coro_412さんの行った（口コミ）お店一覧

小倉で使い勝手のいい半個室居酒屋。つくねと貝汁が良い

【丁寧な味と空間が織りなす、福岡・天神の夜に寄り添う特別な一軒】 福岡・天神の中心地に位置する「炉端とおでん 呼炉凪来 天神店」は、地下に広がる隠れ家的な和の空間。都会の喧騒を離れ、ゆったりと食事を楽しみたい夜にぴったりの、落ち着いた居心地の良いお店です。木の温もりを感じる内装と、ほんのり灯る照明、そして厨房から立ちのぼる出汁の香りに、足を踏み入れた瞬間から癒されます。 まず、このお店の最大の魅力の一つである「お通しおでん食べ放題」に感動。たった500円で10種類以上のおでんが楽しめるという太っ腹なスタイル。大根・ちくわ・厚揚げ・卵・こんにゃく・がんも・さつま揚げ・シュウマイ・タコ足（数量限定）など、バリエーション豊かなラインナップ。九州特有の甘みのある出汁が具材の芯まで染み込み、特に大根は箸を入れるだけでほろりと崩れる柔らかさ。まさに“ほっこり”を体現した一品で、出汁をたっぷり含んだ厚揚げや、出汁が絡んだシュウマイも秀逸。食べ放題とは思えないクオリティに驚かされました。 続いていただいたのは、刺し盛り。新鮮な魚が数種、センス良く盛り付けられており、目でも楽しませてくれる逸品です。脂の乗ったサーモン、ねっとりと旨味のあるマグロ、しっとりした白身魚など、どれも素材の良さを引き立てるように、最小限の手仕事で丁寧に仕上げられています。わさびもツンとしすぎず、バランスの良い香りでお魚の風味を邪魔せず引き立てていました。 さらに、焼鳥盛り合わせも注文。炭火の香ばしさと、ジューシーな鶏の旨味がたまらない一皿。もも・つくね・ねぎまなど定番部位が揃っており、どれも絶妙な火加減。炭火の香りとともに、鶏の旨味がじゅわっと広がり、ビールとの相性も最高。シンプルながら、しっかりと丁寧に仕上げられているのが伝わってきます。 そして今回、特に印象に残ったのが「ズワイガニウニの寿司」。見た目からして圧巻で、ズワイガニの上品な甘みとウニの濃厚な旨味が、口の中でふんわりと混ざり合い、至福の一口。シャリの酢加減も絶妙で、上質なネタを引き立てていました。見た目も華やかで、ちょっと贅沢したい時にぴったりの一品です。 店内にはカウンター、テーブル席、個室まで用意されており、利用シーンを問わず対応可能。友人との食事から、デートや接待まで幅広く使えそうな雰囲気。スタッフの方々も非常に感じが良く、丁寧で程よい距離感の接客に心が和みました。 料理のクオリティ、コスパ、空間、接客すべてが高水準でまとまっている名店。「また行きたい」と自然に思えるお店に出会えることは稀ですが、ここは間違いなくそのひとつです。天神で美味しい和食を楽しみたい夜には、迷わず選びたい一軒。あたたかい出汁と優しいおもてなしが、心もお腹も満たしてくれることでしょう。

「秋葉原で巡り合う極上の厚切り牛タン。炭火の香ばしさに心も満たされる、予約困難の焼肉名店」

「香川で出会う、本物の“骨付鳥”。一度食べれば忘れられない、スパイシーでジューシーな極上体験」 高松の繁華街・鍛冶屋町の一角に佇む『骨付鳥 一鶴 高松店』は、香川名物として知られる「骨付鳥」を語るうえで欠かせない名店。創業70年以上の歴史を持つ老舗でありながら、常に進化を続けながら地元の方にも観光客にも長く愛され続けている、まさに香川の食文化を象徴する存在です。 店構えはどこかモダンでありつつ、あたたかみを感じる和風の設え。入り口をくぐると、スタッフの元気な声と香ばしい香りがふわっと迎えてくれて、それだけでテンションが高まります。広々とした店内には、テーブル席、カウンター、個室まであり、女子会や家族連れ、出張帰りのビジネスパーソンまで、さまざまな層のお客様で賑わっていました。 一鶴の名物はもちろん「骨付鳥」。メニューには2種類あり、歯ごたえのある旨味重視の「おやどり」と、柔らかくてジューシーな「ひなどり」が選べます。初めての方や、しっかり肉の旨みを味わいたい方には「おやどり」を、辛さとジューシーさをよりライトに楽しみたい方には「ひなどり」がおすすめ。どちらも絶妙なスパイスが効いていて、皮はパリッと香ばしく、中は肉汁がじゅわっと広がる…一口ごとに感動が押し寄せる仕上がりです。 骨付鳥にはサイドのキャベツが添えられているのですが、実はこれが隠れた主役。鶏の旨みがたっぷり染み出た油にキャベツを浸して食べると、驚くほど甘みとコクが引き立ちます。さらに、鶏の旨味が染み込んだ「とりめし」や「おむすび」などのごはんメニューもあり、お肉との相性が抜群で、ついつい食べ過ぎてしまいそう。 また、こちらのお店ではビールやハイボールといったアルコール類も種類豊富。スパイシーなお肉とキリッと冷えたドリンクのマリアージュはまさに鉄板。夜の一杯にぴったりです。 スタッフの接客も明るく丁寧で、人気店ながら居心地の良い空間をしっかりと維持しているのも好印象。観光で訪れた方にも安心しておすすめできるホスピタリティが感じられました。 営業時間は平日は夕方からの営業、土日祝はランチから通し営業というスタイルで、特に週末は行列必至。予約をしておくか、少し時間をずらしての訪問が安心です。 『骨付鳥 一鶴 高松店』は、香川の“もうひとつの名物”を心から楽しめる特別なお店。うどんだけではない香川の魅力を、お腹も心もいっぱいに感じられる場所です。特に「骨付鳥」は、ただのご当地グルメではなく、一皿に“職人の技”と“伝統の味”がしっかりと詰め込まれた逸品。香川に訪れたなら、絶対に一度は体験していただきたい素晴らしい美味しさです。

「トキシラズ姉妹店、気取らず味わう本格割烹。春吉の夜に、粋なひとときを。」 福岡・春吉の路地裏にしっとりと佇む『大衆割烹シラトリ』は、人気店「トキシラズ」の姉妹店として2025年に誕生した、注目の割烹酒場。割烹というと少し敷居の高い印象を持つ方もいるかもしれませんが、こちらは“気軽に味わう本物の料理”をコンセプトに掲げた、日常使いにもぴったりの一軒です。お酒もお料理も、どれも妥協のない仕立てで、まさに“ちょうど良い贅沢”が叶います。 店内は1階にカウンター席、2階にテーブル席と掘りごたつ席を備えており、少人数の一人飲みからグループでの利用まで幅広く対応。白木の内装に柔らかな照明が映え、割烹ながら肩肘張らずに過ごせる絶妙な空気感が魅力的です。女性同士での訪問にもぴったりな、洗練されつつも親しみのある雰囲気でした。 まずご紹介したいのは、訪問者のほとんどが注文するといわれる「刺身五点盛り」。天然ものにこだわった魚介が美しく盛られ、本マグロの赤身、ヒラメ、カンパチ、サバ、炙りサワラなど、その日一番の仕入れによって内容が変わるのも嬉しいポイントです。鮮度だけでなく、包丁の入れ方、盛り付けの美しさにまで配慮が行き届いており、一品目からしっかりと心を掴まれました。 そして、お店の名物ともいえる「100%エビカツ」は、衣の中身がすべてエビという贅沢な逸品。つなぎにもエビのすり身を使用しているので、サクッとした衣の中から溢れ出るプリプリ食感と海老の香りに思わず頬が緩みます。添えられた自家製タルタルソースとの相性も抜群で、一口ごとに満足感が押し寄せる一皿でした。 さらにユニークなのが「肴巻（あてまき）」と呼ばれる、酒の肴を巻き寿司にした創作メニュー。酒盗クリームチーズ、イカ明太、かんぴょう、梅くらげ、さらには蟹と蟹味噌など、他ではなかなか味わえない組み合わせが楽しめます。見た目も可愛らしく、どれを選んでも日本酒が進む味わい。会話も弾む、そんな粋なアイデアに感服しました。 一品料理も幅広く、「せせりのニラ玉ポン酢」や「つぶ貝の醤油焼き串」など、焼き・煮・揚げそれぞれにしっかりと職人の技が宿っているのを感じます。小皿料理ながら満足度が高く、色々とつまみたい方には理想的なラインナップ。 ドリンク類は定番のビール、ハイボールに加えて、日本酒のセレクトも豊富。価格帯はどれも非常に良心的で、生ビールが500円以下、グラスワインやサワー類も400円台から揃っており、気兼ねなく注文できるのが嬉しいです。 営業時間は17:00〜23:00（ラストオーダーは22:30）と、夕方からしっかりと営業。定休日は不定休なので、来店前に確認しておくのがベストです。人気店のため、特に週末は予約をおすすめします。 『大衆割烹シラトリ』は、“日常の中で気軽に和食を楽しむ”という贅沢を見事に叶えてくれるお店です。クオリティの高い料理を、居心地の良い空間と手頃な価格で楽しめるこのお店は、春吉の夜に新たな魅力を添えてくれることでしょう。

【仙台牛たんの真髄に触れる。行列の先に待つ、極上の味わい】 仙台を訪れたら、やはり本場の牛たんを味わいたい。そんな思いで足を運んだのが、地元でも評判の「牛たん料理 閣 ブランドーム本店」。アーケード街の一角、鈴喜陶器店の地下にひっそりと佇むこのお店は、知る人ぞ知る名店として多くのファンを魅了しています。 開店前から行列ができることも珍しくないとのことで、私も少し早めに到着。それでも既に数組が並んでおり、期待が高まります。待つこと約30分、ようやく店内へ。落ち着いた和の雰囲気が漂う空間は、カウンター席と小上がりの座敷があり、どこか懐かしさを感じさせます。 今回いただいたのは、定番の「牛たん焼き定食（5枚）」と、夜限定の「牛たんタタキ」。まず運ばれてきた牛たん焼きは、厚みのある一枚一枚が美しく並べられ、見るからに食欲をそそります。炭火で丁寧に焼かれた牛たんは、外は香ばしく、中はジューシー。天然塩でシンプルに味付けされており、素材の旨味が存分に引き出されています。噛みしめるたびに広がる肉の甘みと香ばしさに、思わず笑みがこぼれました。 セットの麦飯はふっくらと炊き上げられ、牛たんとの相性も抜群。テールスープは、じっくり煮込まれたコク深い味わいで、ほろほろと崩れるテール肉が贅沢に入っています。お新香のさっぱりとした風味が、食事全体のバランスを整えてくれます。 そして、夜限定の「牛たんタタキ」は、ぜひとも味わっていただきたい逸品。表面を軽く炙った牛たんは、しっとりとした食感と濃厚な旨味が特徴。自家製の甘酸っぱいタレが絶妙に絡み、たっぷりのネギとともにいただくと、さっぱりとした後味が楽しめます。まるでローストビーフのような上品さがあり、お酒との相性も抜群です。 他にも、「牛たんの角煮」や「欧風たんカリー」など、魅力的なメニューが揃っており、何度訪れても新たな発見があります。特に角煮は、じっくりと煮込まれた柔らかい牛たんが、口の中でとろけるような食感で、思わず感動してしまいました。 スタッフの方々の接客も丁寧で、温かみのある対応に心が和みます。お店の雰囲気と相まって、ゆったりとした時間を過ごすことができました。 「牛たん料理 閣 ブランドーム本店」は、仙台牛たんの魅力を存分に味わえる、まさに名店。行列ができるのも納得のクオリティで、訪れる価値は十分にあります。仙台を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。きっと、忘れられない美味しさに出会えることでしょう。

【炭火と味噌が織りなす離島のごちそう ― 炉ばた ちどりのほっけのちゃんちゃん焼き】

【深夜に染み渡る一杯 豚骨100％の王道ラーメンで〆る幸福】 福岡・清川の路地裏にひっそりと佇む「しんたろう」は、地元のラーメン好きや夜型の食通たちに愛される、知る人ぞ知る名店です。渡辺通駅から徒歩約6分、柳橋バス停からも近く、アクセスも良好。20時から翌朝6時まで営業しており、深夜の〆や遅い夕食にもぴったりの一軒です。 店内はカウンター10席とテーブル2卓の計18席。木の温もりを感じるシンプルな内装で、落ち着いた雰囲気が漂います。一人でも入りやすく、友人や同僚との食事にも適しています。 この日いただいたのは、看板メニューの「ラーメン」。豚骨100％のスープは、濃厚ながらもあっさりとした味わいで、背脂が加わることで深いコクが生まれています。白濁したスープは、見た目以上に軽やかで、飲み干したくなる美味しさです。 麺は極細のストレート麺で、カタで注文すると、程よい歯ごたえが楽しめます。スープとの絡みも良く、スルスルと喉を通ります。トッピングは、薄切りのチャーシュー、キクラゲ、ネギ、煮卵とシンプルながらもバランスの取れた構成。特にチャーシューは、脂身と赤身のバランスが絶妙で、口の中でとろけるような食感が魅力です。 卓上には、紅生姜や辛子高菜、にんにくなどのトッピングが用意されており、自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいポイント。辛子高菜は、やや酸味のある古漬けと粗挽き唐辛子が組み合わさっており、ラーメンにアクセントを加えてくれます。 また、サイドメニューも充実しており、餃子やチャーハン、おでんなどが楽しめます。特におでんは、セルフサービスで好みの具材を選べるスタイルで、大根や野菜がんもなど、ラーメンとの相性も抜群です。 「しんたろう」は、昔ながらの博多ラーメンの良さを残しつつ、現代のニーズにも応える一杯を提供してくれるお店です。深夜にふと立ち寄りたくなる、そんな魅力が詰まっています。福岡で本格的な豚骨ラーメンを味わいたい方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

清川で五島の恵みに出会える贅沢。『五島食堂マコイチ』で五島列島の豊かな味覚をゆったり堪能

「甲殻類の楽園、炉端焼きの真髄を味わう『殻の三光橋』で贅沢なひとときを」

「囲炉裏を囲む、里山の四季を味わう贅沢なひととき」 岐阜県瑞浪市の山深くに佇む『柳家』は、築170年を超える古民家を移築した風情ある郷土料理店です。店内は全室掘りごたつの個室で、中央には囲炉裏が設けられ、パチパチと音を立てる炭火の温もりが非日常の空間を演出します。 料理は完全予約制のおまかせコースのみで、季節ごとの里山の恵みを存分に堪能できます。春は山菜、夏は天然の鮎や鰻、秋は松茸や天然きのこ、冬は鴨・猪・鹿などのジビエ料理と、四季折々の食材が登場します。特に冬季のジビエは、地元猟師が捕獲した新鮮な素材を使用し、臭みがなく旨味が凝縮された逸品です。 料理は、囲炉裏で焼き上げられる炭火焼きを中心に、地元の食材を活かした素朴ながらも滋味深い味わいが特徴です。例えば、夏の天然鮎の塩焼きは、頭から骨まで丸ごと食べられるほど香ばしく、秋の松茸は香り高く、冬の鹿肉は柔らかくジューシーで、どれもが素材の良さを引き立てています。 店主の山田和孝氏は三代目で、地元の食材と伝統的な調理法にこだわり、訪れる人々に里山の魅力を伝えています。また、名古屋やタイにも系列店を展開し、それぞれ異なるスタイルで郷土料理を提供しています。 アクセスは、JR瑞浪駅から車で約30分と決して便利ではありませんが、それでも全国から食通が訪れる名店です。都会の喧騒を離れ、自然に囲まれた静かな環境で、心温まる料理とおもてなしを堪能できる『柳家』は、特別な日や大切な人との食事にぴったりの一軒です。