parisparis877さんが投稿したMartinBerasategui(スペイン/サンセバスチャン)の口コミ詳細

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MartinBerasateguiサンセバスチャン/スペイン料理、イノベーティブ

1

  • 夜の点数:4.9

    • ¥50,000~¥59,999/ 1人

      訪問時点の為替レート換算での金額になります。
      • 料理・味 4.9
      • サービス 4.8
      • 雰囲気 5.0
      • CP 4.8
      • 酒・ドリンク 4.8
1回目

2024/09 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。

どこまでも洗練させた、郷土料理としてのスパニッシュ♪

せっかくですからね。
スペインでも一軒ぐらいは3つ星で食事を、と思っていました。

サンセバスチャンはバルが有名ですが、「世界一美食の町」と呼ばれるのは、人口に対する星付きレストランの密集度が所以ですから。


この小さな町に密集している3軒の3つ星レストランは、アルサック、アケラレ、そしてマルティン・ベラサテギ。

悩んだ末に、中でもお料理のビジュアルに近づき易さを覚える、こちらのベラサテギを選びました。


こちらは、基本アラカルト。
とは言え、メニューに並ぶアペタイザー5種はすべてサーヴされます。

そして、スターター、メイン、デザートは一品ずつ選ぶプリフィックスのようなスタイルですね。

そのメニューの冒頭に記されている数字は、そのお料理が開発された年。
歴史と進化が感じられて、とても素敵なんです♪


【appetizers】
■ 2024 鹿のタルタル 海藻 キャヴィア
■ 2023 季節のオリーブ
■ 1993 スモークした鰻 フォワグラ 
青リンゴのミルフィーユ
■ 2023 鮪のタルタル アンチョビクリーム 
冷たいチリペッパー ケッパー
■ 2024 甲殻類のカネロニ きゅうり サーモン
ハーブのジュース
【starter】
■ 2024 牡蠣 ローストパプリカのジュース
青大根 海藻のクランチ
【main course】
■ 2011 ガリシア牛のサーロインのグリル
スイスチャール チーズ・ボンボン
【desserts】
■ 2021 温冷ジンフィズ ベリーとライム
■ 2019 レモンのバジルジュース添え
緑豆とアーモンド


鹿のタルタル、こりゃものスゴイ傑作です!
こんな小さなひと口に、どれだけ旨味が詰まっていることか!
口の中での味の爆発力が異次元(^^)

知り合いのシェフから、「絶対に食べて来て」と念を押されたスペシャリテ「鰻、フォワグラと青リンゴのミルフィーユ」は、味覚のバランスのまとまりが黄金比!


全体的に、キュウリやガスパチョのテイストがしっかりと散りばめられていて、親しみやすい郷土料理をどこまでも洗練させたスパニッシュという印象ですね♪

こちらもまた、是非とも再訪の機会を望まずにいられません。


サンセバスチャンでは、これで、バル巡り、アサドール、3つ星レストランと、土地の魅力をあまねく堪能できて大満足ですが、こちらはスタートが20:30とは、なかなか驚きでもありました(^^)

こういう、文化や習慣の違いも、とても楽しく新鮮です。

すべてに満足。
そしてサンセバスチャン、噂以上の「美味しい街」でした♪

  • とても不便なところにありますが、みなさん足を運ぶことを躊躇しません。 それにも納得のお料理とサービスです♪

  • 私の席がすべて逆光で、せっかくの美しい料理がきれいに撮れませぬ(-_-) この最初の一品が衝撃!いきなり心を鷲掴みです。 この小さなひと口に、鹿、キャヴィアの旨味が凝縮されています。 すごい爆発力!

  • え?オリーブそのまま? …な訳がありません(^^) 殻を口の中で割ると、そこからオリーブのジュースが溢れ出します♪ 「ひゃ〜」と声が漏れそうな、絶品の一品。

  • ‘93に生み出されたスペシャリテ。 知り合いのシェフからも、「絶対食べて来て」と念を押されました(^^) スモークされた鰻の香り、フォワグラのコク、青リンゴの爽やかさ黄金比でまとまるのが素晴らしい♪

  • こういう料理、めっちゃスパニッシュ! チリペッパーの培養液的なモノは、まさにエル・ブリ以来の化学的なアプローチ。 そのチリペッパー→まぐろタルタル→アンチョビの順で食べるのを促されます。

  • この緑色のジュース、ハーブの香りが爽やか♪ キュウリのソルベも同様で、見た目の賑やかさに反して、とても軽くいただけます。 ここまでの5皿がライトだったので楽勝と思っていたら、残り2皿がすごかった(笑)

  • この牡蠣、素晴らしい! ソースがガスパチョのようで、どこまでも清涼感が伸びる、とてもスパニッシュな一皿。 液体窒素が定着しているのも、どことなく「らしい」ですね(^^)

  • メインは、ここへ来たらやっぱりガリシア牛でしょう。 これはサーロインなんですが、とてもねっとりと柔らかく、和牛のヒレのようです。 ボリュームが凄まじいのですが(^^)、本当に美味しい! チーズも合う♪

  • ベリーやライムのソルベの上に…

  • 温かいクリームが乗ります♪

  • レモンにバジルジュースを合わせた、とことん爽やかなデザート。 これは正解です!

  • 小菓子のチョコレートもオシャレ。

  • スペインに来たなら、シャンパーニュよりカヴァでしょ! ドライであり、フルーティでもある。

  • ドメーヌ・ドニゾのサンセール。 ミネラリー。

  • マルケス・デ・ウリエタのカペッラニア・ブランコ。 ヴィウラ100%。 トロピカルでフルーティ、少しナッティ感もある。シルキーな舌触りで、素晴らしい白ワイン。

  • スペイン品種で、積極的に「好み」と言える唯一の「メンシア」。 ピノよりは骨太ですが、それなりにエレガンスもあります。

  • 相当な大箱なのですが、完全に満席(^^) サンセバスチャンからは車以外では行けない郊外なのですが、それでもゲストを惹きつける魅力があります。

  • 雰囲気が少し異なる大部屋同士がつながっています。 私たちはこちらで♪

  • もちろん、今年も3つ星です★★★

2024/09/21 更新

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