2回
2020/11 訪問
魂を抜かれた夜
お料理のお写真をご披露できないのが残念です
2020/11/10 更新
2019/12 訪問
圧倒的な実力に、恐れ入りました
こちらにお誘い頂いたのは、約1年前になります。
ミシュラン三ツ星、食べログゴールド。
そんなお店にはやや懐疑的になってしまいますが、結論、その実力に捩じ伏せられて、評価がストンと腑に落ちました。
お出汁の塩梅がツボ過ぎて、鳥肌がたつぐらいでしたし、
味付けのバランスが見事。
器の素晴らしさも圧巻。
お写真がお見せ出来ないのが、こんなに残念だったことは有りません。
私のつたないボキャブラリーでは、一つとしてお料理をお伝えできない気がします。
メモも写真もとらずにお料理をたのしみましたので、抜けていたら大変失礼ですが、
頂いたお料理です。
◇ 柚子茶
◇ 雲子の裏ごし 蕪蒸し
◇ お椀 松葉蟹真薯
◇ 虎ふぐ叩き、鉄皮 虎ふぐ白子あえ
◇ 柚子釜 飯蒸し 雲丹
◇ 香箱蟹 りんごジュレ
◇ 海老芋団子 柚子味噌
◇ 海鼠酢の物 このこ和え
◇ 虎ふぐ 柚庵焼
◇ 食事 土鍋ご飯 味噌汁 ぐじ味噌漬け 香の物
◇ 水菓子 紅マドンナキャラメリゼ ラ・フランス
◇ お薄
何とか再訪出来ないものか願っておりますが、
2020年はもう予約でいっぱいとの事。
無理な願いより、今回伺えたことを冥土の土産と感謝致します。
本当にありがとうございました。
ごちそうさまでした。
2020/02/03 更新
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1年ぶりに、神の声が降り注ぎました。
一も二もなくお返事し、京都へ一路・・・二度目は無いと思っていた飯田さんの、今回はカウンター貸切りのお席です。
ご一緒様も気心知れた方ばかりでしたので、安心してお味を堪能し、時に叫び、時に溜め息、
私にはパーフェクトと思えるお味を心から堪能させていただきました。
皆様が仰る、美術館級の器の数々は、もちろん溜め息の眼福ではありますが、
私は、春のパン祭りのお皿に載っていても、魂を抜かれていたと思います。
まず一皿目の「真穴子の焼き霜」
焼き霜造りは、もともと大好きですが、真穴子の甘み・身の噛みこごち・皮目の脂と香ばしさに、土佐酢の塩梅が見事で、
完璧だ・・・と、すでに魂を抜かれました。
煮物椀は「銀杏餅、鶉のたたき、柚子皮・針人参・軸蓮草」
利尻昆布と本枯節の香りに柚子が蓋を開ける前から漂って、思わず瞳孔が開きます。
強めの鶉のたたきを銀杏餅の、ねっとりした苦甘さが包んで、これも見事。
いつ頂いたのかわからないうちに無くなっていました。
そして「白甘鯛のお造り」
八幡浜産の白甘鯛は2日熟成。脱水で水分は抜け、程よい塩気でより本来の甘みが際立っています。
海苔を、さっと煮あげたものが醤油代わりで、香ばしさも加わりますが、これは甘鯛の旨みが強くなければ、甘鯛が負けてしまいます。
本当に素晴らしかった。
付け合わせの蝦夷馬糞雲丹(浜中産)、菊の花、鱗素揚げも各々が驚くべきクオリティでした。
と・・・
この調子で書いていったら大変なことになりますね。
後に続くお料理も、同様に素晴らしく、私は本当に魂を置いてきてしまった心地がいたします。
回収できる見込みは無いので、腑抜けのオババとして暮らしてまいります。
お献立は、ご一緒様のほぼコピペでm(__)m
◇ 紫蘇香煎茶
◇ 真穴子の焼き霜、土佐酢掛け大根卸し
◇ 銀杏&餅米の練り餅、鶉のたたき、柚子皮・針人参・軸蓮草
◇ 白甘鯛のお造り 蝦夷馬糞雲丹・海苔・山葵・菊の花・鱗揚げを添え
◇ 京番茶で燻した鯖の棒寿司
◇ 鰆と唐墨の層重ね、つくね芋とトンブリの銀餡 丹波栗掛け
◇ 炭火焼き笹鰈 骨煎餅
◇ 牡蠣の素揚げ 実山椒醤油掛け
◇ 柿・胡瓜・人参・揚げ麩の胡麻和え
◇ 菱蟹と千長芋の和え物
◇ 源助大根と海老芋・京菊菜の焚き合わせ
◇ お食事 にえばな・お味噌汁・お漬け物・ちりめんじゃこ・実山椒醤油掛けご飯
◇ 代白柿のブランデー漬け
◇ 丹波栗のお汁粉 お抹茶
本当に素晴らしいお席でした。
お誘いを心から感謝申し上げますm(__)m
ご一緒様、ありがとうございました。
大将、素敵な女将さん、大変大変、ありがとうございました。
ごちそうさまでしたm(__)m