4回
2022/08 訪問
超久しぶりの関西出張で麺活(その5)、最終日に選んだのは大阪・福島で一番の人気行列店になっている『燃えよ麺助』
2022/08/24 更新
2019/08 訪問
百名店シリーズ:大阪宿泊出張の機会に訪問したのは福島駅近くにある超行列店
大阪を代表する名店「金久右衛門本店」で修業をされていた2人がタッグを組んで、大阪最大のラーメン激戦区・福島に「燃えよ 麺助」をオープンしたのが2016年4月
瞬く間に評判となり行列の絶えない人気ぶりで、気合を入れてシャッター待ち狙いでないと行けなくなりました
JR大阪環状線福島駅とJR東西線新福島駅との中間くらい、どちらからも徒歩2分圏内という好立地
未だ残暑の厳しい8月末の水曜日、開店前11時過ぎに到着すると、お店の前には既に行列が出来ていました
並んでいたのは11人、ファーストロットにギリギリ間に合わなかったと思っていたら
定刻前の11時17分に開店、前に並んでいた中国人団体客より先に通されてL字カウンター10席の末席に着席できました
数量限定のイベリコ豚チャーシューは売り切れだったので、「紀州鴨そば」単品を券売機で購入
カウンターに用意された美しいお盆、清潔感あふれる厨房と調理人たちのキレッキレな振る舞いに期待が高まります
じきに紀州鴨ロース肉と豚肩ロース肉のピンク色が鮮やかに、材木メンマ、三つ葉、白髪ネギ、柚子皮が載る美しいビジュアルで着丼
卓上POPによると、純国産紀州鴨と阿波尾鶏のガラをベースに魚介と昆布出汁を加えた醤油味スープとのこと
スープを口に含むと、鴨の上品な旨みが口の中に広がり、醤油の仄かな甘みが後から追いかけてきます
さすが「金久右衛門本店」出身だけあって、カエシの使い方が巧みです
スープ表面を覆う鴨油と爽やかな柚子の香りが絶妙でレンゲが止まりません
ピンク色の薄切りレアチャーシューが変色しないうちに、紀州鴨ロース肉から
ワラを使って炙られた鴨肉は香ばしくて、ジューシーで、柔らかく上品な味わい
一方の豚肩ロース肉のレアチャーシューは、しっとりとした食感で肉の旨味がたっぷり
麺は、創業70年の老舗「森製麺」のオリジナル特注麺を使用
全粒粉が配合され日本蕎麦のような濃い色の中太ストレート麺は、しっかりした歯応えがあり、啜るたびに小麦の香りもしっかりと感じられます
そして、「金久右衛門本店」のメンマを彷彿とさせる材木メンマは、コリッサクッとした抜群の食感
メンマ自体の旨味が濃厚なうえに、しっかりと絶品スープが染みていて素晴らしい
関西を代表する人気店の「紀州鴨そば」は上品な旨味といい異次元の完成度でした
2019/09/19 更新
2018/11 訪問
大阪出張の帰りに時間があったので超行列店に電撃訪問
金曜日の夕方17時半過ぎに到着すると、既に行列が出来ていました
覚悟はしていたものの凄い人気です
それでもファーストロットの10席にギリギリ間に合いました
待つこと20分、続々と来客があり、開店時間には約20人待ちにまで行列していました
店員さんに促され券売機へ、今回は未食の金色貝そばに決めていましたが、数量限定のイベリコ豚チャーシューをトッピングで購入
すると先程の店員さんからイベリコ豚チャーシュー完売の通知、食券を返金するとの申し出に、ならば味玉トッピングにと変更しました
少し待って着丼、金色というだけあって綺麗な黄金スープです
口当たりは見た目通りアッサリ、貝の出汁が強過ぎず良い塩梅です
麺はストレート麺、香りが素晴らしい
スープが案外少ないので、飲み過ぎない様に注意しながらでも、レンゲが止まりません
トッピングは極太メンマにレアチャーシュー、白髪ネギに三つ葉と柚子皮が香り付け
あっと言う間に完食完飲、10番目に提供のはずが2番目に退店
前回いただいた鴨そばほどの感激は無かったものの、流石の完成度ですが
アッサリ上品過ぎて私には少し物足りない感じでした
店外は20分を超える大行列で、大阪トップクラスの貫禄です
2018/11/16 更新
2017/01 訪問
紀州鴨そば
醤油の上品な香りがメッチャ旨し
ミスオペで味玉が提供されたが、神対応
2017/01/20 更新
《店舗情報》
大阪を代表する名店『金久右衛門』本店出身の近藤佑介氏と加藤大輔氏がタッグを組んで独立創業した店
2016年4月23日に大阪・福島駅近くで開業すると、瞬く間に大阪トップクラスの人気店となりました
2年後の2018年5月19日には中津でセカンドブランド『麦と麺助』をオープン、ミシュランガイドのビブグルマンに選出されるなど、本店を凌ぐ人気店となっています
その勢いは留まることを知らず、2019年7月4日には『燃えよ麺助』と『麦と麺助』で修業した創業者の実弟である近藤啓介が、近鉄なんば駅の構内に3店舗目の『なにわ麺次郎』をオープンしています
《訪問情報》
超久しぶりに関西出張となり麺活、最終日の晩に向かったのは大阪のラーメン激戦区である福島で不動の人気行列店『燃えよ麺助』です
JR大阪環状線福島駅とJR東西線新福島駅との中間くらい、どちらからも徒歩2分圏内という好立地
残暑の厳しい8月中旬の金曜日、シャッター待ちを狙ったのですが17時54分に到着すると既に開店していて一巡目ならず
入口前先頭で待っていると、10分ほどで店員さんから声が掛り券売機へ
《オーダー》
メニューは「紀州鴨そば」と「金色貝そば」のツートップ、既に特製は両方とも売り切れとなっており
デフォルトの「紀州鴨そば」を購入して店員さんに手渡すと、ファーストロットの客が退店したので店舗奥から3番目のカウンター席に着席できました
厨房では藤本店長がシェフジャケットに身を包んでラーメン店とは思えないハイカラな出で立ち
ワンロット3杯で調理、オーダーしてから8分ほどで赤褐色のスープに鴨油が煌めく淡麗系ラーメンのビジュアルで着丼
《スープ》
和歌山の紀州鴨と、徳島阿波尾鶏のガラをベースに魚介・昆布の出汁を加え、鶏と鴨と魚介の三種の深いコクとあっさりとした旨みを意識しているというスープ
小豆島産の天然醸造生醤油を中心に数種類の醤油がブレンドされたカエシは、ほんのり甘めで円やか
スープ表面に浮く鴨油はクセが全く感じられず、爽やかな柚子の香りが絶妙であっさりした上品な味わいです
《麺》
以前は老舗「森製麺」のオリジナル特注麺を使用していましたが、北海道産はるゆたかをメインにブレンドした粉で打った自家製麺になったよう
中細のストレート麺は、全粒粉が配合され蕎麦のような見た目で噛み応えも良くて、プツンとした歯切れも素晴らしい
《トッピング》
具材は、白髪ネギ・焼きネギ・三つ葉・柚子皮・2種類のチャーシュー・材木メンマ・ポルチーニソース
ワラを使って炙られた紀州鴨ロースのチャーシューは香ばしく、豚肩ロース肉のチャーシューは、しっとりとした食感で肉の旨味がたっぷり
鴨に焼きネギはテッパンの趣き、ポルチーニソースには豊かなコクが感じられます
《所感》
さすがに大阪屈指の行列店、クォリティの高さには脱帽です
レンゲも箸も休むことなく完食完飲、関西出張の最後を飾るに相応しい逸品でした