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行ったお店

「愛知県」で検索しました。

これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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17 件を表示 7

味仙 JR名古屋駅店

名古屋、名鉄名古屋、近鉄名古屋/ラーメン、台湾料理、中華料理

3.53

3109

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

味仙 JR名古屋駅店で、台湾ラーメンを食べた夜の記録。三連休の中日の夕方、出張帰りの新幹線まで少しだけ余裕のある時間。名古屋駅の雑踏に混ざりながら、ほんの短い静けさを求めて店の暖簾をくぐった。店内は明るく、赤いテーブルが整然と並び、時計の秒針よりも早く食事が進んでいくような活気があった。周りの席では観光客らしきグループと、仕事帰りの人たちがほぼ同じ熱量で笑い声を重ねていた。賑やかだが、妙に落ち着く空気だった。 席に案内され、台湾ラーメンを注文してから、湯気が立ち上る丼が運ばれてくるまでの数分間、静かに箸を整えた。白い器に収まった琥珀色のスープ。表面を照らす照明が油の粒を星のように浮かび上がらせていた。中央に寄せられた挽き肉と赤い唐辛子、その合間に深い緑色のニラが淡く揺れている。立ち上る香りは鋭く、鼻先に触れた瞬間に、これから舌に訪れる刺激の輪郭を予告していた。 ひと口目、スープが喉へ落ちていく瞬間、静かに広がる辛味がゆっくりと身体の内側を温めていった。辛さは直線的ではなく、はじめは鋭い針のように刺さり、次に柔らかい余韻として残る。その変化が心地よく、ただ熱いだけの食べ物とは違う、芯のある味だった。挽き肉は程よい噛み応えがあり、噛めば噛むほど旨味が滲む。ニラの青みがその濃厚さを軽く引き上げ、麺との調和を整えていた。麺はやや細めで、熱いスープに身を預けるように滑らかだった。 レンゲで沈んだ具材をすくうたび、底に溜まった赤い粒が小さくきらめき、今さらながら覚悟を確かめるように目を刺した。辛さは強いが、ただ乱暴に攻めるのではなく、言葉少なに芯の部分だけを突いてくる。食べ進めるうちに額に汗が滲み、体温がひとつ上がっていく。席に置かれた水が、急ぎすぎず寄り添うように喉を整えてくれた。 周囲では短く息を整えながら丼を傾ける客が多く、同じ辛さを共有している仲間のような一体感があった。店員の動きは速く、目が合えばすぐに気付いてくれる丁寧さがあった。必要以上に踏み込まない距離感が、逆に心地よかった。 食べ終わる頃、スープの底に残った挽き肉と赤い油が、夜の余白のように静かに揺れていた。席を立つとき、胸の内側にまだ熱が残り、少しだけ歩みをゆっくりさせた。外の空気は冷たく、さっきまで舌に触れていた辛味が、淡い記憶となって溶けていった。名古屋駅の構内を歩きながら、また来たいと思った。目の前に並ぶ行列に、次の誰かが同じ熱を感じるのだろうと想像しながら。 総合評価は4点。辛さや香りの輪郭がしっかりと立った、記憶に残る一杯だった。

2025/11訪問

1回

名驛式担々麺 しゃち福

名古屋、名鉄名古屋、近鉄名古屋/担々麺

3.55

505

~¥999

~¥999

定休日
-

昼の点数:4.0

総合評価:5.0 先日、名古屋駅の「名驛式担々麺 しゃち福」にランチで初訪問。駅近でふらっと入れるお店を探していて、前から気になっていたこちらへ。名古屋驛麺通りの一角に移転オープンしたとのことで、気軽に立ち寄れる距離感がありがたいです  。 昼時を少し過ぎたタイミングでも8割ほど埋まっていて、地元のサラリーマンや観光客っぽい人もちらほら。自分も「今日はいいランチにしたいな」という気分で楽しみな気持ちで入店しました。 注文したのはもちろん、看板メニューの「しゃち福担々麺(税込980円)」  。辛さは標準のまま、特に指定せず。待つこと約3〜4分…思っていたより早めに着丼しました。 まず一口、目を見開くほどクリーミーな芝麻醤のコク。濃厚だけどしつこくなく、ゴマの香りがふわっと広がります。その中でラー油の香りと辛みがうまくバランスしていて、コク深さと引き締まる辛さが見事に調和してます  。スープのベースの旨さに、まず感動。 麺は細めのストレートで、ご覧の通りスープがよく絡むタイプ。ツルッとした喉ごしで、ほどよい歯切れの良さがあり、とても食べやすい 。挽肉の旨みや、タマネギと水菜の食感もいいアクセントになって、最後まで飽きずにいただけました 。 卓上には、一味や山椒、ラー油、黒胡麻、辛味噌、黒酢、搾菜など8種類以上の調味料が揃っていて、「名驛式」ならではの味変を提案しているのも面白い  。私自身は、まずはデフォルトの味でじっくり堪能し、途中から山椒を軽く振って痺れを足してみたところ、舌にピリッと良いアクセントが加わりさらに好みの一杯になりました。 なお、ランチタイムにはどて丼や辛ミンチご飯などのサイドメニューも280円とお得。今回は麺だけでお腹いっぱいでしたが、仕事中のランチならぜひ追加したいですね  。 地元名古屋で日常的に通いたいと思わせるバランスの良さ、駅構内でサクッと食べられる気軽さ、そして“自分好みに仕上げる楽しさ”が詰まっていて、再訪確定です。もしもう少し辛さを抑えたい人や、逆に激辛好きにも対応できるカスタマイズ性もあるようなので、誰でも満足できそうです  。 最後に、行ったときに「また来よう」と自然と口に出てしまった自分がいたのが、なによりの評価ポイント。名古屋駅で担々麺を探している方、自分流に味を作って楽しみたい方には、ぜひおすすめしたいお店です。

2025/08訪問

1回

ル カフェ アンドール

浄心/パスタ、カフェ、ケーキ

3.42

154

-

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日

その他の点数:4.0

名古屋市にある「ルカフェアンドール」にて初めて名古屋モーニングをいただきました。 店内は広々としていて落ち着いた雰囲気。 土曜日の朝10時ということもあってかまだお客さんもまばらでしたので、ゆっくり過ごすことができ、心地よいモーニングタイムになりました。 モーニングは、ドリンクとセットでいただく形式で、パンは数種類から選ぶことができました。 写真は黒糖トーストです。 こちらのお店ではモーニングだけでなく、ランチ、カフェタイムなどどの時間帯も楽しめそうです。 レジ横のショーケースのケーキもおいしそうでした。

2025/07訪問

1回

風来坊 エスカ店

名古屋、名鉄名古屋、近鉄名古屋/鳥料理、手羽先、郷土料理

3.35

883

¥3,000~¥3,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:4.0

名古屋駅のエスカ地下街にある「風来坊エスカ店」で手羽先をテイクアウトしました。 新幹線に乗る前にさくっと購入できるのでとても便利です。 持ち帰って食べましたが、骨がきれいに外れて食べやすく、タレとスパイスのしっかりとした味付けに食が進みました。 次は店内でゆっくり、手羽先だけでなく他のメニューも食べてみたいです。

2025/07訪問

1回

らぁ麺 藤花

浅間町、浄心、名城公園/ラーメン

3.53

139

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
月曜日、火曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

名古屋市西区堀端町に位置する「らぁ麺 藤花」は、2024年5月に開店した自家製麺と地鶏を活かしたラーメン店です。特に「地鶏醤油らぁ麺」は、名古屋コーチンや京赤鶏を使用した深い旨味のスープが特徴で、愛知県産たまり醤油や香川県産生醤油、島根県産再仕込み醤油をブレンドしたかえしが、上品な風味を引き立てています。  自家製のストレート細麺は、北海道産小麦をブレンドし、つるっとした食感としなやかさが際立ち、スープとの相性も抜群です。トッピングには、低温調理された鶏と豚のチャーシューが2種類添えられ、それぞれが柔らかくジューシーで、肉の旨味を存分に楽しめます。  店内はカウンターとテーブル席を合わせて約10席とコンパクトですが、窓から名古屋城の景色を望むことができ、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。営業時間は水曜から日曜の11:00~14:30、木曜から土曜は17:00~20:00も営業しており、月曜と火曜が定休日です。  「らぁ麺 藤花」の地鶏醤油らぁ麺は、厳選された素材と丁寧な調理によって生み出された一杯で、ラーメン好きにはぜひ一度味わっていただきたい逸品です。

2025/01訪問

1回

Noodle Atelier有象無象

上前津、矢場町、大須観音/ラーメン、つけ麺、麺類

3.49

324

~¥999

~¥999

定休日
-

昼の点数:3.0

店名:Noodle Atelier 食べたメニュー:味玉濃厚魚介つけ麺 総合評価:3.0(5点満点) 金曜の夜、仕事を終えたあとに寄り道するような気分で訪れた。Noodle Atelierという名前に惹かれた。どこか実験室のようでもあり、職人の工房のようでもある。カウンターに腰を下ろすと、店内は控えめな照明で、静かな熱気が漂っていた。湯気の向こうで店主が黙々と麺を扱う姿が見える。その手つきが丁寧で、少しだけ期待が膨らむ。 頼んだのは「味玉濃厚魚介つけ麺」。 運ばれてきた瞬間、湯気とともに魚介の香りが立ちのぼる。重すぎず、どこか甘い香りを含んでいて、最初の一口の前からその濃度を感じる。器は青を基調とした美しい和柄で、太めの麺が艶やかに整列している。見るからに弾力のありそうな麺だ。添えられたチャーシューは二種、しっとりとした鶏と、香ばしく焼かれた豚。海苔が二枚、そして丸みのある味玉が鎮座している。 スープは熱々の石鍋で提供される。表面には魚粉が浮かび、中央に赤い香辛料が少し。レンゲを沈めると、とろりとした粘度が伝わってくる。口に含むと、魚介の深みと豚骨のコクが同時に押し寄せてくる。ただ、塩味がやや強く、後半になると舌が少し疲れる。旨味の層はあるが、重さもある。好みが分かれるところだと思う。 麺をつけて啜ると、もっちりとした歯ごたえが心地よい。噛むたびに小麦の香りが広がり、スープと絡むと一気に満足感が増す。温度が落ちてくるとスープの粘度が強まり、後半は少し重たく感じた。石鍋のおかげで最初は熱々だが、持続時間は短い。個人的には、もう少しバランスが取れていればと思う。 味玉は理想的な半熟。黄身がとろりと流れ出す瞬間、わずかな甘みが舌に残る。チャーシューはどちらも丁寧な仕上がりだが、特に鶏の方は柔らかく、噛むほどに旨味が染み出した。全体として、素材の扱いには誠実さが感じられる。ただし、全体の印象は「もう一歩」だった。スープの塩味が支配的で、最後まで飲み干す気にはなれなかった。 店内は静かで清潔。ステンレスのカップに入った冷水がよく冷えていて、油分の多いつけ汁の合間にリセットしてくれる。客層は仕事帰りの男性が多く、皆、黙々と麺に向き合っていた。接客は過不足なく、淡々としているが、無愛想ではない。食べ終えて席を立つときの「ありがとうございました」の声が自然で心地よい。 店を出たあと、夜風が少し冷たかった。魚介の香りがまだ喉の奥に残っている。悪くはない。でも、またすぐに恋しくなる味でもない。完成度は高いが、どこか型にはまった印象。整いすぎていて、心を揺らす何かが足りない。 ただ、こういう店がひとつ街にあることはありがたい。ふと濃い味が恋しくなった夜、無言で麺を啜る時間が必要なときに、また来るかもしれない。そんな距離感の店だった。

2025/10訪問

1回

担々麺 威風堂々

新栄町、千種、車道/担々麺

3.51

234

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
-

夜の点数:3.0

名古屋・新栄町の「担々麺 威風堂々」は、フレンチ出身のシェフが手がける独創的な担々麺専門店です。中でも「つけ担々麺」は、見た目と味の両面で印象的な一杯として人気を集めています。  麺は中太ストレートで、昆布水と自家製ラー油に浸されて提供されます。ツルツルとした喉越しとモチモチの食感が特徴で、昆布の旨味とラー油の香りが絶妙に調和しています。  つけ汁はグツグツと煮立った状態で提供され、胡麻のコクとクリーミーさが際立つ濃厚なスープです。自家製ラー油が加わることで、辛味と香りが増し、食欲をそそります。また、ナッツの風味がアクセントとなり、味に深みを与えています。  具材には、分厚いチャーシューやナッツが使用されており、食べ応えがあります。特にチャーシューは、脂の旨味が感じられ、スープとの相性も抜群です。 食後には、残ったつけ汁に白飯を投入して楽しむのもおすすめです。つけ汁の濃厚な味わいがご飯とよく合い、最後まで美味しくいただけます。 全体として、「担々麺 威風堂々」のつけ担々麺は、見た目のインパクトと味のバランスが取れた一杯で、担々麺好きにはぜひ一度試していただきたい逸品です。

2025/04訪問

1回

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