2回
2022/05 訪問
正統派なお寿司
新富町からすぐのところにあるはしもとさん
ミシュラン1つ星も取られている人気店です
この日ランチで訪問
シャリは米酢と赤酢のブレンドで、強さの中にまろやかさもあります
各ネタの締め具合などの一仕事も絶妙で、シャリの美味しさと合わさって最高でした
全体的に正統派な印象でした
つまみもクオリティがレベルが高く、諸事情によりお酒がほぼ飲めないのが悔やまれます...
このクオリティでコース30,000円いかないのは驚きです
また伺いたいですが、予約取れるのか心配です
この日いただいたもの
つまみ
そら豆
あいなめ
平貝、ミルガイ
鰹
蛤の茶碗蒸し
蛍烏賊とはなわさびの和え
しめ鯖の巻物
あん肝
まかじき
蛍烏賊
ネギ鮪
お椀
玉
握り
小肌
石鯛
赤身
中トロ
北寄貝
クロムツ
大トロ
鯵
マスノスケ
車海老
紫雲丹
穴子
鰆(追加)
金目鯛(追加)
トロタク(追加)
2024/02/24 更新
【雰囲気・サービス】
新富町駅からほど近い場所にある「鮨 はしもと」。
カウンター8席のみの端正な空間で、白木を基調とした落ち着いた設え。照明はやや抑えめで、料理に集中できる雰囲気です。
大将は寡黙ながら必要な説明は的確で、つまみから握りへと移る流れを静かにリードしてくれるタイプ。
過度な会話はなく、しかし冷たさは一切ない、大人向けの距離感が心地よい接客でした。
【料理】
■ つまみ
コース前半は、季節感を意識したつまみ構成。
•刺身・和え物
白身や貝類を中心に、素材の温度と切り付けを重視した仕立て。
醤油に頼らず、塩・酢・出汁で輪郭を作る構成が印象的。
•焼き物
魚の焼き物は火入れが非常に穏やかで、脂の溶け方が美しい。
全体として、酒を進めるための派手さよりも「口を整える」役割を意識したつまみという印象で、後半の握りへの導線として完成度が高い。
■ 握り(印象に残ったもの)
つまみ後に握りへ移行。テンポはゆっくりめ。
•白身・光物
昆布締めや軽い酢の使い方が非常に端正。
特に光物は、脂の旨味と酸の当て方のバランスが良く、店の技術力が最も伝わるパート。
•鮪(赤身・中トロ)
シャリの酸が前に出すぎず、鮪の香りと余韻を引き伸ばす設計。
重くなりすぎず、つまみ明けでもスムーズに入ってくる。
•仕事物
火入れ・味含ませともに控えめで、素材の輪郭を壊さない仕上げ。
江戸前の技法を踏襲しつつ、現代的な軽さも感じる。
■ シャリ
赤酢主体だが、酸は強すぎず、ネタの温度・水分量に寄り添う設計。
つまみから握りまで通して、味のトーンが一貫している点が好印象。
【まとめ】
鮨 はしもとは、つまみ → 握り の流れを丁寧に設計した、正統派江戸前鮨。
派手さやSNS映えを狙うタイプではなく、
・素材
・温度
・余韻
を静かに積み上げていく職人仕事が魅力。
「鮨をきちんとコースとして味わいたい夜」に選びたい一軒です。