中目のやっこさんさんが投稿した島津(東京/白金高輪)の口コミ詳細

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島津白金高輪、泉岳寺、白金台/寿司

4

  • 夜の点数:4.7

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.6
4回目

2023/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

「白金高輪 島津」大切に志すコンセプトは"つながり"

3月の初旬、半年以上ぶりにお伺いできる機会が許された「島津」さん。

☆The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
☆食べログ 百名店 寿司TOKYO 2022 選出店

ネクタイを正して足を踏み入れると、気持ち良いほどのお声と温かな笑顔でお出迎えをしてくださる島津氏。エルメスのネクタイは胸元の店名の刺繍の色とマッチし、そしてこの日も綺麗に着こなす着物姿がお美しい女将さん。

スッと正面へと通されました。

初めての2回転目とあって心に自然と生まれる余裕。

メニューはおまかせコースのみの提供となります。
頂いたものは以下の通り。


「おまかせコース 32,700円」

◆太刀魚のお椀(神奈川 小柴)
◆帆立(北海道 野付)
◆メジマグロ(山口 仙崎)
◆鰯巻物(銚子)
◆とらふぐ白子丼(長崎)
◆あん肝(余市) いぶりがっこ
◆毛蟹の茶碗蒸し
◇白甘鯛(天草)
◇サヨリ(船橋)
◇赤貝(山口)
◇春子鯛(大分)
◇中トロ 血合いぎし(佐渡)
◇赤身(佐渡)
◇大中(佐渡)
◇大トロ(気仙沼)
◇小鰭(天草)
◇車海老(熊本)
◇小柱軍艦(野付)
●しじみのお椀
◇紫雲丹 希海(戸井)
◇穴子
◇玉子
◆べったら漬
◇ひもきゅう巻き
◇かっぱ巻き ※追加
☆能登のミルクジェラート

・〆張鶴 純 純米吟醸 / 宮尾酒造(新潟 村上市) お燗
・日高見 超辛口 純米酒 / 平孝酒造(宮城 石巻市)
・黒龍 ⼤吟醸 CRYSTAL DRAGON / 黒龍酒造(福井 永平寺町)
・手取川 春純米 純米辛口 / 吉田酒造店(石川 白山市)


この日はつまみを控えめにして握りを13カン。

やっぱり鮪が美味い。
冬の鮪ながらに、ただ強い甘みと香りを伝えるだけじゃない。奥深く、余韻へと綺麗につなげていくシャリとのバランス感。
4つの鮪ともに部位ごとの旨さを島津流で表現するピンネタ揃い。
以前よりもシャリの纏まりの良さ、そして酸味が早期に包み込んで膨らむと見えてくるネタの旨味。
起承転結を持たせたかのような味の移ろいを存分に堪能できるものでした。

他、写真に簡単なコメントを添えてありますので、よろしければご参考いただけましたら幸いです。


お客との繋がりはもとより、仲卸や漁師さん、驚くことにお皿や酒器の作家さんにまで重きを置かれる心配り。
お連れ頂いた方はお酒の銘柄と合わせて酒器まで指定され、美しい作品を眺めながら頂くお酒は正に格別。
偶然に陶芸作家さんと同じお席になったら何よりも喜んで頂けることか、そう女将さんの温かな想いがグッとくる瞬間でした。

1年で食べログアワードbronze、2年でsilverへと急成長する影には、直向きな姿勢と心地よい距離感が食べ手心を擽り、確実にファンを増やしていると改めて実感できます。

最後にお声がけ頂いた「やきとり陽火」さんでもお世話になったスタッフさん、島津さんでも応援しております!

見えなくなるまでお辞儀されるその姿に胸を熱くし、また訪れる機会を心よりお待ち申し上げております。


□島津
所在地:東京都港区白金1-29-13
営業時間:18:00〜20:15
     20:30〜22:45 ※2回転
定休日:日曜、月曜

滞在時間:約2時間
お会計:37,200円税込/人
予約:常連様のお席にお誘い

  • 島津

  • うさぎの留め具

  • いつも通り温かいお茶で身体を温めます。お連れ頂いた方とすっかり冬のルーティーンです。

  • ○〆張鶴 純 純米吟醸 お燗

  • いきなり素晴らしい酒器を指定してお酒を提供

  • 眺めながら頂くお酒の美味しさに目覚めてしまいそうな作品。

  • ◆太刀魚のお椀(神奈川 小柴) ひと月、日本酒に漬け込んだ利尻昆布のお出汁とあわせて。

  • 綺麗な旨味のお出汁に浮かぶほろほろとした太刀魚。膨らむ身の旨味がお出汁とが真っ直ぐな旨さとして一体になり、美味しさに温まるアイドリング。

  • ◆帆立(北海道 野付)

  • しっとり口へと馴染み、そのしなやかさに甘みが響く。ひと噛みで美味い!と思わせる食感に山葵を粋に合わせる。

  • ◆メジマグロ(山口 仙崎) 香りを楽しむには最初は塩わさびで頂きます。

  • 若い鮪らしいあぶらに乗せて甘みと香りが広がり、塩が弾むように旨みを膨らませる美味しいメジ!

  • 葱を溶いたこの薬味醤油が凄い! 甘みに響く強い旨みが瞬時に爆発!

  • ◆鰯巻物(銚子) 酢〆した鰯をシャリ無しで巻物に。

  • 一言で表現するならミルクのようなクリーミーな甘さを放つ鰯。生姜のザクザク感と茗荷が香りで旨さをバッチリと演出。

  • No.6

  • ◆とらふぐ白子丼(長崎)

  • 透明ながらしっかり伝わる旨みの白子。ほんの少しのシャリが食感で旨みを持続させ、味を引き立てる! 葱の青みが絶妙に美味しい!

  • ◆あん肝(余市) いぶりがっこ

  • 口で綺麗にほどけていくと、奥に綺麗に広がるコクと旨味。 山葵が効かないほどに濃厚でミルキーなお酒のアテ。

  • ○日高見 超辛口 純米酒

  • ◆毛蟹の茶碗蒸し はまぐりのお出汁をかけて。

  • スプーンでひとすくいすると驚くほどにほぼ蟹! 熱気から生姜の香りを絶妙に調和させていき、ガッツリ沈む蟹の繊維の甘みにお出汁の旨味が融合して着地するおいしさ!

  • ○ガリ ほろりと瑞々しく崩れていき、優しい酸味を届ける。潤いでリセットさせる旨いガリ。

  • 本日の鮪は赤身、中トロ、大中、大トロの4種類。 一番左の大トロだけは塩竈。

  • ◇白甘鯛(天草) 釣りの神経〆。 ねっとりと馴染んで、すぐに見つける身の旨味。包み込むように早期にシャリが酸味を立て、噛めば噛むほどに旨味と甘みを増幅させる! いきなり美味い!

  • ◇サヨリ(船橋) 透明感あふれる江戸前モノ。 酢で洗った昔のサヨリを表現し、生姜の香りで誤魔化さずに身の美味しさを後味まで届けます。

  • ◇赤貝(山口) ザクザクとした食感からみずみずしく広げるミネラル感。 シャリの酸味が心地よく膨らんでいくと、身のおいしさをしっかり引き立てる!

  • ○黒龍 ⼤吟醸 CRYSTAL DRAGON

  • ◇春子鯛(大分) ふわふわとした口当たりからムチムチと踏み込む食感、表面の塩気が全体に降りていき、咀嚼から引き出される甘みと融合させ、透明感のある旨味を形成! 水分量を抑えた旨味は格別!

  • 渾身の一貫

  • ◇中トロ 血合いぎし(佐渡)

  • 醤油と混ざっていくミルキーな旨味が温かなシャリによって降りてくると、立ち昇る酸味と極上に交わる!香りとほのかに感じる鉄のバランスがシャリと良く合います。

  • ◇赤身(佐渡) 抵抗なく舌に馴染む酸味。そのまま真っすぐに旨味をダイレクトに届ける! こちらもシャリと相性の高さが光る素晴らしい握り。

  • ◇大中(佐渡) 大トロと中トロの間の部位。

  • 見るからに素晴らしい霜降り。 軽い圧だけで溢れ出すミルキーさと香りが押し寄せ、後味と余韻高さに酔いしれる。 油分から舌に伝わる旨味はもう極上!

  • この新しい付け台は4代目です。

  • ◇大トロ(気仙沼) こちらの鮪のみ気仙沼の延縄。

  • あぶらの多さ、乗せた醤油のコクで口を瞬時に包み込むような旨味へと変貌! いつまでも寄り添う余韻が堪らない。

  • ◇小鰭(天草) 噛むほどに広がるキュッと締まった心地よい酸味。シャリの酸味と同化して膨らむ旨さが直球すぎる味を伝え続ける。

  • ○手取川 春純米 純米辛口

  • 素晴らしい九谷焼は神様が描かれている遊び心が可愛い作品。

  • ◇車海老(熊本) 噛む度に瑞々しく香りを放ち、シャリの酸味が立ち上がると甘みを強く感じさせるように移ろう。

  • ◇小柱軍艦(野付) 海苔の青みが小柱のミネラルに共鳴するかのように、食感はおいしさで溢れる。

  • ●しじみのお椀 柚子が後味香りを添えて、島津にひとときの落ち着きを与える。

  • ◇紫雲丹 希海(戸井) 希海のうには鮨尚充さんでしかお目にかかれないような極上の雲丹。

  • スッと馴染んでいく綺麗な旨味、そこに乗ってくるクリアで心地よいえんみ。 ほのかなコクといつまでも透明感に浸れる極上な味。

  • ◇穴子 ツメのほろ苦さが抜けると穴子の香りと同化し、余韻にまでも旨味を届ける一体感が凄い!

  • ◇ひもきゅう巻き 胡麻の風味が寄り添うように、きゅうりが瑞々しさを、赤貝のひもが旨味をつくる。

  • ◇玉子 鶏卵が濃い卵の玉子焼き。濃厚で一気に纏まるコクのある旨味。

  • ◆べったら漬 シャキシャキと落ち着いた旨味を伝える。

  • ◇かっぱ巻き ※追加 青みがシャリの酸味に浮かび、胡麻が後味に香る。

  • 最後はおいしい一番茶

  • ☆The Tabelog Award 2023 Silver

  • ご受賞おめでとうございます!

  • 桃が綺麗に花を咲かせていました。

2023/05/28 更新

3回目

2022/08 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

「白金高輪 島津」夏らしさあふれる、安定感を誇る抜群の島津流おもてなし

訪れるその時が待ち遠しくて堪らない鮨店「島津」さん。
約6ヶ月ぶりの再訪となります。

☆The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
☆食べログ 百名店 寿司TOKYO 2022 選出店

もはや説明不要の人気店へとのし上がり、常連様の予約だけで潤沢に2回転。個人的には味もさることながら、島津氏のお人柄に惹かれて訪れたいと思う要素が大きい。
分け隔てなく全てのお客様と均一に接し、限られた時間内にきっちりと進行させて仕上げられるおまかせコース、そして目が合えばニコッと微笑むチャーミングさが最大のツボ!

今回は夏らしい島津流のおもてなしを存分に堪能させて頂きました。


メニューはおまかせのみの提供となります。
頂いたものは以下の通り。


●おまかせコース 26,700円

◆もずく酢(青森)
◆蛸(天草)
◆黒ムツ(神津島)
◆マダカアワビ(熊本)
◇鮑の肝 シャリ
◆のどぐろご飯(対馬)
◆赤雲丹(天草)
◆毛蟹と生姜の茶碗蒸し
◇目一鯛
◇鯵(鹿児島 出水)
◇春子鯛(大分 豊後水道)
◇トキシラズ(北海道 釧路 昆布森)
◇新イカ(鹿児島 出水)
◇新イカ ゲソ(鹿児島 出水)
◇赤身(青森 大畑)
◇中トロ(青森 大畑)
◇大トロ(北海道 吉岡)
◇小鰭(東京湾)
◇ボタンエビ(北海道 増毛)
◇金目鯛(銚子)
◇馬糞雲丹(北海道 利尻)
◇玉子
○お椀
☆塩バニラアイス

※以下、追加
◇新子(静岡 舞阪)
◇干瓢巻

・生ビール
・鄙願 大吟醸 / 大洋酒造(新潟 村上)
・新政 No.6 S-type 2021 / 新政酒造(秋田市)


爽やかな酢の物からはじまり、蛸と黒ムツで味覚のアイドリング。鮑と肝ソースに加えて焼き物はのどぐろご飯で一気に旨味を爆発!
雲丹と毛蟹の茶碗蒸しで落ち着かせると、いざ握りへ。

シャリはストレスなく解けていき、柔らかな酸味がネタのおいしさを膨らませる安定感。
一貫ごとに仕込みのなされた完成度は味にメリハリが付き、春子鯛の脱水加減と江戸前の小鰭の〆加減、金目鯛の火入れはどれもバランスの良さを印象付ける。

この日の夏マグロは赤身と中トロが青森の大畑、そして大トロが北海道の吉岡。
以前に比べて濃厚でミルキーな旨味をより増して、その一口に込められた旨味を見事に炸裂。

新イカに新子と島津流に仕上げられた季節の握り。
軽く炙った金目鯛、絶妙な火入れでレアさを残すことで生まれる美味しさも島津流。
トキシラズに至っては、爆発する旨味に耐えきれず、ただただ無言で笑うだけの中目のやっこ。

他、写真に簡単なコメントを添えておりますので、ご参考頂けましたら幸いです。

一貫ごとに味わう楽しみが見い出せる、そんな素晴らしい圧巻の内容でした。


島津氏のお料理の説明、いつも伝わりやすくスッと自然に入ってきて、頂く前から美味しさの楽しみが上手に膨らみます。

この日は生憎の雨模様でしたが、店前から車に乗り込み信号が変わるまで島津氏自らが見送りに立たれ、見えなくなるまで頭を下げられていた光景が心に焼きつきました。

お客様に育てられながらも期待に応え続け、その感謝の気持ちをいつまでも忘れない、島津流のおもてなしが伝わる素晴らしい瞬間。

トータルバランスに富み、自信を持っておすすめしたい鮨店の一つです。


□島津
所在地:東京都港区白金1-29-13
営業時間:18:00〜20:15
     20:30〜22:45 ※2部制
定休日:9月から…日曜、月曜

滞在時間:2時間
お会計:34,500円税込/人
予約:前回来店の2月

  • 島津

  • カウンター

  • 夏らしく金魚です。

  • 内観

  • 生ビール

  • ◆もずく酢(青森) 旬のもずくをオクラと生姜を崩して 爽やかな酢の酸味に生姜が綺麗に響いて、胡麻が豊な香りを添える先付け。

  • ◆蛸(天草) 山葵だけで素材の味を楽しむかのように香りが良い蛸。 軽く食感を残した身、噛みしめるほどにぐんぐんと広がる華やかな香りの蛸です。

  • ◆黒ムツ(神津島) 軽く焼いてたたいた身と手作りの佐賀の柚子胡椒で焼きしゃぶのように。 ねっとりと馴染む優しいタッチの身、脂が乗っているからこそ形成される絶妙な旨味! その余韻にはため息しかでない!

  • ◆マダカアワビ(熊本) 味付けは鮑の煮汁のみ、裏漉しした肝ソースが敷いてあります。プリンプリンな食感からこぼれる旨味と香り、そこに肝の苦味を実に心地よく響かせてくれます。

  • ◇鮑の肝とシャリ シャリの酸味が肝の苦味を美味しく押し上げる! 見た目と味が合致する美味しいリゾット。

  • ◆のどぐろご飯(対馬) 思いっきりぐちゃぐちゃにして頂きます。

  • のどぐろは皮目がパリッと焼かれ、身はやっと形を保っているほど脂を蓄えて柔らか。

  • 混ぜ混ぜすることで身のあぶらを乳化させ、コクと味わいが深まり至極のご飯へと着地。 パリッとした海苔も風味豊かで、時折、皮目の食感からえんみを心地よく広げます。

  • ◆赤雲丹(天草) 3週間しか獲れない希少な赤雲丹です。

  • 一口目はそのまま。ねっとりと口に馴染みながらも、感じるクリアな甘みが実に綺麗!

  • 海苔で青々しさを高めて華麗に口どける雲丹を下支え。甘い後味は素晴らしい余韻を感じさせてくれました。

  • 鄙願 大吟醸

  • ◆毛蟹と生姜の茶碗蒸し

  • ご覧の通り毛蟹の身がしっかり忍ばせてあり、生姜の食感と味わいが毛蟹の繊維から甘みを綺麗に伝えてくれます。

  • ガリ みずみずしさから響き渡る酸味。島津さんらしい形状でおいしいガリ。

  • 握りに移るタイミングで交換されるおしぼり。 汚れが目立たない色合いは嬉しい配慮。

  • ◇目一鯛 シャリがやわらかくほどけ、綺麗に酸味を広げる。 しっとりと馴染んむやや塩気のある身、えんみが全体を調和して気持ち良い一体感を伝えるファーストタッチ。

  • ◇鯵(鹿児島 出水) むっちりとした口当たりの身、優しくも奥から力強い旨味が押し寄せる! 抜ける香りと綺麗な味の広がりが噛みしめるほどに膨らむ一貫。

  • ◇春子鯛(大分 豊後水道) 乗せられた塩とシャリの塩気が立ち上がり、一体化するほどに身の甘みがどんどん膨らむ! バランスの整った綺麗な一貫です。

  • ◇トキシラズ(北海道 釧路 昆布森) 醤油と浅葱の香りが凄まじいほどに旨味として膨らみ、その旨味は香りと共鳴して爆発! もはやため息しか出ない。

  • ◇新イカ(鹿児島 出水) サクッと食感にシャリの空気感から広がる酸味のバランス感! 最後はトロけるように口どける、絶妙なサクトロ新イカ。

  • ◇新イカ ゲソ(鹿児島 出水) 炙られた香りに負けないほど生姜が心地よく食感に響く美味しさ。

  • 本日の赤身と中トロは大畑です

  • 鮮やかなピンク色

  • ◇赤身(青森 大畑) 夏の香りが乗った綺麗な赤身。シャリがしっかりと力強い旨味へと導くおいしさ!

  • ◇中トロ(青森 大畑) クリーミーなトロけでも脂はさっぱり。立ち上がる旨みと包み込んで放さない余韻。

  • 舌に乗せると香りを乗せてトロける繊細な身

  • 新政 No.6 S-type 2021

  • ◇大トロ(北海道 吉岡) 大トロのみ別の個体の蛇腹です。

  • 蛇腹に絡む醤油がしっかりと旨味を膨らませ、ミルキーな一体感で口どける。

  • ◇小鰭(東京湾) 落ち着いたシャリの酸味と身の〆た酸味は同じベクトルで味わいを深め合い、抜けていく香りがで綺麗な一貫をつくる。

  • ◇ボタンエビ(北海道 増毛) ねっとりと冷たさに際立つ身の甘み。シャリの酸味と馴染むほどに膨らむ旨み!

  • ◇金目鯛(銚子) レア食感を残しつつ、抜群の香りを纏った旨み脂がシャリと混ざり合い、極上の味わいを深める! 素晴らしい火入れがもたらす綺麗な味を楽しめました。

  • 島津氏の的確な所作が実に心地よくコースを進めます。 もちろんこの後に目が合うとニコッと微笑む無邪気さがギャップ(^^)

  • ◇馬糞雲丹(北海道 利尻) 綺麗な甘みと後から押し寄せる濃厚さ、口どけながら感じる青々しさは海苔とバランスよく共鳴。

  • 贅沢なほどに盛り盛りで、口いっぱいに海を感じるミネラルな味わい。

  • ○お椀

  • ◇玉子 芝海老の香りが立つ落ち着いた甘さ。

  • ◇新子(静岡 舞阪) ギュッと締まった酸味が爽やかに膨らみ、この時期らしい食感とともにシャリが後押し。 迷わず追加したくなる季節もの。

  • ◇干瓢巻 しなやかな干瓢は瑞々しく甘みを伝え、胡麻と紫蘇が香りを与えて山葵で粋に締まります。

  • 一番茶と塩バニラアイス

  • ☆塩バニラアイス 濃厚なバニラの味が口をさっぱりと〆てくれました。

  • ご馳走さまでした!

2022/09/25 更新

2回目

2022/02 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

「白金高輪 島津」その勢いはとどまるところを知らず、またすぐにでも行きたくさせる一体感が素晴らしい島津一家

前回よりルーティーンとなった「島津」さん。
訪れる度に人気を博している若き鮨店。

☆The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
☆食べログ 百名店 寿司TOKYO 2021 選出店

一度訪れたからこそ新たに感じられるお店の空気感、それは大将を皮切りに統率のしっかり取れた雰囲気。
お弟子さんの気持ち良いほどの返事一つが素晴らしい一体感をつくり、女将さんが一輪の華を添える。
行き届いた配慮や仕草の一つ一つが嬉しく、限られた時間ではありますが、客としての最高のおもてなしを感じられるひと時を過ごせました。
そして大将の可愛い笑顔がズルい!

今回も季節を感じさせる素晴らしいコース内容を堪能させて頂きました。


「おまかせコース(26,700円)」

◆毛蟹の茶碗蒸し 蛤の餡添え
◆煮蛸(淡路島)
◆メジマグロ ホースラディッシュ
◆ヤリイカ(青森 鰺ヶ沢町)
◆トラフグの白子丼(山口)
◆子持ち白魚のからあげ(宍道湖)
◆おつまみ三点
 ・あん肝の煮付け(噴火湾)
 ・富山の白海老と真鯛の酒盗
 ・牡蠣(仙鳳趾)
◇真鯛(天草)
◇金目鯛(銚子)
◇北寄貝(北海道)
◇鰯(岩手)
◇赤身
◇血合ぎしの中トロ
◇中トロ
◇小鰭
◇車海老
◇馬糞雲丹(北海道 標津)
◇穴子(対馬)
◇玉子
◆お椀
◆べったら漬け
◇干瓢巻き ※追加
◇メジマグロ ※追加
☆デザート 甘平(愛媛)

・生ビール(小)
・山本 ピュアブラック 純米吟醸 / 山本酒造店(秋田県 八峰町)
・乾坤一 超辛口 純米吟醸 / 大沼酒造店(宮城県 村田町)
・播州一献 純米 超辛口 / 山陽盃酒造(兵庫県宍粟市)
・日高見 超辛口純米酒 / 平孝酒造(宮城県石巻市)
・墨廼江 やまさ 大吟醸斗瓶取り / 墨廼江酒造(宮城県石巻市)


~滞在時間:約2時間~

お会計:約33,000円税込/人

予約:前回11月来店時に予約
   次回8月の予約


カウンターの中央でしたが、大将と目が合う度にニコっと微笑んでくれる可愛らしさ!

島津氏の余裕をも感じさせる姿勢から伝わる鮨に対する理解が味に安定感を生み、そのイズムがお弟子さんへしっかり伝わるとことで作られる一体感。
それでいて緊迫する怖さはなく、気持ち良いと感じさせる丁寧なサービス。

下げ膳の際、お皿を飛び出した小さな天かすをそっと持ち去って頂いた女将さんのそんな小さな仕草にグッときました。

大将の抜かりのない素材や産地、味の説明はスッと頭に招き入れれば想像を上手に高めてくれ、口の中でその味が合致する美味しさと嬉しさ!

おつまみの一品一品がどれも印象付け、しっかりとお酒を誘わせる。

新たな取り組みとして、余韻の高い鮪にシフトチェンジされて仕入れて行かれるとの事。
この日の鮪は舞鶴の定置網57.2kgと小ぶりではあるものの確固たるやま幸ブランド。シャリを転がすほどに酸味が鮪の旨みを押し上げ、極上の味わいと余韻をもたらしてくれました!

握りは粒感を伝えながらも解け良く、そんなシャリもネタ同様に主張しながら、赤酢の酸味でネタのおいしさを面白いほどに高めてくれます。

他、写真に簡単なコメントを添えてありますので、ご参考頂けましたら幸いです。


今回も時間を惜しみながら、あっという間のひとときを思う存分に楽しませて頂きました!

都内でも最も勢いのある鮨店の一つとして、その勢いはとどまるところを知らず。

行く程に居心地の良さを見つけられる"島津流"のおもてなし、計り知れませんが好みなのは確かです。

  • 表札

  • カウンター

  • 生ビール(小)

  • 毛蟹の茶碗蒸し 蛤の餡添え 毛蟹は北海道は広尾町 まろやかな口当たりに毛蟹の甘みと香りがパッと広がり、コースの始まりを告げるかのように胃を整えます。

  • 煮蛸(淡路島) 瀬戸内の荒波に揉まれた身は表面と芯の強弱ある食感が心地よく、華やかな香りが噛むほどに溢れていき、抜群の旨味を広げる。

  • メジマグロ 9kgの個体の塩〆

  • 滑らかな食感から伝える綺麗な甘み、口への馴染みからは旨みを感じさせて優しく口どける。

  • ホースラデッシュ 北海道産の西洋山葵 これだけでも立派なお酒の肴に!

  • 山本 ピュアブラック 純米吟醸

  • ヤリイカ(青森 鰺ヶ沢町) 身のハリを感じさせてコリコリっとした子持ちの食感。 膨らむ甘みと旨味には自然とほころぶ笑み。

  • トラフグの白子丼(山口) 一枚の繊細な皮をほどけばクリーミーな白子が溢れ、敷かれたシャリの酸味で白子の甘みとコクを引き立てる至福な味わい。

  • 痛風になっても食べたい!至極のリゾット

  • なにやらカラスミをふりかけてます

  • 子持ち白魚のからあげ(宍道湖) 卵を含むぷっくらした身、塩味とカラスミが交われば卵黄のような風味を乗せ、綺麗な甘みとコクの後味を印象付ける!繊細かつ贅沢な逸品!

  • あん肝の煮付け(噴火湾) お好みで山葵をつけて カスタードプリンのような奥深いコクと後味に残る旨味が極上!

  • 富山の白海老と真鯛の酒盗 ねっとり馴染んでいく白海老はクリアな甘みを伝え、そこに酒盗の塩味がバランスよく絡んで高まる旨味が堪らない。

  • 牡蠣(仙鳳趾) 手作りの柚子胡椒が添えられます。 大きな個体にこだわった牡蠣、芳醇なチーズのような食感から強く伝わる旨味。 噛みしめるほどに心地よい香りも広がる。

  • ガリ みずみずしく強い酸味、その辛味は長く楽しめる美味しさ。リセット力も十分あり。

  • 握りにシフトするタイミングで提供される新しいおしぼり。汚れが目立たない嬉しい紺色

  • 乾坤一 超辛口 純米吟醸

  • 真鯛(天草) しっとりと馴染んでいく身、シャリの酸味はぬくもりある温度で立ち込めていき、真鯛らしい旨みを表現。挨拶代わりに心を掴む一貫!

  • 金目鯛(銚子) 立ち上がるシャリの酸味が身の旨味を膨らませ、身のほぐれも良くダイレクトに伝わる香りと美味しさ!

  • 北寄貝(北海道) 食感良くシャリとも混ざり、醤油の浸透は落ち着いた味わいを増す。

  • 播州一献 純米 超辛口

  • 器もこだわりを感じます

  • 鰯(岩手) トロッとほぐれやすい質感は繊細で、甘みからの旨味がグッと広がりをみせる旨さに浸れる一貫!

  • 余韻にこだわったやま幸の鮪です

  • 赤身 直前に漬けた身はしっとりと馴染む旨味、赤身ながらもどっしりと余韻香る直球なおいしさ!

  • 血合いぎしの中トロ 美しいフォルムから響く強い甘み、シャリを転がすほどに立ち上がる酸味はその身の極上の旨味を炸裂! 余韻高く素晴らしい一貫です!

  • トロ 甘みと香りが抜群に際立ち、ため息しか出ない美味しさ!気付けば余韻だけが綺麗に置き去りに。

  • 日高見 超辛口純米酒

  • 小鰭(天草) 強すぎすぎそして柔らかく〆て、ほんのり広がる酸味。 シャリと相乗し合って心地よい旨みを膨らませる。後味はさっぱりと、でもしっかり旨味も残して。

  • 車海老 お弟子さんが湯がくそばから大将が握るスピード感。 レア感を残しつつ火の通る絶妙な弾力は瑞々しく伝わる甘み。 シャリの温度も合って食感がもたらす格別な美味しさを感じられました!素晴らしい一貫!!

  • 馬糞雲丹(北海道 標津) 自然なミネラルか感と共にトロける雲丹に海苔の風味がしっかり寄り添い、シャリと混ざり合えば綺麗な美味しさを彩る。 シャリの美味しさも改めて感じる一貫。

  • 穴子(対馬) 熱々な身にツメの甘さがふわりと包み込み、繊細な身質がほどけるほどに素晴らしい一体感を生み出す。ほのかな酢橘の香りを添えて。

  • 墨廼江 やまさ 大吟醸斗瓶取り

  • お椀

  • 安定感を感じさせる島津氏 ネクタイを合わせているところがまた憎い!中目のやっこポイント!

  • 玉子は纏まるほどに甘みが強く膨らむカステラのようなお菓子。 べったら漬け、響きが心地よくさっぱりと。

  • 干瓢巻き ※追加 瑞々しくさっぱりした旨みを伝える干瓢、紫蘇の香りで綺麗なバランスをもたらしてくれました。

  • メジマグロ ※追加 しなやかな身からしっかり伝わる旨み、解けた身の一つひとつにシャリがその旨味を膨らませる!

  • 甘平 -かんぺえ-(愛媛) みかんの品種でポンカンの交配種。 水分と甘みをたっぷり含み、みかんよりもさっぱりとリセットさせてくれる〆。

  • ご馳走さまでした!

2022/02/28 更新

1回目

2021/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

「白金高輪 島津」素晴らしい所作の若き大将が織りなす握りは今後のルーティーンへ

白金一丁目に身を隠すように構える「島津」さん。
昨年オープンにも関わらず、すでに予約困難店の仲間入り。

若くして新潟から上京し、数々の有名店で修行を積み、10年足らずでご自身の寿司店を持たれた島津大将。
なんとまだ20代という若さなのだから凄い!

場所は白金高輪駅から徒歩2分の白金の一等地。
鉄の扉のみの外観ですが、開店前になると着物姿が美しい女将さんが顔を出し招き入れて頂けます。

島津と書かれた立派な文字盤を横目に店内へ。
一気に凛とさせるカウンターがドシッと構え、邪魔なものは一切ないシンプルな造りです。

Lの字のカウンターは8席。
隣との感覚も程よくあって少し広いぐらいの贅沢なスペースです。

大将とそのお弟子さん方が元気よく皆さんにご挨拶。
8名が揃って一斉スタートとなります。

メニューはおまかせコースのみ。
お酒もおまかせで都度合うものを選んで頂きました。


「おまかせコース(26,700円)」

ー ◆つまみ ◇にぎり ー
◆銀杏
◆クエ
◆鰹
◆カマス
◆のどぐろご飯
◆雲子
◆白海老と真鯛の酒盗
◆メヒカリの揚げ物
◆毛蟹の茶碗蒸し
◇フエダイ
◇秋刀魚
◇鰆
◇カワハギ
◇赤身
◇中トロ
◇大トロ
◇小鰭
◇車海老
◇イクラ軍艦
◇雲丹手巻き
●お椀
◇穴子
◇玉
◇小鰯 ※追加
◇トロたく巻き ※追加
★黒糖のマカロン

ー 飲み物 ー
・瓶ビール
・日高見 / 純米 秋あがり / 平孝酒造(宮城県石巻市)
・百十郎 / 純米吟醸 三枡紋 / 林本店(岐阜県各務原市)
・黒龍 秋あがり / 黒龍酒造(福井県永平寺町)
・菊姫 / 純米ひやおろし / 菊姫合資会社(石川県白山市)
・黒龍 しずく / 大吟醸 / 黒龍酒造(福井県永平寺町)
※お酒は二人で1合をシェア

〜滞在時間:2時間20分〜

お会計:35,300円(税込)/人

予約:フォロワー様のご厚意でお誘いいただきました。


つまみ、握りともに旬なものを、その時々のおいしさを伝えるのに最良な素材を提供したい、そんな気持ちが表れているコース内容でした!

握りは、ほんのり赤みがかった赤シャリで、甘みのあるお米に酸味がプラスされ、ほのかに温かいと感じる温度で握ることで全体的に素材の味わいを高めてくれる印象です。

特に鮪との相性は抜群で、そのほかにも脂の多いネタとも良いバランスを与えてくれます。

これはシーズンを変えてまた訪れたくさせます!

写真に簡単なコメントを添えてありますので、ご参考頂けましたら幸いです。


また、何よりも口へ運ぶ前のアプローチが上手く、物腰穏やかな所作が美味しさを説得力とともに伝えます。
不思議なことにどんなに離れていても会話を聞いているところも、こちらとしては安心感を与えてくれ、島津さんらしい居心地の良さを見つけることができました。

お弟子さん方との連携も取れており、ここの子たちは良い親方に付いたなと。
それでも20代という若さの大将にはまだ成長する要素があるとどこか無い物ねだりで期待してしまいます。


現在、OMAKASEでは予約が空いていませんが、来店時に次回の予約をOMAKASE経由で取らせて頂けます。
ちなみに最短で来年の2月でした。

開店1年を目前にしてこの繁盛ぶりには納得するとともに、応援したくなる「島津」さん。

今、都内で最も勢いのある鮨店の一つではないでしょうか。

  • 表札

  • こちらが入口。交差点からすぐの位置でバス停の前にあります。

  • カウンターセット

  • お寿司の留め具はひとつひとつ違う遊び心

  • 無駄のものが置かれておらずシンプルでカウンター内はシックな造りです。

  • 銀杏 愛知県祖父江町の名産である銀杏。 むちっとした食感から広がるホクホクな身に塩気がちょうど良いスタートの一品。

  • クエ 五島列島で揚がった4kgと小さめな個体。 締まった身にしっかりと脂をたくわえ、噛むほどに甘みと旨みが溢れ出る!そんな旨みは酢橘でさっぱりと。

  • 笑顔が可愛らしい島津大将 無邪気な一面もあってお人柄の良さが伝わってきます!

  • まずは瓶ビールで

  • 鰹 京都は舞鶴の迷い鰹。 風味、脂の乗り、トロけともに絶品で、後味に鰹らしい香りが立つ。

  • 生姜醤油 出汁醤油を使った尖った旨み。鰹の美味しさを掛け算式のように跳ね上げます。

  • カマス 千葉県富津産の江戸前カマス。 皮目は7割の火入れで中は当然レア。 形成するのがやっとなほどに柔らかく、旨みの溢れに思わず笑顔がほころぶ。かぼす醤油が上手に味をふくらませてくれました!

  • のどぐろご飯 島根の底引き網で獲れた個体。 切りたてのシャリだからこそできるシャリの温度で脂を乳化させる最高のご馳走! ぐっちゃぐちゃに混ぜるほどに美味しい贅沢な逸品!

  • しっかり混ざり合うほどに甘みと旨みが見事に融合!

  • こだわりの海苔は東京湾の江戸前もの。 〆はのどぐろの皮目とシャリを歯切れの良い風味豊かな海苔に巻いていただきます。

  • 日高見 純米 秋あがり

  • 雲子 北海道は羅臼産の真鱈の白子。 パツんとほどけた途端にクリーミーなコクが広がる。 ふぐねぎが薬味として絶妙な旨みを引き立てます。

  • 白海老と真鯛の酒盗 甘みとえんみが絶妙すぎるお酒のアテ! メヒカリの揚げ物 常磐もののメヒカリを一夜干しにして蒸すように揚げたもの。薄い皮は軽く圧をかけるだけでふわっとした旨みが押し出されます!

  • 百十郎 純米吟醸 三枡紋

  • 毛蟹の茶碗蒸し 根室の毛蟹を玉子で埋め、三重県産の蛤のお出汁で蓋をして。出汁と玉子、そして毛蟹らしい強い甘みが全体に香りを与え、これからの握りに備えます。

  • 外側では七福神がサーフィンをする可愛いイラストの九谷焼。 お猪口の底では線香花火を楽しんでいます。

  • 握りに切り替わる前に新しいおしぼりの配慮が気持ち良い!色も醤油などの汚れが目立たない紺色。

  • ガリ 形を残す生姜の優しい食感から広がるみずみずしさ、酸味もちょうど良いです。

  • フエダイ 東京湾は千葉勝山で揚がった2.5Kの個体。 シャリの温度と酸味、噛み締めた時の香りの抜け方が良く、ネタの旨みを綺麗に持ち上げてくれる印象。 シャリの手応えの良さを感じるファーストアタック。

  • 秋刀魚 北海道は根室産。 肉厚ながらも重力に負けない滑らかなフォルム。その艶やかさを裏切らない秋刀魚の濃厚な旨み、香りの余韻がストレートに美味しさを伝えてくれました!

  • 黒龍 秋あがり

  • こちらも先程の同じ作家さんの九谷焼。 髭のデザインが描かれたおちょこが会話に華を添えます。

  • 鰆 大阪湾で揚がった鰆は4日間寝かせたもの。 水分量が多いため強めに〆て、シャリとの綺麗な纏まりを生み出していきます。 同時に上品で淡白なあぶらの旨みをシャリが綺麗に表現!

  • カワハギ 大分産の天然物。 ネタとシャリの間に忍ばせる肝。これが溶けていくと旨みへ絶妙に作用させてコクを高める美味しさ!島津流肝マジック!

  • 本日の鮪!

  • やま幸は大間の延縄168kg

  • 菊姫 純米ひやおろし

  • 赤身 背中の真ん中のテンパネの赤身。 写真の右側がそのテンパネにあたるそうです。 口に入れた瞬間の馴染みよく、赤身の酸味の良さをシャリがしっかり持ち上げ、山葵で綺麗に〆てくれました。

  • 中トロ フォルム負けしない旨みにあふれ、シャリの温度とトロの脂の融点がジャストな口溶けを表現する素晴らしい一貫でした!

  • 大トロ 蛇腹の大トロは落ち着いた旨みで、シャリの酸味は余韻を心地よく膨らませてます。こちらも素晴らしい大トロでした!

  • 黒龍 しずく

  • 小鰭(天草) 包丁が縦方向に入り強い酸味の広がりとしなやかな身、シャリの酸味と理想的な纏まりを口の中で形成。この時期の丸づけで魚らしい味わいでした。

  • オブジェのようなイクラボール 自宅のリビングに欲しい!

  • 車海老(山口県宇部) 45gで統一された美しい個体。 ボイル感もちょうどよく島津さんのシャリが海老の甘さを綺麗に立ち上がらせます。

  • イクラ軍艦 愛知は一色産、生産量の少ないこだわりの海苔。 醤油漬けにしたイクラは濃すぎず、素材そのものの味わいを特に強く感じさせてくれます。 歯切れの良い海苔も風味にアクセントを添えます。

  • 雲丹手巻き 徳島のなごり雲丹。

  • こちらは甘さではなく、ほろ苦さが実においしく感じさせる雲丹の味わい! 海苔の香りとともに個人的には好きな味でした!

  • 徳島産の地うに

  • お椀 アラの凝縮されたエキスが優しく浸透させます。

  • 穴子(対馬) 甘めに炊いてさっと焼き上げた香ばしさが抜群! ふわっとエアリー感から広がる落ち着きのある甘み、塩で穴子らしい輪郭がキリッと顔を覗かせます。 塩だからこそ表現できる素晴らしい一貫でした!

  • 玉 見た目の通りカステラのような上品な玉。

  • 小鰯 ※追加 愛知県は三河湾の小鰯。 手間のかけられた綺麗な身、噛むほどに旨みが染み渡り、シャリの酸味とのバランスに富んだ良い仕事です。

  • トロたく巻き ※追加 華やかな断面から想像できる通りのトロの旨味、たくあんの軽やかな歯応えも絶妙で〆に相応しい巻物でした。

  • 黒糖のマカロン シャーベット状のシャリっと綺麗な甘いデザート。

  • 細部に渡るまで考えられたメニュー構成です

  • ご馳走さまでした!

2021/10/24 更新

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