モグモグの実さんが投稿したおかもと(東京/神谷町)の口コミ詳細

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モグモグの実の一人食べ歩き放浪記

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この口コミは、モグモグの実さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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おかもと神谷町、六本木一丁目、虎ノ門ヒルズ/日本料理

27

  • 夜の点数:4.5

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.4

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
27回目

2025/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

ニュー鱧松

2025年9月の夜です.

この日は神谷町で和食ディナーということでやってきました. 神谷町とはいえ麻布台ヒルズではなく駅隣の地下のお店となります.

おかもとさんの秋といえば松茸を鱧で豪快に包んだ鱧松ですけど、今年は改良したということだったのでそれをめちゃくちゃ楽しみにして行ってきました.

カウンター席は満席でしたけど、一斉スタートではなく客の都合に合わせてくれるので助かります.

さてリニューアルされた鱧松. 以前は鱧で松茸をぐるぐるに巻いて炭火焼きしたもので、あれはあれで美味しかった. 今年は炭火焼きした鱧で、ホイル焼きしてジューシーな松茸を挟んだサンドウィッチ方式. 鱧と松茸を別々に火を通すことで、それぞれベストの火入れを実現したとのこと.

昨年までとはビジュアルが変わりましたが、確かにこちらの方が味の一体感は増したか. 今回の改良は期待通りより美味しい鱧松になりました.

その他の料理も予想を超える食材の組み合わせで味覚を攻めてきます. でも口の中でしっかり纏まるところが今までの名店で料理長を勤めてきたご主人の腕前ですね.

この日は、鯖の入荷の都合で鯖寿司が終わるという悲報も聞きましたが、美味しい料理を食べてなんとか気を持ち直しました^_^

この日のコースは以下の通りです.

◇先付 
・車海老に白芋 サバイヨンソース
・黒舞茸天ぷらに焼き茄子ピューレ

◇替
・本鮪に豆腐酢橘ソース
・鮑にモロッコ隠元 鮑肝ととろろソース

◇お椀
・鱧真薯 蛤餡
・焼き松茸 岩茸 冬瓜

◇向替
・鯖寿司
・唐墨蕎麦

◇焼物
・鱧の松茸サンド

◇中皿
・ブラウンマッシュルームと栗の茶碗蒸し
・フカヒレと蓮根の春巻きに生雲丹
・焼きパンと鱧肝
・子持ち鮎煎り出し 蓼酢
・春菊とばちこ

◇炊き合わせ
・焼き海鰻 湯葉 三つ葉 蓮根

◇土鍋ご飯
・松茸 牛肉 壬生菜ご飯

◇甘味
・キャラメルアイス 梨の赤ワイン漬け オレンジピール
・生姜入りわらび餅

次は蟹の季節です.

ごちそうさまでした.

  • 車海老と白芋

  • 黒舞茸天ぷらと焼き茄子ピューレ

  • 本鮪と酢橘豆腐

  • 鱧真薯と松茸のお椀

  • 最後の鯖寿司

  • 唐墨蕎麦

  • ニュー鱧松

  • 中皿

  • 焼海鰻と湯葉の鍋

  • 牛肉と松茸のご飯

2025/10/11 更新

26回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

淡路の鱧と児島の海鰻は最高でした

2025年7月の夜です.

この日は神谷町にあるおかもとさんで夕食です.

春は花山椒鍋でしたけど、この季節なら鱧と海鰻が名物です. 去年の鰻も美味しかったなぁと思い出しながらお店に到着.

この日のカウンター席はインバウンド客も含めて満席でした.

さてやっぱり鱧の炭火焼きと海鰻は最高です. 淡路の特級品の鱧は旨味と脂が詰まっていて炭火焼きにする事で旨味が濃縮されてます. それに香ばしさもプラスされて絶品. 旨い鱧はお椀にするより焼いた方が美味しいかも.

海鰻丼も単なる鰻だけではなく、花山椒の佃煮との組み合わせに舌鼓. パンチがあります.

その他八寸もやっぱり日本酒をちびちび飲みたくなるものばかり. ここで日本酒一合が消えました.

さてこの日のコースは以下の通り. 写真にコメントをちょっと載せています.

◇先付
・琵琶湖若鮎揚げ
◇鱧棒鮨
◇唐墨蕎麦
◇お椀
・白甘鯛
・茄子
・潤菜
◇鮪大トロに黄身醤油
 鮑と芋茎
◇鱧焼き
◇和牛のランプ 
 茄子に木の芽味噌
◇八寸
◇海鰻丼
・花山椒佃煮
◇ココナッツアイス
◇青梅

お酒
・サッポロ黒ラベル
・実りの北翔
・九平次

次回は鱧松の時期. 今年はちょっと変えようかと思っているそうなのでそれもまた楽しみ.

ごちそうさまでした.

  • 琵琶湖若鮎を揚げて酢に潜らせたもの。内臓の苦味に酢の酸味がグッド

  • 鱧棒鮨は炙ってあって香ばしい

  • 定番唐墨蕎麦 大盛りにすればよかった

  • お椀は白甘鯛に茄子と潤菜 甘鯛美味しい

  • 鮪大トロに黄身醤油 大トロの脂が黄身醤油の中で映えます

  • 炭で炙った鮑に芋茎 

  • メインイベントの鱧 香ばしく旨味と脂がギュッと濃縮されてます

  • 和牛のランプと茄子に木の芽味噌

  • 八寸です。お酒が進むものばかり。

  • 松茸と湯葉

  • 玉蜀黍のかき揚げに鱶鰭春巻き

  • もずく酢

  • メインイベントその2の海鰻丼 花山椒の佃煮のせ

  • ココナッツアイス

  • 青梅を炊いたもの

2025/07/28 更新

25回目

2025/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

今年も圧巻の花山椒

2025年4月の夜です.

和食の4月といえば花山椒、花山椒といえばおかもとさんだということで花山椒を食べにおかもとさんへやってきました. 毎年食べていますがいつもその美味しさに圧倒されます. ということで期待に胸躍らせつつ地下のお店への階段を降ります.

というわけで今年も期待通りというか予想通りというかとにかく花山椒の美味しさに圧倒されました. 大量の花山椒の痺れるような味に肉の味が溶け出した出汁が共にうんまい. 柔らかい肉に花山椒のシャキシャキした食感の組み合わせも魅力の一つです. おかもとさんだと牛肉と豚肉の両方が食べられるんだけど、わたしは意外にも豚肉の方が好きかもしれません. 豚肉好きは結構いるそうですが、何となくわかります.

この日花山椒以外にも鰆の味噌漬けやいつも大好きな中皿と美味いもの尽くしのコースでした.

この日のコースは以下の通りです.

◇先付
・稚鮎
・筍
・浜防風
・たらの芽
・土佐酢
◇替
・鯖棒寿司
・唐墨蕎麦
◇椀物
・細魚
・焼き蓬麩
・蕗
◇向付
・本鮪
・酢蓮根
・菜の花
・卵黄と粒マスタード酢
◇焼物
・鰆味噌漬け
◇中皿
・カニクリームコロッケ
・蕗の薹天ぷら
・茄子素麺
・白魚と鱶鰭、白子の茶碗蒸し
・蛤と百合根の白和え
◇焚き合わせ
・花山椒のしゃぶしゃぶ
・牛ロースと豚ロース
◇御飯
・天然鯛
・筍
・蕗
◇水物
・ラムレーズンとラズベリーアイス
◇菓子
・薩摩芋のレモン煮と胡桃の春巻

次は海鰻のシーズンですね. それも今から楽しみ.

ごちそうさまでした.

2025/04/28 更新

24回目

2025/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

一月はパンチ力抜群の越前蟹

2025年1月の夜です.

この日は和食ディナーということで神谷町に来ました. 和久傳や幸村で料理長を務めた岡本さんの料理は季節毎に楽しみですが、今回は蟹目当てです. マイレビュアーさんにお誘いいただいて今年の初和食です.

今回の蟹は越前蟹. 焼き蟹、天ぷら、刺身と一通り堪能しましたが、食べやすく細工してくれているとはいえ蟹を食べるときにはやっぱり無言になって無心になりますね. 中でも好きなのは甲羅焼き. 蟹味噌とほぐし身に細かく切った蓮根を混ぜて炭火で炙ってくわいチップスを添えたものですが、これが最高の日本酒のアテ. 日本酒泥棒ですね.

この季節のスペシャリテの雲子スープも健在. グツグツに熱した雲子スープのコクはパンチ力がありますが、具の細切りした蕪素麺との組み合わせも最高で黒七味がピリっと味を〆てます.

色々高級食材を使いますが、くどくなくて輪郭がくっきりした味に仕上げてくるのはおかもとさんの腕ですね.

この日のコースは以下の通り.

◇先付
・淀大根
・堀川牛蒡
・白甘鯛
・たらの芽
・蕗の薹の吉野餡

◇替
・鯖棒鮨
・唐墨蕎麦
・柳蓮田蓮根揚げ巻きと雲丹

◇椀物
・海老芋おかき揚げ
・河豚
・白味噌仕立て

◇向付
・鰤焼霜
・辛味大根

◇焼物
・越前蟹
・蟹の刺身

◇八寸
・蟹天ぷら
・河豚白子とフカヒレ茶碗蒸し
・鰆味噌漬け
・鮪山かけと揚げ茄子煮
・うるいと百合根、針このこの白和え

◇焚合せ
・雲子スープ
・蕪素麺
・九条葱

◇御飯
・穴子と筍、壬生菜

◇水物
・酢橘アイスシャーベット
・小豆
・苺

◇菓子
・サツマイモと胡桃の春巻

お酒
・山崎ハイボール
・立山
・九平次

次は花山椒の季節です.

ごちそうさまでした.

  • 淀大根と堀川牛蒡と白甘鯛の炙りに吉野餡をかけたもの

  • お馴染み鯖棒鮨

  • 唐墨蕎麦 大盛りです

  • 柳蓮田蓮根のシャキッとした感じがたまりません

  • 白味噌仕立てのお椀が身体に沁みます

  • 寒鰤に辛味大根が激旨

  • 越前蟹

  • 蟹の身に菜の花といくら

  • 焼き蟹

  • 甲羅焼です

  • 取り分けてもらいました。クワイチップで掬って酒のアテです。

  • 八寸

  • フカヒレと白子茶碗蒸し

  • 鮪の山掛け

  • 白和え

  • 蟹の天ぷら

  • 雲子スープ

  • 土鍋御飯

2025/02/02 更新

23回目

2024/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

海鰻と鱧は最強でした

2024年8月の夜です.

今夜は神谷町で和食ディナーです. おかもとさんの季節の名物である焼き鱧と海鰻を食べにやってきました. この日はおかもとさんのファンのマイレビュアーさんも一緒です.

時間に合わせて地下に降りて2人そろってコースのスタートです.

鱧と海鰻の季節におかもとさんに来るのは数年ぶり. コースが進むにつれてそのパンチ力を思い出して大興奮の2時間でした.

淡路の特級品という鱧は肉厚で目の前で骨切りしてもらい炭火焼きに. 見るからに分厚く脂がのっています. 最近脂がのった鱧というと韓国産を見かけますが、旨味はその比ではありません.

そして楽しみにしていた岡山の海鰻は期待通りの破壊力. 海鰻なんておかもとさんでしか食べたことないですけど鰻らしい味、脂はこの時期ならではのもの. 鰻が炭火の上にのった時から店内に漂う薫りに食べる前からノックアウトです. 鰻丼には花山椒の佃煮がトッピングされるおまけ付きで文句なしの美味しさでした.

旨い料理が並びましたがうまく酸味を使って夏らしくさっぱり食べられました.

次は秋の鱧松の時期に来ます. この日のコースは以下の通りです.

◇炙った鮑に平兵衛酢味噌 オクラとアスパラガス
◇鯖寿司
◇雲丹に焼き茄子 すっぽん出汁餡
 白甘鯛 白瓜 塩昆布
◇お椀
・伊勢海老出汁の潮仕立て伊勢海老 葛豆腐
◇唐墨蕎麦
◇淡路産鱧白焼き
◇八寸
・揚げた琵琶湖産稚鮎に卵黄と万願寺唐辛子のソース
・玉蜀黍のかき揚げにキャビア
・炙ってから揚げた韓国産松茸の天ぷら
・蘇にウツボの一夜干し
・糸南瓜にもずくの酢の物
◇牛しゃぶに胡麻ソース、実山椒 付け合わせは賀茂茄子とパプリカ
◇天然海鰻の鰻丼 花山椒の佃煮
◇ラムレーズン入りのキャラメルアイス 胡桃とパイナップルの赤ワイン漬け
◇餡子入り揚げ春巻き

ごちそうさまでした.

  • 炙り鮑と平兵衛酢のソース 

  • 鯖寿司

  • 雲丹に焼き茄子 出汁餡掛け

  • 白甘鯛と白瓜、塩昆布の和え物

  • 伊勢海老潮仕立て

  • 唐墨蕎麦

  • 淡路産特級品の鱧白焼き

  • 八寸

  • 玉蜀黍のかき揚げに松茸天ぷら

  • 稚鮎に卵黄と万願寺唐辛子ソース

  • 蘇にウツボの一夜干し、枝豆

  • 牛しゃぶです

  • 海鰻丼!

2024/08/14 更新

22回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

今年も花山椒鍋に圧倒された

2024年4月の夜です.

今宵は神谷町のおかもとさんで夕食ということで神谷町駅の改札を出ました. ずいぶんキレイになったもんだと思って歩いてたら気がつくと麻布台ヒルズに誘導されてました. まだまだすごい人混みです. とりあえずUターンして地上に出ました.

さておかもとさんの春の名物は言わずと知れた花山椒鍋. トッピングではなく主役としての花山椒を食べる料理. 1年間このシーズンを待ってました. 1シーズンに何回も来る人がいるそうですが、気持ちはよくわかります.

この日のコースは以下の通りです.

◇前菜
・筍
・牛蒡
・鮎魚女
京都の筍に鮎魚女、牛蒡、タラの目を素揚げして四万十海苔の餡でまとめてます. この餡の酸味が好きなんだな.

◇鯖棒鮨
定番その一.

◇白子と鱶鰭の茶碗蒸し
滑らかな舌触りの茶碗蒸しに鱶鰭のプチプチとした食感の組み合わせ. 百合根も入ってたかな. 上の餡は車海老だったか甲殻類の香ばしさがあります.

◇甘鯛と酢漬け蓮根
これに胡麻油をちょっと効かせたソース. 胡麻油が香ります.

◇お椀
・細魚
・山菜
蛤出汁の吸い地からは蛤がくっきりと香ります. 山菜の苦味もいい.

◇唐墨蕎麦
定番そのニ. 唐墨フレークの最後の一片まで蕎麦で回収.

◇琵琶湖の稚鮎
稚鮎を炭火焼きと揚げの2種類でいただきます. 揚げた稚鮎に添えられた山椒ソースがピリッと美味しい.

◇八寸
・長茄子
・蘇
・鳥貝
・花山葵
・赤蕪と帆立
etc
見た目地味だけどとにかく日本酒を呼ぶ八寸. コースも終盤だけど日本酒追加.

◇花山椒鍋
・やまゆりポーク
・岩手産牛
この日のメインの花山椒鍋. まさに花山椒を食べるための鍋です. 最初は豚肉で、次は牛肉といただきます. 牛もいいけど豚も花山椒と相性いいんですね. 口の中が花山椒の香りと痺れで飽和しました. 大満足.

◇土鍋ご飯
・桜鱒
・筍
これに花山椒鍋の汁をかけでもらうと最後まで花山椒の余韻に浸れます.

◇甘味
・酒粕アイス
・揚げ春巻き

今年も無事花山椒鍋を食べられて大満足. やはり半端ないパンチ力でした. また一年後を楽しみにしています.

ごちそうさまでした.

2024/04/26 更新

21回目

2023/11 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

冬のおかもとさん

2023年11月の夜です.

この日は解禁されたばかりの松葉蟹目当てに神谷町にやってきました. よく考えればつい先日来たばかりで、鱧松の味が脳裏にこびりついています.

カウンター席に着くとメインディッシュの松葉蟹が厨房に鎮座していました. いきなりの登場で出番が楽しみです.

この日のカウンター両隣はインバウンド客でした. こちらもインバウンド客が増えているんだとか. 皆さん、静かに会話を楽しみながら器用に箸を使っているところを見ると慣れているんでしょうね.

さてさて初冬のおかもとさんの渾身のコースは以下の通りです. いつものように定番と季節の食材をバランスよく使い最後まで楽しませてもらいました.

◇香箱蟹
スタートは意表をついて香箱蟹. 慌てて日本酒を頼みました. 内子外子と身でいきなり日本酒が進みます.
◇鯖棒鮨
定番その一
◇鮪炙り
◇鮑
香ばしく炙って醤油をつけた鮪と炊いてから揚げた鮑. 特に鮑は柔らかい上に酸味が利いたソースと相性よく美味でした.
◇土瓶蒸し 
土瓶蒸しの中身は松茸と甘鯛. 季節柄松茸は海を渡ってきたもので香りは弱めですが、甘鯛と一緒にいい出汁が出てます.
◇唐墨蕎麦
定番そのニ. 大盛り頼むの忘れた.
◇松葉蟹
・刺身
・天ぷら
・焼き
・蟹味噌
この日は鳥取の境港で水揚げされた松葉蟹. プリっぷりの刺身と天ぷら、焼き蟹と一通り楽しみました. 刺身の甘みもいいですが、やっぱり焼き蟹の味が一番です. 焼いた蟹味噌でこれまた日本酒が進む.
◇八寸
秋刀魚や万願寺唐辛子、ブラウンマッシュルームの茶碗蒸しの他、干し明太子、蘇、茄子に大根おろしと言った定番も. いつもながら日本酒が進むものばかりでここに来てさらに日本酒のお代わり.
◇鱈白子スープ
鱈白子スープに九条ネギ. このコクとほのかな甘さのあるスープがたまらなく好きです. 毎シーズンの楽しみに出会えてよかった.
◇栗と舞茸ご飯
ホクホクの栗と薫りのある舞茸ご飯. 熱々のご飯はおかわり必須です.
◇ヨーグルトレーズンアイス 
 ラフランス赤ワイン漬け

さてさて次は来年になりそうです.
ごちそうさまでした.

  • 香箱蟹

  • 鯖棒鮨

  • 鮪炙り

  • 揚げ鮑

  • 土瓶蒸し

  • 中身は松茸と甘鯛

  • 唐墨蕎麦

  • 松葉蟹の刺身

  • 天ぷら

  • 焼き蟹

  • 焼いた蟹味噌 これで日本酒半合くらい

  • 八寸

  • 茄子に辛味大根おろし

  • 鱈白子スープ

  • 栗と舞茸ご飯

  • ラフランスの赤ワイン漬け ヨーグルトレーズンアイス

  • わらび餅春巻き

2023/12/03 更新

20回目

2023/10 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

松茸祭り

2023年10月の夜です.

今夜は神谷町で和食ということで神谷町駅徒歩0分のおかもとさんに来ました. 半年ぶりですね.

春は花山椒、夏は鰻に鱧、秋は鱧松、冬は蟹と季節毎にスペシャリテがありますが、この日は鱧松を楽しみに来ました. 鱧で大量の松茸を巻くというシンプルかつストレートな美味しさに魅了されましたが去年は食べ損ねたので気持ちは2年分.

店内は半個室に団体さんと、カウンター席は私以外にインバウンドと思われる2人組でした.

カウンター上にはすでに鱧と松がスタンバイ. ここからの流れがすごい楽しみ.

この日のコースは以下の通りです.

◇子持ち鮎に焼き茄子
揚げた鮎に焼き茄子で香ばしい匂いが鼻腔を刺激します. ソースは甘酢ベースでさっぱり.

◇鯖棒鮨
定番その一.

◇本鮪炙り
炙った本鮪の上から胡麻油をちょっと垂らしてます. 上にかけたのは細かく刻んだ酢漬け蓮根ですけどこれが胡麻油と相性良いです.

◇ブラウンマッシュルーム茶碗蒸し
蓋を開けた時の香りが胃を刺激します. 具の栗もホクホクですね. 最初は谷間の一品みたいに思いましたが谷間ではなかった.

◇お椀
・松茸と伊勢海老の潮汁仕立て
出汁に海老と松茸のエキスが滲み出て何とも言えないコクがあります. 海老の旨味と噛んでから鼻に抜ける松茸の香りも素晴らしい.

◇唐墨蕎麦
定番そのニ. 欠かせない一品. 唐墨を最後のひとかけらまで蕎麦で刮ぎとりたい.

◇鱧松
この日のメイン. コースが始まってまもなく細切りの松茸が鱧に巻かれていきます. 炭火の上にのるともう匂いが気になって気になって仕方がありません. シンプルな料理なのに松茸の味が口の中で暴れ回ります. シアワセでした.

◇八寸
(大間の秋刀魚幽庵焼き、万願寺唐辛子、ばちこ炙り、蘇、おおまさり、銀杏、こうたけ、鰻揚げ、長芋千切り)
メインの後の八寸で日本酒がさらに進みます.

◇炊き合わせ
・甘鯛しゃぶしゃぶ仕立て
甘鯛もエキスも滲み出た出汁が旨い. はらわたに染み込む旨味でした.

◇土鍋ご飯
・カマスと松茸ご飯
最後にも松茸がきて松茸三昧でした. 松茸の香りとカマスの味のハーモニーで思いっきりおかわり.

◇甘味
・レーズンヨーグルトアイスと柿の赤ワイン煮
・揚げわらび餅

やっぱり松茸の鱧巻きは破壊力抜群でした. 次は蟹の季節かな.

ごちそうさまでした.

2023/10/19 更新

19回目

2023/05 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

花山椒爆盛り

2023年5月の夜です.

この日はマイレビュアーさんをお誘いして神谷町で夕食です. 昨年春から一年待った花山椒鍋を楽しみにやってきました.

いつものように地下に降りてカウンター席に着きます. 一斉スタートではないので全カウンター席に客が座っているわけではないですが、全席に会席盆がセットされてます.

一年楽しみに待っていた花山椒鍋のコースが始まりました. この日の一通りは以下の通りです.

◇鰹のタタキと蕗の薹の佃煮ソース
鰹のタタキには筍を巻いてありますね. 下に引いたソースからは蕗の薹の香りがグッと来ます. 上には揚げたコシアブラで春ですね.

◇鯖棒鮨
定番その1

◇牛スジと百合根、おかきの飛龍頭
 白魚と茶豆の茶碗蒸しと白子ソース
飛龍頭はモチモチ感がすごいと思ったらおかきが餅に戻って食感を出してるんですね.

◇お椀
・赤貝
・白芋
・蕨
・潤菜
・ばちこ
赤貝は炙って香ばしく、白芋はシャクシャクした食感です. 上は刻んだばちこで旨味がプラスされてます.

◇唐墨蕎麦
定番その2. 炙った蕎麦の実も混ざって食感にアクセントがあります. 蕎麦で唐墨を余さず回収.

◇ホワイトアスパラガスの穴子巻き
ホワイトアスパラガスを巻いた穴子を炭火焼きに. 香ばしさとタレの味が食欲を刺激してたまらん一品でした.

◇八寸
・桜海老と玉蜀黍のかき揚げ
・唐墨天ぷら
・蘇
・こごみ
・枝豆
・長芋田楽
・稚鮎
・長茄子ともずく酢

◇花山椒鍋
・豚肉
・牛肉
1年間待ちに待った花山椒鍋. まずはさっぱりとした豚肉で花山椒の味を楽しんでからコクのある牛肉とのコラボを堪能. 口に入れた時の香りもいいけど量があるのでピリピリっとした感じがたまらないです. 花山椒だけ頬張って食べても楽しいし肉と食べても美味しい.

◇土鍋ご飯
・鯛の子
・蕗
この時期の土鍋ご飯はお代わりすると花山椒鍋の残りをかけてくれます. お代わりして花山椒の香りも楽しんで残りは包んでもらいました.

◇甘味
・濁酒アイス
・オレンジピールの揚げ春巻き

お酒
・プレミアムモルツ小瓶
・醸し人九平次 純米吟醸 愛知
・梵ゴールド 純米吟醸 福井
・鄙願 純米大吟醸 新潟

1年ぶりの花山椒鍋でしたが待った甲斐がありました. 見た目も味もインパクト大で大満足. 中途半端な量よりも花山椒だけ掬って食べられるくらい量が出るのは貴重. 食べ終わった瞬間に次の春が待ち遠しくなる中毒性があります.

次は鱧と鰻の季節に来ます.

ごちそうさまでした.

2023/05/13 更新

18回目

2023/02 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

河豚白子スープ

2023年2月の夜です.

この日は神谷町で蟹を楽しもうという夕食. 11月に続いておかもとさんに来ました.

おかもとさんといえば春の花山椒、夏の鰻、秋の鱧松茸巻きが有名ですが、年明けくらいからの河豚白子スープも美味しい.

というわけでシーズン最後の蟹と河豚白子スープを堪能するために行ってきました.

この日の一通りは以下の通り.

◇先付
鹿児島の新筍に揚げたクエと淀大根を合わせてクワイの餡でまとめてます. 主役の新筍の味とクエからでる旨味が相性良いですね. クワイの餡も面白い.

◇棒鯖寿司
定番その1. 変わらぬ旨さです.

◇前菜
茶碗蒸しの具はフカヒレに蟹. 蟹の旨みとフカヒレの食感のコンビネーションですね. さらに蕗と茄子が入っていて苦味がアクセント.

◇お椀
椀種の主役は白甘鯛のおかき揚げ. パリパリした皮に加えて身の旨味が強いですね. 海老芋も脇役にするには惜しいホクホク感. 白味噌仕立てというのが寒い季節にありがたいお椀です.

◇唐墨蕎麦
定番その2. これを食べに通っていると言ってもいいくらい.

◇蟹
・刺身
・焼き蟹
・天ぷら
今夜は隠岐の松葉蟹. 3つの調理法はどれも良かったですけど意外にも天ぷらが一番美味しい. 付け合わせの唐墨とタラの芽の天ぷらも酒が進む味.

◇八寸
・蟹味噌甲羅焼き、柚子ゆべし、蘇、茄子の酢の物、鰆西京焼き、モロコ、うるいの白和え
見た目地味ですけどどれもしっかりした味で酒のアテに最適. 特に蟹味噌甲羅焼きなんてこれだけで日本酒1合いける.

◇白子スープ
河豚白子の熱々スープで九条ネギや野菜を煮込んだもの. このスープがコクがあって旨いんだ. これが野菜に染み込んでいます. この季節の名物.

◇土鍋ご飯
具材は氷魚と壬生菜、筍、あとなんだったかな. 筍が香るご飯でした. 2回お代わりしましたが全部は食べきれず、翌日の朝食へ.

◇甘味
・キャラメルアイス
・りんご赤ワイン煮
・紫芋の揚げ春巻き

やっぱり定番もいいですが河豚白子スープも期待通りの美味しさでした. 次は花山椒ですね.

ごちそうさまでした.

2023/03/10 更新

17回目

2022/11 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

初冬のおかもとさん

2022年11月の夜です.

この日は久しぶりに神谷町で和食を楽しむ予定. 蟹の季節になりましたから香箱蟹でお酒を飲んで蟹の身にかぶりつくのもいいし、定番の料理もいいなと心待ちでした.

ビルの地下にあるお店に入ると私が一番乗り. ここは一才スタートではないので時間差でお客が入って来て最終的にはカウンター席が満席になりました.

この日の一通りは以下の通り.

◇琵琶湖モロコ
揚げた琵琶湖のモロコに網焼きの茄子を合わせて胡麻酢をかけたもの. 網焼き茄子の香ばしい香りが鼻をつきます. モロコに胡麻酢の酸味も美味しい.

◇鯖棒鮨
これは言うまでもなくこちらの定番.

◇香箱蟹 間人
◇白子茶碗蒸し フカヒレソース
脚の身に内子外子と日本酒スタートの号砲みたい. これと白子茶碗蒸しがセットです. 内子のねっとりした感じと外子のプチプチ感がたまらん.

◇お椀
椀種は揚げた白甘鯛と新筍. 香ばしい白甘鯛のほっくりした感じがいいし、紅大根仕立てにしてちょっととろっとした感じが寒い日に体を温めますね.

◇唐墨蕎麦
これはこちらの定番その2.

◇松葉蟹 柴山
この日のメインの松葉蟹は兵庫県柴山産. 脚に爪に甲羅の身を焼蟹で、さらにもう一本の脚を天ぷらで味わいます. プチっとした身の繊維の感じとジュワッと出てくる甘さは一年ぶり. さらに蟹味噌と酒と蓮根を甲羅で焼いた甲羅焼きで日本酒がまた進む進む.

◇八寸
定番の干しホタルイカ、蘇、白和えから秋刀魚、栗チップス、丹波黒豆とこれも酒の肴にもってこい.

◇淀大根とお揚げの炊き合わせ
大根をホクホクに炊いて白子のスープと合わせてます. 体の芯から温まりますね. 白子スープのコクがうんまい.

◇土鍋ご飯
土鍋ご飯には松葉蟹、銀杏、栗、舞茸と秋、冬の味覚てんこ盛り. 美味くないはずがない. おかわりして食べきれなかった分は持ち帰りました.

◇甘味

久しぶりですけど蟹に定番の唐墨蕎麦におかもとさんの料理を堪能しました. また来ます.

ごちそうさまでした.


  • 甲羅焼き

  • 琵琶湖モロコと網焼き茄子

  • 棒鯖寿司

  • 香箱蟹

  • 白子茶碗蒸し

  • 白甘鯛の紅大根仕立て

  • 唐墨蕎麦

  • 八寸

  • 炊き合わせ

  • 土鍋ご飯

2022/12/06 更新

16回目

2022/04 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

花山椒に溺れた

2022年4月の夜です.

この日は神谷町で年に一度のお楽しみ. 花山椒を味わうたへおかもとさんに来ました.

この時期の花山椒鍋は有名みたいで、予約が遅れたため何とか月末の一席に滑り込みました.

入ると店内は満席ということでやっぱりこの季節大人気ですね.

この日の一通りは以下の通りです.

◇揚げた琵琶湖の稚鮎を牛蒡、タラの芽、菜の花と合わせて四万十川の青海苔ソースでいただきます. 稚鮎と山菜の苦味に青海苔ソースがよく合います.

◇鯖寿司
定番その一. 旬に獲って瞬間冷凍しておくという鯖はいつ来ても美味しい.

◇茶碗蒸し
白子ソースに白魚、蕗の薹、浜防風の茶碗蒸し. 白子ソースが滑らかで濃厚、そして蕗の薹の苦味がしっかりアクセントでこれは美味しいですよ.

◇お椀
椀種は甘鯛と筍. しっとり焼き上げた甘鯛は身が旨い. 吸い地は強めですけど上にのったバチコを片手に持って食べると吸い地がぴったりハマる感じ.

◇蕎麦
ここは定番そのニで唐墨蕎麦が出てくるのですが、この日は何と新作の雲丹蕎麦も出てきました. 唐墨蕎麦も美味しいのですが、雲丹蕎麦の雲丹が粒が立って濃厚な磯の甘さがあってうんまい. 蕎麦と合わせるとさらに美味しい.

◇桜鱒と筍 
味噌漬けにした桜鱒を炭火で焼いてます. 味噌の塩梅がちょうどよくふっくらした火入れはさすが. 白髪葱に柚子ライムを絞ってちょっと冒険かと思いましたがうまくまとまってます. 筍は京都産で素揚げして炭火焼きえぐみもなく筍の甘さクッキリ.

◇八寸
(蟹クリームコロッケ、蘇、ゴリ生姜煮、こごみ、ホワイトアスパラガスetc)
ここで八寸. 思わず日本酒を半合追加します. 盛り付けの派手さはないですが日本酒が進む味付け.

◇花山椒鍋
普通は牛肉と花山椒の組み合わせが多いと思いますがこちらは牛肉の前に豚肉と合わせます. あっさりめの豚肉と食べることで花山椒の味を感じるためとか. この日の花山椒は和歌山県産で鴨の出汁鍋となりました. 豚肉はやまゆりポークで確かにあっさりしてますが花山椒がビンビン来ます. 次いで牛肉. やっぱり牛肉のコクと脂は花山椒との相性いいですね.

◇土鍋ご飯
この日は土鍋ご飯も2種. まずは筍と蕗のご飯. 筍の風味が強く美味しいですね. これは外さない組み合わせ. そしてもう一つは菜の花に児島の海鰻の地焼きをのせたご飯. 泥臭さが皆無の海鰻は菜の花にぴったりです. そしてそれぞれのご飯にさっきの花山椒鍋を汁ごとかけて味変して楽しみます. 旨い出汁と花山椒の痺れる風味で食べるご飯は絶品.

◇甘味
一品目は白酒のアイスとパインの赤ワイン漬け. 痺れた舌をさっぱり回復.
二品目は蓮根餅のぜんざい風.

たっぷりと花山椒を使う鍋は絶品. 春になったら欠かさず食べたい料理です. 早くも来年が楽しみ.

新作の蕎麦も美味しかったんですけどこれは定番になるのかな?

次は鱧のシーズンにまた来ようと思います.

ごちそうさまでした.

  • 八寸から 百合根と蛤

  • ゴリ生姜煮と蘇、こごみにホワイトアスパラガス

  • 蟹クリームコロッケ

2022/05/13 更新

15回目

2021/09 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

秋満開

2021年9月の夜です.

今夜は神谷町で夕食. 前回が花山椒の季節でしたからだいぶ間隔が空いてしまいました.

コロナで客数を絞っていることもありスケジュールがどうしても合いませんでしたが何とかこの季節に予約ができました.

さて予約時間に入店するとカウンターのもう1グループはもう〆のご飯に取り掛かるところ. ちょっと離れたカウンター席に案内されました.

炭火の上には個室のグループのメインの松茸鱧焼きがのっていていい香りが漂ってきます.

この日の一通りは以下の通りです.

◇琵琶湖の子持ち鮎
素揚げして酢に潜らせてあります. 付け合わせは茗荷と白瓜、茄子. おかもとさんは酸味が効いた皿を出すけど今回はこれ. 鮎の香りと酸味のバランスが取れてて美味しかった.

◇鯖棒鮨
定番その一. 旬にまとめて取って冷凍しているとか. そろそろ鯖も旬に差し掛かると思うけどこれは前のシーズンのかな. そんなこと関係なく美味しい.

◇冷製茶碗蒸し
具は車海老に雲丹と蓮根. 出汁は伊勢海老だとか. 口に入れると海老の味が濃厚. 蓮根のシャクっとした食感がアクセント.

◇お椀
椀種は岩手の松茸と鮑. 蓋を開けると松茸の薫りが立ち登る. 組み合わせは定番だけど幸せな気分になるお椀でした.

◇唐墨蕎麦
定番そのニ. 唐墨のフレークを余さないように蕎麦で回収して食べ尽くします.

◇松茸鱧巻き焼き
この季節のメインです. 炭火の上でじっくり焼かれて登場. 鱧の中にギュッと詰まった松茸の弾力を楽しめます. 脂がのって味も濃くなった鱧と松茸のコラボレーション!

◇八寸
(いくらと水菜のお浸し、干しホタルイカ、蟹クリームコロッケ、蘇、落花生、明太子炙り、長芋の千切り)
ここで八寸. お気に入りは蘇と明太子炙り. お酒でもご飯でもイケる構成.

◇松茸と牛肉のすき焼き
すき焼きは最後の土鍋ご飯と一緒に. グツグツと煮込んで卵で閉じた牛肉と松茸は鱧との組み合わせとはまた違ったコクです. ご飯がススム.

◇新銀杏と栗の土鍋ご飯
栗と銀杏のホクホクした感じがいいですね. 特に栗は季節を感じます. 秋満開.

◇梨の赤ワイン漬けとアイス
◇水羊羹
生姜を練り込んであります. 最近甘味に生姜の組み合わせは他でも見たけど確かにさっぱりスッキリして合いますね.

鱧、松茸、栗と秋を堪能した2時間でした. 間隔が空きましたが次はそんなに空かないようにしよう.

ごちそうさまでした.

2021/10/13 更新

14回目

2021/04 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

花山椒の夜

2021年4月の夜です.

この季節のお楽しみである花山椒を味わうために神谷町にやってきました. この春もいくつかのお店で肉料理に合わせた花山椒をいただきましたが花山椒鍋はまだです。私の中で花山椒といえばおかもとさんなので楽しみにしていました。

この日の一通りは以下の通り.

◇天然帆立と蓮根 河豚白子のソース 浜防風と炙りばちこ
帆立で蓮根を挟んだ一品. シャキっとした蓮根の歯応えはいいです. おかもとさんの河豚白子ソースはコクがあって美味しい.

◇鯖棒鮨
定番その1. 鯖の酸味がちょうどよいです.

◇琵琶湖の稚鮎とタラの芽 アオサノリのソース
カリッと揚げた稚鮎の内臓の苦味はいつ食べてもいい. 成熟した鮎とはまた違う美味しさです.

◇唐墨蕎麦
定番その2. たっぷり振りかけた唐墨の味が効いています. ツルツルと蕎麦の喉越しもいいのですが食べ急ぐともったいない感じ.

◇鯛潮仕立て 筍
お椀の椀種は鯛に筍. 季節の定番ですが筍の香りが出汁に滲み出ています.

◇お造り
(金目鯛と芽葱、湯引きした伊勢海老と出汁)
金目鯛は芽葱を巻いて. 伊勢海老は頭で出汁を取ったジュレがかかっていますがやっぱり海老の殻から取った出汁は美味い.

◇京都の筍 児島湾の天然鰻 蕗の薹佃煮
焼き物は鰻と筍. 筍はシャッキリして香りがいいですね. エグミもなくて美味しいです. 肉厚の天然鰻は外のパリっとした感触の後の脂と旨味があります. 鰻は鰻重にするなら関東風のほうがいいのですが、一,二切れ食べるなら蒸さないほうが好きです.

◇八寸
(長芋となまこと辛味大根、琵琶湖のゴリの生姜煮、蘇、干し明太子 山菜 蛍烏賊)
八寸は定番揃い. 蘇はここで初めて食べけれど好きになってしまった.

◇花山椒鍋 豚肉 牛肉
本日のメインの花山椒鍋. 器に山盛りの花山椒からはいい香りがします. この花山椒を惜しげもなく出汁の中に入れて豚肉、牛肉にサッと火を通す. 舌がピリピリする花山椒の刺激と肉の脂のコンビがこの鍋の楽しみ. やっぱり美味しかった.

◇土鍋ご飯2種(桜鱒と蕗、山菜)
この日の土鍋ご飯は2種類.
桜鱒のご飯と山菜ご飯. 桜鱒はふっくらした身が美味しいし山菜はシャキシャキ感が残っている上に色々入っています. 何よりいいのがさっきの花山椒鍋の出汁の残りを花山椒ごとかけてもらえること. ここでも花山椒を味わいました.

◇アイスクリーム

毎年3月から5月まで産地を変えて花山椒を入れているそうでこの日は京都産. ちょっと黄色くなりかけたのが香りがいいそう.

たっぷり堪能してまた来年のお楽しみだなと思ってお店を後にしました.

ごちそうさまでした.

2021/05/10 更新

13回目

2020/12 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

定番と創作の組み合わせ

2020年12月の夜です.

今年の和食食べ納めで神谷町に来ました.

この時期のおかもとさんなら当然蟹ですが今シーズン蟹は不漁とも聞いています. 今回は蟹食べられるかな、など考えながらお店に入りました.

既に先客が居られて料理を召し上がられています. チラリとカウンター内を見ると解体された蟹がちゃんといました. 今夜は蟹にありつけそうだとひと安心.

今宵楽しんだコースは以下の通りでした.

◇河豚白子とフカヒレ茶碗蒸し 
白子のトロリ感とフカヒレのプチプチした食感がいい. 中の具は他に銀杏とブラウンマッシュルーム.

◇鯖寿司
こちらは定番. いつ食べても美味しい.

◇香箱蟹
きれいに盛り付けされた内子外子に脚の身. ちょっと酢橘を絞ってお酒を飲みながらつつくと幸せ.

◇唐墨蕎麦
これも定番. 唐墨を蕎麦で残さず回収. 絶妙な味ですね.いつも楽しみです.

◇お椀 金目鯛とばちこ キクラゲ
軽く炙った金目鯛の脂が出汁に溶け出してコクが出てます. ばちこはちょっとずつかじって楽しみますね.

◇蟹味噌 蓮根和え
日本酒のお供に出てきました. みじん切りにした蓮根がシャキシャキして美味しい.

◇松葉蟹(隠岐産)
蟹は3種の食べ方で. 生をわさびオイルで、2品目は天ぷら、3品目は焼きです. 松葉蟹の天ぷらは初めて食べましたが、口の中でシュッと溶けてなくなるような柔らかさで絶品でした. 炭火でじっくり焼かれた脚もまた旨い.

◇八寸
(茄子と辛味大根 琵琶湖稚鮎山椒煮 帆立揚げ 菊の花とスナップエンドウの白和 炊いた海老芋 干し蛍烏賊 炙り明太子 柚子ゆべし)
ほぼいつものラインナップですが酒の肴にうってつけの炙り明太子と爽やかな柚子ゆべしはいつも楽しみにしている品の一つ.

◇雲子と蕪 九条ネギのスープ
グツグツとたぎった雲子と蕪のスープ. 河豚白子とはまた違った雲子のコクが出てうんまいです. 蕪とネギのシャキシャキ感もいいですね.

◇梭子魚と銀杏、天然舞茸のご飯
この日のご飯は梭子魚と銀杏の炊き込みご飯. 焼き梭子魚と舞茸の香りが香ばしい.

◇ヨーグルトアイス 赤ワイン漬けラフランス 小豆
◇わらび餅

今年も赤本で2つ星を維持されましたね. 来年もお世話になります.

ごちそうさまでした.

2020/12/31 更新

12回目

2020/10 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

季節の味三昧

2020年10月の夜です.

小雨が降り寒い中、神谷町のおかもとさんに定期訪問の夜です.
今回初めて夏に訪問できませんでしたが、実はこの松茸の季節に訪問するのは初めてです.

和久傳、麻布幸村と名店の料理長を務めたご主人の秋のメニューが楽しみな夜でした.

お店は1日3組までと決めているようでこの日は私も入れて3組. でも日によっては空きも出るみたいでお客の入りは完全には戻っていないとか.

さてこの日いただいたコースは以下の通りです.

◇生姜葛豆腐 スッポン出汁と身
葛豆腐をスッポンの出汁餡でいただきます. 葛豆腐に混ぜ込んだ生姜で体が温まって舌もウォームアップ完了.

◇鯖鮨
これは季節問わず定番. 安定の味.

◇鰹のタタキ 百合根と小海老のかき揚げ 鱧焼き霜
鰹は酢漬け蓮根を挟んで茗荷をのせて. ソースは卵黄を使用しコクがあります. ほのかな酸味はマスタードかな. ポン酢を使わず爽やかになっています. かき揚げはさっくりカラッとしてうんまい.
焼き霜にした鱧は酢橘をかけていただきます.

◇お椀 甘鯛の焼きしゃぶ風と松茸
椀種は甘鯛を焼きしゃぶ風にしてあります. 中央部分はレアな感じを残してマスカット. 甘鯛に加えて岩手産松茸の薫りが素晴らしい.

◇唐墨蕎麦
これも定番. 唐墨を残さないよう蕎麦で丹念に掬っちゃいます.

◇松茸鱧焼き
この季節のおかもとさんの定番料理ですが今まで食べたことありませんでした. 念願です. 炭火でじっくり焼いた鱧巻き松茸はシャキッとした松茸の歯応えと鱧の組み合わせに文句は出ません.

◇八寸
 海素麺と長芋, 鮑炙り, 丹羽猪ソーセージ, 蛍烏賊, 干し明太子炙り, ゆべし, 鮎肝の炊いたもの, スナップエンドウと舞茸白和, 落花生塩茹で

いつもの八寸です. 今回は蘇がなかったですが、干し明太子とゆべしはいつもお酒が進みます.

◇牛肉と松茸のすき焼き
この日のメインと言っていいでしょう. たっぷりの松茸と牛肉、それにズッキーニ. アツアツの松茸と牛肉の脂のコクの組み合わせに舌が蕩けそう. 湯気とともに上がる薫りもたまりません.

◇栗と銀杏の土鍋ご飯
ホクホクの栗と銀杏たっぷり.

◇柿の白ワイン漬けとラムレーズンアイス グレープフルーツの皮のワイン漬け

◇蓮根餅

いつものように定番と季節の料理の組み合わせのコースを堪能しました. 特に松茸の鱧巻きはこの季節に来た甲斐がありました.

次は蟹の季節にお世話になります.

ごちそうさまでした.

  • 生姜葛豆腐. 鼈の出汁餡で.

  • 八寸

  • 松茸のすき焼き. これは松茸の薫りと味に圧倒されます.

2020/10/27 更新

11回目

2020/04 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

安定感

2020年4月の夜です.

神谷町に来ました.

今年も花山椒の季節です. 世間がこんな感じなので予約をどうするか迷いましたが訪問. カウンター席は席間が空いていてとりあえず一安心です.

この日いただいたコース一通りは以下です.

◇茶碗蒸しに白子ソース
茶碗蒸しには河豚、鱶鰭、蓮根. それぞれ違った食感がプラスされて面白い. 仕上げの白子ソースが茶碗蒸しの持つ甘みと合って美味しい.

◇鯖鮨 
定番の鯖鮨. この日は趣向を変えて軽く揚げたとか. 確かに香ばしい風味がプラスされて面白いですね.

◇こごみ 浜防風をさっぱり酸味が効いたソースで頂きました. 上に載ったくちこは最後に手で歯応えを楽しみながら食べます.

◇お椀 
椀種は蟹真薯で中には蟹味噌. 珍しいですが蟹の身の甘みを感じていると蟹味噌のコクが突然出てきて嬉しい不意打ち. 美味しかったです. 蟹味噌のコクに合わせて出汁はあっさりめ.

◇唐墨蕎麦
これも定番. フレーク状の唐墨をそばで甘さず掬って食べないともったいない.

◇竹の子 桜鱒 鮎稚魚
季節の食材を焼きで. 桜鱒は最近食べる機会が増えたような気がします. 甘さに加えて濃厚な旨味が特徴. 添えられた味噌もいいですね.

◇八寸(蕗の薹のかき揚げ 宮古ゼンマイ 豚角煮と豆腐ソース 蘇 蛍烏賊 明太子 etc)
定番の蘇や明太子、干し蛍烏賊. 蘇はここに来たらお酒のアテに食べていかないと物足りなくなるくらい. 宮古ゼンマイは初めて食べました.

◇花山椒鍋
豚肉・牛肉を順に鍋でいただきます. 花山椒が出てきた直後からいい香りがカウンターに漂います. ちちょっとあっさり目の豚肉とコクがある牛肉と違いも楽しめますが、なんといっても花山椒のピリピリとした味のアクセントがたまりません.

◇土鍋ご飯 芹と竹の子
一膳目はご飯で芹と竹の子の香りと爽やかな味を楽しんで、二膳目で前の鍋の花山椒を出汁ごとかけていただきました. ここでも花山椒の香りが華やか.

◇キャラメルアイス オレンジピール春巻き
最後はいつもの通りアイスで〆.

迷ったもののきて正解だったという満足感でした.
当然のことですがキャンセルも多く花山椒の入荷も例年の半分以下にしているとのことですのでお店もやはり大変のようです.

流行が収束してきたらまた伺います.

ごちそうさまでした.

2020/05/22 更新

10回目

2020/02 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

初春の味

2020年2月の夜です.

神谷町に定期訪問しにきました. 日比谷線の神谷町駅脇のビルの階段を地下へと降りました.

毎年12月に蟹を楽しんだ後は4月の花山椒の季節まで間隔が開くことが多いのですが、今年はそれまで我慢出来ず2月に予約を取りました.

蟹は蟹でも焼き蟹とは違った料理を準備してくれているということで楽しみです.

この日のお料理は以下の通りです.

◇揚げ鮑と焼きばちこ ゴマ酢
揚げた鮑の上にこごみやたらの芽といった春の味覚をのせて爽やかな胡麻酢でいただきます. 焼きばちこは手で掴んでがぶり.

◇鯖棒寿司
◇唐墨蕎麦
この2つを食べないとおかもとさんに来たとは言えない定番です.

◇香箱蟹 春菊
ほぐした香箱蟹の身にほろ苦い春菊がいいアクセント.

◇お椀 甘鯛 新筍 菜の花 山椒
プリッと焼き上げた甘鯛の締まった身は上品な甘さ. 合わせた筍、菜の花と早春の味わいですがやはり甘鯛の美味しさがダントツ.

◇ぶり大根 白子焼き 
タレを塗って焼いた鰤と大根で鰤大根. よくお目にかかる炊いた鰤大根とは異なりますが照り焼きになった鰤と大根の組み合わせは面白い. 柚子の風味を効かせた葱も付け合わせとしていい味出しています. もちろん白子焼きもたまりません.

◇八寸(カブの薄切りと辛味大根 水菜と榎 芽キャベツとホタテのおかき揚げ 蘇 干し明太子 柚子ユベシ もろこ山椒煮 丹波猪ソーセージ)
八寸はいつものことながらお酒が進む組み合わせ. 定番の蘇、干し明太子の他に芽キャベツのおかき揚げ、モロコ山椒煮と程よい味付け

◇松葉蟹の白味噌具足煮
この日の蟹は焼き蟹ではなく具足煮. 白味噌が蟹の身に染み込んでいい感じに旨味増幅. 新鮮な味ですね. 合わせた蕗の薹の苦味もいいアクセント.

◇土鍋ご飯 筍 氷魚 うるい せり
この日の土鍋は筍と氷魚、山菜と春の味覚三昧.
やっぱり春の筍や山菜は美味しい.

◇甘味
◇揚げわらび餅

いつ来ても季節の味が楽しめますが定番だけでなく新作も楽しいお店です.

ごちそうさまでした.

2020/03/18 更新

9回目

2019/12 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

季節毎の楽しみ

2019年12月の夜です.

今夜は冬の味覚を楽しむために神谷町のおかもとさんへやってきました.

先日発表のミシュランでも昨年同様の2つ星を獲得しています.

毎年季節ごとに来ようと思っているのですが今年は秋に来ることができずおよそ半年振りで蟹の季節となりました. 季節の素材と通年の定番がバランスよく出てきますのでいつ行っても楽しませてもらえます.

この日のコースは以下の通りです.

◇むかごと蓮根の胡麻餡かけ ばちこ添え
◇香箱蟹 間人産
◇鯖棒寿司
◇お椀 鼈の飛頭龍 葛豆腐
◇唐墨蕎麦
◇松葉蟹 隠岐産 脚2本+胴
◇蟹味噌 クワイチップス
◇八寸 
(鰆 モロコ山椒煮 蘇 干し明太子 鮎白子 白金豚ソーセージ 榎と水菜のお浸し 蛍烏賊 茄子に辛味大根おろし)
◇淀大根と厚揚げの炊き合わせ 白味噌仕立て
◇壬生菜とジャコの土鍋ご飯
◇柿のワイン漬け ラムレーズンアイス
◇揚げわらび餅

蟹や唐墨蕎麦以外にも蟹味噌とくわいチップス、八寸にもお酒が進むメニューが随所に組み込まれているので食事もお酒も進みます.

蟹がメインなのは1月までとのこと. それ以降4月までは別テーマのコースということでしたので花山椒の季節の前にも味わいに来ようかなと思います.

ごちそうさまでした

  • 香箱蟹

  • むかごと蓮根の胡麻和え

  • お椀

  • 唐墨蕎麦 唐墨の最後のひとかけらまで舐め尽くしたい

  • 脚1本目

  • 2本目

  • 胴体も

  • この蟹味噌とくわいチップス最高

  • 八寸

  • 炊き合わせ

  • ご飯

  • アイス

  • こちらもシメの甘味

2020/01/05 更新

8回目

2019/07 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

季節毎の楽しみ

2019年7月の夜です。

この日は定期訪問で神谷町に来ました。
前回は花山椒の季節でしたが今回は鱧です。どんな鱧を味あわせてくれるのか楽しみにしてきました。

この日もカウンターから一望できる厨房を眺めながらの楽しい2時間半でした。

◇蒸した雲丹 伊勢海老の出汁 キャビア
殻ごと炊いた伊勢海老から滲み出る出汁のジュレ、雲丹やキャビアとの三重奏が素晴らしい

◇鯖寿司
このお店の定番その1ですね。鯖は一番良い季節に採ってその後は冷凍しておくとのことですが脂の乗りが良く美味しい鯖寿司です。

◇玉蜀黍かき揚げ このこの天麩羅
玉蜀黍を揚げると増幅された甘さが口の中に広がって美味しいですね。

◇鮑のお椀 芋茎 酢橘の香り
蓋を開けると出汁の良い香りに混ざって香ばしく炙った鮑の香りと酢橘の香りが鼻を刺激します。
香りに負けずもちろん鮑も美味しく贅沢なお椀でした。

◇唐墨蕎麦
このお店の定番その2。唐墨のシャリっとした食感と絶妙な塩梅の塩加減で、蕎麦を食べ終わってもお皿の唐墨を箸でこそぎ取りたくなります。

◇琵琶湖鮎 鱧白焼き
揚げた鮎は酸味が効いたソースで。頭からカリッとかじりつくとほっくりした身が美味しい。白焼きにした鱧は淡白ながらも旨味があってよかった。

◇八寸 心太 蘇 蛍烏賊 干し明太子 ゴリ生姜煮 水茄子 瓜白和え 枝豆
いつもながら後半に来てお酒が進んでしまう八寸。定番の蘇や干し明太子の他に夏らしく心太や水茄子といった顔ぶれ。

◇鱧の落とし 蓮根
今夜のメインは鱧の落とし。さっとお湯にくぐらせてありますが白焼きとは違った美味しさです。ふっくらした身はこの日一番のご馳走。添えられた蓮根もシャッキリしていてよかったです。

◇鰻ご飯
この日の土鍋ご飯は鰻ご飯。鱧に続いて鰻とは贅沢な顔ぶれです。ご飯に酢を混ぜて酢飯にして鰻を乗せたら最後に花山椒を佃煮にしたものを載せていただきます。鰻の味も素晴らしいですが花山椒がいつもの粉山椒と一味違った味わいを加えてますね。

◇キャラメルアイス ラムレーズン
◇わらび餅 春巻

いつもながら美味しい料理の数々でした。やはりベースになっているのは和久傳なんでしょうか。

季節ごとに来るのが本当楽しみです。また来ます。

ごちそうさまでした。

2019/08/27 更新

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