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【HIPHOPが香る空間でいただく、唯一無二の濃厚スープカレー体験】 札幌・すすきのからほど近いエリアにある「スープカリー イエロー」は、スープカレー激戦区の中でも一際個性を放つ人気店。1996年の創業以来、地元はもちろん、全国から訪れるカレーファンの舌と心を掴み続けている名店です。今回、札幌旅行の中でどうしても行きたかったこちらで、念願の“あの味”を堪能してきました。 まず、場所は地下鉄「豊水すすきの駅」から徒歩すぐ。狸小路アーケードの1丁目からもアクセスできるので、観光ついでのランチやディナーにもぴったりです。ビルの1階に構える店先は、どこかクラブのような空気感もあり、初めてでも「ここはきっと美味しい」と直感できるオーラがあります。 店内に足を踏み入れると、想像を超える個性的な空間が。HIPHOPカルチャーを背景にしたBGM、ターンテーブル、アーティストのポスターやレコードジャケットがずらりと並び、まるで音楽とスパイスの融合空間。派手すぎないのに確実にセンスを感じるその世界観に、カレーを待つ時間すら心地よいものに変わります。 今回注文したのは、看板メニューでもある「チキン野菜カリー」。まずそのビジュアルに感動。美しい黄金色のスープが、まるでシチューのようなとろみをたたえ、そこに彩り豊かな野菜と大ぶりの骨付きチキンが堂々と鎮座。具材は、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、ナス、ヤングコーン、ピーマンなどバランスよく配置され、見た目の美しさとボリューム感が共存していました。 スープは乳製品を一切使っていないとのことですが、驚くほどクリーミーで奥行きのある味わい。豚骨・鶏ガラ・魚介・香味野菜を煮込んだ白濁スープは、まろやかさの中に芯のあるスパイス感がしっかりと感じられ、ひと口目からぐっと惹き込まれます。辛さは0〜10の11段階から選べて、私は「4」に。じんわりと体の芯から温まるような、まさに“ちょうどいい辛さ”で、スパイスの香りと味の層を楽しむには最適でした。 チキンは骨付きで提供されており、スプーンでもほぐせるほど柔らかく煮込まれていて、そのままかぶりつきたくなるほどジューシー。野菜も一つひとつが丁寧に調理されていて、特にかぼちゃのほっくり感とブロッコリーのシャキッと感のコントラストが楽しく、全体としても食べ疲れしない絶妙なバランスでした。 ライスはターメリックライスで、スープの香りを邪魔せず、むしろ引き立ててくれる役割を果たしていました。ごはんの量は好みに応じて選べるので、軽めにもボリューミーにも対応可能。今回は女性らしく控えめにしてみましたが、スープが美味しすぎて最後まで名残惜しく、ライス多めでも良かったかも…と後悔するほどでした。 店員さんはフレンドリーながらも丁寧で、観光客と気づけば「ようこそ札幌へ」と優しく言ってくださる心遣いも。店内の混雑状況を見ながら丁寧に案内してくださり、細やかな接客が印象に残りました。 「スープカリー イエロー」は、ただスープカレーが美味しいだけでなく、空間そのものがひとつの完成された“体験”になっているのが最大の魅力。スパイスと音楽、五感すべてを刺激する演出の中でいただくカレーは、もはや食事というよりひとつの“イベント”でした。 札幌を訪れるすべてのスープカレーファンに、自信を持っておすすめしたい一軒です。次回はトッピング違いや辛さの段階を変えて、また新しい“イエロー体験”をしに行きたいと思います。間違いなく、何度でも通いたくなる名店でした。
2019/08訪問
1回
2022/08訪問
1回
食べログ ラーメン HOKKAIDO 百名店 2025 選出店
すすきの(市営)、豊水すすきの、すすきの(市電)/ラーメン
「すすきのの夜に輝く、深夜営業が嬉しい味噌ラーメンの名店」 札幌の歓楽街・すすきのの中心に位置する『札幌らーめん輝風 すすきの店』は、深夜まで営業していることで知られる人気のラーメン店です。すすきの駅から徒歩約3分という好立地にあり、飲んだ後の〆の一杯として多くの人々に親しまれています。 店内はカウンター席のみで、木目調の落ち着いた雰囲気が漂います。清潔感があり、女性一人でも入りやすいのが嬉しいポイント。スタッフの対応も丁寧で、初めて訪れる方でも安心して食事を楽しめます。 看板メニューは「元祖味噌ラーメン」。白湯ベースのスープに味噌のコクが加わり、まろやかで深みのある味わいが特徴です。中太のちぢれ麺はスープとの相性が良く、食べ応えも十分。トッピングには、柔らかく煮込まれたチャーシュー、半熟の味玉、シャキシャキのネギが乗り、見た目にも食欲をそそります。 また、「濃厚味噌ラーメン」や「札幌こく味噌ラーメン」など、味噌のバリエーションも豊富。辛味噌ラーメンや淡麗塩ラーメン、生醤油ラーメンなど、味噌以外のメニューも充実しており、その日の気分や好みに合わせて選べるのが魅力です。 トッピングの追加も可能で、バターやコーンを加えると、より札幌らしい味わいに。特に寒い季節には、バターのコクとコーンの甘みがスープに溶け込み、身体の芯から温まります。 営業時間は、日曜から木曜が18:00〜翌5:00(L.O.4:50)、金曜と土曜は18:00〜翌6:00(L.O.5:50)と、深夜まで営業しているのが嬉しいポイント。すすきのでの飲み会や観光の後に、ほっと一息つける場所として重宝されています。 価格帯もリーズナブルで、ラーメンは820円から提供されており、コストパフォーマンスも抜群。深夜に美味しいラーメンを手頃な価格で楽しめるのは、地元の方々にとってもありがたい存在です。 『札幌らーめん輝風 すすきの店』は、深夜営業と豊富なメニュー、そして心温まる一杯で、多くの人々の心と胃袋を満たしてくれるお店です。すすきのを訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
2019/08訪問
1回
【空港で出会う職人技 ― グルメ回転寿司 函太郎 新千歳空港店のおすすめ8貫】
2025/07訪問
1回
「羊骨スープの深い旨味に魅了される、札幌の隠れ家スープカレー店」 札幌の中心部、大通駅から徒歩3分ほどの場所にある『スープカレー しゃば蔵』は、北海道で唯一、羊の骨をじっくり煮込んだスープをベースにしたスープカレーを提供するお店です。地下歩行空間「チ・カ・ホ」直結の札幌ノースプラザビルの地下1階に位置し、天候に左右されずアクセスできるのも嬉しいポイントです。 店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、カウンター席や掘りごたつ式の個室も完備。一人でも、友人や家族とでも、ゆったりと食事を楽しめる空間が広がっています。 こちらの看板メニューは「生ラムタタキのスープカレー」。羊骨スープの豊かなコクと香りが特徴で、スパイスの効いたスープは深みがありながらも後味はすっきり。新鮮な生ラムを特製ダレに漬け込んで仕上げたタタキは、柔らかくジューシーで、羊肉特有の旨味を存分に味わえます。野菜は9品または15品から選べ、彩り豊かで栄養バランスも抜群です。 スープの種類も豊富で、羊骨スープのほかに、牛骨トマトスープ、煮干しと利尻昆布を使った和風スープ、MIXココナッツスープの計4種類から選べます。辛さも調整可能で、自分好みの一杯をカスタマイズできるのが魅力です。 また、スープカレーだけでなく、「生ラムタタキのスパイスラーメン」や「チーズたっぷり羊だらけのキーマカレー」など、羊肉をふんだんに使ったメニューが揃っています。特にスパイスラーメンは、ミシュランのビブグルマンに輝いた「麺屋 菜々兵衛」の自家製麺を使用しており、スープとの相性も抜群です。 価格帯は、スープカレーが1,400円〜1,600円程度、スパイスラーメンが1,100円〜1,200円程度と、クオリティを考えると非常にリーズナブル。ランチタイムには混雑することもあるため、事前の予約がおすすめです。 『スープカレー しゃば蔵』は、羊骨スープという他では味わえない個性的なスープカレーを提供する、札幌でも稀有なお店です。羊肉好きの方はもちろん、スープカレーの新たな魅力を発見したい方にも、ぜひ一度訪れていただきたい一軒です。
2022/08訪問
1回
【離島で出会った黒き衝撃 ― 麺夢 鍋ちゃんの「ゴクウブラック」は“札幌ブラック”を彷彿させる一杯】