18回
2025/07 訪問
寛ぎながら驚かされる、稀有なミシュラン店
山形 茶豆の揚げ豆腐。お匙を入れた途端に立ち上る、あの土臭いような夏の香り、ニッコリうっとり懐かしい♪
天草の鱧、山形の賀茂茄子。吸い地にはっきりと鱧のお出汁を感じます。煮含めたような賀茂なすの美味しい事!
大分 伊佐木・愛知 障泥烏賊・気仙沼 鰹 卵黄醤油。藻塩も甘みを引き立て美味、昆布醤油の旨みとともにいただくのも、やっぱり好き。
大分 伊佐木・愛知 障泥烏賊
気仙沼 鰹 卵黄醤油。ため息が出た、モチモチの、美しい鰹様。宮古島の鰹の身贔屓もありながら、う〜、美味しい。
岐阜長良川の天然鮎 これに会いたくて体調を整えてきた。開店以来ずっと変わらない仕入れ先、信頼の鮎。大沼さんの鮎は身の甘さが際立って香り高い。
膨大な蓼を使った、密度の濃い、もはやスムージーのような蓼酢。これが最高なんです♡
華美では無く、でも美しい八寸。一つずつ丁寧に作られ、それぞれとても美味しい。鱧の卵の煮凝りはもっとずっと食べていたい。弾ける玉蜀黍と、海苔を感じる鮑が特に印象的♡
冷やし鰊蕎麦 ホロホロなのにに崩れていない鰊が強烈。絶品のお蕎麦とお出汁で最高 !!
毛蟹真丈 冬瓜 毛蟹の出汁餡。毛蟹真丈はマンマ蟹の身。中に内子の塊もゴロリでした。蟹の甲羅で取った餡も雑味無くキレイ。それを吸った冬瓜がまた美味。
満腹状態の私の目の前に、天ぷら鍋をもっていらして、巨大な穴子をジュワ〜!(• ▽ •;)
明石の穴子 良く揚げて香ばしさを引きだす。身が分厚く・・・少しだけそのまま食べさせて・・・
三つ葉と山椒を加え、激しく混ぜる・混ぜる
明石の穴子天婦羅 土鍋炊きごはんの天バラ。もう、最高としか言えない・・・お腹いっぱいでヤバイ状態ながらお替りした。
白桃、アールグレイ、自家製求肥のアイス最中。冷や汗が流れつつ。
2025/07/27 更新
2024/07 訪問
期待を超えて、驚くばかりの大沼さん♪
帰省して、羽田から直行致しました。
大好きな「大沼さんの鮎」を逃すまじ!です。
いつも思うのですが、大沼さんの焼き物は本当に美味しくて、
炭火の香ばしい香りを纏い、ふっくら (人 •͈ᴗ•͈)
特に鮎は、ワタの苦み、身の甘みを堪能できて、コレをいただかないと夏が越せない気分 ww
更には、蓼酢が素晴らしくて、今回も飲み干してしまいました (笑)
今回は、その大好きな焼き物がみたび登場致しました。
鱧の付焼きは「うざく」ならぬ「鱧ざく」に、
鰻の蒲焼きに至っては、皮パリの関西風地焼きで、〆の絶品土鍋炊きごはんと共に登場(◎▽◎)♡
しあわせだぁ〜♪
他にも、絶品の冷やし二八蕎麦のトッピングが「黒鮑と黃韮」だったり、
煮物代わりが、「稲取の金目鯛とズワイ蟹餡」なんて主役級だったり、
例の、「猪メンチ」にも再び逢えて、
ビックリと嬉しさの波状攻撃でしたヾ(*’O’*)/
今回、大沼さんに到着するまでの間、
「きっと鮎は食べられるよね・・・あの蓼酢も楽しみすぎ。猪メンチは今日は無いよね。期待するとガッカリするから無いと思っておこう・・・」ナンテ、悶々と妄想しておりました。
その期待を超えて、本当に驚かせて頂きました。
今回も素晴らしかったです♡
次はいつ伺えるかしら。
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※
◇ 先付 春菊の揚げ豆腐
◇ お椀 牡丹鱧に梅・山形のジュンサイ
◇ 造り 明石の真鯒、鬼鯵・三重の障泥烏賊
◇ 焼物 長良川の天然鮎・雷瓜の白和え・梅酢茗荷
◇ 八寸 ・ 山形の桜桃
・ 山形のフルーツトマト、大葉のジュレ
・ 佐島の蛸 柔らか煮
・ 鱧焼きと胡瓜の酢の物
・ 鱧の子 煮凝り
・ 玉蜀黍のムース 車海老と枝豆の出汁ジュレ
◇ 凌ぎ 蒸し黒鮑 肝ソースと黄韮の冷やし二八蕎麦
◇ 煮物 稲取の金目鯛 鱗揚げ 北海道ズワイ蟹餡かけ
◇ 揚物 広島の猪メンチカツ 筍と大葉入り
◇ 食事 ・ 土鍋白飯
・ 浜名湖鰻の蒲焼 ジャコ山椒
・ 香の物 と 赤出汁
◇ 菓子 パッションフルーツアイス と 求肥 の 最中
春菊の揚げ豆腐 この先付が登場すると、大沼さんに戻ってきた!と実感、ワクワクです。
お椀は、牡丹鱧に梅・山形のジュンサイ。この時期、これが食べたいを叶えて下さるのが大沼さん♪
明石の真鯒、鬼鯵・三重の障泥烏賊 美味しいお刺身も念願でした。
大沼さんの鮎は、ワタの苦み、身の甘みを堪能できて、コレをいただかないと夏が越せない気分 ww 更には、蓼酢が他所では見られないほど素晴らしい。付け合わせの雷瓜も、食感が良くて美味しゅうございました。
涼を呼んでくれるような八寸。仕込みの手間がかかっているのが良くわかりました。焼きたての鱧の香りがたまりません♡
今回も驚かされた、二八蕎麦。蒸し黒鮑 肝ソースと黄韮。
鮑はやわらかぁ~に酒蒸し。肝も美味しい。黄韮は大好物!思わず足りないっ!と叫んでいましたww
さて煮物で終盤ね、なんて思っていたら、稲取の金目鯛とズワイ蟹餡なんて主役級~(^^♪
牛肉はあまり好んではいただかないので、この猪メンチが登場してから喜び爆上がりです。今回は筍のシャキシャキが加わって、更に美味し~♡
炊きたての土鍋ご飯、パチパチとお焦げに爆ぜる音が心地よく、薫りも最高。
白飯のお供は、浜名湖鰻の蒲焼き。皮パリの関西風地焼きで最高!ジャコ山椒も山形の山椒の実が爽やかで絶品でした。
今回のアイスはパッションフルーツ。薫りが大好き(*^^)v
2024/07/08 更新
2024/05 訪問
目くるめく、大沼ワールドが異次元に☆
この日の「茜坂大沼」さんは、私が言うのも大変おこがましいけれど、
まるで新しいモビルスーツを身につけたかのように、進化?、脱皮?、NEXT STAGE?に、息を飲む思い・・・
「やっと、思った通りの鯛も手に入りました」と生き生きとした表情、
新しい仕入れ先さんに巡り逢ったとの事ですヽ(。◕o◕。)ノパチパチ。
その言葉通り、お造りの素晴らしい事!
大好きな由良の雲丹に、江戸前の細魚、そして明石の鯛・・・
桜鯛の時期からは外れるのかしらと思ったのも束の間、モッチリとした弾力、旨み、甘みにビックリ。
美味し~~~♡
この日は、いつもの〆の炊き込みご飯では無くて「鯛茶をご用意しますよ」との事、
嬉しそうな表情に、思ったものを造れる事が、料理人さんの喜びなんだなぁ、と改めて感じました。
もう一つ、魂消た!Σ(・ω・ノ)ノ のは、「広島の猪」です。
これもまた仕入れ先さんとの新しい繋がりの様です。
沸々と土鍋から、筍とお出汁の良い香りが立ち昇ったかと思うと、猪ロースをシャブシャブ、
名残の花山椒をバサッと投入~。ひえ~~ ( ;∀;)♡
続いて次に、なんと「猪のメンチカツ」!
大沼さんらしく、一緒に山独活と行者大蒜、隠し味にお味噌、本当に良いお味です。
これ、新たな名物になりそうな美味しさです。
毎回たべた~い♪ ♡(ӦvӦ。)
書ききれないので、お写真にコメントいたしますが、この日は最初の「桜海老の揚げ豆腐」から凄くって、
「桑名の蛤冷やし蕎麦」、あれもこれもNEXT STAGE の素晴らしさでした。
これはもう、季節ごとにせっせと帰省して、大沼詣でをしなくてはなりませんね。
仲良し食べ友様との、本当に楽しく、美味しい時間に感謝です。
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※
◇ 先付 桜海老の揚げ豆腐
◇ お椀 鮎魚女・蕨・月山筍
◇ 造り 由良の雲丹・江戸前細魚・明石二見の真鯛
◇ 焼物 北海道の桜鱒・大原野の白子筍・こごみの胡桃和え
◇ 八寸 ・ 山形のジュンサイ
・ 稚鮎の天麩羅
・ 佐島の蛸 柔らか煮
・ 大原野の白子筍 木の芽和え
・ ヤングコーン 海鼠腸クリーム掛け
・ 豆乳プリン 車海老とそら豆の出汁ジュレ
◇ 凌ぎ 桑名の蛤とウルイの冷やし蕎麦
◇ 煮物 広島の猪の出汁しゃぶ・白子筍・花山椒
◇ 揚物 広島の猪メンチカツ 山独活、行者大蒜、山椒
◇ 食事 ・ 土鍋白飯
・ 馬面剥ぎの肝和え 明石二見の真鯛 天然三つ葉 煎茶
・ 香の物 と 赤出汁
◇ 菓子 宮崎 太陽のタマゴ マンゴーアイス と 求肥 の 最中
桜海老の揚げ豆腐 もはや代名詞の揚げ豆腐は桜海老 ギリギリ固まるトロトロを口に運ぶと、桜海老の香ばしさが広がりました。
お椀は、鮎魚女・蕨・月山筍。吸い地の美味しさに思わず全部飲んでしまいそうになる。いけない、いけない。
大好きな由良の雲丹に、江戸前の細魚、そして明石の鯛。桜鯛の時期からは外れるのかしらと思ったのも束の間、モッチリとした弾力、旨み、甘みにビックリ。 美味し~~~♡
北海道の桜鱒・大原野の白子筍・こごみの胡桃和え 大原野の白子筍もラストとの事。ギリギリセーフ♪ 大沼さんの焼き物はいつも最高で、中がレア気味の桜鱒がしっとり♡
いつも素晴らしい八寸。サイマキの火入れ具合なんて、最高です。ヤングコーンにかかった海鼠腸クリームも特許取れそうです。
桑名の蛤とウルイの冷やし蕎麦。蛤のミネラル感が染み出たお汁が最高!\(^o^)/ お蕎麦も本当に美味しい。
ナナナント、煮物は広島の猪の出汁しゃぶ・白子筍・花山椒。季節に追いつけ、帰ってきた甲斐がありました♡
ヤバい「猪のメンチカツ」!大沼さんらしく、一緒に山独活と行者大蒜、隠し味にお味噌、本当に良いお味です。 毎回いただきたいぐらいなんですけど ♡(ӦvӦ。)
熱々、肉汁ジュワ~~(^^♪
今日は土鍋炊きの白飯
お食事セット。
馬面剥ぎの肝和えと明石二見の真鯛
脂が乗った馬面剥ぎの肝和え。メチャクチャ美味しくて、困るぅ~、ご飯が無くなる。
明石の鯛は、天然三つ葉とたっぷりの山葵で鯛茶。チリチリと火が入る瞬間をムービーに撮れば良かった。ずっと眺めていられたのに。
宮崎 太陽のタマゴ マンゴーアイス と 求肥 の 最中
2024/05/14 更新
2024/03 訪問
私の、精神安定剤的 美食処。
引越を控えて、特に何って事もないのに、毎日がザワザワする・・・
そんな時には、大沼さんに伺って 落ち着くしかないっ!、と、今回も、仲良し様に付き合って頂きました m(_ _)m
春節の頃の、インバウンド大盛況は存じておりましたが、そろそろ落ち着いた?と思いきや、
カウンターは私たちを除き、全員欧米の方々でビッシリ
(;´▽`A``
そんな雰囲気を、普通なら苦手に思うのだけれど、
お弟子君が一生懸命で、紙芝居のようなメニューを説明なさるのを見て、カウンターには笑顔が広がります。
その紙芝居も、自主的にお弟子君が作ったとの事、
それを見守る大沼さんが、そっと「人には恵まれています」と笑顔 (θ‿θ)
美味しい物を頂きながら、大好きなお友達と、「あったかオーラ浴」が出来るのが、
駆け込み寺「茜坂大沼」さん、最大の魅力かもしれません (灬º‿º灬)♡
さて、お料理。
早春の目当ては、何と言っても「蕗の薹の揚げ豆腐」です。
季節で変わる、この先付も「蕗の薹」は別格に感じます。
限界までトロトロで、良く形を保っているモノだと感心しきり、
超熱々を掬って頂けば、口から鼻に抜ける、蕗の薹の香りは絶品中の絶品です♪
加えて、今回は虎河豚終いもさせて頂き、
季節の移り変わりを存分に楽しませていただきました。感謝です♡
今年は、南の島からチョクチョク戻ってまいりますが、出来ればその都度、
駆け込ませて頂きたいなぁと、しみじみ。。。です。
今回も、最高に美味しかったです。
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※
◇ 蕗の薹の揚げ豆腐
◇ 九十九里の蛤真薯
◇ 天然虎河豚 てっさ・煮凝り、鮟肝
◇ 造り 稲取金目・障泥烏賊 桜塩と、特許昆布醤油
( 昆布醤油の特許を取られたそうです。瓶詰の販売を待ってます(*^^)v )
◇ 天然虎河豚 白子炭火焼き
◇ 八寸
・鯛の白子の茶碗蒸し うすい豆餡 ・干柿に海鼠腸クリーム ・筍 木の芽和え
・揚げ白魚の桜塩 ・蛍烏賊 沖漬け ・閖上赤貝と春野菜の黄身酢
◇ 手打ちの二八蕎麦 花山葵
◇ 筍と蕗の炊き合せ 若芽のたたき餡
◇ 蛍烏賊と菜花の炊き込みご飯 味噌椀 香の物
◇ 苺アイスと求肥の最中
早春の目当ては、何と言っても「蕗の薹の揚げ豆腐」。 限界までトロトロで、良く形を保っているモノだと感心しきり、 超熱々を掬って頂けば、口から鼻に抜ける、香りは絶品中の絶品♪
九十九里の蛤真薯。先ずは吸い地で溜め息。シンプルな真薯も蛤の主張がしっかり。
この冬の虎河豚終い。身がびっしりの煮凝り、一本丸ごと食べたい♪
大好きな大沼さんのお造り。ビックリしたのは、昆布醤油の特許を取られたとの事。桜の香りのお塩も良かったです❀
天然虎河豚 白子炭火焼き。焼き物もいつも美味しくて、河豚の白子も濃厚に凝縮されていて最高でした。
まさに「今」を感じる八寸。本当におみごとです!どの小鉢をとっても、感心する美味しさです。
手打ちの二八蕎麦に花山葵。いつもイケズ!って思う量ww。掛け汁が超美味しくて、勿論飲み干します。
筍と蕗の炊き合せは若芽のたたき餡で頂きます。捕りたての穀物のような香りの筍、うっとり♡
毎回楽しみな〆ご飯。今回は蛍烏賊と菜花。
菜花は素揚げして、薫りとコクを引き出し、その後お出汁に漬けてから使うとの事。事も無げにそう語る大沼さん、凄い。絶品でした。
この甘みが丁度よく、ドストライクなデサート。苺アイス美味しい♪
「昆布醤油及びその製造方法」! 商標登録も申請中だそうです。昆布醤油、美味しいですよ(*^^)v
2024/03/25 更新
2024/01 訪問
春菊、白味噌、河豚に芹。
和食初めは、大好きな「茜坂大沼」さん。
大沼さんファンの、仲良し3人で伺いました (*^^)v
またまた、結論から言うと ツボ 過ぎ、
年の初めから「ついてるゾ~~ッ 」と、幸せな気持ちになりました \(^▽^)/
シグニチャーの揚げ豆腐、何かな ? 何かな ? とヒト盛り上がりし、
「春菊♡!」嬉しい~!、熱々を掬って口に入れた途端に広がる芳香に、一同フワァ~ッ♡
続くお椀を開けると、白味噌の甘い香りが広がり、明石の鯛で目出度い「白味噌雑煮」♪
京都の白味噌雑煮は甘くコッテリで、お出汁を引かずに西京味噌を楽しむものも多いけれど、
大沼さんはお出汁感たっぷりで、お味噌の甘い深みが加わります。
更に、香ばしく炭火で炙った鯛自体も美味しくて、最上級、寿ぎを申し上げたくなりました♡
そして、この日の大沼サプライズは、天然虎河豚!
一番好きなお魚は河豚!を貫く私はアドレナリンが噴き出しますww
てっさ、煮凝り、唐揚げで堪能し、「大沼さん、お主も ナカナカ 悪ヤノー ☞ ̄· ̄☞」と悪代官顔になってしまいました。
そして、最高潮がラストに Σ(・ω・ノ)ノ!
毎回のお楽しみ、土鍋ご飯は、な~んと、大好きな「鰆と芹」!!!
芹の香り、歯触りも超最高ながら、鰆の旨みを吸いこんだお米が強烈です
過去最高の土鍋ご飯だったかもです・・・( ꈍᴗꈍ)
偶然にもこの日は貸切状態、
昨年はずっーーーと個室まで満席で、賑やか続きだったので ( 大沼さんには申し訳ありませんが ) 、存分に歓声を上げながら楽しませて頂きましたヽ(^o^)丿♡
本当に素晴らしかったです。
次は蕗の薹揚げ豆腐を狙わなくちゃです ( ̄ー ̄)ニヤリ
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※
◇ 春菊の揚げ豆腐
◇ お椀 明石の鯛炭火焼き 白味噌雑煮。
◇ 山口 天然虎河豚・煮凝り 余市の鮟肝添え
◇ 横須賀 太刀魚の炭火焼き 大根とリンゴの染めおろし 甘酢茗荷
◇ 山口 天然虎河豚の唐揚げ
◇ 八寸
・ 雲子の茶碗蒸し
・ 赤海鼠の酢の物、柚のジュレ
・ 山形豚の角煮 長葱のソース
・ 慈姑のチップス
・ 糸魚川毛蟹のコロッケ 黄身酢
・ 松前漬
・ 射込み干し柿 海鼠腸クリーム
◇ 山形 ムキ茸の冷かけ蕎麦
◇ 萩の甘鯛 山形 聖護院蕪蒸し
◇ 鰆と山形の芹 ご飯 味噌汁 香の物
◇ 酒粕のアイス最中
シグニチャーの揚げ豆腐、何かな ? 何かな ? とヒト盛り上がりし、 「春菊♡」嬉しい、熱々を掬って口に入れた途端に広がる芳香に、一同フワァ~ッ♡
お椀を開けると、白味噌の甘い香りが広がり、明石の鯛で目出度い「白味噌雑煮」♪お出汁感たっぷりで、お味噌の甘い深みが加わります。 更に、香ばしく炭火で炙った鯛自体も美味しくて、最上級です。
一番好きなお魚は河豚!を貫く私はアドレナリンが噴き出しますww。厚めに引いてます。の言葉に♡ 煮凝りも最高、添えられた鮟肝もそれだけで美味、てっさに包んでポン酢も美味。
いつも楽しみな、絶品の焼き物。今回は太刀魚の炭火焼きです。大根とリンゴの染めおろしで頂くのも大沼流、美味しい♡
天然虎河豚のカマの唐揚げ。一同無言で全集中!ケンタッキーばりに、コーラを合わせようとする方もww
名物の八寸。華美ではなく、心に染みる美しさです。
雲子の茶碗蒸しや、松前漬けで季節感も堪能。
糸魚川毛蟹のコロッケは、黄身酢で頂きます。身がぎっしり、旨み爆発です。黄身酢の優しさが大沼さんらしい。
お凌ぎ、なんでしょうけれど、主役の楽しみの冷かけそば。くっきり強い鰹出汁が最高に合ます。今回は山形の ムキ茸です。
蓋を開けた途端に薫る、聖護院蕪。凄い!山形のお父様の畑からのお野菜は、いつもお味が濃くて絶品です。
毎回のお楽しみ、土鍋ご飯は、な~んと、大好きな「鰆と芹」!!一同ヤンヤの歓声は言うまでもありません。芹の根っこたっぷりも嬉しい♪
芹の香り、歯触りも超最高ながら、鰆の旨みを吸いこんだお米が強烈です 過去最高の土鍋ご飯だったかもです・・・。オミヤにして頂いたオニギリが美味しかったこと!
いつも熱々のお味噌汁もひそかに楽しみです。
「酒粕のアイス最中」とお聞きして、想像から遥か上振れする濃厚アイスでした♡
メディアにも進出してイケイケで~す(*^^)v ファンが増えそう♡
2024/01/19 更新
2023/10 訪問
一人でも、みんなとでも、茜坂大沼。
お逢いしたかったお友達との女子会に、真っ先に頭に浮かぶのが、茜坂大沼さん。
一人で伺っても、大人数でも、しっくりハマって、更には、いつも期待をちょっと上回って、何とも大切なお店です。
実はこの秋、大沼さん一門は、京都の仁和寺でのお食事会を仕切られました。
秋真っ盛りの仁和寺のライトアップに、大沼さんのお料理がどれだけ映えたことか。
想像するしかないのが残念を超えます・・・
まったく大沼さんたら、このSNS時代にそれをお店のアピールに使わないとは・・・やきもきするオババなのでしたww
さておき、今回のお料理もドハマリ致しました♡
秋の野山を映したような八寸。
ご一緒様 (女性) がレビューにて「ばりくそ旨い」と評した栗は本当に素敵で、こんなに美味しい栗料理はお初かも。
生ものを召し上がれないご一緒様に、お造りに変わって供された「松茸茶碗蒸し」
思わず「え~~っ、ずるい!」と叫ぶと、「そう言うと思った」と笑いながらお出し下さった、「プチ松茸茶碗蒸し」は、歯ごたえ良く角切り松茸がゴロリと入っていて、なんとセンスが良いんだろうと感心しきりでした。
勿論、素晴らしい香りです♡
そしてお造りも、新たに浜松の漁師さん (あの、勢麟さんにお魚を提供していらっしゃいます) のお魚が入り始め、これから新たに楽しみも増えました \(^o^)/
今回は、本鮪の赤身を黄身醤油で頂きましたが、これも「ばりくそ」旨かった~♡
人様がいらっしゃるのを見聞きすると、がぜん伺いたくなる茜坂大沼さん、またあまり間を開けずに伺いたいものです♡
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※
◇ 落花生の揚げ豆腐
◇ お椀 帆立真薯・山形の天然舞茸
◇ お造り 稲取の金目鯛・長崎の白烏賊・浜松極漁丸さんよりの鮪 黄身醤油で
◇ オマケのプチ松茸茶碗蒸し
◇ 焼き物 淡路の真魚鰹 薩摩芋と茗荷の甘酢
◇ 八寸
・ 山形茸と春菊のお浸し いくら載せ ・ 山形の山栗渋皮煮の素揚げ ・ 愛知祖父江の銀杏
・ 八ヶ岳の食用鬼灯 ・ 長野パープルとシャインマスカットにカシューナッツの白和え衣
・ 炙り〆鯖と芹のお浸し ・ 唐墨餅
◇ 冷やし二八蕎麦 山形の網茸
◇ 炊き合わせ 土垂里芋、南京、佐島の蛸、法蓮草
◇ 炊きこみご飯 山形天然舞茸・山形山栗・三つ葉 いくら載せ
◇ 甘味 奈良の柿と白ワインのアイス最中 手作り求肥入り
もはやシグニチャーの揚げ豆腐。今回は落花生です。上品に香る落花生が凄い♪
お椀は、帆立真薯と山形の天然舞茸。吸い地に溜め息、帆立真薯の旨みで歓声、美味しゅうございました。
稲取の金目鯛に長崎の白烏賊。大好きな金目のお造りは、今回も皮がパリリ。稲取の金目でなくてはこうはならないそう。皮目の脂で皮が揚がっている感じです。
浜松の漁師さん、極漁丸黒田さんよりの鮪は黄身醤油で。これも「ばりくそ」旨かった。今後、遠州灘のお魚に乞うご期待♪
岩手の松茸茶碗蒸し。プチでオマケ♡歯ごたえ良く角切り松茸が入っていました。
いつも大好きな八寸は、すっかり秋の野山色。
逆からの眺め。唐墨餅は目の前で炙って。栗の渋皮煮を揚げたものが、ご一緒様曰く「ばりくそ旨い」!
間違いない美味しさの二八蕎麦。山形の網茸もお初な気がするけど、サクサクと美味しくていくらでも食べられそう。
焼き物は、淡路の真魚鰹。薩摩芋と茗荷の甘酢を合わせて。皮に箸を入れると、ブワッと湯気が上がる絶品の炭火焼き。焼き物、本当に美味しい。
炊き合わせは、土垂里芋、南京、佐島の蛸、法蓮草。土垂芋は山形の芋煮会に使われるそう。驚くほどシルキーな舌触り。
秋の、炊きこみご飯。山形天然舞茸・山形山栗・三つ葉
いつらを載せて、秋が溢れる♡
毎回楽しみな季節のアイス。今回は奈良の柿と白ワイン。アイス最中には、手作り求肥入り
2023/10/23 更新
2023/09 訪問
ピンポイントの丁度良さ。
最大級の褒め言葉として「丁度いい」♡
その「丁度良さ」がピンポイントをついてきて、存在が有り難い大切なお店です。
カウンターの隅っこに、いつも座って呑んでいたいけど、それは無理なので、今回もお誘いに喜んで飛びつきました(笑)
大沼さんや、お弟子の町田さんの顔を見ると、一気にニコニコ寛いでしまいます。
今回も揚げ豆腐からスタート。この時期は「新蓮根」です。
ギリギリやっと固まるトロトロさながら、時々蓮根のシャッキリが舌に触り、蓮根の味わいが判るのは、見事だなぁと感じます。
お椀は何とも美しい、鮎。
骨から取ったお出汁に、昆布を合わせて、ついため息をつくような滋味です。
ここ数年、夏が鬼門で、今年も大沼さんの鮎を逃した私は、このお椀が嬉しくて仕方ありません。
鮎は逃したものの、いつも大好きな焼き物は「まなかつお」です。
大沼さんの焼き物は、さりげないながら、いつも驚くほどふっくら。
炭火の使い方が本当に素敵で、お造りの金目の皮など、他では頂けないクオリティと感じます。
八寸もさりげなく手の込んだ物ばかりで、華美では無く美しい・・・♡
八寸という形態があまり得意ではありませんが、大沼さんだけは楽しみにしています。
お料理も、うまく言えませんが変に気持ちがザワつかなくて、
頂けばしみじみ美味しく「あぁ、今日も来られて良かった」、いつも思うのです。
今回は、訳あってご馳走になってしまったので、お蔵入りにしようかと思いましたが、
やはり、ご紹介したくなりました。
大変、心安らぎ美味しく頂きました。あーーまた行きたい♡
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※ ※ ※
◇ 新蓮根の揚げ豆腐
◇ 長良川天然鮎の炭火焼き、冬瓜、たでの葉、鮎の骨のお出汁で。
◇ お造り
・ 大分県産天然カンパチ
・ 福岡県産白イカ、げそ、みみ。
・ 稲取産金目鯛
◇ 鳴門のマナガツオの炭火焼き
◇ 八寸
・ 函館産ウニ、山形県産ミニトマト、沖縄県産もずく
・ 新潟県産毛蟹のコロッケ、黄身酢
・ 京都舞鶴産の〆鯖炙り、胡麻酢タレ、芹のお浸し。
・ 石川小芋 自家製カラスミ
・ 新銀杏の素揚げ
・ 佐島のタコの柔らか煮
◇ 冷たい二八蕎麦2種
・ 群馬県産ナメコ蕎麦
・ 宍道湖蜆の蜆出汁蕎麦
◇ 駿河湾産桜海老のひろうす
◇ カマスと奴ネギの炊き込みご飯 いくら掛け 蜆の赤出汁 香の物
◇ 桃とアールグレイのアイス最中
今回も揚げ豆腐からスタート。この時期は「新蓮根」です。
お椀は何とも美しい、鮎。骨から取ったお出汁に、昆布を合わせて、ついため息をつくような滋味です。
お造りの白烏賊は、ゲソも耳も。気取らなくて、しかも美味しい♡
焼き物は「まなかつお」です。大沼さんの焼き物は、さりげないながら、いつも驚くほどふっくら。
八寸もさりげなく手の込んだ物ばかりで、華美では無く美しい・・・♡
時期ごとの「蟹コロッケ」は大好き♡ 〆鯖の炙りも美味。
大好きなお蕎麦は2種(^^♪
宍道湖蜆の蜆出汁蕎麦。うんまぁ!!
駿河湾産桜海老のひろうすは、珍しい位はっきり濃い海老出汁。ひね生姜も辛みが強く、ガツンとした煮物でした。
カマスと奴ネギの炊き込みご飯。何ともコントラストが美しく、香りがたまらん、です。
新イクラをかけて。
お椀も蜆出汁が効いて美味しい。
めっちゃ、桃とアールグレイを感じるアイス最中。大好きなスイーツ♡
お土産にも大好きなイクラたっぷりが嬉しい♡
2023/09/30 更新
2023/05 訪問
「さりげなさ」に包まれて、ジワるお料理を。
本当に好きだなぁ、と思えるお店です。
今回は、始めて頂く山菜含め、「山菜仕舞い」をさせて頂きました ( ꈍᴗꈍ)♡
こちらの独特の居心地の良さは皆様が口をそろえて仰るけれど、本当に不思議なほど寛げます。
ミシュランの星を取るようなお店では、緊張をもって向かい、お料理の説明にも「ははぁ~っ!」と背筋を伸ばす、気弱なオババですが、
こちらでは、素のまま寛ぎ、お料理を100%楽しめます。
大沼さんは、うっすら笑顔の表情も変えずに、フツーにお料理をお出し下さいます。
それなのに、ヤングコーンにトロリと掛ったソースが、海鼠腸と生クリームのソースだったりして、その何とも言えない深みのある味わいにまずこちらが「オッ」とビックリ。
「このお料理、実は凄くないですかっ!」とドギマギするのが常です。
蕨叩き餡でトロッと包まれた、鮎魚女を堪能し、
最後の赤出汁の具は「ぎんぼ」という私にはお初の山菜でした。
最後までジワりに満ち満ちてしあわせ・・・♡
サラッと登場した山菜は、わかるだけで
フキに、蕗の薹・蕨・たらの芽・赤こごみ・ウルイ・コシアブラ・ミズ・ぎんぼ・月山筍、
勿論、木の芽に花山椒。出始めのジュンサイも・・
香りとほろ苦さが際立つ山菜に、桜海老やカシューナッツなど、癖のある食材を合わせてくるセンスも素敵です♪
ツボ過ぎるお料理に、またまた篭絡されてしまったオババなのでした。
今回はお逢いできるのを指折り数えたご一緒様方との会食。
お料理の間にガッと喋り、お料理に向かうとシーンと没入する、ご一緒様方、楽しかったぁ〜♪
次回はいよいよ鮎の時期に♡
あの蓼酢に再会できるのを、楽しみにしています。
ごちそうさまでした <m(_ _)m>
※ ※ ※
◇ 蕗の薹の揚げ豆腐 山椒味噌
◇ お椀 萩の甘鯛・山形の蕨・木の芽と花山椒
◇ お造り 佐世保の伊佐木・稲取の金目・障泥烏賊
◇ 竹岡の太刀魚炭焼き 山形赤こごみのカシューナッツ和え 茗荷の甘酢漬け
◇ 八寸
・ 富山産白海老 うるいのお浸し 酢橘のジュレ
・ 蛍烏賊の沖漬け
・ ヤングコーン 海鼠腸と生クリームのソース
・ 宮城の赤貝 分葱のぬた 辛子酢味噌
・ 渡り蟹のコロッケ
◇ 手打ち二八蕎麦 秋田の蓴菜
◇ 鮎魚女の叩き蕨餡 月山筍
◇ お食事
・ 桜海老と色々山菜の炊き込みご飯
・ 香の物 ミズ・昆布・山芋
・ 赤出汁 山菜(ぎんぼ)
◇甘味「パッションフルーツのアイス最中」
熱々偏愛者も黙らせる熱々ぶり。口の中に蕗の薹が広がります。形をギリギリ保つトロトロぶりにも拍車がかかっていました。最期に食べたい一皿の候補かもです。
吸い地と萩の甘鯛のハーモ二ーに溜め息。山形の蕨に山椒の香りで、更に脳内が春。
いつも間違いないお造り。今回は甘みが際立っていました。美味しいお刺身欠乏症になっていたので、嬉しかった♪
太刀魚は、激萌えの千葉竹岡。ノリノリの脂を炭火で程よく落とし、旨みも凝縮。添え物と言えない、コゴミのカシューナッツ和え。普通なら独立した一品です。
ヤングコーンにトロリと掛ったソースが、海鼠腸と生クリームのソースだったりして、その何とも言えない深みのある味わいにまずこちらが「オッ」とビックリ。
八寸の全体像を撮り忘れました(;^_^A 宮城の赤貝のヌタも、酢味噌の塩梅が好き♪
オマケで炙って下さった赤貝の肝。小さいながらも巨人なみの存在感。圧巻の旨みでした。
手打ちの二八蕎麦も名物。出始めの秋田のジュンサイは、ビー玉のようにコロッとした粘膜に包まれてプチっと弾けました。凄い♡
鮎魚女も好きなお魚の一つです。蕨を叩いてねばねばにした餡で頂きました。月山筍も嬉しいです。
桜海老には様々な山菜を合わせて。コシアブラの香りや鱈の芽の苦味、甘み、何とも贅沢なご飯です。
美味しい♡♡♡ 添えられた香の物は、ミズのぬか漬け・炊き昆布・山芋 。赤出汁は山菜(ぎんぼ)。最後まで胸キュン。
いつも楽しみな自家製アイス最中。今回はパッションフルーツで良い香り♡
2023/05/19 更新
2023/03 訪問
何気なく、ひらりと超えてくる。
大沼さんのお料理は、山形の遅い春に合わせて、春が来ます❀
インスタで「山形から蕗の薹が届きました」の画像を見つけ、ワッ!ฅ^•ﻌ•^ฅ!と思ったのは私だけでは無かったようで、
皆様をお誘いしてみたら、決定の速かった事・・・
一年、待っていたのです ಥ‿ಥ♡
またあの「蕗の薹の葛豆腐」が頂ける
口にすれば、信じられないような蕗の薹の香りが広がります。
なのにエグミは全くなし。
仄かな苦味も心地よく、理想の蕗の薹が形になって、ここに有ります。
今年は更にパワーアップ、「鴨出汁の山椒味噌」が添えられて、
もう、ニクイね、この、このっ!(☞^o^) ☞という感じですww
今回は、どのお料理もそのクオリティが素晴らしくて、
フワフワで、脂が乗った桜鱒も、お箸が止まらない美味しさでしたし
お造りも、藻塩や昆布醤油で一切れ一切れ頂くのが、楽しくなりました。
始めて頂く「庄内浅葱」の甘さにも、びっくり!
やはり、山形のお父様から送られる山の幸は格別です。
手打蕎麦は、美味しすぎて食べ終わるのが切ないし、
鶴岡のズワイガニ真薯も、濃厚なのにつかめないほどフワフワ。
大沼さんは「ギリギリを攻めるのが好きなんです」と
ニヤリと笑っていらっしゃいました ( ̄▽ ̄)ニヤリ
そんな中でも心が震えたのは、春をギュッと、私の大好きもギュッと詰め込まれた八寸( ꈍᴗꈍ)
稚鮎は甘ほろ苦く、竹の子は木の芽と和えて柔らかく、白魚は碓井豆と共に茶碗蒸し。
華美過剰が苦手な私には、人生一の八寸でした。
説明はもどかしい・・・とても表すことはできません。
蕗の薹の葛豆腐は4月イッパイぐらいは行けるかも、との事、
私も冥途の土産シリーズでもう一度伺っちゃおうかと思案中です (*^^)v
素敵なご一緒様と、何の気がねもなく楽しめたのも本当に幸せでした ♡(ӦvӦ。)
ありがとうございました <m(__)m>♪
大沼さん、本当に素晴らしかったです。
ごちそうさまでした m(_ _)m
蕗の薹の葛豆腐 鴨と山椒のお味噌。一年、この時を待っていた。感動です・・・
九十九里産蛤の真薯 佐島の新わかめ。九十九里の荒波話思わせるお椀で。吸い地は荒々しさとは無縁の優しさです。
稲取金目鯛・三重障泥烏賊・竹岡の細魚。いつもの昆布醤油と藻塩で。金目の皮はいつも通り炭火で炙られ、薄いガラスが砕けるような唯一無二の食感。
北海道桜鱒 山独活のキンピラ 茗荷の甘酢。完成度の高い一皿。大沼さんらしい素朴な優しさに溢れていて、こんなところが好きなのよ、と思う。
八寸には私の大好きがギュッと詰まっていました。上から右へ、碓井豆と白魚の茶碗蒸し、唐墨餅、干柿にクリームチーズ、稚鮎の天ぷら、飯蛸とそら豆、竹の子の木の芽和え
山形庄内浅葱のお浸し 冷やかけ蕎麦。美味しすぎて食べ終わるのが切ない・・・
鶴岡のズワイ蟹飛龍頭 京菊菜。やっと口に入れられるほど柔らかい。大沼さんは「ギリギリを攻めるのが好きなんです」と ニヤリと笑っていらっしゃいました ( ̄▽ ̄)ニヤリ。
富山の蛍烏賊 菜の花。当たりはずれが怖い蛍烏賊。甘くプリッと、大当たり♡ 菜の花のほろ苦さも良き。
翌日、出汁茶漬けにしても美味。まったく臭みが無かったです。
とちおとめと自家製求肥のアイスモナカ。こんな苺が食べたい。出来れば、もうちょっとだけアイスを下さい(笑)
2023/03/16 更新
2023/01 訪問
お料理にも相性があるならば。
6ヵ月ぶりの茜坂大沼さん。
体調を崩して以来、積極的にお店の予約をできなく (キャンセルばかりで ಥ_ಥ )
でも伺いたいし、大好きレビュアー様にお逢いしたいのも加わって、
ご一緒をお願いしてしまいました m(_ _)m アリガトウゴザイマス
さてさて乾杯して、お料理がスタートです♪
シグニチャーとも言える季節ごとの「揚げ豆腐」は堀川牛蒡♪
熱々トロットロの揚げ豆腐を口に運ぶと、堀川牛蒡の香りが広がります。
そうそうコレコレ♡ と、毎回の感動を体感として思い出しました。
次はこの季節ならでは、大好きな「白味噌雑煮」キターッ♡
お正月ならではの雅さで、金目鯛も大好き、思わず歓声です♪
優しく甘いお汁を頂くと、美味しさが染み渡るような気がしました。
もう一つ、私の感動ポイントはお造り「稲取の金目鯛」です!
炭火で炙った皮目は、まるで繊細な飴細工。
この感じは他所のお店では経験がありません。
金目のしっとりとした身とパリパリのコントラストも楽しめる逸品です♡
お料理にも相性が有るのでしょうか・・・
正直言って、もっと高級な食材を使って、素敵なお店はたくさんあるように思います。
でも、私には心に響くお店はごくわずか。
自分が欲している美味しさを、笑顔と一緒に提供いただけて、安心して、マルッとカウンターに収まれるのは、
大沼さんならでは、です ( ꈍᴗꈍ)
安らぎが、細胞にまで染みわたっていく気がします (オオゲサデスガww)。
頂いたお料理です。
◇ 堀川牛蒡の揚げ豆腐
◇ 白味噌雑煮 稲取の金目
◇ お造り 稲取の金目・宮城の平目・三重の障泥烏賊
◇ 焼物 明石の鰆
◇ お凌ぎ 冷にしん蕎麦
◇ 聖護院蕪蒸し 甘鯛・銀杏
◇ お食事 氷見の寒鰤・奴葱の炊込みご飯
◇ 自家製の、金柑アイスと求肥の最中
はぁ、美味しかった♡
次回は蕗の薹が始まる早春に。
次回を楽しみに出来るようになったなぁ、と、嬉しい気持ちも加わって帰宅時もルンルンでした。
今回も、大変ごちそうさまでした m(__)m
堀川牛蒡の揚げ豆腐。よくぞこの形を保つものだという柔らかさです。大好きすぎる!!
白味噌雑煮 稲取の金目。金目も大好き、見ためもお正月ならではの雅さで、思わず歓声です♡ 甘く優しいお汁を頂くと、優しい美味しさが浸透していくような気がしました。
お造り 稲取の金目・宮城の平目・三重の障泥烏賊。 昆布醤油と藻塩で。
金目は皮目を炭で炙るのですが、皮の食感は繊細な飴細工のようで、これはもう最高に好きです。驚きます。
焼物は明石の鰆。ふっくらしっとり。焼物は本当に美味しいです♡ リンゴと大根の染め粗おろしでいただきます。
待ってました!!のお蕎麦。今回は冷たいにしん蕎麦。煮含めた身欠き鰊、ゆっくりお酒でいただきたい絶品。お汁も一気に飲み干して、思わずプハーッ(笑)
聖護院蕪の蕪蒸し。中には大好きな甘鯛。聖護院蕪ですが、山形のお父様作♪銀杏も山形から。蕪の香りも銀杏のモッチリも銀餡も素晴らしくて、これも感動の一品。
氷見の寒鰤・奴葱の炊込みご飯。寒鰤は、カマと腹身のトロトロの部分と。炭火の香ばしさと大好き奴葱の香り満喫。
思い切った奴葱量が葱好きの心を捉えて離さない
金柑アイスと求肥の最中。うんまぁ!!金柑の種まで入れているそう。苦味はなく香り高い。
2023/01/16 更新
2022/06 訪問
食べるべき一品、選べなくて渋滞中♪
通わせていただいて、丁度1年、
みるみる進化していくお料理の数々が、まばゆい程です。
そんな過程を目の当たりに出来るなんて、なんと果報なことでしょう( ꈍᴗꈍ)♡
さて、
昨今の先付の、季節に因んだ「揚げ豆腐」は、もはやシグニチャーの感がありますが、
是非とも、訪れて召し上がっていただきたい逸品です♡
前回の「蕗の薹」に続いて、今回の「桜海老」は一同歓声を挙げた傑作でした。
多分、皆さんが想像する物を遥かに凌駕すると思うのです。
桜海老の嫌な部分、殻の舌触りでしょうか。。。安心して下さい、全く皆無です。
甲殻類独特の匂い?
これも無問題、匂いが、清い香りに転じています。
そして、一口当たりに、桜えびがどの位入っているか想像出来ないような「凝縮感」
そしてそして、形を良く保ったもんだと思える柔らかさ・・・
素晴らしい傑作です♡(ӦvӦ。)
今回のお蕎麦はセンスの良い「たたき蕨の冷かけ」。
畳みかけるように現れた、「鰹出汁の蕎麦がき」の、ふんわり、もっちり加減も素晴らしく、
このお蕎麦シリーズは、大沼さんの大変な強みだと思えます。
そして、終盤。
いつもの山形牛に替わって登場の「すっぽんのつけ焼」も、圧巻ヽ(。◕o◕。)ノ.
時間をかけて焼き上げられた焼き加減も素晴らしく、旨みは勿論、ボリュームにも圧倒されました。
八寸やら、お椀やら、お造りやら、
細かく書いていたら、それこそレビューが大渋滞。
お写真にコメントさせていただきます m(__)m
頂いたお料理です。
◇ 先付 桜海老の揚げ豆腐
◇ お椀 五島列島のクエ 玉子豆腐 うるい
◇ 造り 金目鯛 泥障烏賊 ヒラマサ
◇ 焼物 トキシラズ 独活の金平
◇ 八寸 ・破竹とミズの煮付・白海老の黄身酢
・蛍烏賊沖漬・鯵棒寿司・蛸の柔らか煮
・山独活、ゴールドラッシュの天ぷら
◇ お凌ぎ たたき蕨の冷かけ蕎麦 蕎麦がき
◇ 煮物 毛蟹の真薯 ヤングコーンに、ひげ餡
◇ 強肴 鼈のつけ焼き
◇ 食事 金目鯛と奴葱
◇ 甘味 蕗の薹のアイスと求肥のアイスモナカ
今回は、大好きすぎる方々とご一緒してのディナー、
心尽くしのお料理で饗応して下さった、大沼さんに感謝です m(__)m
7月は、これまた絶品蓼酢の鮎♪また参ります。
ごちそうさまでした。
桜海老の揚げ豆腐。多分、皆さんが想像する物を遥かに凌駕すると思うのです。
お椀は、五島列島のクエ・玉子豆腐・うるい。左手前のベージュの物体はクエの食道?くっきりした吸い地が、なじみやすくてホッとします。
金目鯛 泥障烏賊 ヒラマサ。今回も金目の皮の炙り具合がめっちゃ好き♡パリリと砕ける。召し上がる方はちょっと気にしてみて下さいm(__)m
脂の乗ったトキシラズ。独活の金平が甘くホッコリ。本当に丼で食べたい。本気で言ってます。
いつも大好きな、大沼さんの八寸。山独活の天ぷらにヒャッホーでした。
たたき蕨の冷かけ蕎麦。食いしん坊の一同、伸びる前に一気に啜る。蟹以上に無言にさせるヤツ。
蕎麦がき・・・蕎麦がき大好きなのですが、初めての食感。感動です。日本料理店らしいしっかりした鰹出汁で頂けるのが最強です。
煮物は自由闊達。毛蟹の真薯は雌の内子入りで、コクとクリーミーなまろやかさが加わっていました。ヤングコーンに、なんとヤングコーンのひげ餡
ヤングコーンのひげがどっさり入っていました。面白い♪
出ました!!大迫力のすっぽん。丁寧に時間をかけた焼き加減が絶妙、美味しすぎた♡ 手で持って齧るうちに、綺麗に骨離れして、食べられるために生まれたのか、とすっぽんの人生を想う・・・
金目鯛と奴葱ご飯。お頭の美味しい身がたっぷり混ぜ込まれて完成♡ お土産用にもと、これが3台!
奴葱たっぷり、やっぱり美味しい。
蕗の薹のアイスと求肥のアイスモナカ。鼻に抜ける蕗の薹の香りが、この春を思い起こさせる一品。最後まで、驚かせ続けて下さった大沼さん、本当にありがとうございました。奥様も、ヒロキくんも、感謝です♡
2022/06/12 更新
2022/04 訪問
その変化に目が離せない。料理人さんの凄さに恐れ入りました。
その出会いに感謝したいお店「茜坂大沼」さん。
コロナ禍のオープン、逆風を乗り切ってミシュランの星をゲット、
いよいよ本領発揮の時期がやってまいりました~♪
ヽ(^o^)丿
通い始めて、季節を一巡いたしましたが、その間に驚くほど洗練されて、
心温まるお料理を維持しながらも、その個性に目を見張ります。
この日はレビューを拝見して「ヤバイ!! 春のお料理を逃してしまう!!!」と、
一人スケジュールを無理やり変更して駆けつけました。
絶対に逃したくなかったお料理は、「蕗の薹の揚げ豆腐」
揚げ豆腐の美味しさは、前回、「堀川牛蒡の揚げ豆腐」で感動しておりましたが、
それに「蕗の薹」を使うなら、美味しい決まっています。
そして、念願のそれを口にした瞬間、鮮烈な美味しさに、思わず固まりました(・・;)
口いっぱいに、そして鼻にも抜けていく蕗の薹の香り♡
一度素揚げしてからすり潰しているからこそ、エグミが全く無く、蕗の薹の良いトコ取りです。
理想の蕗の薹を頂きました。
今年食べられなかった方は、是非にも来年お試しいただきたいと願います。
もう一つ、今回ハッとしたのは、お造りの中の「稲取の金目鯛」
皮目を炭火で炙ってありますが、そのパリッと加減が尋常でなく、お聞きすると
「風を当てながら炭火でパリッとするように炙りました」との事、
いつも焼物が美味しいと感心していますが、金目の炙りも冴えわたっておりました。
今回も勿論、大沼流の「ほっこりポイント」も抜かり有りません。
桜鱒には大らかに木の芽たたき、添えてあるのは優しい甘みの独活の金平。
蛍烏賊の沖漬けも、角のまったく無い出汁に漬け込まれて、沖漬けが優しいと感じたのは初めてでした。
美味しかったです♡
もうすぐ、唯一無二の蓼酢で頂く、鮎の季節が始まります。
初夏のお料理も、きっと驚かせて下さると、次回伺うのが楽しみでなりません。
この日頂いたお料理は、
(私はお肉無しでお願いいたしました)
◇ 先付 蕗の薹の揚げ豆腐
◇ お椀 栗蟹の真丈とコシアブラ
◇ 造り 金目鯛・障泥烏賊・平目 昆布醤油に桜塩で
◇ 焼物 桜鱒の西京漬 たたき木の芽 独活のきんぴら
◇ 八寸
こごみの胡桃和え 蛍烏賊の沖漬け 筍の木の芽和え 蛍烏賊の黄身酢 空豆のつや煮
稚鮎の柿の種揚げ 海鼠腸クリームの干し柿包み
◇ 凌ぎ 手打ち二八蕎麦の冷がけ コシアブラ
◇ 煮物 若竹煮 花山椒に蕗
◇ 食事 桜海老と奴葱の炊込みご飯
◇ 甘味 パッションフルーツのアイス最中
また参ります。
ごちそうさまでしたm(__)m
蕗の薹の揚げ豆腐 口いっぱいに、そして鼻にも抜けていく蕗の薹の香り♡ 一度素揚げしてからすり潰しているからこそ、エグミが全く無く、蕗の薹の良いトコ取りです。
栗蟹の真丈とコシアブラ 昆布の香りが立つ吸い地にフワフワの真丈。栗蟹の甘みが良い。薫り高いコシアブラで春が押し寄せるようなお椀。
金目鯛・障泥烏賊・平目 昆布醤油に桜塩で。金目鯛は皮目を炭火で炙ってありますが、そのパリッと加減が尋常でなく、お聞きすると 「風を当てながら炭火でパリッとするように炙りました」と、細かいところにも抜かりない。
桜鱒の西京漬 たたき木の芽 独活のきんぴら。大胆な木の芽使いは大沼さんの持ち味です。板ダ苦と豊かな気持ちになります。独活の金平は、つくづく美味しい。焼物に添えてくるとは、ニクイね。
料理人さんて、自信でどんどんキリッとされますよね♡
いつも楽しみな、心温まる八寸。どれも本当に好き。筍の木の芽味噌は世界一好きな食べ物だし、蛍烏賊の沖漬けの塩梅にも惚れた。空豆の蜜煮は絶対にトライします!は
手打ち二八蕎麦の冷がけ。パーフェクトに美味しい。こちらは鰹の強い麺つゆが美味。
若竹煮 花山椒に蕗。心の中でちっちゃいオババが小躍りしていた。お出汁はなんとアサリ。もうもう、好きっ♪花山椒の鮮烈な香りも嬉しい若竹煮でした。
奴葱大好き。たっぷり刻んどきました、とハルキ君(笑) 桜海老はさっと素揚げにすることで、甘みが引きだされている。
独特の美しいコントラスト。勿論めっちゃ美味。いつも楽しみな〆ご飯
爽やかなパッションフルーツアイスに手作り求肥。香ばしい最中にサンド。
2022/05/01 更新
2022/03 訪問
独特の個性は意識してなのか、無意識なのか・・・
独特の個性は意識してなのか、無意識なのか・・・一度、大沼さんにお聞きしてみたいのです。
大沼さんのファンの皆さんが、口にする
「優しいお料理」「丁度いいお料理」「胸にすとんと収まるお料理」などなど
キラキラと美しいお料理や、派手なお料理、研ぎ澄まされたようなお料理を食べて回った方々が、
吸い寄せられるように集うお店の、不思議な中毒症状。
私もその一人ですが…。
先付の「堀川牛蒡の揚げ豆腐」は一度揚げたものをペーストにして、葛で固めてから揚げ出しにしたもの。
なんとなく、お味の想像がつくような気がしていたけれど、
口にしてみたら、よくこの形を保っているものだと思える柔らかさで、恐れ入った次第。
牛蒡の香りは失われず、塩梅よく、素晴らしい技術に感心しながらも、
頂いていると優しい気持ちになり、ほっこりとしてしまう・・・
この感じは、全てのお料理に通じていて、こんな感覚をもつお料理屋さんを私は他に知りません。
今回は特に、お料理の一つ一つに手間がかけられて、
スイッチが入った様に明らかにパワーアップしていて、素敵なご一緒様をお誘いして本当に良かったと感じました。
(*^^)v
頂いたお料理は、
◇ 先付 堀川牛蒡の揚げ豆腐 柚子味噌
◇ お椀 勢子蟹真薯、鶯菜、松葉柚子
◇ お造り 松輪の細魚、三重障泥烏賊、明石の真鯛 昆布醤油と藻塩
◇ 焼き物 糸魚川ノドグロ炭火焼き 大根と林檎の染めおろし
◇ 八寸 北海道公魚の柿ピー揚げ、独活のきんぴら、芹白和え、白子ポン酢、自家製干柿海鼠腸クリーム
◇ お凌ぎ 手打ち蕎麦 花山葵
◇ 佐賀鼈の小鍋仕立て、葱、餅
◇ 山形牛カイノミ 下仁田葱のソース
◇ お食事 蛍烏賊と菜の花の土鍋ご飯 香の物 味噌椀
◇ 甘味 アイスモナカ とちおとめのジェラートと出来立て求肥
派手なパフォーマンスや煌びやかさで、気持ちが上がるお店も良いし、
背筋が伸びる懐石も、素敵です。
ただ、こちらにそれを求めても、絶対に合わないのでお勧めできません。
いつの間にかほっこり癒やされて、また来たくなってしまうような、不思議な空間です。
私もまた参ります。
ごちそうさまでしたm(__)m
堀川牛蒡の揚げ豆腐 柚子味噌。意表をつく柔らかさ。牛蒡の香りは失われず、塩梅よく、素晴らしい技術に感心してしまう。
勢子蟹真薯、鶯菜、松葉柚子。
真薯の中身はこんな感じ。オール勢子蟹。旨みが濃い!その真薯に負けない、吸い地もしっかり。これは好みのわかれるところかも。
松輪の細魚、三重障泥烏賊、明石の真鯛 昆布醤油と藻塩でいただきます。
北海道公魚の柿ピー揚げは砕いたピーナッツの甘みが効いている。干柿の中に海鼠腸クリームを詰めたものは、スペシャリテのような一品。慈姑チップスも美味しい。
芹の白和えには根っこを添えて。独活の金平も香り高い。大沼さんの八寸が大好き。
糸魚川ノドグロ炭火焼き 大根と林檎の染めおろし。苦手なノドグロに一瞬ギクッとしましたが、ふっくらとした焼きあがりに感動。脂も程よく落ちて、林檎の入った染めおろしをたっぷり載せて、美味しいことったら♡ 焼物は大沼さんでいただくのが一番好きです。
待ってました!の手打ちそば。今回は香り高い花山葵。
やっぱり美味しすぎて、この倍ぐらい食べたい。
鼈の小鍋仕立て。素晴らしいお出汁。お葱の切りこみが優しさの現れ
山形牛カイノミ 下仁田葱のソース
下仁田葱のソースがまろやか。脂の乗ったカイノミは、まあ苦手。ご一緒様に助けていただく。これは個人の好みの問題です。
蛍烏賊と菜の花の土鍋ご飯
春です。やっぱり大沼さんの炊きこみご飯は特別美味しい。お蕎麦も美味しいけれど、ご飯も食べずにいられない。
これも感動。以前はジェラートだけだったのに、なんと練り立ての求肥に炭火で炙った最中の皮。甘酸っぱいとちおとめジェラートがめっちゃ美味しい♡勿論手作りジェラート。
2022/03/04 更新
2021/12 訪問
年の最後に。大沼HOLIC
クリスマスも忘年会も終わって、落ち着く年の瀬の雰囲気が好きです。
今年の締めくくりに、どこか一人で落ち着いて食事がしたい。
そんな気持ちに浮かんでくるのはは、やっぱり「茜坂大沼」さんでした。
オープンして2年弱でミシュラン☆をゲットされ、連日大盛況のご様子。
急な忙しさへの対応に一抹の不安もありながら、それでもイソイソと一番乗りでカウンターの隅っこへ。
皆様の笑顔に接すれば、やっぱり落ち着きます・・・来て良かった(*^^)v
後は放って置いて下さって、大丈夫。
ほっこりするお料理の数々に、勝手に癒されておりますので。
食べ進んで、ちょっと良い意味で意外な感じを受け驚きました。
私ごときが言うのも申し訳ないながら、完成度が今までで一番な気がいたしました。
「八寸」も素晴らしかったです、
子持ち鮎は程よい甘みに煮含められて、パンパンに膨らんだ子ごとの筒切りフライに。
頭と尻尾はどこ行った? それも食べたい美味しさでしたし、
「クモコと香茸の春巻き」も、奇想天外でホントにビックリ。
乾燥させてから煮あげた香茸の、独特の美味しさと塩梅に、恐れ入りました。
「自家製干柿に海鼠腸と煮詰めたクリームを詰めたもの」とか、本当に八寸にしてしまうのが勿体ないと感じるお料理が揃っていました。
そしてそして、秀逸だったのが「太刀魚の炭火焼き」
太刀魚は、ともすると私には脂がきつすぎて、警戒警報が鳴るお魚ですが、これがめっちゃ凄かった♪
骨付きのままブツッと筒切りにして、そのまま高温の炭火で焼く、確かな技術が光る逸品でした。
お写真で身のふくらみがお分りでしょうか?
そして、崩れそうなぐらいに、ふっくらふわふわ~!
「リンゴを一緒におろした染めおろし」を添えるなんて、もう、あざとい ! (笑)
いつも楽しみなお蕎麦も、今回は大好きな駿河湾の桜海老♡
大変大変美味しゅうございました。
年末年始のお休みで、里帰りをなさるそう。
故郷に錦を飾って、骨休めもできると良いですね (*^^)v
来年は益々輝きを増すのでしょうけれど、
どうぞこれからも、不思議に気持ちの休まる場所であって欲しいと、我儘に願うのでした。
お料理です。
◇ 先付 香箱蟹の蒸し鮨
◇ お椀 甘鯛にクモコ
◇ 造り 障泥烏賊、平目、答志島のとろ鰆藁焼き
◇ 八寸 柿のヘーゼルナッツ白和え・鮟肝・干柿の海鼠腸クリーム詰め・子持ち鮎フライ・
クモコと香茸の春巻き・茶えのき茸と芹のお浸しイクラ載せ・揚げ銀杏
◇ 焼物 太刀魚の筒切りの炭火焼き リンゴと大根の染めおろし
◇ 蕎麦 二八蕎麦に駿河湾の桜海老
◇ 煮物 穴子に蒸し蓮根 穴子出汁の銀餡
◇ 食事 鰤の炊きこみご飯 鰤出汁?の味噌汁 香の物
◇ ラフランスのアイスクリーム
今回も随所にご実家のお野菜や果物が登場して、素敵に美味しかったです。
これも魅力の大きな要因ですね。
出逢えたことに、感謝しかありません。
本当に、ごちそうさまでしたm(__)m
※ ※ ※
このレビューで、今年最後になりました。
今年も一年、皆様お付き合いくださり、心より感謝申し上げます。
今年、ご縁をいただいた皆様にも、お礼申し上げますm(__)m
どうぞ皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
香箱蟹の蒸し鮨 いきなりキャッチ―な美味しさ。黙々といただく。蒸し鮨になっても蟹は人を黙らせる。
甘鯛にクモコの煮物椀。子蕪に柚子のあしらいで色合いも美しい。甘鯛の塩梅がよくって、オッ♪となる。でも、今よりもっとピンの食材を手に入れたい様子で、目が輝いていた。
お造り一式。手前の昆布醤油は残っても取っておいてお酒のアテになります。私はお茶のアテ・・。
鮃を一口食べて、美味しい!と口に出てしまう。甘みも乗って美味しい季節♡烏賊も美味♡
答志島のとろ鰆を藁焼きに。タグ付き。
八寸最高でした♪たまらずに、数ヶ月ぶりに勝駒を(^^;)
クモコと香茸の春巻き。これメチャクチャ美味しい!!お酒を飲んだのはコイツのせい。
太刀魚の筒切りの炭火焼き リンゴと大根の染めおろしを添えて。人生一美味しい太刀魚だったかも。なぜかあざとさを感じる(笑)優しい笑顔の下に、ほくそ笑んでいる大沼さんが見えた気がした(笑)
二八蕎麦に駿河湾の桜海老 色合いも美しい。
やっぱりお蕎麦最高!!
ふわふわの甘い穴子に蒸し蓮根がねっとり。 穴子出汁の銀餡も美味しい。
鰤の炊きこみご飯
お葱の使い方が、とてつもなく好みです。
ラフランスのアイスクリーム。最初にバナナ?などと聞いてしまうアホ舌のワタクシ。
2021/12/30 更新
2021/10 訪問
駆け込み寺。もしくは大沼HOLIC。
自分にあった美味しいものを、ゆったり頂きたい。
そんな欲求が高まってくると、思い浮かぶのは「茜坂大沼」さん。◕‿◕。
カウンターに一人座って、まず感じる温かさが特別で、
一品目の「水菜とお揚げの炊いたん」で、あ〜来てよかったと一呼吸です。
焼物では、「○○さんにはあれこれ探すより、鮎かなと思って」と、嬉しすぎるお言葉( ꈍᴗꈍ)
ハイ、おっしゃる通り鮎が一番好きでんねん♡
好みをわかって下さる、そんな心配りが何よりも嬉しいお年頃ですm(__)m
じっくり時間をかけて焼かれた子持ち鮎は、いつも通り、ふっくら甘みのある焼きあがりで、
頭からパクリと、スペシャルな蓼酢と共にいただきました。
今年の鮎ライフは、大沼さんに、とっても感謝です。
今回は何と言っても、山形から直送の天然キノコ狙いです(*^^)v
山形のお父様から直送のキノコ達は、食べ慣れた物でも、歯ざわりや香りが全く違っていて驚きます。
特に、お父様の松茸は香りも良いけれど、軸に甘みがあって驚き!
大沼さんも、まだ松茸採りの場所を教えてもらって無いそうです・・・天然キノコあるあるですね。
そして「香茸の飛竜頭」は、絶品でした~!\(^o^)/
薄皮にふっくら揚がって、優しいお出汁で煮含められています。
たっぷりの香茸は歯ごたえも良く、新銀杏も3つも入っていました。最後までとっておかなくても済みます(笑)
食べ終わるのが惜しいくらい、あぁもう一個たべたい(T_T)
奥からお弟子くんまで出てきて、「これ美味しいですよね」って、いきなりファンクラブ状態です(笑)
秋のうちに皆様、急ぎましょ~ε≡≡ヘ( ´▽`)ノ
今回は、まだまだ感動もののお料理があって、そちらはお写真に。
お蕎麦、無花果、藻屑蟹、最高でした(*^^)v
こちらは完全予約制ですが、今はまだ予約が取りやすく、
発作が起こりそうな時に駆け込めるのがありがたいです♡
今のうちに、楽しませていただきたいし、さて、来月はいつ伺いましょうか・・・♪
とっても楽しい時間、そして大変美味しゅうございました。
ごちそうさまでしたm(__)m
水菜とお揚げの炊いたん ふっくらお揚げにお出汁が染み染み、大好きです。
お造りは淡路の鯛と障泥烏賊。藻塩と昆布醤油で、新鮮さ甘みをばっちり味わいました(*^^)v 添えられた菊が素敵。
鰹は芥子をアクセントにポン酢でいただきました。
お椀はお父様の秘密の場所の松茸。茎が甘くてびっくり。甘鯛もふっくらです。
これ狙いで参りました。メチャクチャ美味、ホント大好き。もう一つ食べたい(T▽T)・・・映えない・・・
長良川の天然子持ち鮎
ぷっくり。大大大好きな大沼さんの蓼酢で頂きます♡
これ、素晴らしかったです♪無花果の香りが良く立って、クルミの白和えでさらに引き立ちます。八寸で出るのが勿体ない逸品。
勿体ないといえばこちらも堂々たる一品料理と思います。藻屑蟹のコロッケ、大好きです。
お父様の作ったプチトマトが♡♡♡
全景
クリ茸のおろし蕎麦!!!栗茸はサクサクの食感。始めていただきました。
お蕎麦の美味しさは特別♪お願いだから、蕎麦会を開いてくださいm(__)m
きたこれ~っ\(^o^)/
栗と天然平茸のご飯。こちらで購入する平茸とは別物でした。良い意味で田舎風の炊きこみご飯に夢中です♡
お味噌が良い香り。香の物も美味しい
デサートを選ばせていただきました。甘みか苦手なので・・・。山形のシャインマスカットは香り高かったです。
2021/10/15 更新
2021/09 訪問
記憶に残るお料理と、何故か寛げる不思議空間
こちらに伺うのは、まだ3回目ですが、何故か昔からの馴染みのような、不思議な空気感・・・
ごく稀に、こんな感じの出逢いがあるのです。
この日はご常連様の貸切会で、初めましての方々や、仲良しの食べ友様、会場が「茜坂大沼」さんなら楽しいに決まっています♪
まず初めの御料理が「無花果天ぷらの白味噌田楽」
無花果の天ぷらは、大大大好きなので嬉しい(^^♪ 自分の気持ちの掴みはOK!
そしてお椀は「甘鯛と翡翠茄子」
甘鯛の炭火の香りがここまで立っているお椀も珍しい。
吸い地は、鰹節・鮪節・利尻昆布で、関東の武士が勝負を挑んでくるようなお椀です。
こちらのお料理は、良い意味で洗練されていなくて、お出汁も、食材の調味も、しっかりストレートです。
その味わいが、ご実家から送られてくる山形の食材とあいまって、
素朴で雄渾な個性として現れている様な気がします。
京都で頂く京料理は勿論大好きです。
それとはまた別に、関東らしい日本料理、「茜坂大沼」さんはそんな魅力に溢れていると感じます。
今回、特に感動したのは「藻屑蟹コロッケと黄身酢」
ガツンと味の濃い淡水の蟹の、味噌の味わい、香り、そのままにコロッケとは!
手間のかかったお料理を八寸に並べてしまうのも凄いと思います。
この時期に、また鮎に出逢えたのも感謝。
身の甘さを引き出す焼き方が、今回も素晴らしかったです。
そして、こちらの蓼酢は、日本一好きな、唯一飲み干してしまう蓼酢です(笑)
お献立もお送りくださって、お忙しい中感謝申し上げます。
頂いたお料理は、
◇ 先付け 馬糞雲丹と無花果天の白味噌田楽
◇ お椀 山口の甘鯛と翡翠茄子
◇ 造り 横須賀の黒睦焼き霜・利尻の鮃・長崎の白烏賊
◇ 焼き物 郡上八幡長良川の天然鮎炭火焼き 丸十レモン煮・酢取り茗荷
◇ 八寸 モロヘイヤにモズク酢・鰊と茄子・藻屑蟹コロッケ黄身酢添え・佐島の蛸柔煮・カマス棒寿司
トマト甘酢漬け・だだちゃ豆
◇ 蕎麦 叩きオクラの冷がけ手打ち蕎麦
◇ 煮物 淡路の鱧、鱧子と石川小芋の玉子〆
◇ お肉 山形牛カイノミの低温調理炭火焼き
◇ お食事 北海道のトキシラズ、玉蜀黍、万願寺唐辛子の炊き込み御飯
◇ デザート だだちゃ豆のアイスクリーム黒蜜がけ
主催者様、諸々のお心配りありがとうございました。
ご一緒の皆様、お目にかかれて嬉しかったです(∩´∀`)∩
ごちそうさまでした。
今回もやっぱりやっぱり、大沼さんのお料理が大好きでした♪
今後とも宜しくお願い申し上げます。
馬糞雲丹と無花果天の白味噌田楽。無花果の甘さが凄い。無花果の天ぷら大好物です♪
山口の甘鯛と翡翠茄子。鰹節に、鮪節、利尻昆布、お出汁に負けないアマダイの香り。
横須賀の黒睦焼き霜・利尻の鮃・長崎の白烏賊。黒睦、皆様が口々に美味しいと仰いますが、私は異端児、苦手なんです・・(´;ω;`)
郡上八幡長良川の天然鮎。長時間炭火でじっくり、頭から頂けます。身の甘さは前回と同じく素晴らしい。クリーミーな蓼酢は全国一好きです。
心温まる八寸。どのお品もほっこりする。鰊と茄子の煮物、藻屑蟹コロッケ、最高。もずく酢の食感も独特。
叩きオクラの冷がけ手打ち蕎麦。ヤバイうまさです。
山形牛カイノミ。リクエストで追加していただいた牛肉トライでした。
淡路の鱧、鱧子と石川小芋の玉子〆。これもホッコリの一品。お出汁もガツンとくる旨み。
北海道のトキシラズ、玉蜀黍、万願寺唐辛子の炊き込み御飯
こちらのご飯大好きです!次の季節は何でしょう。楽しみ~♪
だだちゃ豆のアイスクリーム黒蜜がけ
2021/09/07 更新
2021/07 訪問
真価はやはり夜♪ 記憶に残るお料理をいただきました。
ランチに伺って、どうしても夜のお料理が気になっていた「茜坂大沼」さん。
仲良しの美魔女様を発作的にお誘いして伺いました。
食べログのネット予約ができるのも、手軽でありがたく、
コースの大まかなメニューが記載されていて、今のお献立がストライク臭がプンプンいたしました。
今回お願いしたのは、お肉が無いお値段真ん中のコース、13,200円。
魚好きで、その中でも鮎は特別好き。この時期どうしても落ち着かず、実はここのところ続けて鮎を頂いています。
目についたのが、「長良川の天然鮎」<゜)))彡なのです。
結論、頭一つ抜けて美味しかった♪・・・身厚でふっくら、身の甘さに驚きました。お勧めです(*^^)v
蓼酢も独特に濃厚で良い塩梅、キレイに頂きました~
もう一つ、忘れがたいのは「穴子とゼンマイの炊き込みご飯」
東北の春の山菜をしっかり保存する技術には驚きました。
たっぷり入っていて絶妙な食感です。
小葱がたっぷり、ひそかに山椒の香り、
何故か、美味しいお汁と一緒に口に含んでいるような、不思議な味わいは忘れられません。
そろそろ終わりとの事、また来年も頂きたくなりました。
おっと、忘れてはならないのが「酢橘蕎麦」
コースにお蕎麦が組み込まれているのに弱いのです♡
そしてこれはヤバイですよ・・・きりっと角の立った清涼な酢橘蕎麦、いらっしゃる方は是非お楽しみに~(*^^)v
全体にしみじみと優しく寛げるお料理です。
八寸の「うざく」や「鱧寿司」、野菜類も総じて大変大変美味♡
そして何より、鮎の泳いでいるうちに、もう一度くらいは伺いたいと願っています。
とは言え、課題もチラホラ。
お手伝いの方はいらっしゃるものの、ほぼワンオペ、この日は時差で2組でしたがどうしても流れが途切れることも。
そのあたりは、のんびりおお目に見られるよ、と仰る方は是非♪
ご一緒様も次の予約を取られて、あぁ良かった(^^)、楽しい一夜でした。
※ ※ ※
お値段真ん中のコース、この日のメニュー、大正解でした。
オーソドックスな組み立てながら、細部にたくさんの驚きがあって、記憶に残る美味しさでした。
◇ 玉蜀黍豆腐・雲丹・栗蟹の酢橘ジュレがけ
◇ 鱧と冬瓜、じゅんさいのお椀
◇ お造り イサキ・障泥烏賊・入梅鰯
◇ 長良川の天然鮎の塩焼き 丸十のレモン煮
◇ 八寸
・鱧寿司、鱧卵のにこごり
・天然鰻の鰻ざく
・タコのやわらか煮
・フルーツトマトの甘酢漬け
・玉蜀黍の天ぷら
・ちりめん山椒、甘長唐辛子
・枝豆のすり流し
◇ 酢橘蕎麦
◇ 身欠き鰊と賀茂茄子の炊き合せ
◇ 御食事 穴子とゼンマイの炊き込みご飯 香の物
◇ パッションフルーツのアイスクリーム
また伺います。
ごちそうさまでしたm(__)m
玉蜀黍豆腐・雲丹・栗蟹の酢橘ジュレがけ
玉蜀黍が濃厚で甘く、これだけでも充分。栗蟹ももう終わり。冷凍されていたのか塩気が強く味がわからなかったのが、この日の唯一の残念。
「鱧と冬瓜、ジュンサイ」岩手からのジュンサイはプチプチ感が最高です。冬瓜の味の濃さに驚きました。こういう細部に驚きのあるお料理は記憶に残ります♪
「イサキ・障泥烏賊・入梅鰯」寝かせた烏賊が甘くねっとり。
「長良川の天然鮎」焼き加減も良く頭から美味しく頂く。身が甘く、過去トップクラスの美味しさでした。この夏もう一度ぐらい、こちらで頂きたい。
夏らしい八寸。どれもしっかり美味しくて幸せな気分になりました。
岩手のお父様から送られたお野菜が秀逸。お父様が育てたフルーツトマトの甘く濃いこと!
「酢橘蕎麦」これ、ヤバイ美味しさです。酢橘も柔らかくそのまま頂けます。どうしたらダブルで頂けるか・・・。
器も美しい
「身欠き鰊と賀茂茄子の炊き合せ」この感じ大好きです。心温まり溜め息が出るような一品。
穴子とゼンマイの炊き込みご飯
ゼンマイの保存技術が凄いと思いました。たっぷり入っていて食感最高。ごく美味しいお汁と一緒に口に含んでいるような不思議な味わい。
香の物もどれも美味しい♪
「パッションフルーツのアイスクリーム」アイスクリームマシーンを買ったばかりと嬉しそうに仰る。さっぱり良い香りで美味しい。
2021/07/10 更新
2021/06 訪問
鯛茶と出汁巻。そして蓼の葉はお預け。
いつも参考にさせていただいているレビュアー様が次々と訪れているお店・・・何々?と興味津々です。
ホームのような気がしていた赤坂ですが、知らないお店ばかり、オープンは昨年の2月との事です。
「大変な時期をくぐり抜けてこられたのですね」などと、マンツーマンのカウンターお話をしながら、お料理の様子を眺めておりました。
(夜の仕込みに蓼の葉をたくさんちぎりとっていて、あ~鮎いいなぁ・・・。次に城下鰈、新手のいじめかw)
頂いたのは「銀鱈の西京焼き・鯛茶漬け御膳」2,500円。
お膳のお料理は
◇ 胡麻だれの鯛のお造り
目の前でサクから切り出す様子は良いですね。
なるほど甘みを控えた胡麻だれが美味しく、鯛茶にする前に食べて終わってしまいそう。
鯛は、このお値段で頑張っているたっぷり感です。
◇ 銀鱈の西京焼き
銀鱈は時に油臭くて辟易しますが、こちらはさすが♪炭火でふっくらと塩梅よく焼けて、とても美味。
◇ 出汁巻き玉子
楽しみにしていた出汁巻、お写真を撮る前に食べてしまいました(笑) 出汁巻アピール出来ない(;´▽`A`‘
フワフワの食感は、フランを想像いたしました。
◇ 天ぷら 春菊・ヤングコーン
季節の天ぷらは楽しい一品です。旬のヤングコーンが薫り高く、とても嬉しい。
秋田にいらっしゃるお父様が、山菜などを採って送って下さるそう。その季節は楽しみですね。
◇ 炊き合せ
軟骨を叩いた鶏つくねに季節のお野菜。
甘めのお出汁がほっこり美味しくて、もしかしたら一番印象に残った一品かも。
おつゆまで飲み干しました。
◇ 土鍋炊きご飯・お漬物
ツヤツヤのご飯。
鯛に胡麻だれを絡めて、先ずは一口。お~、しっかり美味しい♪気を付けないとこれだけでご飯食べ終わっちゃう(笑)
西京漬けで一口。これも間違いない(*^^)v
ご飯はお替自由。
残りの鯛で、鯛茶の分をお変わりさせてもらって、サラサラと頂きました。
◇ デザート グレープフルーツのワインゼリー ・ アイスコーヒー
考えてみると、こういう「御膳」的な食事って、余り頂いたことがありません(笑)
ペース配分がわからない(^^;)
多分食べるペースが遅いワタクシ(・_・;) ランチに迷惑ですね・・・。
そんなこんなで、鯛茶のお茶が先に出て、冷めてしまったのはとても残念。
鯛茶って、お茶をかけて回りが少し色が変わるのが良かったりするので(笑)
そして、お漬物が大好きなので、市販らしいお漬物もかなり残念。
コースのご飯を見てみたら自家製らしいお漬物の様子で、ランチのお膳だけかもしれませんね。
う~ん、でもやっぱり残念。
ちょっとした事で差が出てしまうのが和食の世界だと思うので勿体無いと感じます。
最後に残念を重ねてしまったけれど、とっても居心地がよくて、まさに居場所にしたいお店と感じました。
近いうちに夜のコースを頂きに伺わなくちゃと決意です。
v(・∀・*)
ごちそうさまでした。
またまいります(@^^)/~~~
胡麻だれの鯛のお造り
銀鱈の西京焼き
天ぷら 春菊・ヤングコーン
出汁巻き玉子
土鍋炊きのご飯はお替り自由(*^^)v
鯛に胡麻だれを絡めて、先ずは一口
鯛茶で。
お膳全景
デサートとアイスコーヒー
雑居ビルの3階です
2021/06/16 更新
ちょうど1年ぶりの帰還、心のホームグラウンド茜坂大沼さんに伺えました。
ミシュラン☆のお店ながら気取らない、優しい雰囲気の中、
必ずハッと驚くようなお料理が組み込まれていて、
いつも来た甲斐が有ったと思わせてくれます。
先付けの揚げ豆腐は季節ごとのお楽しみ、
今回の茶豆は、お匙を入れた途端に立ち上る、あの土臭いような夏の香り、ニッコリうっとり懐かしい♪
そして逢いたかった「長良川の天然鮎」。
開業以来変わらない信頼の仕入れ先との事、品質も素晴らしいのでしょうが、
目の前でじっくり焼かれると、身は甘く、香り良く、次に肝の甘ほろ苦さ、いつも本当に見事です♪
いつも書くけれど、蓼酢は一度つけてみて欲しい逸品!もはや、スムージーですか!?
今回も要所、要所で激しくハッ!としましたが、
ラストの、目の前で揚げた「明石の穴子天麩羅」を炊きたて土鍋ご飯で
「天バラ」に仕上げたのは、驚き、贅沢極まりない逸品、
お腹がいっぱい過ぎてリアルに冷や汗ながら、お代わりしてしまう自分にビックリでした (^_^;)
今回のコースは、メニューで言うと椿なのかしら(◔‿◔)
ただ伺いたいとお願いして、苦手ぎみなお肉などは省いていただける安心感…
本当にありがたいです♡
このまま体調よく経過して、また戻って来られるように、頑張りたいものです。
本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※
◇ 先付 山形 茶豆の揚げ豆腐
◇ お椀 天草の鱧、山形の賀茂茄子。
◇ 造り 大分 伊佐木・愛知 障泥烏賊
気仙沼 鰹 卵黄醤油
◇ 焼物 岐阜長良川の天然鮎
◇ 八寸 玉蜀黍天ぷら・鱧の卵煮凝り
薩摩芋レモン煮・千葉 黒鮑の肝ソース
山形 ミニトマト ジュンサイ 大葉ジュレ
蛸の柔煮
◇ 凌ぎ 冷やし鰊蕎麦
◇ 煮物 毛蟹真丈 冬瓜 毛蟹の出汁餡
◇ 食事 明石の穴子天婦羅
土鍋炊きごはんの天バラ
◇ 甘み 白桃、アールグレイ、求肥のアイス最中。