3回
2025/01 訪問
渡辺橋に移転されて長く経ちましたが、本町フールドアッシュ時代から大好きなブーランジュリ。
毎年行列するシュトレンですが、今年は運良く休みの日に当たったので伺いました。
以下お店のインスタ紹介文より
1️⃣【シュトレン アルザスィエン】
スパイス香るシュトレンです。
定番ではありますが、やはりこのシュトレンは必ず食べておきたいと毎年思います。
今年も良い出来です^ ^
何故か寒くなるとスパイスを欲したくなるのは私だけでしょうか。パリアッシュの使用しているスパイスは、シナモンやクローブ、カルダモン、レモンなどをミックスした爽やかなスパイスの香りです。
この香りは異国の地を想像させてくれる魅惑の香り
ふわっと香るスパイスの香りの中からオレンジやレモンの味をみつけた時は、ハッとなり嬉しい気持ちにさせてくれます。
また、真ん中に包んだビターなローマジパンも無くてはならない存在です。このローマジパンがあることで、全てがまとまるのが不思議!
私はキリっとしたブラックコーヒー☕︎と合わせたいですね!
販売価格3,200円(税込3,456円)
2️⃣ 【シュトレン野ばらのように】
紅茶とバラの香りのシュトレンです。
今回試作を2度行い3度目は本番でした。おそらくシェフは配合をどうするか悩みに悩んだシュトレン だったと思います。
紅茶とバラの組み合わせは合うと思うのですが、そのお互いのバランスが難しい。
紅茶の風味が勝つとバラの香りが弱くなるし、バラが勝つと紅茶の風味が弱まってしまう。
何でもそうですが、バランスって本当に大事だなと思います。
あとは生地に練り込むドライフルーツのセレクトも大事ですし、スライスして食べた時に感じる味のバランスも考えながら作らないと、せっかくいい材料を使っていても台無しにしてしまいます。
今回は紅茶とバラの香りの生地にドライイチゴ、レモン、アプリコット、レーズン、アーモンドを合わせ、ジューシーなアマレーナ(チェリー)シロップ漬けを真ん中に丸ごと4粒包み焼き上げました。
シュトレンというのは華やかなものであるよう作りたいという言葉通り、今回もシェフの想いが詰まった華やかなシュトレンに仕上がりました。
私はミルクティーと合わせて頂きましたよ〜
販売価格3,600円(税込3,888円)
3️⃣ 【ちょっと私的な苺のシュトレン 】
ちょっと私的な??
このネーミング、思わずシェフに突っ込みたくなりませんか?^ ^
シェフに聞いてみましたよー♪
私はすっかり忘れてましたが、16、7年前に初めていちごのシュトレンを作った時のネーミングが同じ『ちょっと私的な苺のシュトレン 』でした。
今回セルビア産のドライイチゴに出逢って、原点を思い出したようです。その当時、ピンク色したシュトレンは見たことがなく、シェフの思いつきで生み出したピンク色のシュトレンでしたので、ちょっと私的な...とネーミングをつけたそうです。
原点回帰。
今年のいちごのシュトレンは、原点に戻り極シンプルに仕上げております。
あ、しかし、私がピスタチオを増やして欲しいとお願いしたら、願いを叶えてくれて、ピスタチオはいい感じで増えております!^ ^
いちごのシュトレンのお供には紅茶かなと思ってますが、シャンパンなどにも合いそうな...
販売価格3,800円(税込4,104円)
お店でいただいたシュトレンガイドには真ん中から切って切り口を合わせて保存するように書いてありましたがうっかり端から切っていただきました。
1️⃣アルザシエン
王道と思いきや、リキュールの香り高くやはりアッシュ節の効いたシュトレン。まずはこれ。
2️⃣薔薇と紅茶
端をいただいたときはバラの香りが仄かだったのが真ん中に差し掛かるとふくよかに香ります。これからも見守りたい。
3️⃣いちご
花美ちゃん色の苺。アッシュさんといえばこちら、みんな大好き苺。一番人気らしい堂々たる存在感でした。
来年も伺います。
作り手がオーナーさんお一人らしいので、普段のパン作りに加えてのシュトレンとビルベッカの準備は本っっ当に大変だと思いますが、アッシュさんのシュトレンは唯一無二なので、これからも楽しみにしています。
ごちそうさまでした!
2025/01/04 更新
1️⃣ビションポワールキャラメル
洋梨のコンポートをキャラメルクリームと共にパイ生地に包み焼き上げました
表面のザクザクが好き。
2️⃣クイニーアマン
ブルターニュ地方の発酵菓子。
ブルトン語でKouign-amann
クイニーケーキ、アマンバター
を体現した菓子。
ヴィエノワズリは宮廷文化の菓子ですが、
海塩たっぷりバターの有名なブルターニュ
ならではの豪快な食感が見事。
3️⃣ブリオッシュプラリネ
pralinéの食感はアーモンド、香りと味は
ヘーゼルナッツでした。両方入ってるのかな?
ブリオッシュ生地の美味しいこと。
セーグル生地とブリオッシュ生地沢山
作っていらっしゃるのがアッシュさん。
4️⃣グラジオラス
シェフのお薦め。2種スイートチョコを練り込んだ生地にフリーズドライフランボワーズを合わせ自家製フランボワーズジャムを包み焼き上げました。
チョコレート生地が濃厚、苦味甘味なめらかさが渾然一体と。
フランス語ではglaïeulなのでアッシュさんに珍しく英語でgladiolus。花言葉は色々あります。
「勝利」は、まっすぐに伸びる姿から、戦での勝利を連想させることに由来しています。
「用心」は、グラジオラスが厳しい環境でも育つ丈夫さを象徴しています。
「思い出」は、その美しさが多くの人々の心に残ることから来ています。
「忍び会い」「密会」は、古代ヨーロッパにおける古い言い伝えからといわれています。
「忘却」は、18世紀のヨーロッパで混乱した情勢を憂い、グラジオラスの剣にも見える花姿と戦争を重ねて「辛い記憶を忘却したい」という意味が込められました。
「たゆまぬ努力」「ひたむきな愛」は、ピンク色のグラジオラスにぴったりの意味です
※ちなみに洋柄ですが六寸皿、
約φ180×H30mm
アッシュさんは全て大きいです。