14回
2025/09 訪問
人生で一番美味しい魚をいただいたかもしれない日
焼き茄子と出始めのドウマンの組み合わせ。 私の好物コラボ。美味しくないはずがない(^^)
赤鯥。 とてもシンプルですが、この辺の赤鯥は脂の強さよりも味がしっかり乗っているのが特徴のようで、脂っぽさが皆無。 もちろん、調理法にも寄ると思いますが、素晴らしい。
これもスゴイですよ! 活鰯の擂り流しで、素麺をいただくんですから(^^) もちろん、臭みなどゼロ。ちょっとした発明です。
小鯵の唐揚げ。 こんなん、無限に食べられます(笑) 保水が尋常じゃないので、揚げる時に一気に高温になるその水分が、エラなどの硬いところを柔らかくしてくれるそう。 美味すぎる…(^^)
いつもの手火山式で、しっかりめに取った吸い地。 肉厚でめっちゃ味の乗ったエボ鯛も、唸る美味しさ!
お造りは、ハタ。 盛り付けも、炙って旨味を引き出した部位は一番下にするなど、味わいのグラデーションを楽しめるような気遣いがあります。 塩か、手作りの鰯の魚醤で。これまた美味♪
これも美味しい!好み! おおまさりの茶碗蒸し♪ FUJIさんで使っているものは、3週間ぐらいしか出せないそうで、めっちゃ貴重(^^) ほぼ、落花生と水だけとのことですが、香り最高♪
箸休めの、シャインマスカットの白和え。 炒っている時から擂りたてまでの、胡麻のこの香りの変化は、本当に癒しですね♪
あやうく忘れるところでした、スペシャリテ(笑) 白甘鯛の松笠焼きは、デリケートな身質に、こちらまで腰砕けになります(^^) 崩していただけば、繊細な身がお出汁をたっぷり含んで、昇天もの。
この日の前田さんのインスタから。 もちろん、他のお仲間にも届いたとは思いますが、託された一人は藤岡大将。そして、ちゃっかりいただいたのが私(^^)
どーん!サバ並みのサイズです。 切り付けた身を重ねていくと、大袈裟じゃなくバウンドするぐらい跳ねる。 ものすごい弾力なんです♪
胃袋を開いてみると、本当に桜海老がいっぱい! こりゃ美味しいに決まってます(^^)
勝手に「奇跡鯵」と命名したくなりますが、それを酢で和えて爽やかに。 これ、食べて「鯵!」と分かる人、意外と少ないかも。そのぐらいの別物です。 旨味と弾力のお化け鯵、巡り会えて幸福でした♪
白甘鯛に負けない鯵、そして、その鯵にも負けないのが、この鰆! 時期外れかもしれませんが、皮目の美味しさが尋常じゃありません(^^) この低温のコンフィシリーズ、ちょっとヤバしですね。
白米で、ようやく心の平静さを取り戻します(^^)
さり気なく添えられる、この鰯の煮付けが、またヤバいんです。 これも、またすぐにでも食べたい逸品♪
ジンドウイカと枝豆のごはん。 食感といい、優しい旨味といい、混ぜごはん史上のお気に入りトップレベル!
〆は、この日の魚たちのお出汁で作った、雑炊。 こんな雑炊を食べてしまったら… もう、最後の最後までパレードです(^^)
西瓜って、いただく機会がめっきりなくなってしまったので、こういうのは嬉しい♪
優しい甘さの南瓜金鍔で、ほんわかとごちそうさま(^^)
生ビール。
手作りという紫蘇のシロップを使った紫蘇ソーダ。 これ、最高♪ ガブ飲みしたい(^^)
パレード的な盛り上がりを予感したことと、お酒を召し上がるゲストが少なそうだったので、一人なのにボトルをオーダー(^^) シャブリですが、ミネラル感よりもシャープな柑橘の酸が印象的で、和にも合います。
2025/09/04 更新
2025/06 訪問
私の味覚が、歓喜を隠せません♪
5点が満点の食べログ。
私の満点ハードルはあまり高くない(?)と思いますが、実は、心の中で殿堂入り的なお店がちょっとだけあって、こちらのFUJIさんも、そんな一軒(^^)
そして、自分が食べたことのないFUJIさんのお料理を見るのはちょっとだけ悔しいので、他の方のレビューはなるべく読まないようにしている…(笑)
なので、この日も新鮮なお料理の数々♪
■ 玉蜀黍の摺流し
■ カマスの飯蒸し
■ 鰯の唐揚げ 鯖の白子塩
■ 太刀打ちのお椀
■ 本鮪 花鯛
■ フルーツトマト 折戸茄子
■ 白甘鯛の松笠焼き
■ メイクイーンの胡麻和え
■ 鯵の酢の物 新玉葱
■ 赤むつの蒸し物
■ お食事
・煮えばな
・鰹の漬けごはん
・ムギイカ(するめいか)のごはん
・ラーメン
■ 青梅の蜜煮
■ 本蕨餅
はぅ〜。
FUJIさんのお料理なら、毎日でも食べられるかも。
言い過ぎか…(笑)
元々素晴らしい、味、香り、音に加え、さらに好ましいことの一つは、コースの傾斜。
もちろん、最初から見事なお皿なのに、スペシャリテのメインに向けて、あるいはクロージングのお食事を目掛けて、高揚感が高まり続けること。
もちろん、この日も大満足♪
気付けば、2週続けての静岡詣。
ありがたいことです(^^)
そしてFUJIさんにも、素晴らしいスタッフさんが続々と新加入されて、新たな可能性も広がりそうです。
これからの「日本料理FUJI」さんも、ますます楽しみ♪
玉蜀黍の摺流し。 この糖度は、いきなり幸せスイッチを入れてくれます♪ 底の方には、お酢のジュレかな?爽やかに味がグラデーションしていきますね。 昨年は酸味は入れてなかったと思うので、進化ですね!
游がせのカマスです。 「この日のメインかも」と大将がおっしゃる通り、その滑らかな繊維と身の膨らみは、異次元! 飯蒸しも大のお得意で、葛餡とのバランスも最高です♪
小川港の活〆鰯。 こちらも同じく身質のふんわり感と、旨みのある肝が際立ちます♪ 無限にいけちゃうヤツです(^^)
その鰯に、なんと鯖の白子塩をお供にしてくれます。 臭みなどもちろん無縁で、少しコクをプラスしてくれる程度の程よい距離感。 粒が細かいので、デリケートな鰯の食感も邪魔しません。 素晴らしい工夫ですね。
いつものスモーキー手火山(^^)
吸い地の香りは、いつもより少し優しめに感じましたが、游がせの太刀魚のほろりとした食感も素敵です。
お造りは、花鯛と本鮪。 本鮪が、焼津の定置に迷い込むこともあるんですね。 ある意味貴重です。 醤油ではなくて、魚醤でいただいたのが新鮮でよかったです(^^)
フルーツトマトは「フルティカ」という品種だそう。 とっても甘くて、ホッとする美味しさ。
出ましたー! 何度いただいても素晴らしい、不動のシグニチャー。 活〆白甘鯛の松笠焼き♪ 一口目はそのまま、二口目はお出汁も含ませていただきます。優しく脳天を貫かれる感じが快感です。
音や香りで楽しませてくれる胡麻の一品も、もはやコースに欠かせなくなりましたね。 そして、メイクイーンですか。 ねっとり感といい、香ばしさといい、これがめちゃめちゃ合います! 私の中では結構な傑作です。
朝〆の鯵。ぶりんぶりんです(^^) 黄身酢や新玉葱などで、とても爽やかにいただけます♪ 立派で美味しい鯵は、本当に盛り上がります。 これも、またすぐにいただきたい!
最近は、この蒸し物も逸品揃い。 赤むつは脂乗りがいいので、油での低音火入れよりも炭火とかの方が落ち着いていただけそうですが、梅肉ソースなどで、なるべくさっぱり食べられるよう意識していただいています。
もう、お食事かぁ(^^) 香りのいい煮えばなから。
御前崎の夕市自体がなくなってしまったとのことで、多くのゲストを虜にした、あのモチ鰹は実質の消滅だそう…(涙)。 ですが、こうして漬けごはんでいたたけば、鰹はやっぱり美味しい!
ムギイカとスルメイカの間ぐらいのサイズだそう。 身が柔らかいし、このイカ、やっぱり肝がとても美味しい♪ ラーメンが控えていて、残念ながらお代わりできず。 無念…(^^)
いつものラーメンだけど、毎度ちょっとずつ違うラーメン。 その日のお魚の出汁のスープだもん。美味しいに決まってます♪
甘さを入れたり、色を戻したりするのに、途方もない手間が掛かっているという青梅の蜜煮。 一瞬で食べちゃうのが申し訳ないですが、優しい甘さと爽やかさで幸せです…
手作りの蕨餅。 貴重な本蕨で、こちらも優しい甘さのクロージング。
滑らかな舌触りが心地よい初亀。
酸が魅力的な杉錦。
鳥居平は、最近評判のいい国産ワインですね。 残念ながらソムリエさんは退職されたようですが、FUJIさんのお料理に合うワインをあれこれ考えたら楽しそう♪
2025/06/07 更新
2025/03 訪問
ただただ、本っっ当に美味しい♪
この前日まで悪天候続き。漁の難しさは覚悟していましたが、晴れた!
FUJIさんへ伺う時は、こんな巡り合わせが多くて、相性がいいと勝手に思っています(^^)
そんな訳で、幸運にもこの日は究極鮮度の「泳がせ祭り」♪
□ 大根と蒸し鮑
□ するめいか 肝ソースがけ
□ 蛤の飯蒸し
□ 太刀魚のアスパラ巻きと菜花のおかき揚げ
□ お椀(えぼ鯛・鶯菜)
□ お造り(鰆・鯵)
□ ほうれん草の胡麻和え
□ 白甘鯛の松笠焼き
□ 白ミル貝 黄身酢
□ 鯖 白味噌
□ お食事
・煮えばな
・TKG
・菜の花ごはん 鯖白子
・ラーメン
□ 酒粕のババロワ 奈良漬 山葵
□ 桜餅
いつもながら、FUJIさんの魅力の一つである、香りも全開!
そして、もう何が良かったなんて言えないぐらい、すべてのお皿が特別でした(^^)
圧倒するような美味しさが洪水のように押し寄せるコースで、興奮しっぱなしの2時間半。
これだからFUJI登山は止められません。
いやぁ、凄かったなぁ…
水と塩だけで炊いたという大根と、蒸し鮑。 このシンプルな料理で、ここまで深みが出ますかね(^^) そして、蒸し鮑はどこまでも柔らかい♪
素揚げしたブロッコリーは、カウンターに運ばれてきた時から美味しそうな香りを放ち、スルメイカはきれいな肝ソースで旨味が倍増!
春の食材、蛤の飯蒸し。 お出汁をしっかり吸った餅米が、ふくよかで美味しい♪ ここでも、蕗の薹が春の香りを連れて来て、いろんな感性を刺激してくれます。
この日のお魚は、みんな「泳がせ」です♪ もちろん、保水が見事なこの太刀魚も。 芯に巻かれたアスパラも瑞々しいので、いい具合にトーンが揃います。
いつもの、スモーキーな手火山式から…
素晴らしいお椀が出来上がります♪ 蓋を開けると、「ぶわっ」と立ち昇る出汁の香り。 もちろん、泳がせだからこその上品さを湛えたえぼ鯛が、きれいに馴染みます。
漠然と、鯵はこういう味、鰆はこういう味ってイメージできるものがありますが、どちらも完全に別モノ! 鯵は驚きの弾力だし、鰆はパサつきなど皆無で、これまで味わったことのない旨味。 焼津パワー全開です!
煎る時、摺る時、いろんな表情の香りを見せてくれる胡麻も、FUJIさんの個性。 シンプルにほうれん草と合わせただけで、立派なご馳走です。
出たー、シグニチャーディッシュ! 船上活〆です。 炭から下りてくると、もう香ばしさが立ってます。
繊細な身質からは、繊細な味わい。 この日は、そのお出汁の粘度が特に高く、その分旨味も濃く感じます。 何度いただいても色褪せないどころか、ますます魅力的な一皿です。
この白ミル貝が、またまた素晴らしい! 貝の旨味の濃さと、爽やかな黄身酢とが好相性♪ 贅沢すぎる…(^^)
スペシャリテの第二弾! 泳がせ鯖のコンフィですね。 鮮度が成せる血合の美味しさが、蒸しの柔らかい火入れで際立ちます♪ この白味噌ダレと合わせれば、懐かしくも洗練された唯一無二の鯖料理に昇華されます。
お食事は、やはり香りが大事な煮えばなから。
玉子は、黄身の色の濃さと味の濃さは無関係。 しっかり味の濃い玉子と、削り立ての鰹節とで、極上のTKGです♪
これがまたスゴイ! 菜の花の混ぜごはんに、鯖の白子を削って掛けてます。 鯖の白子なんて、初めて。 結構掛かっていますが、菜の花の苦味で中和されて、絶妙のバランスになるのです。 反則ごはんです(笑)
お味噌汁も、幸せ味です♪
この日の魚たちのお出汁で作るラーメン。 いつも以上に素晴らしく、大盛にしなかったことを激しく後悔(^^)
酒粕のババロワ、これは傑作です! 合いそうもなさそうな奈良漬や山葵などが、びっくりするぐらい馴染むんです♪ 気持ちいいですねぇ。
こんなフレッシュな桜の葉で作られた桜餅は初めてですが、もうこの日は、お初のものも馴染みのあるものも、すべてがノリノリでした!
お酒は、ペアリングでいただきました。 この黒牛は、蛤の飯蒸しと。 旨味をしっかり感じるぬる燗でサーヴいただき、飯蒸しの温度や蛤の旨味にシンクロします。
おかき揚げと。 揚物とのペアリングなので、油を切る役割もあります。
華やかな英君は、華やかなお椀と。
雅山流はとてもクリアな印象で、お造りを邪魔しません。
白甘鯛には、ミネラルも感じるシャルドネ。
この辺り、お酒の印象はもう曖昧です(笑)
ババロワに味醂粕も入ってるとのことで、デザートワイン的に古酒味醂と山崎のブレンドを。 これも、甘くてよく合いますね♪
2025/03/08 更新
2024/12 訪問
素晴らしい年末プレゼントの、歯鰹
私が愛してやまない日本料理といえば、こちらのFUJIさん。
特に今年は、たくさんお世話になりました!
そして、この日も素晴らしいお魚との出会いがありました(^^)
■ 大根 水菜 九条葱 生唐墨
■ 赤座海老 炭火焼き
■ 蛤の飯蒸し
■ あさはた蓮根のおかき揚げ
■ お椀 泳がせのダツ
■ お造り 泥障烏賊 平鯵
■ 海老芋 皮 熱燗
■ 白甘鯛 松笠焼き
■ 柿の白和え
■ 鰆 春菊
■ お食事
・むかご御飯
・泳がせ ハガツオ
・どうまん蟹
・ラーメン
■ 酒粕のババロワ 苺のソース
この日一番の幸運と衝撃!泳がせハガツオの漬けごはん。
数ヶ月ぶりじゃきかないほど久しぶりに揚がったそう♪
月並みな表現しかできないけど、やっぱり弾力と旨味が桁違い!
「おーっ」とか「う〜ん!」とか、漏れる声が止められない(^^)
鮨酢がより甘さを引き立てて、これは感動。
いいプレゼントをいただきました!
サスエ前田さんのお仲間として名が通った名店たちはどこも当然、焼津港の釣果への依存度が高いですよね。
食べ手の気持ちとしては、いつも素晴らしい魚が豊漁であってほしいですが、前田さんのSNSで日々UPされている通り、漁が難しい日があるのも当然。
また、有名になり過ぎたあのジャンケンも、お仲間が増えるにつれて勝利への倍率は高まり、ゲストから「勝ったの?負けたの?」と聞かれ続けるのも、あまり歓迎されないのではと、勝手に推察しています。
だからこそ、やっぱり最後は、魚のクオリティの当たり外れを感じさせない料理人の腕前こそが問われるのだと思いますし、その点で、藤岡さんの技量の素晴らしさを感じさせてもらった一年でもあります。
新たにソムリエさんも加わり、お酒のペアリングも始まりました!
料理と合う合わないは、人それぞれの感性なので、実はあまり気になりませんが、そのチョイスの意味を伺うのが楽しいんですよね。
これからも、いろんなご提案をしていただけるのが、楽しみです(^^)
今年も、美味しいお料理をたくさんいただきました。
ごちそうさまでした♪
大根は、茄子と並ぶ二大好物お野菜(^^) こういう、ホッとするような味わいは、他の野菜では出せません。 生唐墨がいいコクを加えています。
出たー!久々の赤座ー♪
炭焼きですが、生寄りの半生です(^^) 熱を入れることで、甘みが増し増し♪こりゃあ絶品♡ 素揚げのブロッコリーが、海苔風味で見事なアクセント。
出始めという、蛤の飯蒸し。 蛤自体はもちろん、蛤出汁を吸った餅米が幸せ(^^)
何度でも美味しい、あさはた蓮根のおかき揚げ。 時々によって、お芋のようなでんぷん質のホクホク感が強かったり、この日のように、蓮根らしいシャッキリした食感が強かったりします。 もちろん、どちらも美味♪
いつもの手火山。
吸い地の美しさはいつもながら見事ですが、この日の驚きは、椀種の「ダツ」! 信じられませんが、泳がせです。ダツと認識しながらいただくのは初めてですが、こんなに上品できれいな味とは…
丁寧な包丁仕事を施したお造り。 甘さと弾力のバランスがいい平鯵も、甘さがねっとり絡みつく泥障烏賊も、いずれも見事。
この日のインパクトなら、この海老芋も黙ってはいません(^^) 信じられないような、シルキーな滑らかさ。 漉してるの?と思うほどです。 醤油麹との相性も完璧で、これは印象に残る一皿です。
これなしには、FUJIさんは語れません。
火入れ絶妙! 白甘鯛の出汁が最高! なんて上品なスペシャリテなんだ(^^) 寒くなるほど味が乗ってくるとのことで、実際に大満足の余韻…
こちらは、胡麻の香ばしさが異次元の白和え。
何々?また傑作を作りましたか? 鰆を低音でコンフィのように火入れ。ふわりとした食感に合わせるのは、春菊のソース。 らしい野趣は抑えめのきれいなソースです。 美味しい!
ほっこり、むかご御飯。
この日一番の幸運と衝撃! 泳がせハガツオの漬けごはん。 数ヶ月ぶりじゃきかないほど久しぶりに揚がったそう♪ 月並みな表現しかできないけど、やっぱり弾力と旨味が桁違い!鮨酢がより甘さを引き立てて、感動。
美味しくなってくるという、メスのどうまん蟹のごはん。 これだって、ホント贅沢なんだから。
いつもの通り、本日のお魚の出汁と鶏油のラーメン。 トッピングには、天城軍鶏(^^)
酒粕のババロワ。酒粕は英君のものだそう。 優しい甘さが幸せ。苺のソースと合わせれば、ほんのりチーズケーキのような味わいに。
ソムリエさんの加入で、お酒は「ペアリング」の形でも供され始めました。 その日、何が揚がるか分からないのだから、合わせるのも簡単ではなさそうですが、楽しみには違いありません(^^)
白隠正宗の初しぼり。 甘さがふわっと立つので、赤座の充実した甘みと相性良しです。
富士錦。 こちらは常温に近く、旨味系で。 蛤の出汁との親和性ですね。
サントリーニ島のアシリティコ。 ミネラリーなので、あさはた蓮根のおかき揚げに、少し塩味を加えるようなイメージで。 私はやっぱり、ワインの方がイメージ湧きやすい(^^)
きんの介。 これまた、旨味がしっかり系。 お椀の出汁感と合わせます。
萩錦。 こちらは、酸も感じるタイプ。 泥障烏賊のお造りに酢橘を搾るので、分かりやすく相性がいいです♪
凱陣。 熱燗で。 普段、熱燗は呑みませんが、海老芋の温度に合わせてあるので、ケンカしません。 これは、「へー」と新鮮な説得力がありました。
初亀。 旨味をしっかり感じますが、白甘鯛がとても上品なので、もっと主張が静かなお酒も合いそうですね。
柿に合わせて、ザ・フルーティなゲヴェルツ。 胡麻の香ばしさに、樽を効かせたナッティなワインも良さそう。
ラヂオ正宗。 ぬる燗にすると酸が立つんですね。 冷酒で呑む時と印象が全然変わります。面白いなぁ。 春菊のソースにいいかも。
2024/12/21 更新
2024/10 訪問
すでに盤石。そして、さらに楽しみ♪
その美味しさにひっくり返りそうになった鯖、艶かしい金目鯛、そして、代名詞とも言える白甘鯛。
いずれも、低温や炭火での火入れの巧みさが際立つこの3皿が、個人的には藤岡大将のスペシャリテだと思っています。
いつも、「今日はどのスペシャリテに会えるかな?」とお店に向かうのですが、この日は、念願の鯖に白甘鯛も♡
もう、完全に夢見心地です♪
■ 焼き落花生 どうまん蟹
■ 伊勢海老
■ 泳がせ太刀魚の酒蒸し 梅
■ あさはた蓮根のおかき揚げ
■ 水カマスのお椀
■ ハタ
■ 海老芋
■ 白甘鯛の松笠焼き
■ 柿の白和え
■ 鯖
■ お食事
・ 銀杏とむかごのごはん
・ 天城軍鶏 卵黄 親子
・ 天城軍鶏 舞茸
・ ハタ出汁のラーメン
■ 栗きんとん
他にも…
あのペラっとしたイメージの太刀魚が、こんなに膨らむの?と思うほどに、ふ〜っくらとデリケートな舌触りの絶品酒蒸し。
厚さと温度に微妙なグラデーションがついていて、ただのお造りで終わらないハタなど、終始感動でした(´∀`*)
そして、サービス面では、県内に2人しかいないという、ソムリエ・エクセレンスが加入されました!
少しセラーを覗きましたが、魅力的なワインも並んでいました。
なかなか「ボトルで」とはいきませんが、今後はお料理に合わせて、日本酒を含めたペアリングの提案なども検討していくそう。
すでに盤石なFUJIさんですが、私には楽しみが益々高まるというものです♪
いきなり出た!浜名湖のドウマン蟹(^^)
落花生(おおまさり)の粒がしっかり残ってて、香りもいい。 ドウマンちゃんもいいお味です!
めちゃめちゃ立派な伊勢海老vv
その身の弾力や旨みはもちろん、味噌のお味がとてもクリアできれい♪
泳がせの太刀魚。 太刀魚って、あのペラっとしたイメージですが、こんなに膨らむの?(^^) ふ〜っくらとデリケートな舌触り。 梅肉を効かせた水菜?がいいアクセントで、お出汁も最高♪これまた傑作です。
あさはた蓮根のおかき揚げは、大好物♪ ホックリとした澱粉質の甘さと、しっかりした繊維質のバランスがいいんですよねぇ。 塩が好みと思っていたのですが、黄身酢も意外なほどに好相性(^^)
いつもの手火山式。本当にいい香り♪
皆様はメバルでしたが、私は前回いただいたからと、「水カマス」でご用意下さいました。 私は連チャン全然OKなのですが、お気遣いが嬉しい(^^) そして、その名の通り、このカマスがなんとも瑞々しいのです。
このハタだって、ただのお造りじゃないんです! 厚さと温度に微妙なグラデーションがついていて、薄く、低めの温度のそれは食感や歯応えを、厚く高めの温度になるにつれて旨みを、それぞれ楽しめるのが素晴らしい♪
皮ごと炊くという海老芋は、優しい甘さとほのかな土っぽさ。 控えめな醤油麹がいい仕事をしていて、これ、好きですねぇ(^^)
来たー!
藤岡さんのスペシャリテその1、白甘鯛! デリケートなその身の美味しさはもちろんですが、そのお出汁がまた得も言われぬ豊かな風味♪
柿の白和えも、最高です。 何が素晴らしいって、金胡麻の香り高さよ。 乾煎りしている時、擂っているその間でさえ、どんどんと変わっていく香りが、本当に贅沢に感じられます。
待ってました!藤岡さんのスペシャリテその2(^^) 一週間に一本という鯖の活〆。 普通なら到底食べないような血合にこそ美味しさが充実していて、この味噌ダレとの相性と来たら、なんとも罪深い…(^^)
いつもは煮えばなですが、この日は、銀杏とむかご。 ほっとこりと秋ですねぇ。
天城軍鶏そぼろと卵黄の「親子丼」。 優しいお味がいいですねぇ。最終盤なのに、ガツガツいっちゃいます(^^)
こちらは、そのそばろ御飯に舞茸をたっぷり乗せて。 旨いに決まってます。
いつもは「その日の魚たち」で出汁を取りますが、この日はハタだけとのこと。 それだけ素晴らしかったそうで、それにも完全納得の、なんとも品と余韻のある味わいでした♪
皮ごと茹でた栗で作った、きんとん。 密度が高くて、口の中が「もあ」っとしますが、栗の味と香りが高くて、とっても美味しい♪
いつもの「FUJI」ウォーター(^^)
トリンバックのリースリング、V.V.ですね。 爽やかで酸の余韻が伸びるタイプで、日本料理に合いますね。
お刺身には、やっぱり日本酒でしょう。 いつもの喜久酔は、スッキリだけど旨みもあります。
今のところは、無難なカレラです(^^) ソムリエ・エクセレンスの方が入られて、今後は藤岡さんのお料理に合わせたお酒をどんどん提案していくそう。 益々楽しみが止まりません♪
2024/10/26 更新
2024/08 訪問
腕が問われる場面でこそ、さすがのクオリティ!
初訪問時のカマス以来、FUJIさんではこれまで魚種の概念を壊すほどインパクトのあるお料理を度々いただいてきました。
そんな奇跡的な美味しさを披露されたら、そりゃもう沼る一方です♪
ところが、この日は藤岡さんもいつもと勝手が違うみたいです(^^)
いろいろな条件が重なり、サスエ前田さんのインスタでは、厳しそうな海の様子が度々アップされます。
それでも、小川港の漁がままならない中、仕立てがいつもと異なる伊豆のお魚などを使いながらも、「不漁」とは聞かなければ気付かないほど、いつもと遜色ない満足度まで引き上げる。
極上素材の魅力を、存分に引き上げるいつものFUJI。
難しい食材を、技術で補うこの日のFUJI。
もちろん、どちらも素晴らしい♪
■ 枝豆豆腐 どうまん蟹
■ カマスの飯蒸し 新銀杏
■ 赤鯥
■ えぼ鯛のおかき揚げ
■ メバルとじゃがいも饅頭のお椀
■ クエ
■ シャインマスカットと無花果の白和え
■ 白甘鯛 松笠焼き
■ 茄子とオクラ
■ 活〆の金目鯛
■ お食事
・煮えばな
・生しらす
・鰹節、胡麻と万願寺とうがらし
・釜揚げしらすとトマトのラーメン
■ 本蕨餅
焼津の代名詞のようになってきたエボ鯛さえ、この日焼津にはなく、なんと伊豆から。
当然、前田さんの仕立てとは違うため、保水には藤岡さんの技が詰まっています。
カリッふわっ食感が素晴らしい!
あえて、この日一番の一皿は、このえぼ鯛だったかもしれません。
また新たな魅力を見せていただき、すっかり堪能いたしました!
ごちそうさまでした。
■枝豆豆腐 どうまん蟹 華やかでふくよかな枝豆が生き生き。 出始めの浜名湖産どうまん蟹が、味の奥行きを加えてくれます。
もう、元気いっぱいのノコギリガザミ(^^)
■カマスの飯蒸し 新銀杏 爽やかな新銀杏をソースに、海苔の香りも一緒に楽しみます。 この飯蒸しは、大のお気に入りシリーズです♪
■赤ムツ 小型船の釣り漁師さんの釣果という、この日、貴重過ぎる焼津のお魚。 ありがたみ倍増です(^^) モロヘイヤとの相性が思いの外よくて、素晴らしい一皿。
■えぼ鯛のおかき揚げ 焼津の代名詞のようになってきたエボ鯛も、この日はなんと伊豆から。 当然、前田さんの仕立てとは違うため、保水には藤岡さんの技が詰まっています。 カリッふわっ食感が素晴らしい!
いつもの、手火山の本枯れ。 やっぱり、香りがたまりません♪
■メバルとじゃがいも饅頭のお椀 ブワッと香る鰹出汁は、なんともふくよか♪ とろりとしたメバルに、このじゃがいも饅頭の甘さも、より心地よいお椀に昇華させてくれます。
■クエ これまた、この日だからこそ楽しめる一品。 究極の鮮度を目指す前田さんが、「寝かせ」でストックしていた30kg超。 厚切りにするので、残るスジはしゃぶしゃぶする事で、柔らかく。美味。
■シャインマスカットと無花果の白和え 煎っている時から、香ばしい空気に。 擂る時には、一気に胡麻らしい風味が広がって、鼻で楽しめるこの工程は、いつもお気に入り。 果実と胡麻を白和えがまとめてくれます。
シグニチャーは欠かせません(^^)
■活〆白甘鯛 松笠焼き サイズ感はいつもより控え目ながら、滑らかな舌触りと、凝縮された美味しさは健在。
■茄子とオクラ 茄子は折戸なんでしょうか。 極上のお出汁を蓄えた茄子の美味しさは、罪作りです(^^)
■活〆の金目鯛 低温のコンフィのような火入れ。 こちらも、活〆ですが寝かせのモノです。 舌触りや食感が、変わらず素晴らしい! 香りは、いつものクリアな感じの方が、個人的には好みかな。
■煮えばな いつも通り、香り高くスタート(^^)
■生しらす ごはんには、少しだけ鮨酢を垂らして。 用宗の生しらす、あらためて美味しい!
■鰹節、胡麻と万願寺とうがらし これ、めちゃめちゃ美味い(^^) 削り立ての鰹節の華やかさに、胡麻の香ばしさで、毎日食べたいお味〜♪
お味噌汁も素敵♪
■釜揚げしらすとトマトのラーメン この釜揚げのシラス、スタッフさん方もこぞって絶賛するほどという美味しさ(^^) 旨味の濃さが違います! トマトの爽やかさが入らなければ、強過ぎるほど。 バランス絶妙♪
■本蕨餅 相変わらず、作り立ての本蕨餅は、香り高さも食感も最高です。
ミネラルウォーターも、FUJIさん専用ラベルです♪ …ウソです(^^)
2024/08/25 更新
2024/06 訪問
FUJIの美味しさに、はっきり言って溺れています(^^)
とにかく大好き過ぎます(^^)
私の中の人生最高レストランとして、1、2を争うほどに。
予約の間隔が開き過ぎて途方に暮れていたところに、この幸運なお席♪
なんてありがたいのでしょうv(≧∀≦)イエイ!
人間、この上なく贅沢なもので、サスエ前田さんの素晴らしいお魚でさえ、いただく機会が増えれば、そこが基準になっていく…
ところが、FUJIさんの凄いところは、その限りなく高く置かれたベースラインさえ、サラッと超えた美味しさを提供してくれるところ♪
この日も、終始ワクワクが止まらないラインナップに、口福が幸せのキャパを超えそうです(^^)
□ 玉蜀黍の摺流し
□ 平貝と活車海老の飯蒸し
□ 黒むつの炙り
□ 活〆鰯の唐揚げ
□ 活〆カマスのお椀
□ 花鯛のお造り
□ 桃の白和え
□ 活〆甘鯛の松笠焼き
□ 折戸なすの煮浸し
□ 活〆金目鯛の蒸し
□ お食事
・煮えばなと、鰯の甘辛煮
・ジンドウイカと万願寺唐辛子のごはん
・本日の魚と天城軍鶏出汁のラーメン
□ 本蕨餅
時化続きだったリバウンドで、素晴らしいお魚が揃ったこの日、恵まれた食運への尽きない感謝とともに、もう一心不乱にいただきました(笑)
特に、ひと月以上ぶりに入ったという甘鯛!
しかも、その船の漁師さんが初めて船上で〆てくれた日との事。
艶やかな見た目通りの瑞々しさから弾ける美味しさと、永遠かと思うほどの余韻…
そして、活〆の金目鯛!
その美味しさは、見た目以上のインパクト。
椎茸がまた、付け合わせを超えた味わいなので、金目鯛が弱いと負けちゃいますが、まったくの心配ご無用。
梅や辛味の効いた味噌ダレが、これも見事。
帰りの新幹線の車中、この上なくいい気分です♪
ありがとうございました!
■玉蜀黍の摺流し 糖度いくつですか、これ?(^^) 加糖したのでは?と思うほどに、目の覚める甘さ。 揚げたヒゲまで甘く、いきなりのインパクト!
■平貝と活車海老の飯蒸し まさしく、「いいお味」♪ 揚がるのは珍しいという車海老の活〆に、旨味の平貝。そして海苔の香りで、しみじみします。
■黒むつの炙り 炭で炙って皮目の美味しさを引き出しながら、お酢で洗うことで、脂の強さはまったく気になりません。
■活〆鰯の唐揚げ 「プロフェッショナル」の時は「奇跡の2尾」で、前田さんをして「別物」と言わしめた鰯。 それがこうしていただけるようになるとは、漁師さんに感謝です。 身のふくらみは味のふくらみですね♪
香ばしさも感じる、いつもの手火山。
■活〆カマスのお椀 FUJIさんで最初に衝撃を受けたのは、このカマス。それまでの私の中のカマスのイメージと、全てが逆。 ふっくらと瑞々しく、はらりと解ける繊細な繊維。 塩梅のいい吸い地で最高のお椀。
■花鯛のお造り インパクトの美味しさではなく、柔らかい身の奥から滲み出してくる、優しくきれいな味わい。
■桃の白和え 煎りたて、擂りたての香り高い胡麻。しっかりした甘さの桃を、優しい甘さで包む白和え。 素敵な三重奏♪
■活〆甘鯛の松笠焼き ひと月以上ぶりに入ったという甘鯛。 しかも、その船の漁師さんが初めて船上で〆てくれた日との事。 艶やかな見た目通りの瑞々しさから弾ける美味しさと、永遠かと思うほどの余韻…
お口直しの鰹節だって、直前に削った香りを大切にします。
■折戸なすの煮浸し お口直しとのことですが、こちらは丸ナスだからか、水分量がすごい! 鰹節の香りや旨味と一緒に、美味しい茄子ジュースを飲んでいるみたい。
■活〆金目鯛の蒸し その美味しさは、見た目以上のインパクト。 隠れている椎茸がまた、付け合わせを超えた味わいなので、金目鯛が弱いと負けちゃいますが、心配ご無用! 梅や辛味の効いた味噌ダレ、これも見事。
お食事は、いつもの香り高い煮えばなから。
そのお供にと供される、鰯の甘辛煮! から揚げにするには大きいサイズを、こうしておかずにいただくなんて、なんて贅沢な。 もう、凄いっす(^^)
ジンドウイカと万願寺唐辛子のごはん。 これは、おかわり確定! ジンドウイカって、こんなに柔らかかった? こちら、まるで鮨ネタとシャリのような一体感です♪ イカのお出汁がごはんをコーティングして絶品!
本日の魚と天城軍鶏出汁のラーメン。 出た!反則ラーメン(^^) 日本料理屋さんでお決まりの土鍋ごはんももちろん大歓迎ですけど、「〆ラーメン」というワードには無駄に惹かれます(笑) 問答無用に美味しい!
今や貴重な、国産本蕨のお餅。 練るところから、目の前で藤岡大将自ら作ってくれます。 優しい甘さで締めくくり。
こちらは、桃の白和えに合わせて出して。 白麹を使っているとのことで、りんごの様な爽やかな酸があって、フルーティ。 私自身、日本酒が不勉強な事もありますが、お酒選びはお店に委ねるのが、楽しい。
まったくもって、罪作りな美味しさです(^^)
2024/06/23 更新
2024/04 訪問
これで食運が尽きたかも?と思わせる、スーパーなラインナップ!
2週続けての、静岡詣。
いつも決まったお店ばかりの私ですが、中でも、特に気分アゲアゲで訪ねるのが、こちら「日本料理FUJI」さん。
道中の新幹線の中でさえ、スキップしてしまいそうな勢いです(^^)
初めて訪ねた時から、本当にインパクトがありましたが、音、香り、味すべてで楽しませてくれる総合力は、いまだに進化が止まるところを知りません!
■ 朝採れ筍 花山椒
■ 鯵 酢洗い
■ 浅利の飯蒸し
■ 里芋のおかき揚げ タラの芽の天ぷら
■ 花鯛のお椀
■ 泥障烏賊
■ もち鰹
■ こごみとほうれん草の胡麻和え
■ 白甘鯛
■ 菜花 春菊 新玉葱
■ 金目鯛の甘辛だれ
■ お食事
・煮えばな
・桜海老ごはん
・えぼ鯛乗せ
・筍と木の芽のラーメン
■ 桜餅
時化が続いて、この日は過剰な期待をせずにお邪魔しましたが、運を使い果たしたかと思うほどのオールスター勢揃い!!
特に奇跡的だったのは、久しぶりの「もち鰹」!
この日ご一緒した方が鰹好きとのことで、可能ならとリクエストしていましたが、このところまったく揚がらず。
この日も気配なしだったそうですが、16時頃に「鰹あり」の一報が入ったそう♪
もうもう奇跡!
私達がお店に入った後に届いた鰹なので、これまた「弾力お化け」です(^^)
血合はタタキで。これが旨い!
ちびちびいただいても、鰹の刺身といただいても絶品♪
背も腹も、最高!
他にも、見たことないサイズのスーパー鯵に、これまた大きな極上シラカワ。
魚にはちょっとうるさいご一緒さんも、大満足。
私まで嬉しかったです♪
ここまで揃えてくださり、本当に感謝ですm(_ _)m
■朝採れ筍 花山椒 いきなりの幸せ♡ 香りと味わいが深い筍と、春の到来を告げる花山椒。 優しいお出汁で、筍自体の美味しさが引き立ちます♪
7kgを超える、朝採れの筍。 長年、生産者さんが丁寧に丁寧に山を整えて作って下さるそう。 切り口も変えて、えぐみがまったく出ない味わいに。 静岡県知事さんの失言に、心が痛みます(T_T)
写真じゃ伝わりませんが、信じられない大きさの鯵。 大袈裟じゃなく、サバ並みです! 小川の定置で入った泳がせ♪
■酢洗いの鯵 見て!この惚れ惚れする美しさ! これ、鯵ですよ。 脂乗りは爽やかながら、身がぶりんぶりんで、噛むと滲み出す旨味がたまりません。
■浅利の飯蒸し 浅利が大きくて、味が濃い! もち米の飯蒸しとの相性たるや、この上なし。 丼でもいただけるほどの美味しさです(^^)
■里芋のおかき揚げ タラの芽の天ぷら ちょっとしたお野菜ですが、主役級。 おかき揚げシリーズはみんな大好きですが、里芋は初めて。 味が染みた里芋の癒やし効果、半端ない♪ タラの芽も完の璧!
いつもの焼津産の本枯れ節。
■花鯛のお椀 なにより花鯛の味がしっかり。そして食感はふうわり。 そのお味に合わせてか、吸い地もいつもよりしっかり目に感じ、その塩梅が絶妙です。 このお椀、最高だぁ♪
■泥障烏賊 これまた特大の泥障烏賊!これも神経〆なんだそう。 すごいな…(^^) 丁寧に包丁を入れて、ねっとりした甘さのインパクトが最初から来ます!
どーん!出た! この日ご一緒した方が鰹好きとのことで、可能ならとリクエストしていましたが、このところまったく揚がらず。 この日も気配なしだったそうですが、16時頃に一報が入ったそう。 もうもう奇跡!
■もち鰹 私達がお店に入った後に届いた鰹なので、これまた「弾力お化け」です(^^) 右手前は、血合をたたいたもの。これが旨い! ちびちびいただいても、鰹の刺身といただいても絶品♪ 背も腹も、最高!
■こごみとほうれん草の胡麻和え 擦りたての、香ばしい胡麻の香りがお店いっぱいに。 ほうれん草は、シャキシャキ食感の芯からいただき、その後に甘さ際立つ葉の部分を。 こごみは苦味なく、とてもフレッシュ♪
■白甘鯛 藤岡さんのスペシャリテ。 いつもの倍近くあるという、これまた1.7kgの超大物! 身がしっかり締まって見えますが、思ったよりも、しっとり柔らかく… これは貴婦人ですね♪
■菜花 春菊 新玉葱 箸休め的に供されるこうしたお皿も、直前に鰹節を引いて下さるこだわりよう。 春らしく、とても爽やかな一皿。
■金目鯛の甘辛だれ ご一緒さんに供される鯖を横目に涎を垂らしながら、やっぱりこの金目の美味しさにも頷くばかり。 低温の油での絶妙な火入れで引き出された、金目の旨味。 甘辛ダレとの相性抜群です♪
い〜い香りの煮えばな♪ あー、もう終わってしまう(涙)
じゃーん! 2週続けてお会いできました♪ うれしい(^^)
一尾一尾に、しっかりと甘さ、旨さが感じられます。 はぁ、最高♡
細かい、えぼ鯛の繊維がとろけていく。 ごはんとの、この相性の良さは罪深い…(笑) いやぁ、本当に美味しい。
その日の魚のアラで取ったお出汁。 だから、一期一会なんです。今回も見事だなぁ。 筍と木の芽が添えられることで、一気に上品なおそばに♪ このラーメンで出店してほしいと、懇願したくなります(^^)
手作りの桜餅。 優しい甘さで、今宵の春の宴の締めくくり。
2024/04/04 更新
2024/02 訪問
魚よりも脂が乗ってる大将(^^)
今や、食に興味がある人なら知らない人はいない?ほどに有名な、サスエ前田さんのお魚。
ミシュランの星を持つような都内の取り扱いレストランでもいただいたことはあり、もちろんそれらは美味しいのですが、やっぱりそのポテンシャルが惜しみなく発揮されるとなれば、それはもうもう圧倒的に地元でしょう!
「泳がせ」に代表される、海から食べ手までの最短の距離と時間だけがもたらし得る規格外の味わいは、藤岡さんの手にかかり、時に、素人の私に染み付いた魚種の概念を壊すほど。
感動とは、驚き。
驚きとは、期待や予想を超えること。
この日も、そんなお料理たちでした♪
一応、高めの期待値で臨んでるんですけどね。
□ 新筍 新若布 白ミル貝
□ 赤座海老
□ 蛤の飯蒸し 蕗の薹
□ アスパラおかき揚げ
□ 金目鯛のお椀 海老芋饅頭
□ 真鯛
□ めじ鮪
□ ほうれん草の胡麻和え
□ 白甘鯛
□ 水菜の煮浸し
□ 活えぼ鯛
□ お食事
・筍と蛸のごはん
・牡蠣めし
・ラーメン
□ 杉錦の酒粕 紅ほっぺ
この日は、奇跡の出会いが…
不可能と言われる、本鮪(メジ鮪)での活締め。
生きたままでの神経締めは、世界でも初では?と前田さんも仰っていたそうで、しかも、その当日モノです!!
比較対象などあるはずもありませんが、個人的に感じた「噛むトロ」は、完全未体験の魅力でした♪
もう!この美味しさたるや、なんなんでしょう?
私の中では、今や1、2を争うお気に入りのレストラン。
この日は、お魚以外にも驚きの偶然が重なり、とても印象深い機会となりました。
藤岡大将、今、魚以上に脂が乗ってる気がする(^^)
白ミル貝は、この日が初モノだそう♪ 若布の味わいが濃く、相変わらず初手から出してきますよねー。 もう完全に春です。
漁獲が少なく争奪戦の赤座海老。 猟期は3月までなので、今回までのお楽しみ(^^)
もう、旨味最高! この素揚げしただけのプティヴェール、こんなに深みのある味わいになる理由が分かりません。
こちらもやはり蕗の薹と蛤ですから、春らしさを全面に。 たまらぬ美味しさです♪
あさはた蓮根は前回食べたからと、ご用意いただいたアスパラのおかき揚げ。 これ、ちょっと逸品です! ディナータイムがオープンしてから農家さんが持って来られたそうで、瑞々しさんがケタ違い!
いつもの手火山式♪
意外と、FUJIさんで金目のお椀は珍しいかも。 敷かれた海老芋饅頭と合わせて、とても優し〜い。
真鯛、とても美味しいですが、これは前座なのか?(^^)
この日の前田さんのインスタ。 この前日、超レアなお魚の仕立てが不本意だったそう。 それがまさかの連日ヒットで、この決意!
どーん! それが、こちらの18kg超のメジ鮪!! 不可能と言われる、活鮪での締め。この日は納得の仕上がりだそう。 しかも、その当日モノですから、もう奇跡です♡
ドヤ顔の藤岡大将(≧∀≦)
若いのに、思ったよりも身の個性が出るんですね。
食感は若いそれなのに、味わいは立派な大人♡ 赤身はより爽やかに。 驚きは、「噛むトロ」です!口溶けとは違う魅力で、これは本当に未体験♪ 感謝しかありません。
いつもの手間を掛けた金胡麻で、オーソドックスな胡麻和え。 こういう贅沢が好きなのです♪
スペシャリテとしてこれだけ扱ってきた藤岡大将をして、「こんなの初めて」と言わしめる白甘鯛。 いつもの倍ほどもあるという、なんと2kgオーバー! しかも、船上での活〆なんて、もうこれ以上はないでしょう。
火入れにも、いつも以上に集中した様子でしたが、そこはさすが! あとほんのちょっと遅ければ火が入り過ぎという絶妙なタイミング。 脂乗りというより、旨味が強いんです♪ 食べ終わったお皿も下げないでほしい。
久しぶりに見る、この所作。
箸休めの、水菜の煮浸し。 削り立ての鰹節の華やかな香りで、箸休めさえ豪華!
白甘鯛の後でも、まったく物足りなく感じないエボ鯛って、何?(^^) 三切れあるのですが、尾の部分から腹にかけて、味わいも食感も少しずつ違います。 腹部分のしっとり感と旨味の魅力ときたら!
いつもの煮えばな。香り最高! FUJIさんは、滞在中を通して、本当に香りでも愉しませてくれます♪
柔らか〜い蛸と筍のごはん。ちょっと足された蛸の煮汁が深みを加えます。
この子、ヤバしでしょ! 牡蠣は浜名湖なんですね。こんな立派なのが獲れるとは。 最終盤なのに、興奮止まらずです(^^)
何度もいただいている〆ラーメンですが、その日使った魚のアラで出汁を取るので、毎度味が違うのです。 貝の旨味も入ったこの日、過去最高クラスにお気に入り♪
杉錦の酒粕と、紅ほっぺのソースの甘味。
2024/02/16 更新
2023/12 訪問
控え目に言っても、美味し過ぎる♪
個人的な「訪問が楽しみランキング」で、1、2位を争うのが、こちらの「日本料理FIJI」さん♪
世間では今週、ミシュラン東京の2024年版が発売されましたが、最近は、私はゴ・エ・ミヨの方が好きですね。
「料理だけの評価」と謳っているミシュランよりも、そのレストランでの食体験すべてにフォーカスしているのと、料理人へのリスペクトも、より感じられるから。
そして、ミシュランが来ない静岡県から、そのゴ・エ・ミヨで紹介されている数少ない料理人の一人が、こちらの藤岡雅貴大将です。
点数だって、県勢No.2だぞ!
よっ、大将!(^^)
FUJIさんの大きな魅力のひとつでもある、香りの愉しさを纏ったこの日のお料理は、↓の通り。
◇ 大根・カリフラワー
◇ 赤座海老
◇ 太刀魚・蒸した餅米・銀杏
◇ あさばた蓮根のおかき揚げ
◇ えぼ鯛と海老芋のお椀
◇ お造り(泥障烏賊・茶色丸ハタ)
◇ 四ツ溝柿と胡麻の白和え
◇ シラカワの笠松焼き
◇ 平鯵・春菊・蕪
◇ 鯖・玉取茸
◇ お食事(きぬ娘の新米)
・煮えばな
・桜海老
・めひかり
・ラーメン
◇ 蜜柑ゼリー
料理と向き合う時は、まるで武道のような真剣勝負。
そして、意識をふっと食材からゲストへ移せば朗らかに。
どこか屈託のない笑顔や遊び心も、きっとゲストの心を鷲掴みにしていることでしょう。
自然体にこなすその姿に、お若い大将ながら素晴らしさを感じます。
技術はもちろん、それ以上に、気持ちで料理を美味しくしてくれる。そんな印象の一軒。
そして、そのお料理たちは、控え目に言って美味し過ぎます♪
■大根・カリフラワー 大根自体の香りが華やか! ミルクやクリームをまったく使わずに仕上げたカリフラワーも見事ですが、大根の滑らかさにも驚愕です。 まったく繊維が当たらないのです。
いい面構え(^^) 赤座海老、相模湾は通年ありますが、駿河湾は12月〜3月が漁期とのこと。グッドタイミングでした!
■赤座海老 炭火で少し炙っているので、甘さと旨みが増し増しです! 素揚げしたブロッコリーも、味が濃くて、海藻のような旨味が出て、いつも大好き。
■太刀魚・蒸した餅米・銀杏 この太刀魚はすごいぞ〜!泳がせです。 脂乗りが程良い個体を解しながら、ごはんといただけば、香ばしさとふっくらモチモチで至福♪
■あさはた蓮根のおかき揚げ 黄身酢か藻塩でいただきます。 今回は特に、繊維の太さとお芋のような澱粉質が際立ちます。 蓮根らしい繊維が未体験の糸引き! 美味しい(^^)
以前は、目の前でスリスリと鰹節を引いて香りを立てて、さらには一番出汁をお味見させてくれていましたが、お出汁を引いたら瞬間瞬間の香りをお椀に残したいとの思いから、お味見タイムはなくなりました(^^)
■えぼ鯛と海老芋のお椀 焼津小川港の泳がせエボ鯛のきれ〜いなお椀。 蓋を開けた瞬間に、「ふわり」と立ち昇る香りにメロメロ♪ 吸い地が張ってあるのか分からないほどに透明感ながら、風味はしっかり。
■お造り(泥障烏賊・茶色丸ハタ) 細かい包丁で甘さを引き出した泥障烏賊と、寝かせてもいないのにねっとり食感のハタ。 旨味の饗宴。
初めて見た! 国産の金胡麻。こんな成り方なんですね! こちらのお若い見習いさんは、将来の一流料理人の卵。 今やすっかり「胡麻担当」を見事に引き継いでいます♪
この状態から、一粒ずつ手作業で不純物を取り除くんですって! ますます、有り難くいただきます。
■四ッ溝柿と胡麻の白和え 胡麻が本当に香り高い♪小躍りしたくなります(^^) この柿は、なんと渋柿。食べられるのかと不思議ですが、「渋抜き」をするんだそう。 もはや謎です。
■白甘鯛の松笠焼き 問答無用のスペシャリテ! シルクのように滑らかな身質を見事に引き出していて、そのお出汁と一緒にいただけば、まさに昇天です♪
■平鯵・春菊・蕪 個人的には真鯵の脂乗りやふくよかな味わいが好きですが、平鯵はやや控え目な美味しさ。
第二のスペシャリテが待機中♪
■鯖・玉取茸 「世界一美味しい鯖」認定!! 泳がせの鯖、なんとも表現できない凄まじい美味しさ。 そして色っぽい♪ 当然ながら、この上品な味噌ダレとの相性たるや言うに及ばず。悶絶モノ♡
■煮えばな 炊き立てのこの爽やかな香りは、煮えばなだけの魅力♪
■桜海老 次は春までお預けかなー。 塩味の塩梅と香ばしさが心地良く、モリモリ食べちゃう(^^)
■メヒカリ 珍しいですね。 元々脂乗りのいい魚ですが、皮目の香ばしさと、その脂の香りとで、これまたたまらぬ… 本当にいろんな香りを楽しませてくれます!
■本日の魚と天城シャモの、お出汁ラーメン ガラにもなく、大盛りにしちゃいました(^^) このスープ、「んまっ!」ってなる、最強〆ラーメン。
■蜜柑ゼリー 最後は爽やかに♪
2024/01/27 更新
2023/09 訪問
FUJIはやっぱり日本一!
完全に、今一番お気に入りの日本料理屋さんです。
なんたって、FUJIさんのお料理には常に進化がある!
前に向かうエネルギーに満ち満ちている!
サスエ前田さんのお魚が持つ力強さはもちろんなんですが、そこに一切甘える事なく、もう一段も二段も高みへ持っていく藤岡さんの熱量と技術。
その唯一無二のお料理と向き合う時、静かなカウンター席なのに、私自身ムクムクとした興奮と高揚感が抑えられません(^^)
毎回ベストを更新し続けていると感じる、愛して止まないお料理は、↓こちらです。
◆ 焼き落花生豆腐
◆ じんどう烏賊
◆ 由比の蒸し鮑
◆ 一番出汁
◆ さごしのお椀 新蓮根
◆ お造り(ハタ・キハダ鮪)
◆ 玉取茸おかき揚げ
◆ 白甘鯛の松笠焼き
◆ シャインマスカットの白和え
◆ 活〆の金目鯛 蒸し煮
◆ えぼ鯛の赤酢〆
◆ 食事(藤枝のきぬ娘)
・煮えばな
・カマス 新銀杏 むかご
・用宗の生しらす 万願寺 鰹節
・ドウマンカニの冷たいラーメン
◆ 柿の金鍔
もう全部、腰砕けになる美味しさ♪
それでも無理矢理選ぶとしたら、この日は「さごしのお椀」と「金目鯛の蒸し煮」でしょうか。
お椀は、透明感のある吸い地からは想像できないほどに豊かな香りと風味。
鰆よりも小さなその身に、ギュッと詰まったサゴシの味わいも濃厚。
新蓮根の饅頭も素晴らしく、このお椀は何事?です。
圧倒的なオーラを放つ活〆の金目鯛は、濃厚なタレをしっかり絡めて煮付けのように。
心地良く、柔らかく押し返す弾力が、金目鯛の食感としては完全に未体験ゾーン。
なにより、美しい…
これはいかん!他の金目鯛が食べられなくなるレベルです。
藤岡さんは、「鯖の味噌煮」に見立てた極上サバしかり、「金目の煮付け」に見立てた今回もしかり、馴染みのある家庭料理を絶品の傑作に再構築するのが、本当にお得意。
いやぁ、本当に素晴らしかったなぁ…(しみじみ)
見習いの料理人の方も、奥様の接客も心地良く、お店として総合的に力強くレベルアップしていますね。
なんとも勢いを感じる「日本料理FUJI」さん。
私のFUJI愛も深まる一方です。
■焼き落花生豆腐 落花生は、おおまさりという品種だそう。 なんとも香り高く、そのままでも良し、甘い味噌田楽や山葵といただいても極上。 素晴らしいオープニング♪ 「きっと今日もすごいぞ」と思わせる。
■じんどう烏賊 イカまで、なんと泳がせだそう(^^) その身は柔らかく、軽く炭火で甘みを引き立てて美味。 モロヘイヤや、静岡自慢のフルーツトマトのアメーラで爽やかさも備えた一皿。
■由比の鮑 決して鮑が有名な場所ではないそうですが、豊かな海藻をたくさん食べているとのこと。
■蒸し鮑 前述の通りの鮑なのですが、驚くのが、身の柔らかさと旨味、肝の味わいの深さ! さらに、本当に海藻の香りがめちゃめちゃ豊か。 マイベスト鮑も更新?(^^)
今回は、鰹節だけじゃなく鮪節も。
スリッ、スリッと心地よいリズムで削ってくれます♪
■一番出汁 生み出される一番出汁は、鮮烈なインパクトを放ちつつも上品。
■さごしのお椀 こんなに透明感のある吸い地からは想像できないほどに豊かな香りと風味。 鰆よりも小さなその身に、ギュッと詰まったサゴシの味わいも濃厚。 新蓮根の饅頭も素晴らしく、このお椀は何事だ?
■お造り(ハタ・キハダ鮪) 年間でも揚がることはほとんどないという、定置のキハダ。幸運です(^^) 程よい弾力と優しい甘味が心地いい。 一方のハタは、王道の余韻が長い美味しさ♪
■玉取茸のおかき揚げ この椎茸の保水力、凄まじいです! 大袈裟でなく、まるでスープを飲んでいるかのよう。 その瑞々しさと、カリカリ香ばしいおかきとのコントラストに悶絶ものの美味しさ。
出たーー!
FUJIさんのシグニチャー、シラカワの松笠焼き!
■白甘鯛の松笠焼き 絶妙な火入れの、この断面の美しさときたら! 惚れ惚れします♪ 鱗まわりが美味しい白甘鯛の魅力を存分に引き出し、これまた白甘鯛で引いた出汁と一緒にいただいたら、もう昇天です!
■シャインマスカットの白和え 擂り立ての胡麻に、甘く爽やかなシャインマスカットを合わせて。 この鮮烈な香りを嗅いだら、主役は完全に胡麻ちゃんですね。
並々ならぬオーラを纏うこちらは、活〆の金目鯛。 サスエ前田さんの熱意に動かされた漁師の方々のおかげで、普通は絶対に口にできない魚をいただけます。
低温の油で火入れしたこちら、なんて魅力的な輝きを放つんでしょう! 宝石なのか?(^^)
■金目鯛の蒸し煮 濃厚なタレをしっかり絡めて、煮付けのように。 心地良く押し返す弾力が、金目鯛の食感としては完全に未体験ゾーン。 なにより、美しい… これはいかん!他の金目鯛が食べられなくなる。
■えぼ鯛の酢〆 このえぼ鯛も、泳がせだそう。すごいなぁ。 えぼ鯛自体は優しく控えめな美味しさ。 ほのかな甘さのある赤酢で、いい塩梅に味を整えてくれます。
■きぬ娘の煮えばな 毎度このご飯は、とにかく香り高い! ずっと噛みしめたくなる味なんです。
■カマス・新銀杏・むかご これまたねー。前に衝撃を受けたカマス。 ご飯に混ぜ混ぜしていただくなんて、こんな贅沢していいのだろうか。
■用宗の生しらす・万願寺・鰹節 味の濃い生しらすに、鰹節で旨味の追加投与。そして万願寺で辛みのアクセント。 もう、問答無用でしょう!
■ドウマンガニの冷たいラーメン もともと、その日のお魚の出汁で作っている贅沢ラーメンなのですが、さらに天城シャモの出汁をスープに加え、具材には出始めのドウマンガニ。 こんな多層な美味しさ、罪ですね。
元気いっぱいのドウマンガニちゃん。
■柿の金鍔 優しく締め括ります。
2023/09/23 更新
2023/05 訪問
深まるFUJI愛
最近は、どのジャンルの飲食店も個人的なお気に入りが絞られてきているので、予約しているお店はどこもかしこも楽しみ。
そして、こちらの「日本料理FUJI」さんは、そんなお気に入りのお店たちの中でも、特に指折り数えてしまう内の一軒なんです。
こんな勝手なゲストの過度な期待に、毎度完璧に応えてくださる…
もう、すっかりご執心です♪
◆ 吉田町の玉蜀黍の摺流し
◆ 平貝 小松菜 茄子の揚げ浸し
◆ 鯖 胡瓜と大葉のソース ケールの素揚げ
◆ 引き立ての一番出汁
◆ イトヨリ鯛のお椀
◆ モチ鰹
◆ 甘鯛の松笠焼き
◆ 桃の白和え
◆ ズッキーニのおかき揚げ
◆ カマス
◆ 青柳の酢の物
◆ 煮えばなと、この日の鰯
◆ 鯵の漬けごはん
◆ 桜海老と枝豆のごはん
◆ 〆のラーメン 天城シャモ
◆ 青梅の蜜煮
◆ 本蕨餅
立ち昇る香りは、変わらずに豊か。
奏でられる調理の音も、やはり多彩♪
そうして感受性が高まった口に運ばれる料理は、いずれも染み渡る美味しさ。
何より驚くのが、どの魚種も、自分が知っているその魚の味じゃないんです!
もう、食事を超えた「体験」の世界(^^)
特にこの日も…
やっぱり、鯖、モチ鰹、甘鯛、カマス!!!
どれも、雑味をまったく出さずに、なんとクリアに魚の旨味を高めることか。
ふぅ、美味しかった。
「お食事、こちらで以上になります」の藤岡さんのお声に、期せずして湧き上がる一同の拍手(^^)
料理は芯が通っているのに、そんな、お店とゲストとの距離感もまた、日本料理FUJIさんの魅力です!
見習いの料理人さんも入れ替わり、とても素敵で新しい風が入りましたね。
これもまた、お店の成長に大切なこと。
いやぁ、お邪魔するほどに、ますます気に入ってしまいます♪
吉田町の玉蜀黍の摺流し。 糖度20ですって!ちよっと、玉蜀黍の枠を飛び出した甘さ美味しさです。 これがイントロだもんなぁ。
旨味をしっかりと湛えた平貝。 優しいお出汁が絶妙。
早くも主役登場?な鯖。 味噌とは違う、胡瓜の仕立てもまた、鯖を爽やかにいただけて良き… 進化は止めないですね(^^)
過去一かも?と思うほどの一番出汁♪ 無限にのめますよ。
からの、イトヨリのお椀。
ラッキー!!夕市のモチ鰹♪
今回はとくに、背側の弾力がヤバしでした! こりゃあ、凄い鰹だ(^^)
言わずと知れた、シグニチャーの甘鯛。 お出汁の上品さとふくよかさのバランスは、他の追随を許しませんね。
これまた美味しい桃ちゃんの白和え。
ズッキーニ史上最高か! 程よい塩味の効いた衣に、瑞々しいズッキーニ。 こういう合間の料理すら、まったく手抜きナシなのが、ゲストを虜にする理由のひとつ。
出た!! 保水力がハンパないカマス。 まったくパサつくことなく、これぞカマスを超えたカマスです。 一般的に想像されるそれとは、まったくの別物ですよ。
これまた瑞々しい青柳♪ 美味しい…
まずは煮えばなから。清々しい香り高さがたまりません!
今朝の前田さんのインスタ。
これの事です(^^) めっちゃ旨味が濃い〜。
軽く漬けた鯵のごはん。 見たまんまのキラキラな美味しさなんです。
華やか〜♪ 春はもう終わりでしょうね。次は秋。 濃厚な旨味の充実ぶりは、一口で目を見張ります!
犯罪クラスの〆ラーメン(^^) この日のお魚の出汁を使ってるというだけで、贅沢の枠をはみ出しちゃうのですが、さらに天城シャモの出汁と鶏油の奥行きを加えて。
この青梅、途方もない手間が掛かっています。 さっぱりとお口をリセット。
和菓子屋さんでも貴重になってきているという本蕨。 すべて、美味しゅうございました(^^)
また来ますねー!
2023/05/26 更新
2023/02 訪問
魚からエネルギーを感じる、贅の極み★
前回も素晴らしかったのです。
この日は、時化とのお話もあったので、正直前回ほどは期待できないかなとお邪魔しました。
そうした時の巡り合わせも楽しみのひとつと思っていたのですが、藤岡さんから「前回以上かもしれませんよ」と、まさかの心躍る一言が♪
藤岡さんのお料理からは、なんたって魚のエネルギーが感じられる!
それを蓄えたまま、繊細な技でお皿の上で表現されるその技量には、ほとほと感服するばかりなのです。
えぼ鯛も、鰤も鯖も!
イメージするその魚種の味わいを超えてきて、この日も本当に素晴らしかった♪
◆ 金目鯛の蕪蒸し
◆ 活赤座海老 内子と味噌
◆ 蛤の飯蒸し 蕗の薹
◆ 焼津の本枯れ節 利尻昆布
◆ 海老芋饅頭とえぼ鯛の椀物
◆ 鰤 平目
◆ 平目のえんがわ
◆ 白甘鯛の松笠焼き
◆ あさばた蓮根のおかき揚げ
◆ 国産(藤枝)胡麻のほうれん草胡麻和え
◆ 活〆鯖 玉取茸 味噌
◆ 白ミル貝 芽キャベツ
◆ 煮えばな
◆ もち鰹の漬けごはん
◆ 鰯の煮付けごはん
◆ 本日のすべての出汁ラーメン
◆ 酒粕のムース 紅ほっぺ
さらに、忘れちゃいけないのが、この空間に醸される「香り」!
藤岡さんは、客前で調理することも多いので…
「スリッ、スリッ」という音と共に香る、本枯れ節。
その本枯れと昆布で引いた出汁が通る時の香り。
希少な国産胡麻を乾煎りした時の香ばしさ。
その胡麻を擦ると立ち昇るふくよかさ。
鯖の皮が炭火で焼かれる時の、食欲を刺激する香り…
本当に五感で楽しませてくれるのです。
もちろん、お酒もどれも好みで美味しい。
・山形正宗 稲造 生
・杉錦 生酛
・國香(こっこう)
居心地が、これまたいい。
なんとも魅力的な一軒です♪
金目鯛の蕪蒸し。いきなり美味しい♪ 銀餡の優しいお出汁が、金目のふくよかな旨みをそっと支える一品。
ちゃんと感謝しながらいただくから。そんな目で…(^^)
生きた状態で港に揚がることはほとんどないそうですが、「籠漁」で丁寧に水揚げするからこその鮮度♪ 内子や海老味噌と一緒に。甘くて旨くて幸せ。 また、この素揚げしたブロッコリーが!風味が素晴らしい。
これ、あかんヤツや(^^) ただでさえ美味しいのに、蕗の薹が絶妙なアクセントになって、ちょっと反則級です。
ふわりと、本枯れ節が香り始めます。
利尻昆布を合わせた、きれいなお出汁。 お椀が待ちきれません…
えぼ鯛と海老芋の椀物。驚くのが、えぼ鯛。 とても繊細な身質で、ほろほろと溶けていきながら、口の中に旨みを残して消えていく… こんな上品なお魚だったっけ?
お造りは、鰤と朝〆の平目。 寝かせてなくても、平目は程よい弾力と旨み。 鰤は、ちょっとビックリ。こんなに透明感というかキレイな鰤は初めて!美味しい♪ 思えば、ここまでの鮮度の鰤を食べた事がないからか。
旨みを湛えたえんがわは、酢の効いた蕪と一緒にさっぱりと。
これ、本当に大好物♪ ホクホクの澱粉質と、蓮根らしいシャキシャキ食感のバランスが好みなんですよね。 すぐに食べたくなっちゃいます。
この日の個体は、だいぶ立派だったそう。
「日本料理FUJI」のシグネチャー、白甘鯛の松笠焼き。 絶妙に火入れした上品で繊細な身質、鱗の食感のアクセント。 その白甘鯛で取った出汁を纏っていただく、なんとも贅沢な逸品です。
希少な国産、藤枝の胡麻と、甘さが充実した富士宮のほうれん草。 炒ったり擦ったりする過程で変わっていく香りから楽しい♪
この肉厚な鯖ちゃんが、これからもの凄い料理へと進化するのです!
最近は、白甘鯛をも脅かす存在という鯖(^^) 血合いが臭みに変わる前に、美味しさとして味わえます! 炙った皮目で香りを立たせて、その身は半生。 引き立てる白味噌のソースで、衝撃の「さば味噌」完成♪
最後は、白ミル貝と芽キャベツでさっぱり。
煮えばな♪
夕獲れではないけど、鰹ちゃんにこの日も出会えました。
漬けごはん♪ 踊るような弾力はないものの、その豊かな味わいは健在。 美味しい〜。 鰯を追って、駿河湾にもカツオが入って来始めているそう。
こちらが、その追われている方の鰯ちゃん。 鯖もそうでしたが、輝きが眩しいほど! こちらは優しい塩梅の煮付けで。玉ねぎごはんがこれまた絶妙で、なんとも贅〜沢な〆ごはんです。 最高!!
この日の魚たちで取った出汁で作るラーメン! 白甘鯛とかも入ってるのかな?そんなラーメンあります? (たしか)鯛油をスッと回して、香りも豊かに。 満腹なのに、おかわりがほしい…♫
酒粕のムース。苺の爽やかさがぴったりです。
山形正宗 稲造の生
杉錦 生酛
國香 お酒も全部好みでした!
2023/02/11 更新
2022/10 訪問
その土地でしか巡り会えない至福がある。衝撃の活カマス!
以前に、鎌倉で行われたイベントで藤岡さんの料理の一端は味わいましたが、その本領は未体験だったので、この度は念願の初訪問です♪
この日、仕入れが最高に素晴らしかったとのことで、とてもとても幸運でした!
それだけでなく、夜営業の直前まで焼津に行って、さらに素晴らしい食材を求めに行ってくださる藤岡さんの心意気にも感謝です♪
ただただ素晴らしかった!感動です!
初訪問での5点満点は、自分史上初めてです。
■ おおまさり(落花生)の葛寄せ
■ ドウマン蟹の炒り煮
■ 伊勢海老
■ 挽き立て一番出汁 五年熟成の昆布と
■ 海老芋の真薯 めばる
■ もち旨鰹
■ 黒むつ
■ シラカワ松笠焼き
■ 柿と胡麻の白和え
■ あさばた蓮根
■ 活カマス 玉取茸(椎茸)
■ 活〆の鯵
■ きぬむすめ新米
■ 生しらすと新生姜 ごはん
■ 大蒜の芽と鱧のそぼろ御飯
■ 蛤のラーメン
どれもこれもエース級の美味しさ。
なのですが、衝撃といえるほどの秀逸は、活カマス。
魚種の概念を圧倒的に壊すほどの瑞々しさと旨さと弾力。
もち旨鰹がすっかり定着した当地域ですが、こちらは「もち旨カマス」と言ってもいいぐらい!!
はぁ、また巡り会える日は来るのだろうか…
お酒も、お料理に合わせた温度の配慮もあって、な〜んとも気分良くいただけました。
実はこの日は、同席の他のゲストにやたらと声の大きい残念な方がいらして(居酒屋じゃないんだから。貸切でやってくれ)、正直「外したか」と思っていたのですが、あまりにも素晴らしい食材とお料理で、あまり?気にならなくなりました。
恐るべし料理のチカラ(笑)。
そして、救いになったのは、前述のイベントにも参加されていたという、お隣になった素敵な方々。
お陰様で気が紛れました♪ありがとうございました!
幸い私の住まいからは、都内に行くのもこちらへ伺うのも、そんなにアクセスは変わりません。
これからは、美味しい日本料理が恋しくなったら、真っ先に西を向いてしまいそうです♪
その土地でしか味わえない至福が、ここにはあります。
落花生の葛寄せ。 ふくよかな落花生の味わいと優しい蜂蜜のサポート。花穂紫蘇のアクセントで絶妙なバランスの先付。
ノコギリガザミ。浜名湖産のみドウマン蟹と呼ぶそう。
ちょっと御飯や銀杏と、蟹の旨味で奥深い一皿に。
それはそれは立派な伊勢海老ちゃん。 まだまだ活きが良くて、ギィギィいってました(^^)
ほぐしたばかりの時は、まるで雲丹のような味噌を施してシンプルに。 少しだけ炙って旨味マシマシにするだけでなく、食感のグラデーションも見事! 噛むほどに染み出す旨味、たまらぬ。
驚いたことに、本枯節も焼津のものとのこと。 職人が付きっきりの「手火山造り」という、こだわりの小規模生産者さんだそうで、稀少な美味しさに触れられます♪
すりっ、すりっ、と心地良い音と同時に、ふわっと柔らかい香りが立ちます。
五年熟成の昆布と合わせたその一番出汁。 幸せのお味がします。
それを見事なお椀に。 その印象とは遠く、メバルも上品に仕立てていただきます。
この日、静岡でも一本しか揚がっていないという4kgクラスの鰹。 硬直が起きる前の弾力をしっかり残していることが、うかがえます。
腹側は少し炙って。 やっぱり、この弾力と旨味は唯一無二! お金では買えない、その土地だけの贅沢までが凝縮されているよう。
脂乗りのいい黒ムツちゃん。 個人的には、もう少し弱くても好み。
じゃーん!出ました、シラカワ(歓喜)!
やっぱり松笠ですよねー。
その繊細な身質が滑らかなこと!なんて美人なお魚でしょう。
柿の白和え。擦り立ての国産胡麻の香りと一緒に。
ほっくりとした食感とデンプン質が美味しい、あさばた蓮根。甘くて美味しい。
この活カマスが!!
魚種の概念を圧倒的に壊すほどの瑞々しさと旨さと弾力。 もち旨鰹がすっかり定着した当地域ですが、こちらは「もち旨カマス」と言ってもいいぐらい!! 保水力が半端ないのです。
活〆の鯵は、お酢でさっぱりと。 後半にいいバランス。
きぬむすめの煮えばな。先の極上本枯節と。 ごちそうでしょ。
用宗の(教えていただいた)生しらすで♪ 新生姜も程よく効いて、猛烈に美味しい!
そして、もうお終いかな。鱧をそぼろで。 これまた、さらにおかわりしたい美味しさ(^^)
蛤で和テイストの最高〆ラーメン。 もちろん、丼かかえて完飲です!
最後まで手抜きなし!本蕨の練り立て蕨餅。 わらびの香り高さ、香ばしいきな粉にほんのりの塩味。 素敵です。
お酒も全部美味しい! こちらは、特に伊勢海老の甘さにと、合わせていただきました!
この初亀、超好みー。純米吟醸なのに、透明感と上品さが際立っています。
こちらは、ごはんに合わせてほんのり温度を上げて。 柔らかさが出るので、まさにごはんにピッタリ♪
ふじさん♪
2022/10/21 更新
本当に、前回訪問から3ヶ月ぐらいしか経っていないのでしょうか。
もう、まるで半年以上もご無沙汰かのような渇望です(笑)
待ち切れず、新幹線の中でさえ走ってしまいそうなほどソワソワしていたところ、藤岡大将から「今日は凄いモノがあります」とのご連絡が♪
まさか、この日のインスタに前田さんがアップしていた、あの鯵なのか?そうなのか?
もっとソワソワするやんかー(^^)
■ 焼き茄子寄せ ドウマン蟹
■ 赤鯥の蒸し
■ 活鰯の擂り流し 素麺
■ 小鯵の唐揚げ
■ えぼ鯛のお椀
■ ハタのお造り
■ 落花生の茶碗蒸し
■ シャインマスカットの白和え
■ 白甘鯛の松笠焼き
■ 鯵の酢の物
■ 鰆のコンフィ
■ お食事
・煮えばな&鰯
・ジンドウイカと枝豆のごはん
・この日のお魚の雑炊
■ 西瓜のシャーベット
■ 南瓜の金鍔
そして、この日のハイライトは、やっぱりあの鯵でした!!
私の一番好きな魚は、鯵。
そして、この日の鯵が人生で一番特別。
もしかすると、この日が人生で一番美味しい魚をいただいた日なのかもしれません(^^)
そして、この鯵に負けないぐらい素晴らしかったのが、鰆!
時期外れかもしれませんが、皮目の美味しさが尋常じゃありません(^^)
この低温のコンフィシリーズ、ちょっとヤバしですね。
游がせって、あらためて凄いんだなぁ。
はぁ〜、この日もたまらん。
お魚をこんなに美味しくいただけるお店、他にあります?(^^)
網のメンテナンスで、1ヶ月ほど定置網漁がお休みだったそうですが、この2日前から再開されたそう。
相性がいいのか、FUJIさんでは本当に魚運に恵まれた日が多いです。
幸せじゃった♪