parisparis877さんが投稿した中華寝台(東京/渋谷)の口コミ詳細

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中華寝台神泉、渋谷/中華料理

15

  • 夜の点数:4.7

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.4
15回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

ついに、ほぼ一年待ちに(^^)

最近は町中華ばかりだったので、高級中華は久しぶり♪

町中華の豪快さや万人受けする美味しさは、本当に魅力的で、私も大好きです。

一方、上笹シェフのお料理は、豪快とは対照的になんとも繊細。
ヌーベル・シノワなんてちょっと使い古された表現もありますが、見た目の洗練さの中にちゃんと中華らしさが残ってる。

相変わらず見事です♪


□ 自家製野菜茶
□ 鼈の天津飯
□ ピータン豆腐 和栗ソース 秋トリュフ
□ 前菜盛り合わせ(焼豚・秋刀魚の生春巻・よだれ鶏・車海老)
□ 上海蟹の紹興酒漬け
□ 蕪の薬膳蒸しスープ
□ 鰻
□ 山形牛のヒレ 堀川牛蒡
□ 鱶鰭の姿煮
□ 桜海老の炒飯
【追加】
□ 麻婆豆腐
□ ビーフカレー

□ マンゴープリン


いつの間にか、もうオープンから6周年だそうですが、不変のスペシャリテが3つ。

・ピータン豆腐
・焼豚&ブルーチーズ
・そして、メインになる鱶鰭の姿煮

進化を遂げたピータンに、安定とインパクトの焼豚と鱶鰭は、コースの中に変わらぬ存在感を見せてくれてます♪


今回の驚きは、サブメインの山形牛!
個人的に、和牛に感動するのは、結構珍しい(^^)

まるで低温調理したような柔らかさで、ヒレの繊細さもきれいに残ってる。
堀川牛蒡のソースが意外にも良く合うし、中華らしさも表現されていました。


私は一人でお邪魔しているので、そこまで待たなくても大丈夫なのですが、2人連れの他のゲストは、なんと!次の予約は来年の10月でした(笑)

洗練さと中華らしさが共存する、貴重なレストランになりました。その人気ぶりにも納得です(^^)

  • 端材で作った野菜茶。夏場に作ったとのことで、トマトの皮や玉蜀黍のヒゲなど。 しみじみと美味しい…

  • いきなりやるな(^^) 鼈の身と出汁で作る天津飯♪ ごはんを香ばしく焼いてあるので切りにくいのが玉に瑕だけど、紹興酒で漬けたいくらもアクセントになって美味。

  • スペシャリテのひとつ。 あまり得意じゃないピータンですが、こちらは何とも上品。 豆乳ムース、和栗ソース、そして今回は秋トリュフまで。 進化が隠せない素晴らしいピータン豆腐♪

  • 左奥から時計回りに、車海老、よだれ鶏、秋刀魚の生春巻き、焼豚。 全部美味しい!! 特に、フレッシュで弾力のある秋刀魚とライスペーパーの相性が素晴らしい春巻きは、まこも茸の食感も加わって絶品(^^)

  • このシーズンならではの、上海蟹。紹興酒漬けです。 特段こだわりたい食材ではないのですが、いただけてよかった! なんせ、この紹興酒もタレが最高に美味しい。

  • 写真を撮り忘れたけど、蕪の薬膳スープも、芹が効いていて素晴らしかった♪ こちらは、パリッパリの鰻。ふわっとした身の食感も残す火入れが見事。

  • 個人的に、和牛に感動するのは、結構珍しい(^^) まるで低温調理したような柔らかさで、ヒレの繊細さもきれいに残ってる。 堀川牛蒡のソースが意外にも良く合うし、中華らしさも表現されていました。

  • こちらも不変のスペシャリテ。そして、まさにスペシャリテ(^^) この日は、葦切鮫の尾鰭。最近は少しずつ入って来てるそう。いい事ですね♪

  • 一人前として十分なボリューム♪ 濃厚な白湯で仕上げながら、ちゃんとフカヒレの味がする。素晴らしい!

  • 白湯がしっかりなので、私はひと口ご飯がマストアイテムです。味変用の黒酢も含めて、これが絶品なんです♪

  • 炒飯は、秋の旬を迎えた桜海老。前菜の車海老も出汁に使ってるとのことで、優しい風味と旨みになってます。 これまた、さすがの炒飯(^^)

  • 【追加】 王道の中華もいただかないと(^^)麻婆豆腐です。 季節柄、白子バージョンもあったのですが、あえてのベーシックを。 発酵の旨みと程よい辛みと刺激。最高の麻婆豆腐です。

  • 【追加】 ビーフカレー♪ 元々のチキンカレーも素晴らしかったですが、価格改定以後は、和牛などのちょっといい食材も使えるようになってのメニューです。 野菜などのベースは変わらず、山形牛の深みが美味しい。

  • このマンゴープリンも果実感がしっかりで、とても美味しい♪そして、好み(^^)

  • 甘辛のタレがしっかり効いた焼豚には、甘さのあるランブルスコ。これは合いますね。

  • 上海蟹の一皿には、ベタに紹興酒的なお酒を合わせるかと思いきや、爽やかにヴェルモットを当ててくるのは面白いし、重くなり過ぎないのでバランスが良くなります。

  • サンテミリオン・ド・クインタス。 どっしりメルロー。粘度質で作られるメルローなので、山形牛の付け合わせの牛蒡などはイメージしやすいですね。 好みとは違いますが、意図は伝わるペアリングです。

2025/11/08 更新

14回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

着々と進化を続ける中華寝台

少し久しぶりの中華寝台さん。

この日は、前回以上にお料理のアップグレードが感じられ、シェフの日々の試行錯誤に一定の方向性が定まってきたような印象を持ちました。

いや、ただ単に好みのお皿が多かっただけか(笑)


■ 自家製の野菜茶
■ ピータン豆腐 枝豆 キャビア
■ 前菜盛り合わせ(よだれ鯨、毛蟹、つぶ貝、焼豚)
■ 鮎の春巻き
■ ゴールドラッシュの薬膳スープ
■ 北京ダック
■ 蒸し岩牡蠣
■ 山形牛の冷麺 焼き茄子 焼きトマト
■ 鱶鰭の姿煮
■ レタス炒飯
【追加】
■ 冷やし中華
■ ビーフカレー

■ 和三盆で作った杏仁豆腐


いやいや、こうして振り返ってみると、全部好みでした!
満足(^^)

お酒も、中華らしく、ジャンルに縛られないペアリングで楽しませていただきました。

ごちそうさまでした。

  • いつもの自家製野菜茶から。

  • この日のは甘い香りが高くて、特に美味しい。

  • こちらも定番のピータン豆腐。 豆乳ムース、枝豆にキャビア。豪華さが増していますが、お味もちゃんと付いてきています。 特に、枝豆がよき…(^^)

  • 前菜盛り合わせ。左奥から時計回りに、よだれ鯨、毛蟹、つぶ貝、焼豚。 以前よりも焼豚が大きくなったのが嬉しい♪ ブルーチーズとの相性も相変わらずですが、いつか、このチャーシューメンとかやってほしい(笑)

  • 夏のスペシャリテ、鮎の春巻き! 身の中に肝ソースを詰めて揚げています。 山椒塩や酢橘も完璧にサポートしてくれますし、これは大好物なんです♪

  • いつもの薬膳スープ。 夏は玉蜀黍ですね。これまた甘くて好み。

  • 以前はオプションだった北京ダックは、コースに盛り込まれて、コース全体の贅沢感が増しましたかね。 今回はさわやかな梅肉ソースで。

  • これ、うんめぇ〜(^^) 大ぶりの蒸した岩牡蠣に、にんにくの効いたタレ。禁じ手ですな(笑) そして、春雨も大好物♪

  • さらに、山形牛の冷麺! とろける肉にまったくクドさはなく、焼き茄子&焼きトマトでさっぱり♪ 辛味ダレとの相性も完璧です(^^)

  • どーん! このところ、ずーっと毛鹿鮫でしたが、本当に久しぶりに葦切鮫。繊維自体が柔らかくて美味しい。

  • 私の分(^^)

  • いつものひと口ご飯と、黒酢での味変(^^) この日の白湯の塩梅も、これまた好みでした!満足。

  • レタスチャーハンも、もちろんプロのパラパラ感♪ 具材はシンプルながら、発酵調味料ハムユイの動物的な味の深みが乗るので、物足りなさはまったくありません。

  • 「冷し中華はじめました」の文字を見て、抗える術を知りません(^^) 追加でお願いした冷し中華。 麺は、今年もパスタのカッペリーニ。胡瓜まで同じ太さにカットされていて、食感の邪魔をしません。爽やか美味。

  • こちらも追加メニューのビーフカレー。 以前に絶大な?人気を誇ったチキンカレーも素晴らしかったですが、こちらも負けず劣らずです。

  • 和三盆で作ったという杏仁豆腐。 優しい甘さ。

  • 台湾紅茶で、食後のひと息。

  • イタリアのベルモットをソーダ割りで。 鮎の春巻きと合わせていただきましたが、なかなかさっぱりして、これは美味しい♪

  • 甘さのある北京ダックには、ミュスカのデザートワイン。 こちらも面白い。

  • 牡蠣には、ベタなシャブリ。

  • フカヒレにマデラ酒。 コクのある白湯ソースにも合いますね。

2025/07/31 更新

13回目

2025/03 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

季節感のある洗練された中華料理

このところ町中華の魅力にハマっていたので、こうした高級路線の中華は結構久しぶり♪

そして、こちらの中華寝台さんも4ヶ月ぶり。

使える食材の幅が広がり、以前よりも上笹シェフの自由度も増したことで、より洗練された料理がいただけます。


■ 中華スパイスの香りといただく野菜茶
■ ピータン豆腐 空豆のソース
■ 前菜盛り合わせ(毛蟹・墨烏賊・甘鯛・焼豚)
■ 蛤の直火焼き
■ 新筍の薬膳スープ
■ 北京ダック 梅ソース添え
■ 春野菜餃子(筍・春キャベツ・蕗の薹)
■ 猪のビーフン 芹 九条葱
■ 桜海老と黄韮の炒飯
【追加】
■ 汁なし担々麺
■ ビーフカレー

■ マンゴープリン


今回は少しだけ好みと合わない香りもあり、あくまで従来と比べるとですが、すごく刺さった!的なお皿が少なかったかな。

それでも、季節ならではの「春餃子」や「桜海老と黄韮の炒飯」は、絶品でございました♪


正直、価格の見直し後も満足度はあまり変わらないのですが、以前が安過ぎたってことで(^^)
ようやく、適正なお値段になったというところでしょうか。

また違う季節のお料理も楽しみです。

  • メニューで使われる野菜の端材などで作る、サスティナビリティを感じる野菜茶。

  • 中華スパイスの刺激とともにいただきます。

  • これ、ピータン豆腐です(^^) ピータンらしさは前回よりも強め。

  • 前菜盛り合わせ(毛蟹・墨烏賊・甘鯛・焼豚) 今回は、唐墨の風味がいい墨烏賊が好み。

  • 蛤の直焼き。 柔らかく仕上がっています。

  • 新筍の薬膳スープ。 ウコンも効いているそうで、これは美味しい♪

  • カダイフの食感と梅ソースが楽しい北京ダック。

  • 春野菜餃子(筍・春キャベツ・蕗の薹) 何度か通っている中でも、この餃子は初めてかも。 3、4月限定だそうで、今日イチはこれ! 皮のモッチリ感と、山菜の苦味やキャベツの甘味。 筍の食感アクセントもいい♪

  • 芹は、猪のような野趣ある旨味と良く合いますね♪ 山椒のピリリも効いたビーフン。

  • どーん!

  • この日も、毛鹿鮫の尾鰭です。 こちらが私の分け前(^^) 濃厚な白湯と合わせる、シェフのスペシャリテ。

  • いつも、どなたもやらないので少し気が引けますが、私には、このひと口ご飯がマストアイテムです(^^) 黒酢も良く合います♪

  • 桜海老と黄韮の炒飯。 これも、この日の印象に残る一皿。 桜海老は細かくしてあるので、時にあの引っかかるような食感を排除して香りを楽しめます。 季節の野菜、黄韮が風味を増してくれて、素晴らしい炒飯。

  • 花椒はもちろん、松の実やカシューナッツなど、いろんなナッツも効かせた汁なし担々麺。

  • 赤ワインが効いているビーフカレー。 これまで大好きだったチキンカレーにも負けず劣らず美味しい!

  • デザートはマンゴープリン♪ パッションフルーツの爽やかさもとても合いますね。

  • いつものオープニング。

  • ボリュームしっかりの南アのシュナン・ブラン。

  • 北京ダックに合わせた、甘口リースリング。

  • 餃子と言えばビール!ということで、少し注いでくださいました♪ 台湾のクラフトビールだそう。美味しい!

  • グラッソ・フラテッリのバルバレスコ。 ネッビオーロは大好きなので、2杯いただきました(^^)

2025/03/26 更新

12回目

2024/11 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

新生・中華寝台

これまで、オープンからの長きに渡って値上げをせずにこられ、昨今ではこちらの方が心配になってしまうようなお値打ち感を提供し続けてきた中華寝台さん。

この9月から、価格と共に内容も大幅に見直して、まさに「新生・中華寝台」としてリスタートされました!


その進化を一番感じやすいであろう今回、とても楽しみに伺いました♪


■ 野菜茶
■ 蓮根餅
■ ピータン豆腐
■ 盛り合わせ(真鯛、水蛸、焼豚、本ししゃも)
■ 上海蟹の紹興酒漬け
■ 薬膳スープ 聖護院かぶ 菊の花
■ 鰻
■ 米沢牛のリブロース ヒグマのスープ 真菰筍
■ 鱶鰭の姿煮
■ 桜海老と黄韮の炒飯
【追加】
■ 麻婆豆腐白子入り
■ 冷やし担々麺
■ ビーフカレー

■ みかんシャーベット
■ ココナッツ団子


構成はあまり変わっていないですが、メインにかけての重厚感が増しましたかね。

特に、米沢牛に使われたヒグマのスープなんか、野趣よりもむしろクリアにすら感じる美味しさで、グレードアップが最も反映されたお皿だったと思います。

あとは、「あれも使えない、これも使えない」という、食材のジレンマから解き放たれた、シェフの解放感(笑)


月一のメニュー変更は、まだ貫いているとのこと。
まだまだ、使っていない食材や開いていない扉もあることでしょう。

引き続き楽しみですね!

  • 演出は同じですが…

  • お茶は、野菜の端材を乾燥させたお茶に変わっています。 これが、なかなかに美味しい♪

  • 鼈のスープでいただく蓮根餅。 これは気に入りました!元々の蓮根好き。あのシャキシャキ食感を残しつつも、もっちり。 上笹シェフは、柚子も上手に使いますが、こちらも上品な一皿に仕上げます。

  • いつもは盛り合わせの中の一品だったピータン豆腐が独立です(^^) ピータンは苦手なのですが、こちらのだけは美味しくいただけます。 豆乳に加えて、今回は栗ちゃんも相性良くて、優しい甘さが幸せをくれます。

  • 前菜の盛り合わせ(真鯛、水蛸、焼豚、本ししゃも)。 ししゃもは、燻してあって中華っぽくない味わいと美味しさ。 いつもの焼豚&チーズは、相変わらず量が足りない!(^^)

  • 上海蟹の紹興酒漬け。 もちろん臭みなどは無縁。 蟹は当然ながら、紹興酒ダレが美味しくて、とことんしゃぶり尽くしました♪

  • この日の薬膳スープは、聖護院蕪と菊の花。 毎度のことですが、ここでホッとひと息ついて、あとはメイン級のメニューにスイッチオンです(^^)

  • 北京ダックと同じ調理法で、皮目をパリッパリに仕上げたという鰻。 個人的に、蒲焼きに勝る調理はないと思いますが、こちらも美味…

  • 米沢牛のリブロースです。 合わせるのは、なんとヒグマのスープ! シェフ、こういう食材を使いたかったんですね(^^) ヒグマのスネから取るという出汁は、野趣というよりもずっとクリアで美味しい!

  • どーん! スペシャリテの、鱶鰭白湯スープ煮込みは健在!

  • 変わらず、毛鹿の尾鰭。 今回はの個体は、繊維はやや細め。

  • いつものように、ひと口ごはんと黒酢トッピングは欠かせません♪ 白湯スープがしっかりしている分、この白飯との相性は最強です!

  • 桜海老の香りと旨味を纏った、パラパラ炒飯! これがまた、罪な美味しさなんですよ(^^)

  • 王道の麻婆豆腐も、今回は贅沢に真鱈の白子も入れて。

  • 冷やし担々麺。 まろやかで、もちろん美味しいですが、個人的には辛くてアツアツの担々麺も食べてみたい!

  • 今回から変わったカレー。 大好き過ぎたチキンカレーがなくなってしまって、ちょっとした絶望感に襲われました。 …が、あえなく、このビーフカレー優勝!!(^^) コクと深みが増して、最高です♪

  • みかんシャーベット。大好物です!

  • これまた大好物の、ココナッツ団子。 「飽きたので、やめてしまった」とシェフが言うもんだから、そんなバカな!と詰め寄ったら、作ってくれました(笑) ありがとー♪

  • 今の季節は、ブラン・ド・ノワールがいいですね。 美味しい♪

  • 前菜にはサン・ヴェラン。 焼豚に合わせて、ランブルスコも少し出していただきました。

  • いつもいただくベルモットは、上海蟹に。 もったり感がよく合います。

  • ボージョレの中でも、モルゴンは大好きなアペラシオン。 らしい厚みは備えていますね。 うなぎ以降のボリューム感のあるお料理と。

  • 白湯の濃厚な味わいにも、いつものマデイラ。 コース料金のベースが上がったので、そうなるとワインも一杯ぐらいは何か素敵なやつが欲しくなりますね(^^)

2024/11/28 更新

11回目

2024/08 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.4
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

この上なく楽しみな、さらなる進化♪

丸3年、細く長く(?)お邪魔しているこちらの「中華寝台」。

その一番の魅力は、誠実なお若いシェフの手から供される、中華らしい親しみやすさをしっかり表現しつつも、程良く洗練された料理。

それが、なんともリーズナブルにいただけるのです。


あらゆる飲食店が値上げを進める中、こちらはずーーっと価格据え置きで頑張ってきました。

さすがにそれも限界を迎える中、9月以降はメニューの一新とともにオープン以来初めての価格改定を予定されています。

この日はその変更直前なので、慣れ親しんだスタイルでの最後のメニューです。


■ 前菜盛り合わせ(ピータン豆腐・鰯・焼豚&ブルーチーズ・甘海老・真鯛・よだれ鶏・押し豆腐&トリ貝)
■ 帆立と唐墨の冷たいビーフン
■ 金目鯛
■ とうもろこしの薬膳スープ
■ 鮎の春巻き
■ 山形牛
■ 鱶鰭の姿煮
■ 浅利と生海苔のチャーハン
【追加】
■ 麻婆豆腐
■ 冷やし中華

■ マンゴープリン
■ ココナッツ団子

上笹シェフのお料理は、夏が一番好みかも。

冷たい芸術的なビーフン、鮎の春巻き、冷やし中華などなど、今回もお気に入りが目白押しでした♪


いよいよ来月からは、これまでから一気に1万円アップして22,000円のコースに。

当然、使う食材もアップグレードしながら、上笹シェフのセンスをより試せるお店になっていくでしょう。

正に、「新生・中華寝台」が待っていますので、本当に楽しみ♪
もちろん、変わらずに応援していきます。

  • いつものオープニング。 プーアル茶と菊の花で胃袋を温めて。

  • ■前菜盛り合わせ(ピータン豆腐・鰯・焼豚&ブルーチーズ・甘海老・真鯛・よだれ鶏・押し豆腐&トリ貝) エビマヨをイメージした甘海老の新鮮さも、いつもの焼豚の美味しさも、どちらも嬉しい♪

  • ■帆立と唐墨の冷たいビーフン 柚子風味 相変わらず、とても中華とは思えない洗練されたビジュアル♪ 季節は外れますが、柚子の風味が絶妙に合うんです(^^)

  • ■金目鯛 ズッキーニ、トマト、芽ねぎや黄韮と一緒に絶品の醤油ベースのタレでまとめます。

  • ■とうもろこしの薬膳スープ ゴールドラッシュが、とても香る〜。

  • ■鮎の春巻き この季節のスペシャリテ。鮎の香りが、ぶわ〜っと上ってきます。 酢橘と山椒塩との相性も抜群で、夏には必ずいただきたい一品。

  • ■山形牛 メインに牛肉は珍しい。内モモ肉ですが、脂乗りもしっかり。たっぷりの生姜と葱で、さっぱりいただけます。

  • ■鱶鰭の姿煮 こちらも、いつものスペシャリテ! 毛鹿鮫の尾鰭ですが、このお値段のコースに入る姿煮にしては、あまりに立派です(^^)

  • 繊維がしっかり。一人前もボリュームたっぷりです。 今回、特に美味しく感じましたねぇ♪

  • そして、黒酢で味変。

  • 白湯ソースが濃厚なので、いつもの一口ごはんが最高なんです! もう、至福の鱶鰭丼♪

  • ■浅利と生海苔のチャーハン 特に、生海苔ならではの香りが、炒飯の焦がしたような香ばしさと相まって、このチャーハン絶品! なんか、味がバチっと決まってる感じ(^^)

  • 【追加】麻婆豆腐 王道中の王道の美味しさ!

  • ひと口ご飯、いただき過ぎですが、やっぱり欠かせませんので(^^)

  • 【追加】冷やし中華 なんと麺は、パスタのカッペリーニ! 胡瓜の食感がそれを邪魔しないように、同じく極細にカットされています。 味付けはオーソドックスな醤油ベースですが、一体感が素晴らしい。

  • ■マンゴープリン

  • ■ココナッツ団子 腹パンの食後でも、この倍は食べられる大好物♪

  • アルベール・ルブリュンのブラン・ド・ノワール

  • ドメーヌ・ラベのサヴァニャン。 ちょっと拍子抜けするぐらい、ジュラっぽさはありません。 見た目のインパクトとの実際の味わいのギャップも大きいですね。 結果論ですが、ビーフンの爽やかにはピッタリでした。

  • 南アフリカのベルモット。 初めていただきましたが、酸と糖度の密度が高くて美味しい。鮎の肝に負けない強さがあります。

  • オー・ボン・クリマは、好みの数少ないアメリカの生産者。 ただ、こちらは複雑さや奥行きが乏しく、凡庸。

  • 前回もいただいて、好みだったマデラ。

2024/08/03 更新

10回目

2024/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

シェフの優しさが、そのまんまお皿で体現された中華料理

初めてお邪魔した3年ほど前から、その誠実さや謙虚さがまったく変わらない上笹シェフ。

刺激がイメージされやすい中華料理にあって、そのお人柄がそのまんまお皿の上で表現されたような優しい料理が気に入っています♪


◆ プーアル茶 菊の花
◆ 前菜盛り合わせ(ピータン豆腐・押し豆腐・よだれ鶏・焼豚・いさき刺身・沖蜆・牡丹海老)
◆ すっぽんの茶碗蒸し
◆ 春巻き(帆立・ヤングコーン・黄韮)
◆ 新玉葱の薬膳スープ
◆ 桜鱒のクリーム煮
◆ 仔羊のステーキ
◆ 毛鹿鮫の尾鰭 白湯スープ煮
◆ 金華ハムのチャーハン
【追加】
◆ 麻婆豆腐
◆ 冷し豆乳担々麺
◆ チキンカレー

◆ 杏仁豆腐
◆ ココナッツ団子


春巻き、絶品!感動!

小気味いいパリッと食感に続いて、半生の帆立。ヤングコーンもいいアクセント♪
主張が控えめな具材たちの中で、黄ニラがいい具合に物足りなさを補います。

私の春巻き史上、最愛の美味しさ〜(^^)


そして、半年ほど前に入られたソムリエールさんも、シェフの料理へのご理解が深まったのか、合わせるワインの納得感が前回よりも格段に増していました!


お若い感性で作られているレストランなので、メニューの構成など、先々の事もいろいろと考えられているご様子。
これは、ますます目が離せません♪

  • まずは、プーアル茶で胃袋を温めて。

  • ■前菜盛り合わせ(ピータン豆腐・押し豆腐・よだれ鶏・焼豚・いさき刺身・沖蜆・牡丹海老) ゴルゴンゾーラと合わせる、こちらの焼豚、深みがあって、大好きです(^^)

  • ■すっぽんの茶碗蒸し 濃厚なすっぽんスープの下には、身もしっかりとあしらった茶碗蒸し。 私には少し強めのお味でしたが、青柚子が塩梅を整えてくれます。

  • ■ 春巻き(帆立・ヤングコーン・黄韮) 小気味いいパリッと食感に続いて、半生の帆立。ヤングコーンのアクセントもいい。 主張が控えめな具材たちの中で、黄ニラがいいお仕事! ああ、私の春巻き史上、最高〜♪

  • ■新玉葱の薬膳スープ 中華のコースは、しっかりメニューもありますが、こうしてホッとひと息のお皿が挟まれるのは、大歓迎。 はと麦の食感も良く、後半に向けて気持ちも整います。

  • ■桜鱒のクリーム煮 もはや、中華のイメージではありませんね(^^) 桜海老のソースとの春コラボ♪ 優しくもコクのある味わいで、香りもいい。桜鱒はフワフワで、敷いてあるほうれん草との相性も完璧です。

  • ■仔羊のステーキ クミンのソースが、この柔らかい仔羊ちゃんの旨味に、よく合いますねぇ。 九条葱や葉大蒜で重くなり過ぎないし、バランス良き…

  • ■鱶鰭の白湯スープ煮 毛鹿鮫の尾鰭です。 「高い」とは聞いていましたが、鱶鰭の高騰ぶりにはビックリ! あっという間に、少し前の2.5倍とは!葦切鮫はほとんど入らないとの事。ご苦労、お察しします。

  • オープン当初からのスペシャリテとはいえ、そんな中でも、こんな立派なお皿をご用意いただけるなんて、ありがたくいただきます。

  • シェフの白湯は、まさに熱のこもったしっかりしたお味。 私は、ひと口ごはんと黒酢を投入して、一滴残らず掬い取ります(^^) たまらん…

  • ■金華ハムのチャーハン パラパラ具合といい、品のあるお味といい、最高です!

  • ■麻婆豆腐【追加】 これまた、王道の麻婆豆腐! 複雑な味わいと、このシビレに、じんわりと汗が滲む絶妙な辛さ。美味しい♪

  • ■冷し豆乳担々麺【追加】 ベースのスープが美味しいから、こういうしっかりしたメニューになっても、旨味がちゃんと感じられます。

  • ■チキンカレー【追加】 追加の〆メニューは3種類あるのですが、1種だけ選ぶなら、私は絶対にこれ(^^) 酸が心地良くて、〆に最高!

  • ■杏仁豆腐

  • ■ココナッツ団子 この上なく好物な、上笹シェフのココナッツ団子♪ 柔らか〜くて、香りと甘さのバランスが最高なのです!

  • 南アフリカのサンソー。 突然変異で果皮の色調が薄かったものを白ワインにしたという、珍しい一本。 私には少し強めだった、すっぽんの余韻を切るにも良し。 次の春巻きに搾る酢橘の爽やかさにも良し。絶妙でした

  • ニュージーランドのロゼ。メルロー100% 桜鱒&桜海老との春色ペアリング。 カシのようなドライなロゼよりも、クリーム煮のお相手としては、こうしたふくよかな甘さを湛えた方が、よく合いますね。

  • カリニャン、グルナッシュ、シラーにムールヴェードルという、典型的なローヌワイン。 クミンのソースに刺激があるので、シラーの要素はしっくり来ます。これまた素晴らしい。

  • マデイラはまったく詳しくないのですが、白湯の濃厚な旨味や甘味にも、思いの外しっくり来るものですね。 2種を飲み比べさせていただきましたが、やや爽やかさの残るこちらの方が、個人的にはずっと好み。

2024/05/19 更新

9回目

2024/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

こちらこそ、ありがとうございます!

こちらは、私が中華で定期訪問している2軒の内の一軒。

上笹シェフのお料理はどのお皿も、どう見ても中華料理ではあるのですが、とても繊細かつ程よく緩急も付いていて、一皿ごとに喜んでいると、いつの間にか完走しちゃってる(^^)

もちろん、物足りなさなんか皆無。
なんて絶妙なさじ加減でしょう♪


■ 黄金桂茶
■ 前菜盛り合わせ(ピータン豆腐・焼豚&ブルーチーズ・桜海老押し豆腐・鰯・海月梅和え・水蛸・よだれ鶏)
■ かわはぎ
■ 中華粥
■ 上海蟹の湯豆腐
■ 薬膳スープ(聖護院大根・柚子)
■ 白魚と菜の花の春巻 酢橘と山椒塩
■ 和牛リブロースの火鍋風 黄韮・春菊・まこも茸
■ 毛鹿鮫の鱶鰭 白湯煮込み
■ 金華ハムとねぎの炒飯
【追加】
■ 汁なし担々麺
■ チキンカレー

■ マンゴープリン
■ ココナッツ団子


これまでずっとコンビを組んでいた、シェフと同じ歳のソムリエさんが昨年いっぱいで辞められて、この日は新体制になってからの初訪問。

オペレーションが落ち着くには少し掛かると思いますが、新しいソムリエさんにも、知識、感性、なによりシェフのお料理への理解を深めていただいて、また素敵なお酒をサーヴしてほしいですね!


お見送りいただいた際に、シェフからは「いつもお支えいただき、ありがとうございます」とのお言葉。

もちろん、私が僅かながらでも支えているなど、滅相もありませんが、素敵なご挨拶ですよね。
「こちらこそ、ありがとうございます」でいっぱいです(^^)


次回の空きを伺ったら、なんと8月!
愛されていますね♪

  • ■黄金桂茶

  • ■前菜盛り合わせ(ピータン豆腐・焼豚・桜海老の押し豆腐・鰯・海月梅和え・水蛸・よだれ鶏) 日本料理の八寸はそれほど得意ではないけれど、上笹シェフの前菜盛り合わせは、とても好み。

  • ■カワハギ 甘い醤油ベースのソースに、肝も和えて。 さすがにお鮨には敵いませんが、これも美味。

  • ■中華粥 カワハギの醤油ダレを、こちらに掛けていただきます。

  • ■上海蟹の湯豆腐

  • ■薬膳スープ(聖護院大根・柚子) これが、優しい味わいなのに物足りなさがまったくない。 毎日でも飲みたい薬膳スープです。

  • ■白魚と菜の花の春巻 酢橘と山椒塩 一斉に店内にこだまするパリパリ♪美味しい!

  • ■和牛リブロースの火鍋風 黄韮・春菊・まこも茸

  • お出汁を掛けて…

  • 片面だけ炙ったお肉に、少しずつ火が入る

  • 黄韮、春菊、まこも茸の香りと食感が素晴らしく、お肉で巻いていただくとゴージャス!

  • ■毛鹿鮫の鱶鰭 白湯煮込み 普遍のスペシャリテ!

  • いつものように黒酢で味変して。

  • そして、こちらもいつものように「ひと口御飯」を所望して。 これが絶品さね♪

  • ■金華ハムと葱の炒飯 王道中の王道です!見た目も味も神々しい(^^)

  • 【追加】汁なし担々麺 これ、ヤバし! 辛味旨味が充実しているだけじゃなくて、モチモチ麺が最高に絡む!ザクザク食感のナッツのアクセントが最高! あああー、大盛りにすればよかったーーー(涙)

  • 【追加】チキンカレー でもいいさ。この完璧チキンカレーもいるから(^^)

  • ■マンゴープリン ■ココナッツ団子 温かく、甘さが絶妙で、私には世界一大好きなココナッツ団子。 奥の方のマンゴープリンも、めちゃうまです♪

  • アルベール・ルブラン。 ピノ主体。ふくよかで、この季節にちょうどいい。 甘さも感じられるので、ドサージュ強めかもですね。

  • ドメーヌ・シュルンバシェのリースリング。

  • 甲州で20年熟成とは。 まったくヘタるどころか、べっこう飴や蜜っぽさも出て、素晴らしい年の重ね方をしている印象です。 素晴らしい♪

  • こんなアペラシオン、知りませんでした。 最初にラベルを見た時は、「???」状態(^^) ブルゴーニュ・コート・サンジャック。最北端まで行くと、ブルゴーニュでもピノ・グリを作ってるなんて。 これも美味。

2024/01/13 更新

8回目

2023/10 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

なんだか、「癒し系中華」って感じです

優しさがお皿からこぼれる美味しい料理が楽しみなのはもちろんのこと、シェフ&ソムリエさんのお若いコンビに、「元気ー?」と時々様子を見に行く感じでも出掛けている「中華寝台」(^^)


あらためて振り返っても、この日も清々しい居心地。
そして、まったくのストレスフリーでスッと体が受けつけられるお料理でした♪

なんだか、「癒し系中華」って感じです。


□ 鉄観音茶とダンデライオン
□ 前菜の盛り合わせ(ピータン、ガンスー※干し豆腐、くらげ、焼豚、帆立、墨烏賊、よだれ鶏)
□ 北京ダック
□ 鱧と松茸の春巻き
□ 上海蟹の紹興酒漬け【追加】
□ 薬膳スープ(白舞茸・衣笠茸・ときいろ平茸)
□ 甘鯛の鱗焼き 九条葱 醤油ベースのソース
□ 丹波黒どり
□ 気仙沼の毛鹿鮫 鱶鰭
□ 秋刀魚の炒飯
□ 麻婆豆腐【追加】
□ チキンカレー【追加】
□ ココナッツ団子
□ 杏仁豆腐のチョコレートリキュール掛け


特に、解禁日から漬け始めて、この日がお初の提供になった「上海蟹の紹興酒漬け」が素晴らしかった!

初日って、なんかラッキー(^^)

元々、上海蟹には特に惹かれないのですが、こちらは紹興酒の味付けと甘さの塩梅が絶妙過ぎて、注文してよかった!


お酒はペアリングの用意がありますが、中華というジャンルに合わせて、よく考えられたもの。
ワイン以外に少しクセのあるラインナップも多くて、本当に合わせるなら、そういう選択肢が正解なのでしょうね。

私は自分の飲みたいものを飲んでしまいましたが…(^^)


それにしても…
私の食履歴は、自分で選んでいるとはいえ、気に入りの同じお店ばかりで本当に変わり映えしないですね(^^)

もう少し、好奇心を自ら刺激せねば…です。

もちろん、こちらへもまたお邪魔します。

  • ■鉄観音茶とダンデライオン いつも、豊かな香りで胃袋を温めるオープニングから。

  • ■前菜の盛り合わせ(ピータン、ガンスー※干し豆腐、くらげ、焼豚、帆立、墨烏賊、よだれ鶏) ピータンはあまり得意でない私。こちらのそれは、おかわりしてもいいぐらい(^^)

  • ■北京ダック(梅ソース) いつもは追加オーダー用のメニューですが、今回はスタメンに。 皮だけいただくなんて、ダックちゃんに申し訳なさ過ぎて普段はいただかないのですが、やっぱりパリパリと美味しいです。

  • ■鱧と松茸の春巻き 完全に土瓶蒸しオマージュですね(^^) 酢橘も搾って、じんわりと優しい味わいの春巻き。

  • ■上海蟹の紹興酒漬け(追加) 解禁日から漬け始めて、この日がそのお初。なんかラッキー(^^) 元々、上海蟹には特に惹かれないのですが、こちらは紹興酒の味付けと甘さの塩梅が絶妙過ぎて、注文してよかった!

  • ■薬膳スープ(白舞茸・衣笠茸・ときいろ平茸) 薬膳らしい滋味がありつつも、多種のキノコで味わい深い。美味しい〜♪

  • ■甘鯛の鱗焼き しっかり目の醤油ベースのソースですが、甘鯛自体の甘さや味わいはちゃんと残して。 さすがですね。

  • ■丹波黒どり 鶏肉メインって万人に歓迎されるわけではないと思いますが、私は美味しい鶏肉を自信持って出されると、相当に盛り上がります♪ 弾力と柔らかさのバランス良く、旨味充実。 シンプルさが素晴らしい!

  • ■気仙沼産毛鹿鮫の鱶鰭 鶏白湯 繊維の太さはしっかり楽しめますが、鱶鰭自体の味は葦切鮫の方がクセが少なくて好み。 そうは言っても、高騰著しい鱶鰭を、このお値段でこのボリューム感で提供いただけるのは凄い

  • こちらが私の分け前(^^)

  • いつものように、途中で黒酢の味変♪

  • さらに、ひと口ごはんを投入! しっかりした鶏白湯なので、ごはんを入れるぐらいでちょうどいい(^^)

  • 鱶鰭のペアリングは、こちらのシリカ水。 コラーゲンの吸収を助けるそう。

  • ■秋刀魚チャーハン 風味が良くなりますよね。美味しい! もう今後、昔のような太った秋刀魚は戻ってこないと言われる中、貴重品です。

  • ■麻婆豆腐(追加) ザ・王道!な麻婆豆腐。インパクトある刺激がたまりませんね。 もちろん、ここでもひと口ごはん投与! 最高の麻婆丼です♪

  • ■チキンカレー(追加) そして、〆はいつものチキンカレー(^^) 辛味、旨味、酸味、そして甘味が渾然一体の絶妙バランスカレーなのです。

  • 黄金桂のお茶

  • ■ココナツ団子と杏仁豆腐のチョコレートリキュール掛け このお団子は、本当に傑作!

2023/10/12 更新

7回目

2023/06 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

止まる事を知らない進化♪

「リピーターが飽きないように」と、毎月メニューを変えている、こちらの中華寝台。

たしかに、私も月イチでお邪魔してたりしましたが、それが隔月になり3ヶ月空き…
今では数ヶ月に一度程度でしか伺えない人気店になりました(^^)

その魅力は、いい意味で価格設定に見合わない料理のクオリティ。
よく考えられたお酒類。
そして、お若いシェフとソムリエさんの実直なお人柄…
といったところでしょうか。


今時、まったく値上げもせずに12,000円で提供し続けるコースは、実質の値下げとも言える破格の内容です♪

◆ 前菜盛り合わせ(白バイ貝&カシューナッツ・くらげ・焼豚&ブルーチーズ・水茄子・イサキXO醬・鶏モモ)
◆ 冷たいビーフン・白海老・キャビア・唐墨・青柚子
◆ 鮎の春巻き
◆ 芥藍菜炒め ミル貝と蜆
◆ ゴールドラッシュの薬膳スープ
◆ 椎茸(レディシルク)の肉詰め
◆ 鱶鰭の姿煮
◆ 金華ハムと空豆の炒飯
【追加】
◆ 麻婆豆腐
◆ 冷やし中華
◆ チキンカレー

◆ マンゴープリン
◆ ココナッツ団子


全部美味しい!そして好み!!
特にこの日、過去最高ともいえるクオリティでした♪

柱になる料理はしっかりと存在感を保ち、溢れる感性から繰り出される新メニューたちは彩りを添える。

お若いシェフだけあって、その進化スピードも目まぐるしい!
おじさんは、勝手に嬉しいです(笑)。

これはまた、秋のお料理が今から待ち遠しい!
ごちそうさまでした。

  • いつものオープニング。 胃を温めて、香りで心を落ち着かせてスタンバイ。

  • 前菜盛り合わせ(白バイ貝&カシューナッツ・くらげ・焼豚&ブルーチーズ・水茄子・イサキXO醬・鶏モモ) バランス良く全部美味しいです。この後のお皿たちへの期待を、しっかり盛り上げます!

  • まるでお花のような美しさですが…

  • 冷たいビーフンなんです♪ 白海老・キャビア・唐墨・青柚子。甘み、塩み、コクと爽やかさがたまらない〜。 脳天の先っぽが心地良くて、美味しすぎるっ!

  • 上笹シェフの夏のスペシャリテ、鮎の春巻き♪ 深みのある腹ワタのソースを、鮎の身で巻いて揚げる、フハフハいただく逸品! 酢橘も山椒塩も、しっかり盛り立ててくれます。

  • こういうシンプルな青菜炒めに技が出ますよね! 芥藍菜の歯応えは残しながら、ミル貝や蜆の旨味をギュッと蓄えた見事な味わい♪

  • 薬膳スープですが、思ったよりもずっとずっとゴールドラッシュの味が染み出しています。

  • ブランド椎茸の”レディシルク”は、瑞々しいですね。 肉饅の餡のような中華らしい香り全開の肉具と、奥深いコンビ。

  • いつもの葦切鮫の尾鰭。

  • 道理でコクの深いスープだと思ったら、豚骨も使っているそう。 この価格帯でサーブされる鱶鰭にしては立派な葦切に、とても相応しい味わいー♪

  • いつものひと口ごはん追加投入と黒酢で味変! まさにまさに、天にも昇る美味しさ〜♡ これは本当にヤバいご馳走です。

  • シンプルに、金華ハムと空豆のチャーハン。 もちろん、パラパラうましです。

  • イメージする本格麻婆豆腐を、王道で体現する麻婆豆腐。

  • 「冷やし中華はじめました」と店内で告知されたら、いただかないわけには…(笑) 味付けは、酢や胡麻油にレモン果汁も効いた、さっぱりタイプ。 麺には極細パスタのカッペリーニを使ってます! スルスル入る〜。

  • もう定番ですね! 刺激が心地良く、さらり食感のチキンカレー。 大好物♪

  • 見た目に反してソースが爽やかなマンゴープリン。 倍量なんか余裕でいただけます!

  • 世界一美味しいのでは?といつも思っている、温かいココナッツ団子。 温度も風味も柔らかさも、全部が絶妙♪

  • 食後の烏龍茶も至福。

  • シャンパーニュでスタート。

  • キリッと冷やした、爽やかな紹興酒。これは美味しい!

  • カリピノです。

2023/06/14 更新

6回目

2022/12 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

今宵も寝台で夢見心地…♪

すっかりご無沙汰になってしまいました。

いつも満席の人気もあって、実に半年ぶりですが、個人的なお気に入り中華2トップの一角なのです。「中華寝台」。

この11月で、丸3周年だったそう。
コロナ禍直前にオープンしてですから、本当におめでとうございます!

そして、この日もとても楽しみにしていました。


このご時世にも値上げをしない、頭が下がる12,000円のコースは、↓の通り。
※は、特に秀逸。

◆ 前菜(ピータン・ビーフン・泥障烏賊・焼豚・鮪の脳天・帆立・棒棒鶏)
◆ ハタ 聖護院蕪のソース ※
◆ 芹と牛蒡の薬膳スープ
◆ オマール海老の腐乳ソース オレンジカリフラワー
◆ 椎茸(レディシルク)のフリット アヒルの卵黄
◆ 和牛リブロースの火鍋風 マコモ茸 黄韮 春菊
◆ 鱶鰭の姿煮 葦切鮫の尾鰭 ※
◆ 中華おこげ オマール海老の味噌の餡 百合根 九条葱
◆ 汁無し坦々麺 ※
◆ チキンカレー ※
◆ 杏仁豆腐 チョコレートリキュール
◆ ココナツ団子 ※

今宵も、寝台で夢見心地の大満足♫

特に、優しい聖護院蕪ソースの湯船に浸かったハタは、まるで懐石のような繊細な味わいと、弾力を活かしたハタの旨味が絶品の一皿。

もはや定番の、濃厚白湯でリッチな味わいに仕立てた葦切のフカヒレも、定期的にいただかないと落ち着かない逸品ですね♪


そして、人気店になってもその謙虚さは一切変わりません。
既存のゲストを大切にしたいからと、二回転はやらないとか、未だに毎月変えるメニューとか…

このお若いシェフとソムリエお二人の、こうした姿勢もゲストに愛される由縁でしょう。

今年も素晴らしいお料理とサービス、ありがとうございました。
また来年〜!

  • いつもの香辛料の香りといただくお茶で、胃を温めてスタートです。

  • こちらも定番の中華八寸。この日は、棒棒鶏が美味。

  • 優しい聖護院蕪ソースの湯船に浸かったハタは、まるで懐石のような繊細な味わいと、弾力を活かしたハタの旨味が絶品の一皿。素晴らしい!

  • 過去の薬膳スープと比べても、特に好みでした。 芹の爽やかさと牛蒡で、優しい美味しさがじんわり。 思わず目をつぶっちゃいます…

  • こちらは、腐乳ソースを使って中華風のブイヤベース仕立てで。

  • はい!椎茸のジュースです(^^) 酢橘がめちゃめちゃ合います。

  • とてもきれいで、脂身のバランスがいいリブロース。 火入れはこれからです。

  • 上湯とハタの白湯のお出汁で火入れ。 しっかりお出汁ですから、野菜たちもしっかり者で。 マコモ茸、黄韮、春菊が負けない力強さで美味しい。

  • グツグツと、幸せなビジュアル。

  • 毎日何時間も煮詰めるという濃厚な白湯で。

  • 黒酢で味変しつつ、一口ごはんと一緒に。 幸せ過ぎる…

  • 中華おこげには…

  • 熱々のオマール海老味噌の餡を掛けて。 香りもボリュームあります!

  • この汁ナシ坦々麺、たまらん… その風味はもちろん、ナッツによる食感のアクセントに、もちもちの太麺が絶品! この坦々麺で専門店やっても、十分やっていけそう(笑)。

  • 以前はいろんなカレーをやっていましたが、人気が出過ぎて他に変更できなくなってしまったチキンカレー(^^) 私も大のお気に入り♫

  • チョコレートの風味がいい杏仁豆腐。

  • そして、このココナッツ団子は、もしや世界一では? 中にトロッと黒胡麻の餡が入っていて、その温かさと合わせて一瞬で食べ終えてしまう抜群の美味しさ。

  • ドゥラモットで乾杯!

  • ミネラル感が充実のグリューナー•ヴェルトリーナをお魚に合わせて。

  • 以前もいただいた、コクとふくよかさが際立つ上海老酒も健在の美味しさ。

2022/12/14 更新

5回目

2022/06 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

シンプルなお皿にこそ光る技

最近はもう、すっかり人気店の仲間入りですね!
いつもOMAKASEもパンパン(^^)

そうなると、根性ナシの私は、いつもは予約のチャレンジもしないのです…

ですが、前回こちらに付き合ってくれた友人が、「人生最後の晩餐、ここでいいかも♪」というほどに気に入ってくれたので、それならば、できる限りお付き合いが続けられればと、気合いを入れ直して予約した次第です。


12,000円のコースは、↓の通り。
※は特に秀逸

◆ 前菜(ぴーたん、押し豆腐、いさき、焼豚、泥障烏賊、沖蜆、よだれ鶏)
◆ ビーフン 白海老 唐墨 キャヴィア 柚子※
◆ ゴールドラッシュの薬膳スープ
◆ 鮎の春巻き
◆ 芥藍菜の炒め物 沖蜆やミル貝の出汁※
◆ 仔羊 黒酢やクミンのソース
◆ 気仙沼産葦切鮫の鱶鰭
◆ 金華ハムと葱のチャーハン※
◆ 冷やし豆乳坦々麺
◆ チキンカレー※
◆ マンゴーとココナッツのジェラート
◆ 胡麻団子※

ビーフンは魚介との組み合わせながら、しっかり効かせた柚子で、初夏らしさ全開!!めちゃ旨です。

芥藍菜炒めは、味の濃い菜に貝出汁を染み込ませて、旨味溢れる一皿に。

そして、中華の王道のチャーハンは、熱を通し過ぎない葱の香り豊かに、過去最高レベルの美味しさをパラパラで。

今回は、そんなシンプルなお皿にこそ見事な技が光りました!
さらに、実は最後の胡麻団子も、感動レベル。


そして、バリエーション豊かなペアリングのお酒は、↓の通り。

・ドゥラモット
・紹興酒10年
・冷凍梅酒 日本酒スパークリング
・朱鷺黒米酒ヘイニー
・シャトー・カルボニュー・ブラン
・ジラール
・マデラ酒

この日は、皆さん親しげにサービス兼ソムリエさんとの会話も弾まれて、明らかにご常連ばかりの様子。

「そりゃそうなるわ」と、リピーターの多さに納得・満足のお料理でした。
半年ぶりのごちそうさまでした!

  • このビーフン、魚卵のコクと白海老の甘み、柚子の爽やかさで抜群に美味しい一皿! 丼で食べたいなぁ。

  • 今年の初鮎は、この春巻きで。 ワタのソースを酢橘や山椒塩と一緒にいただくと、なんとも深い味わい。

  • 貝の出汁の使い方が上手ですね。 シンプルだけど、ずっと食べていたくなる。

  • 仔羊も、黒酢などのソースで、しっかり中華。

  • いつもの葦切鮫の尾鰭。濃厚白湯で。

  • 御飯を一口いただいて、スポイトで少量ずつ黒酢の味変。 これがたまらん。

  • このチャーハンが! 香り高くて、パラパラで、しかも深い味わい。 こういうシンプルな料理で、感動を生み出せるのは素晴らしいです。

  • 豆乳と胡麻のまろやかさと、ピリ辛が同居の冷やし坦々麺。

  • そして、こちらも定番化のチキンカレー。 重さとは無縁の爽やかカレーで、毎回の楽しみ。

  • 最強の胡麻団子。 ホカホカで香ばしくて、甘さ加減も絶妙! 心なしか、香ばしさが増しているような…

  • 凍らせた梅酒を、日本酒のスパークリングで溶かしながら。 美味しい!

  • 紹興酒と同じ製法のお酒。まろやかさで上品。 紹興酒よりこちらの方が好みです。

  • 熟成で蜜っぽさも醸されてきた、カルボニューのソーヴィニヨン・ブラン。

  • 野暮ったい印象のジンファンデルですが、こちらはエレガンスもあって、仔羊にも好相性です。

2022/06/24 更新

4回目

2022/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

シンプルなのに深みがある、親しみやすい中華★

もともとOMAKASEには載っていたものの、意外と空きも多く、気軽に電話してぷらっと訪ねられる私の楽しみ方にピッタリだった「中華寝台」。

「だった」というのも、昨年末ぐらいから急に人気に火が点いたのか、最近は慢性満席状態なんです…

個人的にはちょっと残念ですが、お店にとっては喜ばしいことですね!

料理は、モダンなアレンジと、中華らしさのバランスが程よく、とても好み。
そして、この日も美味しかったー!


この日の料理は、↓の通り。

・ 車坂のお屠蘇
・ 前菜(ピータン豆腐、押し豆腐、帆立、焼豚、鮪脳天、水蛸、棒棒鶏)
・ 鮑 まこも茸 鮑茸 菜の花 蜆出汁
・ 上海蟹の湯豆腐 魚のあらの出汁
・ 焼き餃子 XO醬
・ 薬膳スープ 時色平茸 ヤーコン
・ シャラン産鴨 麻辣ソース
・ 鱶鰭 葦切鮫の尾鰭 白湯
・ 青海苔と金目鯛のリゾット炒飯
・ 汁なし坦々麺
・ チキンカレー
・ 杏仁豆腐 チョコレートリキュール
・ ココナツ団子

いつもながら、前菜盛り合わせが素晴らしく、気分を上げる役割を十分に果たしてくれます。

鮑もいいですねぇ。出汁が深い深い。蜆の奥深さだそうで、鮑の肝ソースと合わせると、得も言われぬふくよかな味わい。

前回ちょっと肉質が残念だった鴨は、今回シャラン産になって麻辣ソースと納得の出来栄えに。

お気に入りの定番、鱶鰭の白湯とチキンカレーも相変わらずです!

いずれも、一見シンプルながら、手間のかかる出汁などを駆使して深みのあるお皿に仕上げてくれます。

毎月メニューを替えるのは、「自分にプレッシャーを掛けるためでもある」と話すストイックな30歳のシェフは、人気が出ても奢るところはありません。

予約状況を考えると、以前ほどには気軽に訪問できないと思いますが、頑張ってまたお邪魔します。

  • いつもはお茶ですが、1月なのでお屠蘇で。

  • 全部か美味しい前菜。毎度、この焼豚とブルーチーズとの組み合わせは斬新かつ美味。

  • 鮑はもちろん、このスープ!肝ソースと合わせるとコクと深みで「美味しい〜」と声に出てしまう。

  • もうすぐ終わりの上海蟹をしっかりの湯豆腐。こちらも、魚のアラで出汁をとって丁寧に。

  • 肉感とモチっと食感の皮のバランスがいい焼き餃子。

  • 「じ〜ん」の薬膳スープ。

  • フレンチみたいな見た目のシャラン鴨ちゃん。麻辣ソースで、やっぱりしっかり中華。

  • いつもの気仙沼産葦切鮫。繊維、太い太いー。

  • 白湯がしっかり目なので、追いご飯がぴったりー!

  • 和洋中を全網羅のリゾット炒飯。青海苔と山葵で金目鯛もさっぱりと。

  • 山椒しっかりの汁なし坦々麺。本場ーーって感じ。

  • お気に入りのチキンカレー。

  • シンプル杏仁豆腐も、チョコレートリキュールでいいアクセント。

  • このココナツ団子が最高にうまい!温かいのです。

2022/01/22 更新

3回目

2021/10 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

月替わりの工夫を楽しめる

定期訪問になりつつあります。

若きシェフの成熟度と伸び代とを見守りつつ、確かな味を楽しめる「中華寝台」。

毎月入れ替えという構成なので、飽きずに食べられる&月毎の個人的な当たり外れも楽しめます!


秋らしさが詰まった今月のお皿は、↓の通り。

・黄金桂 金木犀
・前菜盛り合わせ(ピータン、押し豆腐、和牛、焼豚、イトヨリXO醬、海月、棒棒鶏)
・活車海老の瞬間揚げ
・ポルチーニ、舞茸、棗などの薬膳スープ
・鱧と松茸の春巻き
・上海蟹の紹興酒漬け
・芥藍菜炒め みる貝
・津軽鴨 葉大蒜 花椒 無花果ソース
・気仙沼産葦切鮫の尾鰭
・秋刀魚の炒飯
・チキンカレー
・杏仁豆腐 シェリー酒
・ココナツ団子

相変わらず、全体的にシンプルかつ洗練された印象ですね。

特にこの日は、半生で旨味を残した車海老の瞬間揚げ、貝の出汁をしっかりと纏った芥藍菜炒めが素晴らしかった。

いつもの、太め繊維の鱶鰭ちゃんに追いご飯、チキンカレーは変わらずの旨さ。

またお邪魔します。

  • 鱧と松茸の春巻き

  • 中身はこんな感じ

  • 前日に解禁になったばかりの上海蟹の紹興酒漬け

  • シンプルな炒め物にこそ、プロフェッショナルの技ですね。

  • こちらだけが少し残念。味付けというより、津軽鴨の肉質がね…

  • 秋刀魚の炒飯

  • 美味すぎチキンカレー。

  • 珍しい熊本県のシャルドネ。こいつがなかなかの逸品。金属質もありつつ樽香豊か。

2021/10/08 更新

2回目

2021/08 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

シェフの人柄がお皿に乗る中華★

前回の訪問で、すっかりお気に入りになってしまった「中華寝台」。

シェフの優しい人柄が、ゲストを満足させる熱意になってお皿に乗っているような印象ですね。
中華はそれほど食べ歩いている訳じゃないですが、正直もうここだけでもいいかなと思っています(笑)。

味、サービス、雰囲気、予約の取りやすさ、コスパ…全部納得なので。
流行りのモダンではあるものの、しっかりと「中華」が残っているのも、好みど真ん中です!


この日も満足なラインナップは、↓の通り。

・ 前菜盛り合わせ(蟹と豆乳、南瓜、障泥烏賊、焼豚、和牛、いくら&白海老、鮪の脳天)
・ 甘鯛の鱗焼き
・ 肉団子
・ 鮑 大根餅
・ 菊の薬膳スープ
・ オマール海老のチリソース
・ 鱶鰭
・ 白湯 オマールの味噌 トリュフのリゾット
・ 冷やし豆乳坦々麺
・ チキンカレー
・ 桃と薔薇のアイス
・ ココナツ団子
・ 凍頂烏龍茶


ふっくら甘鯛は強めのソースが美味しく、鮑の肝ソースも柚子が効いてて絶品。

そして、意外にも〆のチキンカレーが素晴らしい!
甘味と旨味、スパイシーな辛さと深みが絶妙。そしてニュアンスはやっぱりどこか中華っぽい。

デザートのアイスやココナツ団子も、優しい甘さのいい締め括りでした!

ワインは、個人的にもう少しオーソドックスなラインナップでもいいかなと思いますが、自由な試行錯誤からの発見も楽しみのひとつでもありますね。


しっかりとした経験に裏打ちされた料理も、もちろん魅力的ですが、なにより、お若いシェフとソムリエのチャレンジを見守りたくなるオジサンの気分…

また、そう遠くない内にお邪魔したいなと思います。
ごちそうさまでした。

  • 中でも、ブルーチーズと合わせた焼豚が最高。主役で食べたいぐらい。

  • ス、スープが… コクがあって美味。冬瓜もいい。

  • ザ・中華な肉団子。

  • 柚子の爽やかさでバランスの良い肝ソース。大根餅も美味しい。

  • じんわり薬膳なスープ。優しい…

  • 王道のエビチリ。オマールで贅沢。

  • 今回もヨシキリの尾鰭で、繊維しっかり。

  • 前回の心残りだった「御飯投入」を実現!

  • と思ったら、白湯とサマートリュフのリゾット風も出てきた(笑)

  • 冷やし坦々麺。

  • このチキンカレー、最高!!甘く旨く辛くスパイシーがバランス良く。クセになります。

  • 桃と薔薇のアイス。

  • ココナツ団子。ちょうどいい甘さ。

  • さすがにとても美味しい凍頂烏龍茶で、ごちそうさま。

2021/08/10 更新

1回目

2021/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

細か〜い気配りとこだわりでいただく絶品中華

中華は多くがそうなのか、私が興味を持っているお店がたまたまそうなのか。
お一人様NGが多いのですが、こちらはそんな私にも優しい一軒。


こちらでまず印象的なのは、「きめ細かい想い」です。


「梅雨時はむくみやすいので、利水効果が期待できる黄金桂を」
「鱶鰭などのコラーゲンを含む料理には、その働きを助けるケイ素(?)を含んだお水を」
と、その効果のほどは分かりませんが、ゲストのためにいろいろと考えてくれているのは、よく伝わります。

上笹シェフと、同い年のソムリエさんという20代のお若いお二人が創るお店ですが、その心配りから好感度高めです。

そして、もちろんそれはお料理にもしっかりと反映されています!


コースでいただいたお皿は、↓の通り。
※北京ダックと麻婆豆腐は追加


●香りの箱(八角など) マリーゴールドをブレンドした黄金桂
●前菜盛り合わせ 豆乳とたまごのムース、海月、金目鯛、焼豚とゴルゴンゾーラ、沖蜆、帆立、棒棒鶏
●オマールと野菜(アスパラ、黄韮、大黒しめじ、カラスミ)
●ゴールドラッシュの薬膳スープ
●鮎の春巻き
●北京ダック
●冷製ビーフン 青葱のソース
●猪豚の回鍋肉
●気仙沼の鱶鰭姿煮(ヨシキリ尾びれ)
●スッポンの天津飯
●麻婆豆腐
●台湾パイナップルのアイスと桃のコンポート
●マンゴープリン

イノベーティブな中華も増えたと思いますが、個人的には「中華っぽさ」がこのぐらい残っている方が好みです。

どれも美味しかった〜。

特に、素材をシンプルに生かしながらカラスミで奥行きを加えたオマールの炒め物、鮎の苦味を上手に効かせた春巻き、複雑な旨味が絡み合うビーフン、新しい解釈の回鍋肉、ヨシキリらしい繊維の太さを生かした姿煮、辛さの中に旨さも主張した麻婆豆腐。

これらは素晴らしかった!
ほぼ全部(笑)。


サービスも嫌味なく居心地いいですし、ワインも有名どころではないものの地域問わず勉強の跡が見えるラインナップ。

そして、なんと月一でメニューを変えているとのことですから、「しょっちゅう来てね」と言わんばかりの飽きさせない努力にも感服です。

オープンからまだ浅いお店ですが、お若いお二人を応援したくなるような素晴らしいお店です。

またお邪魔します!

  • 特に、チャーシューとゴルゴンゾーラの組み合わせが秀逸。

  • シンプルでさっぱりした塩味ながら、カラスミで奥行きを加えたひと皿。美味しい!

  • はらわたの苦味を上手にソースに仕上げた春巻き。コースとしてのメリハリにもいい仕事。

  • 北京ダック(追加)。

  • 蟹やキャビアなどで旨味が絡み合った、最強ビーフン。美しうまし!

  • 回鍋肉の食材をあえて分けて、それぞれを美味しく。そして一緒にいただくと、なるほど回鍋肉。この猪豚のヒレ肉が抜群に柔らかく美味。

  • グツグツとヨシキリの尾鰭。繊維の太さもしっかり楽しめます。

  • ご飯も一緒に泳がせてあげたかった(笑)

  • スッポンの天津飯。塩味はイクラでサポート。

  • 辛いだけじゃない。旨さもしっかりの麻婆豆腐(追加)。もちろん、ご飯もいただけます!

2021/08/13 更新

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