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\ここって本当に吉祥寺?北海道じゃない?絶品海鮮とラムしゃぶがいただける穴場店/
2025/03訪問
1回
新宿駅西口から徒歩3分。繁華街のすぐそばにありながら、一歩店内に入ると落ち着いた和モダン空間が広がる! 照明は柔らかく、木の温もりを感じるインテリアで、都会の喧騒を忘れさせてくれる大人の隠れ家のようなお店です。 最初にいただいたのは、自家製ローストビーフをふんだんに使ったポテトサラダ。ほくほくのじゃがいもに赤身肉の旨みが絡み、シンプルながら贅沢感のある前菜に仕上がっていました。続いて「雲丹on the煮卵」。とろりと半熟の黄身に濃厚な雲丹とイクラを重ねたひと品は、海の幸と卵のコクが口の中でとけ合い、贅沢そのもの。さらに「いぶりがっことクリームチーズ(イクラ添え)」は燻した香りとクリームチーズの濃厚さにイクラの塩気が加わり、酒の肴として完成度が非常に高く、思わず杯が進むおつまみでした。 鮮魚は豪華6点盛り。特に三崎港直送の天然本マグロは格別で、赤身の力強い旨みと中トロのとろける脂のバランスが秀逸。活鯛の歯ごたえやサーモンの甘み、タコの弾力など、どれも鮮度の良さを感じさせる逸品でした。 炉端焼きでは北海道産のほっけを炭火で。皮目は香ばしく、身はふっくらジューシー。日向地鶏の炭火焼きはもものジューシーさとむね肉の軽やかさを一度に楽しめ、柚子胡椒でさらに味が引き締まります。山芋の唐揚げは外はカリッ、中はホクホク。シンプルながら食感が心地よく、つい手が伸びてしまう一皿でした。 〆には土鍋で炊き上げたいくらご飯。炊きたてのご飯にいくらがたっぷり盛られ、見た目も華やか。口に含むとプチプチと弾ける食感とご飯の甘みが一体となり、贅沢な〆ご飯に。デザートの石焼きアイスクリームは熱々の器で香ばしく焼き上げたパンと冷たいアイスのコントラストが面白く、最後まで楽しませてくれました。 そして特筆すべきは日本酒のラインナップ。幻の「十四代」をはじめ、「而今」「新政」「飛露喜」「獺祭」など、全国から集めた30種以上の銘酒が揃います。都内でも限られた店でしか飲めない銘柄も多く、料理とのペアリングは格別。酒好きにはたまらない一軒だと感じました。 料理・空間・お酒すべてが高水準。接待や会食、大切な人との特別な時間にふさわしい、ぜひ再訪したい名店です。
2025/09訪問
1回
40年握り一筋の大将によるおまかせコースをいただきました。先付は太もずく、湯葉八方だし毛ガニ、たこの柔らか煮。上品でやさしい味わいに心が和みます。お造りは鰹とごまさばを生姜醤油で。どちらも口の中でほどける柔らかさに驚き、脂の旨みと香りが広がりました。焼き物は焼きたてホタテと磯辺焼きを手渡しで提供していただき、ライブ感あふれる体験。クエの塩焼きはむっちりとした弾力が魅力で、ポン酢の酸味と好相性でした。茶碗蒸しはホタテ餡にあん肝が隠れており、濃厚さと優しさが同居する逸品。季節の一品は太刀魚の塩焼きに玉ねぎソースを合わせ、香ばしさと甘みが絶妙。握りは蒸しアワビや大トロ、奈良漬を効かせた穴子まで10貫。小ぶりのシャリが素材の旨さを引き立て、最後まで飽きさせません。あおさのお味噌汁で締め、満足度の高い構成でした。大将の神業のような手際と女将さんの温かい接客が心地よく、銀座で記憶に残る鮨体験ができました。落ち着いた照明と木の温もりを感じる設えが特別感を演出し、客層も静かに鮨を楽しむ大人の方が多く、居心地のよい雰囲気。接待や記念日、デートはもちろん、一人でじっくり味わう贅沢な時間にもぴったりの名店だと思います。
2025/09訪問
1回
東京駅構内にある「浅草寿司場 ひなと丸」で、江戸前握りのコースをいただきました。2階のカウンター席は落ち着いた雰囲気で、目の前で職人さんが一貫ずつ丁寧に握ってくれるライブ感も心地よいです。 コースは茶碗蒸しからスタートし、本鮪、平目、ぶり、アオリイカ(塩)、漬けマグロ、中トロ、ホッキ貝、ツブ貝(塩)、真鯵、生だこ(梅)、金目鯛、大トロ、蒸しエビ、本鮪アタマ肉、コハダ、煮穴子、トロタク巻き、あおさのお味噌汁まで、品数も豊富でとても充実しています。 赤シャリの酸味や香り、ネタごとの味付けが計算されていて、どの一貫にも手間と技術を感じました。特にアタマ肉のとろける脂、大トロの濃厚さ、煮穴子のやさしい口あたりが印象的です。 おともには山形の日本酒「ばくれん」を。香り高くキレのある味わいで、寿司との相性も抜群。 駅直結でアクセスも良く、この内容で5500円はコスパも良好。デートや観光、お祝いなどにもおすすめしたい一軒です。
2025/07訪問
1回
【和のエンタメコース!遊び心も味も満点】
2025/06訪問
1回
全席が完全個室仕様という贅沢な空間は、モダンで落ち着いた雰囲気に統一され、扉を閉めた瞬間から自分たちだけの時間が流れ出します。周囲を気にせずゆったりと会話と食事を楽しめるので、接待や記念日ディナーはもちろん、仕事帰りの一杯にもぴったり。駅やオフィス街からのアクセスが良いのも魅力です。 今回いただいたのは、宮崎産「黒瀬ぶり」のしゃぶしゃぶ。 タチウオと昆布を使った旨みのあるお出汁に、脂がのった黒瀬ぶりをさっとくぐらせれば、身はふわりとほどけるような口当たり。添えられたポン酢にはたっぷりの辛味大根を入れていただくスタイルで、さっぱりとしつつもコク深い味わいが広がります。脂の甘みと爽やかな辛味が調和し、箸が止まりません。 続いていただいたのは寿司六貫盛り合わせ。 こはだ、水だこ、本マグロ、黒瀬ぶり、赤貝、そしてカニ。どのネタも鮮度は申し分なく、一貫ごとに丁寧な仕事が施されています。特にこはだの締め加減や、赤貝の食感と磯の香り、本マグロの濃厚な旨みは印象的で、寿司好きの心をつかむ仕上がりです。 〆には宇治抹茶蕎麦を。 抹茶のほろ苦さと蕎麦の香ばしさが絶妙に合わさり、食後の余韻をすっきりと締めてくれました。しゃぶしゃぶや寿司で満たされた後でも、つるりと喉を通る心地よさがあり、最後まで満足度の高いコースでした。 落ち着いた空間で味わう和食とお酒は、都会の喧騒を忘れさせてくれる上質なひととき。 「和食 いぶり別邸 有楽町店」は、特別な夜に選びたい一軒です。
2025/09訪問
1回
田町駅すぐ、慶応仲通りにある「魚義 田町駅前店」さんで 2.5時間飲み放題付き《厳選和牛と海鮮の贅沢コース》をいただきました。 鰹のたたきポン酢は炙りの香ばしさと大根おろし、特製ポン酢が絶妙で、さっぱりとした口当たりが食欲をそそります。 続く牡蠣の酒盗ジュレはプリッとした身に濃厚なジュレが絡み、旨みが口いっぱいに広がる贅沢な一品。 お刺身は本マグロ、ヒラマサ、甘エビなど豪華5種盛り。新鮮で、切り口の美しさも印象的でした。 金目鯛の煮付けは1人半身という豪快さ!身がふっくらしていて、甘辛タレがしっかり染みて絶品です。 車海老の天麩羅は衣がサクッと軽く、身はぷりぷり。 和牛五目釜飯は具沢山で炊き立てアツアツ。さらに、出汁と薬味でひつまぶし風にも楽しめて感動! 最後は季節のミニケーキでほっこり。しっとり甘く、余韻まで美味しい。 お刺身と釜飯以外は全品個人盛りで取り分け不要なのも嬉しいポイント。 落ち着いた雰囲気の店内で、会食・接待・ゆったり飲みにもぴったりです。
2025/07訪問
1回
【鮮度が違う!魚好きの天国】 大山駅からほど近い《アカマル屋鮮魚店》は、駿河湾沼津港直送ならではのクオリティ。夕飯のおかずやおつまみに最適なメニューがずらり。 この日のおすすめは ・お通しはワラサorくじらのお刺身でスタート ・名物「海鮮ゴロ焼き」はイカの肝だれが濃厚で絶品! ・「鮮魚7種盛り」は太刀魚、黒むつ、カサゴなど珍しい魚も入って豪華 ・「カサゴ姿揚げ」はインパクト大&サクサクで香ばしい ・「アジのお造り」は脂のノリがよくとろける旨さ ・「とろたく巻き」はトロのふわっとした食感がたまらない ・「食べる点滴」は酒粕とレーズンの組み合わせが不思議とクセになる 落ち着いた雰囲気の中、サクッと一杯どころか何杯でも進むお店でした。 魚が主役の居酒屋をお探しの方に心からおすすめ!
2025/06訪問
1回
食べログ ホットレストラン 2025 受賞店
新宿西口、新宿三丁目、新宿/海鮮、居酒屋、かに
\水産卸ならではの美味海鮮と日本酒を堪能!/ 新宿駅東口からほど近いロケーション。落ち着いた雰囲気の個室で、滋味深い肴と選び抜かれた日本酒を楽しめるお店です。 ▼いただいたのは下記のお料理とお酒。 手作り北海松前漬け 北海にしんの切り込み 北海三宝祭り ⇒どれも味が濃いめでお酒が進む! かんぱち、本マグロのお刺身 ⇒ほどよい脂がのっていて口の中でほどける 豚の角煮 ⇒上品な仕立てが◎ 活物地はまぐり 活ほたてバター焼き ⇒貝の旨みが凝縮!絶品です。 桜鯛のフリット ⇒バジルソースとともに。鯛のふわっとした食感がよし。 やりいかのお造り ⇒エンペラからゲソまで、あらゆる部位を堪能できた! 特選炭火焼き鳥おまかせ盛り合わせ 5本 ⇒海鮮だけがお得意というわけではなく、焼き物も絶品。 「日本酒」 三井の寿 ⇒スラムダンクの登場人物はこのお酒からインスパイアされたんだそう! 黒龍 十四代 秘伝玉返し 十四代 中取り無濾過 ⇒えっと、十四代まで取り揃えているなんてすごくないですか!? 友人知人と新宿で旨い日本酒を楽しみたくなったら、間違いなくこちらをセレクトします!
2025/04訪問
1回
\誰もが絶対、お通しのクオリティに驚くはず!/ カウンターとテーブル席合わせて17席のこばりさん。常連さんで賑わう、池袋の名店です。そして、 我々も常連のひとりになりたい!と強く思った食体験でした。 ▼いただいたのはオススメメニューと2時間の飲み放題。 ◎お通し ・牛炙りしゃぶしゃぶ(十勝牛) ・ぶりの炙りしゃぶ ・赤海老のお刺身 ⇒この3品がお通しなんです。信じられない!オーナーのこばりさんいわく「お通しは原価率100パーセントで提供している」んだそう。もう、ぶっとび~(→死語)です! ちなみに、牛肉はこばりさんがバーナー二刀流で炙ってくださいます。ぶりはごま油をまぶした後、各々が直火で軽く炙り、お塩でいただきます。赤海老もむちむちで美味しかった! ◎生牡蠣 ⇒岩手県広田湾の牡蠣。大きい牡蠣はみずみずしくて旨みバツグン!幸せ( ´˘` ) ◎鶏むね肉のレアカツ ⇒千葉県の水郷鶏を使用。なんでこんなにしっとりしてるの!?むね肉特有のパサつき感は皆無。 ◎炙りえんがわ ⇒こちらもこばりさんにバーナー二刀流で炙っていただいたあとに、レモンと塩で。脂の旨みがたまらん。 ◎とろとろ煮豚 ⇒千葉県のSPF豚を使用。澄んだ煮汁までペロッといただける、〆にふさわしい上品な逸品。 提供された料理どれもが素晴らしく、コンパクトな厨房が魔法のようでした。そしてオーナーのこばりさんのお人柄も素敵!料理はもちろん、こばりさんとまたお話したい、そんな居心地の良さを感じた、とっておきのお店です。
2025/03訪問
1回
\幻の和牛「尾崎牛」と三重尾鷲産「もちもちマグロ」に舌鼓/ ▼いただいたのは3時間の飲み放題付き、全9品のせんごくコース(1人5000円) 宮崎グルメをリーズナブルに楽しみたい方におすすめ。また、三重尾鷲産「もちもちマグロ」をいただけるのは、都内でもここだけなんだそう! ★本日の前菜 ⇒茹で枝豆 ★プリプリ海老の温玉シーザーサラダ ⇒茹でエビ+温玉+シーザードレッシングと好きな人にはたまらない組み合わせ。 ★まぐろのほほ肉レアステーキ ⇒口の中で旨みがじゅわっと広がる! ★宮崎名物・チキン南蛮~特製タルタルソースをかけて~ ⇒湯気舞うアツアツの状態で提供。野菜嫌いの同行者も付け合わせの野菜までペロリ。 ★マグロのねぎま串 ⇒本当の意味での「ねぎま」。とろっとろのネギ、ほろほろのマグロをアツアツでいただく。美味しい! ★尾崎牛肉寿司 ⇒お肉はめちゃウマ!ごはんがギュッとかたまりすぎていたのが少し残念。 ★選べるメイン ・尾崎牛脂入りもつ鍋 ⇒上品な味付けだからこそ、もつの旨みがよくわかる! ★〆雑炊 ⇒お米が洗ってあってパラパラ。こういう気遣いがうれしい。 ★本日のデザート ⇒ミントの生葉がのったバニラアイス きれいな個室でゆったり食事がいただけました。 ごちそうさまでした!
2025/03訪問
1回
池袋駅東口から徒歩約2分、ヤマダデンキLABI池袋7Fにある【忠治】さん。 ここでは、都内ではなかなかお目にかかれない群馬県の食材をふんだんに使った上州料理と、新鮮な海鮮、日本各地の銘酒を堪能できます。 この日はまずお刺身盛り合わせ(マグロ・サーモン・カンパチ・ミズダイ・エビ)から。 マグロはねっとり濃厚、サーモンは脂の甘みがとろけ、カンパチはコリコリと心地よい歯ごたえ。ミズダイは上品で繊細な甘み、エビはプリプリ食感が楽しめます。鮮度の良さが一口ごとに伝わります。 続いて馬刺し3種盛り(赤身・ハツ・はらみ)。 赤身はさっぱりとしながらも濃い旨み、ハツは歯切れよく香ばしさがあり、はらみは噛むほどに甘みが広がります。部位ごとの違いがはっきりわかる贅沢な盛り合わせです。 地鶏もも肉の鍬焼きは、表面は香ばしくパリッと、中は弾力のあるジューシーな身。上州地鶏特有のしっかりとした肉質と旨みが堪能できます。 地鶏出汁の特選玉子焼き(明太子チーズ入り)は、ふんわり優しい甘さの玉子に明太子のピリッと感とチーズのコクが加わり、箸が止まらない美味しさ。 鶏もつ煮は臭みがなく、柔らかく煮込まれ、甘辛いタレがしっかり染みています。お酒にもごはんにも合う味わい。 サーモンの押し寿司は脂の旨み、酢飯の酸味が絶妙に調和しています。 〆には地鶏出汁のこだわりうどん。幅広のひもかわうどんが透明なお出汁とともに供され、じんわり身体に染みる優しい味で、最後まで満足度高め。 合わせたのは日本酒「飛露喜」。芳醇な香りとキレのある飲み口で、魚にも肉にも相性抜群です。 群馬県出身の料理人が現地から直送する希少食材を、都内で味わえる貴重なお店。 池袋で海鮮と郷土料理、そして銘酒を一度に楽しみたいなら間違いなくおすすめです。
2025/08訪問
1回
新潟の旨いを凝縮した和食店
2025/12訪問
1回
香ばしい炭火焼きには、岩手県のブランド豚“岩中豚”や、福島県の銘柄鶏“伊達鶏”を使用。炭の香りと肉の旨みが見事に調和しており、特に「伊達鶏もも一枚炙り焼き 柚子胡椒添え」は、皮目の香ばしさと肉汁のジューシーさが格別。柚子胡椒の爽やかな辛味が味を引き締めてくれます。 海鮮は毎朝豊洲から仕入れているとのことで、この日は「本マグロの刺身」からスタート。脂のりが良く、口に入れるととろけるような食感。加えて「新さんま塩焼き」は炭の香りをまとい、旬ならではの脂の旨みが際立ちます。冬の味覚「白子ポン酢」や「生牡蠣」も新鮮で、濃厚な旨みをさっぱりとしたポン酢が包み込みます。 焼き物では「白レバー」や「つくね」、「プチトマト巻」など串の種類も豊富。どれも丁寧に串打ちされ、炭火で焼き上げられた香ばしさが印象的です。中でも白レバーはとろけるような食感で、臭みがまったくなく絶品。 〆にいただいた「岩中豚バラ丼」は、柔らかいお肉に炭の香りがしっかりと染み込み、タレの甘辛さと相まって至福の一杯。日本酒も銘柄が豊富で、どの料理にも合うお酒が見つかります。 炭の香ばしさ、旬の鮮魚、そしてお酒の調和が楽しめる、大人の隠れ家のような一軒。デートにも仕事帰りの一杯にもぴったりの居酒屋です。
2025/11訪問
1回
六本木で鮨をいただくなら、まず候補に挙げたい一軒。「鮨 四(yon)」は黒を基調とした和モダン空間が印象的で、落ち着いた雰囲気の中で江戸前鮨が楽しめます。席ごとの余白がしっかり確保されており、特別な時間を過ごしたいときにぴったりのお店です。 こちらの鮨は、赤酢を使ったシャリが特徴。まろやかな酸味と甘味のバランスが良く、ネタとの調和を考えて温度や配合を細かく調整しているとのこと。ふんわりほどける握りで、一貫ごとに完成度の高さを感じました。 今回は【月コース】をいただきました。 名物の「ミルフィーユ(とろたく×雲丹×キャビア×金箔)」は、濃厚なトロと沢庵の食感、雲丹の甘さが重なり、そこへキャビアの塩気が加わる贅沢な一貫。味のバランスが素晴らしく、鮨四を象徴する華やかなスタートでした。 スズキ(ポン酢)は清涼感があり、ガリとの相性も抜群。カツオ(しょうがネギ)はむっちりとした食感で旨味が濃く、ネギとしょうがが香りのアクセントに。コース序盤から満足度が高い流れです。 カジキマグロの磯辺焼きは、板前さんが手渡しで提供してくれるライブ感のある一品。香ばしさが心地よく、温かい料理ならではの軽やかな風味が良い箸休めになります。 握りは、中トロ、ブリ、昆布締めエンガワ、シマアジ、アオリイカ(竹炭塩×スダチ)、金目鯛と続きます。どれもネタの状態に合わせてシャリの温度が最適化されており、一体感が非常に高い仕上がり。特に昆布締めエンガワは旨味が凝縮され、噛むほどに味わい深い一貫でした。シマアジは分厚い身にしっかり脂が乗っており、アオリイカはスダチの香りでキレ良くまとまっています。金目鯛は身がほろりとほどけ、上品な旨味が広がりました。 茶碗蒸し(鯛・浅利・ユリ根・フカヒレ餡)は具材が大ぶりで、甘めのお出汁とともに贅沢な味わい。ホッキ貝の串は弾ける食感と香ばしさが印象的。柚子味噌のふろふき大根は、優しい甘さと香りでコースに季節感を添えてくれます。 後半の握りでは、コハダ、赤身漬け(柚子胡椒)、ズワイガニ、江戸前煮穴子が続きます。コハダは美しい締め具合で、赤身漬けは柚子胡椒の爽やかな香りが鼻に抜けるバランスの良い仕上がり。煮穴子はふわふわで、口の中でとろけるような柔らかさがあり、職人技が光る一貫でした。 締めには、手のひらに海苔をのせ、シャリといくらを豪快に盛りつけてくれる「こぼれいくら手巻き(金箔)」。見た目も体験も華やかで、食べる瞬間までワクワクする一本です。 しじみ×青海苔のお吸い物と、優しい甘さの玉子焼きでコースは締めくくられます。 そして最後に、お店を後にする際に「いなり寿司のお土産」をいただきました。甘さ控えめで上品な味付け、ふんわりとした赤酢シャリが美味しく、帰宅後まで幸せの余韻が続く嬉しい心遣いでした。 味、空間、所作、サービスのすべてが洗練されており、六本木で特別な鮨体験を求める方に胸を張っておすすめしたい名店です。