24回
2025/04 訪問
春の恵みとクエづくし
今年初めての訪問。いつものカウンター席にお邪魔しまして、飲み物は瓶ビールと柚子酒ロックを。
お料理の方は意外なスタート。
なんと天ぷらから。
タラの芽は木花の天然もの。ホクホク感と春の苦みが感じられます。
タケノコも木花獲れのものだそう。鮮度抜群でシャキシャキでホッコリ。みずみずしくて何ていい香りなのでしょう。いつまでも口の中に春の余韻が続きます。
日本酒は、長野県の豊香から。
春のしぼり立て生、純米かすみ酒。
まろやかでほんのりと甘みがあり、飲みやすいです。
天ぷらの後、いったん握りへ。
まずは、日南市目井津港獲れのスミイカ。
コリコリとねっとり、柑橘の香り。
日本酒の追加は、奥播磨の生酒、純米吟醸。
香りの良いすっきりとしたお酒。
追加もいただきました。
中トロの握り。
血合ぎしという部位なのだとか。
赤身とトロの脂のいいとこ取り、香りと旨みが絶品。
ここで、クエのヒレ酒を出してくださいました。
炙ったヒレに九頭龍を熱燗で。
香ばしさと旨み、熱々から温度が変化すると味わいも変わり、香りと旨みが増してきます。
おかわりを3杯ほどいただきました。
青島獲れの天然クマエビの握り。
やや小ぶりのサイズでしたが、それでも香りと旨みがいつまでも続く悶絶の一貫。
マゴチのお刺身。
肉厚で上品な旨みがあります。
お刺身の下には春キャベツが。
焼き物はサワラのハラス。
日南レモンを絞って。
繊細な包丁が美しい。
ふっくらとした脂の旨み、何て美味しいのでしょう。
ここでこの日のメイン。クエ鍋。
クエの骨でお出汁を取っているとのこと。まずはそのお出汁だけをお椀でいただきます。上品で優しくて力強さもあるお出汁の旨み…うんまいです。
鍋には木花の有機栽培の白菜、春菊、田野町の白ネギ。さらに綾町の平茸など。これらのお野菜も甘くて美味しいこと。
握り。
アカハタの利尻昆布締め。
品のある旨みです。
マゴチ。
れんげで。
柑橘の爽やかさ、もちもちした食感。
海老セン。
海老の頭を焼いたもの。
イサキは炙りで。
焼き目の香ばしさと甘み。
赤身の漬け。
柚子胡椒を添えて。スペシャリテ。溶ける赤身。
穴子は手渡しで。
肉厚でふわふわトロトロ。香りと甘みがすごい。
クエ鍋の雑炊。
旨みを余すところなく。最後まで唸らされました。
この日のコースはここまで。
お料理も日本酒はいつものように素晴らしい内容。さらに嬉しい再会もありまして、楽しく過ごすことができました。
この日のゲストは6名。お一人で切り盛りされているので、お料理やお酒の提供も大変そうでしたが、店主さんの気配りもあり、ゆったりとした気持ちで楽しめました。
ご馳走さまでした(^^)
2025/04/23 更新
2024/12 訪問
宮崎の美味しい旬を心ゆくまで
年末、最後の宴は「ふう」へ。
カウンター6席の真ん中にお邪魔しました。
飲み物は、瓶ビール、柚子酒から。
本クエの腹身のお造り。
ぷりっとして甘いっ、旨みも素晴らしい。
キャベツと金時人参も彩りも美しい。
日本酒の始まりは、山口県のお酒。
長陽福娘、純米吟醸おりがらみ生。
微炭酸で柔らかい甘みで、とても好みのものでした。
お椀。
ヒラスズキ、肉厚のどんこ、上州ねぎは軽く焼いて。
白味噌は、大豆の甘さだけのものだそう。なんて優しい甘さなのでしょう。
お出汁のいい香り、三つ葉も添えて。
握り。
ヒラスズキ、日南レモン塩で。
品のある旨み。
中トロ、サンカクという部位。
とても柔らかで口の中で溶けるっっ。すごい一貫。
舎利が解けて脂と混ざり合います〜舎利の一粒一粒が旨みを含んで美味しいっ。
青島の天然クマエビ。
茹でたての香りから甘いっ、鼻から抜けていきます。
南国の車海老のムチッとした食感。
赤武。
純米吟醸。
大束のシルクスイートの天ぷら。1時間以上かけて、じっくり揚げたもの。
この季節に出会えるなんて、嬉しい逸品。
周りはサクッと、身はホクホクとクリーミーです。
クマエビの頭。
香ばしく焼いた「カッパえびせん」。
豊かな香り、お味噌が濃厚です。
煮牡蠣の握り。
牡蠣でとったお出汁で炊いたもの。
あたごのまつ。
宮城県。
純米吟醸おりがらみ生酒。
桜鯛の照り煮。
ほっこりとした美しい身質。
日本酒に合う〜。
メイチダイの握り。
透明感のある美しい白身、柚子の香り。
マグロの天身の漬け握り。
自家製の柚子胡椒を添えていただきます。
スペシャリテ。
穴子は手渡しで。
ふわっふわ、きめ細やかな柔らかさ。
アオサのお味噌汁。
お魚のお出汁が濃縮されていて旨みの塊。
玉。
アカシア蜂蜜を使ったもの。
焼きたてのふるふるをいただきました。
追加で巻き物を。
トロといぶりがっこ、お腹いっぱいですがこれは絶対食べたい逸品。
今回のコースはここまで。
大将お一人で切り盛りされているので、ゆっくりとしたペースですが、宮崎の美味しい旬のものを堪能させていただきました。
ちょっと日本酒を飲み過ぎてしまいました…。
また次回の訪問を楽しみにしています。
ご馳走さまでした(^^)
2025/01/08 更新
2024/10 訪問
宮崎の美味しい旬を心ゆくまで
久しぶりに再訪。最近、なかなか予約が取りづらくなってしまって…4ヶ月ぶりにようやくお伺いすることができました。
この日も宮崎の贅沢な旬の食材を美味しくいただきます。
今回は、訪問前にゼロ次会でハイボールなどを飲んでいましたので、飲み物は日本酒からスタート。
富久長 秋櫻。
純米ひやおろし。
女性の杜氏さんが造られたお酒なのだそう。
柔らかな甘みを感じる美味しい日本酒、お代わりをいただきました。
お料理の始まりは土瓶蒸しから。
初ものの天然舞茸、小林の天然水、天使の海老、本クエ、都農の新銀杏という贅沢な食材のオンパレード。お出汁と塩、柑橘を最後に少し。
天然舞茸は白っぽくて、ぷるぷるで、普通のものとは香りが違いますね。
繊細なお出汁と香りをじっくりと味わうことができました。
握りは中トロから。
血合いぎしという部位なのだそう。
柔らかで、とろけるような口当たり。
続いての握りは初夏の風物詩、新イカの握りを塩とかぼすで。
スミイカは、コリコリとねっとりの中間のような食感。歯応えがあるのにも歯切れがいいです。
本日獲れのイサキを炙って。
秋の落ちイサキ。
なんという脂、旨みなのでしょう。
本日獲れだからこその甘みとプリプリ感。
揚げもの。
串間市大束のシルクスイーツ。
同行者のリクエストに応えていただいた、さつまいもの天ぷらです。
分厚く切って、1時間近く揚げたもの。
口の中で溶けて、まるでクリームのよう。
続いても揚げもの。メイチダイの天ぷら。
中に先ほどの天然舞茸が包んであります。
噛んだ瞬間、口の中で旨みと香りが爆発しました。
日本酒の追加は、赤武の新酒を。
純米酒。
都井岬の天然縞鯵の握り。
活かしで仕入れられているとのこと。
血抜き、神経締め、即氷詰めしたものは毛細血管まで血がきれいに抜けているそうで、ホントに身が白くて美しいです。
山葵ではなく、ねぎと生姜を擦り合わせた薬味を添えて。
素晴らしい香りと脂、旨みが溢れます。悶絶の一貫です。後ほどまた追加で握っていただきました。
カマスのミニ丼。
カマスは幽庵焼きだったのかな、ホクホクとした身とシャリ。もっと食べたい…。
フエダイ(赤シブダイ)の握り。
塩と柑橘で。
炙った香ばしさときれいな脂。
天使の海老のカブトを素焼きで。
大人のカッパえびせん。
お味噌が美味いっ。
赤身の漬け。
柚子胡椒を添えて。天身、天パネと言われる赤身の最上の部位。筋がない部分。
スペシャリテ。
穴子。
長崎獲れのもの。塩と山葵で。
こんなにふんわりと柔らかで滑らかで、溶けていくような穴子の食感は、他では感じたことがありません。
美味しさの余韻で日本酒で流し込む感じ。
国産蜂蜜を使った。
玉子。これも大好き。
シブダイのお味噌汁。シブダイの肝臓を最後に加えて熱々でいただきます。
旨みと脂、香りが濃厚。ひとくちずつ、ゆっくりと幸せのお出汁を口にします。
コースはここまでだったのですが、これは食べておかなくちゃということで、巻き物を追加。
トロタク、いぶりがっこ。絶妙な調和、海苔の風味、すべて美味いわ〜。
天然縞鯵の握りを追加で。
再び悶絶。
五ヶ瀬町の有機栽培の釜炒り茶。
この日は、ここ数ヶ月で一番いい食材が手に入りました、と店主さんが言われていたとおり、旬の贅沢な恵みを余すところなく、楽しませていただきました。
一つ一つ、繊細に仕上げられたこだわりのお料理とお鮨。
幸せな時間をありがとうございました。
また、近々お伺いしたいです。
ご馳走さまでした(^^)
2024/11/05 更新
2024/06 訪問
宮崎の美味しい旬を心ゆくまで
この夜の宴は、久しぶりの嬉しい再会からスタートしました。
まず飲み物は瓶ビール、鳳凰美田柚子酒のソーダ割りを。
お料理はゴールドラッシュの白和えとマゴチの卵の塩辛から。
白和えの滑らかなこと。旬の甘み。
マゴチの卵は食感と塩加減が絶妙。
あっという間にビールはなくなり、日本酒をいただくことに。
日本酒は豊香。
夏純米吟醸辛口生貯。
日南レモンを絞った和らぎ水。
贅沢なチェイサーです。
日南獲れのスミイカの握り。
日南レモン塩を添えて。
厚みのあるイカですが包丁の施しが丁寧で、甘みが増して感じます。レモンの風味が後から爽やかに。
中トロのサンカクの握り。
エンガワの中に隠れている部位。筋が弱くて脂の乗りがいいです〜柔らかな口当たり、トロける甘さ。
もう一貫食べたいくらいでした。
揚げものは、木花の栗かぼちゃ。
ほっこりと栗のような風味と甘さ。
続いて、大名岳の天ぷら。
ほっこりと蒸したような食感と香り。
ほんのりとした苦みもいいですね。
お造り。
旬のイサキは一週間寝かせて、炙りで。
前日しめたというゴマアラ(夏のアラ)はホントに甘い。
カマス。
スプーンで混ぜご飯にして。
ふわふわの香ばしい白身に合わせるシャリも抜群に美味しい。
青島獲れの天然クマエビの握り。
甘い香りがたちます。弾力のある食感、そして味が濃い。
続いての日本酒は、純米吟醸からはし。
赤身の漬け。
柚子胡椒添えて。
こちらのスペシャリテですね。もう言葉が出ないくらい。
焼きものは希少なクロコショウダイの西京焼き。
焼いたクマエビの頭を添えて。
ゴマアラの肝。これもかなりの酒泥棒。
ヒラスズキの利尻昆布締めの握り。
美しい白身と品のある甘さ。
イサキの腹身の握り。
炙られた香ばしい風味と旨み。
ゴマアラの握り。
柑橘、柚子胡椒と肉厚のアラの食感。
穴子の握り。
ふわふわの穴子は手渡しで。
トロける食感にいつも悶絶させれらる一貫。
玉。
しっとりとしたデザート。
アオサのお味噌汁。
しっかりとした旨みのあるお出汁。
追加で巻き物はトロタクといぶりがっこ。
これも大好きなので、いつも〆にいただきます。
今回のコースはこれで終了。
地元宮崎を中心にこだわりの旬の素材を最高のお料理にしていただきました。店主さんの目利き、技術、おもてなしの心にはいつも感動、感謝しかありません。
ありがとうございました。
この夜の「ふう」には、厨房に可愛らしいお花が咲いておりまして、その可憐な姿にすっかり心も癒されました。
ぜひまたお目にかかりたいものです。
ご馳走さまでした(^^)
2024/06/19 更新
2024/03 訪問
宮崎の美味しい旬を心ゆくまで
今年最初の訪問は3月初旬。
いつものカウンター席にお邪魔しまして、飲み物は瓶ビール、梅酒からお願いしました。
お料理の始まりはお椀から。
天使の海老や使ったみぞれ煮、春仕立て。
とろみのある優しいお出汁に心を奪われます。
芹、焼いた白葱、椎葉村のどんこ、そして天使の海老は頭を揚げたもの、もちろんその甘い身も味わえます。
椎茸には細やかな包丁が施されていました。
こういう繊細な仕事ぶりにいつもうっとりさせられますね。
お水は小林の天然水を使われているのだそう。
名水から生まれる悶絶のお出汁です。
日本酒は豊香をいただきました。
春の限定、生酒。
ここで、日南の墨烏賊の握りへ。
塩と日南レモンで。
歯応えと食感、甘みが抜群です。
新玉葱の天ぷら。
切り口から熱々な湯気、甘い香りがふわっと。
塩でいただきました。
みずみずしくて、甘くトロける新玉。
まるで飲み物のように、口の中に溶けてなくなります。
続いて、中トロの握り。
「はがし」という部位なのだとか。
筋がなくて味の濃い一貫。
包丁の美しさにも見惚れます。
お造り。
ツマは、春キャベツを。
1キロ超えのイサキは皮目を炙ってあります。香りと脂、旨みを楽しめます。
ヒラスズキは春キャベツと。
日本酒は赤武を追加で。
結の香。
こちらにお伺いするようになって、赤武ファンになりました。
カマスのミニ丼。
タレと舎利だけでも美味しい丼。
そして何よりカマスが太くてジューシーです。
柚子の香りを添えていただきました。
青島獲れの天然クマ海老の握り。
甘い香りと旨みがなんとも濃厚ですっ。
なかなか獲れないクマ海老は、身のしっかりとした食感が特徴。
煮牡蠣の握り。
磯の香り溢れる一貫。
甘み、ふわふわ、口の中が幸せ。
ここで、店主さんが「よくばりセット」と言って出してくださいました。
日南の天然タラの芽の天ぷら、桜鯛の西京焼き、桜鯛の卵の塩漬け、ヒラスズキとイサキの肝。
いずれも手の込んだお酒飲ませな逸品ばかり。
これは日本酒がかなり進んでしまいますね〜。
毎回食べたいです(^^)
クマ海老のカブトの天ぷら。
軽さ、香ばしさの後には濃厚なミソもたっぷり。
追加の日本酒は豊香を。
無濾過生原酒。純米吟醸おりがらみ。
ヒラスズキの白子のお鮨‼️
まずはれんげに乗せていただきましたが、これは悶絶の美味しさでした。
追加で、握りでもいただきました。
口の中で溶けてトロトロになる白子の旨みが舎利を包み込んでまとまります。
なんと上品な旨みと風味の白子なのでしょう。
なかなか手に入らないヒラスズキの白子…ぜひまた巡り会いたい逸品でした。
サワラのトロの握り。
一週間熟成したもので皮目を炙って。
身の柔らかさ、ふわっとしていて、脂が甘い。
漬けマグロの握り。
自家製の柚子胡椒を添えて。スペシャリテ。
この柚子胡椒、ぜひ販売してほしい…。
煮穴子。
手渡しでいただきます。
これも絶品‼️美味いなぁ。
ふわふわ柔らかくで、口の中でトロけて舎利と一体になります。
玉。
国産の蜂蜜を使ったものだそう。
いつもより大きめサイズでふんわりと。
追加で巻き物を。
いぶりがっこを使ったトロタク。
こちらのトロタク、もう大好きなんです。
ヒラスズキとイサキのお椀。
お出汁が力強くて濃いのですが、品のある旨みがえります。
アオサもたっぷり。
最後は、五ヶ瀬町の有機栽培の釜炒り茶をいただきました。
今回も美味しくて楽しくて、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
この日は同席されていたご家族の仲睦まじいやり取りに、ほっこりさせられ心が癒されました。
こちらのお店を通して色んな出会いがあることも嬉しいですね。
いつも幸せな時間をありがとうございます。
これからも定期的にお伺いします。
ご馳走さまでした(^^)
2024/03/12 更新
2023/12 訪問
今年の結び〜宮崎の旬を心ゆくまで
今年の年末は大好きなこちらのお店へ。
今年最後の投稿になりますので、訪問順を繰り上げてクチコミをさせていただきます。
この日もカウンターの真ん中にお邪魔しまして、まずは瓶ビール、鳳凰美田の柚子酒で喉を潤します。
お料理のスタートは、前菜。
ヒラスズキ、天使の海老、オレンジ白菜、肉厚のどんこ椎茸の入った美しい蕪蒸しです。
上品で繊細、そして優しさに溢れるお出汁、身も心も温まります。
この前菜に日本酒を合わせたくて、赤武の純米酒を。
火入れしていない生の風味とトロッと感。
今回はここから握りへ。
いつもと違う構成です。
中トロは、サンカクという部位なのだとか。
筋の中に埋まっている少量の中トロは、とても柔らかくてとろける。
もう噛むのをやめちゃいます(^^)
日南のスミイカの握り。
日南レモン、塩で。
いつまでも口の中で、ねっとりとした甘み。
日南レモンの柔らかな酸味と香りも素晴らしい。
続いての日本酒は、豊香を。
純米酒の初しぼり。
本クエの西京焼き。
添えられたのは、新玉ねぎの天ぷらと、名残りの銀杏は地物とのこと。
まずは本クエの旨みと香りに悶絶させられました。ずっと食べていたい。
そして、新玉ねぎがトロけていく感覚にうっとり。
煮牡蠣の握り。
香りと旨み溢れる逸品。
んー、ほんと美味いです。目を閉じて味と香りに集中してしまいます。
「やっと獲れた(1日10尾くらいの水揚げ)」と店主さんが言われた、青島の天然クマ海老の握り。
健康的な海老の身の弾力と濃い旨み、香り。
甘い香りと旨みの余韻が長く長く残ります。
お造り。
3日寝かせた寒サワラの焼き霜、前日しめた桜鯛。
どちらも脂が甘い。
桜鯛の甘みの上品なこと。
添えられた無農薬の小松菜も甘くて美味しい。
焼いたカマスと酢飯。
スプーンで混ぜご飯にしていただきます。
柚子の風味を添えて。
通常コースではここでサワラの天ぷらが出されるタイミングでしたが、、
我々にはミルフィーユかつを用意してくださいました。(同行者のリクエストに応えて)
豚肉の甘い脂が繊細、香りも旨みも素晴らしい。
日南レモンと三杯酢でさっぱりといただきます。
赤身の握り。
天身の漬けは柚子胡椒で。
完熟の柚子を使ったスペシャリテ。
サワラの大トロ炙りの握り。
優しい脂の甘さと、香ばしさにうっとり。
穴子の握り。
きめ細やかな滑らかさ、ふわふわととろける食感。
もうこれも毎回悶絶です。
蜂蜜を使った玉子焼き。
ぷるぷるで、みずみずしい。
お椀。
お出汁とお味噌、旨みの溢れる逸品。
追加の巻き物を。
トロタク、もう言葉が出ない美味しさ。
別腹でずっと食べられそう。
海苔もめちゃくちゃ旨い。食感、香りがすごい。
この日の素晴らしいコースはここまで。
今年の結びの「ふう」。
1年の締めくくりということで、宮崎の美味しい旬を心ゆくまで堪能させていただきました。
いつも心のこもったお料理、おもてなしをありがとうございます。
今もまだ幸せの余韻に浸っています。
来年またお会いできる日を楽しみにしています。
そして、食べログを通じて楽しく交流させていただいている皆さんへ。今年1年、たくさんの温かいお言葉をありがとうございました。
いつも幸せな時間を共有させてもらっていることに心から感謝申し上げます。
来年もまた、笑顔あふれる素晴らしい年になりますように。穏やかに、優しく幸せな新年を迎えましょう。
これからもどうぞよろしくお願いします(^^)
2024/01/04 更新
2023/08 訪問
葉月のふう〜宮崎の旬をいただく幸せ
先月は続けて県外に行く機会があり、福岡や東京では美味しいものをたくさんいただきましたが…。
宮崎に戻ってから無性に「ふう」に行きたくなってしまいまして。
さっそく予約を入れさせていただきました。
訪問の数日前、店主さんから連絡があり、「台風の影響で仕入れが…」と心配されていたのですが、どうしてもこちらのお料理が食べたいので、と無理を言って予定どおり訪問させていただきました。
当日お伺いしてお聞きすると、だいぶ仕入れに苦労されたようで…申し訳ないやら、ありがたいやら。
さて、今回はゼロ次会が長かったので、飲み物は日本酒からスタートです。
豊香(ほうか)。
夏の限定酒。
辛口純米大吟醸。
シュワっと少しだけ微炭酸。すっきりとしていて旨みも感じるような飲みやすいお酒。
後でお代わりしました♫
お料理は、木花産の無花果、オクラの白和え。
オクラはお浸し。色鮮やかで、食感が絶妙です。
白和えのタネを固く作って、水気が出ないように調理されているのだそう。前の日から随分と手の込んだ処理をされていることに驚かされます。
胡麻の風味がクリーミーな甘さで、とても美味しい。
女子のファンが多いのもうなづける逸品でした。
握り。
スミイカ、塩、ヘベス。
肉厚のイカ、柑橘の風味の後に塩と相まった、ねっとりとした甘さです。
鈴マロンの天ぷら。
鈴マロンは、宮崎県都農町産の南瓜で、完熟させてから収穫されたもの。
小麦粉だけを使って生の鈴マロンを揚げただけだからこそ、この滑らかさ、香り、旨みがあるのだとか。
素晴らしいの一言に尽きます。
悶絶する美味しさでした。
阿部勘。
純米吟醸も夏のお酒。
中トロの握り。
目をつぶってしまうわ〜香りと食感。
シャリとネタが溶けて混ざり合う感じにうっとり。
ヒラスズキのお造り。
肝も添えてありまして、醤油に溶かしても旨い。
肉厚、食感の良さ。
赤武。純米吟醸。
少し甘みのあるお酒でした。
カマス丼。
炙ったカマスをほぐしていただきます。ホクホクしたカマスが美味い。
天使の海老の握り。
2貫分重ねて。
噛んでも噛んでも、ふわっと香りと旨みが溢れてきて、ひたすら甘いっ。
赤身の握り。
自家製の柚子胡椒を添えて。
これはスペシャリテですね。
トロける赤身と爽やかな風味。
ヒラスズキの握り。
腹身を炙りで。
ゴマアラの西京焼き。
南方のクエと言われるお魚とのこと。
旨みがあって、それでいて繊細。
甘長ししとうの天ぷら、天使の海老のカブトを焼いて。
穴子。
スプーンでいただきました。
塩もいいけど、煮詰めも素晴らしい。
トロタク。
いぶりがっこも♫
巻き物も美味しすぎて…幸せ。
かっぱ巻き。
胡麻の風味、胡瓜の繊細な仕事。
焼きたての玉。
お椀。
ヒラスズキのお出汁。
おまかせのコースは以上のとおり。
今回も幸せな時間を過ごすことができました。
いつもありがとうございます(^^)
かなりの量の日本酒も飲んでしまいましたが、お会計がいつもより控えめだったのは、仕入れの関係だったのかな。
そんな中でも、あらためて店主さんの気遣いや、お料理の引き出しの多さに感動させられた夜でした。
店主さんが秋の土瓶蒸し、冬のおでんなどの話もされていましたので、ぜひいつか食べてみたいなぁ。
また近いうちにお伺いします。
ご馳走さまでした(^^)
2023/08/25 更新
2023/06 訪問
水無月のふう〜旬の食材、至福のひととき
今回は我々のみの貸し切りという贅沢な夜。
飲み物は瓶ビール、梅酒のソーダ割りからスタートです。
はじめのお料理は、佐土原ナスのすり流し。
スペシャリテな逸品、これはみんな大好きなメニュー♫
パイナップルを最後にトッピング、胡麻もパラパラと。
キンキンに冷やされた器で、底の部分だけは食感の違いも感じられる佐土原ナスの香ばしさ。甘さ、滑らかさ、スイーツのような優しい逸品。
シャーベット的なパイナップルの食感も楽しいです。
続いては、大名竹、甘長ししとうの天ぷら。
大名竹は軽く煮て、お出汁に漬けてから揚げられているのだそうです。
香りと食感が絶妙ですね〜素材の良さが分かります。
赤武の翡翠。純米吟醸。
夏の限定酒です。
この日はここから日本酒をいただきました。
握りのスタートはスミイカ。
塩、かぼすの香りを添えて。
コリコリと、そしてサクッとした歯切れがいいなぁ。
中トロ。
香りと旨みの余韻が長い〜口の中でトロけます。
幸せの余韻。
ヒラスズキ、ゴマアラのお造り。
南九州では夏が旬のゴマアラ。炙ると香りが立ちますね〜旨みも濃い。
ヒラスズキも上品な甘さ。
これも素晴らしい個体です。
続いての日本酒は、阿部勘。
先ほどのお酒よりも少しキリッとします。
この後は、赤武と阿部勘の無限ローテーションへ。
カマスの炙りの握り。
こちらも夏が旬。
ほどける舎利も抜群に美味いです。
青島の天然クマエビ。
特大サイズを2つに切っていただきました。
悶絶です‼️
エビの香り、旨みがものすごい勢いで広がります。
ゴマアラの塩焼きと肝煮。
ふっくらとみずみずしいゴマアラは、特に皮目のそばの脂の甘さに悶絶です。
そして肝煮は、これぞホントの酒泥棒(^^)
イサキの卵の塩辛。
粒々感のある滑らかな卵。
繊細な食感ですね、これまた素晴らしい逸品。
ヒラスズキの炙りのおはぎ。
自家製の柚子胡椒。
甘い、柑橘、旨み、食感、いずれもバランスが絶妙です。
あーこれも大好きなやつです。幸せ。
イサキの握り。
香ばしさと旨みと甘み。安定の美味しさ。
マゴチの利尻昆布しめ。
コリコリとした食感、昆布の風味が心地よい。
マグロ天身の漬け。
自家製柚子胡椒。ここでしか食べられない逸品。
マグロが得意ではない同行者も、「ふう」のマグロは食べられるのだそうです。
穴子。
手渡しで。これもスペシャリテ♫
ふんわりと溶けていく甘さ。香りと旨みの余韻がいつまでも残ります。
玉。品のある甘さ。しっとりとした食感。
お椀。
追加で巻き物。
これまた最後の楽しみ。絶対食べるべし。
この日も楽しくて美味しくて、贅沢な夜でした。
ありがとうございました。
今回もまた日本酒がお料理によく合いまして、だいぶ飲み過ぎてしまいました。いったいどのくらい飲んだのでしょう…(・・;)
しばらくはこの幸せの余韻に浸れそうです。
次回の訪問も楽しみにしていますね。
ご馳走さまでした(^^)
2023/07/01 更新
2023/03 訪問
三月のふう〜美味しい旬を最高のお料理で
この夜は、気温も高くて蒸し暑さを感じるほどでしたので、飲み物は瓶ビールからスタートしました。
その後は、日本酒を。
まずは豊香(ほうか)。
春しぼりたて純米かすみ酒。
お料理のスタートは、筍の木の芽味噌和え。
木の芽の初物はすり鉢で擦るたびに緑色の爽やかな香りが立ちます。口に含むとさらに豊かな香りを感じました。
玉子味噌は、玉子と白味噌、日南レモンを使って、三杯酢、お出汁と合わせたもの。
天使の海老も添えられていました。
筍のシャキッと、そしてほっこりも感じられる食感が絶妙です。そして天使の海老の甘いこと。
続いては、日向の有機栽培の新玉ねぎの天ぷら。
熱々の湯気が甘い。
トロける柔らかさと、焦げる直前の香ばしさも。
軽い心地よい歯応えでした。
天使の海老のカブト。
焼いたものをカリッと。味噌の風味も濃厚でした。
ここから日本酒は、赤武。
純米吟醸。
お造り。
天然シマアジが獲れるのはこの時期には珍しいのだとか。
なんという上品な脂と甘さと旨味なのでしょう。
食感も素晴らしいものすごいお魚です。
そして、エリアカコショウダイを炙ったもの。
コショウダイの亜種なのだそう。
これも香り、脂、旨味ともに悶絶です。
どちらも目井津港獲れとのことでした。
生姜と葱をすり合わせた薬味も素敵ですね〜これは家に持って帰りたかったなぁ。
ツマは春キャベツ。旬のものを添えられていて嬉しいですね。甘みも上品でした。
鰆の腹身トロの部分を照り煮。
ふわふわのふっくら…何という優しい食感。
あーもう日本酒が止められない…(^^)
木花で採れた天然のタラの芽の天ぷら。
香ばしさ、そこにほっこりとした甘い香りもある一方で、春のえぐみもほのかに感じられます。
春の優しい苦み。
ここから握りへ。
目井津のスミイカを塩と日南レモンで。
歯応えが、こりっと&サクッと&もっちり。うんまい。
中トロ。
これもふわっふわで口に含むと溶けてなくなりました。
マグロの旨味が溢れる一貫。
天然シマアジ。
生姜と葱、薬味の相乗効果。
脂との相性が素晴らしいですね〜ものすごいポテンシャルのシマアジでした。
マグロの漬け。
中落ち、最上級の赤身。天身。
柚子胡椒はスペシャリテです。
包丁を細かく入れてあるので、口溶けが素晴らしい。
煮牡蠣。
もう、甘いっうまいっ。海のミルクがジュワッと口の中に広がります。
青島の天然クマエビ。
ほくほくする甘さと、みずみずしさ。
日本酒は作を。
その後、豊香、赤武の繰り返し(笑)
エリアカコショウダイの炙り。
身と脂のバランスが良くて美味すぎる…もうこれはホントにレアなお魚なのだと思います。
煮穴子。
トロけるふわふわ。
香りと旨味、甘さの余韻がいつまでも。
シマアジの潮汁。
酒と昆布と塩、シマアジのカマだけで悶絶のお出汁。
日南レモンを添えて。
これで日本酒が何杯もいけます。
玉。
ジューシーで甘くて、旨味のあるデザート。
追加で巻き物を。
いぶりがっこを使ったトロタク。
毎回のことですが、最後まで悶絶のお料理でした。
訪問のたびに期待を上回る、お料理とお酒とおもてなし。
お客さんを美味しいもので喜ばせたい、そういう気持ちが純粋に感じられる大好きなお店。
この夜も嬉しくて楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
これからも通い続けます。
ご馳走さまでした(^^)
2023/04/11 更新
2023/02 訪問
春を感じる旬をいただきました
今年最初の「ふう」訪問は、2月に入ってすぐ。
今回もおまかせのお料理を。
どんな食材をいただけるのか、楽しみに訪問を待ちわびていました。
この日は軽くお酒をいただいてきましたので、飲み物のスタートは日本酒のおすすめを。
黒龍 大吟醸。
お料理は、蕪蒸しのお椀から始まります。
天使の海老、どんこ、菜の花、桜鯛(軽く炙って)、鰹のお出汁…スタートから心を鷲掴みにされます。
何という上質なお出汁。
こりゃあ、日本酒が止まらないですわ♫
あっという間に黒龍がなくなりまして。
続いての日本酒は、作。
ほんのり甘くて美味しい。これも好きなお酒。
お造りはオナガ。熟成した柚子胡椒でいただきます。
サワラを軽く炙った、焼き霜。
続いては、シルクスイートの天ぷら。
30分ほどかけて揚げたもの。
この日の同行者は無類のお芋好きなのを覚えていてくださったようで(^^)
揚げるというシンプルな調理だそうですが、きめ細やかで滑らか、口の中でトロけるお芋さん。
不思議なほど繊維を全く感じません。
素晴らしい食感と甘さですね。
真鯛の西京焼き。
腹身の一番美味しい部位なのだそう。2切れしか取れない貴重なところをいただきました(^^)
火入れも絶妙、ふっくらとした食感、みずみずしさ、あふれる旨味…これまた悶絶しました。
宮崎どれのフキノトウの天ぷらも。
サクッと軽い食感の中に、みずみずしさと、春の苦味♫
続いては、初めていただく日本酒、今西。
純米吟醸、新酒の生酒。
奈良県のお酒なのだそうです。
華やかで甘さもありつつ、後味のキレの良さ。これはお料理によく合いますね〜。
今回この今西にハマりまして、何回お代わりしたか覚えていません…3回くらい?
ここから握りへ。
スミイカ。
日南レモンと塩で。
シンプルに素材とシャリが美味しい。
オナガのおはぎ。
柑橘、甘み、食感の楽しさ。
ぶつ切りに刻まれたオナガとシャリがマッチします。
中トロ。
柔らかな、トロけるマグロ。
うん、これも間違いないヤツです。
同行者は、赤身のお魚(マグロ)があまり得意ではないのですが、「ふう」で出されるものは残さず食べられるようです♫
ヒラスズキ。
サクサクするような食感、後から旨味がやってきます。
上品な旨味です。
サワラのトロ。
甘みと脂が…たまんない。
爽やかさと旨味。
ヒラスズキの白子。
スルッと溶けていく白子さま。
赤身、天身の漬け。
柚子胡椒で。
これもスペシャリテ(^^)
青島の天然クマ海老。
南方の車海老なのだとか。身質が素晴らしい。
香りから甘いっ。
牡蠣。
旨味が凝縮されていて、口の中で牡蠣のエキスがほとばしります。
穴子。
手渡しで口に放り込むと、トロトロ。
塩で甘みが増し増し。
これまた、うんまいわ(^^)
オナガのお出汁のお椀。
お代わりしちゃいました〜すんごいお出汁にアオサ。
玉。
うーん♫これも好き。
追加で、トロタクの巻き物。
もう何も言えない…のけぞる美味しさ。
毎回イスから落ちそうになりますね♫
最後は、五ヶ瀬町の釜炒り茶。
今回も楽しくて美味しくて嬉しくて…今もなお満足の余韻が残っています。
余韻に浸れる美味しいお料理とお酒、次回の訪問が今から楽しみです。
いつもありがとうございます。
ご馳走さまでした(^^)
2023/02/12 更新
2022/11 訪問
霜月のふう〜美味しい旬をいただきに
大好きなこちらのお店へ。
今宵もおまかせお料理のコースをいただきます。
お料理のスタートは、「赤ちゃん」の舞茸を使った土瓶蒸し。
白っぽい色をした舞茸は、繊細で柔らか。
温かで優しいお出汁です。
店主さんの勧めで、今回は日本酒を合わせました。
奥の松、ひやおろし。
舞茸のお出汁と日本酒を交互に口にすると、香りと旨味で無限に飲める〜。
旨味の後のすっきり感を感じる日本酒でした。
シルクスイートの天ぷら。
都農のサツマイモを生の状態から、30分かけて揚げたものです。
何ともしっとりと滑らかな甘さ♫
お造りは、
3日目のアザハタを炙って。
脂がすごいっ、ほぼお肉のような旨味です。
さらに、天然のシマアジ1.6キロ。
これもすごい脂で甘いっ。
山葵の代わりに自家製の柚子胡椒で。いや、これはすごい素材でした(^^)
日本酒は、花邑を。
華やかな香りと甘さ。
天然シマアジの潮汁。
水と酒と塩だけ…めちゃくちゃ旨いです。
これもまたお出汁で日本酒を飲める(^^)
サワラの西京焼き、揚げ銀杏。
完璧な火入れのサワラ。旨味が凝縮されています。
続いての日本酒は作を。
ここから、握りへ。
新米で、やや粘りがあるシャリとのことでした。
ふうのシャリ、めちゃくちゃ好きです(^^)
スミイカ。
イカ墨で使った塩、カボスを少し。
歯応え、まったりとした甘さ。
アザハタの利尻昆布締め。
7日目のもの。
旨味の濃い逸品。
天然シマアジの腹身。
食感も旨味も香りも何もかも素晴らしい。
これまた絶品です(^^)
アカハタのおはぎ。
レンゲでいただきます。
柑橘とさっぱりした旨味と絶妙な食感。
中トロ。
飾り包丁が美しい。
あぁ〜、もう旨い。悶絶しました(^^)
赤身の漬け。
柚子胡椒を乗せて。
ジューシーでクセのない旨味。
さらに日本酒は、奥の松。
純米吟醸。
サワラの大トロ。
2週間寝かせたもの。
これも悶絶の美味しさでした。
煮牡蠣。
小ぶりな牡蠣が2つも。
ミルキーな海の旨味。
穴子。
スペシャリテ(^^)
口に含んだ瞬間に溶けますね。
玉子。お吸い物。
追加で、巻き物はトロタク。これもめちゃくちゃ美味しいんです(^^)
完璧です。
今回も大満足のコースは以上でした。
今月からおまかせコースは、13,000円から15,000円に値上げされたとのこと。
いつも期待を上回る内容で楽しませていただき、ありがとうございます。
この日は、お隣の席にいらしていた関西のお客さまから、色んなグルメのお話も聞かせてもらいまして。
さらに楽しくて、嬉しい夜になりました。
また来月お伺いできるのが、今から楽しみです。
ご馳走さまでした(^^)
2022/12/03 更新
2022/07 訪問
文月のふう〜ゆったりと至福の時間
定期的にお伺いしている「ふう」へ。
旬の素材と繊細なお料理、ゆったりとした心地よい時間が流れる大好きなお店です。
マイレビ様もクチコミで書かれていましたが、「シンプルに丁寧」なところがこちらの魅力。
店主さんが素材や調理のことも色々と教えてくれるので、楽しみながらお食事ができます。
さて、今回もいつもと同じおまかせコースで。
ドリンクはビール、鳳凰美田のゆず酒からスタートして、「今日のお料理なら、日本酒がいいのでは」と勧められて、日本酒をいただきました。
お料理は、夏野菜のおひたしから。
熊本の赤茄子、できすぎトマト、綾町の谷口農園の有機栽培のオクラ。
ミニトマトのフルーツのような甘さ、茄子の旨味。
薄味で炊き上げて、食感と素材の甘さを楽しみます。
シブダイのお椀。
気持ち塩気を強めに、へベスを添えて。
濃厚なシブダイのお出汁、旨味がしっかり。
ここから飲み物は、阿部勘をいただきます。
夏の日本酒。純米吟醸。
アカシブダイの炙り。
根つきのシブダイなのだとか。
2キロアップのシブダイの腹身を炙ると、脂がパチパチと音を立てます。
旨味も濃いですし、皮がこれまた秀逸。
天然のミョウガ、綾町の無農薬ツルムラサキを添えて。
ミョウカのみずみずしさ、香りが素晴らしいですね。
鈴マロンというカボチャの天ぷら。
30分くらいかけて、ゆっくりと火を通され甘みを封じ込めたのだそう。
表面を削って、中はしっとり。塩で。
ほっこり、ふっくら、お芋のような、栗のような悶絶の美味しさ。
宮崎の岩牡蠣。
フランスの岩塩、ミョウガ、キュウリ。
へベスを絞って、岩塩でいただきます。
生臭さが一切なくて、とんでもなくミルキー。
どんな下処理をされたのかなぁ、こんな牡蠣は初めて食べました(^^)
日本酒は、雁木を。
辛口のすっきり。
イサキの卵の塩辛。
なんとも上品で贅沢な逸品。
さらに、マゴチの卵も。
繊細なつぶつぶ感と風味。
さらに日本酒は、奥の松。
純米吟醸。
ここから握りへ。
まずは、目井津のコウイカ。
小さなコウイカで、コリコリとねっとりの中間の食感が素晴らしいです。
口の中でシャリがほどけてネタと一体化していく、この握りが大好きなんですよね♫すごく美味しい(^^)
川南の天然マダイ。
塩、へベスで。
身がしっかりしていて、シャキッと旨味もしっかり。
青島の釣りアジ。
うんまい〜(^^)
優しい脂をまとった、まろやかなアジ。
カサゴ。
利尻昆布しめ。
天竺太刀魚。
ふわっと、ジューシー。
ほんのり柚子の果汁が爽やか。
長崎の中トロ。
まろやかで上品な脂。
アカハタ。
旨味が濃いなぁ。
赤身の漬け。
天ぱね。
口の中でとろけてなくなります。
シブダイ。
炙りの握り。
シブダイのトロ。
塩で。贅沢なシブダイ祭り♫
アカシブダイのお味噌汁。
濃厚な肝が素晴らしかった。
追加の巻き物は、トロたく。
あー、もう絶品。悶絶。もっと食べたいくらい。
後半はお酒が進み過ぎて写真もメモも曖昧な感じに…でも美味しくて楽しくて、嬉しい夜だったのは間違いないです(^^)
今回も大満足でした。ありがとうございました。
今回予約をお願いした際、台風などの影響で「その日は仕入れでいい魚が入らないので…」と店主さんが申し訳なさそうに言われていたのですが、「それでも」と無理を言って訪問させていただきました。
この日を逃すと、しばらくお伺いできなさそうでしたので…無理を言ってしまいました。
でも、あらためて、お客さんを第一に考えてくれてるんだなぁと感じたところでした。
いつもありがとうございます。またお伺いします。
ご馳走さまでした(^^)
2022/07/23 更新
2022/04 訪問
卯月のふう〜地元の旬の食材を堪能
久しぶりにお伺いすることができました。
カウンターの真ん中にお邪魔しまして、今回もお任せのお料理と白ワインをいただきます。
今宵も至福の時間の始まりです(^^)
季節の前菜。
天然の木の芽を擦ったところに、卵黄だけを使ったたまご味噌を合わせます。
ここに搾りたての日南レモンを加えた、木の芽味噌。
スミイカのげそは、肝の横の部分だけを贅沢に。
筍も一緒に。
鼻から抜ける木の芽の青さ、そして味噌の方はまろやかで柔らかな味わいです。
器の中で桜の花見をしながら、春を感じさせる逸品。
イサキのお造り。
腹身、炙り。
イサキは梅雨が旬とのことですが、ハシリのイサキは卵などを持っていない分、身が全力で美味しいのだそう。
脂が乗ってるのでしょう。
1キロ超えると特に旨いらしいです。
炙りの方は、表現力に乏しくて申し訳ないのですが、まるで鰻のような力強さや旨味を感じました。
そして、刺身の方も繊細な旨味があって、めちゃくちゃ美味しい。
添えられていたホウボウの肝も旨味が濃くて美味しかったなぁ。
天ぷら。
宮崎の天然のタラの芽。
ホクホクと甘くて、春の苦味と青さを感じます。タイミング的にギリギリ間に合ったタラの芽♫
ヤングコーン。
細かなヒゲの食感が軽やか、コーンの甘さと香り(^^)
新玉ねぎ。
すでに湯気の香りが甘いです♫
軽く繊維を感じると、口の中で溶けていく。
これもこの季節としては最後の素材。
続いては、ヒラスズキの西京焼き。
できかけのイサキの小さな白子、肝を煮たもの。
西京焼きはふわふわのジューシー。
香りと旨味が素晴らしい〜これは白ワインが進むなぁ。
桜鯛と筍の炊き合わせ。
桜鯛の腹身がプルプルで溶けていく〜木の芽の香りも爽やかです。
桜鯛の旨味、筍の食感、品のある甘さ。
悶絶です(^^)
ここから握りへ。
目井津のスミイカ。
塩と日南レモンで。
食感と甘さ、口の中でシャリがほどけていく感覚。
青島の金釣りアジ。
生姜と葱、溶けていきますね。脂がとても上品でした。
昆布締めにした真鯛。
軽く入れた昆布のさりげない風味。
素材のポテンシャルが高いですね〜♫
カツオの腹身の炙り。
丁寧な切り込み、そして青森のニンニクがほのかにアクセントとなっています。
カツオにはやはりニンニク♫
店主さんのご友人が釣られたカツオなのだとか。
身がしっかり、脂が旨いっ。
悶絶です(^^)
ホウボウのおはぎ。
弾力のある食感、柑橘の香りを添えて。ずっと食べていられる♫
中トロ。
血合ぎし。赤身のいい感じのところなのだそう。
ものすごい脂の乗り。
うんまいなぁ。
赤身のテンパネ。
繊維が細かくて美味しい赤身。
骨のそばの部位なのだそうです。
漬け、柚子胡椒添えで。
まろやかな脂が、ゆっくり溶けていく感じ。
またまた悶絶しました(^^)
キビレ太刀魚の丼。
木の芽を添えて。
ふっくらジューシーに焼かれた肉厚の太刀魚。
煮牡蠣。
磯の香りと旨味がギュッと詰まっています。
口の中で溢れ出す感じ。
イサキ。
皮目の焼き目が素晴らしい。
焼いてこそ、イサキとのこと。香ばしさと甘み。
穴子。
ふわふわな柔らかさ。
もはや歯茎もいらない食感と甘みがあふれます。
巻き物を追加で。
トロタク。
濃厚なトロ、細かくされた食感。海苔のパリパリ…お腹が膨れたけど、まだ食べたい気持ちになります。
イサキだけでお出汁をとったお腕。
熱々。旨味の凝縮された穏やかなお出汁ですね。
締めは玉。
今回も素晴らしいお摘みとお鮨、お酒を心ゆくまで堪能させていただきました。
美味しいものを食べてもらいたいという、店主さんの気持ちが伝わってきて、それが嬉しいのです。
次回の訪問が今から楽しみでなりません。
ご馳走さまでした(^^)
2022/04/20 更新
2021/12 訪問
一年の締めくくり〜ふうで至福のひととき
令和3年の最後の外食は大好きな「ふう」さんへ。
今年最後の投稿ということで、順番を繰り上げてアップさせていただきました。
さて、今回もお任せのコースとワインをいただきます。
お伺いするたび、これまで自分が食べたことのない食材や調理法などを考えてお料理を組み立てていただけるので、毎回新たな感動や感激があるんです(^^)
美味しいものを食べてもらいたいというお客さんへの思いがよく伝わってくる素敵なお店(^^)
実はこの日、食べている途中で誤ってメモを消してしまいまして…記憶をたどりながらの投稿になります(・・;)
前置きが長くなりましたが、この日のドリンクはお気に入りの白ワインをお願いしました。
お料理は桜鯛のスープから。
スープの中には卵も入っています。
卵はつぶつぶしてなくて、とっても滑らか。旨味が凝縮して濃厚なスープですね♫
身体が温まるありがたいお料理です(^^)
お造りは、桜鯛とサワラの炙り
大きな桜鯛、そして10日寝かしたサワラはいずれも甘くて旨いがしっかりしていて美味しい〜。
金時人参と新玉ねぎでお正月っぽさも(^^)
菜の花、下仁田ネギ、ドンコ、ヒラスズキ。
カブのあんかけで。
何とも上質なお出汁だなぁ。素材を活かした素晴らしいお料理。特に超肉厚ドンコの食感と香り、旨味がすごいです。
シルクスイートというサツマイモの天ぷら。
蒸したりせずに、揚げているだけなのに、柔らかくてトロけるサツマイモ‼️
ものすごい甘みとクリーミーで滑らかな食感に悶絶しました(^^)
ペーストのように、口で溶けていきました。
青島のキンアジのタタキ。
ゴマ、ネギ、味噌、生姜のバランス♫
刺身でいただけるアジをなめろう風にしていただく、贅沢なお料理です。
歯応えも絶妙でした。
シブダイの幽庵焼き、サワラのハラスの塩焼き。
こちらの焼き物は毎回ですが、のけぞる旨さ(^^)
今回も悶絶‼️‼️‼️
のけぞって、倒れそうでした(^^)
特にこのサワラの脂と旨味のすごいこと。まいりました。
ここから、握りへ。
目井津のスミイカから。
素晴らしい歯応えとイカの甘さ。
マトウダイの昆布締め。
まるでカワハギのような独特の身質。
磯では上がらない、水揚げの少ない珍しい魚なのだとか。
血生臭さのない素晴らしいマトウダイでした(^^)
キンアジ。
黄金色に輝くアジ。血抜きなどの処理を施した、ものすごく高いアジのポテンシャル。これも美味しいなぁ。
中トロを漬けで。
短時間の漬けですが、素材を活かした逸品。
添えられた柚子胡椒も素晴らしいですね。
サワラの大トロ。
これも熟成10日めのサワラで軽く炙ったもの。
ものすごい脂と旨味の甘さにまたまた悶絶しました。
天然マダイのおはぎ。
スプーンに乗っけて。これも旨いなぁ。
煮牡蠣。
ジュワッとした旨味が溢れる牡蠣。
青島の天然クマエビ。
軽く火を通したもの。なかなか食べられない逸品です。とにかくエビの味が濃い、そして香りが芳醇♫
旨いとしか言いようがない(^^)
アナゴ。
特大のアナゴの腹身の方を。
アナゴは大きければ大きいほど旨いのだそう。大きなアナゴでも小骨のない腹身だけを出していただきます。
ふわふわを通り越して、とろとろ(^^)
1日がかりで仕込んだ悶絶アナゴ‼️
口の中で溶けてなくなりました。
大人のカッパえびせん。
クマエビの頭を焼いたもの。
香ばしさと味噌の濃厚さ(^^)
マトウダイのお出汁のお椀。
旨味の濃厚なお出汁、アオサの香り。
締めの玉。
最後は、高千穂茶を。
追加で巻き物をお願いしましたら、炙ったサワラの大トロを巻いていただきました♫
今回も素晴らしい、悶絶続きのお料理で、まだいくらでも食べられそうでした(^^)
お伺いするたびに、うならされますね。
楽しくて美味しいひとときをありがとうございました。
今年は自粛期間も長く訪問も限られてしまいましたが、また来年もこれからもずっと通い詰めたいお店です。
ご馳走さまでした(^^)
いつも「いいね」やコメントをくださる皆様、ありがとうございます。よいお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いします(^^)
皆様に美味しくて楽しい出会いがありますように。
2021/12/31 更新
2021/10 訪問
秋の美味しさ満載〜神無月のふう
色んなことを乗り越えて、ようやくお伺いすることができました。
コロナ禍の中、仕事やプライベートで色んな変化がありましたが、ここでいったん整えましょう。
久しぶりの「ふう」さん。
あー、このカウンター席が落ち着くのです(^^)
今宵もいつものおまかせのコース。飲み物は瓶ビールからスタートして、日本酒を合わせていただきました。
最初のお料理は、宮崎県産天然の舞茸の土瓶蒸し。
初めの一品から度肝を抜かれました…この驚くほど、繊細なお出汁と風味に悶絶。
カボスの一滴も 素晴らしいアクセントになりますね。
舞茸のシャキッと感、芳醇な香り…これが天然のポテンシャルなのでしょう(^^)
このお料理を一番目に持ってこられた意図が分かりました。
日本酒は、ひやおろし。
旨味のある、すっきりしたお酒♫
和らぎ水にはレモングラスの風味が添えられていました。
お造り。
クエとカマスの炙り。
クエの上品な旨味。カマスは脂のノリがハンパないです。香ばしい匂いが食欲を刺激します。
肝醤油に漬け込んだ秋刀魚の一夜干し、クエの肝煮、銀杏の揚げ物。
秋満載の素晴らしいお皿ですね。
秋刀魚の旨味が凝縮されています(^^)
クエの肝煮も素晴らしい。
美味しくて、美しい逸品でした。
日本酒は、花邑を。
アカシブダイと宮崎県産の松茸の揚げ物。
シブダイの中に松茸が挟んであります。
口の中でトロける〜香りがほとばしる(^^)
悶絶する美味しさです。
これって、コスト度外視のメニューなのでは?
日本酒の追加は、奥の松を。
ここから、握りへ移ります。
まずはスミイカ。
ねっとりと、それでいて歯応えのしっかりと残った食感。
あぁ、この小さくて口の中でほどけるシャリ、すごく好き(^^)
天然ヒラメの昆布締め。
昆布の旨味、風味。もっちりとした食感も素晴らしい。
中トロ。
トロける〜シャリとネタが溶けて混ざり合う。
これも旨いなぁ。
クエはカボス塩で。
柔らかく、繊細な旨味でした。クエって、もっと力強い魚のイメージでしたが、なんとも品のいい美味しさ。
漬けマグロ。
間違いない、絶対美味しいやつです。
天使のエビ。
香りと旨味が素晴らしいですね〜口の中で芳醇な香りが広がります。
カマスの炙り。
ふわふわと、炙りの香ばしいカマス。
穴子は手渡しで。
ふわとろで柔らかく、めちゃ甘いっっ。濃厚な甘さ。
玉子。
しっとり滑らか。上品な甘みです。
追加で、巻き物を♫
手巻きも抜群に旨いのですよね〜お代わり欲しいくらい。
あおさの味噌汁と、海老の頭。
このお出汁も素晴らしい。
海老のみそも濃厚でした。
今回のコースも大満足。美味しくて楽しくて、とっても幸せな時間を過ごすことができました。
美味しい秋の旬を満喫。次回の訪問が今から楽しみです。
ご馳走さまでした(^^)
2021/10/30 更新
2020/11 訪問
11月のふう〜今宵も美味しくて幸せな時間
久しぶりの「ふう」。11月の旬をいただきにお伺いしました。
今回もお任せのコースとお酒をいただきます。
カウンター席の真ん中に案内していただきました。
コロナ対策は万全なので安心です♫
飲み物はビール、梅酒のソーダ割りから。
最初のお料理は、天然真鯛、どんこ、しめじ、下仁田ネギの蕪みぞれ。
肉厚のどんこ、焼き目の付いたネギの素材感が素晴らしい。
優しく温かなお出汁に包まれています。
今回も初っ端のお料理から心を鷲掴みにされました♫
お造りは、目井津の天然シマアジとアカハタ。
シマアジはねっとり、もっちり、さっくりとした食感のバランスが絶妙。旨いっ。
アカハタも、噛めば噛むほど旨味が溢れてきます。
お魚のポテンシャルを最大限に引き出されているのでしょうねー(^^)
ここからは、白ワインをいただきます。
いつものマコンヴイラージュをボトルで♫
ホント美味しくて、こちらのお料理に合うワインですね。
続いて、サワラの西京焼き。
「腹身のいいとこ」とのことですが、これがまた、ものすごいサワラ。
どんどん溢れる旨味が口の中でほとばしります‼️
なんというジューシーさ、旨味なのでしょう。みずみずしくて美味しいなぁ。
ここで飲み物は、店主さんの同級生というお客様から日本酒の花邑をお裾分けしていただきました(^^)
かなりの量をいただいて…いやはやありがとうございました。
めちゃくちゃ美味しい日本酒で、飲み過ぎてしまいました(・・;)
さて、続いてのお料理はサワラのハラス丼。
このミニ丼もとんでもなく美味しい‼️
悶絶級の美味さです。
軽く炙られたサワラの脂の美味しいこと…あぁ、おかわりしたいくらい。
天然シマアジのフライ。
日南レモンで作ったソースで。
レア気味のシマアジはサクッと感が半端ない。
さらにさっぱりとして、繊細なレモンソースとの相性も素晴らしい(^^)
もう幸せです。
ここから握りへ。ややメモが途切れがちに…。
アカハタの日南レモン塩。
アカハタの柔らかな身とレモン塩が爽やか♫
スミイカ。
食感と甘み、コリコリともっちり。
天然真鯛の昆布締め。
深みのある旨味だなぁ。
カマス。
何というふわっふわっ(^^)柔らかでトロける。
シマアジの腹身。
これまた脂と旨味が溢れる、ものすごい握り。
これは美味い、美味しすぎるっ。
記憶とメモがあいまい…でも、写真は無意識でも撮っていたみたいです。
天使のエビ、サワラの腹身、黄金アナゴ、かっぱ巻き、アオサの味噌汁と海老の頭、玉子焼き。
今回も素晴らしいお料理とお酒。そして店主さんと奥様の幸せのオーラ、素敵なお客様との出会い…とっても美味しくて楽しい夜を過ごせました。
また、これからもゆっくりお伺いさせていただきます。
ありがとうございました。
ご馳走さまでした(^^)
2020/11/13 更新
2020/07 訪問
七月の旬をいただきに〜ふうの至福の時間
久しぶりの再訪です。
ずっとこの時を待ちわびていました(^^)
聞けば、2か月半もお店を休まれていたそう。
お店に入ると、いつものカウンターには店主さん手作りのシェードが施されていました。
そして店主さんはマスク着用、カウンターも座席を減らして広々と6席のみ。
さて、この日もカウンターでお任せのお料理とお酒をいただく至福のひとときが始まります。
まず飲み物は瓶ビール(生ビールは休止中)を。
この日の相方さんは柚子酒をロックで。鳳凰美田の柚子酒なのだとか。香りが素晴らしいですね。
お料理は、冬瓜と天使の海老の冷菜から。
冷たくて甘くて洗練されたお出汁、白ごまの風味がものすごいです。とっても香りがいいなぁ。
お造りは、イサキの焼きしめ、オオモンハタ。
イサキは炙りの香ばしさと甘さ。オオモンハタは優しい脂をまとっています。
マグロの腹ずりの炙り。
旨味が凝縮していて、ずーっと口の中に入れていられる。
飲み物はおすすめの白ワインをボトルで。いつものマコンヴイラージュ。
辛口でフルーティでスッキリした白ワイン。
イサキの一夜干しと栗カボチャの天ぷら。
店主さんの釣りの師匠が釣られたというイサキは塩ではなく、醤油ベースの一夜干し。
ふっくらした肉厚の身、皮目の魅力を堪能。
栗カボチャはとっても滑らかです〜食感が素晴らしい‼️
連子鯛のフライ。
へべすのソースに両面をつけていただきます。
信じられないほど、ふっくらで柔らかく、みずみずしい白身。口の中で溶けていくー‼️
揚げるなら、真鯛よりも美味しいらしいです。
絶品、悶絶の逸品(^^)(^^)(^^)
ここから、握りへ。
オオモンハタのへべす塩。
柑橘の青い爽やかな香りとオオモンハタの旨味、しゃりが渾然一体♫
赤身。
赤身なのにほどよく脂が乗ってる♫
トロのような旨味と脂。
南郷のスミイカ。
コリコリしているんだけど、濃厚な旨味。
青島の釣りアジ。
食感、素材の味が素晴らしい。
飲み込むのが惜しいほどの、ものすごいアジでした(^^)
赤身の天身の漬け。
言うことなし。旨いなぁ…素晴らしい握りです。
アカハタの昆布締め。
ずーっと噛んでおきたい風味と旨味。
マゴチをレンゲで。
夏のフグと言われているお魚。
熟成させず、鮮度のいいままでいただくのがベスト。
海老のような甘さと食感がありますね♫
これも美味しいなぁ。
天使の海老。
甘いっ、香りが素晴らしい、食感もぷりぷり。
対馬の黄金穴子。
これもレンゲで。
最後はやはりこれかぁ、めっちゃ旨いっっっ‼️
玉子。
しっとり、滑らか。
お味噌汁。
奥様が作られたという絶品。出汁と香りと旨味。
おまけ。
マゴチの白子。これは珍しい。
日本酒の奥の松を合わせていただきました。
最後は都農の煎茶。香りが良くてほっこり。
後半は久しぶりにたくさんお酒を飲んだせいか、かなり酔いが回ってしまって…記憶が曖昧になっていますが、とても幸せな時間を過ごすことができました。
ずっと笑ってた気がします…(^^)
美味しい感動の余韻に浸りつつ。また次回の訪問を楽しみにしています。
ご馳走さまでした(^^)
2020/07/23 更新
2020/03 訪問
3月のふう〜至福のお料理とお酒に癒される時間
今年初めての「ふう」。年明けから何かと忙しく、3月の訪問となりました。
この日もお任せコース。
週末の夜ということで、カウンター8席は満席。
18時半のスタートです。
飲み物は生ビール、梅酒ソーダ割りから。
まずお料理は、春きゃべつ、いちご、煮穴子、ジュレがけ。
春の素材ですねー♫
スプーンで混ぜていただきます。
いちごの柔らかな酸味。意外な組み合わせの食材ですが、マイルドなまとまり感がありました。
お造り。
クロは表面を軽く炙って、桜鯛は削ぎ造り。
特に桜鯛が絶品。弾力のある食感、甘みがすごかったです。
ここから飲み物は白ワインをボトルで。
マコンヴィラージュを。
続いて、サワラのハラス焼きと、空飛ぶ玉ねぎの天ぷら。
玉ねぎは甘い香りが漂ってきますね〜匂いで飲めるなぁ、これは(^^)
添えられたスイートピーが可愛らしいですね。
サワラのハラスは、1匹から2本しか取れない部位なのだそう。
そして、これがまた悶絶する逸品でした(^^)(^^)(^^)
人生ナンバーワンの焼き魚だったかも‼️
一口め、少し塩気が強いのかなぁと感じましたが、噛むほどに溢れてくるサワラの旨味。ふっくら、ジューシー、品のある脂の甘みがあふれる…身悶える美味しさ(^^)(^^)(^^)
日南レモンが添えられていて、優しい酸味でした。
クロの白子の天ぷら。
濃厚、まろやか、クリーミー。
衣が軽くてとても食べやすい(^^)
オオモンハタのフライ。
三杯酢で。
ふわっふわ、ほろほろした身が美味しいなぁ。なんて上品な味なんでしょう♫
ここから握りへ。
青島のスミイカ。
ほどよい歯応えと、ねっとりとした甘み。
シャリと一緒に溶けていく〜。
桜鯛の昆布〆。
お造りと同じ桜鯛とのことですが、一週間寝かせた身はお造りとは違った熟成の甘みが感じられました。
クロ。
スプーンでいただきます。
柑橘の香りと刻まれたクロの食感が、口の中で混ざり合います。あー、これも美味しいなぁ。
漬けマグロ。
まろやかで、濃厚なマグロ。もう美味いとしか言えない。
煮牡蠣。
うんめー(^^)
何だ、この旨味は。
もう口の中が幸せいっぱいです(^^)
さらに、今年初の塩水うに(^^)
450グラムだけ水揚げされた貴重な食材なのだとか。
夕方、剥いたばかりの鮮度抜群、極上のうに(^^)
ミョウバンにつけていないのに、形がしっかりしていました(^^)
初ものに感謝♫
本カワハギ。
炙りの香り、甘み。
天使の海老。
香り、旨味、歯応え…これも素晴らしい握り。
穴子。
手渡しで。
ふわふわ、トロける、そしてひたすら甘い、とろとろ…(^^)
春きゃべつとマグロの巻き物
海苔も具材も完璧(^^)(^^)(^^)
あー、もっとガッツリ食べたい。
お味噌汁はアオサだったかな。
海老の頭。
焼き立ての香ばしさと海老の味噌の濃厚な旨味。
玉子焼き。
ぷるんぷるんで、しっとり。
コースは以上。いやはや、今回もまた悶絶のお料理に出会えました。
毎回新しい感動がある素晴らしい内容だと思います。
また自分へのご褒美にお伺いします。
今から次回の訪問が楽しみです(^^)
ご馳走さまでした(^^)ありがとうございました。
2020/03/16 更新
2019/12 訪問
いつまでも美味しさの余韻が残る繊細なお料理
令和元年も年末ということで、今年のうちにもう一度お伺いしたい大好きなお店へ(^^)
今回が5回目の訪問です。
当日、キャンセルが出たとのことで、なんと貸切状態で19時スタートでした。
飲み物は梅酒のソーダ割り、生ビールから。
お料理はまず、ヒラスズキの真子のうま煮。
ふわふわの真子が口の中で解けていく真子。
後から柑橘の香りがふわっと。身体の中きら温まる優しいお出汁ですね。とても繊細なお料理です。
寒グロのお造り。
皮目を炙った香ばしい香りが漂ってきます。
添えられた金時人参も甘みがありました。
特殊な血抜きをされた寒グロなのだとか(^^)
ここから飲み物は白ワインをボトルで、いつものヤツをお願いしました。
サワラの西京焼き、ヒラスズキの肝煮、菜の花の天ぷら。
まずは菜の花。香りと苦味、ほのかな塩味が心地よい。
西京焼きは、ふっくらした白身と上品な甘味です。
あー、白ご飯がほしくなりますね。
皮目のパリッと感とゼラチンが最高♫
肝煮は予想を遥かに超えたまろやかさ、滑らかさ、柔らかさ、口の中でとろける。
ヒラスズキのみぞれ葛あんかけ。
香りのいいしめじと肉厚のヒラスズキ、なんという優しくて旨味の詰まった出汁。
繊細で薄味なのに、物足りなさを全く感じません。
寒グロの天ぷら。
腹の方の身なのだとか。ふわっ、サクッと最高です(^^)
口の中が幸せ♫
ここから握りへ。
キンメバル。
大分産。
塩と柑橘、程よい脂と旨味〜たまらない♫
スミイカ。
食感と甘みが素晴らしい。これも溶けてなくなります。
本カワハギ。
天然もの。柔らかくて旨味が濃厚で、悶絶の逸品です。
これまでのカワハギの概念が覆りました。
ヒラスズキ。
スプーンで。
ほろほろとしたシャリとヒラスズキと柑橘の香り(^^)
天使の海老。
温度が絶妙(^^)
香りと食感と甘さが押し寄せます。
漬けマグロ。
柚子胡椒のアクセント。
これまた悶絶しました。
サワラ。
6キロのサワラのトロを少し炙ったもの。
とろける旨味、柔らかさ、香ばしさ(^^)これもすごい魚のポテンシャルです♫
煮牡蠣。
スプーンで。
粒が大きいのに、こんなに溶けていく牡蠣…旨すぎるっ(^^)
穴子。
手渡しで。
ふっくら、そして甘い、旨味がすごいっ。
後を引く美味しさです(^^)
玉子焼き。
スイーツのような品のある甘み。
アオサの味噌汁。
出汁にアラを使われていて、旨味が溶け出しています。
最後は、海老の頭を焼いたもの。
カリっと食感、味噌の濃厚な風味。
今宵も素晴らしいお料理とお酒を満喫できました。
お料理がかぶらないように食材や調理法に工夫をされたり、また、所々でさりげない気遣いが感じられ、心から寛げる時間を過ごさせていただきました。
店主さんから嬉しいニュースもお聞きして、とても楽しくて、美味しくて、素晴らしい夜になりました。
これからも末長くよろしくお願いします。
ご馳走さまでした(^^)
2019/12/29 更新
久しぶりの再訪です。なかなかタイミングが合わず、ようやくお伺いできました。
今回は関西から到着したばかりの懐かしい方との再会もあり、楽しく過ごせました。
この夜のゲストは5人、カウンターでゆったりと。
乾杯は、瓶ビール、柚子酒ソーダ割りを。
お料理の始まりは天然舞茸のお椀から。
高岡町の天然舞茸。初物、そして今年最後の舞茸は何と立派な大きさ、繊細で極上のお出汁はいつまでも余韻が残る逸品でした。
スジアラの切り身は大きくてこれも旨みたっぷり。
田野町の「ななのほし」というネギは軽く焼いて。何とも甘いこと。
小林市の天然水を使われているのだそう。
お椀の美味しさに、たまらず日本酒を所望。
赤武、生。純米酒。
お椀で飲める♫
日本酒の甘み、旨みが口の中に広がっていきます。
続いて、日本酒はあたごのまつ。
おりがらみ生酒。
まずは上澄み、その後は濁りをいただきました。
握り。
こちらの舎利も大好き。舎利にも日本酒を使われているのだそう。
目井津獲れのスミイカの握りは、カボス塩で。
香りが立って、旨味と甘み、食感が素晴らしい。
中トロの握り。
筋なし。
ワイルドな香り、口の中であっという間に溶けてなくなっていきます。
特大の天使の海老の握り。
芳醇な香りが鼻腔を抜けていきます。
柔らかな旨みが半端じゃないです。
お造りは天然イシガキイシダイ。
イシダイとイシガキダイのハーフなのだとか。
2.2kgのもの。ものすごい脂です、これも美味いわぁ。
天ぷら。
1時間以上かけてじっくりと揚げたシルクスイート(さつまいも)。中はトロトロの絶妙な揚げ具合。
お芋好きの同行者が悶絶していました。御満悦。
アカシブダイの焼き物。
漬け焼き丼にして舎利と絡めて口の中へ。
脂が乗りすぎてて、たまらん。のけぞる美味しさ。
天使の海老のカブト。
焼いたもの。香ばしく焼けた殻、味噌も濃厚。
アオチビキの利尻昆布締めを炙りで、握り。
流通量が少ない、隠れた高級魚なのだそう。
フエダイの仲間なのかな、上品な旨みがあります。
日本酒は阿部勘を。
神力、特別純米酒。
炊き込みご飯と合わせてチョイスしていただきました。
なんと、こちらでは珍しい炊き込みご飯!
雲井窯を使って、天然舞茸と鰆の身を贅沢に炊き上げます。お米は都農町のミルキークイーン。
もう美味しくないわけがない、何という芳醇な舞茸の香り、鰆からもいいお出汁が出ていて…絶品!悶絶!
おこげもしっかりお代わりさせていただきました。
アオサのお味噌汁、鰆の照り焼きも。
間違いない美味しさ、幸せなセット。
さらに、イシガキダイの腹身の握り。
脂がすごいっ。軽く炙って、柑橘、山葵で。
漬けマグロの握り。
手作りの柚子胡椒を添えて、スペシャリテ。
最後はやはり穴子の握り。
山葵と塩。手渡しでいただく肉厚でふわふわ、口の中ですぐ溶けていきます。繊細な甘み。
もう満腹満腹。
今回も握り、天ぷら、お造りと、素材のを知り尽くした大将の繊細なお料理に感激しっぱなしでした。
そして、今回の天然舞茸がホント素晴らしかった。
なかなかお目にかかれないレアな食材を上質へ昇華させた日本料理のコース。
この日、関西から飛行機で駆け付けられたゲストさんが「このお店が宮崎にあることがうらやましい」と言われていました。
ホントにありがたいことです。
今回も至福の時間をありがとうございました。
またゆっくりお伺いします。
ご馳走さまでした(^^)