「富山県」で検索しました。
1~20 件を表示 / 全 31 件
月に一度は富山を訪れる私。新富町周辺で飲むなら、まず選択肢に挙がるのが「pub pot still」か「URA」。その中でも、肩肘張らずにゆったり過ごせる空間を求めるなら、この店がやはり落ち着きます。カウンター席でマスターや気さくなスタッフと会話を交わしながら飲む一杯は、ただのアルコールではなく“体験”そのもの。こうしたやりとりこそ、常連にとってはたまらない魅力です。 最近は「Lattice Work」というビールにハマり中。甘すぎず、香りが豊かで飲みやすく、ついもう一杯…と頼んでしまいます。ウイスキーの品揃えも圧巻で、定番からレアボトルまで幅広く揃っており、ウイスキー初心者でもスタッフが丁寧におすすめを選んでくれるので安心。上級者にとっても飽きないラインナップです。 そしてここは、お酒だけではありません。むしろ食事目的で訪れる日もあるほど。富山といえば寿司が定番ですが、あえてここの料理を選びたくなる理由があります。特にマスターの作るパスタやピザは、BARの域を超えた本格派。季節ごとの食材を取り入れ、シンプルながらも味の決まり方が見事です。軽い食事からしっかりディナーまで対応できるのもありがたいポイント。 客層は常連も多い印象ですが、初めての方でもすぐに馴染める雰囲気。マスターもスタッフも押し付けがましくなく、適度な距離感で会話を楽しませてくれます。カウンター越しに生まれるちょっとした冗談や地元ネタは、観光で訪れた人にも新鮮に映るはず。 もちろん、すべての人にとって“最高の一軒”とは限りません。BAR特有の時間の流れや、会話を楽しむ文化が合わない方もいるでしょう。ただ、そうしたスタイルに共感できる方にとっては、これ以上ない居心地の良さを感じられると思います。 総じて「pub pot still」は、お酒・料理・会話の三拍子が揃った、富山の夜を豊かにしてくれる場所。常連としての贔屓目を差し引いても、十分におすすめできる一軒です。観光で訪れた方はもちろん、地元の方にも、ふらりと立ち寄ってほしいお店です。
2024/07訪問
1回
薪の炎に導かれて――岩瀬、Port Pizza Naveという静かな航海
2025/12訪問
1回
高岡で出会った至福の焼肉 ― 一徹訪問記
2025/09訪問
1回
夜の港に灯る一杯――Bar Saint Old Ricky’sで過ごす、帰路のような時間
2025/12訪問
1回
弛まぬ努力によって裏付けられた至高の一杯