むかしだるま185さんの行った（口コミ）お店一覧

3/16東北地方で超強い地震発生。社長指示で急遽仙台の重要取引先へのお見舞い訪問を命じられました。やっとの事で仙台空港に到着しました。「先ず腹ごしらえだ。」「仙台です。牛タンしか無いでしょう。」という訳で当店へ。牛タン定食を頂きました。しかし大きめとは云うものの牛タン４枚。これじゃあ~と「大」(６枚)にして、ご飯も大盛にして貰いました。お局様は「普通」で済ませました。朝からろくに食べていなかったので胃に染みる美味しさでした。

「あなた。やっぱり、あそこの鰻が食べたいわ。」ワイフに引かれて当店に。言わずと知れたTVに出た有名店です。(存在自体は60年位前から知っていました。)実は、今まで別の老舗に行っていたのですが、半年前か息子のオゴリで当店に来てワイフの舌が変わったのでした。私には、大きな違いは無いと。まあ、ワイフに従っておきます。

「備長炭(びんちょうたん)って言うんだよ。ったく最近の若い者は。」下足番のお年寄りが呟きました。「当店は備長炭を使用しております。」と書いてあるのを、私が「びっちょう」と読んだ時でした。大昔、前の会社の新入社員の歓迎会がここで開かれたのでした。それ以来、これが忘れられません。焼き鳥屋でも。焼肉屋でも。その御仁、今は居られる筈はありまん。極楽でしか会えないでしょう。それは兎も角、懐かしい場に入りました。ただでさえ古いのに、昔と殆ど変わらない雰囲気です。こういう所で、美味しい鶏すきを食べるのは、至福以外の言葉が見当たりません。かの池波正太郎氏、雰囲気·風情を愛したのか？味を愛したのか？★お局様によると、彼ら受け入れ始めた様です。頑張らないと！

１時ちょっと前に、中野着。二人は落ち着いてお茶でおはぎを食べ終わりお喋り中でした。仙台の様子や会社、ご両親の事を伝えた所、令嬢自身も電話したらしく齟齬は有りませんでした。３人で駅に出て、トンカツを食べました。林SPF豚を前面に押し出したお店で千葉県人としては、嬉しい限りです。最近、差別化の為か、こう言うお店が増えました。千葉県は、養豚数では全国３位で、SPF豚だけでも20以上のブランドがあり、豚の血統、餌、飼育方法等で凌ぎを競っています。どこが良いのか？個人の好み次第でしょうが、どこでも一定水準は保っていると言えましょう。(千葉県贔屓かな？)実際美味しかったです。尚、私は健康上、わざわざ塩は使わないので、ソース少しで頂きました。女性達は、①そのまま②塩③ソースと律儀に試していました。最後に。今日明日は、出社に及ばず(令嬢の相手)。食べたいもの勝手次第と伝え、コーポレート·カードを手渡して別れました。

「どう？ここ。丸の内とは思えない雰囲気でしょう？」お局様の言う通り気さくな感じがする町の居酒屋風のお店でした。お客の姿がもっと崩れていたら、神田かも。「お昼は、ここ、蕎麦屋さんなの。ウチの連中も昼や残飯で良く来るわよ。」成る程12時間(以上)営業の店なら使いでがあります。酒の肴も、そこそこ揃っているようです。好きな串天、魚天、野菜天、ポテトサラダ、それにカツ煮······ワインをお局様と乾杯しました。

今日はしゃぶしゃぶ組です。「お金は払うから食いたいだけ食え」と言って皆を勇気付けました。(仙台での後ろめたさが有ったかな？) 「ウォー」っと歓声。食べ始めます。決算作業で頑張ってくれれば安いものです。お局様も頑張って頬張ります。ここで思い出すのは、採用リクルーターの事。このお店ではありませんが、大昔、学生さんを連れて、しゃぶしゃぶ食べ放題の店に。学生ですから食べるは食べるは！ところが、お代わりのお皿を出す度に肉の質が落ちて行くのです。我慢して耐えているとその内又良くくなるのです。そんな時代でした。今はそんな事はなく幸せな方々です。私もジョインしましたが、美味しい肉でした。野菜も美味しく、ゴマダレの方が美味しく感じるのは爺の証拠かな？

強行軍で戻ったのは、今日の事がありました。年度末を控えて景気付けの為の宴があったのです。通勤経路で別け、今日は上野でした。部員が決めたのですが私の思い出の場所でもありました。新入社員時代、まだJRは国鉄でストライキがよく有りました。そんな時、若手は会社に泊まり込み。寝る迄の時間潰しに飲み食いを。その場所の一つがここでした。会社の援助があり、美味しい焼肉が食べ放題。ストライキ·ウエルカムとは言い過ぎですが、そんな事を思い出しながら若い人達とジュージュー焼き美味しく頂きました。尚、お店の外見がスッカリ変わってびっくりしました。良い事でしょうが、淋しくも。

水島から中国人のWさん(男·お歳暮頂きました)に来て貰い３人で懇親を深めました。このお店、昔から有り、岡山に来たばっかりからお世話になりました。ママカリを知ったのもこ こですし、三倍酢のナマコで芋焼酎を覚えたのもここでした。全般に瀬戸内の海の幸をここで身をもって学んだのが、その後の宝になったのでした。当時、神戸から単身赴任で岡山勤務(毎週末帰郷で10年)の人が居て、独身時代は毎晩の様に飲んだのが懐かしいです。当時は、自分が14年間広島単身に成ろうとは思いもしませんでしたが。ともかく、楽しい時の締めはお茶漬けで。Wさんにはタクシー代を手渡しました。

「こ、これって？！鰻の蒲焼きではないし。」「あなごだよ。蒸したんだ。」「!!!」かく言う私も知りませんでした。5年前入院する迄は。「硬くないのもあるよ。」と広大出身の理学療法士の先生に教わったのでした。味は鰻の蒲焼き様で、甘ったるくてしょうがない訳ではないので完食出来ます。今日は土曜日、お局様を宮島観光に案内です。(しかし月並みでは面白くないので、広島·宮島間を船で往復しました。ご満悦して貰えました。)

翌日は当店で、前の会社の同期の友と会いました。私は東京、彼は大阪と勤務地は違いましたが、私が業務や組合関係で大阪出張が多くこの様な所でよく飲み食いしたものでした。今では東京にも有りますが当時は無かったです。キャベツは手で、ソースは１回で２回はダメ等大阪ならではの食べ物でした。今でもこっちで食べる方が気分が出ます。「ところで集合研修時の宿泊場所の前にあった夜の屋台のラーメン(中華そば)旨かったな。ウドンの汁みたいなやつで。」江坂のサニーストンホテル前での事でした。「今でも似たもの有るで。京都に。」急にMチャンの目が光りました。

「な。言ったろう。」「ほ、本当ですね。」午前の会議を終えて、昼飯を。と思っても土地勘無し。当たり前の物は食べたくないので大阪支社の若いしを捕まえて、「奢るから」と言って案内して貰ったのでした。(彼の上司には当然断りを入れました。)やっぱり大阪、安くて美味しいお店がありました。Mチャンメモしてリスト入りです。

当店で、部署の面々よりささやかな歓迎会をして貰いました。私にとり初めての訪問でした。しかし、その名と味は良く知っていました。と言うのは、前の会社で焼売弁当を良く頼んでいたのでした。職場で、労働組合でと200個以上は食べたでしょうか。当時(20年以上前)は、人気が高かったのです。極め付きは、某社との徹夜交渉(於大手法律事務所)で、その時のお弁当もそれでした。そんな事を思い出させる懐かしい味でした。

「SM(お局様の事)さん、昨日会社に来てたでしょう。」Dさん(昨年末もみじ饅頭を送ってくれた中国人女性)が言いました。当店で２人を引き会わせました。「ちょっと不便そうな所にあるのね。」お局様が言う通りなのですが、メリットの方が大きいのです。広島中心部にあっても不思議でない味の割りにはお値打ちなのです！(場所代が安い。)それにお店のスタッフが殆ど中国人(バイリンガル)なのです。どんな中国人にとっても、安く本国料理を食べられます。それに、寂しければ中国語で喋れますから心の栄養も摂れます。私も、その様な中国人を連れて一緒に食べれば直ぐ仲良くなれました。お局様もDチャンと辛い鍋をつつきながらおしゃべり続け。仲良くなれそうです。

「ここなんですね。ゴーンさんの焼き鳥屋さんって。」解りました！ミーハーの犯人を。やっぱり令嬢だったのです。焼き肉も。それにしても女子大生の好奇心に驚きました。昨夜、送られる時にMチャンに訴えたそうです。『怖いけどどうしても行きたい。』と。★焼き鳥自体は大きめですが普通のものです。

忙しいので、お昼は当店で。私はせいろ+天丼、お局様はせいろ+かき揚げを頂きました。このお店、某社の「旨い、安い、早い」をお蕎麦で標榜する製麺会社の運営する上級版お蕎麦屋さんです。普及版は先週お邪魔した農水省等官庁に多い由です。この他にもOEMも行っている大した会社です。何が上級かと云うと、セントラルキッチン(在根津)から半製品の蕎麦(板·固まり)を運んで各店で(包丁で)切って最終製品(お蕎麦)にするのです。最終製品を運ぶより、お蕎麦の表面積が小さく酸化速度(風味劣化)が抑えられると云う理屈です。パフォーマンス効果も期待出来るでしょう。兎に角、ご馳走さまでした。