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「煮干しの余韻、夏の記憶」 大阪万博の熱気に包まれた一日。 真夏の太陽が体力を奪っていく中、たどり着いたのは、煮干しの香りに誘われる一杯のラーメン。 澄んだスープに浮かぶ、堂々たる煮干し。 あっさりとしながらも芯のある出汁が、疲れた身体にじわりと染み込んでいく。 もちもちのちぢれ麺がスープを絡め、食感の心地よさもまた格別。 焼きネギとほうれん草のやさしい甘みが、箸休めという名のご褒美になる。 ビールをひと口…五臓六腑が拍手喝采。 お店の空気感も、接客も、すべてがこの夏のご褒美だった。 これは、暑さも悪くないと思えた、そんな夏の一ページ。
2025/06訪問
1回
チキンはまろやかに優しく包み、キーマは唐辛子が鋭く舌を刺激する。アチャールの玉ねぎは、甘さと辛さを同時に抱いたような、不思議な色気。 そして、締めはゴルゴンゾーラのチーズケーキ。しょっぱさと甘さ、その狭間に潜むナッツのコクが、口の中で見事に調和する。添えられた岩塩がその背中を押し、気づけばまた一口。 これはもう、食事じゃない。静かに感情を揺らす体験だ。
2025/06訪問
1回
松本市内を観光中、ふらりと立ち寄ったレトロな喫茶店。 木目のテーブルにアイスコーヒーとティラミスを並べた瞬間、時間がふっと緩む。 セットのアイスコーヒーは、見た目こそ普通だが、口に含むと香ばしさがしっかりと立ち上がる。 そのコーヒーと一緒に食べるティラミスの甘さが絶妙で、クリームの柔らかさとココアパウダーのほろ苦さが、昼休憩のひとときをぐっと上質にしてくれた。 「昼休憩だけのつもりだったのに、思わず長居してしまった」 そんな午後の小さな贅沢を味わえるお店。
2025/07訪問
1回
松本観光の途中に立ち寄った一杯。 ラーメンかと思って行ったが、どこか蕎麦を思わせる凛とした麺線と、コシのある食感。 一口すすれば、塩のやさしい旨味とともに、胡椒とにんにくの風味がふわりと鼻を抜ける。けれど決して重たくなく、真夏日の体にじんわりと沁みていく。 チャーシューは鶏と豚、部位も火入れも違うものが数種。食べ進めるたびに、味と食感の違いが顔を出し、単調にならないのが嬉しい。 海老ワンタンもつるんと滑らかな中ぶりぶりと口の中で弾け、塩味のスープによく合う。 観光の途中でふらりと入ったつもりが、気づけばその完成度にしっかり引き込まれてしまった一杯。 ラーメンか蕎麦か。そんな分類を超えたところにある、松本ならではの清涼感あふれる一皿でした。
2025/07訪問
1回
もちもちの麺に絡む辛旨なタレが舌を刺激するたびに、たっぷりのパクチーが清涼感を添えてくれる。 しびれるような辛さの中に、パクチーの香りが風のように吹き抜けていく感覚はまさに癖になるバランス。 そして添えられた丸餃子。 表面はこんがりカリッと香ばしく、中からは肉汁がじゅわっとあふれ出すジューシーさ。 この一皿と三粒で、暑さすら楽しめる一服の涼風を感じさせてくれました。 「辛いのに、爽やか」 そんな矛盾すら魅力に変える、夏の担々麺体験でした。
2025/06訪問
1回
期間限定ケニックカレー
2025/08訪問
2回
海を眺めて一息、疲れを溶かすスイーツ休憩
2021/10訪問
1回
胡麻香る担々麺と巨大餃子
2025/08訪問
1回
黒部ダム観光の後、友人と立ち寄った蕎麦屋。 ドライブ疲れもあって、身体が欲していたのは“涼”と“安らぎ”。 この店はその両方をしっかりと提供してくれました。 まずは天ぷら。 葉に茄子、かぼちゃ…と定番を押さえつつ、主役はやはり丸ごと一匹の海老。 尻尾までサクサクで、口に入れるとぶりぶりとした食感が弾ける。まるで口の中で跳ね返るよう。 蕎麦はしっかりコシがあり、つるりと喉を通る。 わさびで食べるもよし、卓上の特製七味を振ってもまた違った味わい。 そして何よりも印象に残ったのはサービスの冷たい蕎麦茶。 真夏日にキンと冷えた蕎麦茶が、身体に染み渡る。 気が付けば何度もおかわり。店員さんもコップのお茶が減るたびに気持ちよく声をかけてくれた。
2025/07訪問
1回
鉄板劇場、今宵開演。 会社の仲間と5人で訪問 幕開けは鰹のタタキ。 香ばしく炙られた身に、大葉と玉ねぎの調和という風が吹き抜ける。 ぽん酢のきらめきが、舌の上で初夏の夕暮れを描く。 次なる演目は、“肉のエアーズロック”。 分厚くそびえるステーキの山に、にんにくの岩肌がごろごろと転がる。 鉄板の熱で立ち上る煙はまるで雲海。 口に入れるたびに旨味のマグマが溢れ出す。 舞台を海へと移せば、ホタテバターの柔らかな調べ。 ぷっくり焼かれた帆立の甘みに、バターのコクと塩気が寄り添う。 その隣、ネギも脇役かと思いきや主役級の旨さで、まるで潮騒の伴奏。 続いて現れたのは、メンチカツの鉄板登場劇。 千切りキャベツの波に包まれて、サクッと揚がった衣にソース。 「これ本当に鉄板でやるん?」なんて疑問も、口に入れた瞬間すべて肯定に変わる。 そして最後は、もんじゃ焼きという名のカオスの芸術。 ジュワッと広がるソースの海に、麺や具材が好き勝手に泳ぎ出す。 これはただの食事じゃなくて五感で楽しむエンターテインメントと思ってもらいたい。 冬にはホタテが牡蠣になるとのことで楽しみ。絶対にまた行きます。