4回
2021/03 訪問
緊急事態宣言の解消に伴い人事異動の挨拶を兼ねて関西へ出張、真っ先に行ったのはカドヤ食堂DNAと札幌味噌を融合させた大阪南森町にある人気行列店
2021/04/03 更新
2019/07 訪問
百名店でミシュランガイド・ビブグルマンにも選出されている実力行列店
大阪に宿泊出張で昼食までフリー、この時とばかり普段は行けない行列店を訪問しようと
2016年からミシュランガイドに連続で掲載され、百名店にも選出されている実力行列店「らーめん颯斗」に
こちらは、関西を代表する名店『カドヤ食堂』で四代目の店長を務めた店主さまが2015年2月に独立開業した店
大阪メトロの堺筋線と谷町線が乗り入れる南森町から徒歩3分、JR東西線の大阪天満宮駅からも徒歩4分という立地
今回は新大阪駅から大阪メトロ御堂筋線で出発、東梅田駅で谷町線に乗り換えて向かったのが金曜日の10時少し前でしたが、既にシャッター待ちしている先客が1人
この日も猛烈な暑さで、店頭に置かれている日傘を借用して待合椅子に着席しました
上階エアコンのドレンホースから水漏れ、隣店の洗浄ホースから放水攻撃を日傘でかわしながら待つこと40分
予習していたとおり、定刻前10:38の開店にほっと一息
さすが大阪で一二を争う行列店、開店時には9人の客がシャッター待ちしていました
北海道出身で、北海道のラーメン店でも修業経験のある店主さまが作る評判の「みそらーめん」にするか、未食の「しょうゆらーめん」「しおらーめん」にするか迷いましたが、折角シャッター待ちしたので数量限定の「裏しょうゆ」に決定、味玉も付けて注文しました
因みに「しょうゆ」と「裏しょうゆ」の違いは、「しょうゆ」が動物系と魚介系を使ったスープなのに対し「裏しょうゆ」は動物系のみを使ったスープとのこと
厨房は店主さまのワンオペ、先客は「しおらーめん」だったので自分のと合わせて調理していました
すぐに、これぞ淡麗系ラーメンといった正統派ビジュアルで提供されました
透き通った醤油スープの表面を覆って煌めく鶏油、2枚のチャーシュー、ネギに載った柚子が映えてます
まずスープを実食、醤油の風味が素晴らしく、何と言っても出汁の旨味が秀逸
複雑に重ねられた旨みが芳醇で奥深さを創り出しています
細めのストレート麺は滑らかな食感で、ツルツルで喉ゴシが最高、スープとの相性も抜群で圧倒的な存在感です
トッピングは2枚のチャーシューとメンマ、ネギに柚子という超シンプルな構成
期待を裏切らないチャーシュー、柔らかジューシーで程よく脂身もあります
コリコリメンマにも丁寧な仕事ぶりが伺えました
退店時には外待ちが10人ほど、並んでもまた食べたくなる実力行列店でした
2019/08/04 更新
2018/09 訪問
大阪出張の昼食で3年連続ミシュラン掲載店を訪問
もの凄い行列で評判の人気店へ2度目の訪問です
午後1時前に到着すると、朝方の雨で少し出足が悪いのか10人ほども行列で少し安堵
前のカップルに先に譲ってもらって20分弱で着席
一年前に来店した際は修行先のカドヤ・インスの裏しょうゆだったので、今回は評判のみそをチョイス
見た目はめっちゃ濃厚ですが、それほどクドク無く味噌本来のコクが感じられます
麺は中太ストレート麺、濃厚なスープに負けない存在感、歯応えです
大判の焼豚に気を取られていると、スープの中からサイコロチャーシューに遭遇、少し得した気分です
これまた保護色で見つからなかったメンマも王道の味付けで、アッという間に完食完飲
個人的には裏しょうゆの方が好みですが、しおのオーダーも多く、全メニュー試してみたいと思います
2018/09/22 更新
2017/04 訪問
裏しょうゆらーめん
期待していた以上にカドヤインス
感動的に旨し、次はみそらーめん
2017/04/20 更新
《店舗情報》
店主の石垣直人氏は、北海道生まれで札幌・北区にあるラーメン店『らーめん桃福』の味に感動し、25歳の頃『らーめん桃福』へ弟子入り
その後、札幌・中央区にあるミシュラン掲載店『凡の風』で修行する傍ら食べ歩きを重ね、大阪でカリスマ的人気を誇る西区・西長堀の『カドヤ食堂』味に惚れ込んで来阪、『カドヤ食堂』に入門した石垣氏は本店の4代目店長を歴任しています
札幌の有名店で約10年、『カドヤ食堂』で3年半、通算14年の修行を積んだ石垣氏が満を持して独立したのが2015年2月27日、『カドヤ食堂』の暖簾分け4号店として大阪北区・南森町に『らーめん颯人』を開業しました
『カドヤ食堂』の威光もあって瞬く間に人気店となり、「食べログ ラーメンWEST百名店」には2017年から連続して選出され殿堂入り状態、「ミシュランガイド京都・大阪2016」に初掲載されて以来、6年連続でビブグルマンに掲載されるなど日本を代表とするラーメン店です
《訪問情報》
3月21日で一都三県の緊急事態宣言が解消され、人事異動の挨拶を兼ねて関西へ出張
真っ先に行ったのはカドヤ食堂DNAと札幌味噌を融合させた大阪南森町にある人気行列店『らーめん颯人』
3月下旬の火曜日11時40分頃に到着すると外待ちが6人、ほどほどの並びでホッと一息
ものの10分ほどで接客担当の女性から声が掛り、奥から2番目のカウンター席に案内されました
《オーダー》
外で待っている間にメニュー表が手渡され、カドヤ食堂DNAの「しょうゆらーめん」か数量限定の「裏しょうゆ」にも迷いましたが、人気メニューの「みそらーめん」をチョイス
石垣店主が目の前の厨房で繰り広げる隙の無いオペレーションに関心しながら待つこと6分
正統派札幌味噌ラーメンといったビジュアルで着丼しました
《スープ》
中華鍋で味噌をラードと炒め、白湯スープを合わせる札幌スタイルの味噌ラーメン
白湯スープは丸鶏・鶏ガラと豚に野菜も加えた、味噌に負けない重厚さ
味噌は5種類をブレンドしたものを使用し、表面を覆うラードも熱々の本格仕様
一口啜ると見た目以上にクリーミーで、味噌のコクと味わいに関心させられます
濃厚でありながら全くクドさを感じさせないのは、生姜と山椒が隠し味になっているようです
《麺》
札幌系味噌ラーメンでは一般的に多加水の縮れ麺が使用されますが、『らーめん颯人』では中太ストレートタイプの平打ちの自家製麺を使用
ツルツル滑らかな麺肌でモッチリ弾力のある麺は、縮れ麺とはまた違ったオリジナルな味噌ラーメンを演出しています
まさにカドヤ食堂DNAと札幌味噌を融合させた印象です
《トッピング》
具材は、モヤシ・白髪ネギ・チャーシュー・メンマ・柚子
濃厚な味噌味に柚子の風味と白髪ネギの瑞々しさがアクセントになっていました
チャーシューは豚バラロールタイプで柔らかくジューシー、具材もみなハイクオリティでした
《所感》
レンゲも箸も止まることなく、あっという間に完食完飲
3月下旬と言っても桜満開で暖かな天気、熱々味噌ラーメンでちょっと汗ばむほどでした
ごちそうさまとお礼を言って店を出ると、さすがの人気行列店、12時を回ったランチタイムには更に行列が長くなっていました