▽`) '`,、'`,、
炙りしし肉山椒醤油かけ
最初から気になっていたメニューをお隣さんがオーダーされて美味しそうだったので。しし肉ってこんな美味しさなのかと開眼。
#山椒醤油持って帰りたい
#お酒ループ再開
1️⃣1️⃣海老芋唐揚げ
必ずええ一仕事入ってます。ホクホク食感に、出汁の優しさ。
#すずきさんに来たら京野菜はマスト
#ここ試験に出ますƪ(˘⌣˘)ʃ
1️⃣2️⃣牡蠣フライ、日野菜のタルタル
牡蠣が大きく入れも最高。ジューシーさが残る。#至高の牡蠣フライ
#次の冬も食べなくちゃ
1️⃣3️⃣幻の土エビのクリームコロッケ
前回クリームコロッケを見送ったので(満腹すぎて)今回こちらで。クリームに海老だしが入って美味しい。
#クリームコロッケ好きには外せない
ランチで提供されていたミンチカツなども絶品なのですが、肉➕揚げ物だとお腹一杯になってしまうので、色々楽しみたい方は魚で攻めるのがお勧め。今回はアジフライ見送りましたがT^T
1️⃣4️⃣地鶏の釜飯
前回同様釜飯が〆。お腹いっぱいだけど食べてしまう。でも調子乗りすぎると後が大変なので一膳に留める。
#最初から釜飯分お腹空けておいてね
1️⃣5️⃣林檎のアイスクリーム
蜂蜜がけの林檎コンポートトッピング。アイスクリームは洋梨と林檎のすりおろしが入っていてねっとり滑らか爽やか。
#デザートもマスト
ゆっくりお酒も楽しんで3時間弱。今一番お気に入りのレストランでした。1-2月は鰤しゃぶがあるみたい(*´﹃`*)
本年もごちそうさまでした!
また伺います!
※メニュー表は掲載不可の為、写真をぼかしています。
※とうとうTOP5000(*´ェ`)ボー...∑(*゚ェ゚*)ハッ!
ますます予約が取れづらくなりそうなので、次回からは得点付けずにレビューさせてくださいませil||li(つд-。)il||
聖護院かぶらのすり流し
あらばしり
造り イシダイとハギ
セコ蟹
セコ蟹
富翁
美郷錦
からすみ
炙りしし肉の山椒醤油かけ
海老芋の唐揚げ
牡蠣のフライ 日野菜タルタル添え
幻の土エビのクリームコロッケ
地鶏の釜飯
林檎のアイスクリーム
2024/12/31 更新
2024/11 訪問
フライの可能性、日本酒との出逢い
平日夜19時で10日ほど前に予約。18時オープンの為他のお客様は揃っていました。夜は早く閉められるため20時予約だと遅いと思います。
夜は初めてですが週末以外はアラカルトでOKとのこと。今回(も)お連れ様にご馳走いただけるとのことで値段を気にせず注文•ू(ᵒ̴̶̷ωᵒ̴̶̷*•ू) )੭ु⁾
11月初めの京都で急に冷え込んだ日でした。大将から温たかいスープをお勧めいただき注文。
1️⃣スペアリブのスープ
臭みは勿論なくほろほろと崩れるスペアリブ。ほっと一息。
2️⃣宗田鰹の刺身
こちらのお魚は全てお刺身でよい鮮度と思っています。炙り具合柔らかさ厚み、今まで食べた刺身で一二を争う美味しさ。
3️⃣蓮根の自家製タルタルソース
デミグラスソースもありましたが、魚だったのでこちらに。蓮根の食感が心地よい。あてにもお勧め。永遠に食べられます。
4️⃣鯵のフライ
写真の大きさをご覧あれ。まあ立派な身がふっくらと。鱧を先にいただきましたが、鯵ならではの旨さにとノックアウトされました。
5️⃣鱧のフライ
地元の魚屋さんにも並んでました、この時期にもあるんですよね、鱧。京都といえば鱧。ふんわり美味しい。
6️⃣ Assemblage Club 01 CODE NAME : Taro′
酒蔵のブレンドということで、今まで経験したことのない拡がりのある日本酒。エチケット?も可愛らしい。
※以下sake worldさんのHPより
京都の酒蔵3蔵の日本酒をアッサンブラージュ(ブレンド)することで“甘”“辛”二層の混ざり合う味わいが生まれた。
口に含むとはじめはさっぱりとした⽢味が⼝の中を潤し、隠し味で加えた熟成古酒が味わいの輪郭をキリッと引き締め、案外さっぱりした飲み口。
7️⃣牛蒡のフライ
お出汁で味がついたものをそのまま。ふっくら揚がっており、牛蒡独特の土の香りがほっこり。メニューにあれば是非お召し上がりください。
8️⃣田中農場
力強い、揚げものにも互角に迎えうつ。
※以下蔵元諏訪酒造さんHPより
原料米は鳥取県田中農場産の山田錦のみを使用しております。 田中農場さんの特徴は、完熟たい肥を近所の牧場と協力して作り、適正な量を使用する、一切化学肥料を使用しない土づくりを基本とする農法を実践していることです。 諏訪泉では、田中農場さんの山田錦(無検査米)を使用して米の旨みあふれるお酒を造りたいと思い、精米歩合70%での純米造りのお酒を造りました。
9️⃣ よこやま 純米吟醸 SILVER7 無濾過生原酒
発泡感は揚げものにもぴったり
※蔵元重家酒造さんHPより
弊社1番リピート率が高かった純米吟醸無濾過生原酒。最高峰の山田錦のお米を精米歩合麹50%、掛米55%まで磨き仕込んだ日本酒。新酒生酒特有のフレッシュで発泡感を感じ、マスカットの香りに口に含むと果実をかじったジューシーで甘みが口の中に広がります。冷やしてワイングラスでお楽しみください。
甘鯛のフライと松茸の吸い物落とし
今季2度めの松茸、甘鯛を潜らせた吸い物をいただき香りのマリアージュが素晴らしい。
〆羽釜のごはん
ここまででお腹いっぱいですがなんとかペロリ。炊き上がり時間が決まってくるので、お腹のスケジュールを調整して臨みましょう。
ちなみに、カウンターは私たち含めて4-5組ほど。揚げものがメインディッシュではありますが、日本酒の合わせ方が素晴らしいので、お酒もご飯も存分に楽しめます。そして、改めて京都はいい食材、職人、それを楽しむ人が集まるところだなと思いました。
また早いうちに伺いたい!
ごちそうさまでした!
2024/11/19 更新
私たちが京都に行く目的。
花見、紅葉、美術館等々。
今、京都に泊まる目的はこちら。
実際のところ、泊まらず帰ることが
できる距離ではあるものの、です。
実家があるわけでもなく、わざわざ
京都泊まるん?ですわ。
ええ、美味しいもんいただいて、
美味しいお酒ほろ酔いでいたい。
ということで、今回は10日程前に
電話で予約。桜満開のこの時期の
市内のホテルは高いil||li(つд-。)il||
宵待ちに近くの小さな神社の桜を愛でつつ
お店へ。
本日は私たち含め三組でした。
1️⃣蛤のお吸い物
メニュー外。独活と菜の花で春満開の味。
蛤のお出汁が日本酒に合う•ू(ᵒ̴̶̷ωᵒ̴̶̷*•ू) )੭ु⁾
2️⃣造り 竹麦魚(ほうぼう)
3️⃣造り 鰆
ほうぼうは初めていただきました(多分)
ここでいただくお造りはむっちり甘みがあって
やっぱりお酒(日本酒)をいただかずへは先に進めない。おそらく今回も舞鶴
4️⃣ 陸奥八仙(むつはっせん) URARA hassen for spring
※以下酒泉洞堀一さんHPより
『「URARA」春らしい豊かな香りをしっかりと引き立て、滑らかで爽やかな口当たりが楽しめる。甘みと絶妙に調和した酸味が支えとなり、ストレートに美味しさが伝わってきます。
陸奥八仙の春酒は「URARA」です。
このお酒の風味は、春の豊かな香りをしっかりと引き立て、飲み終わるまで滑らかで爽やかな口当たりが楽しめるのが特徴です。甘みと絶妙に調和した酸味が支えとなり、ストレートにその美味しさが伝わってきます。
きらめく華やかさ、確かな旨み、すっきりとした軽やかさ。この3つの要素を高品質な純米吟醸酒として見事に融合させた醸造技術は、まさに「陸奥八仙」という名にふさわしく、このお酒の真の価値を物語っています!
そして、このデザイン、どこか山本リンダさんを連想しませんか?(ピンとこない方は、ぜひYouTubeで検索してみてください!)』
5️⃣ 自然郷 SEVEN 中取り
※蔵元大木代吉本店さんHPより
『「食事に寄り添うお酒」をコンセプトに福島県産の酵母と酒造好適米を用いて醸した純米吟醸酒。
フルーティな香りと米の旨みを感じさせつつも酸がもたらすキリッと引き締まった後味が特徴のお酒です。
また、本商品はもろみを搾って流れ出てくるお酒のうち、味わいのバランスが良いと言われている真ん中の部分(中取り)だけを選んで瓶詰めしております。』
6️⃣ 平井牛の炙りと山山葵の醤油漬け
前回猪のときに醤油漬けにハマってしまった。
山山葵も初めて。全て京都の地の恵みをいただきます。
7️⃣ 聖護院かぶら ピクルス
冬の名残りの京都で。今季は最後。
8️⃣筍のフライ
今年の筍は少し遅かったようで。
筍の柔らかさ大きさでも炊き分けて
フライに。ほんまにほんまにおいしい。
9️⃣ごぼうのフライ
堀川ごぼうでしょうか、お出汁で炊いたんを
ええ塩梅でフライに。
美味しい魚のフライも勿論素晴らしいけれど、
この野菜のフライは是非食べてほしい。
1️⃣0️⃣ 百十郎 MONONOKE(もののけ)シリーズの鵺(ぬえ)
※佐野屋JIZAKE.COMさんHPより
『百十郎 MONONOKE(もののけ)シリーズ
というものが3つございます。
鵺 (ぬえ) 神秘的で異彩を放つ珍獣
覚 (さとり)人の心を読む妖怪
宿儺(すくな)岐阜を代表する妖怪
どれもラベルがいつもの「隈取くまどり」に
妖怪の「目」のようなものが
書かれており見るからにおどろおどろしいです。
今回ご紹介するのは「鵺 ぬえ」です。
想像を絶する妖怪の名を冠しながら、
予想を裏切る驚きの日本酒。
恐ろしげなラベルの陰に隠れるのは、
驚くほどクリーンでフレッシュな辛口酒。
一口で感じる力強いキレと爽快な弾けるガス
感は、日本酒の常識を覆す革新的な味わい。
伝統と挑戦が交差する、まさに現代日本酒の
真骨頂と言えるでしょう。
《 鵺(ぬえ)っていったい何? 》
「鵺(ぬえ)」とは、「古事記」や「万葉集」、
「平家物語」に登場する妖怪の名前です。
頭は猿・胴体は狸・尾は蛇・脚は虎。
4種類もの動物から構成されたという、
想像を絶する姿をしていたそうです。
《 想像を超える、驚きのドライ感。
キレのある辛口 》
鋭いドライ感と青リンゴを思わせる爽やかな香り、繊細かつ力強いガス感が特徴。
瑞々しい酸味と清涼感が絶妙にブレンドされ、
まるで磨かれた刀のような切れ味を実現。
そして余韻はスッと切れる仕上がり。
冷やして召し上がった後、徐々に常温に戻る頃
も味の変化があり二度お楽しみいただけます。
春野菜の天ぷら、唐揚げや肉料理などに是非
合わせて飲んでみてください。』
1️⃣1️⃣牡蠣フライ
今季は個人的に牡蠣をよくいただきました。
貝専門店やお気に入りの魚屋さんも素晴らしい。
ただすずきさんのフライは絶品、
そしてよく育ってびっくりな大きさでした。
1️⃣2️⃣タルタルソース赤蕪
季節の野菜のタルタルも実は裏メイン。
必ずご賞味あれ。ここに京都を感じる。
1️⃣3️⃣いさざとうすい豆のフライにいさざの玉子餡
いさざはシロウオのこと。目にも舌にも
春らしい京都らしい逸品。
1️⃣4️⃣筍ごはん
釜炊きごはん。今回は塚原の筍。絶品。
ご飯はわりと初めに尋ねられるので
お腹の具合を調整しましょう
(自制ができればいいけどいつもできない)
すずきさんはフライがメインではあるものの、
やっぱり板前のわざがここかしこにあり、
そして京都の素材を活かしてすずきさん
ならではのオリジナルメニューが
カウンターの向こうでお一人で
繰り広げられるところに魅了されます。
季節に一度は来なくちゃ。
次回はコンサートの予定があるので
その前の日に予約をとりました。
でもちょっと先なのでまた来たいな。(*´﹃`*)
ごちそうさまでした!
~~~~~~~~~~~~
最後に。
メニューを真似されることがあるようで
私が書くレビューや写真も食材について
言及は避けました。